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ヨガ数秘学の人

むかしむかし、ある山里に、数秘(すうひ)という名の修行者が住んでいました。数秘は毎朝、朝日に向かってヨガの修行をし、夜には星を眺めながら数の神秘を探求していました。
「皆さん、自分の生年月日に隠された数の力をご存知でしょうか?」
数秘は村の寺で、集まった村人たちに優しく語りかけました。
「数の力って何ですか?」と若い母親が尋ねました。
数秘は穏やかに答えました。「あなたの生まれた日の数を足してみてください。その数があなたの魂の道筋を示してくれます」
一人の職人が「私は三月三日生まれです」と言うと、数秘は「3+3で6ですね。6は愛と調和の数。あなたは人を癒やす力をお持ちです」と微笑みました。
職人は驚きました。「確かに、私の作る家具で人が喜んでくれると、心が満たされます」
数秘は村人たちに簡単なヨガの呼吸法も教えました。
「息を深く吸って...ゆっくり吐いて...数を1から9まで数えながら」
「なぜ9までなのですか?」と子どもが質問しました。
「9は完成の数。すべての数の智慧が込められているのです。そして1に戻り、新しい始まりとなります」
村の老人が言いました。「数秘さん、あなたはなぜこの道を選んだのですか?」
数秘は静かに答えました。「身体と心と魂、そして宇宙の法則。すべてが数という言葉で繋がっていることを知ったからです。ヨガで身体を整え、数秘で魂の道を知る。これが私の生きる道なのです」
それからというもの、村人たちは大切な決断をする時、自分の数を思い出し、深い呼吸をするようになりました。
後に「数と息が心を整える」ということわざが、この山里から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年08月20日11時43分に書く無名人インタビュー1152回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは Nagi さんです!

年齢:50代前半
性別:女性
職業:ヨガ数秘カウンセラー

note:

Instagram:https://www.instagram.com/nagi_yoganumerology


現在:「セッションの時に表情が明るくなる人を見ると、前に進めるお手伝いができたと感じる」

じんべい:
今何をしている人でしょうか?

Nagi:
4月に仕事を辞め、現在専業主婦かつオンラインの手帳スクールに通いながら、ヨガ数秘学の起業準備中です。もともと私、ヨガ数秘学という資格を持っていて、会社員時代にあまりにも多忙で、その存在を忘れていたんです。が、今通ってる手帳スクールのクラスメイトにヨガ数秘学のセッションをさせていただくうち、このヨガ数秘学のセッションを仕事にできればいいなと思い、少しずつ準備を始めたところです。

じんべい:
ヨガ数秘学というのはどういうことをするんですか?

Nagi:
平たく言うとクライアントさんのチャートを作って、その人の知らない可能性を一緒に見つけるお手伝いをするのがセッションの概要です。人の可能性って、自分が気づける部分と気づけない部分とがありまして。チャート作成時に9つ数字を入れるんですけれども、その9つの数字のうち、気づけていない可能性がクライアントさんそれぞれにやっぱりあります。お話するうちに、今後の可能性としてこういうことがありますよっていうことを伝えると、クライアントさん自身が全然気づけていなかったっていうことで結構驚かれて、前を向くきっかけになることが多くて。人が前を向く手助けをすることに、自分は非常にやりがいを感じています。

じんべい:
前を向くっていうのは具体的にどういうふうになるんでしょうか?

Nagi:
そうですね。例えば、人生に迷っていてセッションを受けられた方がいて、「自分が今やりたいことがあるんだけど、そのまま進んでいいのか」というご相談があった場合、チャートを作ってセッションさせていただくと、数字に適った動き方をされていて、全然間違ってないですよ、という後押しができるということですね。

じんべい:
迷っている人に、数字で照らし合わせて確認をするというようなことになりますか。

Nagi:
そうですね。(ご自分の進み方が間違っていないか)確認をする方もいれば、迷ってらっしゃるけど、実はご自身が気づいてない可能性や才能がありますよ、ということを伝えるという場合もあります。

じんべい:
ヨガ数秘学と出会ったきっかけって何かあるんですか?

Nagi:
ヨガ数秘学とは今から6年前の2019年に出会いました。私前年の2018年にMBAの経営学修士を取ったんですね。卒業後はがっつり勉強することがない平凡な毎日を送っていて、もともとヨガもやっていたものですから、ヨガ数秘学ってなんだろうって思って、興味本位でその講座を受けたら、自分のチャートを作った時にすごい当たっていたので、そこからはまり出したのがきっかけですね。

じんべい:
ヨガ数秘学を見つけたきっかけは、どういうことだったんでしょうか?

Nagi:
私も記憶が古すぎて覚えてない部分もあるんですけど、6年前にヨガ講座のサイトを見ていた時に、たまたまヨガ数秘学がぱっと出てきて。講座内容を見た時に、どんなものなのかなっていう興味を持ったのがきっかけですね。

じんべい:
ヨガって体を動かすイメージがあるんですけど……

Nagi:
はい。

じんべい:
ヨガ数秘学の方はどうやるんですか?座ってやるんですか?

Nagi:
そうですね。セッションは普通のコンサルテーションみたいな感じなんですよ。ただ、ヨガ数秘学ってなんで「ヨガ」がつくかと言いますと、もともとそのヨガ数秘学を作った方がクンダリーニヨガと言われるヨガをやっている方で、それをそのお弟子さん達が体系化していったので、ヨガ数秘学っていう名前がついているというのがあります。

じんべい:
Nagiさんは周りの人から性格についてなんと言われますか。

Nagi:
結構アクティブだねって言われますね。行動力があるね、とも言われます。

じんべい:
ご自身では、性格についてどういうふうに思ってますか?

Nagi:
そうですね。私も考えるより動く方なんですよ。ですので、これがやりたいって思ったらもう行動してることが多いです。

じんべい:
行動っていうのは具体的にはどういったことで、そういうことがありますか?

Nagi:
例えば、今お話ししてきたヨガ数秘学もそうなんですけれど、もう興味があるって思ったら、すぐ講座に申し込んだりとか。あとは会社員時代に世界遺産が見たくなったなって思ったら、家族に相談して一人で海外に行ったりとか、そういうことをしますね。

じんべい:
海外はどういったところに行かれたんですか?

Nagi:
子供が生まれる前もちょこちょこ行ってたんですけど、直近では昨年2回海外に一人で行きまして、一つ目がカンボジア、二つ目がニュージーランドです。

じんべい:
どうしてカンボジアに興味を持たれたんでしょうか。

Nagi:
もともとアジア方面を旅行するのが好きでして。
カンボジアに行くまで5、6年ほど海外に行ってなかったので、久々海外に行きたいなと思った時にアジアの中でも行ったことない国に行きたい、かつ世界遺産を見たいと思って検討したら、最後にカンボジアが残ったっていう流れです。

じんべい:
その時の気持ちってどんな気持ちでしたか?

Nagi:
決めたときですか?

じんべい:
はい、決めた時でも、行った時でも……

Nagi:
準備の段階でワクワクしてました。世界遺産を見られる、特にアンコールワットがどうしても見たかったので、大きな世界遺産を訪問できるワクワク感があったのと、1人で行くので緊張はしたんですけれども、現地であんまり自分もハメを外した行動はしなかったので、そんなに危ない目には合わず、楽しかったです。

じんべい:
何が楽しかったですか?

Nagi:
色々ですかね。結構やりたいことを詰め込んでやったので満喫したという気持ちです。
中でも世界遺産観光とスパ体験が楽しかったです。

じんべい:
パックとかじゃなくて自分で旅程を決めていかれたんですか?

Nagi:
はい、全部自己手配で行きました。

じんべい:
ああ、すごいですね。決めるときって、何か参考にした情報とかありましたか?

Nagi:
そうですね。ホテルに関してはブッキングドットコムとか、口コミが必ず載ってるホテルサイトで見て、そこからホテルを決めて、ホテルサイトから自分で申し込んでっていう流れで。あと航空券もそうですね。ウェブで手配するにはどこがいいかっていうのを調べて手配しましたね。

じんべい:
ありがとうございます。お仕事の話へ戻っていきたいんですけど、今はヨガ数秘学をお仕事にするために準備をされているような期間なんでしょうか?

Nagi:
そうですね。おっしゃる通りでして、本格的に覚悟が決まったのが本当に最近なんですよ。6月の終わり頃にお仕事にしたいなっていう気持ちが固まって。で、7月から、noteとインスタグラムで発信を毎日始めたんですよ。その発信と、今はセッションスキルを上げるために、無料セッションの募集をしていまして、幸いなことに8月の募集枠がすべて埋まったっていう状態です。

じんべい:
8月の募集枠全部埋まったんですね。

Nagi:
はい、そうです。毎日じゃないので、枠を本当に月木曜日の1日2枠ずつ、無理のない程度でしか設定してないので、それが10枠ぐらいかな。全部埋まったっていう状態なので、そんなに大したことではないです。

じんべい:
いえいえ、準備をすごく段取り踏んで進めていらっしゃるような印象を受けます。

Nagi:
そうですね。すぐにセッションを有償化するのは難しいだろうと思ってまして。というのがやっぱりSNSで全く認知も信用度もない状態からお金をいただいてセッションするっていうのはかなり厳しいですし、お申し込みされる方も不安が絶対あるでしょうから、まずは社会的信用度を得てから有償化しようと思ってます。

じんべい:
社会的信用度を得てから有償化っていうのは、何か具体的に思い抱いてるものはありますか?

Nagi:
セッションをできれば100人ぐらいしたいなと思ってるんですね。まず、それからインスタグラムのフォロワー数がある程度増えるといいなと思っています。今もう160名ぐらいの方にインスタグラムはフォローしていただいてて、ノートも85名ぐらいフォローしていただいてるんですけど、やっぱり三桁以上フォロワーがノートもつかないとまず信用されてないんじゃないかっていうのと、あと、やっぱり私もセッションの数を踏まないと自信を持って(セッション)できますとも言い切れないというところもあるので、今そのような準備をしています。

じんべい:
これまでに何人ぐらいセッションされましたか。

Nagi:
50人ぐらいはしてますね。

じんべい:
自信を持つまでにあと50人ぐらいってことですか?

Nagi:
はい、年内は無償でやるつもりでいまして、多くの方とセッションできたらと考えています。

じんべい:
その一つ前に会社員をされてたっていうことなんですけど、お差し支えない範囲で、その頃のことも聞いてもいいですか?

Nagi:
もちろんです。ITベンチャー企業でバックオフィスチームの管理職をしてたんですよ。ですが、チームメンバーが相次いで退職したために負荷がものすごくかかりまして。人員の補充をしてもらえなかったので、残ったメンバーにとても負荷がかかっていました。
その時は私自身も管理職ではあるものの、ほとんどプレイヤーみたいな形で毎日仕事をこなす状態だったんですね。その状態が数ヶ月続いて心身のバランスを崩してしまい、休職してしまいました。それが今年の2月で、2ヶ月休職してる間にやっぱり療養に専念しようと思って、今年の4月に退職させていただきました。

じんべい:
その時の気持ちってどんな気持ちでしたか?

Nagi:
「やっと休める」っていうのと、あと、正直なところなんですけれども、「これで自分の好きなことができる」という気持ちでした。MBAを取って、念願だった企業とご縁があり、自分の中では思い描いたキャリアプランに進んでると思ってたんですよ。2月で休職して4月に辞めたんですけど、その2ヶ月はもう本当に体を休めることに専念してまして。ほとんど何も考えられませんでした。退職して本当にやりたいこととか、今後について考えようって思い始めたという状況です。実はずっと心の奥底でヨガ数秘学をやりたかったけど、蓋をして会社員をやってたっていうことも、療養期間と退職後にわかったんですね。ですので、以前より心身が苦しくなくなったんですよね。

じんべい:
ああ、なるほど。それで6月の覚悟につながっていくわけですね。

Nagi:
そうです。話がごちゃごちゃして申し訳ないんですけど、2月で休職して、4月で仕事は辞めてるんですけれど、実は私、CITTAという手帳を使っていまして、そのCITTA手帳のスクールにこの4月から入ったんですよ。
そのスクールの同級生に「ヨガ数秘学を趣味でやっているので、セッションさせて」っていうお声がけをしていまして。
結構皆さん興味持ってくれて、そこで20人弱ぐらいセッションした時に、ああ、やっぱり皆さんが自分の知らない可能性に気づいて表情がパッと明るくなる瞬間が私はやっぱり大好きだから、こういう活動で自分を世の中に役立てたいなって思いました。

じんべい:
パッと明るくなるっていうのは、具体的にはどういう感じなんでしょうか?

Nagi:
すごく驚くというか、自分が知らない宝物に気づくみたいな感じなんですよね、皆さん。
その人がすごく迷ってることがあるけど、進んでいいかという相談をされた時に、もともとご自身の素質を生かして活躍できるような数字を持っているよ、とお話をすると、「ああ、それでよかったんだ」という――自信の無さを自信に変えるっていうように、ぱっと表情が明るくなるんですね。

じんべい:
基準の無さは自信に変えられる。

Nagi:
そうですね。クライアントさんの後押しをしてあげられているような感じですね。

じんべい:
それはお話をしていて伝わってくるものなんですか?

Nagi:
セッション時はお互い画面オンにしているんですよ。
ですので、相手の表情がすごくぱっと明るくなるのがこちらもわかるので、「ああ私今すごくクライアントさんを後押しできたんだな」っていう気持ちになります。

じんべい:
印象的だった方やお話はありますか?

Nagi:
ありますね。直近でもご自身が思ってない方向に進みそうだけど、自分のやりたいこともあるっていう方がいらっしゃって。
でも、その方の数字はもうまさに今お話ししたような数字で、ご自身がやりたくないことが次から次にやってくるんだけれども、でもその数字は、神様からのギフトとしてやってくるから受け入れて楽しんで進んでいいんですよって言ったらすごく安堵されたって方がいました。

じんべい:
やりたくないけれども、それは神様からのギフト。

Nagi:
そうですね。「11」っていう数字を持ってる方だったんですけど、11っていう数字がヨガ数秘学では見えないものや、大いなるものと繋がるっていうエネルギーと、神様からいろんなギフトが来るっていうようなエネルギーもあって。
その方のお話を聞いてると、やっぱり神様からのいろんなギフトが来ているんだけれども、やりたいことじゃないところにも進むギフトが来ている、だけども、楽しんで進んでっていいよっていう楽しむ数字ーー「3」という数字が楽しむ数字なんですけど、その数字も持っていらっしゃったんで、「マイナスな感情を捨てて、もうやってくることすべて楽しみながら取り組んでいくと、自分の人生の経験値も増えるし、自分がやりたいと思わないことをやってても、色んなことに出会えるし、いい方向に進めるよ」とお伝えした時に、すごく表情が明るくなられて。
その表情を見た時に、「ああ、私、前に進めるお手伝いができたのかな」と感じたのが直近で印象だったセッションです。

じんべい:
その相手の方は、何かおっしゃっていましたか?

Nagi:
はい、すごく喜んでくださって、インスタグラムで私のセッションについてすごく広めてくださいました。

じんべい:
少しNagiさんの過去のお話を聞いていきたいんですけれども。


過去:「親が世間体を気にして理想の子供像に合わせようとしたので、いつももやもやしていた」

じんべい:
Nagiさんは子供の時はどんなお子さんでしたか?

Nagi:
世間的ないい子、親の言うことをちゃんと聞くいい子でした。
いい子なんだけど、自分軸が全くない状態でいつも気持ちがフラフラしてました。ほかの誰かがいいって言ったらすぐそっちにいったりとか、自分で決められない感じの子供でしたね。

じんべい:
具体的には、どういうエピソードがありますか?

Nagi:
学生の時の進路を自分で決めてないんです。ほとんど親が決めた通りに進んだという。

じんべい:
学生の時っていうのは、例えば高校受験とか?

Nagi:
そうです。高校受験も、ずっと親が言う通りにやってきたので、親が言う通りの高校を受けた流れだったんですよね。今思えばもったいないことをしちゃったなって思ってるんですけど。

じんべい:
当時の気持ちとしてはどういう気持ちだったんですか?

Nagi:
もうそこへ行くしかないと思ってて、親が望む高校に受かるように頑張ろうって思うけど、結構レベルの高いところを望まれてしまったので、親を喜ばせてあげられなくて、歯がゆかった部分はありますね。

じんべい:
そういうふうに思う何か、きっかけってあったんでしょうか?

Nagi:
なかなか親に認めてもらいたくても認めてもらえないみたいな感じの幼少期だったんですよね。もともと素の自分っていうのが、おっちょこちょいでマイペースなところがある。自分はそういう人間なんですけど、やっぱり親は世間体をやっぱり気にしてて、きびきび動く、成績がいい子供が理想だったので、その枠に入れられようとしてて、それが苦しかったんです。だけど、それに気づいたのは本当に大人になってから、しかもごく最近のことで。今思えば苦しい子供時代でした。気持ちがいつもやもやしてました。

じんべい:
幼稚園ぐらいの時ってどんなお子さんでしたか?

Nagi:
幼稚園の時は結構大人しい子でした。弟が生まれたので、入園式には出ていなくて、同級生から2ヶ月ぐらい遅れて入園したので、全然友達ができなくて。それがすごく辛かったんです。1人だけ仲良しの友達が出来てから楽しくなりましたけど、基本的にあんまり大勢の子と遊ぶって感じではなかったです。仲がいい子だけと遊ぶけど、1人とか2人の本当に仲良い子がいるというような状態でしたね。

じんべい:
どんな遊びをしていたんですか?

Nagi:
よく空想の遊びをしてたかな?ごっこ遊びが多かったですね。友達とお話を作ってごっこ遊びをすることが多かったです。

じんべい:
仲良くなったお友達ってどんなお友達でしたか?

Nagi:
やっぱりその子もマイペースでのんびりしていて、自分に近かったです。

じんべい:
じゃあ割と似たタイプというか。

Nagi:
そうですね。子供の時は本当によく似ていたので、すごく遊びましたし、家族ぐるみで仲が良かったですね。

じんべい:
空想遊びとかごっこ遊びは、何かになりきるんですか?

Nagi:
そうです。一番覚えているのが「歌手ごっこ」で、当時流行ってたベストテンとかトップテンの番組を、番組に自分たちが出るみたいな設定で、その歌手になりきって遊ぶっていう遊びを家でよくしてました。

じんべい:
ご兄弟はどういうご兄弟ですか。

Nagi:
私が一番上で、下に4つ離れてるんですけど、弟がいます。

じんべい:
生まれ育ったところは、どんな風景でしたか?

Nagi:
私は福岡県の出身なんですけど、子供の時に住んでた家が、海がすぐそばにある家だったんですね。ですので、よく海岸に行って遊んだりしてたのと、あと、その時代ってまだテレビゲームがなかったので、よく公園に行って近所の子と遊んでいましたね。
親の社宅に住んでたので、親友とまではいかないけれども、顔見知りが多くて、公園に行くと誰かしらと会うような環境でした。

じんべい:
小学生の時は、どんなお子さんでしたか?

Nagi:
小学生の時は、おとなしかったですね。だんだん高学年になるにつれて、積極的に発言もしたんですけど、どちらかというと、おとなしく勉強をしてたっていうような子供です。でも、勉強もほんとに心からしたいんじゃなくて、親がしなさいっていうのでやってたっていう方が強いんですけどね。

じんべい:
中学生はどうでしたか?

Nagi:
私の学生時代で一番楽しかったのが中学時代です。そんなに目立つ子供ではなかったけど、部活動もしていました。クラスにもそれなりに仲いい子がいて楽しかったです。

じんべい:
部活動は何をされてたんでしょうか。

Nagi:
合唱部に入ってました。

じんべい:
思い出に残ってる曲とかありますか?

Nagi:
そうですね……色々思い出に残ってるんですけど、一番インパクトが強かったのが、中学校1年の文化祭で合唱した組曲なんですね。とある女の子がお母さんを亡くした時に書いた詩に曲をつけた組曲の中に「お母さんのばか」って曲があって。で、それを全校生徒の前で歌った時にすごく笑われた記憶が残ってますね。

じんべい:
笑われたんですか?

Nagi:
歌詞に「お母さんのばか」ってずっと連呼する歌詞があって、それを繰り返してハモっていくパートがあるんですよ。
曲の内容は結構深刻なんだけれども、全校生徒に強烈に印象が残ったみたいで、みんなにすごく笑われた記憶があります。

じんべい:
その時のNagiさんはどういう気持ちでしたか?

Nagi:
あ、笑われてる。恥ずかしいって思いながらもそのまま歌ってました。

じんべい:
高校生の時は、どんなお子さんだったでしょうか?

Nagi:
実は高校生が一番いい思い出がなくて。というのが、まず高校受験に失敗して入った学校で女子校だったんですね。私、女子校にあんまり行きたくなかったんで、入学当初からいい気持ちじゃなくて、その後も今に続く友達が出来なくてすごい苦しかったです。
あと、進学校だったので、成績順で先生やクラスメートの対応が変わるっていうのもすごく苦しくて。あんまりいい成績を取れてなかったので、3年間すごく苦しかった思い出しかないです。

じんべい:
なんとか高校を続けられた理由ってあるんでしょうか?

Nagi:
そうですね、最初の1年は辞めたい、辞めたいと親に言ってたんですけど、親にお尻を叩かれるように行かされて、もう前を向くしかないと。そこから考えを変えて、大学受験の時に、共学の大学に行きたいなって思って頑張ったっていうのが続けられた理由です。

じんべい:
大学はいかがでしたか?

Nagi:
大学は楽しかったです。京都にある大学に行ったんですが、高校時代音楽で励まされたので、バンドをやりたかったんですよ。入学後は軽音楽部に入ってバンドを組んで演奏していたので、非常に楽しい4年間でした。

じんべい:
どうして京都の大学を選ばれたんでしょう?

Nagi:
記念受験で合格し、叔父に助けられたという偶然に偶然が重なったんです。まず両親から、弟もいるので浪人はさせられないって言われ、どこか受かったとこに行かされるという話だったので、県内の大学で進学先を決めてたんですが、一回しかない受験なので、記念受験をしていいかっていうのを親に聞いたら、いいと言われまして。それだったら、知名度のある大学も受けておこうと思ったんですね。ほんとにきちんとした動機じゃないなって思いながらも、関関同立の大学を受けたところ2つ受けたうちの1つに合格しまして。
親もまさか私が合格するとは思ってなかったようだったので、合格した際は非常に驚いていました。実際に私が行こうとしてた県内の大学ともご縁があってある学部に合格したんですけど、「どっちの大学に行く?」と言われて迷ってる時に、自宅近くに住んでる叔父が「今(家を)出ないとあいつはちゃんとした人間になれないぞ」とうちの両親に助言してくれまして、その助言が県外の大学に進学する後押しになりました。

じんべい:
20代の頃はNagiさんはどんな方でしたか?

Nagi:
20代の頃はほぼ20代はずっと一人暮らしだったので、いろんな友達と出会って色々遊びましたね。

じんべい:
20代の頃のことで思い出すエピソードとかありますか?

Nagi:
結構恥ずかしい話ですけど……めっちゃ恋愛にハマってたなあと思う20代です。私の中では。

じんべい:
恋愛にハマってた!

Nagi:
そうそう、そうなんですよ。20代は結構お付き合いした人は何人かいて、感情が支配されちゃったところがありますね。

じんべい:
何人ぐらいとお付き合いしたかって聞いてもいいですか?

Nagi:
もちろんです。そんなたくさんじゃないんですけど、3人ぐらい。3人お付き合いして全然うまくいかなかったんですけど、いろいろお付き合いさせてもらう中で趣味もでき、視野が広がったので、結果悪くはなかったと思います。

じんべい:
新しく、どういう趣味に出会ったりしたんですか?

Nagi:
スノーボードです。ウィンタースポーツって元々九州生まれなので全然好きじゃなかったんです。でも、お付き合いした人がスノーボードが大好きで、毎シーズン必ず何回も何回も行ってる人だったので連れて行ってもらって。で、滑ってるうちに、自分のスノーボードを持とうと思って買ったんですが、その次の冬に一緒に行くことはなかったです。せっかくマイボードを買ったし、いっぱい使おうと思って職場の人や友達としょっちゅうスキー場に行ってました。

じんべい:
その後も続く趣味になったんですね。

Nagi:
30代で結婚するまでは行ってたんです。ですけど、結婚してからぱたっと行かなくなりました。

じんべい:
では、30代と、あと40代ぐらい、現在の近いところに来ると思いますけれど、その頃のNagiさんはどんな方ですか?

Nagi:
30代はとにかく、生き方にもがいてました。私、結婚が人よりも遅いんですよね。だいたい皆さん20代の後半ぐらいで結婚されて30前後でお子さんを持つというような知り合いや友達が多くて。私は32歳で結婚したんですが、旦那さんと結婚前まで、2年半ぐらい遠距離だったものですから、離れてた期間を一緒に過ごすことで埋めたくて、すぐには子供を持ちたくなかったんです。いろいろ遊びたいっていう思いもあったけど、30代になるとお仕事でそれなりに結果出して上に上がっていく人も周囲に出てきたので、そのような人達への憧れもあり、自分も何かスキルをつけなきゃ、上にあがらなきゃっていう焦りがあったっていう30代でした。

じんべい:
その焦りがあって、その後どうなったんでしょう。

Nagi:
その焦りがあった結果が冒頭にお話ししたMBAの取得へとつながるんですけど、最初は単に英語の勉強したりとか簿記とか秘書検定とか、とにかく資格を取ってみようというのが30代の前半で、36歳で一人目を出産して37歳で職場復帰した時に、同じチームの後輩がワーキングホリデーでカナダに行くという話を聞いて、羨ましいと思いました。自分も学生の時に留学したかったけど、留学できずにそのまま就職していて、私も何かスキルをつけて上に登りたいんだというよくわかんない焦りがあって。その頃会社の上司から色々本を借りて読んだ中に、後に自分がお世話になる大学院の学長さんが書いた本と出逢い、その本にすごく感銘を受けたんですね。「稼ぐ力をつけないと、これからの世の中では成功できない」という内容でした。そこで無謀なんですけど、MBAを取ろうかなと。一大決心して願書を提出した30代後半でしたね。

じんべい:
Nagiさんの人生の転換点っていうのはありましたか?

Nagi:
そうですね。転換点は、MBAを取った時ですね。私、今50歳なんですけど、43歳でMBAをとりまして。当初MBAを取れば何かが変わるんじゃないかって勝手に思ってたんですよ。ですけど、取ったところで何も変わらない。MBA取得はただの自己満足だったんだなっていうのに、初めて気づけたんですよね。これまでの自分の心の持ち方がおかしかったということに気づいてから、無駄な力が入らなくなりました。
じんべい:
力が入らなくなった時のことをもう少しお話して頂けますか?

Nagi:
MBAを取れたらすぐに自分が思い描くような、時代の最先端を行くような企業に転職できるのかと思ったらそうでもなくて。ああ、(MBAを)取れたからといってそういうことになるんじゃないんだと思い知らされました。で、やっぱりMBA取得が自己満足だったんだなあと、思い始めて。
だったら今のまま生きればいいんじゃないの?っていう考え方に変わった流れですね。あとずっとヨガもやってましたので、やっぱりヨガをやってて、ただポーズを取るだけじゃなくて、私が習ってたヨガの先生が結構ヨガの哲学的なこともよくレッスン前にお話してくださってたんで、その影響もすごく大きいですね。


未来:「健康な状態で自分の大切な人と一日一日を大事に生きていきたい」

じんべい:
それではここから未来についてお聞きしたいんですけれども。5年後、10年後、あるいは死ぬ時までを想像して、未来についてどういったイメージをお持ちでしょうか?

Nagi:
そうですね。これからもうすごく頑張ろうっていうことはしたくなくて、ほんとに健康な状態で自分の大切な人と一日一日を大事に生きていきたいなって思ってます。

じんべい:
大切な人っていうのは、具体的には。

Nagi:
家族ですね。

じんべい:
家族は今どういった方たちと一緒にお住まいですか。

Nagi:
夫と、子供が2人いまして、中学校1年の息子と小学校5年の娘がいます。隣に夫の両親も住んでいます。

じんべい:
二世帯住宅ではなくて、隣に住んでらっしゃるんですか。

Nagi:
敷地内同居です。

じんべい:
健康な状態で生きていきたいなという思いなんですね。

Nagi:
そうですね。特に直近、心身のバランスを崩した時に非常に強く感じまして。もうこれ以上無理はせず、自分のやりたいことを仕事にできたら本当に幸せだなって思いました。

じんべい:
もっとヨガ数秘学のお仕事のことがバーンと出てくるのかなと思ってたんですけど。

Nagi:
ヨガ数秘学のお仕事は本当に気張らず無理せずやれる範囲でお仕事にできたらという形で考えていまして。
5年後はセッションがいつも埋まるような形でいられたらいいなっていうのと、あと10年後は、願わくばなんですけれども、企業さんを相手にお仕事ができる大きな案件が1件ぐらい取れるといいなっていう考えではいます。

じんべい:
その辺のビジョンってもう割と組み立ててあったりするんですか?

Nagi:
いや、まだ漠然としてますね。どういう手順で踏んでいくかは今から考えていく状態で。今はとにかく認知を広げる、深めるという自分のことを知ってもらうフェーズなので、もうそこで精一杯ですね。

じんべい:
認知を広めていくっていうのは、どういうことなんでしょう。

Nagi:
「ヨガ数秘学をセッションしてもらうならNagiさんだね」と、皆さんに認識してもらえるようなレベルになれたらと思っています。
日本国民全員が知ってるとかじゃなくて、ある程度の方が知ってればいいかなって。本当にそんなレベルなんですけど。

じんべい:
お仕事と家族と、あとご趣味とかあったりしますか?

Nagi:
趣味ですが、去年からまたバンド活動を再開したので、楽しく音楽ができたらいいなと思ってます。

じんべい:
すごい充実してる感じですね。

Nagi:
はい、とっても楽しいですね。

じんべい:
最後の最後、死ぬ時まで想像して、Nagiさんはどういう風な最後を迎えたいなとかありますか?イメージとして。

Nagi:
そうですね。死ぬ時に、周りの人から「やることはやってきたもんね」って言われるような死に方ができたらいいなと思ってます。

じんべい:
この時にいる周りの方って、どういう人たちなんでしょう。

Nagi:
娘や息子ですね。

じんべい:
もしもMBAが取れてなかったとしたら、どういう人生になってたんでしょうか?

Nagi:
非常に腐った人になっていただろうだなと思っています。(MBA取得に)チャレンジしなかったらしなかったで後悔の嵐でしょうし、「私なんて」とすごく卑屈になってると思いますね。

じんべい:
ここはじゃあそうとう大きな分かれ道というか。

Nagi:
そうなんです。最初、(MBAに)挑戦する時も大きな決心が必要だったんですが、実は私、卒業に4年かかっていて、卒業するまで結構苦しんだんですよ。もともと一般の平社員がMBA取得に挑戦するという、無謀なものだったので。

じんべい:
それは大きな決断でしたね。

Nagi:
在学中も結構葛藤がありましたね。「このまま(勉強を)続けるのか?辞めるのか?」みたいな。仕事もしてるし、子供たちもまだ小さい(当時2歳と0歳)し、どうするの?といった葛藤があったので、やっぱり私にとってMBA取得というのは、人生の転換点なんですよね。

じんべい:
葛藤されていた時は、どういう風に切り抜けましたか?誰かに相談されていましたか。

Nagi:
相談は夫だけにしていました。というのは、隣に住む義理の両親には乳児2人もいる環境でMBAに挑戦するということを言えなかったんですよ。それで、自分でなんとかして乗り切るしかないと思い、まず勉強時間をどうやって確保しようかっていうことを考えました。その時は子供と一緒に夜9時に寝て、朝の2時に起きてたんですね。で、朝の2時に起きて6時まで勉強して、それから仕事に行ってみたいな生活を3年ぐらいして、なんとか乗り切りました。

じんべい:
どうしてそこまで頑張って乗り切れたんでしょう。

Nagi:
「ここでやめてしまうと結局やってないのと同じ。やっぱり私できなかったんだ」って自分が思ってしまうのと、周りの人から「ほら、やっぱり無理したからできなかったでしょ」って思われるのがすごい悔しかったんですね。なので、何が何でも絶対卒業したいっていうのはその時からありました。

じんべい:
よく、やり切りましたね。

Nagi:
そうですね。今思うとよくやったなって思います。
もう一回同じことをやれと言われても、もう無理ですけどね。

じんべい:
いやー、すごいことだと思います。
それで、思った通り行かなくて、自己満足だったなって気づいたっていう話に繋がると思いますけど。

Nagi:
そうですね。はい。

じんべい:
結構そこも葛藤というか、また厳しい時期だったんじゃないかなと思いますが、いかがですか?

Nagi:
本当におっしゃる通り厳しかったですね。(MBAを)取ったら取ったで劇的に人生が変わると思っていた自分も恥ずかしいですし、実際転職活動もしてみたんですが、異業種に転職しようとしていたので、未経験の人物をそりゃ採用するわけないよ、と後で思いました。しかし、転職を諦めかけた時に前職とご縁がありまして、縁がある時はあるんだなって感じて、そのまま転職したんです。前職は最後が残念な形での終わり方ではあるんですけど、本当にいろんなことを経験させてもらったので、とても良い会社だったなって思っています。

じんべい:
あとは何かご自分の人生、こういう風になっていくかなっていう展望とかあったりしますか?

Nagi:
そうですね。今、手帳スクールに入ってるので、今後は自宅を拠点に手帳講師とヨガ数秘学のお仕事をマイペースにしながら、自分の健康を大切にして家族と過ごす人生になっていくんだろうと思ってます。

じんべい:
最後に、何か言い残したことがありますでしょうか。インタビューの遺言でもいいです。

Nagi:
個人的にようやくまともな生き方になったような気持ちなんですよ。これまでちゃんと真面目に生きてきたんですけど、やっぱり本当の自分と向き合えてなかったなって思ってて。今年になって体の不調をきたしたり、手帳スクールを通して自分と深く向き合って、ああ、自分って自分の本心と向き合ってきてなかったんだなと思ったので、今からは自分に正直に生きていきたいなと思ってます。

あとがき

素直で健康がイチバン!

【インタビュー・あとがき・編集:じんべい】

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