成婚を繋ぎ続ける人
むかしむかし、ある村に、結縁(むすびえん)という若者が住んでいました。結縁には、「成婚を繋ぎ続けたい」という強い思いがありました。
結縁は、一組一組の縁を、まるで大切な糸を紡ぐように結んでいきました。
出会いを探す人が来れば、
「あなたの糸は、きっと誰かの糸と繋がります」と励まし、
迷いを持つ人が来れば、
「この糸は、強く、そして優しいものになりますよ」と諭し、
不安な人が来れば、
「一本一本の糸を、大切に結んでいきましょう」と寄り添いました。
結縁の仕事は、決して派手なものではありませんでした。
でも、一つ一つの成婚を、
心を込めて繋ぎ、
丁寧に結び、
大切に育てていきました。
後に結縁はこう語りました。
「成婚は、ただの結果ではありません。それは新しい人生の始まり。その始まりを繋ぎ続けることが、私の使命なのです」
そして「縁は結びて、愛に育つ」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年2月10日20時40分に書く無名人インタビュー1015回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 宮本由紀 さんです!
年齢:不詳
性別:女性
職業:結婚相談所経営
X:https://x.com/yukimiya01910
現在:行動することによって納得感が出るんですけど、行動しない人はずっと迷ってるんですよ。なので、皆さんが行動に躊躇しているのを、私が時間をお預りして、皆さんの人生を見つめて。
ミミハムココロ:
宮本さんは今、何をしている人でしょうか?
宮本由紀:
結婚相談所を運営しています。
で、北は北海道から南は九州まで。すでに成婚した方も数多くいるんですけど、全国に会員さんが在籍していただいてます。何屋さんかな~。「結婚をしたい」と思った人に結婚をしていただけるように、自分の人生を見つめてもらって、将来どう生きたいかも話します。人生の大きな決断をできるようにサポートするのが一番ですね。
ミミハムココロ:
これはどういったきっかけで始められたんですか?
宮本由紀:
独身時代は営業、アパレルの百貨店営業とか映画の宣伝担当をして、ずっと人と関わる仕事が中心だったんですけれども。結婚後は一旦子育てに集中する、専業主婦という期間を経て…子供2人が手が離れてきた時に「また仕事を始めよう」と思っていろいろと仕事を調べている時に、私の姉が、とある結婚相談所のカウンセラーだったんです。それで「あなた向いてるんじゃないの」と言われて。結婚相談所、「カウンセラー」って調べたら一番上で出てきたのが、一番最初の結婚相談所のキャリアになった「サンマリエ」というところだったんです。
面接に行ったら男性の、その時のサンマリエの責任者の方が面接に来て。部屋で待っていたら責任者の方が入ってきて、私は反射的にすぐパッと立ったんですよ。「よろしくお願いします!」って言ったら、なんかそこですぐ立った人っていうのはピピっと感じが良いらしく・・その人曰くですね。それで「あ~」っていう感じで。で、「ぜひうちでやりませんか」みたいなとんとん拍子で。お話もそうなんですけど、「子育てとか人生の経験も生かせるし」ということで、もうそこですぐ…「今すぐ来てください」みたいな感じだったので入社が決まりました。
で、家から通勤も近かったので、本当は子どもがまだ学生なのでパートにしようかと思ったら「社員でやってください」みたいな感じだったので。まあそこから入って、まずは結婚相談所業界に足を踏み入れたっていうのが今から14年ぐらい前かな。
なので、きっかけは本当に姉の一言が無かったら、確かにこの業界に入ろうと思ってなかったかもしれないですね。ただ、それまでは、子育てをしながら、また子どもを連れてでもボランティアをしていました。例えば、東日本大震災でボランティアに参加したり、

海外の人に日本語を教えるボランティアとか、そういうのをやっていて。家に海外の人が来て一緒にご飯を作ったりとか、そうやって日本をやっぱり…日本で頑張る人たちを応援するみたいなこともやっておりました。
でもやっぱり長く続けるんだったら、そうですね…「今までのそういった人との関わりを生かせる仕事で何かないかな」って探してる時だったので、たまたま姉の一言があって「あ~、なんかそういうのもいいのかな」なんて思って始めたのがきっかけですね。
ミミハムココロ:
実際に結婚相談所の運営を始めてみて、どんな気分でした?
宮本由紀:
結婚相談所は過去に3社在籍したんです。最初が「サンマリエ」という大手結婚相談所です。次はちょっと中堅の結婚相談所、その後にはいわゆるセレブ、ハイスペックな会員が在籍する相談所です。やはりそれぞれの経験…約8年ぐらいかな。なんですが、やはりどうしても「会社のやり方」とか…例えば、一番最初の相談所だと、まあどこもそうなんですけど営業時間がある。で、夜に私が…会社用の携帯電話を持っていると会員さんから質問が来たりするとお返事しちゃうんですよ。
あと、今は写真も私自身も会員と撮影スタジオに撮りに行く。ヘアメイクもポーズもどんどん一緒に動いてカメラマンさんやヘアメイクさんと会員さんの三位一体となって写真を仕上げていく、そんなことは組織では出来ないんですよね。会社に居る時はただ「写真撮りに行ってくださーい」と言うだけね。「これしかできない」というジレンマを抱えてサポートをしていました。あとは、定休日もあったりとか。なるべく夜も1番遅くまで会社に居たりと残業してとにかく会員を動かしていくことで、毎日毎月稼ぎ出す数字はすごく…成婚数も毎月10組以上やお見合い率600%とか半年も掛からずに全国1位を2年間連続で取り続けたりをしてたので、自分でも精一杯やるんですけれども。どこかで組織の制約があったりっていうのを跳ね返すために頑張ったりしていました。
サンマリエでは100人前後の会員を担当していましたが、決して「担当人数が多い」とかそういうことではなく、やっぱり会社としては残業は良くない、更に家に帰ってからも携帯で会員対応をしちゃうと…っていう色んなことがあって。あとは、ずっと日本一を続けていくと下を育てなきゃいけないんですよ。そういうのがあると、自分がサポートをしたいのにチーム全体の数字の責任を背負わなきゃいけない、みたいなのがあったので。まあ、そういうジレンマと言うのかな。なんかやっぱり自分の目の前の会員さんをすごく頑張って成婚を出しても、自分のチームをまとめる、チームを教育する、チームの数字を管理する、売り上げを上げる。そういったマネジメントの仕事をやることよりも、やっぱり純粋に1人1人の会員の成婚が私の1番のやりがい。「ありがとう」の涙を流したり、できれば会員さんの近くで1人1人丁寧にやりたいなと思って。いずれは自分でやりたいなとは思っていました、
noteにも一番最初に書いた記事ですけども、私がこの仕事を一生やっていこうと決めたきっかけになった男性会員がいて。その時は「サンマリエ」でカウンセラーを始めた頃の会員さんです。最初は新人カウンセラーなので、先輩たちが担当していた会員を「ずっと担当しているけど、ちょっと気分転換で他の人に面倒見てもらった方がいいんじゃないの」みたいな会員を50人ぐらい受け持つんですよ。新人カウンセラーには活動に慣れた会員の方が良いという理由で。
システムに慣れていて、相談所にも慣れていてという会員ばかりを50人です。
新しく担当した会員さんの1人が、「どすこいくん」っていうnoteの中に書いてある男性。何年も前に私がnoteに書いた最初の記事で、①②③まで書きました。
すごく太ってる人ですごく良い人なんです。そしてとにかくお見合いをたくさんするのです。しかし常に振られちゃうんですよ。で、その人の担当になった時に「良い人だ」思ったんです。私はひたむきな人がすごく好きなので、どうにかしてこの婚活で成婚を決めてあげたいと思いました。結婚したいと頑張っている姿勢に私も応えて頑張りたいと思いました。
けれども、どうしても振られちゃうんです。やっぱりすごく太ってて…102.6kgとかだったっかな、体重。もうすごかったんですよ。担当も今まで転々と変わって来たようでした。なので、「この連鎖を止めたい」と思って。長年の婚活はお金もかかるし、私の担当に来た時点で彼自身も断られることに慣れてるわけですよ、「いや、これは駄目だ」と思いました。
数多くのお見合いをした時に彼がすごく悲しんだ時があって、「僕は本当に辛い」と。今まで「辛い」って言ってなかったんですよ、誰にも、他の担当にも。なので、「辛いんだったら、一緒に頑張らない?」って言って。「痩せようよ」って言って。「そうしたら相手の対応が本当に変わるから」って言いました。「毎週私、日曜日の14時にこの席で待っているから」。その時彼がね、荻窪に住んでたんです。「ここでお茶をあげるから、毎日何を食べたか1週間ノートに書いてくれたら添削するし、そのノートを持って歩いてきて。帰りは電車に乗っていいから」って。そう、何が出来るかって聞いたら、歩くことは出来るって言われたので。
やっぱり健康を害したら私も責任があるので、歩くんだったら大丈夫かなと。
その話を2人でしたのが、4月の…忘れもしないゴールデンウィークの最初、28日か29日だった。最終的にその4か月後の8月31日に20kg痩せていた。毎週毎週、何を食べたか書いたノートを添削して。noteに写真も載せてるんですが、毎日綺麗な字で書いてくれているの。

私は本当に感動して、「この人本当に幸せになってほしいな」と思って。で、8月31日の時点で20kgだったけど、「もういいんじゃない」と言ったら「いや、僕もっと頑張ります」って。そこから10kg痩せたのよ、彼は。それで翌年の1月に成婚退会しました。
人って、やっぱり「想い」があると動くんだなと思って。で、私はこの仕事を続けたいなと思いました。その時点でもう既に、毎月成婚数日本一を出してたので、毎月10人とか。
特になんだろうな…やっぱり人って変わるんですよ。変えられてるんじゃないのですよ、自らが変われるんですよ。そのきっかけになる面白さを知ったというか。例えば、今までの会員さんで「いや、私は結婚しなくてもいいです」という選択をする人もいます。ですが、それはそれで私はなんて言うんだろうな…人生で判断ができることの方が大事だと思うんです。納得感ですよね、よくブログに書いてるんですけど。
行動することによって納得感が出るんですけど、行動しない人はずっと迷ってるんですよ。なので、皆さんが行動できないのを私が時間を預かって、皆さんの人生を見つめて。「結婚」ってどこか誰にでも頭の隅にあるんです、どこかで、意識してないけど。どんな形であれ「誰かと生きる」ってのは、自分の親を見てたり自分の周りを見てるので「自分ってどうなんだろう」って必ず頭の隅にあるんです。それで「しない」って言ってる人もいます。「する」っていう人もいます。ですが、どこかでそこが腑に落ちていないんですよ、自分の中に。
なので、やっぱり人はonとoff、仕事としての自分とプライベートの自分、誰かに必要とされる自分、パートナーがいる自分、パートナーがいない自分っていうのを行動することによって「私はこれでいいんだ」というふうに思っていただけることが一番大事かなと思ってます。1人で生きることも2人で生きることもどちらも素晴らしいことです。ただ結婚が気になってる人は、「結婚をしたいかどうか分からない」っていう言葉を出している人は「私は結婚をしたくない」っていうふうには思ってないんですよ。なので、気になるようだったら…自分の人生においてベストを尽くして何かをやってみたら、「なんかずっと気になってたから、1回はこうやって結婚を目的として異性に会う経験って大事なんだな」っていう答えでもいいんですよね。
それよりもなんか、人は行動することによって自分の、なんだろうな…感じてたことが根拠になるんですよ。「あ~、私はこういう感じになるんだ」みたいな。なので、皆さんに今の自分が感情だけにただただ流されないように、行動から経験を積んでその根拠を持って人生を判断して欲しい、そう思いますね。
本当に人って変われるし、無理に変わろうとしなくても勝手に良いと思う方向に変化していくので、そのお手伝いができるこの仕事は本当に良い仕事だなと思ってます。
そこでまた面白いんですよ。2人が3人になってね、「子どもができた」とか言って連絡が来ます。いや、本当に人生ってすごいなと思います、本当に。なんにも考えないでうちに来て「いや私、結婚なんて…でもねなんか…」って言って、どうしたらいいんでしょうっていう人がね、「もう子どもが2人目です」とか言われると、「いや、すごいなあ」と思います、人って。なんかこう…私も388人目かな、成婚が、今までの14年のカウンセラー人生で、一人として同じ人がいないんです。これがこの仕事の面白さでもあります。っていう感じかな。
今でもまだ成長できるというか、私は実績とか経験は多分すごくあると思うんですが、また1人、目の前に新しい人がいらしたら、また新しい人を前に新しいサポートが始まり、また自分自身のスキルが試されて…本当に毎日が刺激的でもあります。
ミミハムココロ:
お仕事以外の時間は何をされてますか?
宮本由紀:
私、ほとんど仕事なの(笑)生活になっちゃってるんですよね。子育ても終わって2人とも今は社会人で1人は海外駐在していたり、1人は都内でコンサルをやってたりとか。そうするとそれぞれがもうそれぞれの人生を歩み始めてるので。5年前に開業して去年初めてお休みを取ったんです。息子が海外にいるので、初めて…丸5年、もうすぐ6年目になるんですけど、初めて10日間のお休みをいただいて、ロサンゼルスの大谷選手を見に行きました。

それは息子が米国に赴任しているっていうのもそうなんですけど、やっぱり5年間の中で自分がずっとこの仕事をしてきて、何だろうな…見てないものもまだまだあるというか。やっぱりなんか今だから見てみたいというものもまだあるので、本当に会員さんたちにも迷惑というか…まあ代わりの人、私が信頼できる人がいたからそれも考えられたんですけど、10日間だけ信頼できる人にサポートを代わっていただいて行ってきたんですけど。なんか会員さんが気になっちゃうんですけどね。日本から毎日報告も受けてましたし、海外にいた時も。
なんで、本当に休みって無いんですよ。自分が気になっちゃうんですよね。自分が気になっちゃうので、「あのお見合いどうだったんだろう」とかで。去年で2430だったかな、年間に2400以上お見合いがあるんですよ。そうなったらもう毎日会員のお見合いがあるの、本当に。実は平日でも毎日お見合いがあって、明日もお見合いがあるんですよ。で、週末に40件前後ぐらいあるんですね。
なので、そうなんです。休んでいる暇が無いという。ありがたいことですよね、やっぱりお見合いって…お見合いを作るのも仲人のスキルではあるんですけど、やっぱり背中を押したり「こんな人どう?」って可能性を広げる。仲人っていうのはただくっつけるとか紹介するだけじゃないんですよ。その人の可能性を、その人自身も作るしその人の出会いの可能性も作る。「こんな人に会ってみたらどう?」とか「こうでこうだから、過去を踏まえてこんな活動してこうだったから、次にこんな人に会うのもいいですよ」って一言ポロっと取次に入れたり、私の方で細々と日々やってます。
そうすると、やっぱり皆さんも「ちょっと会ってみようかな」みたいなのもあって、まあお見合いをたくさん作ることが多分成婚がすごく多い理由だと思うんですけれども。そうなったときに…そうなんです、自分が言っといて放置することができないんですよ(笑)なので今は、例えばそうですね、何をする…実は、ゴスペルを最近やり始めたんです。1ヶ月に2回だけなんですけども。
去年の年末に恵比寿の近くでゴスペルを見て、なんか『魂の歌』というか。なので、それを1ヶ月に1時間ずつかな、2時間くらい習って。そこにすごく良い言葉があって、「あなたは諦めなければ掴める」みたいな言葉がめちゃくちゃ良いので。で、実はキリスト教関係なく「歌が良い」と言って習ってる方が、年齢幅広い方がたくさんいて。ついこの前練習に1回だけ出てみたんですが、そういうふうに切り替えられる時は1週間に1回あるかなって感じかもしれないです。あとは、お友達と会って食事ぐらいとかっていうぐらいかな。
もうなんか生活よね。だって毎日お見合いあるんだもん(笑)でも、なんか好きな仕事ができる幸せっていうのは…いや大変なことが9割なんですよ、やっぱりうまくいかない時にどうして伝えたらいいかってことを、例えば「ちょっとお話をさせてください」とか言って1時間オンラインしたりとか。あと今日はこれから、地方在住の方が何かで私を見て「カウンセリングをお願いします」とか、これは結婚相談所の婚活を検討されてると思うんですが。
なんだろう、全てを私1人でやってるんですね。よくあるのが、入会をしたら…お話した担当、入った後は違う担当が現れたとか、そういうのがあるんです。私は最初の「どうして結婚相談所を考えたんですか」から「成婚おめでとう」まで一貫して私がサポートするんですね。

なので、最初の想いやその人の生き方とかを全て合わせてサポートする。まあ時には言い方、「こういうふうにしたらいい」っていうことを提案をする時も。その人の過去、「こんなことがあったとかこんな活動していてこうだから」っていうの全体を見ながら1個1個提案をしていく。「こうしなさい」ではなく「こういうふうに考えたらいいんじゃないですか?」とか言う。ちょっとコーチングに近くて、メンタルを整えるので「コーチング」って会員さんたちは結構口コミに書いてくださるんです。
モヤモヤしていると人は行動できなくなる、メンタルを整えないと人は行動に進まないですよ、なので頭を整理する。皆さんの気持ちを整理して頭をスッキリして動くみたいなことをいつも考えています。年末年始も私は全然営業しているんですけども、それは休んでる日こそ皆さんが相談したい時間であり、年末年始とかもそうですし。なので、その時に休むのはちょっと私は出来ないです…そういう時こそお話したいっていう方もいてお話をすることもあります。
だから、今、私は幸せですね、この仕事ができる。大変なこともあるけれども。
過去:結局、1番上の人が1番働かなきゃいけない。組織もそうなんですけど、トップになる人が1番働かなきゃいけないんですよ、そのチームを動かすには。
ミミハムココロ:
振り返ってですね、自分ってどんな子どもだったなって思いますか?
宮本由紀:
私は…姉姉私弟で、本当に中間子というか3番目の子供だったんですね。だから親からもあまり見られることがない。で、下が弟なんで弟に目が集中する、長女に集中する、真ん中に全く目が届かないんですよ。で、神奈川県の小田原という本当に自然が多く、海が近くて山が近く、川が近い所で生まれました。本当にやりたいように…まあうちの両親はある意味、そういう意味では「放任」というか、もうやりたいように。何を制限したりせず…で、実はうちの父親は小学校とかもPTAの会長とかやって、学校に協力的だったりとかして。なんでもう本当に学校が大好きで、毎日行くの大好きみたいな。本当にやんちゃ坊主でしたね(笑)ただ、やっぱりどちらかというと親の…何だろう、上と下がいるので「この人はなんて言うんだろうな〜」とか人の話もよく聞いて。なんかそういうところで、要領の良さが育ったのかもしれないです。
今も結局コミュニケーションの仕事をしているんですけれども、うちの弟とかうちの姉よりも多分私の方がそういう意味では…一番最初の子供とか注目されて色んなことを言われるよりは、色んな人の話を聞いてその中で、その社会の中で上手く渡ってくのはその頃からの育ちからかもしれないですね。
昔は運動も好きで、小学校ぐらいから学校の選手で、球技の選手とか。中学はバレーボールとか高校はダンス部とかなぜかまとめ役、部長をやらされることが多いですね。生徒会長もやったりとかっていうのはあるかな。なんかリーダーシップを任されるみたいな。「児童会出なよ」とか「〇〇しなよ」とかっていうのを周りから言われることが多かったですね。
自分からは本当に嫌なんですけどこんなこと、そういうのをやらされてやったりとか。なんでダンス部っていうのが…なんか高校が一応女子高で、県立の女子高だったんですけど、文化祭とかで何十人というチームで発表をするんですけど、部長は先輩からの指名で「あなた、みんなをまとめて」みたいな。私は拒否できず「あ、分かりました」みたいな感じは、本当にそれは確かに今振り返ると責任を任されるタイプでしたね、確かに。
ミミハムココロ:
自分では嫌だったのにどうしてそれは引き受けられたんですかね。
宮本由紀:
そうなんですよ…だから本当に、なんでなんだろう。今考えると、確かに本当にサンマリエという会社でも嫌だったんですよ、自分はやりたくないんですよ、本当に。自分の会員さんだけ見たいから。そのチームをまとめるなんて無理なんですよ。カウンセラーのね、結婚相談のチームのなんかね、「予算をちゃんと作れ」とかね。いわゆる「売り上げを上げろ」とかも。あとは「ちゃんと仕事をさせて」みたいなのも上から言われるんですけど、本当嫌なんですよ、人の上に立つとか。今もSNSや自分の結婚相談所のホームページに顔を載せるのは本当に嫌なんですよ。なんですけども、なんだろうな…ちょっと分からないんですけど、多分「任せたらやる」って思われるのかしら。あとは、確かにサンマリエの時には毎月毎月全国1位の数字を叩き出していたので、なんか必然的に「あなたしかいないよね」みたいな上からの圧力を感じて役割を引き受けました。
ただそういう意味では、その中学とか高校とか部長とか生徒会みたいなのをやったのも、結局は今となっては良い経験だったのかなと思いますよね、全体を見る。結局、1番上の人が働かなきゃいけない。組織もそうなんですけど、トップになる人が1番働かなきゃいけないんですよ、そのチームを動かすには。だから、上になったから支持するんじゃなくて、上にさせられた人が頑張らないと下が動かないんですよ。これはダンス部、学校の部活もそう、生徒会もそう。あと、例えば組織もそうなんですけど。
なので、結婚相談所のカウンセラーの時も、一番働いて夜まで残って一番数字を作ってた。そうするとみんなも「やらなきゃ」って思うじゃないですか。私はやれって言えないんですよね。なので、そういう意味ではすごく辛抱強くなったことと、どう伝えたら人が動くかっていうのを。伝えるよりも背中を見せるじゃないですけど、人を動かすみたいなことの考え方を、学生時代もそうですし、社会人になってもそう学びました。
例えば映画の宣伝部時代もそうなんですけど、チームを動かすっていうか自分に関わってる人が自分のために動いてくれるには、自分が周りのために一番働いてると、なんか応援したくなるというか。今は本当に1人なのでそれは無いんですけれども、振り返ると周りが動いてくれる、良い人達ばかりだったんですよね、恵まれたのもあったと思うんですけれども。そうですね、周りにも恵まれたんだと思います。そうやってどんどん行動して前に進んでいるから、みんなが「次はやらなきゃな」みたいなのがあったりとか、ありましたね。
だから、そういう意味では今の会社でも、今の自分の相談所でもやっぱりどうしたら…例えば、「結婚相談所に入って自ら動く人と気持ちが上下して動かなくなる人はどうしたら動くのかなあ」みたいなのを。1人1人との距離感もその時に勉強したかもしれないですね。
本当に人間は難しいです。仕事での関係では、感情もコントロール出来るし建前でも対応できるからある程度の人間関係で仕事は出来るし済むのです。互いの損得で色んなことを言い合ったり出来ます。しかし婚活になると、人を好きになるとか人を好きになって好意を持って貰うために頑張るみたいな。私これはよく言うんですけど、相手の気持ちを動かすことについてですが、「相手の気持ちを動かすのは。富士山を右に1cm動かすより難しい」ってよく言うんです。自分を好きになってもらうのって、本当に難しいんですよ。だって自分の好きなタイプじゃない人に好きって言われたら本当は嫌じゃないですか。婚活は営業活動です。相手が何を望んでるのかをとことん考えるんですよ、相手の会話の中で。それって実は営業で1番大事なノウハウなんですよ。そこが出来る人は成婚が出来る人です。
「そういうことがなんか苦手だな」とか「なんか難しいな」と思う人に対して、その人が出来ることを探す。「あなただったら、これだったらどういうことが言えるのか」みたいなことを。とにかく婚活って頭を使うんですよね。頭を使うんだけれども、徹底的に相手のことを考える経験って皆さんほぼしてないんですね。「好きになってくれないかな」ぐらいの気持ちの人は多いです。でも、それだと人の心は動かない。それは当たり前のことなんですけど、みんな気がつかない。それを皆さん「婚活が上手く行かない」と言い始めます。
あとは、結婚って自分が「良い」という人と結婚するのは本当にすごく大変なんです。
しかし、結婚は基本的に相手が自分を「良い」と言わなかったらできないんです。相手に「私と結婚したい」っていうように「決めさせる」そういうプロセスってめちゃくちゃ大変なんですよ。でも、人生ってパートナー次第のとこもあるから誰もが頑張るわけです。
よく言うのは、相手からあなたを「良い」と思ってくれる人と結婚するのは、実はすごく早く決まるんです。短期成婚っていうのはほぼそれです。相手が「良い」って言ってくれたら、この人でいいかな~みたいな。妥協ではないんですよ。「なんだか優しいね」っていう良いところを見て。「この人、私を想ってくれてありがとう」っていう人はすぐ成婚しています。その後は不満とか無く幸せな人も多いです。
「結婚してやっぱり良かった」という言葉も成婚の方からよくお話いただきます。
自分が「この人がいい!」って言って、そこまでそうでもない人の心を徐々に動かして、やっとやっと、やっとやっとうまくいって、結婚相談所のデータべースという複数の選べる交際の中から1対1になって、そこでプロポーズをしてもらって成婚っていう道のりってめちゃくちゃハードなんですよ。ほんと富士山を右に1cm動かすぐらいハードなんで。まあ動かないんだけど(笑)
だから、そういう努力の道のりは婚活する期間も長くなる。でも、自分の人生にとって「どうにかこの人と成婚したい!」という人もいます。なので、「私はどうしたいか」っていう気持ちを引き出し、その相手とのコミュニケーションを聞きながら最善を尽くす内容を探すんですよ。「これだったらこうだから、こういうことができるといいですね」とか、「こういうことをしてみましょうか?」とか。そういう積み重ねでご成婚になった人もいます。うちの成婚者は去年28人いたんですが、実は半数が自分から申し込み、半数が相手からの申し込みで…半数は自分からのご縁なんですよ。
なので、自分がもし相手を待ってても、もしくは自分が申し込んでも2分の1の確率なんです。だから、自分からも動くけど相手からの申込も動くということをすると、本当に成婚の可能性が増えるわけです。そうやって成婚が多かったり多くのデータがあります。
だから本当に婚活って考え方次第であり、自分がその考え方…「そっか、じゃあ自分で申し込んでみようかな」とか。いわゆるデータとか根拠も、成婚に関わる根拠を提示し「成婚に対してこういうのがありましたよ」っていう事例を会員の皆さんと1ヶ月に1回勉強会をしてるんですね。それに基づいて皆さんと考えて、自分の中で「次、何ができるか」っていうことをお話をしていきます。私、話がずれちゃうかな、ごめんなさいね。
ミミハムココロ:
あー、全然。もう自由に喋っていただく場なんで。
宮本由紀:
ありがとうございます。本当に…仲人っていう仕事は縁を繋ぐとか、紹介するだけじゃないんですよ、1番はその人の可能性を作るんです。そのための仕事です。


ミミハムココロ:
平たく聞きますけど、これまでの人生で「後悔していることを挙げてください」って言われたら何を思い浮かべますか?
宮本由紀:
私の母が私が結婚をした時…20年ちょっと前なんですけども、その後すぐに難病になったんですよ。原因不明なんて最近よく多いんですけどその時のうちの母もそうで、
悪性腫瘍なんですけどガンじゃない。ガンは今お薬がたくさんあるから何かしら効くらしいんですね。なんですけどガンじゃないので薬が効かないんですよ、何をやってもとにかく大きくなるだけ。それがちょうど私が子どもが生まれてすぐなんですけど、その時に私も子育てが精一杯で大変だったので、2人子育てをしていて。
大きな手術が終わって一時的に治ったんです。その時に母が「ハウステンボスに行きたい」って言ったんです。で、「治ったら行こうね」って言いながら、私も2人とも1歳と3歳でまだ小さかったのでそのまま私は東京の家に戻り、母は小田原の実家で静養していて。なんでなんかこう、毎日があっという間に過ぎていたので。そしたらまた母が再発したんですよ。なんで1年7ヶ月の闘病で終わっちゃうんだろう。もう本当に死んじゃったんです、母は亡くなっちゃったんです。ハウステンボスに連れて行きたかった。だから、人って本当にできることを今した方がいいですね。特に親っていつまでもいるわけではないんですよ。
親って…その時は母がまだ50代だったんですね。だからまさか母が「死ぬ」っていう気持ちは全く無かった。「まさか亡くなるとは」と思って、本当に連れて行きたかったですね。それが私の人生において一番の後悔ですね。「まだ生きられるだろう」みたいな。なんかその時は自分の生活を優先してたんですけど、母の病気を見てなかった。だから「なんで私あんなことできなかったんだろう」と思って。他の兄弟も多分「まだまだ」みたいな思いだったと思います。本当に、急に急変して亡くなってしまって。いま父が1人いるんですけど、小田原に。父から広島の原爆記念館に行ってみたいと言われたので、あの年の人って西日本ってなかなか東日本の人って行かないんですよ。今は80代後半なんですけど。なので広島に連れて行きましたね、「連れていかなきゃ」みたいな。
いや本当に親もそうですけど、自分もそうです。ちょっと変わったかな、死生観みたいなのも。人って結構死なないんですよ。でも、あっけなく死んじゃう人もいるんだなと思ったので、親孝行は本当にしたい時にしてほしいなと思います。行きたいと思ったら連れてった方がいい。後悔する。親は特に後悔する。
だから、もう20年以上経ったんですけど今も本当に後悔してるんですよ、ハウステンボス。で、今でも一番会いたい人は母なんですね。本当に、一番の後悔ですね…やっぱり、人ってやらなかったことを一番後悔するんですよ。やったことってあんまり後悔しないんです、たとえ結果が悪くても。結果的に自分が傷つこうが、結果的に何か悪い結果があろうが、やったことに対して行動したことに対してあまり後悔しないけど、とにかくやらなかったことに対しては後悔ですね。
なので、それは婚活の方にもよく言います。どういう結果が…「いや、私は1人で生きる」っていう方も今までいました。でも、大事なのは本当に自分がとことんまでやって出した結果であれば、どちらにしても後悔は無いんです。良い結果だろうが良くない結果だろうが。なので、やらない事の後悔だけは…人生一度きりなんで。私は今もう50代に入ったんですけれども、本当に後悔をしないことが大事です。ほんと一度きりなのよ(笑)それが一番の後悔かな。あとはね、ほとんど出来ているんじゃないかなって気はします。どんなことでも。
あとはそうですね、自分が今の仕事でもっともっと、もっともっと…どんな人が来てもまた1からなんですよ。だから、本当に健康でいたいだけですね。健康は大事ですよ~、本当に。
未来:死ぬ時にはもう、なんか本当に「ごちそうさまでした」っていう人生だよね。「いや、本当に人生美味しかったです」って。食べ物じゃないけど、「本当にこんなに色んなものを吸収できて、色んなことができて…いやもう本当にありがとうございましたとごちそうさまでした」ですね。
ミミハムココロ:
今から5年後10年後20年後、最後自分が死ぬところまで想像していただいてですね、未来ってどうなってると思いますか?
宮本由紀:
5年、10年…5年スパンだったらまだ今の仕事に関わっていて、同じように目の前の人に「なぜ結婚相談所の活動を考えたのですか?」とか「過去にはどんな出会いをして来たのですか?」とか。結婚に対するイメージとか婚活に対するどんな希望とかっていう話を、同じようなことしてるかもしれないです。と同時に、そうですね…想像ができないなあ。でも多分、力尽きるまでこの仕事するんじゃないかしら(笑)もう自分の前にお客さんが現れない日までこの仕事はすると思います。規模はいいんです、どちらでも。1人でも目の前に「あの」って言って相談する方が来てくださってお任せをいただけるんだったら、やってると思うんです。でも、それは私が歳を重ねていくうちにそうではなくなったら、ニーズが無くなったら、その時が多分この仕事の終わりですし。
あとはもう本当に、自分の家族とか子どもの孫とかっていうような。なんかやっぱり子どもがいると自分の未来の可能性が広がるわけです。また新しい未来が繋がりますし、その子の成長が始まる。なので、そういった家族が増えていってその人たちの未来を横で楽しめる。それは健康でいることが大事なので、それぐらいかな。
あとは、多分食べたいもの食べて、行きたいところがあったら行ってとか。あとは…まあずっと保護犬に関してはサポートしてきたので、そこにちょっと実際に行こうかなと。週1回でもいいって募集があったので。
そうやって何だろうな、自分が気になる…例えば、婚活の仕事はもう自分の本当にライフワークで命の限りやるんですが、圧倒的に弱い動物とかそういう事に対しても目を向けて。なんかこう、そうなんです…命が救われる、報われるとか。今までやっぱりボランティアをしてきた…この仕事の前は本当にボランティアをずっとしてたので、またボランティアも少し復帰していこうかなと。
やっぱり人に、社会に貢献するって返ってくるんですよ、自分に。なんか嬉しさとか、本当に「良かった」って。ボランティアって、逆に「良かった。何かお役に立てて良かった」ってそういう気持ちをもらえるんですよ。なんで、それを少しずつそうですね、お客様のニーズがあればこの仕事を頑張ってそれが少しずつ…もしあれでしたらそっちのボランティアを増やすとか。やっぱり人に必要とされるって、人間にとって生きがいですよね。
今年はまたルクア大阪で「ほめるバー」っていうのがあるんですけど、これは全くお仕事関係なく、もう5年ぐらいかな。これもやっぱりnoteにも書いてるんですけど、本当に業界が違う人たちがチームになって、ルクア大阪さんに来て下さった人のいいところ、「あなたはそれでいいんだ」っていうようなあなたの良いところを探して、それを言葉で伝えてみたいな。それが6月に決まったんですけど。そういうことも出来れば関わり続けていきたいし、そうやってお声がかかるのは本当に幸せですね。

なんで、ほめるバーに関してはもう5年ぐらい前が最初だったのかな。今の仕事の開業の時ぐらいに以前メンターになっていた(株)心電の郡司さんにお声かけていただいて、若い20代の方たちとかと一緒に、色んな世代の方にご来場いただいて、20分間思いっきりその人の人生とかその人の想いを聞いて、良いところを伝えていくのね。なんですけどこの前、去年の5月にあった大阪のルクア大阪さんのほめるバーの時に、可愛い赤ちゃんを連れてきたんですよ、その人が。2年前にほめるバーでお話を聞いた2人です。2人の交際をすごく、なんだろう…悩んでるわけじゃないけど交際に関して「いやあ、あなたたちこうでああで」ってめちゃくちゃ褒めたら、なんと結婚して子ども連れてきてくれて。涙が出ちゃいました。

自分の一言が2年後になって、こんな家族になって帰ってくるって夢にも思わなかったんです。だからね、やっぱり人生ってすごいんですよ。本当に素晴らしいことが多い。やっぱり色んなところでその人にやっぱり必要とされる。そうなんです。何かを伝えられたり、何かを聞いて何かその人の良さを伝えたりするっていう仕事。
あとはもう、とにかく私は「成婚」っていう言葉、プロポーズを受けて結婚したいという人が結婚する時の言葉が大好きで。いやもう本当に、そうなんです。頑張ってきてよかったって。迷ってる人さえも、入ったら「頑張ってよかった」って言うんですよ。頑張るつもりで来てないのよ、みんな。でも、やっぱりそれは多分心で何か変わっていくわけですよ。だから「頑張ってよかった」とか「こんなに良い人がいるなんて」とか「やっぱり今までこうやって頑張ってきてよかった」とかね。
「出会えてよかった」っていう人と巡り合う人たちを1人でも増やすことかなあ、っていうのが…本当に成婚って素晴らしいです。なので、そういう素晴らしい人に会うっていうような時間を死ぬまでにいくつも作りたいですね、これから。なんか本当、漠然としてるんですけどねえ。
ミミハムココロ:
もしもの質問ってのはしてるんですけれども。もしも、この結婚相談所の運営の仕事と出会ってなかったら、今どうなってると思いますか?
宮本由紀:
いや私ね…この仕事に出会ってなかったら、何をしてたんだろう…実は、想像ができないんですよ。それまでに、例えば映画の宣伝とかアパレルの企画とか。で、今の仕事の前は学習塾の受付とか。とにかく色んなお仕事で…不動産の受付とか色んな仕事をしてきて。なんですけど…長く続いた仕事って多分、5年10年長く続いた仕事ってこれだけなんです。なので「これをしてなかったら」っていうのが全く想像できないです。けれども…すごく頑張って考えていたら。すごい頑張って考えていたら、やっぱり、何かな…まあ今ちょっと気になっている保護犬のボランティアを多分。今もそうですけど家事、いわゆる「家族の食事を作って」みたいな日常の家事以外にそういうボランティアをしてるかもしれないですね。
なんか今、本当にそれが気になってる、動物たちが。本当にすごく出てくるじゃないですか、色んなところで。ちょっとXとか、ちょっとインスタを見るだけで。「手を全部折られちゃった」とか「猫が虐待された」とか「犬が…」とか。なんかモノ言えぬ生き物たちに対してのそういうことが、やっぱりもう気になってしょうがないですね。人間って言えるじゃないですか、「嫌だ」とか。なので、多分もう多分…
ずっーと…もうずっーとそれは気になっていて、寄付とかもしてるんですけれども。なんで、多分してなかったら仕事としてでなくそれを多分。まあ、この仕事はどうしてもね、今24時間動いてるんであれなんですけど。多分それを仕事にしてる気が…仕事というか、いわゆる家事とそれを並行してやってる気はします。もう本当に…どうにかしてあげたいですね。もう本当に、それだけですね。
ミミハムココロ:
将来的に行ってみたい場所はありますか?
宮本由紀:
私、ヨーロッパって行ったことないんですよ。例えば、前回はアメリカだったんですね、昨年の秋は10日間だったんですけども。日本とかと全く違う文化で、例えば、ヨーロッパって地続きで、島国の日本と違って。で、アメリカもそんなにたくさんの国と接してない、みたいな感じなので。
そういう地続きで、いろんな文化があって、古い歴史があってみたいな所に行く機会が今まで無かったんですね。ヨーロッパはどこの国でもいいんですが、何か一つ足を踏み入れてみたいですね。スイスなのか、イタリアなのか、フランスなのか…なんか日本とは違う、全く違う地続きでいろんな国が密接に絡んでて、っていうような国を。
本当に多分そこは時間が無いと行けないと思うからなかなか遠ざかっているんですけど、死ぬまでに一度は。昔からそういうような建造物があったりとか。まあスペインとかもそうなんですけど。そういった所を、やはりやっぱ人間がどんなものを作ったのか…なんかアフリカとかよりもヨーロッパをまず、先に見てみたいなと思ってます。
ミミハムココロ:
どうして人は結婚すると思いますか?
宮本由紀:
人って1人では生きていけない動物なんです。で、今1人がすごく多いですよね、単身家庭。なのですごく「なんで?」と思うかもしれないんですが、これは…未婚男性と既婚男性の寿命が全然違うのってご存知ですか?
ミミハムココロ:
いえ、知らないです。
宮本由紀:
いわゆる「配偶者がいる」もしくは「配偶者と死別する」、そういうのでもいいんですけど「結婚をして配偶者がいる男性」の平均寿命って80代なんですよ。だけど、「1回も結婚してない未婚の男性」って67歳なんですよ、平均寿命。で、なぜそこまでして違うのか。
人って、やっぱり誰かに気にかけられて「体にいいもの食べたら?」とか、なんか「健康に気をつけてね」って言われたりとか。誰かといると自分もやっぱり「気をつけなきゃ」って思うじゃないですか。あとは、誰かがいるから「頑張って働こう」と。人といると意欲が湧くんです。悲しいこともあるかもしれないけれども、人と関わることで自分の存在意義ってあるんですよ、良くも悪くも。これは男女ともです。なんですけども、特に男性はそうです。で、女性はね、そんなに変わらないです。面白いですよね(笑)
なので、もともとは人は1人で生きるよりも、「雄と雌」「男女」もしくは「家族」っていう形で生きていくというようなことが、実は自然なんです。
なんですけれども、物質的に楽しさを満たして、人を遠ざけても、なんか…自分の存在意義が物だったり、音楽とか色んなことで満たされるような、便利な都会が…関東もそうですし、多いじゃないですか。なので、そこで単身家庭がすごく増えたんですね。
ですが、最終的には人間は人間に対して気をかけてもらわないと…何ていうのかな。存在自体が、薄れていくという。「自分自身がなぜここにあるのか」みたいなことも考えるようになる、というような傾向はあると思います。できるだけ…それが「結婚」という形であるかどうかは分からないです。でもできれば…それがね、友達とかいうのもあるんですけど、実は友達にも家族がいるわけですよ。
自分よりも親は先に死んじゃうんです、どんなことがあったとしても、大体。まあ先に亡くなっちゃう場合もあるけど。大体は、順番でいくと親が先に亡くなるので。自分が初めて家族を作る。そして、また自分がその下に子ども、家族を作る。っていうことを、人生において一度は…するかしないか、考えるか考えないか、行動するかしないかというのは…まあ、それを考えるのは、自然なことだと思います。
ただ、それに抗う人が今は多いかな。やっぱり「男の人ってこう」「女の人ってこう」って言ったりとか。まあ例えば、「こんなに世の中がこうだから、お金が無いから独身でいる、結婚ができない」と、社会の方に責任があるみたいなお話もあると思います。それは全然否定するわけではないです。なんですが、自分の親を見て、今度は自分の親が亡くなる前に、自分も誰かパートナー、ってのはこれ実は全く自然なことなんです。
で、成人になった頃に、皆さんほとんど「自分は結婚するだろう」と思ってる、90%ぐらい、アンケートとかでありますね。そこから色んな事情でその割合が変わっていくわけです。なので、潜在的に「結婚」ということを考えたことが無い人は、多分1人もいないと思います。1人でいく楽さを選ぶよりも、誰かといる…誰かといて、何か自分が、なんだろう…「嬉しさ」とか「悲しさ」とか人生のいろんな壁に当たった時に、1人で越えるんじゃなくて2人で越える方がいいね、みたいな人が現れればいいかなっていうことを願いながら。日本は戸籍制度があるので、結婚という約束の中で未来も一緒にいたいと思うようなカップルを1人でも増やすお手伝いをしたいと思ってます。
「結婚がベスト」だと私は決して大きな声で言うつもりはないです。「1年活動したら私は答えを出します」って言って1年間活動したアラフォ―女性がいました。やっぱり1年でっていう考えは、その方の人生なので私は全然否定しないです。ただ、ハイスペック男性や他の要素も多く求めてすごくたくさんお見合いをして頑張っていたのですが、相手とのニーズが合わなかったこともあり、1年で退会されました。ですが、お見合いでお会い出来た男性はほぼ希望以上の男性だったので、活動の納得感はすごくあったと思います。大事なのはその「納得感」ですね。人生においてやらなかったことじゃないから、後悔は少ないと思います。全力で行動したことだから後悔が無い。やらなかったことの後悔だけは本当に誰1人して欲しくないと思います。私が、母をハウステンボスに連れていけなかったように。本当にそうです。
「結婚したら幸せ」とかそういうのじゃないんですよ。「安心」とか「信じられる」そんな人が「自分の親以外にいるんだ」という感じですね。最近は会員の皆さんが「チーム」が良い、そのようなパートナーシップをイメージする方が多いですね。それで良いと思います、絶対的なチーム。だから別れないんですよ、良い時も悪い時も。喧嘩してもいいんですよ。もうね、一生のチーム。チームメイト。そこに「子ども」というチームが加わる。そういうような、「1人より2人で越えていこうよ」みたいなイメージの方が結構合ってると思います。
嬉しいですよ、本当に…みんなね、連絡をくれるんですよ、成婚した後に。もう本当に嬉しいですね。「よく覚えててくれるな」と思うんですよ。だって、出会いの時しか接してないのに。だからね、「もう本当に良かった」って連絡してくれた後に言うの。だってね、1年か半年とか、2年とか3年後くらいになんかわざわざ「子どもができたから」って連絡くれるのって嬉しいじゃないですか。そういう仕事なんですよ、この仕事って。覚えててくれるんですよ。本当に素晴らしいと私は思います。ありがたい、ありがたいです。
だから、結婚は必須ではないけど…誰かと一緒のチームで、2人でどんな人生の荒波も乗り越えるようなチームを作っていこうと思ったら、結婚を考えてみてくださいって感じかな。
ミミハムココロ:
最後にですね、今回のインタビューの振り返った感想でもいいです。もしくは、自分が最後死ぬ時の遺言でもいいです。もう自由に最後、一言いただければ。
宮本由紀:
いやなんか私、たまたまnoteを久しぶりに書くようにして。で、ちょっと見たらなんか書いてある方を見て「へえ~、これ面白そうだな」と思って。今までサイトのインタビューもあったんですが、自分がいつも会員さんの色々なことを聞いて、それをどうしていくかってことを考えて提案してっていうことをやってるんだけど、自分が聞かれたら何を答えるんだろうっていうのを全然、今日も何も考えずに受けたんですね。
でも逆に言えば、私本当にあんまり考えてないんだなって思いました(笑)目の前の、何だろう…そう、仕事で、多分頭がいっぱいで。実は未来のこととか、あんまり考えてないんだなと今日は思ったんです。でも、それって実はすごく幸せなことで。今が充実してるから未来をあまり考えないんだと思うんですよ、未来に夢とかっていうよりも。だから、漠然と考えてて。今日「あっ、なんかそっかあ」と思って。「やっぱり私、保護犬のことがすごく気になってたんだなあ」とか「なんかヨーロッパに憧れたんだなあ」とか。
すごく改めて自分の人生、過去こうだったんだ、子どもの時そうだったなあ…親の目から離れていた分、色んな人のコミュニケーションを見て要領よくしてた分、それをいろいろ…まあ大人も子どもも昔はやっぱ田舎って大家族なので。そういう事も含め、「あ~、そういう過去があったんだなあ」とか、色んなことを振り返って。なんかすごくありがたい時間でした、めちゃくちゃ。「この仕事をするきっかけもやっぱり、どすこいくんなんだなあ」とか。noteで書いた彼との関わりがこの仕事を一生やってきたいなと思ったきっかけだったんで、「本当にやっぱりそれが頭に出てくるのはそうなんだろうなあ」とか。
だから本当に自分の人生を振り返れて嬉しいし、「今日からこうしていこう」っていうのがまた何となくぼんやり見えてきましたね。これからも…いや、この仕事は一番大事だけれども、同じ人生だったらやはり、何かしら+αっていうのもいいなって思いました。死ぬ時にはもう、なんか本当に「ごちそうさまでした」っていう人生だよね。「いや、本当に人生美味しかったです」って。食べ物じゃないけど、「本当にこんなに色んなものを吸収できて、色んなことができて…いやもう本当にありがとうございましたとごちそうさまでした」ですね。本当に感謝して、感謝したいです。たくさんの人に関わって。多分その時も、亡くなる時もそうかなあって思います。今日も本当に、ご縁をいただいてありがとうございます。
あとがき
宮本由紀さん、ありがとうございました。
最近、結婚相談所を取り扱う作品をよく目にします。『傲慢と善良』とか『婚活マエストロ』とか。個人的には、2010年代にマッチングアプリなるものが登場し、軽視というか蔑視されながらもじわじわと認知度が高まっていき、2020年頃からはtappleやPairsといったその他の勢力が現れ、世間の認識も「出会いの場の一つとして当たり前」へと変わり、マッチングアプリ大戦国時代が始まったように思います。これ、偏見だらけですからね。
マッチングアプリは「お見合い」や「合コン」と比べて相手の選択肢が圧倒的に多く、ぶん回せば自分と相性の良い人とすぐに出会える、という現代らしいコスパタイパの良い方法であるがためにここまで人気となっているんでしょう。しかし最近、YouTubeを眺めているとお見合いや合コンが再評価されてるかのようなニュースがちらほら流れてきます。こういうのを見ると、この先インターネットが無くならない限りマッチングアプリが消えることはないでしょうが、お見合いや合コンが完全に淘汰されることもないんだろうなあと思います。
僕はよくTandemという言語学習アプリを入れたり消したりします。この5年間で何回繰り返したか分かりません。なんで入れるのかというと、マッチングアプリと一緒でたくさんの人(外国人)と繋がれるので色んな人と同時に話せるからです。言語を伸ばすためには勉強の量も大事ですからね。じゃあなんで消すのかというと、同時に何人もの人とメッセージや電話でやり取りをするのが凄く疲れるからです。利用者が多いのでこっちから相手を探してフォローしなくても、向こうからメッセージがぽんぽん来ます。というか来すぎです。いちいち全員には返事しないんですが、誰かからのメッセージが溜まっているという状況が嫌になります。だから疲れます。
選択肢が多い事は幸せかもしれません。他の道を知らずに進むより、色々知ったうえで選んだ道を進む方が納得感もあるのかもしれません。でも僕は、世の中に絶対なんてものはないと思っています。つまり、選択肢が多すぎるのもそれはそれで別の苦しみを生むかもしれない派です。だから、時には選択肢の少ない、どちらかと言えば効率的ではない方法の方が良いのかもなあと考える事がたまにあります。だから、、サンティアゴ巡礼に行きたい、、、
【インタビュー・編集・あとがき:ミミハムココロ】
#無名人インタビュー #インタビュー #結婚相談所 #カウンセラー

マガジンで過去インタビューも読めますよ!
インタビュー参加募集!

いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!