高校ぐらいまで自分のこと女王様だと思ってた人
大学生の時に私は、大学の部活をまとめる委員会みたいなのに携わっていて、これは予算配分をしたり、なんか学内自治をキープするためのものだったんだけど、なんだろう、その時に後輩の女の子がいて、その子は女帝って言われてたんだよね、あだ名が。
まあ、女帝っていっても、気品があってたかねの花っていうのではなくて、すこし気が強くてリーダーシップがあるから、女帝っていう立ち位置で。
いつだろう。私が3年生で、あの子は、女帝は、2年生だったよな。名前も覚えていない。だって数か月くらいの付き合いだったから?
女帝は、リーダーシップあったけど、おっちょこちょいというか判断基準に面白さ優先みたいなところがあったので、どっちかっていうとほんとうは、女帝(笑)って感じだったんだけど、私はその女帝とけっこう、気が合ってたんですよねえ。女帝がぼけて、私がつっこむみたいな関係性だった。楽しかった。
私が恋人(女帝ではない)と大学を歩いていたときに、たまたま女帝とすれちがって、あ、それが彼女さんですね、みたいな話になって。でも今振り返ると、その時に恋人がいなかったら私は女帝を口説いてたんじゃないのだろうかと思って、もしもの未来の世界線を考えてしまう。
けれども、口説いたところで女帝がイエスと言う確証はなく、よくあるちょっと話したくらいで好きになっちゃう男の馬鹿さ愚かさ至らなさって思うね実際は。これこれ。ここここれ。こういうことすぐに考えちゃうようになったら、それはもうりっぱな中年男性ですよ。
終わり。
無名人インタビューゴー!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは はら匠(はらしょー) さんです!
現在:「愚痴ばっかり言ってるけど、私って一体何したいの?」って考えたときに、別にインド占星術っていうのはあくまで手段でしかなくて。一番は「頑張ってる人とか頑張ってる企業とかを応援したい」だったんですよ。
あるく:今は何をしている人ですか?
はら匠:はら匠という名前でインド占星術の占い師をしています。
普段は、鑑定のほかに、勉強仲間と一緒に勉強会や復習会をしていて、いつかみんなで一緒にインド占星術の館っていうサイトをやれたらいいなと考えてます。数年前に勉強仲間から「館作ってよ~」と冗談で言われてたんですけど、それを聞いたとき、「ありだな」と思って鑑定しつつ動いているという感じです。
ただ、鑑定はこれからも続けてはいくんですけども、ずっと鑑定士でやっていきたくないっていう気持ちがあって。鑑定士1本でやってくっていう気持ちはあんまりないんですよね。ていうのも鑑定のアドバイスには自分一人じゃ限りがあることに気付いちゃって。例えば自分の経験したことがないことは、インド占星術を見て「時期はちょっと危なそうだね」とか「こういう傾向があるね」とか、そういったことはお伝えできても、じゃあ具体的にどうしたらいいかってなったときに、自分自身の経験や知見もなかったりすると、できるアドバイスって結構限られてくるなと感じたんです。
プロの占い師さんや先生レベルの人であれば、ホロスコープとかで性格だったりそのお客さんの特徴がわかるわけだから、その方に合わせて伝え方を変えるってことができるんですけども、私自身、まだまだそれが難しく…。合う人はすごい合うけど、合わない人は全然合わないんだなと感じました。自分の未熟さもあったりもして、自分1人で鑑定するのやだな~と思っていました。笑 だったらみんなでやればよくない?と。例えば同じインド占星術でも「この業界の仕事一筋でやってきました」っていう方がいてもいいし、「インドにめちゃくちゃ詳しいです」っていう人がいてもいいし、「家庭内のご相談だったら私に」みたいな人とかがいれば、同じインド占星術だとしても、面白いんじゃないかな。1人で全部を網羅しなくてもいいかなってふうに思ったりとかもして。
そういうこともあって、インド占星術の館を作りたいなって思いつつ、今は一旦勉強会を内輪でちょっとやったりとかするぐらいです。サイト作成などは、元々Web広告のサイト制作とかのディレクションとかもやってたし、仕事でもやってたので、作ることは全然いつでもできるんですけどね。
館を作るうえで私自身も鑑定スキルとかを上げないといけないなと考えています。あとは今は内輪でやっている勉強会も、今後、インド占星術をやろうとしたけど、仲間がいなくて諦めちゃったっていう人向けの勉強会や、鑑定の方法をお伝えすることができるようになりたいと構想しています。ただ、それらを実行するためには、自分自身がちゃんと鑑定できなきゃいけないし、教えられるくらい復習もかかせない。一時お休みしていた鑑定を再開して、私はどんなふうに鑑定してたっけと振り返りつつ、それをちゃんと体現化して、鑑定ノウハウを伝えたりすることができたらいいなという気持ちで日々生きています。
あるく:元のお仕事はすごい忙しくてやることいっぱいだったとおっしゃってたと思うんですけど、その仕事を辞めようって思って占いに行こうと思ったのはなぜだったんですか?
はら匠:元々辞めるきっかけはいっぱいあったんですけど、実は最近、友達が文学フリマで同人誌出してて、それが「働きたくない」っていうタイトルだったんですね。私もそこでエッセイを書きまして。そこで書いてたことと重なっちゃうんですけど、辞めたきっかけは別にありますが、辞める理由の一番は、WEB広告の営業ディレクターの仕事を3年も5年もちょっとできないっていうふうに思っちゃったんです。
そもそも私がその会社に長く在籍できたのも、上司のおかげなんですよね。本当にお世話になった。その人がいなかったら、もっと早く辞めていた自信があります。
あとは自分自身もやりたいことかどうかっていうよりも、「今は勉強期間だから」と思っていたのと、自分の中で、WEB広告という業種に対して納得感を持ってやってはいたものの、心底ハマれなかった。
自分の問題なのに、文句や愚痴ばかり言ってて、このままだと本当に周りの人たちにいい影響を与えられないなと感じていました。インド占星術の鑑定も副業でやってたから、そっちに集中しようかなと考えたこともありました。
あるとき仕事上で選択しなければいけないタイミングがきて。AかBかを選ぶんですが、どっちもどっち。そのときはじめて愚痴ばっか言ってるけど、私って一体何したいのって考えたんですよね。よくよく考えたら、そもそもインド占星術すらも、あくまで手段でしかなくて、一番は、「頑張ってる人とか頑張ってる企業とかを応援したい」だったんですよ。
やりたいことって営業で成績1番になることじゃないんだなと。広告代理店のお仕事って、お金を持ってるクライアントから広告費をいただいて、リスティング広告やりましょう、インスタグラム広告やりましょうよって提案したりするんですけど、お金持ってるから応援するというより、頑張っている企業とか人を応援したいなと思いました。
他にもいろんなきっかけがあって、大きな流れに流されるかのように辞めたんですよ。
それとインド占星術でも、時期として出てました。辞める年の年明けぐらいに自分で「今年はどんな仕事運になるかな」と見たら、6月と9月に仕事の大きな変化があるなと。独立とかも何か考えるんじゃないかなみたいなのが自分でも確認できて。勉強仲間と一緒に私のホロスコープで出してみたときにそれが出てきたんです。確かに6月末で会社辞めましたし、9月の半ばに、やっぱり鑑定再開しようとなりました。
6月末に会社を辞めた時には、鑑定はお休みしてて、再開は考えていなかったんです。そのときに、とあるビジネスのワークショップに参加した際、「インド占星術の鑑定はできるけど、それでやっていきたいとは考えていない。占いだと変な人が来るから鑑定したくないんです」って言ったら、「変な人が来ないようなマーケティングだったり集客をすればよくないですか」って言われて、「はっ!確かに!」と思い再開しました。
確かにそこから、発信の方法を少しだけ変えただけで、これまでと違う人たち、まさに何かを頑張ろうとしてる人たちが来たりしたんです!主にココナラで鑑定をしていました。
ただ、11月ぐらいに、ココナラでアカウントBAN食らっちゃったんですよね。ずっとココナラでチャットで鑑定してたんですけど、外部誘導してますねってみなされて。私は出品することもできないし購入することも、消費者として購入することもできなくなっちゃいました笑
あるく:ココナラは外部誘導しっかり禁止されているんですね。
はら匠:そうなんです~。駄目なんです。最近は結構厳しいらしいですね。
ただ、ココナラでのチャット鑑定を再開してからずっと思っていたことがあって、「この人ってどんな人なんだろう、オンライン鑑定したいな~」と思うことがより多くなってきたんですよね。
だから次のフェーズ。今回の件は良い機会だと受け取っています。ココナラの垢BANはこれまで鑑定しにきてくださったお客様には申し訳ないし、ご迷惑をかけてしまったと思いますが、今はオンライン鑑定や直接対面を中心に鑑定するような方向で、発信をしています。非常にぼちぼちですが。。。
あとあれなんですよ、9月からスナックのママ。月に1回なんですけど。10月から。9月に話が出て、10月から月に1回赤坂見附の「スナックひきだし」っていうところで、ママを1日だけ、スナックかけだしって名前でやったりしてます。
あるく:一瞬私の個人的な感想になってしまうんですが、はら匠さん、スナックのママとても似合いますね。私も行きたいなと思う雰囲気です。
はら匠:ありがとうございます~!嬉しいです。最初はお試しのイベント的にやってみて。そもそも7月、会社辞めてすぐに知人から「スナックのママやらない?」という話が来て。そこに面接に行ったんですけど、結果、落ちたんですよ。選考通らなくて。経験者が来たからその人たちを選考優先しますってことで。せっかく紹介されて、やる気にもなっていたのに「え?」と肩透かしをくらった感じがしました。笑
「スナックのママやることになりそう」って周りに言ってて、周りの人も「行く行く」という雰囲気だったので、不完全燃焼っていう状況でした。その時に、スナックひきだしの紫乃ママ(木下紫乃さん)に「だったらうちでやってみれば」って声をかけてくださって。
「1回やってみて『1回だけでいいわ、スナックママ』ってなるかもしれないよ」と言われて、確かに一回はやってみようと思ったんですよね。
いざやってみたら結構楽しくて。
これまでは「お客さんとして一生頑張って盛り上げてきます」と思ってたんですけど、実際やってみたら結構楽しくて。その場を作るっていうところが。なんか結婚式の披露宴みたいな感じなんですよ。まだ結婚してないし、披露宴もしたことないんですけど。
あの人とこの人を合わせてみようとか。席順とかも考えたり。
2回目を実施したときのお客さんが、ご新規さんと私の幼なじみたちと私の叔父っていう、なんだかすごいカオスなメンバーではあったんですけど、最後に集合写真撮ったんですよ。
その集合写真がなんていうんだろう、絶対普段の生活だと絶対に知り合えないような、仲良くならなさそうなメンバーが一緒に写真撮ってるみたいな感じがあって。しかもお互いに連絡先を交換することもないから、一生このメンバーでは集まらないみたいな。
でもそれがいい。
その場はみんな楽しく何かいろんな話をしたりとかして、もう最高だなと。この距離感だわと。私、こういう場にもっと浸っていたいと思って、来年からはもう定期で月1でっていうことで入ることになりました。月1ママみたいな形で、固定で。月1がちょうどいいですね。
あるく:占いとスナックのママ、両方やっていくっていう形に今後なっていくんですね?
はら匠:今はそうですね。でもそれ以外にね生活費とかね、月1だけだとあれなんで、どうしてこうかなみたいなところは結構あります。なので自己分析とかをやって。Webディレクターとかでもいいんですけど、でもせっかくならね、今辞めて、時間もあるわけだし、何したいかっていうのすごい自己分析やって。できればいろんなことをやり始めたんですよ。Spotifyで発信したりとか。
他にも先ほどお話しした友達の同人誌で書かせてもらったエッセイをきっかけに、エッセイいいなって思って。エッセイストもやりたいみたいな。自分のなんか思ってることとかを書いてそれを読んでくれた人が元気になったりとか、逆に、「はら匠さんみたいにはならんとこ」みたいな反面教師でもいいし、なのでnoteとかも、最近マルチに引っかかった話とかも。怒りなんですけど、マルチ撲滅みたいな気持ちで、うわーっと書いたのが結構人に読んでもらったりとか。
すごい理想論ではあるんですけど、自分の何か経験したことを糧にして、いいことも悪いことも、世の中のために使いたいと思っています。それでもし、ご飯が食べれたら最高と思って今動いてます。だから生活費を稼ぐための仕事も何かエッセイに繋がるような仕事を探そうかなとか。
あるく:今占いで生計を立てられていると思うんですけど、占いで生計を立てるって割と可能なことなんですか?
はら匠:いや、結構大変ですよ。占いで食べていこうとすると、あまり良くない気がします。なんだか相手を不安にさせて、また来た方がいいですよみたいな感じのことを言いそうな自分がいて。お金に欲が絡むと。悪徳占い師になっちゃうかもみたいな、そういう怖さがあるんで。純粋にその人のことを応援できなくなっちゃったらやだなって思いますね。それになにより、鑑定分析にとても体力が使われるので、なかなか・・・笑 自分がウルトラ元気でないと難しいです。
あとは、占い鑑定は一つの軸として欲しいんですけど、これに頼りきるような生活にはしたくないな。エッセイを書くとか、他の仕事、スナックのママする、でもう1個何か他の仕事するとか。Webディレクターもいいんですけど。とにかく、いろんな柱をいっぱい作りたいなと。今はどう動いていこうかなみたいな感じです。
あるく:「占い師」になりたいわけではないってことなんですね。
はら匠:占い師はもう占い師なんで。もうなっちゃってる。誰でも明日から言えますよ笑
あるくさんも明日から占い師ってできますよ。銀杏占い始めましたとかできますよ。銀杏の割り方で吉凶を占う笑 銀杏の割り方で綺麗に割れたらできるし、変な割れ方をしたらまだですねって言うような感じで。最近編み出しました。だれでも占い師にはなれます。笑
あるく:じゃあ占い師ではあるけど、占い師でもうお金をいっぱい稼いで食べていきたいわけではなくて、色んな顔を持っていくんですね。
はら匠:そうですね。たくさん活動の場を増やしていきたいと思っています。どの活動も名前は「はら匠」っていう名前でやっていくんですけど。「はら匠(はらしょー)」って名前、男女ともに呼ばれやすいので、はら匠って名前でやっていきます。
あるく:何ではら匠にしたんですか?どういう意味なんですか?
はら匠:ロシア語のブラボーっていう意味からきています。
元々は大学時代のあだ名なんです。ロシア語のブラボーっていう語源も割と良いし。ハラショー!って。
元々はサークルのあだ名とかだったんですけど、占いを自分でやっておこうというときに、本名よりかはちょっとあだ名をつけたいって思って、ハラショーにしました。んで、ハラショーのショーは匠にしようみたいな。というのも、やっぱり趣味とはいえ、本業ではないとはいえ、人様の人生にいろいろ口出しするわけだから、生半可な気持ちでやっちゃいけないなみたいな。
っていうので、プロ意識を常に持ち続けたいので「匠の技」とかの「匠」を入れたって感じです。
あるく:そういうことなんですね。どういう意味なんだろうって気になっていました。
はら匠:よく「原さんじゃないんですね」とは言われますね。
あるく:そもそもなんで占いをしようと思ったんですか?
はら匠:そうですね、元々小学生のときから占い好きだったんですよ。占いとか風水とか。引っ込み思案ではないんですけど、好きな男の子と両思いになるためには、私の家の部屋の位置が家の中心から見て北西にあるから恋愛運として良くないとか、そういうことを考えている小学生時代だったんですよ。
占いがすごい好きで、大学も風水が好きだからっていう理由で建築学科に進みました。でも結局、全然、風水学べることもなく、終わり。
インド占星術は元々、仕事で、私がすごいしんどくて鬱一歩手前になったりとかして、そのときに教えてもらったのがインド占星術鑑定だったんですよ。
めっちゃ当たると噂でした。それで私も受けてみたんですよ。そしたら結構救われました。そして開口一番、「あなたは繊細ですね」と。
仕事内容も、「ぶっちゃけ、今のそのお仕事向いてないです」って言われて。向いてないんだったら向いてないなりに頑張ろうという気持ちになりました。
それまでは同期と比べたりとかしてたんですよ。同期の人たちはみんな優秀で、仕事もできるのに、なんで私はできないんだろうと感じていました。他にも「『つらい』とか『きつい』とかそんなことを思っちゃいけない」と思っていました。「こんなことくらいで傷つくなんて駄目だ」ってすごい自分の感情を否定してたんですけど、いやもうそんなことしなくていいんだって。
だって私生まれつき繊細なんだから。繊細だってことがわかって、すごい楽になって。繊細なんだったらそれを直すんじゃなくて繊細なりにどうやったらいいのか、どうやっていろんなストレスから自分を守ればいいかっていう発想に変わったんですよね。
そこがインド占星術に救われたと思ったところです。そのときにその先生が「実は3ヶ月後、インド占星術の占い師になるための講座をやるんです。もしよかったら出ませんか」って言って。即やりますと答えていました。
別に占い師になりたかったんじゃなくて、自分のことをすごい知りたくてそれは。どうして生年月日と生まれた時間と、あと相談内容ぐらいしか言ってないのになんでこんな当たんのかと。それが不思議でしたね。授業中は、これまで生きてきた中で一番質問してました。やっぱ自分のことが一番知りたかったからかな。だからもし、自分のことを知れなくなるんだったら、インド占星術、速攻で辞めますよ。
いまだに勉強とかしてても、例題のホロスコープを見ながら、「私ってどうだったっけ」って感じで、自分のホロスコープを振り返ったりとか、それぐらい自分のことをすごい知りたいし向き合いたいし。うまくいかないこととかも、なんでうまくいかなかったのかとか、どうやったらうまくいったのかとか。そういうのを考えることがすごい多いので、失敗を失敗で終わらせないようにはしてますね。絶対に。転んでもただじゃ起きない。
過去:あと、インド占星術は私みたいにちょっと押しの強い人間にとっては、「いろんな人間がいるんだな」ということが客観的に知れて勉強になるんですよ。全員が私みたいになる必要は全くないし、私のように行動しなきゃいけないわけでもないし。
あるく:最初の質問です。子供のときはどんな子でしたか?
はら匠:子供のときは学校がすごい大好きでした。学校というか幼稚園、幼稚園も大好きでした。っていうのも近所に行くと、同い年の同じ世代の子供が全然いなくて、家だと大人しかいない。一人っ子だったので、大人しかいなくて楽しくなかったんですけど、幼稚園とか小学校とかは、同世代の友達がいっぱいいたので、それがすごい楽しくて。小学校もほぼ、インフルエンザとかそういうのじゃなければほぼ皆勤ぐらい、学校大好き人間でした。
あるく:じゃあ人との関係も今まで楽しくやってきたっていう感じですか?
はら匠:そうですね、まさに。もちろん嫌なこと、例えば友達と喧嘩とかはあったりしましたけど、それでも基本的には楽しかったですね。んで、高校も皆勤賞でしたし。
あるく:性格としてはどういう性格でしたか?
はら匠:性格ですか。どっちかと言ったら、授業中、積極的に手を挙げて、当てられたら、「えっとえっと」みたいな。笑 言いたがりみたいな感じでしたね。「1回の発言に9回『えっと』を言ってたよ」って友達に数えられて笑われるくらい、とりあえず喋りたい感じは今と変わらないですね。
あるく:人とのお話とかも好きなんですか?
はら匠:好きなんですけど、多分全然得意じゃないんです。20代前半ぐらいに友達からすごい怒られたことがあって。「はら匠ちゃんの話し方は、話してる内容はもう細かいし長いし、起承転結ってことをちゃんと知った方がいいよ」と怒られたことがあります。そこから、ちょっと気をつけるようになったりとかしたんですけど。「はら匠ちゃんさあ、ちゃんと相手の反応とか見てる?見てないからさ、多分何回も話するんだよ」としっかり叱られてもいました。ただ、いまだに同じ話を何度かすることがあるので、最近は「これ、前に話したかもしれんけど」って前置きを置くようになりました。
あと素直でした。今も変わらないんですけど。成人式のとき、久しぶりに会った幼稚園の幼なじみに、「幼稚園のときと変わらないね」って言われました。
あるく:どういう部分が変わらないんですか?
はら匠:素直だし、誰とでも話すし、昔から人見知りをしたことがないんですよ。
幼稚園の時から「おままごとしよう~!」みたいな感じで。
むしろ逆に周りの目とか周りをちょっと気にしてたところは今もですけど、あったかもしれないです。
幼稚園のときに、明日遠足で、遠足のときに友達4人で長袖長ズボンでいこうっていうふうに約束してたんですよ。でも当日、結構天気が良くて気温も高くて、私の母が「はら匠ちゃん、今日は暑いから半袖半ズボンにしよう」と言ってきたときに、私が「いや、長袖長ズボンにする」とだけ言ったんですよ。母親から見たら、この子は長袖長ズボンでやりたかったんだってふうに思ったらしいんですけど。で、実際、遠足にいざ行ってみたら、友達みんな半袖半ズボンだったんですよ。私だけ長袖長ズボンで。私は、周りの子たちと約束したから、長袖長ズボンにしたのにということはありました。何か、ちょっと裏切られたじゃないけど。勝手に人に期待したりとかあったし。
あるく:さっき少しお話していた落ち込んでいた時期、鬱一歩手前だった時期のことをお聞きしても大丈夫ですか?
はら匠:もちろんです。今思えば、変えられないもの、自分の努力じゃどうしようもできないものも、どうにかしたい、コントロールしたいっていうふうに思っちゃってた部分があって。完璧主義じゃないですけど。
最初のときは人材営業みたいなことをちょっとやってて。建築学生のエントリーシートの添削したりとか、建築学科卒業してたので後輩にあたる子たちを、建設会社とかゼネコンとかの、できれば私の担当してるお客さんところに内定決めてほしいなとか思っていろいろやったけど、でも結局その子の人生なんで、どうしようもできないじゃないですか。それに対して、すごいストレスがあったりとか。
あとはその人材営業とかだと、終わりが見えないというか。毎日毎日やることはいくらでもあるし、はいこれやって終わりみたいなことはなくて。それが結構、自分でそのゴールを区切れないっていうところに結構しんどさを感じたりして。
そのストレスや、前に話していた「つらいとか思っちゃいけない」って自分の感情を否定したことで涙が止まらなくなっちゃってましたね。もうしたいことも行きたいこともやりたいことも会いたい人もいないみたいな。喜怒哀楽がないみたいな感じでした。仕事で。
だから怒ってるだけまだ元気なんだなとか、そのバロメーターになってますね今。怒れなくなったりとか、全てが私のせいだみたいなふうになったら、ちょっと要注意なんだなって。自分でもそれはホロスコープで出てますし、弱いところとして。
その後編集部に移るんですけど、編集に行ってから制作物だったりとか、自分の作ったものや関わったものが形になるってところにちょっと喜びを覚えました。自分の中でひと区切りつくみたいな感じでやってました。
でもそこも結局何か作って終わりになっちゃうのがすごいもったいないなって思って、Web広告の方に転職して。Web系だったら、何が良くなかったのかとか、例えば、そのトップページで直帰率が高かったら、トップページが良くないんじゃないかとか、テキストもこういうふうに変えたらいいんじゃないかとか、そういった効果検証を図ることができるので、それでWeb広告に進みました。
あるく:なるほど、Web広告の仕事は2社目だったんですね?
はら匠:そうなんです。
あるく:じゃあすごく落ち込んで大変だった時期は1社目のときですか?
はら匠:そうですそうです。でも2社目のとき最初はちょっと、ついていけなかった。そもそも営業に入って、今思えば結構幅広く、広告のことも勉強して、サイト制作のディレクションもして、サイトの構成とかもなんなら作ったりとか、制作スケジュール引いたりとかやりながら、広告の勉強してそれをお客さんに広告効果、先月はこんなんやったけど、こうだったねみたいな、とかいう話もできるようにならなきゃいけないっていうことで、パンクして。
ただ上司がすごい良い方で。辞めた今もすごい気にかけていただいたりとか。大丈夫か?みたいな。すごく良くしていただいてるし、すごくフラットな方なので、それが本当にもう尊敬してますね。
あるく:今までの人生を振り返って、人生の章が移り変わったなっていうところはどこですか?
はら匠:章が区切れたなってとこですか?やっぱインド占星術に出会って勉強したぐらいからですかね。って今ぱっと思います。じゃないかな。インド占星術の講座仲間と出会ったりもそうですし、自分自身も、そうですね、結構占いジプシーだったとこがあったんですけど。困ったらいろんな占いを受けまくるみたいな。
でもそうじゃなくて、何て言うんだろうな。人とか占い師に言われて「じゃあそうします」じゃなくて。インド占星術なら生まれた時間が正しければ、読み解き方が間違いなければ、大抵納得のいくアドバイスになるというか。「ああ、だからか」みたいな感じに腑に落ちたり。
それに自分を客観的に知れますし。
あとインド占星術は私みたいにちょっと押しの強い人間にとっては、いろんな人間がいるんだなっていうことを客観的に知れて勉強になるんですよ。
全員が私みたいになる必要は全くないし、私のように行動しなきゃいけないわけでもないし。今まではそれがわかんなかったんですけど、インド占星術を鑑定して、逆に私が勉強させてもらったりとか、教えてもらったりとかしてるっていう感じがあって、もう一生続く学問やなって思ってます。
鑑定士としてずっと1本ではやらないですけど、自分のホロスコープを見て思うのが、ずっとインド占星術っていうものを死ぬまで勉強したりとか、関わり続けるものではあるんだろうなっていうふうには思います。
あるく:そうやってホロスコープに出てるんですか?
はら匠:出てます出てます。そうだよねーって。もしかしたら五、六十代になったらね、鑑定士1本しようかなみたいなふうになるかもしれないし、そのときはそのときでみたいな感じですかね。
あるく:インド占星術でこんなにいろんな人がいるんだと気づいてから、はら匠さんご自身が変わった部分ってありますか?
はら匠:そうですね、人を通して、自分という輪郭に、だんだん気づくようになってきたという感じですね。
それまでは自分のことっていうのって、なんかあんまり自我がないというか。綺麗でなにかキラキラしてて音があって楽しいなとこにファーっていく何か、蝶々みたいな感じだったんです。あんま特に考えてないというか。
しかもそれに加えて、高校ぐらいまで私、自分のこと女王様だと思ってたんで。家の中でも女王様だったし、クラスとかでも別にもう1人友達が女王様でいたんすけど。私も結構、先生に対してタメ口というか偉そうだったりとかして。考え方もいろいろ尖ってたし。
だけどそれが大学に入って、バイトをし始めてちょっと丸くなりつつあって。ただ自分のことっていうのはあんまりそこまでわかんなかったというか、就職活動もそんな大してしていなかったし。就職活動も入社した1社しか受けていないし。
っていう感じだったんですけど、それが、「私って何したいんだっけ」と考えるきっかけになったのって本当にインド占星術かなっていうふうには思います。「何に興味が向いてるんだっけ?」とか、インド占星術的に言うと、こうだよね、で、実際はどうなのって、そうかみたいなとか。
あるく:今まで話を出してないことでこれも自分の中で大きかったなみたいな過去の出来事があればお聞きしたいんですけど何かありますか?
はら匠:なんだろう。でも、やっぱり今これ自分の課題でもちょっと解決、解決っていうか徐々に大丈夫そうにはなってきてるんですけど、ずっと自信がなかったんですよ。18歳くらいからメンタルに自信ないねってインド占星術でも出てました。
確かにそれまでは結構女王様みたいな気持ちでわりと横暴だったんですけど、確かに大学入ったぐらいからそれがなくなってきましたね。
で、元々結構自分に自信がなくて、それで結構恋愛関係があんまりうまくいかなかったんですよね。
堂々としてればいいのに、嫌われちゃったらどうしようみたいな感じのメンタルになったりとか。共依存を学生のときに経験したりとかして。「自信がない」っていろんなところに影響を帯びてくるというか。仕事でも人間関係でも、最近になってようやく、仲いい友達とかに、「こういうのやなんだけど」とか、「私こういうことされると結構悲しい」とか言えるようになって。それまで言えなかったんですよ。
今でも全然ぱっと言えないですけどね。一旦持ち帰って「あれ、、」みたいな。今までは溜めて溜めて溜めて溜めて爆発してたけど、爆発しちゃうと関係が壊れちゃうんで。壊したいわけじゃないから。壊したくないのになんで壊れちゃうんだろうみたいな感じだったのが、溜めて溜めて爆発してたからかっていうのに気づいて、なるべく溜めすぎないようにするとか。0か100か、白か黒とかじゃなくて、一旦今はちょっと距離を置くとか、一旦今はそこにフォーカスしないとか、そういったことを考えられるようになったかなみたいなっていうのはありますね。
あるく:女王様だったけど、人との関係はちょっと繊細だったんですか?
はら匠:そうそう特に恋愛関係とかそうですね。
あるく:恋愛も結構いろいろあったんですか?
はら匠:全然そんな大したことはないんですけど、そうですね。最近数人で集まって、やらかしちゃった曲線っていう、やらかしちゃった自分史みたいなのを発表しようみたいになったんですよ。1人5分で。私、その5分間の間で話した内容ってほとんど恋愛の話が多いんですよね。
元々風水とか占いが好きなのも好きな男の子と両想いになりたかったわけで。友達関係で使ったことないんですよ別に。好きな男の子と両思いなったらいいな、向こうも私のこと好きでいてくれたらいいなみたいな気持ちで、占い見たりとか、風水勉強したりとかしてて。
昔っから。昔から異性を意識してるんだなみたいな。そんな感じはあります。
未来:なるべく距離感を大事にしてます、占いとの。
あるく:5年後10年後、あるいは死ぬときまで想像して、未来についてどういったイメージをお持ちですか?
はら匠:嫌でもどんどん良くなってくとは思いますけどね。だって今までも、別に逃げたり、もちろん何をどう逃げるかとか、向き合うかって難しいですけど、自分の中で結構向き合ったりとか。あ、でも、まさか自分が、子供時代の自分が、今の自分を見てインド占星術やってるなんて思ってないだろうな。
ただ、方向性としては、憧れてる大人になりたいなっていうのがあるので。女性として、大人として。今は身近な人とか、目の前にいらっしゃる、来られた相談者の方だったりとかですけど、もっといい影響を、もっとたくさんの人たちに5年後10年後とか与えられるようになったらいいなって、私自身が。そういう人間になりたいなっていうのはあります。
なのでやっぱり場作りじゃないけど、そういったこともどんどんやっていきたいしインド占星術だけにこだわらずに、いろんなことに手を出したりとか挑戦したりしていきたいなっていうふうには思ってます。
あるく:もし占いに出会ってなかったらどういう人生になってたと思いますか?
はら匠:占いに出会ってなかったら?どうだろう。占いに出会わないとか、ある?
確かにインド占星術に出会ってなかったら、鑑定受けて終わってましたよね、多分。
もしかしたら占いジプシーになってたかもしれないですね。ただただ。いや、想像つかないです。
死んじゃってたかもしんないですね、もう辛すぎて。もし占いがなかったり、ない世界線に行ってたら。死んじゃってるか、ぎり生きてたとして、もっと思いつめてたかもしれないです。
何か直さなきゃとか、そういうことをすごい考えてたかもしれないですね。
あ、心理の方かな、もし行くとしたら。今ちょっと興味があるんですけど、カウンセリングとか、心理カウンセラーとか。もしかしたらそういうところに興味を持ってたかもしれないです。占いがなければ。もしかしたらそっちに出たかもしれない。
行ってたかも。でもわかんない。想像つかないです今はもう本当に。
あるく:それぐらい今の生活を占めてる割合が高いものなんですか?
はら匠:そうですね。高いけど、ただ、距離感をちゃんと持つことを意識しています。もちろん大事なことは占いを気にするけど、日常レベルの今日は買い物に行くべきか行かないべきかとか、そこまで考えたらもうなんか、逆に占いにとらわれちゃってもう人生としてどうなのよっていうのがあるので、そこはうまく。
平安時代は吉凶を占って、例えば今日はもう絶対北に行っちゃ駄目だから、でも北に行かなきゃいけないってなると、方違えをするような時代がありましたけど、今はそれをしなくてもいいかな。そこまでしなくても。
もし、ちょっとトラブルが起きたとしてもそれをどう捉えるかっていうぐらいの、豊かな時代なので。昔はね本当に、それであっけなく死んじゃったりとかもあったから、命の危険があったから、占いでその日の吉凶を出さなきゃいけなかったかもしれないけど、今はそこまでしなくてもいいかなみたいな。考え出したらきりがなくなっちゃうんで、いい距離感でって感じです。
なるべくその距離感を大事にしてます、占いとの。
何でもそうですけど人との関係、それこそ仲いい友達とか恋人とかもそうですけど、結局距離感がおかしくなっちゃうから、うまくいかなくなるというか。
「占い」というものとも私、1度距離感がすごい近かったときがあって。そのとき友達にすごい怒られたんですよ、またさっきの同じ友達に。「私ははら匠ちゃんの話は聞きたいけど占いの話は聞きたくない」って。
誰に話すか、どう向き合うか。で私占いを副業でやってたときとかも、やりすぎて、会社の仕事終わって、夜、チャット鑑定して、土日もずっと鑑定してみたいなことをやってたら、だんだん自分自身が消耗したんですよね。
もちろん中には元気をもらうような人もたくさんいたんですけど、やっぱりその落ち込んでる人とかを励ましたりとか大丈夫ですよっていうふうに言ったりするって、自分が元気じゃないとできないって思って。
そこでちょっと占いもういやみたいな感じになっちゃったりとかして。もうやんない!って。勉強も鑑定もやんないよ!ってなっちゃったりとか。
そういうこともあったりしたので、自分が無理しない範囲でやろうと。そのためには自分のことをすごく知らなきゃいけないし。インド占星術でも確かに自分の性格だとか、強み弱みはわかるけれども、それだけじゃなくて、自分で、スプレッドシートとかで項目で出して、特徴とか強み弱み。こんなことされたら嫌だとか、こういう人と一緒に働きたいとか、めっちゃ細かく何か出来事が起こる度にそれを書くんですよ。いつも何をしがちなのか、何をすると自分はテンションが上がるのか。すぐそういうのを今スプレッドシートでわーって、会社辞めるぐらいからまとめてて。
やっぱ自分のことを知りつづけないとね。自分のこと知ってたら、もしちょっと悪い立場に、悪い状況になっても「ごめん。私、こういうのなるとちょっとしんどいんだよね」って先に言えたりとか、回避できたりとか、周りに迷惑かけずに自分も我慢せずに済むかなっていうふうに思ったりとかして。もっと自分をいっぱい知ってこうみたいな、感じですね。
あるく:最後に言い残したことはありますか?読者向けでも自分に対してでも何でもいいんですけど。
はら匠:残したことですか。そうですね、占いっていうとスピリチュアルのスピスピでしょみたいな、女性の方が圧倒的に多い業界分野ではあるんですけども、カウンセリングの一歩手前かなってふうに思ってて。
もっとカウンセリングが、広がっていって気軽に受ければいいのになっていうふうに思ったりはしつつ、結構みなさん、カウンセリングを占いで解消したりとかするところがあって。
だからいろんなね、なんか変な占い師もたくさんいますけど、悪い占い師も。でもそういう人だけじゃなくてちゃんとやってる人たちもいるよっていう。だからもし悩んだりとかしたら、ぜひ。私じゃなくてもいいし、まぁ私でもよければみたいな感じです。
あるく:ありがとうございました!
あとがき
「自分、女王様だと思ってた」ってご自身でおっしゃられてたと思うんですが、そのイメージにまさにぴったりな方でした。あとスナックのママさんも!まさに!という感じですね。
スナックのママさんをやられているお話を聞いたときは瞬間的に、はら匠さんのスナック行ってみたい!って思いましたし、カウンターの奥で場を回すはら匠さんの姿が目に浮かんじゃいました。
「占う」ということについて、自分と占いの関係にとても向き合ってる方なんだなと感じました。占いとの距離感だったり、誰かの人生に言葉をかけるということについてだったり。「占いで生計を立てようとすると自分は良くないと思う」って瞬間的に出て来ていたのもとても印象的でした。
あと、普段無名人インタビューはお互い顔を出さずに行われるんですが、「自分が出したいので出しますね!」と言って画面をオンの状態でインタビューを受けてくださった方は初めてでした。
占い師も、スナックのママさんも、女王様も、なんだかどれもはら匠さんにぴったりで、何を言われてもこちら側がちゃんと受け止めたくなるような、むしろはら匠さんの勢いと強さで気持ちよく(ちょっと強めに)背中を叩いてもらいたくなるなにかがある方なんです、きっと。
【インタビュー・編集・あとがき:あるく】
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