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54歳でFIREした海外移住人

昔々、ある村に、自由(じゆう)という名の男が住んでいました。自由は若いころから一生懸命に働き、コツコツとお金を貯めて元手を作り、お金がお金を生み出す方法を考えました。
村人たちは不思議そうに尋ねました。
「なぜそんなに働くのですか?」
「なぜ贅沢をしないのですか?」
自由は穏やかに答えました。
「私は本当の自由を手に入れたいのです」
54歳になった時、自由は十分なお金を貯めていました。そして、ある日突然、遠い国へ旅立つことを決めました。
村人たちは驚きました。
「なぜ慣れ親しんだこの村を離れるのですか?」
自由は微笑んで答えました。
「人生には色々な選択があります。私は自分の時間を自由に使いたいのです。新しい土地で、新しい生活を始めたいのです」
遠い国で暮らし始めた自由は、毎日を自分の好きなように過ごしました。本を読んだり、新しい友人と語り合ったり。遊ぶことも、休むことも、寝ることも、すべて自分で決められました。
村には時々手紙が届きました。
「お金は大切ですが、それは手段であって目的ではありません。本当の豊かさは、自分の人生を自分で選べることにあるのです」
そして「早く準備する者に、自由が訪れる」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。

2025年08月21日21時19分に書いた無名人インタビュー1150回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき執筆:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】


今回ご参加いただいたのは ユージン(有人鬼入)さんです!

年齢:60代前半
性別:男
職業:無職(リタイアリー)



現在:仕事をしてないんです。もう本当に何もしてない。ただ遊んでるだけです。

qbc:
今何をしている人でしょうか?

ユージン(有人鬼入):
今何もしてないんです。仕事をしてないんです。

qbc:
仕事じゃなくても全然大丈夫です。普段何をしてますかね?

ユージン(有人鬼入):
もう本当に何もしてない。ただ遊んでるだけです。
やってることは筋トレと読書とゲームですね。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
それ以外だとテレビ見たり映画見たり、友達とボードゲームやったりとか。もう本当に何もやってないです。

qbc:
遊びっていうのはやってるうちに入らないってことですか?

ユージン(有人鬼入):
そうですね。仕事を辞めて、家庭に入った奥さんが社会と隔絶してしまうって言うけど、全然そんなことなくて、毎日インドアでも生きていける。
だから、社会に貢献するなんていうことは全然思ってもいないし、考えてもいないので疎外感も何もないんです。

qbc:
はい。

ユージン(有人鬼入):
本とか小説は読むけど、世界の名著って言われているものを読んでます。もうね、今の流行作家とかは時間の無駄なので読まないです。君主論とか種の起源とかリヴァイアサンとか
、そういうのを読んでます。noteに感想文を書いているので、よかったら読んでください。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
ある作家が言ってましたけど、自慢できる読書と言うのがあって、これ読んだんだぞって自慢できるような読書っていうのも読書の醍醐味の一つじゃないかっていうのを読んで。それを前からやってたんですけど、それで俺もこれだなって思いました。
今は、プルーストを読んでます。『失われた時を求めて』の4巻目まで読みましたけど、これも読み終わりたいなと思ってます。

qbc:
あとやっているのは、筋トレですかね。

ユージン(有人鬼入):
ええ。もう暇なので。マレーシアって、コンドミニアムの下にプールとジムがあるんですけど、ジムにも結構良いマシンがあるんですが、数が少ないので飽きてしまいます。去年の9月にコンドの下のモールの中にエニタイムという世界展開のジムができて、すぐに入会して去年から筋トレばかりやってます。

qbc:
仕事を辞める前は何をされてたんですか。

ユージン(有人鬼入):
公立中学校の教員です。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
授業と生徒指導はとても楽しくて大好きでしたが、事務仕事や部活やPTAが嫌で嫌でしょうがなかったので、早く辞めるために投資をしました。それでお金がある程度貯まったので、仕事を辞めてマレーシアに移住しました。

qbc:
いつ辞められたんですか?

ユージン(有人鬼入):
2014年に辞めて、今年で11年目ですね。

qbc:
一日の使い方ってどんな感じなんですか?

ユージン(有人鬼入):
今はもう、本当に夜更かししてます。ゲームはアナログも好きですが、デジタルも好きです。後ろに映ってるのは電動雀卓なんですが、麻雀をやったらすごくハマってしまって。オンライン麻雀なんか下手すると夜中の2時3時までやってしまって、朝は目が覚めるまで寝てます。
そして朝ごはんと昼ごはんを一緒ぐらいに食べて、昼もお腹が空いたら食べて、夜ご飯もお腹が空いて食べて、あとはまたゲームやったり、テレビ見たり、本を読んで筋トレに行ったり。それだけです。それを毎日やってます。

qbc:
最近楽しかったことってなんですかね?

ユージン(有人鬼入):
最近はもう、麻雀ですね。もう少しで役満を出しそうになったっていうのは嬉しいやら悔しいやらで。それが楽しかったです。
最近小さい字が見えないので、雀魂はスマホだとよく見えないんですよね。で、麻雀はパソコンでやってます。

qbc:
今、リアルの麻雀の方が多いんですか。

ユージン(有人鬼入):
中国麻雀の牌を使って、電動雀卓でこっちで友達を作ってやってます。リアルも面白いんですけどね。で、中国麻雀なので牌がバカでかいんですよね。

qbc:
そうなんだ。

ユージン(有人鬼入):
でかいですよ。40mmあるから、日本の倍くらい。日本のは26mmぐらいだから。

qbc:
そうですね。11年マレーシアにいらっしゃるっていうところで、教員になったあたりからをざっと話すとどんな感じだったんですか?

ユージン(有人鬼入):
qbc:
国語科の教員だったんですけど、本を読むのが好きだったので、仕事自体は良かったんですよ。
でも今、学校はブラックって言われてますよね。俺達は10年前に辞めたんだけど、そのときはね、そんなこと全然言われてなくて。俺が教員になった40年前なんて、やりたい放題だった。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
ぶん殴ったり、そんなの全然平気だったんだけど、大変だったのは部活とPTAですね。なんでこんなことやらなきゃいけないんだって。それで、それを学校で言い続けたら、干されるんですよね。どんどん脇にやられちゃうんですよ。
最初は嫌だったけど、こんなに俺楽でいいのかよって思うような感じになってきちゃって。嫌だったから、早く辞めるために投資をして、お金を貯めて、目処が立ったので辞めました。で、どっか移住しようと思って。
実家が長野だったので、暖かいところに行きたいと思って沖縄も考えたけど、沖縄に行くんだったらいっそのこと海外でもいいんじゃないかと思って。色んな所に行って、調べて、結局マレーシアになりました。

qbc:
投資は何をされていたんですか?

ユージン(有人鬼入):
マンション投資とか株とか、あとは金とか。色々やりましたね。

qbc:
一個に絞ってたわけではなく、分散させていたんですね。

ユージン(有人鬼入):
竹村健一さんの財産三分割法っていうのを、そのまんま実施してたんですよね。その頃はバブルの最後の頃だったので、結構儲かって、不動産投資も結構うまくいって。もう全て整理してますけどね。

qbc:
ちなみにいくらぐらいの状態で?

ユージン(有人鬼入):
マンション収入が1ヶ月の給料になったら。
不動産所得だけで1月分の給料になったら、辞めようと思ってたんですよ。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
それは俺が考えたわけじゃなくて、その本に書いてあった通りにしたらそうなったんですよね。
だから、辞めるときには全てローンを払い終わってて、家賃だけ入るっていう状態にして辞めました。

qbc:
なるほど。日本を出たのはいつだったんですか。

ユージン(有人鬼入):
2014年。54歳のときです。

qbc:
出るときって、どんな気持ちになるんですか?

ユージン(有人鬼入):
いや、もうせいせいしましたよ。年賀状も書かなくていいんだってね。
教員だともう、いっぱい来るから。最後の年には「もう来年からいないので出さないでください」って言って一切書かなかった。細かいことだけど、そういうことで気が楽になりました。

qbc:
投資のスタートって、何歳ですか?

ユージン(有人鬼入):
33〜34歳ですね。だから、20年かかりましたよ。
でも運が良かったし、田舎の公務員だったから、ローンもすごい良い条件だったんですよ。
今はないけど、昔は借り手がいなかったから。
借りてくれるのが公務員だけだった時代だったので、うまくいったっていうことですね。

qbc:
世の中の多くの人が働いてるわけですけど、11年経った現時点ではどんな気持ちで日々過ごされてますか?

ユージン(有人鬼入):
いやー、もう本当に毎日楽しいなあっていう、それだけですね。

qbc:
いわゆる公務員の教員時代というのは、周りへの気遣いも必要な仕事でしたよね。
その時代と比べて、今はどういう風に楽しいのでしょうか?

ユージン(有人鬼入):
教員時代は生徒も授業も楽しかったんだけど、気を遣ってましたよね。でも今は、やりたくないことは一切やらない。
一歩出れば日本語は通じないし、一年中夏なので、タンクトップに短パンにサンダル。これでどこでも行っちゃうんですよ。
大声で喋っても誰も俺のことを知らないから気が楽だし、マレーシア人自体が本当におおらかで、沖縄の気質なんてもんじゃないですよ。もっといい加減。
でも、その分お店行くとレジでものを投げたりして。日本みたいにお客様は神様ですなんて、そんな気持ちは毛頭ないんですよね。
最初はそれが頭にきたんだけど、少しずつ馴染んでいったら、すごく気が楽になっちゃった。
お巡りさんもすごくいい加減で、日本の50年前ぐらいの感じじゃないですかね。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
飲酒運転とか違反とか、すごくいい加減ですよ。
最近は事故とかが増えて厳しくなってきたけど、お金を渡せば「もういいよ〜」みたいな感じ。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
マレーシアはスピード違反は取り締まらないけど、駐禁とかで捕まっても、マレーシアの人ってお金払わないんですよ。だから、何月何日までに払ったら半額です、とかそういうことが平気であって、最初びっくりしましたよ。
以前捕まったときにすぐ警察に払いに行ったんだけど、「いやー、珍しいよあんたは」って言われて。
そういう感じで、こっちはすごく気が楽ですよ。暖かいし、食べ物も美味しいし、物価も安いし。

qbc:
人間関係はどんな感じなんですか?

ユージン(有人鬼入):
友達なんてほとんどいないですよ。マレーシア人は英語を話せるんだけど、友達になろうってあんまり思わないから、日本人同士が多いですね。

qbc:
マレーシアにいる日本人は、どんな方が多いですか?

ユージン(有人鬼入):
駐在で来ている人、または日本が合わなくてマレーシアに来る人が多いですよ。現地採用で来ている若い人もいます。
あとは、MM2Hっていう10年ビザがあるんですけど、このビザは取りやすいんですよね。だから、そのビザでリタイアしたおじいさん、おばあさんもたくさん来てます。話が合わないのであんまりそういった人とは付き合わないんですけど。
結構日本人はいます。

qbc:
ユージンさんはどういうビザで今いらっしゃるんですか?

ユージン(有人鬼入):
MM2Hです。マレーシアは外貨が欲しいもんだから、日本人に来て預金をしてもらいたいんですよね。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
ところがね、今は中国人がもうめちゃくちゃ来るようになっちゃって、条件をどんどん高くしてるんですよ。

qbc:
国籍ではフィルタリングされてないですね。

ユージン(有人鬼入):
そうですね。
日本人は、本当にすごいですよ。今コンドミニアムを借りてるんですけど、日本人って言っただけで、紹介してってすごく言われる。
インド人とか中国人に貸すとめちゃくちゃにされるし、家賃を払わないっていうので、日本人はすごく優遇されます。

qbc:
今って、日本円で言うと生活費は月どれぐらいなんですか?

ユージン(有人鬼入):
30階建ての25階に住んでて、プールとかジムがついてるんですよ。108平米ぐらいで、家賃は10万円かからないくらいですね。二人で住んでるんですが、3ベッドルームで広々ですよ。
当然税金は払ってないので、家賃とかWi-Fiとかジムのエニタイムを含めて、25万もあれば普通に生活できます。

qbc:
生活はお一人ですか?

ユージン(有人鬼入):
夫婦で二人です。

qbc:
二人で25万ちょいですか?

ユージン(有人鬼入):
はい。家自体も、イギリスの植民地だったから天井が高いし広々してますよ。
お客様用のシャワールームとかトイレもあるし、家具付きで、ゲーミングチェアも家賃に入ってるし。ディッシュウォッシャーとか洗濯機、冷蔵庫、テレビとか、全部ついてその値段。
しかも新築で入りましたからね。

qbc:
結論を急ぐようなんですけれども、移住っていうのはやっぱりおすすめなんですかね?

ユージン(有人鬼入):
おすすめですよ。今、日本人の移住地の人気ナンバー1はマレーシアですし。14年間くらい1位なんですよ。

qbc:
タイじゃなくてマレーシアなんですか?

ユージン(有人鬼入):
タイは英語が通じないところもあるので。

qbc:
そういうことか。

ユージン(有人鬼入):
総合的に考えると、やっぱりマレーシアがいいみたいです。英語が通じるし、物価は安いし。フィリピンも安いですけどね。
でも、フィリピンはやっぱり危ない。マレーシアもそうだけど、田舎にはとてもじゃないけどおっかなくて住めないんですよ。物価は安いんだけど、そういうところには住めない。
俺はクアラルンプールという首都に住んでるんですけど、病院とかタクシーとかを含めて考えると、そこくらいしか住めないですね。
病院に行くと、日本人の通訳もいますから。私立ですけどね。

qbc:
シンプルな質問ですけど、日本にいたときよりも良い生活をしてらっしゃいますか。

ユージン(有人鬼入):
そうですけど、全然違いますよ。車とかバイクが好きだから、日本で乗ってたのを持ってきて乗ってるし、住んでるところにプールがあったりとか、全然こっちの方が楽だし楽しいですよ。

qbc:
稼いだりしようとか思ったりはしないんですか?

ユージン(有人鬼入):
MM2Hは働いてはいけないという条件があるんですよ。

qbc:
オンラインでも?

ユージン(有人鬼入):
オンラインで日本から給料をもらっているのであればわからないから、多分大丈夫だと思います。

qbc:
でも基本的には働いちゃダメなんですね。

ユージン(有人鬼入):
はい。こっちでちゃんと働くんだったら労働者ビザもあるから、それを取ればいいんですけどね。でも俺たちは働いてはいけないという条件なので。
例えば、ピアノを弾ける人が誰かに教えて月謝をもらったりすれば、バレたら飛んじゃいますよね。
でも、こっちにはAmazonもないし、デパートに行ったって日本のものはないから、刺激が少なくていいですよ。日本だったらコンビニで新発売のものをすぐ買いに行ってたけど、そういうのもないから。
刺激はないけれども、誘惑もなくて、俺はとてもいいですよ。
俺はそういうところが弱いから、車とかも欲しくてしょうがないんだけど、こっちはそういうのがないから我慢できて、とてもいいです。

qbc:
でもさすがに10年単位で遊び続けるっていうのは、どうなんですかね?(笑)子どものときでも、学校に行ってたりするわけじゃないですか。

ユージン(有人鬼入):
それが、全然飽きないんですよ。10年こっちにいても、まだ飽きない。楽しいことがどんどん見つかってくるんですよ。今はもう麻雀ですよね。

qbc:
遊びのブームで言ったら、どんなことがあったんですか。

ユージン(有人鬼入):
日本ではバイクのツーリングクラブとかも入ってたし、車が大好きだったからサーキットで走ったりしてたんだけど、こっちはそういうのもないからね。
でも、楽しいものがどんどん見つかってくるんですよね。インターネットさえあれば、もう何でもできちゃう。
ボードゲームも大好きでいっぱい買ってたんだけど、日本は一年に一回しか帰らないから、数は限られてるので。
本当はもう一年に一回も帰りたくないけど、親がまだ達者なので、お盆には帰って来いとか言われて。寒いときは絶対嫌だって言って、帰らないんですけどね。

qbc:
ちなみにそうなると、定点観測的に今の日本ってどんな感じに思われてますか?

ユージン(有人鬼入):
全然わかんない。
でも、日本のテレビは見てるんですよ。お金払ってサーバー通して見てる。今回の参院選挙のことも見ていて、大使館で投票できるから選挙も行ってます。
本当だったら、俺は参政党の演説に行きたいと思ってるんだけど、行けないんですよね。すごく応援したいと思ってるんだけど、できない。
そういうのはありますけど、あとはもう遊んでるだけで、あっという間に一日終わっちゃう。小学生男子みたいですよ。

qbc:
小学生男子は一応小学校通ってますから(笑)

ユージン(有人鬼入):
たしかに通ってるけど、毎日あっという間に一日終わっちゃうんですよ。永遠の夏休みですからね。そのうえ大人だから、やりたい放題ですよ。
夜中まで起きてても誰も怒らないし、一日中ゲームやってても怒られないですから。ただ、筋トレだけは定期的に行く。それだけですね。

qbc:
性格は人からどんなふうに言われますか。

ユージン(有人鬼入):
B型そのものだと。あっという間に忘れてしまいますよね。熱しやすく、冷めやすい。すぐに飽きちゃう。
でも面白いと思ったらすぐにやりだして、またすぐ辞めてしまうというね。辞めないで続けちゃうこともありますけれども。

qbc:
マレーシア以前と以後で、性格は変わりましたか?

ユージン(有人鬼入):
いや、同じだと思います。だからこそ、できるんじゃないかなって。
教員時代も、いくら俺の考えを言っても、誰にも通じないんですよ。金に働かせろよって言っても、誰もわからない。いやいや、そんな博打みたいなことできねぇよ、って言われて終わり。特に田舎の公務員だから、みんなそうでしょ。
俺なんて、億の借金をしてましたからね。でもそういうのは全然怖くない。いざとなったら辞めればいいんだもんと思ってたから、全然怖くなくて。


株も昔は今みたいに1株からとか買えなかったし、NISAとかもなかったから、1000株単位で買ってましたからね。昔はネットもなかったから、休み時間に電話しに行って売り買いをやってましたから。そんな教員は居なかったですよね。

qbc:
不動産投資で億単位が借りれたんですね。

ユージン(有人鬼入):
借りられましたよ。
俺は最高7件マンションを持ってたんですよ。なんで7件かっていうと、公務員って副業禁止じゃないですか?クビになる可能性があったから。
だから、10件までは業として認めないけど、10件を超えると業として認められてしまうので、副業としてなら7件がギリギリ。もし何かあっても大丈夫かなーと思って、7件を限度にやってたんですよ。
それで一件10万位の家賃だったので70万以上もらって、確定申告をして戻ってくる、というのを20年ぐらいやってきましたから。
でも、その話には誰も乗ってこなかった。

qbc:
そのお金を借りられたのは、もちろん公務員だったからですよね。

ユージン(有人鬼入):
そうですね。当時は借りられる人がいなかったんです。
銀行に行ったら、まずは仕事を聞かれますよね。公務員ですって言ったら、教員ですか?警察官ですか?って聞かれて、教員ですと言ったら、どうぞこちらへと言われて、別金利だったんですよ。
公務員しか借りる人がいなかったから、金利優遇されてたんですよね。

qbc:
でもそれって30年前のことですよね。そんなに昔じゃないですもんね。

ユージン(有人鬼入):
はい。バブルの終わり頃だから、銀行としては借り手がいなくて困ってたときですよ。
ただし、変なやつに貸すとこれまた焦げ付いて大変だっていうので、公務員が良かったんですよね。

qbc:
投資できたのって、なんでですかね?

ユージン(有人鬼入):
ハイリスク・ハイリターンで別に怖くないというか、一か八かに賭けられるっていうのがあって。
まぁ、本とかも読みましたけどね。竹村健一とかもう本当に頭いいなぁって思って、その通りにやってましたもんね。

qbc:
それに乗っかれたメンタルって、どういう状態だったんですかね?

ユージン(有人鬼入):
本の受け売りですけど、失敗が怖くなかったんですよね。なんとかなるだろうっていうのと、学校でも一人でいるのが全然怖くなかったし、一人で全然平気だった。変化を恐れないということだと思うんですよね。
能天気だった、っていうのもあると思います。全然気にしない。

qbc:
いや、でも勤勉さもありますもんね。

ユージン(有人鬼入):
仕事はしっかりやったつもりだけれども、次のこともちゃんと考えてた。仕事だけで目一杯じゃなくてね。
当時は今と教員の立ち位置も違いましたからね。
生徒の親から電話がかかってきて、「子どもが言うことをどうしても聞かないから、先生うちに来てくれ」とかっていうのがありましたもん。「すみません、俺飲んじゃってるので、明日言っときますから」とか言ってね。

qbc:
今は学校の職員室のファックスに、生徒から訴えられたとき用の保険のファックスが飛んでくるらしいですからね。

ユージン(有人鬼入):
当時は全然そんなことなかったし、そんな風になるなんて夢にも思わなかった。
今の学校は大変みたいだけど、俺らは全然そんなことなかったですよ。嘘みたいですよね。


過去:やっぱり、教員になったことですよね。教員になってから今のパートナーとも出会ったし、教員になってなかったら、きっとこんなふうにはなってなかったと思いますね。

qbc:
子どもの頃はどんなお子さんでしたか。

ユージン(有人鬼入):
おとなしかったですよ。先生に逆らうなんてことは、夢にも思ってなかったですよね。
父親がおっかなかったんですよ。殴ったり蹴ったりされてたから、そういう大人に対する怖さが強かった。ずっと先生も怖いって思って、真面目に一生懸命やってきました。


ただ、中学3年のときにブルース・リーの『燃えよドラゴン』という映画を見たんですよ。それを見てから、俺は人生が決まったような気がした。そこから体を鍛え始めたんですよ。男は強くあれって思ったんですよね。弱い者いじめをする奴なんて、ダメだって。
それが頭に刻み込まれて、今でも俺はそう思ってる。守らなきゃいけないっていう思いはずっとありますよ。

でも、ずっと真面目で本を読むのが好きだったので、国語科の教員になりたいなぁと思っていて、運よく地元の長野県の教員の採用試験に受かった。そこからはずっと真面目にやってきました。
ただ、おとなしくて真面目ではあったんだけど、やっぱり自分を曲げないっていうところもあったから、学校の変なところにはうんざりしてた。俺が思ったのは、部活とPTA。なんでこんなことをやらなきゃいけないんだって、ずっと思ってたんですよ。
特に長野県は教育県なんて言われてたけど、長野県の教育については言いたい事がいっぱいありますから。おかしすぎる。
登校日数が日本で一番多いのは長野県と言われているのに、高校生の統一学力テストでは最下位なんですよ。運動もできないし、学力もない。それなのに日本で一番登校日数が多い。なんでなの?って思ってました。
だから俺はそれが一番気になって、校長とかに言うじゃないですか。でも、彼らはそういうのは全然感じないんですよね。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
スポーツに関していうと、県によって得意なスポーツってあるじゃないですか?どう考えたって、東京とか九州でアイスホッケーやってるとこってあまりないわけですよ。
でも、長野県は強いんですよ。寒いから。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
だから、全部の都道府県でやってるのは野球なんですけど、甲子園を過去数十年遡ると、順位の平均が長野県は最下位なんですよ。東京と大阪のカモになるんですね。50人100人とかって部員がいるところでは、決してレギュラーになれない。
じゃあ長野県に引っ越して、長野県の学校で甲子園に出ればいいという発想になるんですよ。
だから長野県のチームは、他県の出身者が多い。駅伝もみんなそうですよ。みんな他県から来てるんですよ。地元の奴はいない。
だから、運動も勉強もできない。なのに日本で一番登校日数が多い。ここの矛盾を長野県の教員は感じないのがダメですよね。俺は、なんだよ考えろよって思ってたけど、みんな何も考えないんですよ。今の文科省も、何にも考えてない。
それで就職氷河期で教員になりたかったけどなれなかったっていう40〜50歳のおじさんに今からなりませんか?って言ってるんですよ。

qbc:
へえ。

ユージン(有人鬼入):
それで教員のなり手不足を解消しようとしてる間抜けですから。バカですよ。そんなんでね、50歳になって今の大変な学校に勤められるわけがない。それなのにそういうことを平気で言いますからね。

qbc:
ユージンさんが辞めなかった理由って、何だったんですか?思い切りがいい方だと思うので、辞めるっていう選択肢は出なかったですか?

ユージン(有人鬼入):
だから、目処が立ったら辞めるつもりだった。
学校自体は好きだったんですよ。大好きだった国語の授業も、やるのが楽しくて。下調べをして授業に臨むわけですけど、生徒の発想ってびっくりするんですよ。そんな読み取りをするんだっていう。生徒ってすげーなーって思うことが多かったから、国語科の授業はすごく楽しかった。
それとクラス運営も楽しかったですよ。
クラスマッチとかでどうやったら勝てるのか考えろよ、勝つためにはただの練習やったらいいんじゃねえんだよっていうようなことがね、楽しかった。

ただ、部活とPTAだけはどうしても納得できなかった。何のためにやるんだって。
廃品回収とかも、日曜日にタダ働きでやるんですよ。1日やると20万円とかになったりするのに、信じられないですよね。

qbc:
20万……。その金額はどこに行くんですか?寄付される?

ユージン(有人鬼入):
学校の予算になるんですよ。例えば本を買ったりとか。吹奏楽部の楽器の修繕費やほうき買ったりとかするんですよ。

qbc:
へぇ。

ユージン(有人鬼入):
今は逆に、そういうPTA活動はやめましょうって言ってますからね。
小学校のベルマークなんて、集めるのが大変なんですよ。だから会長が、去年のベルマークいくら貯まったんですか?って言って、15,000円ですってなったら、じゃあ私がポケットマネーで出すから今年はベルマーク集めをやめますっていう人達だって出てきてるでしょ。

qbc:
へぇー、面白いですね。

ユージン(有人鬼入):
だから、もうすでに部活動をやめましょうっていうので、部活も廃部になったりしてる。
運動部はともかく、吹奏楽とかは教えられる場所や指導者がないっていうので廃部になるそうなんですよ。

qbc:
もう学校では部活を運営できない感じなんですね。

ユージン(有人鬼入):
できない。
先生たちがタダ働きやっている。それで、一時、先生たちがお金出せよって文科省に言ったんですよ。
じゃあ金払ってやるわって言って、予算を出したんですけど、東京都だけで1年間で9,000億円だって。高校だけででですよ?中学まで入れたら、いくらになるかわかんない。
そしたら文科省が急に黙っちゃって、もう頭下げるだけで、うやむやにしたんですよ。
だから、これを全国でやったらどれだけの予算になるか、本当に正規のお金を教員に渡すとなったら、どれぐらいになるかってことですよね。

qbc:
私、最近まで部活の先生が無償でやってるって知らなかったですよ。

ユージン(有人鬼入):
みんなそうですよ。大変なんですよ。

qbc:
違法ですよね。

ユージン(有人鬼入):
一般の人たちは知らないですよね。OECDで世界統一のテストをやっているっていうのはご存知ですか?

qbc:
学力テストではないみたいなのですかね?

ユージン(有人鬼入):
はい、2000年からやってるんですけれども、4年ごとにオリンピックと同じ間隔でやってて、2年間かけて世界を分析して発表してるんですよ。
で、2000年に始まったときは日本はトップでしたよ。分野は数学と理科と読解の3つで、全く同じ問題をやらせてるんですけど。

qbc:
はい。

ユージン(有人鬼入):
ドイツ人は自分たちは賢いと思ってたんですけど、7位とか8位になっちゃって、ドイツがショックを受けたっていうのですごかったんですよ。
日本はやっぱり、頭が良かった。だから、それは公教育の先生達がすごかったんですよね。
でも一時落ちて、フィンランドが上位になったんですよ。ところが、フィンランドの教育っていうのはもうとんでもないですからね。日本の条件とは全然違う。
で、フィンランドが偉そうに日本に視察に来たんですよ。でも、先生が日本の学校を見たらびっくりしちゃったんですから。俺たちにはこんなことできないって。
フィンランドは一人あたり20人以下の生徒で、時間に余裕がある中で教えてるのに、日本は一人で40人も教えてる。で、生徒は一切喋らないですからね。

qbc:
なるほどね。

ユージン(有人鬼入):
フィンランドは今は落ちてます。日本はちょっと下がったんですけど、また上がってきてますから、すごいんですよ。
それはやっぱり、日本の教員が優秀なんですよ。とことんやっちゃうから。それとやっぱり、生徒も優秀。その結果なんですよ。
文科省では色々と分析されてるけど、結局は全部教員に丸投げしてる。それが原因ですよ。
それなのに先生たちは、勝手にやってくれる。自分の時間、自分のお金、自分を犠牲にしてやってくれる。だからそれが破綻を来たしてるんですよね。もう無理ですよ。
あんだけ一生懸命やった人たちは全部いなくなって、今は0.9倍ですからね。願書を出せば教員になれちゃう時代だけど、それでもなり手がいない。そういう時代になっちゃった。

qbc:
一番きつかったなっていう、辞めようと思った瞬間みたいなのはないんですかね?

ユージン(有人鬼入):
やっぱり部活ですよ。

qbc:
へぇ。

ユージン(有人鬼入):
経験もない状態だけど、若いからやれって言われて。女子バスケ部だったんですけど、その頃は大変でしたね。
でも、辞めようとは思いませんでしたね。
本業は教員だし、国語科だったから、やっぱり良さもいっぱいあった。授業の中で、余計な話をするじゃないですか。そうすると生徒が乗せてきて、脱線したまま1時間話をしちゃってクソーなんて言いながら、今度はちゃんと授業進めるからな!なんてね。
でも内心自分も楽しかったなぁと。もう大ウケでしたよ。
だから、学校自体は全然嫌じゃなかったし、楽しかった。辞めようってことは思ったことないと思いますね。

qbc:
20年間の中で、投資を辞めようみたいなのもなかったですか?

ユージン(有人鬼入):
あんまり思ったことないですね。本当に楽しかった。
授業も面白かったし、本当にいい時代でもあったし、俺の性格的なところであんまり気にしないっていうのもあったし。すぐ忘れちゃうし、全然苦にならなかったですね。

qbc:
振り返って頂いて、人生の転換点はどこにあると思いますか。

ユージン(有人鬼入):
やっぱり、教員になったことですよね。教員になってから今のパートナーとも出会ったし、教員になってなかったら、きっとこんなふうにはなってなかったと思いますね。
普通の会社だったら、こういうあぶれもんみたいなのはもう完全に外されちゃうし、下手するとクビになったりするかもしれないけど、教員や公務員は上司がいないですからね。校長先生とかは全然怖くなかった。
だから、ある程度ベテランになってきたらもう何も怖くないから、職員会議で手を挙げて、何のためにそんなことやるんですか?って平気で言ってましたもんね。
校長は任命権者じゃないですから、犯罪を犯さない限りは俺を辞めさせることはできないんですよ。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
そんなこと言う奴は、お前の好きな事をみんな外してやるって言われて、最初はショックを受けたんですよ。担任じゃなくなったときに、俺外されちゃったよ、って思って。
でも、担任って大変だからなり手がいない。それでも辞めさせるってなって、生徒指導主任とかになるじゃないですか。
最初は驚いたけど、担任じゃないってこんなに楽なの?って思って、びっくりしちゃいましたよ。
成績はつけなくていいし、呼ばれたりもしないし。担任のときは、家に帰っても気が気じゃないんですよ。
昔は生徒がいなくなっちゃったりとかありましたからね。俺のクラスで誰かがいなくなったって言ったら、駅に行って探し回ったりしなきゃいけなかった。
でも、そういうのがなくなったらえらい楽チンで、びっくりですよ。これで同じ給料かいっていう感じですね。

qbc:
担任手当みたいなのは付くわけじゃないんですよね?

ユージン(有人鬼入):
はい。部活も付かないんですよ。
だから俺は、担任手当を月に5万円出せって言ってましたよね。
今は上級教員とか作ってるみたいだけど、だめですよ。俺らの頃はみんな一律で同じでしたからね。年齢で決まり。手当なんてほとんどない。あっても一日200円とかね。

qbc:
へぇ。

ユージン(有人鬼入):
昔、mixiっていうのがあったじゃないですか。誘ってもらってやったんだけど、その中の話題の一番はね、学校の担任誰?とか、俺は何年卒で、担任〇〇だったとか、国語は誰だったとかね。そういうのなんですよ。
怖いけど、その掲示板みたいなのを見てたんですよね。そういう時代がありましたからね。
学生の頃っていうのはやっぱり一番楽しいんじゃないかなと思う。


未来:やりたいことをやって死ね。

qbc:
未来のパートになるんですけど、最後に自分が死ぬっていうところまでをイメージして、どんな未来を思い描いていらっしゃいますか?

ユージン(有人鬼入):
実は昨日、誕生日で66歳になったんですよ。

qbc:
おめでとうございます。

ユージン(有人鬼入):
もう母親しか生きてないんだけど、89歳でもピンピンしていて、一人で何でもできますよ。多分、うちの家系は遺伝子が強いんだろうと思います。
だから、90歳ぐらいまで俺は生きるとして、あと25年ぐらいを逆算して考えたら、今と同じことをやり続けていく。できる限り。筋トレもエグゾーストするまでやってるんだけど、今やってる面白いことや新しいことをどんどん見つけてやっていくっていう、ただそれだけですね。
娘ももう40歳近いから全然心配してないし、下手にかまったら逆に嫌われちゃうから、俺たち夫婦二人で好きなことだけやって、子どもには迷惑かけず死んでいこうと思ってます。
何か社会に貢献しようとかそういうことは一切思ってないけれど、もしかしたら日本に戻って参政党に入党して政治家になりたい、という気持ちはあります。
教育については、もう本当にちゃんとしないといけないですよね。日本には人材しかないので。資源もないし、技術が中国や韓国に盗まれちゃってるから、人材しかないんですよ。
でも、OECDの中で最も教育にお金かけてないのは日本ですからね。それなのに、テストではトップなんですよ。それって、教員や生徒がすごいとしか思えないじゃないですか。
前にTBSのドラマで『御上先生』っていうのがあったんですけど、もうめちゃくちゃなんですよ。学校に対する幻想がすごすぎて、ヘドが出そうでしたよ。
感動する人もいるかもしれないけど、俺はもう頭にきちゃって。アホかっていうね。

qbc:
どんな話なんですか?先生がもてはやされる感じ?

ユージン(有人鬼入):
生徒に自分で考えろ、なんて言ってるんですよ。そんなものね、中学生や高校生でできるわけがない。だからもっと、教え込まないとダメですよ。知識をどんどん入れ込まないと。それで大学生になったときに世の中を見て、問題点を気づかせなきゃいけない。
中高生には無理ですよ。親のすねをかじってるようなやつに自分で考えろって言ったって、無理。

qbc:
俺ならどんどん詰め込む。そうやって人材をしっかり育てる。
だから、参政党は全県で候補者がいるみたいだから、それをやってみたいっていう気がしてますね。それで教育を変えたい。そして日本を変えたい。それしかないんですよ。

qbc:
でも今の国籍は日本なんですよね?

ユージン(有人鬼入):
日本ですよ。ビザしかないですからね。

qbc:
じゃあ入党自体は可能なんじゃないですか?

ユージン(有人鬼入):
入党自体はね。でも活動ができないじゃないですか。

qbc:
たしかに。

ユージン(有人鬼入):
できるなら活動して神谷さんと話して、長野県は俺に任せてくれって言いたい。それは今思ってます。

qbc:
参政党として出馬をしたいということですね。

ユージン(有人鬼入):
そうですね。教育を変えたい。他のことはわかんないけども、教育だけは俺がやって、文科大臣にしてもらいたい。
フィンランドが変わったのは、教育省が40歳ですからね。首相に好きなことをやれって言われて、好きにやったら世界一になっちゃったわけですよ。今はダメだけど。
だから俺にやらせてくれたら、学校をめっきり変えちゃいますよ。部活なんかやったやつはクビだって。それぐらいやらなきゃだめですよ。

qbc:
ちなみにですけど、最初にマレーシアに着いたときよりも、今の方が元気ですか?

ユージン(有人鬼入):
元気ですよ。食べ物は美味しいし、暖かいし、もう冬を経験してませんからね。靴下なんて履いたことありませんよ。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
本当に元気ですよ。お金の心配がないっていうのはありますけどね。それにしても、身も心も10年前よりずっと元気ですよ。

qbc:
マレーシア以外に候補はあったんですか?

ユージン(有人鬼入):
ありました。色んなところに行きましたよ。東南アジア、ASEAN10カ国も全部行きました。旅行だけですけどね。ブラジルやハワイ、グアムも考えました。
でも、ヨーロッパはダメですね。差別がすごいから。ヨーロッパやアメリカはもう怖くて行けないし、東南アジアですよ。
ブラジルやメキシコも考えましたけど、麻薬とかが危険。だから、マレーシアが一番良かった。今でもそうじゃないかなぁって思ってますけどね。
参政党から立候補して、国会議員になりたい。

qbc:
でも、今はインターネットでの活動も盛んですからね。

ユージン(有人鬼入):
そうですよね。

qbc:
むしろインターネットがない政治活動は、今の時代ではないですよね。

ユージン(有人鬼入):
そうですね。たしかにそう思います。ぜひそれはね、やってみたい。今話しながら、ふと思いついたんだけど。

qbc:
質問されて出てきた内容なんですね。

ユージン(有人鬼入):
そうですね。百田さんも大好きですよ。

qbc:
もしもの未来の質問です。もしも投資がうまくいっていなかったら、どういう状態になってたと思いますか。

ユージン(有人鬼入):
今頃まだ、教員をやっているかもしれないですね。だってしょうがないですよね、生きるためだから。
まぁ、教員自体の仕事自体は好きでしたからね。嫌になって辞めたかもしれないけど、多分続けてたと思います。65歳までは働けますから。

qbc:
その人生って、良いか悪いかで言ったらどっちだと思いますか?

ユージン(有人鬼入):
もう、悪いですよ。絶対にやりたくなかったと思いますね。
今は俺の性格の良いところが出てるけど、結構クヨクヨするから、そういう悪いところだけで生きてたかもしれないですね。

qbc:
いや、お話をお伺いしてると、ユージンさんだからうまくいったっていう印象がすごく強いんですよ。
こういう人じゃないとうまくいかないんだなって思いながら、話を聞いていたんですけど。

ユージン(有人鬼入):
うまく行かないなんて、一切思ってませんでしたよ。

qbc:
よりポジティブになってますか?

ユージン(有人鬼入):
そうですね。面白いものは何でもやりたいと思ってます。

qbc:
日本で他にしたいことはありますか?

ユージン(有人鬼入):
ボランティアとか募金とか大嫌いだから、やるつもりはないです。ちゃんと税金を払って選挙に行くのが一番大事だと思ってるから。
昔から、ボランティア見ててなんで仕事を休んでそんなことができるんだ?って思ってましたから。

qbc:
はいはい。

ユージン(有人鬼入):
それよりもちゃんと税金を払った方がいいし、それで貢献することになると俺は思ってた。
だからそういうことはしたことがないし、今もやるつもりはないです。
だから、税金は今も結構払ってますよ。固定資産税をまだ払ってますからね。

qbc:
そもそも、投資をしようと思ったきっかけは何だったんですか?

ユージン(有人鬼入):
授業中にも言ってたんですけど、本が人生を変えるって思ってて。俺もたった一冊の本で人生が変わったんですよ。新聞の一番下のところに書いてあった本の紹介のタイトルに引かれたんですよね。
すごくたくさん持っていた本を全部売ったけど、その本だけは今も実家にあります。
サラリーマンのまま2億円貯める法、みたいな大雑把なタイトルなんだけど、それを読んでから変わったんですよ。本当に何気なくですよ。
たくさん本を読んでいた中で、その本だけ今でも持っていて、その通りに実践した。それで今があるんじゃないかなと俺は思ってます。

qbc:
ちなみに本は何冊くらい読まれてきたんですか。

ユージン(有人鬼入):
何冊だろう。わからないけど、もう壁一面が本棚でしたから。月に2〜3万円ぐらい平気で本を買ってましたよ。
今こっちではKindleで買ってますけどね。日本の本屋もあるんですけど、高いので。Kindleで買えばほぼ同じ値段で買えるじゃないですか。それで読んでます。

qbc:
なるほど。

ユージン(有人鬼入):
今教養のための読書っていうのをNoteに書いてますけれど、今はリヴァイアサンとか、高校のときに世界史で教わったような本を読んでますよ。
君主論とか進化論も読んだし、そういう世界の名著を読んどかないといけないと思うので。
LEADERSか何かで、「死ぬまでに読みたい500冊の本」ってのがあったんですよ。それを読んでます。で、その中に山月記とかも入ってるんですよ。

qbc:
へぇ。

ユージン(有人鬼入):
だから、世界の名著の中にはそういう日本の文学とか古典、近代文学もあるんですよね。
源氏物語も読みましたよ。与謝野晶子の訳ですけれども。

qbc:
マレーシアにいらっしゃってから、一番面白かった本とかおすすめの本ってなんですか?

ユージン(有人鬼入):
なんだろう。今読んでるのは、『レ・ミゼラブル』かな?あれって、本当にワクワクするんですよね。

qbc:
へぇ。

ユージン(有人鬼入):
ジャン・バルジャンが自分の罪について、濡れ衣を着て裁判を受けてる人のところに入るドアのところで色んな逡巡をするんですよね。それを最後は、パターンと俺がやったんだ!っていう場面とか、すごいですよ。
あんなの読んじゃったらもう、日本の東野圭吾とかとてもじゃないけど読めないですよ。赤川次郎とかね。

qbc:
スラスラ読めるっていう意味では、一つの娯楽かもしれないですけどね。

ユージン(有人鬼入):
『レ・ミゼラブル』なんてもう、結構パパパって読んじゃいますよ。でも長いから。

qbc:
ええ。

ユージン(有人鬼入):
面白いけどね。

qbc:
ありがとうございます。
最後の質問です。遺言でも、見ている人へのメッセージでも、独り言でもいいんですけど、最後に言い残したことがあればお伺いしています。

ユージン(有人鬼入):
死ぬときですか?

qbc:
最後に言い残したことは何かありますか。

ユージン(有人鬼入):
やりたいことをやって死ね。
これだけですよ。

qbc:
ありがとうございます。


あとがき

お金の力

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:misato】


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