いつ死んでもいい人
文学フリマ東京に行った後、本の物色も早々に新橋に行ってガード下でよくわからない居酒屋でばんばんお酒のんでたんですね。残波あったんです、残波。泡盛ですね。そうそうそれで調子に乗って、2杯くらい飲んでですね(さすがに日本酒は飲まない。ビールとハイボールは飲んでるけど)、一人三軒茶屋に帰ったんです。途中で眠くておでこを電車の窓ガラスにぶつけたりしながらね。
で駅についたらついたで家系のラーメンをすする(このときまだ17時とか?)すするで(あ以前にインタビューした人がすするのスタッフになってた!)、そのあとなんか物足りなくてマルエツでコカコーラゼロとなんか缶のサントリーのジンソーダと初物のリンゴ買って帰った。妻と血のつながらない子供にやたら絡んだ気がするがあんまり覚えてもいなく、気づけば裸で(パンツ1枚で)窓全開で寝てたら翌朝39度の高熱。まさかコロナかと思ったが別に夜には37度に下がって風邪だね、と思う。その間に、創業100年以上の跡取り&世界大会優勝経験者というミラクルな人材のインタビューもこなした。
でも30代頭の頃に行った文学フリマでは鍵をなくして愛宕警察署に連絡し、そのまま家に帰れず実家に帰ったくらいだったので、今回の発熱はまあ小さいものだと思う。
たぶん、あそこの東京会場には悪霊がいる。それは間違いない。(すくなくとも私と相性の悪いやつがいる)。
と思う2024年5月21日17時41分に書く無名人インタビュー776回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは タカバシショウヘイ さんです!
年齢:40代後半
性別:男性
職業:企業広報
現在:今7歳の子供がいるんですけど、どちらかというと子供がどうなるかちゃんと育てられるかみたいなところで、そこに全振りまではいかないけど結構気を使って意識して、生活してる感じですね。
qbc:
今何をしてる人でしょうか?
タカバシショウヘイ:
フルリモートの会社で広報をしています。会社自体がWebのサービスを扱っている会社なので、フルリモートで働くみたいな環境があってですね、日本全国にいろんなスタッフがいて、っていう会社の中で僕は沖縄にいながら広報をしています。
qbc:
その他にやられてることってどんなことですか。
タカバシショウヘイ:
20年近く前からブログをやっていて、今も続いてるのが「生ビールブログ」と、あと、沖縄に移住した11年ぐらい前に始めた「沖縄ランチブログ」っていうのと、おじさんが雑多に何か適当に書いてるっていう「乾杯おじさん」ってブログをやってるブロガーでもありますね。
生ビールブログがきっかけで、チェコ共和国の… あ、チェコってビールの個人消費量が世界一なんですけど、ちょっと前までチェコ親善アンバサダーでした。最近はちょっと活動ができてないので、ちょっと引かせていただいて、チェコ公認サポーターという活動もしております。

qbc:あと生活する時間、入浴食事あると思うんですけど、それも除いてその他何かやってることありますか。
タカバシショウヘイ:
コロナ禍になってから意識的に運動をするようになって、2020年の5月からは毎月120キロのジョギングを欠かさず続けています。ただ、マラソン大会に出るというよりは、コンスタントに走り続けている感じです。毎月120キロを目標に、3日に1回ぐらいのペースで12キロ走っています。
qbc:
どんな気持ちで日々過ごされていますか?
タカバシショウヘイ:
7歳の子供がいるんですけど、子供中心の生活をしてます。子供が生まれる前は週3〜4日は飲みに行ってたんですが、今は体力も落ちてきたこともあって、飲みに行くことも少なくなりました。子供中心の生活になると、自然と早寝早起きのリズムになって、夜10時には寝て朝6時半に起きる生活です。土日に子供の習い事がある時、その時間だけ自由になりますが、それ以外は子供と一緒に何をするかを考えています。まだ小学2年生で、もう少し大きくなると自分で遊びに行くようになると思いますが、今は家族で過ごす時間を大切にしています。
qbc:
具体的にお子さんをちゃんと育てるっていうような、子供に対してどういうことをしてる感じなんですかね今。
タカバシショウヘイ:
一緒にいろんなところに行くっていうのが、一番意識していることですかね。旅行に行くのもそうですし、新しいお店に行くみたいなこともそうですね。飲み屋さんでも全席禁煙の店だったら子供も入れるんで、そこに一緒に行ってみるとか。みんなでワイワイ飲んだり食べたりみたいなイベントには、一緒に行くようにして、いろんな大人を見せてるみたいな感じですね。

僕も子供の頃は、家にいろんな人が来たりとか、もしくは両親が働いてたんで母親の仕事についていくとか、っていうのが結構ありました。対大人なのか、対他の人、家族以外の人なのかわからないですけど、そこまでの人見知りじゃなかったんで、子供も同じように育ってくれるといいなっていうことでいろんなとこに連れていっている感じですね。
qbc:
どんな感情でって言い方変ですけど、どんな気分でそういうことされてるんすか、喜怒哀楽で言うと。
タカバシショウヘイ:
子供を連れていった時に、そこでどんな反応するかみたいなのを見るのは楽しいので、喜怒哀楽でいうと「楽しい」ですかね。で、何かこれはあんまり合わなかったかとか、結局スマホ見てるだけかとか、もしくは何か目上の人に急にハゲって言い出して親が困るとかそういうのも含めて、「なんか楽しい」ですね。
qbc:
一番興奮してたのってどこですかね。
タカバシショウヘイ:
ベタにディズニーランドが楽しそうでした。いろんな舞台を観に行ったりとか、東京ドームにプロ野球の試合を観に行ったりもしたんですけど、まだ30分で飽きるみたいな感じですね。最初は物珍しいんで「うわー」って感じでテンション高いんですけどね。いろいろな体験をしてもらって、何か刺さるものがあったら、そこを深掘りしてった方がいいなと思ってます。

qbc:
傾向は見られます?今、どんなものが好きか。
タカバシショウヘイ:
乗り物が好きだったりとか、あと何か戦うみたいな感じが好きだったりとか、結構ミーハーというか、男児っぽいというか、そういう感じにはなってますね。今行きたいのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのマリオのところだって言ってます。
qbc:
それは、ちなみにブログには書かれてないんですか。
タカバシショウヘイ:
ちょっと前までは、乾杯おじさんの方で一緒に行ってきた備忘録みたいなのを書いてました。ただ、3週間ぐらい書かないでいると、もう面倒くさくなって書かなくなっちゃって、ひとつ前の旅は書くタイミング逃しちゃいました。
qbc:
ブログ自体は今どのような感じで書かれてるんですか?
タカバシショウヘイ:
沖縄ランチブログは、ランチは毎日食べるものなので毎日更新しています。昔はビールブログも毎日更新してたんですけど、さすがにしんどくなってきたので、今は週3ぐらいのペースです。「乾杯おじさん」のブログは、書きたいときに更新する感じで、年に10本くらいのペースです。
qbc:
これすいません、めちゃくちゃベタなんですけど、何十年って書き続けるっていうのは、できてるのはなんでなんすかね。
タカバシショウヘイ:
習慣にできたっていうところが一つ、パソコン使う仕事だったんで、仕事との境界線が、グラデーションになってるのもありますかね。ちょっと思いついたときに書いて、また残りは後で書いてみたいなことがしやすい環境だったっていう。あとは最初の10年ぐらいまでで、多分、歯磨きしないと気持ち悪いみたいな感じで習慣にできたっていうところ。
最初の10年間続けられたのは、ブログを通じていろんな人に会えたり、チェコ親善アンバサダーのような機会をいただいたり、楽しいことがたくさんあったからですね。それが成功体験となって、続けていかなきゃな、と思ったんです。元々はメロンパンブログをやっていて、僕は「メロンパン王子」だったんです。メロンパンのブログを始めて注目されるようになり、いろんなテレビに出たりしました。それで、ブログをやっているとそういうことになるんだ、という成功体験が早い段階で得られました。ただ、メロンパンは近所のパン屋さんがメインになるので、全国の人に情報が届かないことが多かったんです。そこで次はビールだと考えて、沖縄に来てからは、沖縄の話を書こうと思ってランチブログを始めました。それぞれのブログでいろんな出会いや機会があり、今も続けているという感じです。
qbc:
テレビ出たみたいなその成功体験だなみたいなのって、おいくつぐらいだったんですか?
タカバシショウヘイ:
28とか、30より前だったと思うんですよね。だから20年前ですね。
qbc:
お仕事自体はお仕事は広報の仕事ってどんな感じなんですかね。
タカバシショウヘイ:
広報の仕事は5年ぐらいで、まだ始めて3〜4年なんです。元々はWeb制作のディレクターをしていました。社会人になってからずっとWeb制作の仕事をしていて、アシスタントディレクターからディレクター、プロデューサーといった形で、おそらく20年ぐらいはその仕事をしていました。でも、Webディレクターの未来に限界を感じて、何か他の仕事はないかと探していました。で、ディレクター時代に広報の人たちとの繋がりがあったり、彼らの仕事を見ていたことも多かったので、イメージはできていたんですね。
世の中の流れとしても、広報の仕事が変わってきて、会社やサービス、商品をマスメディアに売り込むだけでなく、自分たちで会社の情報を発信して知ってもらうことも仕事になってきました。それが自分のやりたいことに近いなと感じたこともあって、広報の仕事に転向しました。
qbc:
自分のやりたい軸みたいなのって言葉にするとなんですかね。
タカバシショウヘイ:
根源的なところで言うと、やっぱり人と話をすること、人とコミュニケーションを取ることがですね。ディスコミュニケーションやコミュニケーション不全はストレスが溜まる、どんな場面でもそれが大きなストレスになります。何となくコミュニケーションを図っていて、それがうまく通じたときや、相手と話していることで相乗効果が生まれたり、新しい発見ができたりするときが、気持ちいいですね。
例えば広報の業務では、みんながなんとなく思っているけど、まだ言語化されていない良いところを見つけ出して、それを言語化、顕在化させる、そして、それが受け入れられるときは、とても気持ちが良いです。自分だけでなく、他の人の考えや意見も繋げて、それが結びついたときが心地いいというか、気持ちいいんだと思いますね。
qbc:
その快楽の発見っていつだったんですか。
タカバシショウヘイ:
仕事で美術展のプロモーションに携わったときが、初めてうっすら言語化した経験かもしれません。そのときは美術についてあまり詳しくなかったので、何となく取り組むのは良くないなと思い、少し勉強したんですね。ただ、過去の美術展のサイトやプロモーションを見てみたんですが、僕がやりたいと思う方向のものが無かったんです。なので、美術に詳しくない僕の視点や疑問を取り入れて、ハードルを下げる形でのプロモーションを提案して、それがうまくいきました。その時に、関連がなかったAとBを繋げることで、みんなが喜ぶことができたと感じたのが初めての経験かもしれません。
qbc:
それはおくつぐらい?
タカバシショウヘイ:
26、7とかじゃないかな。
qbc:
今挙げてきたことじゃない中で、趣味ってあるんですか。
タカバシショウヘイ:
趣味は、旅。旅とお酒ですかね。だから、旅先で美味しいものを食べたり、人と話したりすることですね。まあ、そこにお酒がなくてもいいんですけど、お酒があるほど打ち解けられる気がするので。もうお金を稼がなくてもいい、子供の面倒も見なくていい、自由になって何も心配ないんだったら、世界中を旅してお酒を飲んでると思います。
qbc:
性格は周りの人から何て言われるんですか。
タカバシショウヘイ:
わがまま。自己中心的。自分勝手。あと一度言い出したら聞かないみたいなのは、奥さんが時々言ってるし、そう思ってると思います。
qbc:
自分ではどう思いますか。
タカバシショウヘイ:
みんなそうあるべきじゃないかなって、「まあそうだよね」って思ってます。
qbc:
自分の性格的にはそれが間違ってるとは思わないってことですね。
タカバシショウヘイ:
思わないですね。
qbc:
指摘された性格は自分でも自覚してる性格ってことですね。
タカバシショウヘイ:
そうですね。なんか、上を見たら、もっといっぱいわがままな人もいると思うんですけど、相対的に見たらわがまま寄り上位15%ぐらいには入るだろうなっていう感じですね。
qbc:
ご家族、そのパートナー、親友、その距離の近い人から言われる性格の一面というのはありますか。
タカバシショウヘイ:
行動力あるよね、みたいなのは言われるんですよね。性格かっていうと、それは性質なのかもしれないですけど。基本的には思い立ったらやるべきだと思ってるんで、それをやってるだけなんですけど。そういえば、あまり性格について言及されたことがないかもしれないですね。
qbc:
それ何でかっていうのはあります?
タカバシショウヘイ:
僕の性格を他人に聞いてもあまり意味がないと思っているからかもしれません。後悔したり迷ったりしたときに「自分はどう思われてるんだろう」と心配になることもあるかもしれませんけど、自分の性格を他人から聞いても、それで何かが変わるわけではないかなと思います。だからか、性格について他人に聞いたことがなく、全然思い浮かばないですね。
qbc:
おすすめのおつまみを教えてもらってもいいですか。
タカバシショウヘイ:
何を飲むときにおすすめですか?
qbc:
じゃあビールで。
タカバシショウヘイ:
どんな状況でビールを飲む感じですか?
qbc:
夏、外で。
タカバシショウヘイ:
まず油っぽいものがいいか、油っぽくないものがいいか、というのもあるんですけど、油っぽくないものがいいんだったら枝豆か、茹でた落花生、茹で豆系がいいですね。ソラマメもいいです。あっさりいきたいなら茹で豆がおすすめです、塩味で。油があった方がいいなっていう感じであれば、ベタですけど唐揚げとか餃子をちょっとアレンジしたものがいいですよね。なんかちょっと一工夫あるって喜ばれたりするのでおすすめですね。あと、最近は僕はタコスが大好きなので、そのタコスの良さを知ってほしいなっていうことでタコスがおすすめですかね。
過去:基本的には何かやりたいことはあるけど、どうやったらうまくいくかはわかんないから、何か実現できなかったりとか。
qbc:
過去について聞いていきたいと思うんですけども、お子さんの頃はどんな子供でした?
タカバシショウヘイ:
基本的には陽気な子供で、勉強できないスポーツできないっていう。単純に馬鹿ですよね。子供らしい子供というよりは何か、そんなでもやんちゃもしなかったですし。何だろうな。でも、ちびまる子ちゃんの山田くんってわかります?
qbc:
玉ねぎみたいな頭?
タカバシショウヘイ:
それは永沢くんですね。「何とかだじょ」みたいにしゃべる子がいるんです。あそこまでではないですけど。何かやりたいことはあるけど、どうやったらうまくいくかはわかんないから、うまく実現できない子でした。遊びが好きだけど、どうやって遊んだらうまくいくのかわかんない、結構悶々としてたかもしれないですね。
qbc:
わかるようになったんですか、どうしていいかわからないみたいな。どうすればいいかそういうときに。
タカバシショウヘイ:
「人と同じ」ということが好きじゃなかった、というか思いつかなかったんです。だから、同じくらいの温度感で一緒に遊ぶ友達がいなかったというのが答えだと思います。こんな遊びをしたいと思ったときに、同じことをやりたい友達を3、4人集めたら、自然と物事が進んでいくと思うんですけど、そんなことを思う人は周りにいなかったんです。
例えば、ブーメランを作って遊びたいなって思ったときに、作るスキルもないし、それに共感して一緒に作ろうとしてくれる人もいなかった。ただ、小学生の頃からファミコンとかゲームがあったんで、そうするとずっと1人でできるじゃないですか。
だから、ゲームに出会う前は、遊びで共感する人がいなくて、」1人で遊んでる子だったと思うんですけど、ゲームと出会ってからはやっぱり1人で遊ぶようになりました。ただ、同じゲームが好きな人と友達になって、他のゲームの貸し借りしたりみたいなコミュニケーションはありましたね。みんなでつるんでどうこうっていうよりは、少人数で自分と合う人と遊んでる方が好きっていうのは、今もあんま変わってないかもしれないですね。
qbc:
ファミコンは何が好きでした?
タカバシショウヘイ:
MOTHERとか、ドラクエとか、RPGが好きでしたね。あ、でも、シューティングゲームがすごいブームになったときがあって、そのときはシューティングゲームも好きでやってましたね。
qbc:
もっとちっちゃい頃、幼稚園とかそれぐらいのときの遊びって覚えてらっしゃいます?
タカバシショウヘイ:
保育園を卒業する時に将来なりたいものみたいなのを書くところに、「いしや」って書いたんですよ。今でいうパワーストーンみたいのを売りたかったみたいな、そういうのを扱いたかった、っていう子供だったんですね。そんなやつなんで、変わってたんだと思いますし、あまり覚えてないですね。ウルトラマンとか見て、そういうヒーローに憧れつつ、みたいな感じで。みんなで鬼ごっこするよとか、隠れんぼするよとか、その輪には入るんですけど、特にそこで個性を発揮するような感じはなかったんじゃないかなと思いますね。
qbc:
生まれた場所の風景、生まれ育ったところの風景ってどんな感じだったんすか。
タカバシショウヘイ:
千葉のでっかい団地だったんですね。これ、千葉県人あるあるだと思っているんですが、思い入れが全然ないんですよね。いつも行ってた川とか山とか、そういう風景もなくて横に高速道路が通ってるでっかいマンションみたいな感じでした。
qbc:
なんか小中高でどんな感じで育ったんでしょう?
タカバシショウヘイ:
小学校の低学年のときは、馬鹿で陽気で明るいんでモテるんですよね。3、4年ぐらいからみんな勉強とかスポーツとかなってくると、勉強もスポーツもできないんでだんだんモテなくなっていき、中学高校は闇の時代でしたね。千葉大学の附属小と附属中で頭いい人たちがたくさんいた学校だったんですけど、僕は、小学校から入ったんで学問ができて入ったんじゃないんですよね。
小学校から中学校に上がって、だんだんみんな勉強ができるようになってって、僕はゲームばっかりやってくんで落ちこぼれていき、っていう感じで、さらにモテないからひねくれていき。高校は男子校に行きまして、モテるモテないということは関係無くなったんで、男子校なりの楽しさを感じて生きてましたね。
qbc:
男子校なりの、どんな感じの楽しさだったんですか。
タカバシショウヘイ:
海賊みたいな感じですかね。まず、みんなめちゃめちゃご飯を食べていました。朝、でっかいおにぎりを2個持って家を出て、学校に着く前に近所のパン屋さんでホットドッグみたいなのを2個と、500mlのパックジュースを2個買って。学校に着いたらおにぎりを2個食べて、3、4時間目ぐらいにパンを2個食べて、お昼にはお弁当を食べて、帰りにもまた買い食いして。食べてる時間が本当に長かった気がします。その間にちょっと勉強が入りつつ、後ろから急に蹴られたり、昼休みには急いで弁当を食べて外に出てサッカーしたり。そんな感じの3年間でしたね。
qbc:
その高校の後は?
タカバシショウヘイ:
1浪して大学に行くんですけど、高校時代の食生活でまあ太ってるんですよね。予備校に行くと異性もいますし、これは良くないなと思って、浪人のときは勉強をせずに近所の体育館にトレーニングをしに行ってました。それでしっかり18キロぐらい痩せて、結構筋肉つけてましたね。
qbc:
大学時代は何してたんですか。
タカバシショウヘイ:
大学はサークルとかそういう活動に馴染めなくて、入るタイミングを逃してしまいました。そのうち、学校のパソコンでインターネットが使えることを知って、ずっとチャットで遊んでいました。東北の学生だったり大阪の社会人だったり、いろんな人がチャットにいて、オフ会でいろんな人に会いました。大学の4年間のうち、3年間ぐらいは趣味がインターネットという感じでしたね。
qbc:
何年ですか、2000年?
タカバシショウヘイ:
2000年ぐらいですね。
qbc:
チャットって何使ってますか。
タカバシショウヘイ:
おそらくフリーで配られていたプログラムをサーバーにインストールしてウェブサイトとして開設できるやつです。そんな感じでチャットのサイトを立ち上げる人が何人かいて、そんなチャットに行ってました。
qbc:
なるほど。ブログを始めるのっていつごろなんですか。
タカバシショウヘイ:
ブログは社会人になってから2年目とか3年目ぐらい、2003年とかかな。最初は会社の同僚とみんなでやったりとか、試しにやってみようみたいな感じから始まったんですけど、だんだんみんな更新しなくなっていくんですよね。結局、僕だけ更新するようなったんで、もう1人でやった方がいいな、と思って、ひとりでもブログをはじめました。
qbc:
テーマは何だったんですか、最初。
タカバシショウヘイ:
最初はみんなでやっていたブログを引き継ぐ感じで、映画やドラマの感想を1人で書いてたんですけど、改めて始めたのはメロンパンブログです。その時、コンビニの仕事をしていて、Webプロモーションにも携わっていました。で、年間のスケジュールを見たときに、3ヶ月後ぐらいに「おいしいメロンパン発売」っていう予定があったんですね。美味しいメロンパンが出るなら、プロモーションとしてメロンパンの権威みたいな人が出てきて、「これは確かにうまい」みたいなインタビュー載せればいいかな、みたいな感じで考えて、調べてみたんですけど、そういう人が世の中にいなかったんですよ。普通のパンの権威はいるけど、菓子パンだったりメロンパンの権威がいないと。
ちょうどそのときはブログブームだったんですけど、3ヶ月あるから、1日1個ぐらいメロンパンを食べてブログを更新して、メロンパンを100個食べた人が美味しいって言ってるのでも何とかなるかな、みたいな感じで始めたんですよね、メロンパンブログを。で、そしたらブログブームなので、始めて2ヶ月ぐらいで、雑誌のHanakoでこんなブログがあるよみたいに取り上げてもらえたんですね。で、そこからいろんなラジオに出たり、取り上げてもらうことが多くなって、軌道に乗ったみたいな。結局、3ヶ月後に出たメロンパンはそんなに美味しくなくて、ブログでは取り上げなかったんですけども。そんな思い出があります。

qbc:
何年ぐらいメロンパンブログ続いたんですか?
タカバシショウヘイ:
10年近くやってた気がするんですけど、最初は毎日更新してたものが、途中から更新が滞っていくようになりました。メロンパンを1日2個食べると吹き出物が出るようになったんですよね。それで2018年に引退しますっていう記事を書いてるんですけど。
qbc:
18?すごいな。
タカバシショウヘイ:
一番最初は2005年から13年ぐらい、でも一応、更新、2014までかな。更新してるのは。って感じですね。だから10年ぐらいですね。
qbc:
街のパン屋さんとか回るような感じになってるんすかね。
タカバシショウヘイ:
そうですね。モチベーションって、一番美味しいメロンパンを探すことだったので、美味しいパン屋さんをいろんな人に聞いては、そのパン屋さんのメロンパンを買いに行ったり食べに行ったりして、だんだん自分の好みを絞っていくみたいな。旅にいったら、そこの土地のメロンパンを食べに行ったりとか。
qbc:
無名人インタビュー時間60分なので、5分10分ぐらい20代30代40代をこう、さあーっと現在まで遡るとどんな感じになるんですかね。
タカバシショウヘイ:
20代は大学も適当に入ってますし、そこで遊んでばかりいましたし、社会人になったけど、お金がないというか。そういう感じではあったんですけど、ブログをやったりとか、もしくはそのインターネットを通じて活動をしてたので、意外といろんな人に恵まれて、いろんな経験や体験をさせてもらったなと思います。お金はあんまり稼げなかったし貯まらなかったんですけど、ソフトマネーというか、お金以外の価値の部分で、いろいろな体験をした20代だったなと思います。
で、30代は逆にある程度お金も時間も、ある程度自分の裁量ができてくるような30代なんですけど、30歳の時に1回結婚するんですよ。その結婚は、付き合って2ヶ月ぐらいで結婚して、4月1日、エイプリルフールに入籍して、半年で後悔するみたいな感じで。そっから4年間、一応離婚をせずに何とかこうやりくりをしてたんですけど、34で離婚してそこから何かちょっともう結婚とかはいいか、みたいに思いながら、好き勝手に遊んでる、家族もいないし、お金はあるから旅に出たり、好きに生きてて、38ぐらいにまた縁があって結婚をしつつ、沖縄移住の話があって沖縄に住んでます。40歳迎える前に再婚して沖縄に来て、40代は基本的には沖縄での生活を満喫してるというか、子供も生まれて、生活の場所と環境とスタイルみたいなのは、30代までとはガラッと変わったような40代になってますね。
qbc:
ご両親からはどのように育てられましたか。
タカバシショウヘイ:
いろんな経験をさせてもらえたのかな、と思います。例えばいろんなコンサートや映画に連れてってもらったり、美味しいもの食べさせてもらったり、自分が好きなものをそこから選び取ることができた感じです。なんだかよくわかんないっていうよりはこれが好きとか、こうしたいっていうものがどんどん芽生えるようにはなったので、選択肢を与えてもらえた子供時代だったのかな、という気はしてますね。
こうならなきゃいけないっていうようなものがあったわけじゃなくて、人を傷つけることは駄目ですよとか、犯罪はしないとか、そういう事以外はあまり強制されなかったですね。テストの点が悪いとか、それで叱られたこととか、勉強しなさいみたいに言われたこととかもなかったんで。でも、ほっとかれてるイメージも無いので、やっぱり選択肢が与えられてたんですかね。
qbc:
沖縄移住はどうしてされたんですか。
タカバシショウヘイ:
去年の10月に転職をしたんですけど、それまで15年間勤めていた会社があって、そこで転勤をすすめられた、というのが答えです。そもそも、僕が結構飽きっぽくて、仕事は2、3年で転職してたんですよ、飽きちゃって。そんな話をしてたら、沖縄にポストがあるから沖縄行かないみたいな流れになって、行きます行きますってふたつ返事で来た、みたいな感じですね。
qbc:
自分の人生ってどんなものだっていうふうに表現できますか。
タカバシショウヘイ:
夢が大きくないこともあって、やりたいことやこうなったらいいなっていうのは、20代になってから大体叶ってるんですよね。中学校高校時代が暗黒時代だったから、それがバネになっているのかな、ってのもあるんですけど。暗黒時代に「こういうふうになりたい」「こういうことがしたい」って思ってたことは、もう一通りできました。なので、そういう意味では、とってもいい人生だったなと。もういつ死んでもいいと思ってます。
qbc:
こうなったらいいなって例えば具体的にどんなものを?
タカバシショウヘイ:
たとえば、ファミコンソフトのMOTHERが好きで、そのゲームを作ったのは糸井重里さんなんですが、何度か糸井さんの事務所のお手伝いをさせてもらって、糸井さんとコミュニケーションしたりとか。何度かテレビに出てみて、1回ぐらいお芝居してみたいなと思ったら、自分で芝居をするような機会があって女優さんと掛け合いできたりとか。お芝居は絶望的に下手だったんで、実際にやることの難しさを味わったんですけどね。あとはビール好きっていうんで、チェコにアンバサダーとしてご招待いただいて、いろいろ案内していただいたりとか。

未来:いつ死んでもいいやと思ってるんですよね。
qbc:
5年10年、20年30年、最後自分が死にますってところまで考えて、どんな未来をイメージしてますか。
タカバシショウヘイ:
イメージはしてないですね。いつ死んでもいいやと思ってるので。ただ、つらい思いはしたくないなっていうことだけ、未来に対して思ってますね。
ただ、子供に関しては、自分も親に育ててもらって、50ぐらいで死んでもいいやと思えるぐらいに満足できたんで、子供にもそれぐらいまでは、そういう感じで生きて欲しいな、とは思うので、子供の可能性をうまく見つけてあげたりとか、子供が生きやすいって思える環境を用意してあげたりとか、そこのサポートができるようにしたいですね。自分のことというよりは、子供ですね。あ、ただコロナ禍になって、Netflix の「タコスのすべて」っていう2シーズンある番組を見て、メキシコでタコスが食べたい、という欲求が生まれました。
qbc:
シリーズなんですか。
タカバシショウヘイ:
そうなんですよ。タコスって、日本のラーメンみたいな感じで、ご当地タコスがいっぱいあるし、メキシコではそこでしか食べられないタコスがいっぱいあるんですね。それを見たときに、「東京に行ってお金を出せば何でも食べれる」と思ってたけどそうじゃない、明日死ぬとなったらこれは食べれないんだって思ったら、ちょっと泣けてきて、これは絶対に食べたいっていうのが急に芽生えて。で、2021年にメキシコに行ってきました。何かまたそういう感じのものが急にぱっと見つかったら、このまま死ねないっていう、それがモチベーションになったり原動力になったりするっていう、そういうこともあるぞとは思ってるんで、それがまた見つかったときに動けるようにというか、楽しめるように準備はしてたいですね。
qbc:
お子さんのことを考えて、どんな気持ちっていうかどんなふうに思ってるんすかね、今。存在っていうのかな。
タカバシショウヘイ:
子供にとって、親しか愛する対象がない状態からスタートしてると思うんですよ。親しか見えてないというか。なので、そこを裏切るようなことはしたくないなっていうのがあります。子供が他に好きな人とか愛する人ができて、そっちで家族を作るとなったらいいんですけど、それまでは、ちゃんと面と向かって相手をしてあげたいな、と思ってますね。なんか「もういらねえよ」って言われたら、お役御免だなと思って、また次のタコスを探しに行く感じなんじゃないかなと思うんですけど。
うちの母親が「子供ってすごい高級なおもちゃだよ」みたいなことを言ってたんですけど、だからいっぱい課金して、いい子に育つように動きつつ、いろんなイベントを楽しませてもらってるっていう感じですかね。
qbc:
もしもの未来質問というのをしていて。もしもその20代のこうなったらいいな、がことごとく叶ってなかった状態だったら、どういうふうな人生になってるんですか。
タカバシショウヘイ:
ネットでめちゃめちゃ失礼なコメントをして絡んだり、いろんな芸能人にリプライしてたんじゃないですかね。ネットストーカーみたいになってたかも。
qbc:
ご自身の一番の原動力って何なんですかね。何を求めて動いてるんですかね。まあその点と点を結ぶみたいな話もあったし、食べ物っていうのも、タコスで動いたりもあったりする。何だと思いますか?
タカバシショウヘイ:
タコスもそうですけど、行って食べて美味しかった場合、その美味しいものを作ってくれた人とか、美味しくなった歴史みたいなものがあるじゃないですか。その話を聞いたり、解析していって、自分の中で言語化ができたときが、なんかすごい良かったなって思うんですよね。食べた瞬間に感動することもありますが、それが何でなのか言語化できたときに、何か1つやりきった感じがします。だから、まず感動することと、そしてそれを言語化する楽しさが原動力ですかね。そして、その過程で人の話を聞くことも楽しいですね。そのときにしか聞けない言葉があると思っているので、美味しいと思ったら作った人にそれを聞いたり、会いたいと思った人に会って話をしてみることが大切です。そうやって繋がることが気持ち良さの一つだと感じています。

qbc:
最後の質問が最後にいい残したことはっていうので、遺言みたいのもいいし、インタビューの感想でもいいし、読者向けメッセージでもいいですけど、最後に残したことがあればお伺いしております。
タカバシショウヘイ:
タコスって煮込み料理なんですよ。っていうので。
qbc:
はい。以上?
タカバシショウヘイ:
ちょっと補足すると、多くの日本人のイメージのタコスは、テックスメックス的な適当に作ったタコスなんですね。なんですけど、メキシコのタコスっていろんな部位の肉を煮込んで、それをトルティーヤで包んで食べるもので、本質は煮込み料理なんだとメキシコで感じました。日本人ってモツ煮込みが好きな人が多いじゃないですか。なので、現地と同じタコスが出回れば、みんなすごい好きになるはずなんだよな、お酒にも合うし、と思っています。
世界のいろんなもの、僕の知っていることなんて、ある一面でしかなくて、現地に行ってみなきゃわかんない、まだまだそういうことがいっぱいあるな、世界は楽しいなって思えるのがタコスでした。
あとがき(編集)
タカバシさんからは、世界を存分に楽しみ尽くす旅人のエネルギーを感じました。「夢は叶えるためにある」を、こんなに軽やかに実現されている方がいるんだなぁと。あとタコスって煮込み料理だったんですね。何より好きなもので世界を言葉にできるのが素敵です!
【インタビュー・編集:qbc】
【編集・あとがき:meadow】
#無名人インタビュー #インタビュー #ブログ #沖縄 #広報 #ビール #メロンパン王子

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