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家庭が基盤になると思ってるので大事にしていきたい人

むかしむかし、ある村に、絆太郎(きずなたろう)という名の若者がいました。絆太郎は、「家庭こそが人生の基盤だ」と固く信じていました。
村では、多くの若者たちが成功を求めて都へ出ていきましたが、絆太郎は village に残ることを選びました。彼は自分の家族を大切にし、毎日家族と過ごす時間を欠かさず持っていました。
ある日、村に大きな困難が訪れました。長雨が続き、crops が育たなくなったのです。多くの村人たちは途方に暮れましたが、絆太郎は家族と話し合い、どうすれば乗り越えられるか知恵を絞りました。
絆太郎の家族は協力して、雨でも育つ新しい作物を植えることを思いつきました。父の経験、母の勘、妹のアイデア、そして絆太郎の行動力。家族それぞれの strengths が集まって、この難局を乗り越える方法を見つけたのです。
他の village 人たちは、絆太郎の家族の団結力に感銘を受けました。そして、自分たちも家族との絆を深め、協力し合うようになりました。
やがて、村全体が「大きな family」のようになりました。困ったときは助け合い、喜びは分かち合う。そんな村になったのです。
月日が流れ、かつて都へ出ていった若者たちが村に戻ってきました。彼らは言いました。「都で成功しても、心の拠り所がなくて寂しかった。この村の家族のような絆が恋しかったんだ」
後に絆太郎は村の長となり、こう語りました。「家庭は人生の基盤。そこで育まれた愛情と絆は、どんな困難も乗り越える力となる。そして、その絆は家族だけでなく、村全体、さらには世界へと広がっていくのです」
そして「家庭円満、万事円満」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2024年10月1日10時55分に書く無名人インタビュー906回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは 渡良瀬あやめ さんです!

年齢:30代前半
性別:女性
職業:専業主婦


現在:なんか怒りのエネルギーをちゃんと持ってないと、自分がどんどん不利な立場に追いやられてしまうので。

ナカザワアヤミ:
あやめさんは今何をされてる方ですか?

渡良瀬あやめ:
今は会社を9月末まで休職中で、その後退職予定の専業主婦ですね。ほぼ。

ナカザワアヤミ:
9月末まで休職中。じゃあ、まもなくということなんですね。
普段何をされてることが多いですか?

渡良瀬あやめ:
読書をしたりとか、あとは文章を書いたりっていうことを今主にやってますね。

ナカザワアヤミ:
どんな本を読んだり、どんな文章を書いたりされてるんですか?

渡良瀬あやめ:
本はですね、いろいろなものを読むんですけど。文章の書き方の勉強のための本とか。あとは小説を書きたいので、参考というか、勉強のためにも小説を読んだりとか。
書いてるものは結構エッセイが多いんですけど。noteにエッセイをいっぱい書いてるのと、あとは公募の小説に応募したくて、今、長編小説を一応書いてるところですね。

ナカザワアヤミ:
なるほど。他に何か趣味とか、されてることはありますか?

渡良瀬あやめ:
そうですね、最近家を買いたいなと思ってまして。中古住宅にしようかなっていう感じなんですけど。それで物件情報をネットで見るのがすごい好きで。で、結構しょっちゅう見てますね。

ナカザワアヤミ:
専業主婦っておっしゃってたんですけれども、ご家族は今、どんな方と一緒に暮らしてるんですか?

渡良瀬あやめ:
今は主人のみで、子供がいないんですけど。今、不妊治療もしてますね。

ナカザワアヤミ:
じゃあ、家族で暮らす中古住宅ですね。
今、休職中っていう形でおっしゃってたんですけれども。以前はされていて、今はお休みされてるっていうそんな感じなんですかね?

渡良瀬あやめ:
そうですね。元々フルリモートで経理のお仕事を正社員でしていたんですけど。かなり業務負荷がかかってしまって、障害者雇用だったんですけど、人員を全然増やしてもらえなくてですね、1人経理をしてまして。
それでうつ病になってしまって。ちょっと会社の対応も休職してからも悪いなっていうことで、退職しました。

ナカザワアヤミ:
9月の休職中で、10月以降が退職されるっていう話だったんですけど、基本的にはそれ以降も専業主婦っていう形で暮らすようなイメージなんですか?

渡良瀬あやめ:
10月以降が就労移行支援っていう、障害者の人が通える職業訓練みたいなところがあって、そこに通おうと思ってて。不妊治療と並行しながらなんですけど、ちょっとずつ就職活動を進めていきたいなと思ってます。

ナカザワアヤミ:
あと文章書いたりしつつ、ちょっとお仕事も始められるってことですかね。

渡良瀬あやめ:
そうです。はい。

ナカザワアヤミ:
ご自身の中で、最近楽しかったことは何ですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね~。文章を書くのがすごい今楽しい。
あと何でしょうね、主人との時間がやっぱり楽しくて。よくかき氷を一緒に食べに行くんですけど、そういうのが楽しかったりとか。あとは家でゴロゴロしながら何か適当な動画見ながら、2人でゲラゲラ笑ってるのは楽しいなっていう感じですね。

ナカザワアヤミ:
文章を書くことっていうのはどういうところが楽しいですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね…自分の思考を整理できますし。なんかnoteにあげると、結構個人的なことを書いても、結構読んでもらえたりとかして、なんかそういう承認欲求というか、そういうのも満たされるなっていう感じで楽しいですね。

ナカザワアヤミ:
書くことっていうのはどのくらい続けてらっしゃるんですか?

渡良瀬あやめ:
えーと、5月末ぐらいから、今までずっとやってるんで。4ヶ月ぐらいやってますかね。
あ、計算がちょっとできなくて、4か月目ですね。

ナカザワアヤミ:
noteに書き始めたのは5か月目?

渡良瀬あやめ:
そうですね、5ヶ月目ですね。やり始めたのは。

ナカザワアヤミ:
これってそもそもなんで5月に始めようと思ったんですか?

渡良瀬あやめ:
最初、チョコザップに入ってたんですけど、チョコザップのネイルをやりたくて。家からすごく近い店舗があるんですけど、そこでチョコザップのネイルを試したら全然うまくいかなくて、何これ!ってなって。
で、ネットでいろいろ調べたら、あたり機種とはずれ機種があるっていうことを知って。あたり機種のある店舗にわざわざタクシーで行ったんですよ。でもそれでもうまくいかなくて。
で、その怒りを最初Twitterに書こうと思ってたんですけど、なんか気づいたら2000字ぐらいの長文になってて、これはnoteにあげようと思って。noteのアカウントは持ってたので。そこから書き始めましたね。

ナカザワアヤミ:
へぇ~。じゃあ最初は、なんか本当にその出来事を書くために始めたってことなんですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね。一番最初はそうで。なんか結構怒りを文章にしたりとかが、その後も結構多くて。なんでしょうね…。
なんかそのチョコザップの記事が、一時期Google検索すると、検索順位で3位出てきてて、
すごいびっくりして。結構ビューを稼いでくれてる記事なんですよ、未だに。その後で書いた記事の方が、文書がどんどんうまくなっていってると思うんですけど。でも、あれはあれで一定の需要があってよかったのかなと思って。

ナカザワアヤミ:
そういう怒りを書こうと思って書き留めて出してみて、なんかどう感じましたか?

渡良瀬あやめ:
そうですね~、多分チョコザップネイルへの関心の高さと、多分みんなうまくいかないって、みんなっていうか、うまくいかないって言ってる人が結構ネットの中でいっぱいいて(笑)その怒りが集まって。なんか多分Google検索からの流入なので、スキとかコメントとかがいっぱい来るわけじゃないんですけど、その怒りのエネルギーでみんな読んでくれてるのかなっていう感じがしますね。

ナカザワアヤミ:
なるほど。エッセイの他に小説も書いてらっしゃるんですよね。これはいつからというか、どういったきっかけで描いてらっしゃるんですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、そうですね。元々鬱病がすごくひどくなったときに、もう一生就職できないんじゃないかっていうふうに思って。でもやっぱりお金を稼ぎたいなって思ったときに、作家になりたいなと思ったんですね。
文章が一番人生で一貫して褒められてきたことだったし。初期投資もいらないので。なので、ちょっと文章を書いてみようと思って。それで、いろいろその文章を書くための本とか、作家デビューをするための本とかを、一時期読み漁ってたら、長編小説の新人賞を取ってデビューするのが一番の近道だっていうふうにそういう結論に行き着いて。で、今、一応長編小説初めてなんですけど書いてますね。
でも書くこと自体が結構好きなので、なんか他で短編小説の賞とかもあって、今年に入って3作応募してますね、短編は。

ナカザワアヤミ:
実際小説は既に完成されたものもあるんだろうなと思ったんですけれども、こちらは書いてみてどういう気持ちになるんですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、なんか私の文章、意外と面白いなって自画自賛しちゃいますね(笑)

ナカザワアヤミ:
面白い。小説の文章がって感じですか?

渡良瀬あやめ:
小説もそうですけど、エッセイもなんか意外と、あれ私文章面白いなって。なんか前の記事とか読み返しても思いますし。なんか文章が子供みたいなもんだと思ってて、親の欲目みたいな感じかもしれないですけど。でも意外と、なんか悪くないんじゃないかなと思ってますね、自分の文章については。

ナカザワアヤミ:
文章書いてるときの気持ちとしては、エッセイも小説も同じ感じなんですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、なんかあんまり変わらないんですよね。どっちを書いてるときも。なんか、結局は頭の中のものをアウトプットするっていうのは同じなので。小説も結構今までの人生経験からきてるものとかが多かったりするので、そういうのを吐き出していくっていう意味では同じなので、あんまり自分の中では変わらないかなと思ってます。

ナカザワアヤミ:
そうですね、ちょっと質問変わるんですけど、なんかご自身の性格に関して。人からどういう性格だねって言われることが多いですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、主人から、頭に血が上りやすいよねって言われます(笑)

ナカザワアヤミ:
なるほど(笑)そう言われてどうですか?あやめさん自身は。

渡良瀬あやめ:
いや確かに、キレやすいなと思ってますね。でもなんていうか、結構見た目的にほんわかしてる風に見られるっていうか、なんか優しそうだねみたいに見られちゃうんですけど、実際は、すぐキレますね。
っていうのも、私、ADHDとASDっていう発達障害なんですけど、いろいろ支援制度を使うために、いろんなところとやり取りをしなきゃいけなくて。
あと会社と、その業務負荷があまりにも高かったので、いっぱい交渉をしてきたんですね。それが結構うまくいかないっていうことがあって、特に会社の方なんですけど。あ、わかりました~って言われますけど、全然動いてもらえないっていうことがすごく多くて、それで余計にキレやすくなった気がしますね。なんか怒りのエネルギーをちゃんと持ってないと、自分がどんどん不利な立場に追いやられてしまうので。逆に怒ってないといけないんじゃないかなって思ってたら、なんかよりキレやすくなりましたね。

ナカザワアヤミ:
うんうん。ご自身としてそうかもっていう部分と、体験によるものと。

渡良瀬あやめ:
はい(笑)

ナカザワアヤミ:
ご自身では、自分で今おっしゃっていたような自分の性格についてはどう思ってますか?

渡良瀬あやめ:
まぁ、もうちょっと穏やかにいきたいなって、思ってます。

ナカザワアヤミ:
なるほど。ありがとうございます。

過去:私のせいじゃなくて障害のせいだったんだっていうのがほっとしましたね。ずっとなんか、私の努力が足りないせいだと思ってたんですけど。

ナカザワアヤミ:
ちょっとこれから、振り返りの部分もお聞きしていきたいんですけど。ちょっと覚えてる限り古いところで大丈夫なんですけど、あやめさんの子供のときはどんな子でしたか?

渡良瀬あやめ:
外遊びが大嫌いで。家の中とか保育園の中とかで、ひたすらお絵かきしてるのが大好きな子供でしたね。あ、あと図鑑が好きで、特にお花の図鑑がいっぱい家にあって、いっぱい買ってもらって、お花博士でしたね。

ナカザワアヤミ:
へえ。お花に詳しいんですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、でも今は結構忘れちゃいましたけど(笑)

ナカザワアヤミ:
今のお話って、何歳ぐらいの頃ですか?

ナカザワアヤミ:
そうですね~、4、5歳ぐらいだと思います。

渡良瀬あやめ:
ちなみに、小さいときなのか生まれ育った場所なのかあれなんですけど、ご自身の故郷というか生まれ育ったところはどんな風景でしたか?

渡良瀬あやめ:
あ~、めちゃくちゃど田舎で。小学校の1学年の人数が、私の学年は5人だったんですよ。で、全校生徒も40何人とか50何人とか、そういう規模の学校だったんですけど。でも意外と、なんでしょうね。子供の数は少なかったりとかしますけど、ちょっと車を走らせればスーパーとか飲食店とかも充実してるんで、なんか全然暮らすには困らないなみたいな感じの街ですね。

ナカザワアヤミ:
結構自然とかが多いような風景ですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね。自然が多くて、田んぼとかが周りに多くて、あと実家は杉林に囲まれてますね。

ナカザワアヤミ:
へえ。林の中なんですね。

渡良瀬あやめ:
なんでしょうね。林の中っていうか、山を切り開いて進んだ先にある家みたいな感じですね(笑)

ナカザワアヤミ:
なるほど。じゃあそしたら、花図鑑に載ってたお花とか周りにあったりしたんですか?

渡良瀬あやめ:
あ~、めちゃくちゃありました。だから余計好きだったのかもしれませんね。

ナカザワアヤミ:
ここまでのお話が小学校に入る前ぐらいの記憶の話をされてたんですけど、小学生に進学された辺りからは、どんな記憶が残ってますか?

渡良瀬あやめ:
小学3年生からソフトボールを始めたんですけど。すごい強いチームで、めちゃくちゃ練習が厳しかったんですよ。小学校から一応高校までガチの部活でやって、大学も一応サークルでやったんですけど、本当になんか、ずっとしんどくて。なんであんなしんどいことを続けたんだろうなっていうのは、自分でも思うんですけど…。始めたのは小3です。

ナカザワアヤミ:
しんどいなって思いながらも、続けてたんですよね?

渡良瀬あやめ:
はい。

ナカザワアヤミ:
どういう気持ちで継続っていう方向を選んでたんですか?高3まで結構長いですよね。

渡良瀬あやめ:
まず、野球が大好きなのと。野球とソフトボールって似た競技なので、同じようなプレーができて楽しいっていうところ。
あとは、運動神経も本当に悪くて体力も本当になくて、強くなりたいと思って始めたんですね、ソフトボールは。野球みたいな感じだし、楽しくできるかなと思ってやり始めたら、めっちゃ厳しいみたいな感じだったんですけど。
でも本当に、なんでしょうね、ソフトボールをやってないと、なんか生きていく体力すらなかったと思うので、その点では感謝してますね。

ナカザワアヤミ:
しんどいときに、なんかやめたいなーとか、そういう選択肢はなかったんですか?

渡良瀬あやめ:
一応、中三のときに全国ベスト8になったんですよ。私はずっと下手だったんで、出てないんですけど試合には。もうみんなですごい大きな目標を達成したし、もういいかなと思って一旦中学で終わりにしようって思ったんですよ。
で、高校に入って、高1の1年間だけ軽音部に入ってギターを弾いてたんですけど。なんか面白くなくて。
で、進学した高校にソフト部もやっぱりあって、中学の友達も何人か入ってましたし。なんか楽しそうなんですよ、やっぱり。やっぱりどうしてもやりたいなって思っちゃって、2年生からソフト部に転部しました。

ナカザワアヤミ:
まず一旦軽音部に入ったんですね。

渡良瀬あやめ:
はい。

ナカザワアヤミ:
軽音部に入ったのはどんな理由だったんですか?

渡良瀬あやめ:
音楽が結構好きだったので。その当時だと、アジカンとか、あとスピッツとか、チャットモンチーとかをよく聞いてて。中学のときは友達とCDの貸し借りとかもしてて、ちょっと音楽の方にも興味があって。なので軽音部に入りましたね。

ナカザワアヤミ:
でも意外と面白くなかった。

渡良瀬あやめ:
うん、なんかあんまりギター弾けても面白くなかったです。

ナカザワアヤミ:
ええ~。ソフトボールやってるときとは違ったんですかね?

渡良瀬あやめ:
はい、なんか違いました。思ってたのと。

ナカザワアヤミ:
ソフトボールやってるときはどんな楽しさがあったんですか?

渡良瀬あやめ:
なんかやっぱり体を動かすからか、めっちゃ疲れるんですけど、すっきりはするんですよね。で、進学校で、部活も強制加入で、でも進学校って言っても田舎の自称進学校なんですけど。なんか文武両道せよみたいな、そういう校訓で。勉強もめっちゃしんどい中でソフトボールもやらなきゃいけない状況になったんですけど、やっぱり勉強して運動してっていうのが、すごいバランスが良かったのかなとは思います。

ナカザワアヤミ:
今学生時代の話をお聞きしてる中では部活の話中心だったんですけど、なんかそれ以外で印象に残ってることとかあったりしますか?

渡良瀬あやめ:
そうですね~、勉強が結構得意で、中学のとき学年1位だったのとか。高校入っても英語が一番得意で、英語だけだったら学年3位とかになったりとか。
でも一方で、部活で後輩にいじめられてたんですよ。2年生から入ったら、1年生の後輩たちと一緒に練習をさせられて。なんかキャッチボールとかも一緒にさせられるんですけど、なんか最初はそんなにあれだったんですけど、あやめさんの中学めっちゃ強いとこですよねみたいな、そんな感じで会話もしてたんですけど。
でも、私ソフトボールから離れてた1年間で、気づいたらイップスっていううまく投げれない症状に気づいたらなってて。で、元々下手なんですけど、さらにキャッチボールもうまくできなくなっちゃったんですよ。それでめっちゃ馬鹿にされたりとか。
あと普通に発達障害なんで、人との接し方が全然わからなかった時期なんで、それでうまくコミュニケーションが取れなくて。それもめっちゃ馬鹿にされてて。で、私に聞こえるように陰口言うみたいな、めっちゃひそひそして笑われるみたいな感じで。本当にじわじわ精神をやられてましたね。

ナカザワアヤミ:
その経験について、今振り返ってどう思われますか?

渡良瀬あやめ:
うーん…それだったらもっと早い段階で、1年生より早く部活に入っておくか、それかもうソフトボールはやめろって感じで思います。

ナカザワアヤミ:
でもそんな中でも続けられてたんですね。

渡良瀬あやめ:
そうですね。やっぱり3年間っていう、終わりが決まってるものなので。部活さえ終われば、クラスは楽しいからって思いながら学校行ってましたね。

ナカザワアヤミ:
でも行き続けたってことですよね?それで。

渡良瀬あやめ:
そうですね…なんか高校まで1時間ぐらい電車に乗らないといけなくて。しかも田舎なんで電車の本数がめっちゃ少なくて、もう強制的にこの便に乗らないと遅刻しちゃうみたいな感じなので。もうなんかとりあえず、朝起きたら考える暇もなく電車に乗らざるを得ないみたいな感じで、とりあえず行ってましたね。

ナカザワアヤミ:
学校も部活もまず行くみたいな?

渡良瀬あやめ:
はい。とりあえず行きはしました。

ナカザワアヤミ:
なるほど。高校から今に至るまで、大学進学、社会人みたいなところがあると思うんですけど、高校卒業以降はどういった経験をされてきましたか?

渡良瀬あやめ:
高校まで岩手県に住んでたんですけど、岩手の人って大体関東に高校卒業後は出て行くんです。でも私は誰も知ってる人がいない土地に行きたいなと思って、京都の大学に進学したんですね。
で、それはそれで大変だったんですけど、安易に東京の大学行くより良かったんじゃないかなって、今となっては思いますね。

ナカザワアヤミ:
それは、なんでですか?

渡良瀬あやめ:
発達障害っていうものにまだ気づいてないというか、診断をされたのは大人になってからなので。当時はまだ診断されてないけどなんかずっと私って体弱いし、体調悪いよなみたいなのとか、コミュニケーションうまくいかないよなっていうのがずっとあって、自分で。
それで、人混みがすごい苦手だったんですよ。だから東京行っても、なんか体調悪くなって大学辞めたりとかしてたんじゃないかなって思う。だから京都ぐらいでちょうどよかったんじゃないかなって思います。

ナカザワアヤミ:
誰も知ってる人がいないところにっていうのは、どういうきっかけでそういうふうな選択をされたんですか?

渡良瀬あやめ:
やっぱり後輩にいじめられたのと、あとは高3のときに好きな男の子がいたんですけど、なんかその子にも馬鹿にされてて。で、その子は早稲田行ったんですけど。私も一応担任に早稲田すすめられたんですけど、なんか追っかけてきたって思われるのも嫌だなとか思って。なんかいろいろ人間関係をリセットしたかったんで。だから、そうですね、関西を選んだっていう感じですね。

ナカザワアヤミ:
それで関西に行って、そこからお仕事をされながら今まで来られたのかなと思うんですけど。関西に出てからは、その後はどんな形で暮らされてたんですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね、京都で一人暮らししながら普通に大学行って。ソフトボールサークルに入って、そこは楽しかったんで、ワイワイやりながら。勉強は、適当にやって卒業して。
それで、就職活動が全くうまくいかなくて。やっぱり発達障害の特性で、面接って何のためにあるの?っていうか、面接で何喋っていいか全然わかんないっていう。何をアピールしていいのか全然わかんないっていう状況で。で、学校の面接練習とかも行ったんですけど、なんかよくわかんなくて。
で、そんな感じで就活してたら全然やっぱりうまくいかなくて、面接が。だから面接ほとんど通らなくて。でも、あまりにうまくいかないから、学校で契約してる新卒の就職エージェントみたいなところに行って、相談していろいろ面接のやり方とか教えてもらって。
ある企業に行ったときに、人事の人が同じ大学の出身で、めちゃくちゃ親切に面接ではこういうことを話したらいいよっていうのを教えてくれたんで。その通りに実践したら、そこの企業から内定いただけて。そこでようやく面接のやり方を覚えた感じで。あともう一社内定あったんですけど、ちょっとそっちは保険の営業だったんでしんどいかなと思って。それで最初に内定もらった方に行きました。

ナカザワアヤミ:
これは引き続き、場所は京都だったんですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね。京都で働くことになりまして。ただ、仕事自体は全然自分に向いてなかったんですよ。auショップで販売員をやってたんですけど、本当に接客が向いてなくて。機種変更のお客さんが来たときに、緊張して話せないし、なんかSIMカードを入れ替える手が震えるし。なんか穏やかな表情で作業をしなさいって研修で言われたんですけど、なんか表情を意識してたら、全くパソコンの作業する画面が頭に入らなくて。
どうしていいかわかんなくて、結局店長に全部手続きしてもらって、やり方覚えた?どう?みたいに言われるんですけど、全然わかんないしみたいな感じで。それで、4ヶ月で辞めました。

ナカザワアヤミ:
なるほど。そっか、今、休職されてるのとは全然別のお仕事されてたんですね?

渡良瀬あやめ:
そうですね。最初は全く違う仕事でした。

ナカザワアヤミ:
それから今結婚されて、ちょっと仕事を変えて、っていうところかなと思うんですけど。ご自身の中で、人生の転換点というか、ここ大きかったなっていう経験って、どういうことがありますか?

渡良瀬あやめ:
やっぱり26歳のときに発達障害って診断されたんですけど、そこが大きかったと思います。

ナカザワアヤミ:
それは一つ目の仕事を辞めた後ですよね?

渡良瀬あやめ:
辞めて、何社か転職をして、やっぱり仕事うまくいかないなみたいなのがあったときに精神科にかかって。ちょっと発達障害、まさかな~って思ったんですけど、テストを受けてみたら、あなた発達障害ですって言われて。あ、そうだったんだみたいな感じですね。

ナカザワアヤミ:
それを聞いたときの気持ちとしては、どんなところがありました?

渡良瀬あやめ:
「まさか」っていうのと、「やっぱりな」っていうのが半々ぐらいで。でもちょっと、なんかうまくいかないのって、私のせいじゃなくて障害のせいだったんだっていうのがほっとしましたね。ずっとなんか、私の努力が足りないせいだと思ってたんですけど。でもめっちゃ頑張ってもうまくいかないし。もっと他の人って気楽に生きてそうなのにうまくいってるよなと思って。なんかおかしいなと思ってたんで。あぁ納得っていう感じはありました。

ナカザワアヤミ:
そこで診断を受けた後っていうのは、どうされたんですか?

渡良瀬あやめ:
そうですねー、診断を受けてからしばらくは当時いた会社で普通に働いてたんですけど、やっぱり体調崩しちゃって。もう一般雇用では厳しいかなと思って、障害者雇用で就職活動をして。結構いいところに内定もらえたので、じゃあそこに行こうって言って転職して。実際、その次の会社はめっちゃ良かったですね。

ナカザワアヤミ:
うんうん。今かなり働くことに関してのお話がすごくたくさん出てきてるんですけれども、いろんな場所を変えながら、実際にいろいろ試行錯誤しながら働いてきてみて、今はどういった感情ですかね?働くっていうことに対して。

渡良瀬あやめ:
あぁ、早く働いて収入が欲しいですね。なんかやっぱり、本をいっぱい買いたいんですけど、夫に申し訳なく思っちゃって、思いっきり本を買えないので。もうちょっと買えるようになりたいなって思ったりとか。
でも、なんか逆に休職中の会社は、私自分で言うのもなんですけど、仕事ができすぎていっぱい任されててしまって。結果もう限界が来てて休職に入ったっていう感じで。なんか程よく、もう無理なく働きたいです、今後は。

ナカザワアヤミ:
なるほど。ちなみに差し支えなければご結婚されたのってその診断の前なんですか?

渡良瀬あやめ:
診断の後ですね。

ナカザワアヤミ:
なるほどなるほど。ありがとうございます。

未来:家庭が基盤になると思ってるので、そこは大事にしていきたいですね

ナカザワアヤミ:
いろいろお仕事の話とか過去の話を聞かせていただいたんですけど、ここからは今後の話もお伺いしたくて。ご自身の中で、どんな話でも大丈夫なんですけど、将来5年後とか10年後とか、あるいは死ぬ時までっていう人生をイメージしたときに、未来についてはどういった印象をお持ちですか?

渡良瀬あやめ:
あ、なんか結構未来は明るい気がしていまして。野望がいっぱいあるんですよ。
まず、経理の仕事が好きなので、経理でまた就職してスキルを高めていきたいっていうのと。一方で、文章をちょっとずつでも書き続けて、作家になって本を出したいっていうのと。あと子供が2人欲しいなっていうのと。働きながら子育てをして、家を買って、柴犬がめっちゃ好きなので柴犬飼いたいなとか、いっぱいありますね。

ナカザワアヤミ:
いつからそういう野望を持ち始めましたか?

渡良瀬あやめ:
なんかちょっとずつ湧いてきたっていうか。なんでしょうね、何となく将来犬飼いたいなとか。
あ、でも子供に関しては、やっぱり今の主人に出会ってから子供かわいいなって思うようになって。主人が、子供が大好きで。キッズ関連の仕事に新卒で勤めてたっていうのもあって、なんか夫に洗脳されるように子供が好きになって。なんかこの人となら子育てちゃんとしていけそうだなって思ったので、そこで子供が欲しくなりましたね。で、子供部屋を作ってあげるためには、賃貸じゃなくやっぱり一軒家がいいなって思って、家が欲しいですね、今は。
あと、経理に関しては、もう結構ありがたく経理でキャリアを何とか積んでこれたので。経理の仕事好きですし、もっとやっていきたいなっていうのと。
あと作家になりたいに関しては、やっぱり本が元々好きですし。うつ病が悪化してもう働けないかもって思ったときに、もう印税を稼ぐしかないって。そのときに湧いてきた野望ですね、作家になりたいに関しては。

ナカザワアヤミ:
実際その野望を叶えるために、なんか直近でやりたいこととかはありますか?

渡良瀬あやめ:
そうですね~、本当に目の前のことをやるしかないっていうか。まぁ家が欲しいって、今夫婦2人でずっと言ってるんですけど、まだ内見とか行ってないんで。あと、まぁもしかしたら中古住宅じゃなくて新築で建てるのとかもありなのかなとかも、まだあまり調べられてないんで。そういうのを調べていったりとか。
あと普通に不妊治療のクリニックにちゃんと通ったりとか。あと就労移行支援に行って働ける体制を整えたりとか。文章を書くにしても、やっぱり体調悪くて書けないみたいな日はいっぱいあるので、無理しない範囲でにはなりますけど、ちょっとずつ書いていって。で、出来上がったら応募しようとか。本当になんか目の前のことをやるしかないかなっていう感じ。

ナカザワアヤミ:
逆に結構遠い将来のことを思ったときに、どういう気持ちでいたいと思いますか?例えば、ちょっと遠めの10年後とか20年後とかそういったときに、どういう気持ちでいたいとかありますか?

渡良瀬あやめ:
あんまり苦しい思いはしたくないですね。なんか穏やかにいきたいです。ちょっと今まで人生激しすぎたかなと思って。なんか穏やかに、家族の時間をちゃんと作って生きていければそれでいいなって思います。
いろいろ野心はありつつも、多分温かい家庭をちゃんと築いていくっていうのが一番大事かなと思ってるので。やっぱり家庭が基盤になると思ってるので、そこは大事にしていきたいですね。

ナカザワアヤミ:
実際いろいろ今までの話を聞いてきて、いろんなタイミングで何かちょっとうまくいかないなとか苦しいなと思いながらも働き続けるみたいなことをいろいろやられてきたんだなというふうに感じてたんですけど。
でもその家庭が大切とか子供がかわいいとかそういう感情って、ご結婚されて今の旦那さんに結構影響されてる部分もあるのかななんて思ったりしてたんですけど。
ご結婚されて家庭を作るところを、もし経験しなかったとしたらどんな人生、どんな生活だったと思いますか?

渡良瀬あやめ:
そうですね…たぶん関西にまだ残ってて、部屋が一人暮らしのときはすごい汚かったんですけど、まだ汚部屋に住んでて。あの、汚い部屋と書く方の(笑)で、まぁヒーヒー言いながら、何とか自分の生活費を稼ぐために限界OLをやってると思います。

ナカザワアヤミ:
今の生活について、ご自身ではどう思われてますか?

渡良瀬あやめ:
いや、本当に恵まれた生活だなと思いますね。優しい夫がいて、好きなことしてても怒られないしっていう。で、家事も苦手なんですけど、夫がかなりやってくれるんですごい助かってますし。私もできる範囲ではやるんですけど、やっぱり夫よりは下手なので、すごい自信がなくて、あんまりできなかったりするんですけど。でも、それでも許してくれるんで。

最近、ファイナンシャルプランナーの方に家計の相談をしたんですけど、もうばっちりです、何も心配ないですって言われたんで。これは夫のおかげだな完全に、って思って。
なんかめっちゃ高収入とかっていうわけでは正直ないんですけど、なんかあんまりお金使ってないですねって言われて。私めっちゃ散財してるイメージだったけど、なんかまだうち余裕ある方なんだって思って(笑)だからすごい恵まれてますね。

ナカザワアヤミ:
ありがとうございます。なんかいろいろ話は聞いてきたんですけど、多分お話しそびれたこととか言ってないなってこともあったりするかもしれないですし。これを読んでる方とかもいらっしゃるかなと思うんで、最後にですね、あやめさんの方から話し残したことがあればお願いしたいなと思うんですけどいかがですか?

渡良瀬あやめ:
そうですね。柴犬めっちゃ好きです。

ナカザワアヤミ:
うん。ふふふ。

渡良瀬あやめ:
柴犬を子供のときに飼っててめっちゃ可愛くて。子犬も産んだんですけど、死ぬほどかわいかったので、柴犬が大好きなのでまた飼いたいなって思います。

ナカザワアヤミ:
そのためにもあれですよね。ワーキングというか。

渡良瀬あやめ:
はい。ちょっと頑張ってまた働きたいなと思いますし。ちょっと散財癖があるので、特に本をめっちゃ買っちゃうんで、ちょっとどうにか。積読もいっぱいある中で買っちゃうのがあるので、もうちょっと抑えていこうかなと思います(笑)

ナカザワアヤミ:
なるほど。なんか働くに対してのモチベーションが結構高いなという感じが。

渡良瀬あやめ:
そうですね。ずっと、働きたいのはめっちゃありますね。

ナカザワアヤミ:
ありがとうございます。

あとがき

無名人インタビューで話を聞くたびに、「普通に生きる」ってなんなんだろうか、そんな疑問が生まれます。

これまで私は無名人インタビューで何十人もの人の話を聞きましたが、あの人とこの人は生き方が似ていると感じることはあれど、どんな人の話も「普通な人生だ」と思うことはありません。

あやめさんは発達障害という診断がされるまで、なんかおかしいなと思っていた、と話していました。

おかしいのは、いったい何でしょうか?

あやめさんではないし、きっと病気そのものでもなくて、実態のない普通を信じこむ社会そのものだと思わずにはいられません。

【インタビュー・あとがき:ナカザワ】

【編集:mii】

#無名人インタビュー #インタビュー #結婚 #就労移行支援


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