やりたいことをやる人を増やしていきたい人
むかしむかし、ある村に、解放(かいほう)という名の若者が住んでいました。解放には、「やりたいことをやる人を増やしていきたい」という強い願いがありました。
村では多くの人が、
「こうあるべき」という型にはまり、
「これが正しい」という枠に閉じ込められ、
本当にやりたいことを諦めていました。
ある日、解放は村の広場に立ち、こう宣言しました。
「人は皆、心の中に花を持っている。その花を咲かせるお手伝いがしたい」
最初、村人たちは半信半疑でした。しかし解放は、一人一人と向き合い、「本当はどんなことがしたいの?」と優しく問いかけました。
農夫からは「実は、歌を歌いたかった」という告白を引き出し、
商人からは「本当は、物語を書きたかった」という思いを聞き出し、
子どもたちからは「新しい遊びを考えたい」という夢を教えてもらいました。
解放は、それぞれの「やりたいこと」を応援し始めました。
歌いたい人には歌の場を作り、
書きたい人には紙と筆を用意し、
遊びたい子どもたちには安全な空間を確保しました。
不思議なことに、やりたいことを始めた村人たちの目は輝き、表情は生き生きとし、村全体に活気が生まれていきました。
後に解放はこう語りました。
「やりたいことをやる人が増えれば、世界はもっと豊かになる。一人一人が自分の花を咲かせることで、この村は美しい花園になるのです」
そして「心の花を咲かせば、村は庭となる」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
そして次にインタビューされるのはきっとこれを読んでいるあなただし、そしてインタビュアーになる日もそう遠くはないでしょう。
と思う2025年5月9日19時52分に書く無名人インタビュー1065回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは ぽっぽ さんです!
年齢:20代後半
性別:女
職業:添乗員
現在:大学生の頃に4年間ずっとボランティアで関わっていた村があるんですけど、その村にお金を回す仕組みを作るためにスタディツアーをやろうと思っていて、
qbc:
今何をしている人でしょうか?
ぽっぽ:
今は添乗員のお仕事をしてます。
qbc:
添乗員っていうとどういうお仕事になるんですか?
ぽっぽ:
基本的には旅行のツアーの時間の管理をしてます。ピースボートってご存知ですか?
qbc:
ご説明いただいてもよろしいでしょうか?
ぽっぽ:
ピースボートっていう世界1周するクルーズがあるんですけどそのクルーズに3ヶ月間乗って、ツアーの添乗をするっていうお仕事をしてました。
qbc:
いつ頃から今のお仕事なんですか?
ぽっぽ:
去年の8月に始めて、1回の契約が3ヶ月なんですよね。3ヶ月間が終わってまた次も乗りますか?ってことで2回乗りました。3月15日にクルーズから戻ってきました。
qbc:
2回とも同じ航路だったんですか?
ぽっぽ:
1回目が東回りでヨーロッパを回るツアーでオーロラが見えるクルーズになっていて、2回目が南極回りで南極を見に行くツアーだったり、あとブラジルとかアルゼンチンとか南米の方を行くツアーになります。
qbc:
どんな業務をされていたんですか?
ぽっぽ:
船の中ではツアーデスクって言ってツアーの申し込みとかキャンセルをするんです。船を降りるとツアーの添乗員になって、お客様とバスとかに乗るんですよ。そのツアーの時間の管理もしてます。
qbc:
どんな気持ちで添乗員をされていましたか?
ぽっぽ:
結構年配の方が多くて、今まで貯めたお金とか年金を使って、もしかしたら最後かもしれないっていう思いで来てる人がいるので、その気持ちに応えられるように精一杯楽しませたいなっていう気持ちでやってます。
qbc:
自分自身が感じている感情ってどんな感じですか?
ぽっぽ:
自分自身も初めての場所に行くので、初めて見る景色とか文化とか人とかに刺激を受けてますね。自分も行ったことないところで経験したことないことを、仕事を通して経験してるのですごく楽しいし発見が多いですね。
qbc:
どんな発見をされているんですか?
ぽっぽ:
例えば、今まで見たことなかったオーロラとか南極を見て、写真では見れないものを自分で見ることで感動したりとか、あと南極に行くと意外と寒くないんだなって思って、でも過去の写真を見てるともっと氷があったりして、地球温暖化が進んでるんだなっていうことに自分の目でちゃんと分かるようになったりとか、そういうのですかね。あと、世界って果てしないって思ってたんですけど、意外と3ヶ月で南極に行けたりとか、こんなに国回れるんだな、この時間で回れるんだっていう気づきもありました。
qbc:
今現在で何カ国くらいを訪れたんですか?、
ぽっぽ:
多分30から40カ国ぐらいは回ってますね。
qbc:
どの国が一番印象的でしたか?または印象的だったエピソードがあれば教えてください。
ぽっぽ:
カヤオっていうペルーにある地区なんですけど、そのカヤオには4日間滞在したんですよ。 自分のフリータイムの時間があったので、友達と町に観光しに行ったんですけど、その時帰りがけにUberタクシーに乗ったんですよ。そしたら Uberタクシーの方が自分の家賃を渡しに行きたいって言ったんですよ、すぐ近くの地区にあるから、家賃払わないといけないから家賃払いに行ってもいいかって言われたんですよね。 私達を乗せて行くぐらいだから、近くにあるかなと思っていいよって言ったら、1時間ぐらいで到着したんですよ、乗ってるところから船まで本当は1時間乗る予定だったんですけど、その人が家賃を払いに行ったりとか自分の作業をして、結局帰りが2時間ぐらいかかったんですよね。 それに加えてUberなので、お金もめちゃくちゃ取られたんですよ。普通自分達で目的地設定してた予想の値段より遥かに多い額を取られて、もし日本だったらありえないなっていうことをタクシーの方にされたんですけど、でもそこまでしないといけないぐらい生活苦しいんだなってことをちょっと思いました。
qbc:
その他には?
ぽっぽ:
結構船の中の生活って独特なんですよね。 小さな村が移動してるみたいなイメージで、3ヶ月間ずっと同じ人と生活と仕事を共にする感じで、Wi-Fiも無い生活なので人とすごく密に喋るんです。 色んな国に行くこともそうですけど、船に乗ってる間に今まで関わったことないような色んな人達がいて、その人達と身近で喋れてっていう人との出会いの良さも良いなって思いました。
qbc:
船の中には何人ぐらいの人がいて、ツアーに参加するっていうのはその内何人ぐらいですか?
ぽっぽ:
船の中には大体1500人ぐらいいます。その内ツアーの参加者は500人ぐらい。
qbc:
その人達全員と話す感じなんですか?
ぽっぽ:
ツアーの時はお客さんとして喋るんですけど、船に乗ったら船の中で色んな企画があるんですよね。夏祭りとか、英語の勉強会みたいな講座があったりとか、その講座とかで仲良くなったりしたりしますね。人と話したり。
qbc:
それはピースボートが主催でやってるイベントってわけじゃないんですか?
ぽっぽ:
ピースボート主体のイベントとお客様が主体でやるイベントがあります。
qbc:
お客様主体のイベントがあるんですね。
ぽっぽ:
色んな技術を持ってるお客さんがいるので、その人達がこういうことやりますって言って参加したりとか。
qbc:
どんなイベントがありましたか?何か覚えてるイベントがあれば教えてください。
ぽっぽ:
色々あるんですけど、まず自主企画発表会っていうのがあって、お客さんが船に乗ってる間に毎日音楽だったら音楽をずっと練習してるんですよ。 未経験の人とかも普通に。でも出来る人が教えてっていうので音楽発表したりとか、ダンス発表したりとか、それぞれが初めてのことにチャレンジして、それを発表する場があるっていうのが、いいなって思いました。
qbc:
何か参加したイベントってありますか?
ぽっぽ:
私はスタッフなので、結構参加するのに縛りがあるんですよね。お客様が主催する企画に行ったら駄目とか、でも竹あかりのイベントがあってお客様が竹でライトを作るんです。竹に模様をつけて、お客様が作った竹を夜置いて、真っ暗にして綺麗な光ができたんですよ。 ライトアップをしながら歌を歌う人がいたり良かったですね。
qbc:
ありがとうございます。今現時点ではどういう状況なんですか?
ぽっぽ:
今は半年間ずっと船に乗ってたので、船を降りて、あんまり自分の時間っていうのを過ごせてなかったので、先週は韓国に遊びに行ったりとか、今週は国内の添乗のお仕事をして2泊3日の仕事が終わった後はカンボジアに行こうかなって思ってます。
qbc:
カンボジアには遊びに行くってことですか?
ぽっぽ:
カンボジアにはスタディツアーの授業をしたいなと思っていて、どういう風にしたらスタディツアーが回るのかとか、授業を作るために見に行きますね。
qbc:
それって自分がスタディーツアーを主催したいっていう意味ですか?
ぽっぽ:
そうです。
qbc:
そのための学習をしたいと自分で?
ぽっぽ:
大学生の頃に4年間ずっとボランティアで関わっていた村があるんですけど、その村にお金を回す仕組みを作るためにスタディツアーをやろうと思っていて、6年前ぐらいまではカンボジアでちょこちょこスタディツアーが出来てたんですね。でもコロナ禍になって今ストップしてるので、それを再開するために見に行きます、勉強しに。
qbc:
運営のお手伝いとしてですか?
ぽっぽ:
そうですね、添乗員としても連れて行くっていうので。
qbc:
お仕事というか、今何らかの組織とかには属してない状態でやっているということですか?
ぽっぽ:
援助員の派遣会社に登録はしてます。そこがピースボートに行ったりって感じです。
qbc:
その直前は何をされていたんですか?
ぽっぽ:
その前の半年間ぐらいはフィットネスジムで働いて、その前は2年間ぐらいオーストラリアでワーホリしてました。
qbc:
ワーホリの前は?
ぽっぽ:
療育センターで働いてました。本当は大学卒業してすぐワーホリに行こうとしたんですけど、コロナ禍になって全てキャンセルになって、コロナ禍が落ち着くまでの間働かせてもらってました。
qbc:
何年ぐらいですか?
ぽっぽ:
1年半ぐらいですね。
qbc:
その前は大学生?
ぽっぽ:
そうです。
qbc:
ワーホリではどちらに行かれたんですか?
ぽっぽ:
オーストラリアですね。
qbc:
オーストラリアのどちらに行かれたんですか?
ぽっぽ:
メルボルンから少し2時間ぐらい運転する場所で、インヴァーロックっていう田舎になります。
qbc:
ありがとうございます。ぽっぽさんの趣味って何ですか?
ぽっぽ:
海外旅行と山登りとキャンプですかね。
qbc:
いつ頃からその趣味が形成されていったんですか?
ぽっぽ:
大学生ぐらいの時に、NPO団体に入ってその団体が子供キャンプをやる活動をしていて、そこからキャンプとかアウトドアに興味を持ち始めました。
qbc:
海外への興味はいつ頃から?
ぽっぽ:
海外には小さい頃からずっと興味はあったんですけど、ちゃんと興味を持ち始めたのは高校生の頃英語科に入っていて英語科の授業とかで結構海外文化について勉強したり、修学旅行でアメリカに行ったりしたのがきっかけですね。
qbc:
趣味の共通点ってありますか?
ぽっぽ:
共通点は、動きながら人のことを知れるってことですかね。
qbc:
人が全くいない場所に行くことって嫌ですか?例えばソロキャンプだったりとか、1人の登山はないかもしれないけど、1人で海外旅行に行って1人で誰もいないところに行くみたいなことは望んでない感じなんですかね。
ぽっぽ:
そうです。1人で海外旅行に行ったとしても、現地の人がいるところに行きます。
qbc:
人と交流することの何がいいんでしょうか?
ぽっぽ:
キャンプとか山登りは結構大変なことを一緒にやるので、それを一緒に共有したりとか、一緒に喜んだりとかするのが好きですね。 キツさと楽しさを共有し合うのが楽しいなって思います。
qbc:
割とハードなタイプのキャンプが趣味なんですか?
ぽっぽ:
そうですね。普通にご飯食べるのもいいですけど結構ハードな場所に行ったり、キツいことをやったりした後のご飯の方が、美味しいなって感じたり、より濃いなって思います。
qbc:
どんなハードなことをするんですか?
ぽっぽ:
例えばキャンプだったらガスバーナーをなるべく使わずに、火打石っていうのがあるんですけどそういうので火をつけてみるとか、そういうのを楽しんだりしてます。山登りだったら、なるべくキツくて景色がすごい綺麗な場所を選んで友達と一緒に行ったりしますね。
qbc:
そういう趣味で作られた人間関係ってそういう繋がりじゃない人と比べてどんな違いがあるものなんですか?
ぽっぽ:
本当の人間性が出てくるかなって思います。そういうキツいことをしてる時に助けてくれたりとか、違う発想をくれたりとかして、そうじゃない人との繋がりもいいですけど、よりお互いの信頼関係が深い気がします。
qbc:
海外旅行の楽しさっていうのは何ですか?人と海外旅行に行くことの楽しいポイントってどこですか?
ぽっぽ:
私は観光地に行くのがあんまり好きじゃないんですよね。海外旅行するとしたら、なるべく現地の人と密に関わりたいなっていうのがあるので、例えば先週韓国に行って、韓国って結構行きやすくて観光しやすい場所だと思うんですけど、そこに自分は魅力をあんまり感じてなくて。 船で仲良くなった友達に会いに行って、その子の普段やってることとか、ローカルの人しか知らない場所とかに連れて行ってって言って連れて行ってもらいました。
qbc:
どんなところですか?
ぽっぽ:
初日は観光っぽかったんですけど、遊園地に行って、夜桜見に行って、居酒屋行ってって形でしたね。 2日目は、綺麗な散歩道を一緒に歩いて、チヂミの美味しいお店に行ったりとか、ショッピングモールに買い物しに行ったりとかですかね。3日目はすごく急な階段を1000段昇ると願いが叶うって言われる神社があるんですけど、そこに一緒に1700段ぐらいの階段を昇ってお願い事しに行きました。
qbc:
海外に行って「これはしたくない」みたいなことって何かありますか?
ぽっぽ:
日本人が多いところにあんまり行きたくないですね。
qbc:
それはでも、他の国の人がたくさんいるところでも同じですよ。例えば韓国でもヨーロッパの観光客がめちゃくちゃ多いところとかありますよね。
ぽっぽ:
そうですね。それでも、なるべくローカルの人がいる場所に行きたいですね。田舎とか。
qbc:
なるほど。それっていつ頃気付きましたか?
ぽっぽ:
大学生の頃ですかね。大学生の頃に、1人旅を始めて、こういう旅のスタイルが好きだなっていうのに気づきました。
qbc:
性格についてお聞きしていくんですけど、周りの人からぽっぽさんってこんな性格の人だねってどんな風に言われますか?
ぽっぽ:
行動力がすごいって言われます。
qbc:
自分自身では自分の性格をどういう性格だと思いますか?
ぽっぽ:
人が好きだなって思います。
qbc:
距離の近い人、家族とかパートナーとか親友とかその距離の近い人から言われる性格の一面ってありますか?
ぽっぽ:
夢とか目標とかを持ってていいねって言われます。それをちゃんとまっすぐ追い求めることが出来るね。結構レアキャラって言われますね。
qbc:
一般的に言われる、優しいとか明るいとかそういう性格を示すワードだったり言われたりする言葉はありますか?
ぽっぽ:
「勇気がある」は言われますね。「優しい」「明るい」も言われます。
qbc:
その夢や目標って何ですか?
ぽっぽ:
カンボジアのスタディツアーが回っていったらいいなと思いますね。綺麗に人がいっぱい来て。
qbc:
ちなみに先ほどのスタディツアーっていうのは自分が作りたいのか今参加しているスタディーツアーがってことなのかどちらですか?
ぽっぽ:
自分が作りたいものです。
qbc:
ちなみに何年スパンっていうか目処はあるんですか?
ぽっぽ:
3年後には、もう出来てる仕組みを作っておきたいですね。
qbc:
多分1人ではないと思うんですけど、3年後には最初の参加者がいるっていう状態ですか?
ぽっぽ:
3年後にはもう人がちゃんと来てる状態ですね。
qbc:
3年後に最初の参加者っていうんじゃなくて?
ぽっぽ:
じゃないです。
qbc:
なるほど、事業として回ってるっていう状態ですね。
ぽっぽ:
そうですね。
qbc:
すごくベタな質問なんですけど日本で食べられるおすすめの海外の料理ってありますか?難しければ海外のこの国に行ってこれを食べるっていうのでも大丈夫です。
ぽっぽ:
おすすめの食べ物ですか。
qbc:
そうですね、ぽっぽさんの好きな味。
ぽっぽ:
何だろう。難しいですね。
qbc:
単純に好きな食べ物とかって、何かありますか?
ぽっぽ:
好きな食べ物は鰻ですね。
qbc:
日本の?
ぽっぽ:
はい。食にあんまりこだわりがないんですよね。
qbc:
じゃあ逆に海外であんまり困らない?
ぽっぽ:
はい。何でも食べられて何でも美味しいと思うので。
過去:親の喜ぶような道を進んでたんですけど、自分が喜ぶ道に進んだ方が喜ぶんじゃないかってその時気づいて、そこから自由に動き出しましたね。
qbc:
過去について聞いていくんですけれども、子供の頃はどんなお子さんでしたか?
ぽっぽ:
子供の頃はスポーツがすごく好きで、でもあんまり目立つことは好きじゃなくておとなしいけど、仲いい子の前ではたくさん喋るような感じですかね。走ったりとか、動く遊びが好きでした。
qbc:
個人戦の遊び、団体戦の遊びどっちですか?
ぽっぽ:
団体戦ですね。ケイドロとかサッカーとか、友達とよくやってましたね。
qbc:
男女入り混じって?
ぽっぽ:
そうですね。でも結構サッカーってボールの取り合いで昼休みの一番最初にボールが結構取れないんですよね。しかもサッカーする運動場ってすごく広いじゃないですか。 チャイムが鳴っても、サッカーやってましたね。 授業の時間になって5時間目にちょっと遅れて戻って先生に怒られるとかはちょっとありました。
qbc:
幼稚園の頃から体を動かすことは好きでしたか?
ぽっぽ:
でも幼稚園の時もマラソンとか女子でいつも1位で、走ることは結構自分の中で自信があったので好きでしたね、鬼ごっことか。
qbc:
小学校の頃教室の中ではどんな様子でしたか?
ぽっぽ:
発表とかは全然しなかったですね。
qbc:
中学校では?
ぽっぽ:
中学校はバレー部に入ってて、部活を一生懸命やるような感じでしたね。部活の子と仲良いって感じで。
qbc:
高校では?
ぽっぽ:
高校では英語科に入って、部活には入らずに、小学生のバレーのコーチをやってました。それでちょっとお小遣いもらって、休みの日は遊んでって感じですね。
qbc:
地域のバレーってことですか?
ぽっぽ:
自分が通ってた小学校の頃のバレーボールチームに声をかけられて、元々子供がすごく好きだったので、コーチしてお金がもらえるなら自分が選手としてやるよりもいいかなと思って、その時はその道を選びました。
qbc:
初めて海外に行ったのも高校でしたっけ?
ぽっぽ:
そうですね、修学旅行でアメリカに行きました。
qbc:
どちらに行かれたんですか?
ぽっぽ:
ロサンゼルスです。1週間ぐらいですね。
qbc:
その時にはもう自分は海外好きですって確定した状態でしたか?
ぽっぽ:
そうですね。高校生の頃は海外ボランティアとかに憧れてましたね。東南アジアの子供を救うような人になりたいなって思ってました。
qbc:
ロールモデルとか憧れの人みたいな、誰から情報を得てその思いに至ったんですか?
ぽっぽ:
一番最初は小学校の頃に、ミャンマーに学校を作ろうみたいなプロジェクトがあって、地域の1人のおじさんがやってるプロジェクトで、毎年小学校6年生が新聞とかダンボールとか、要らなくなった鉛筆とかを地域から集めてくるんです。 たくさん地域から集めた新聞紙とかダンボールとかをお金に変えて、ミャンマーに持って行って、メンバーの支援をしてくれる人がいて、その人の生き方カッコいいなって思ってました。
qbc:
なんでカッコいいって思ったんでしょうか?
ぽっぽ:
当時その方が「お金を集めて、ただ渡しに行けば、すごく簡単で効率が良い」って言ってたんですよ。 でもそうじゃなくて、古紙回収に協力してもらって、たくさん集めてもちょっとのお金にしかならないけど、でもそっちの方がすごく価値があるって言っていて。 しかも小学生にお金ちょうだいっては言えないけど新聞とかを集めたことで小学生も貢献したことになるじゃないですか。そういうのに意味があるっていうのをずっと言われていて、当時多分小学校6年生だったんですけど、その言葉を今でも覚えてるぐらい、この人すごいなって思いました。
qbc:
その方は何歳ぐらいだったんですか?
ぽっぽ:
結構おじいちゃんだったんですよね。60〜70代ぐらいの方で、毎年ミャンマーに行ってるような方で。
qbc:
大学はどういうところに行かれたんですか?
ぽっぽ:
大学は教育分野に行きましたね。
qbc:
海外絡みではなく?
ぽっぽ:
そうですね。その時は、海外絡みではなく高校で指定校推薦が貰えるっていうのを知って、当時保育士とか、小学校の先生になりたいって思っていて自宅から通えるっていう場所に大学があったのでその教育系の大学に行きました。そこで教育系を学んでたら、海外にも行けるかもって。
qbc:
そこでカンボジアスタディツアーが出てくる?
ぽっぽ:
そうです。
qbc:
なるほど、大学生活でスタディツアー以外で海外に関係するようなことって何かありましたか?
ぽっぽ:
大学時代はNPO団体に入っていて、そこの一番大きいイベントが7泊8日の教育キャンプだったんです。その教育キャンプは大学生30人と外国人が15人ぐらいと小学生40人が一緒に7泊8日過ごすっていうキャンプで、その企画運営とかを全て私達大学生がやるんです。 そういう活動も良かったですね。 すごく勉強になりました。海外文化も知れて、子供の教育についても学べて。あとは、カンボジアでトランポリンを持って世界を旅してる人に出会ったんです。 その人と1週間ぐらい過ごすプロジェクトがあって、その時に、当時私は障がいのある方がちょっと怖かったんですよね。 どういう関わり方をしたらいいか分からないと思ってて。その時その人から障害児施設に行くっていうのを聞かれて怖いからちょっと行きたくないですって答えたら、もし小学校の先生とか幼稚園の先生とかになりたいんだったら、そこは避けては通れない道だよっていうのを言われて、後から放課後デイサービスっていう障害のある子の学童みたいなとこでアルバイトし始めました。
qbc:
なるほど。ご両親からはどのように育てられましたか?
ぽっぽ:
両親には「1人きりでいる子と仲良くしなさい」って言われていました。クラスにグループじゃなくて1人でいる子とかいるじゃないですか。そういう子に話しかけて仲良くなるといいよって言われてましたね。
qbc:
その他は?
ぽっぽ:
ずっと大学ぐらいまでは親が望む道を生きてきたんですよね。 公立の学校にしたりとか、家から近い道にしたりとか。姉は公立学校に落ちて私立の高校に行った後私立の大学に行きたいって実家からすごく離れた私立の大学に行ったんですよ。そういう姿を見て、自分がもっとお金に優しい場所で、親が望むようなところでいいかなって思ったんですよ。その姉の姿を見て、親が大変そうなのを知ったので。そういう風にちょっと親の目線を気にしながら大学まで生きてきて、でも大学に入ってNPOの団体に入った時の代表から「親が本当に幸せって思うのは、子供が幸せな行動を取っている時だよ」っていうのを言われて、親の喜ぶような道を進んでたんですけど、自分が喜ぶ道に進んだ方が喜ぶんじゃないかってその時気づいて、そこから自由に動き出しましたね。カンボジアに行ったりとか、結構反対はされたんですけど海外行くのも自分の好きな道に行った方がいいなと思って。
qbc:
そう考えるようになった大きなきっかけとかありましたか?
ぽっぽ:
例えば親に小学校の先生になった方がいいと言われて自分が小学校の先生になった時に、多分最後は親のせいにしてしまうだろうなって思ったんですよ。だから自分で責任を取れるように、自分が納得した道に行こうかなって思うようになりました。
qbc:
人生の転換点ってどこにあったと思いますか?あったとしたら自分の人生のどこだったと思いますか?
ぽっぽ:
大学ですかね。大学のNPO団体に入ってから変わりましたね。
qbc:
何で変わったんですか?
ぽっぽ:
その団体の代表に会ってからですかね。
qbc:
どう変わったんですか?
ぽっぽ:
自分のやりたいことをやってもいいんだっていうのに気づき始めました。
qbc:
やりたいことって何だったんですか?
ぽっぽ:
当時は海外に行くことがやりたかったですね。海外が大好きだったので、たくさんお金を貯めて海外に行くっていう。
qbc:
ありがとうございます。
未来:勉強したいのに出来ない。勉強せずに働かないといけないっていう環境があるのが不平等だなって思うのでそうじゃない環境を作れるなら作りたいなって思います。
qbc:
5年後10年後30年後最終的に自分が死ぬっていうところまでイメージしてもらって、どんな未来を思い描いていますか?
ぽっぽ:
最終的に2拠点生活をしたいんですよね。日本と海外の夏と冬で分けたりして両方で生活をしたくて。
qbc:
なんで2拠点なんですか?
ぽっぽ:
日本のことすごく好きなんですけど、ずっと日本にいるのはちょっとキツいなって思って、日本の働き方とか。だから半分海外にして半年間は日本に戻ってっていうのが自分にとってベストなライフかなって思います。
qbc:
日本で働くキツさって何ですか?
ぽっぽ:
真面目すぎるところですかね。あと仕事の休みが取りづらかったりとか、残業が多かったりとか、そんなハードなのに給料が低かったりするのが海外と比べると結構大変だなって思います。
qbc:
もしもの未来の質問っていうのをしていて、もしも海外に行けない、日本でしか生活出来ないですっていう状況になったら何してると思いますか?
ぽっぽ:
海外に来てる日本に来てる海外の人のサポートとか、あと障害児支援とかをしてますね。
qbc:
日本の好きなところってどこですか?
ぽっぽ:
食事とか、接客が丁寧なところとか、何か聞くと全て丁寧に教えてくれたりとか、あと自然豊かなところとかですかね。街が綺麗なところとか、ゴミが少ない。
qbc:
それはつまり日本の労働環境以外はOKってことですか?
ぽっぽ:
そうですね。就労以外は生活するにはむしろ一番良いんじゃないかなって思います。一般的な社会人をしないといけないとか、常識が無いなら日本に住むのは働く以外で一番良いかなって思います。 色んな海外を見てきたんですけど結局日本が一番だなっていう結果になりました。
qbc:
今そのカンボジアスタディツアーにかける気持ちってどんな気持ちなんですか?なんでやりたいんですか?
ぽっぽ:
カンボジアの子供が教育を受けられる環境を作りたいですね。
qbc:
なぜ?
ぽっぽ:
勉強したいのに出来ない。勉強せずに働かないといけないっていう環境があるのが不平等だなって思うのでそうじゃない環境を作れるなら作りたいなって思います。
qbc:
それはカンボジアで出会ったからっていうことなんですかね。
ぽっぽ:
そうですね。カンボジアに行って、カンボジアの子供に出会って、勉強する一生懸命な姿とか、キラキラした目とかを見ると、この子達のために何か出来ることないかなっていうのを考え始めました。自分は当たり前のように勉強が出来て、それでもやらなかった人だったので場所が違うだけでこんなに違うんだっていうのに気づきました。
qbc:
ありがとうございます。では最後の質問は最後に残したことはありますかっていうもので、遺言でも読者向けメッセージでも独り言みたいなものでもいいですけど、最後に言い残したことがあればお伺いしております。
ぽっぽ:
やりたいことをやる人を増やしていきたいです。やらなくちゃいけないことに追われる人よりも。
qbc:
ありがとうございました。
あとがき
人生は走り抜けるもの!
【インタビュー・あとがき:qbc】
【編集:さめこ】
#無名人インタビュー #インタビュー #添乗員 #ピースボート

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