何か名を残したい人
むかしむかし、ある村に、名残(なごり)という名の若者が住んでいました。名残は毎日、村人たちに言うのでした。
「私は何か名を残したいのです。後の世に語り継がれるような、立派なことをしたいのです」
村人たちは最初、首をかしげていました。
「名を残すって、どういうことだろう?」
「難しいことを考えるなぁ」
名残はまず、大きな石を積み上げて塔を作りました。「これで皆、私の名を覚えてくれるでしょう」
しかし嵐が来て、塔は崩れてしまいました。
次に名残は、美しい絵を描いて村の神社に奉納しました。「これで私の名が残るでしょう」
しかし雨風にさらされ、絵は色あせてしまいました。
ある老人が名残に尋ねました。「なぜそんなに名を残したいのですか?」
名残は答えました。「忘れられてしまうのが怖いのです。何も残さず消えていくのが寂しいのです」
老人は微笑んで言いました。「では、毎日井戸の水を汲んで、困っている人に配ってみてはどうですか?」
名残は「そんな小さなことでは名など残りません」と言いましたが、老人の言葉に従って始めました。
月日が流れ、名残が水を運ぶ姿は村の日常となりました。やがて名残は、水を配るだけでなく、病人の世話をし、子どもたちに文字を教え、困った人の話を聞くようになりました。
何年も経った後、名残は気づきました。村の人々が「あの優しい名残さんが...」と語り継ぎ、子どもたちが「名残おじいさんみたいになりたい」と言っているのを。
名残は悟りました。
「本当に名を残すということは、人の心の中に生き続けることなのだ。立派な建物や作品ではなく、人への思いやりこそが、永遠に語り継がれるのだ」
そして「名を残す者は、愛を残す」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年6月26日21時00分に書く無名人インタビュー1094回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 稲浪 翼(いななみ つばさ) さんです!
年齢:30代前半
性別:男
職業:会計士の卵
https://x.com/net1773

現在:やっと受かったっていうのもあって、やりがいあることかなと。
ミミハムココロ:
今何をしている方でしょうか?
稲浪翼:
今は監査法人という公認会計士の集まりで働いています。決算書のチェックをしているという仕事です。会社の業績だったり、そういった成績表っていうのが決算書ですけれど、それが合ってるか間違ってるかっていうのですね。売上が合ってるかとか、原価が合っているかとか、そういったものをチェックしていくというお仕事ですね。今はその会計士というお仕事の卵ですね、もうちょっとで会計士になれるんですけど。そういったお仕事をしています。
ミミハムココロ:
この監査法人でのお仕事はいつぐらいから始められたんですか?
稲浪翼:
働き始めたのは2021年の12月からになります。
ミミハムココロ:
これはどういったきっかけで、4年前ぐらいから始められたんですか?
稲浪翼:
もともと経理の仕事と言いましょうか、そういった数値方面といったところに興味があって。公認会計士の資格の勉強をちまちまと簿記を勉強したり、会計士の勉強をしたりというのをしていたんですけれど。受かったのが直前で、21年の11月ぐらいに受かったので。めでたくと言いましょうか、そこで監査法人というところで働けるようになりました。というところですね。
ミミハムココロ:
どうですか?今実際に働いていて。
稲浪翼:
やっと受かったっていうのもあって、やりがいある仕事かなと思ってます。なかなか難しいところもあるんですけれど、メンバーに恵まれてうまいこと働けてるかなと思っています。
ミミハムココロ:
そのやりがいっていうのはもうちょっと深く考えてみて、どういう部分にやりがいを見出されてますか?
稲浪翼:
やりがいはまずは、会社の方といろいろ話すんですけれど、会社のより良い決算書を作っていくっていうんでしょうか。会社の人に相談されて、こういう会計の論点がありますよねっていうところで、どういう風にしていきますか?っていう相談をされて、それに対してこう答えるんですけれど。そういうのは喜んでくれるんですよね、経理の方って。いろいろと丁寧に説明すると、やっぱり喜んでくれて、そうするとやっぱりやってよかったなっていうのもありますし。最終的に決算書って表に出てくるんですけど、それが公表された時にはやってよかったなって思いますね。
ミミハムココロ:
監査法人というものは全然僕は知らない世界なんですけれども、1年間の間にどれぐらいの企業様の対応するんですか?
稲浪翼:
そうですね。本当に人によって様々なんですけど、5社、上場会社で言うと3社4社ぐらいを持っていますね。あと、プラスアルファで1社、2社小さいところをやるというイメージですね。チームで活動している、活動というか検討していくという形ですね。
ミミハムココロ:
お仕事以外の時間は何かされていることとかはありますか。
稲浪翼:
結構仕事多いですけれど、仕事以外ってなると、一人だと博物館行ったりとかしてます。あとはちょっと前まではサイクリングしたりとかしてましたね。
ミミハムココロ:
ちょっと前まではされてたんですか?
稲浪翼:
そうですね。ちょっと今忙しくなってしまってなかなかできないんですけど、去年ぐらいまで、去年一昨年っていうのは結構休みの日にはサイクリングロードで走って何十キロっていうのは走ってたりしてましたね。
ミミハムココロ:
博物館はどうしてよくそんなに行かれるんですか。
稲浪翼:
見聞を広げるっていうとあれですかね、ちょっとでもこう世界を広く知りたいというか、自分が知らない世界ばっかりなので、何かしらそういった専門の知識が手に入るだけでも大きいかなっていうとこですね。いろんな世界を知れるっていうのはやっぱり興味深いですから、そういったところで結構いろんなとこ行きましたね。長野とかいいですよ。松本とか意外と良いですよ。
ミミハムココロ:
博物館っていろいろあると思いますけど、例えば松本だったらどういったものがあるんですか?
稲浪翼:
松本どこだったかな?なんだったかな?もうずいぶん記憶が定かでないですけど、ちょっとパッと今言えるのがないんですけど、ちょっと待ってくださいね。小さい博物館が結構多いんですよ、松本って。時計の博物館だったり、はかりの博物館だったりっていうのがあるんですよね。ちっちゃいんですけれど、そういう意外とあんまりみんな来ないような博物館っていうんですかね、そういうところ行ってみて。ラジオとかはなかったかなあ、松本はないか。いろんなところで行きましたね、そういえば。
ミミハムココロ:
サイクリングの方は、どうして趣味になるまでやっていたんですかね?
稲浪翼:
どうしても家にこもることが多くて、自分で動きたいなっていう衝動が出てきて。で、そうすると、ちょっとまだ免許持ってないんですけど、車っていう選択肢もなくはないんですけど、自転車の方がこう風を感じられていいなっていうところで自転車に乗ることが多かったですね。近くにサイクリングロードがあったんで身近だったっていうのもあります。
ミミハムココロ:
最近結構忙しいんですか?
稲浪翼:
ちょっと忙しいですね。夜まで結構仕事やってて土日もあるようでないようで、というところでなかなかサイクリングは行けないかなっていう感じですね。
ミミハムココロ:
どうですか?その前までサイクリングできるぐらいの忙しさだった生活から今は忙しくてできないっておっしゃってますけど、今の生活、自分では?
稲浪翼:
もうちょっと、まあまあ悪くないんですけど、やっぱりもうちょっと休みたいなっていうのはありますね。体力的にもやっぱり辛くなりますから、もうちょっとプライベートと仕事のバランスは考えたいなと思いますね。
ミミハムココロ:
好きな場所とかはありますか?
稲浪翼:
場所、場所。うーん、これっていうものはないですけど、一人でいられる場所っていいですかね。意外と緑が多いところとかいいですよね。あんまり人混みがごちゃごちゃしているっていうよりも、一人で静かに暮らせる場所と言いましょうか、過ごせる場所って言いますかね。結構緑の公園とかで歩くの好きですよ。
ミミハムココロ:
なんで緑がある場所が好きなんですかね?
稲浪翼:
本業とも多少関係するのかなと思いますけど、どうしてもこう都内で人が多くて、パソコン仕事ってなるとなかなか窮屈に感じることが多くて。そうすると、真逆に行きたいというか、逆に人がいなくて緑でってなるんですかね?
ミミハムココロ:
今行ってみたいなっていう国でもいいですし場所とかはありますか?
稲浪翼:
なんかパッと思いついたのは、瀬戸内海のどっか小さな島に行きたいなっていうのはあります。暖かいところで、やっぱり自然なんですかね。自然が多いところで、緩やかというか穏やかな時間を過ごしたいっていうのはありますね。四国なのか九州なのかちょっとわかんないですけれど、瀬戸内海とか暖かいとこ行きたいですね。暖かいところで、穏やかなところにいきたいです。
ミミハムココロ:
暖かいところがいいんですか?
稲浪翼:
うーん、なんていうか。どうしても寒いところより暖かいとこの方がこうなんとなく開放的になれるというか、良いかなと思います。
ミミハムココロ:
お家の中にいることが多いとおっしゃってましたけど、お家の中ではどういうことをされることが多いですか?
稲浪翼:
仕事ばっかですからね。あんまりこう、Youtubeとか垂れ流したりしてますかね。意外と家って言っても、そこまでプライベートかっていうとあんまり。適当に本読んだりYouTube垂れ流したり、そんな感じですかね?
ミミハムココロ:
何か最近ハマってるコンテンツとかチャンネルとかはありますか、youtubeで。
稲浪翼:
昔から将棋が好きだったんで将棋見たりとか、あるいはやっぱり旅のチャンネルとかですかね。やっぱそっち系を見ますね。旅のチャンネル見ていいなって思います。
ミミハムココロ:
旅に興味あるんですか?
稲浪翼:
旅はいいですね。ちょっと行きたいなぁと思いつつ行けないっていうこの願望が出てるというか。まあ、落ち着いたら行こうかなと思っていろいろ候補を探しているみたいなとこですかね。こういうのあるんだって、調べている段階です。
ミミハムココロ:
今お仕事されている中で、ここちょっと難しいなぁとか壁だなーって感じていることなどはありますか?
稲浪翼:
壁、、そうですね。今はちょっとしたチームリーダーみたいなことやってるんですけれど、どうしてもうまいこと、私の指示が悪いのか動いてくれなかったり。あるいはこう負担が一人に偏ってしまったりって、うまいことマネジメントというか、難しいなって思いますね。なかなか慣れないっていうこともあるんでしょうけれど。プレイヤーからマネージャーに少し切り替わる段階で少し戸惑うというか難しいなって思いますね。
ミミハムココロ:
うーん、そういった悩みとか考えって誰かに話したりはしてるんですか?
稲浪翼:
上司には時々話してますね。つらいですって、話してます。上司も上司でつらいのはわかってはくださってるのかなとは思いますけれど、みんな通る道かなと思います。
ミミハムココロ:
わかりました。好きな食べ物はありますか?
稲浪翼:
好きな食べ物、割と寿司が好きですかね。そんな高いとこじゃないんですけど、回転寿司行ったりしてますね。それなりの回数行ってますね、スシローとか。
ミミハムココロ:
お寿司のどんなところがいいんですかね?
稲浪翼:
どんなところ、なんですかね?あんまり何って気にはしてなかったんですけどね。何でいいんだろう?いろんな種類が食べられますよね。マグロだったりサーモンだったりイカだったり、ちょっとずついろんな種類食べられるのがいいかなって思いますね。回転寿司だとなおさら自分で選んでってできるじゃないですか。そういうのが割と好きというか、好みですね。
過去:将棋的な考えっていうのは、2手3手先を読むっていう発想もあるんだみたいなのとか、何かしら生きていく上で役立つエッセンスみたいなのは感じましたね。
ミミハムココロ:
今振り返ってですね、自分ってどんな子どもだったと思いますか?
稲浪翼:
割と大人しめで真面目だった気はしてます。活発っていうとそうじゃなかったと思います。一人で黙々と何かやってる子だった気がします。
ミミハムココロ:
一人で黙々とされているときはどんなこと考えてたなとかはありますか?
稲浪翼:
なんですかね。あんまり、むしろなんかあんまり考えてなかったというか、多分一つのことに集中してたんでしょうね。考えてたというよりも、何かしら好きなものがあったんでしょう。あまり覚えてないんですけれど、一つ何かのめり込むのがあれば、それに集中して周りを見てないっていうことだとは思いますけれどね。ちょっと、何っていうとあまり覚えてないですね。
ミミハムココロ:
じゃあ小学校6年生ぐらいまでを一区切りとしたらどういった生活でしたか?
稲浪翼:
どういった生活、、そうですね。中学校受験してたんで、割と学校と塾の往復が多かったイメージですね。で、学校だとどんな生活かっていうと、割と頭いいキャラっていうので通ってた気がします。博士みたいなこと言われてた気がしますね。
ミミハムココロ:
その博士って言われることに対してはどうだったんですか?
稲浪翼:
なんか、特に悪い印象はなかったですよね。こういじめられるってわけじゃなくて、成績いいから多少尊敬されてたっていうか、一目置かれてたのはあるのかなと思ってましたし。嫌な気はしなかったですね。
ミミハムココロ:
塾と学校の間の時間というか、たまの休みとかは何かこれしてたなとかありますか?
稲浪翼:
何してたんだろう?全然覚えてないんですよね。何してたんだろう?うーん、多分親に何か連れられてどっか行ってた気はするんですよね。やっぱり公園行ってた気がするんですよ。公園行ってハイキング行ったりとか、確かプールに連れてってもらった記憶はあるんですよね。休みの日だとそうだと思います。間ってなるとどうなんですかね、うーん。あんまり間は記憶がないんですよね。多分ご飯とか食べてたとは思いますけど。っていう記憶は残ってないです。
ミミハムココロ:
ご両親とどっかに出かけるっていうのはこの頃多かったんですかね?
稲浪翼:
そうですね。平日が塾で忙しかった分、土日に遊ぶっていうか、連れてってもらってるっていうか。車でいろんなとこに連れてってもらった気がすると言いましょうか、どこっていうと具体的にまだちょっもう覚え出せないんですけど、どっか連れてってもらったなっていうのは結構記憶にありますね。
ミミハムココロ:
その後、じゃあ中学校時代は振り返ってどうですか?
稲浪翼:
うーん、中学校、、部活が将棋部だったんですけど、ずっと将棋ばっかりやってましたね、そういえば。高校もそうですね。なんていうか将棋部入ってずっと将棋指してましたね。
ミミハムココロ:
どうして将棋部に入られたんですか?
稲浪翼:
どうしてなんですかね?なんだったんだろう。多分友達に連れられてっていうのと、小さい時になんか将棋を指した記憶があって、それが多分記憶に残ってて、いくつかの候補の中でそれを選んだんだと思いますけどね。ちょっとなんでだったんだろう。仲のいい友達が入るから、じゃあ入るかみたいな感じだと思います。
ミミハムココロ:
将棋部以外は何か覚えてるなってことはありますか?
稲浪翼:
将棋部以外は何やってたかな?なんか真ん中ぐらいの成績だったんですよね。そういえば、中学校って英語できなかったなっていう。全然できなかったなんて記憶は残ってるのと、たぶん中学でもどっか遊びには行ってたんだと思いますよね。なんか覚えてないなぁ。なんかあんまり記憶残ってないんですよね。そうそうそう、中学高校で部長やってたんですけど、そういう運営とか、あるいはいわゆるクラスの学級委員長とかありますよね。ああいう立場とか、そういう役職についていた気がしてます。そんなキャラでしたね。
ミミハムココロ:
それは周りからってやったらって言われたのか、自分でやったのかは覚えていますか?
稲浪翼:
1番最初は誰も手を挙げなかったから、じゃあやりますっていう感じだと思いますけど。で慣れてきたっていうか2回目、3回目っていうとこになると、稲浪君ってそういうキャラだよねっていう感じで、自分から手を挙げるようになって。で、大体いつもやるっていう感じになってましたね。
ミミハムココロ:
最初に誰もいなかった時、どうして自分がじゃあやろうってなったんですかね。
稲浪翼:
なんでなんですかね?最初なんかみんな決まらないと困るだろうなっていうのがあったと思いますよね。こう誰も立候補しないってのは。で、多分それが困るだろうなっていう、その親切心的な何かで手挙げたんだと思いますよね。
ミミハムココロ:
親切心から始まったその学級委員長、どうでした?やってみて。
稲浪翼:
良かったですね。やっぱりなんて言うんでしょうか、クラス以外の人とも話せるし、先生ともいろいろやり取りはできたので、経験はいろいろできたかなっていう。取りまとめっていう経験も一つ貴重ですし、こうまとめる立場っていうのが今にも生きてるかなと思いますね。良かったですよ、やって。
ミミハムココロ:
じゃあ次高校生活振り返ってどうでしたか?
稲浪翼:
中学、高校が一貫だったんで、なんていうか一緒なんですよね。なんかずっと6年間同じようなことやってて、ずっと将棋部だったんですよ。6年間ずっと将棋で、部長やってて。部活で小さめの大会に出て優勝したり、あるいは部活のいわゆる合宿的なものの運営というかいろいろ企画して。で、プロの先生呼んで戦ってみたりっていうのはやったり、企画したりして、無事に終わってほっとしてるっていうのはすごい記憶に残ってますね。あとは文化祭とかその辺をいろいろやってみてっていうとこですね。やっぱり部活ですね、なんか部活の記憶がすごい残ってます。
ミミハムココロ:
どうして中高と続けられたんですかね?
稲浪翼:
なんでですかね?やっぱり雰囲気は良かったんですかね。やっぱり友達というか部活の子たちは割と仲良くできましたし、わざわざ退部して別のとこ行くっていうのはあんまり考えてなくて、半分惰性というか居心地良かったからずっといたっていうのが大きいんでしょうか?
ミミハムココロ:
今でもYouTubeとかでたまに見るとおっしゃってましたけど、この当時稲浪さんにとって将棋そのものはどういったものでしたか?
稲浪翼:
どういったもの、、そうですね。人生の支えになるものっていうのがいいんですかね。将棋的な考えっていうのは、人生というか、こう生きていく上で少し役に立つことがあったり、2手3手先を読むっていう発想もあるんだみたいなのとか、何かしら生きていく上で役立つエッセンスみたいなのは感じましたね。やっぱり頭の体操というか、脳みそを動かすっていう意味ですと、いろいろ役に立ったなって思いますね。
ミミハムココロ:
その後は大学に行かれたんですか?
稲浪翼:
大学行きましたね。都内の大学に行きました。
ミミハムココロ:
どうでしたか?大学生活は。
稲浪翼:
大学、良かったですね。やっぱり雰囲気が良くて、都内の大学だったんですけど、割と緑が多くてやっぱり馴染むというか。先生も優しそうな先生が多かったですし、過ごしやすかったですね。図書館も綺麗ですし。
ミミハムココロ:
図書館綺麗だったのは良かったんですか?
稲浪翼:
結構図書館入り浸ってましたね。雑多に適当に本読んだり、昼寝したり、いろいろやってましたね。結構いろいろよかったですね。空き時間もだいたい図書館いましたね。
ミミハムココロ:
この本読んだなあって1冊なんかありますか?
稲浪翼:
いやーもう全然思い出せないんですよね。なんだったんだろう。多分人生の、なんていいでしょうね、ビジネス本とかそっち系だと思いますよね。結構読んでたのって、よくある意識高い系の人たちが読むような本っていうか、多分そういう系だと思いますよ。あんまりこの本っていうのは何読んだか思い出せないんですけれど、多分そういう系だと思いますよね。授業の本読んだりとか、そっち系だと思います。経済系だったりですかね?
ミミハムココロ:
将棋はどうされてたんですか?
稲浪翼:
相変わらず何も考えずに将棋部に入ったんですよね。全く関係なく、サークルどうしようかなって考えてたんですけど、やっぱりいいのはないというか、ピンと来るのがなくて。じゃあずっと続けてたから将棋部また入るかと思って、また入って9年間やったんですよね。
ミミハムココロ:
どうでしたか?中高と比べて大学の将棋部は。
稲浪翼:
結構なんかみんな適当でしたね。結構時間バラバラじゃないですか。空き時間に来るんですけれど、やっぱりみんな空いてる時間ってバラバラなんで、朝からいるよっていうのと夜までいるっていうので、もう今日はいるんだみたいな感じで。というか本当にバラバラでしたね。でも誰かいたので、やっぱりこっちはこっちで居心地よかったですね。
ミミハムココロ:
何か大学生活の中で後悔とかはありますか。
稲浪翼:
後悔、、そうですね。もうちょっとこう交友関係が広くても良かったなっていうのは思いましたね。その将棋部だけ、あとはゼミもそうなんですけど、それぐらいの関わりしかなかったんで、もうちょっと広い人間関係があるとよかったなっていうのと、あとは彼女作ればよかったなとか思いましたね。今更ながら。
ミミハムココロ:
彼女作ればよかったなって思いますか?
稲浪翼:
うーん、なかなか働き始めるとなかなか会う機会っていうか、男社会なのであんまりないんですよね、そういう出会いの場が。そうすると、やっぱり大学って男女共学でまんべんなく出会える機会というか、なかなか貴重な機会だったんですけど、あまり意識してなかったっていうオチですかね。
ミミハムココロ:
大学卒業後はどうされたんですか?
稲浪翼:
大学卒業後は税理士法人で働いてたんですよね。会計士の勉強をしながら、税理士法人で働いて、いわゆる経理というか、計算書を作るお手伝いをしてましたね。
ミミハムココロ:
最初に入る会社っていろいろ選択肢があると思いますけど、どうして税理士法人の道を選ばれたんですかね?
稲浪翼:
会計士にはなりたかったんですよね。で、大学中にその国家資格受かればよかったんですけど、ちょっと本格的に勉強するのが遅くて、ずるずる卒業してしまって。じゃあどうするかってなった時に近い方がいいだろうっていうところで、近いところで、会計士とか税理士とかその辺の人たちが働いてるところだったら多少シナジーがあるかなとか融通が利くかなっていうので選んだっていうとこですかね。あとは立地面と言いましょうか。都内の行きやすいところでってこう条件絞っていったら意外とあまり候補がなくて、ここだったらいいかなって雰囲気で選んだっていう感じですね。
ミミハムココロ:
その会社での生活はどうでしたか?
稲浪翼:
よかったですね。やっぱ人間関係に割と恵まれる人生っていうか、運も良かったですね。なんだかんだ、おばさま方には可愛がってもらったって言うんですかね、割となじめましたね。
ミミハムココロ:
今まで振り返っていただいた中でですね、ひとつ分岐点、ターニングポイントここだなーってどこか置くとしたらどこを選びますか?
稲浪翼:
多分大学というか、会計士を目指し始めたタイミングだと思うんですよね。多分ですけど。会計士目指すって言って勉強を始めたタイミングだと思います。多分大学のどこかですよね。
ミミハムココロ:
どうして会計士の道を考え始めたんですかね?
稲浪翼:
最初というか、まず自分の力で生きていく力を手に入れたかったんですよね。普通のサラリーマンじゃなくて、何かスキルを持った大人になりたかったっていうのが最初だったんです。で、もうちょっとこう時間が進んでいって、プロフェッショナルとか士業とかその辺が近いのかなーって考えていて。だんだんなんとなく自分が数学というか数字が好きで、親も経理というか、似たような仕事してたからなんとなくそっち方面かなって。こういろいろ探していったら、会計士とか税理士とかあるんだなって。弁護士はなんかちょっと違うなっていうので、こういろいろ絞っていって最終的にここにたどり着いたっていうところです。
未来:普通に生きるっていうだけでも、意外と人生としては成功してるのかなって思って。
ミミハムココロ:
最後、未来についてもお伺いしていこうと思います。今から1年後、5年後、10年後、20年後、遠い未来を想像していただいてですね、未来ってどうなってると思いますか?
稲浪翼:
自分の未来っていう意味だと、多分会計事務所は作ってると思うんですよね。何年後かっていうと、ちょっとあれですけれど。多少社員さんもいて、こじんまりしてても、なんとなくこう和やかというか親しみやすいというか、そんな感じの事務所で先生って言われて頑張っているのかなとは思いますね。多分、今の延長線上で働いているのかなとは思います。
ミミハムココロ:
ちなみに今何年後ぐらいを想像されたとかはありますか?
稲浪翼:
本格的にっていうと多分数年後だと思いますよ。本当に会計事務所稼働してってなって、多分。最初のうちは一人だと思いますけど、雇い始めてっていうのはどうですかね、5年後とかになるんですかね。そういうタイミングですね。複数人ってなると10年ぐらいかかりますかね、そんな感じです。
ミミハムココロ:
世の中、社会自体はこの先どうなると思いますか?
稲浪翼:
そうなんですよね。日本も人口が減ってきてますからね、なかなか難しい社会にはなると思います、日本全体で言うと。会計士的な話で言うと、多分うまいことAIを使って、仕事を効率化して。で、多分社長さんというかお客さんと話すところにフォーカスしていくのかなっていう。対面でいろいろコンサルティングするのに注力していく仕事にはなるのかなとなんとなく思いますね。
ミミハムココロ:
これだけはやらないと死ねないなみたいな、そういったものはありますか。
稲浪翼:
どうですかね。うーん、そうですね。海外にはまず行きたいなっていうのが一つと、もう一つは何か名を残したいっていうのはありますね。わかんないですけど、自分で本を出版するのか新聞に載るとか何かわかんないですけど、何か形として残したいなっていう願望はありますね。
ミミハムココロ:
海外の方はどうして海外に行きたいんですかね?
稲浪翼:
やっぱり日本だけだと日本人の考えしかわかんないと思うんですよ。海外に行くと海外目線で日本のことを知れるっていうか、いろんな価値観の人と知り合えるかなっていうところで、やっぱりいろいろ知ってみたいなっていうとこです。こういう考えがあるんだっていうのを知りたいっていうことですね。
ミミハムココロ:
もし明日から1カ国行っていいよって言われたらどこ行きたいですか?
稲浪翼:
多分まず最初っていうとイギリスかアメリカかなと思いますけど、なんかイギリスの方がいいかなってなんとなく思いますね。やっぱ日本と近い島国ですし、なんとなくこう親近感があるっていうか。
ミミハムココロ:
近しい国の方がいいんですかね?
稲浪翼:
最初は英語が通じる国の方がいいかなっていうところと、文化的に比較的日本と大きくは外れてないかなっていう、なんとなく価値観が合いそうなところからまずは、っていうところですね。徐々にちょっとユニークなところに行くというか、広げていくっていうのはあるかもしれないですけど、まず初手としてはイギリスっていうのはありかなって考えてます。
ミミハムココロ:
いっそのこと海外に移住するとかはどうですか?
稲浪翼:
いつかはそうなるかもしれないなとは思っています。5年10年ではないと思いますけど、もしかしたら海外の方が働きやすいし、生活もしやすいしってなったら考えるかもしれないです。ちょっといいとこ探してっていうのはありますね。ちょっと頭の片隅にあります。
ミミハムココロ:
ここ数年とかいう話ではないんですか?
稲浪翼:
ちょっとまだ英語が心もとないっていうのと、やっぱりまだ日本で戦えるかなっていうとあれですね。まだまだ日本で活躍の場はまだあるかなっていうところで、日本でやってみようかなと。ちょっと無理そうだったら海外も考えますというところです。
ミミハムココロ:
名を残したいという方は、どうして名を残したいって感情が湧くんですかね?
稲浪翼:
なんなんですかね?別に目立ちたがり屋っていうわけでもないと思いますけど、生きてきた痕跡を残したいって言えばいいんですかね。うーん、名を残す、、なかなか自分が専門家として生きていくっていう上で、やっぱり残んないと寂しいなって。死ぬ直前に自分はどんな人生だったかなって考えた時に、やっぱり何か名を残した方が満足して死ねるかなっていう思いですね。
ミミハムココロ:
名を残す以外に、満足する死を迎えるためにこれがいるなぁとかはありますか?
稲浪翼:
もうどっかのタイミングで結婚はすると思いますよね。子供がいればいいかなって思いますね。普通の家と普通の家庭があればいいのかなと思います。
ミミハムココロ:
どうして普通の結婚、家庭がよろしいんですかね?
稲浪翼:
結構普通って難しいですよね。この世の中って意外と難しいんですよね、普通って。意外と家も高くなってきてますし、意外と結婚も難易度高くないですかね?結構割と普通に生きるって大変なんですよね、よくよく考えてみると。っていうことを考えると、普通に生きるっていうだけでも、意外と人生としては成功してるのかなって思って。じゃあとりあえず大外れしないっていうところで、普通の人生はまず歩めるといいなっていうとこです。
ミミハムココロ:
ちなみに普通に生きるって観点で見ると今の生活はどうですか?
稲浪翼:
そうなんですよね、、普通に生きるっていうと、多分普通のサラリーマンなんですよね。これ結構難しい。でも多分普通のサラリーマンじゃないんですよ、私がやろうとしていることって、意外と。結構矛盾しているようで、普通の生活するためには、多分普通の稼ぎだとダメなんですよね。って考えると人より稼がないといけないから人と違ったことをしないといけないって、ちょっと矛盾した言い方になってるのかなという。謎の生活は送ってますね。
ミミハムココロ:
そうですね。普通に生きてたら多分名は残せないですからね。
稲浪翼:
そうですね。普通に生きてたら名は残せないし、意外と普通の家を買うってなかなか大変なんですよね。ちょっと平均よりちょっと上ぐらいの人生を、そこそこいい感じで生きてそこそこいい感じで終わるっていうで、ちょっと名を残せればいいかな?みたいな感じです。
ミミハムココロ:
亡くなった後に、すごく評価される人生とかはどうですか?
稲浪翼:
どうですかね、そこまで行きますかね?あったらいいですけれど。うーん、わかんないですけど、ネットで稲浪ってこう自分で調べて自分の本名を調べて出てくるぐらいの人生がちょうどいいんじゃないですかね。
ミミハムココロ:
稲浪さんと将棋の関係性はこれからどうなっていくと思いますか?
稲浪翼:
うーん、将棋を指すっていうのはちょっとまたやってみようかなとは思いますけど、今直近だとあまり指せてないなっていうところで。ずっとは続くと思いますよね、何かしら関わりはあるのかなって。youtubeで見るっていうのは見る専門になってしまって、関わりっていう意味ですと薄くなってしまってますけど。少し余裕が出てきたらまた指す方もやってみたいなと思いますね。老後の趣味にもなりますし、全然一生かけていける趣味かなと思います。
ミミハムココロ:
今お仕事でプレイヤーからマネージャーになっていってるっておっしゃってたじゃないですか。これもう一回プレイヤーになれるっていう環境があったらどうですか?
稲浪翼:
気楽なのはプレイヤーなんですよね。プレイヤーの方が楽っちゃ楽なんですね。いつまでもその立場で許されるかっていうとそうでもないっていう。許されるならプレイヤーでいたいですね、やっぱり。楽ですし、本当に集中してできるっていうのはありがたいというか貴重な時間ですよね。
ミミハムココロ:
今会計士っていう方針でいろいろと考えてらっしゃると思いますけど、それ以外にこういう仕事してみたいなとか、してみたかったなってありますか。
稲浪翼:
理系は確かに考えたんですよね。ものを作る系っていうのは確かにちょっと興味惹かれるところがあって、会計士じゃなければ多分そっち系行ってたと思いますよね。ものづくり、わかんないですね。ロボット作ってたんじゃないですかね、もしかしたら。そんな気がしてます。
ミミハムココロ:
ものづくり興味あるんですか?
稲浪翼:
はい。祖父がもともと大工で、なんとなく作ってる系っていうのを身近で見てたっていうのがあって。なんとなくそっち系でレゴとかに興味あったんですよね、小さい時。そのまま真っすぐ行けば多分もの作ってた系なんですよね。何の因果がこっちに行っちゃったんですけど。
ミミハムココロ:
ロボットと言わずともどうですか、何か作ってみるっていうのは。
稲浪翼:
電子工作とかあるじゃないですか、その辺はちょっと興味があって。道具を揃えて今止まってるって段階です。入門キットがあって、とりあえずキットは買って届いたぞっていうので満足してるっていう状態。時間があればまたやってみたいなっていう。ちょうど入門のところです、今。
ミミハムココロ:
最後の質問ですね。今日インタビューを受けてくださった感想でもいいですし、自分の遺言だと思ってくださってもいいです。もしくはこれを読むかもしれない。読者に向けてでもいいです。何か一言いただければ。
稲浪翼:
難しいですね、感想にしましょうか。普段考えてないことっていうのをこの場で考える時間になりました。普段全然意識してないんです。言われてみて、ああこういうのがあったなっていうのがすごい何個もお話ありまして、振り返るっていういい機会になりました。本当に貴重な機会をありがとうございました。
あとがき
稲浪翼さん、ありがとうございました。
個人的な話ですが、2ヶ月ぶりくらいにインタビュアーをしました。緊張しましたね〜。
今回「普通の生活するためには、多分普通の稼ぎだとダメなんですよね」という言葉がありました。
まだ社会人一年目のペーペーですが、僕は「結婚」も「子ども」も割と意識しながら生きています。
もし子どもを授かるのなら、僕は少なくとも自分がこれまで親から与えてもらった選択肢くらいは用意してあげたいなと昔からなんとなく思っていました。じゃあそれってどれくらいのお金がいるのでしょうか。
父はいまだに毎日夜遅くまで働いています。土曜出勤もちょこちょこしています。母も一部の期間を除けば正社員としてずっとどこかしらに勤め続けてきました。
この前我が家の世帯年収を聞きましたが、入社一年目の自分からすると雲の上の数字でした。これまでなんとも思ってませんでしたが、僕が普通に生きてこれたのは僕の中の普通以上の稼ぎが両親にあったからでした。
普通の生活、普通の家庭って凄まじく難しそうです。まあ、ぼちぼち頑張っていきます。
【インタビュー・あとがき:ミミハムココロ】
【編集:komima】
公認会計士#監査法人#将棋#博物館巡り#起業

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