自分の考えは矛盾してるけど、これが私なんだな。人
むかしむかし、谷間の村に矛盾(むじゅん)という名の若者が住んでいました。矛盾は不思議な性質を持っていました。朝は「山に登りたい」と思い、実際に登り始めると「海が見たい」と思い直し、海に向かう道を歩き始めると今度は「やっぱり森が良い」と気持ちが変わるのです。
村の人々は矛盾のことを理解できませんでした。「どうして一つのことを最後までやり遂げないのだ」「どうしてそんなに意見が変わるのだ」と不思議がりました。矛盾自身も自分の中の相反する思いに悩み、「私はなぜこんなに矛盾しているのだろう」と自分を責めることもありました。
ある日、矛盾は村はずれに住む調和(ちょうわ)という老賢者を訪ねました。「私の考えはいつも矛盾だらけです。これは直さなければならない欠点なのでしょうか」
調和は矛盾をじっと見つめ、ゆっくりと答えました。「川を見てごらん。川は曲がりくねり、時に速く、時にゆっくりと流れる。でも、それが川の姿なのだ。真っ直ぐな川など、自然界には存在しない」
調和は続けました。「人の心も同じだよ。様々な思いが交錯し、時に矛盾することもある。それを無理に一つにまとめようとするから苦しくなるのだ。矛盾する思いを持つこと自体は、決して悪いことではない」
矛盾は半信半疑でしたが、調和の言葉を胸に刻み、村に戻りました。それからは自分の中の矛盾と向き合うようになりました。平和を願いながらも時に怒りを感じること、人を愛しながらも時に一人でいたいと思うこと、変化を求めながらも安定を望むこと——そんな矛盾する思いをすべて受け入れ始めたのです。
不思議なことに、自分の矛盾を受け入れると、矛盾は少しずつ周りの人々の気持ちも理解できるようになりました。「あの人はなぜこんなことを言ったのだろう」と考える代わりに、「人の気持ちは複雑で、時に矛盾するものなのだ」と受け止められるようになったのです。
ある村の集会で、二つの意見に分かれて議論が紛糾した時、矛盾は立ち上がりました。「二つの意見はどちらも正しいのかもしれません。私たちの考えは矛盾するものですが、それを認めた上で前に進むことはできないでしょうか」
その言葉に村人たちは耳を傾け、互いの立場を尊重しながら解決策を見出していきました。矛盾は次第に村の調停役として頼られるようになりました。
後に矛盾は弟子たちにこう語りました。「自分の考えは矛盾しているけど、これが私なんだな——その境地に至るまでに私は長い時間がかかった。矛盾こそが人間の豊かさであり、完全性ではなく、その不完全さの中に私たちの人間らしさがあるのだ」
そして「調和は矛盾を包み込む」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年4月14日20時54分に書く無名人インタビュー1052回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは かなや さんです!
年齢:20代前半
性別:女
職業:大学生
現在:生きてく中で大事にすることとして、自分の心、メンタルを大事にしていきたい
qbc:
何をしている人でしょうか?
かなや:
今は大学生をしています。はい。
qbc:
大学で何をしていますかね。
かなや:
大学4年生で卒業なので、大学のことっていうよりかは、フリーランスの動画編集とかをメインでしている感じです。
qbc:
何の動画編集?
かなや:
ですか。編集者ってよりかはマネジメント側なので、ビジネス系の動画とかを編集してくれたやつを見る人みたいな感じです。
qbc:
それは何をしてるんですか、動画の何かをしている?
かなや:
大学はもう本当に、なんか私立文系の経済学部で全く関係ないんですけど、なんかバイト感覚で始めた動画編集がフリーランスとして個人事業主として、発展していったみたいな。
qbc:
その他、何かされてることってあります?何かに移動したり入浴したりご飯食べたりとか生活時間以外で。
かなや:
生活時間以外は、もう卒業しちゃったんで、なかなかいい友達とご飯食べに行ったり飲み行ったりし。
qbc:
もう卒業終わったってことですか。
かなや:
はい。そうですね、あと就職だけみたいな。
qbc:
卒業したってことはどこにも所属してない状態なんですね、今は。
かなや:
そうですね。4月までは特に何も所属していないです。
qbc:
どんな気持ちですか。
かなや:
今は、不安100%みたいな感じですね。
qbc:
何が不安ですかね。
かなや:
IT系に就職するんですけど。そこに就職する人の半分くらいはもう元々ITに関わっていた大学に入ってたりとか院に行っている人とかがいて、未経験の自分が入ったときに、何だろう、活躍できるのかどうかとか、フリーランスでやっていく中でも自分で何かあんまり仕事できる方ではないな、みたいなのを結構実感してるので。
なんか、やっていけるのかな、みたいなのもあったりして。あとは、その仲の友達が周りに結構すぐ5分、10分に会える距離にいるんですけど一人暮らしになっちゃって、その場所からは遠のいちゃうんで、友達と気軽に会える環境がなくなるみたいな、ちょっと不安だったりします。
qbc:
どれぐらいの強い不安なんですか。
かなや:
それを考えて一日病むとかは特にはないけど、考えたときに、うってなるんで、10分の7とか8とか。
qbc:
10分の10だったらどういう状況になりそうですか。
かなや:
もう、何だろう、一日中それに関して病んで落ち込むみたいな。動けなくなっちゃったり、ちょっと泣いちゃったりするけどそこまでではないかな。
qbc:
今、楽しいことって何ですか。
かなや:
今楽しいことが、それこそ友達と飲みに行ったりすること。
qbc:
飲みに行くということはどこら辺が楽しいですか。
かなや:
元々お酒が好きなのもありますし、飲みに行く友達が固定化されてて。なんか、この人たちだったら別に自分の全てを話しても、本音で話しても特に問題ないって思えている人たちだから、自分自身が本音で話す人が、そもそも少なめだから、本音で話せる安心感と、飲んでいる楽しさとみたいなのをダブルで味わえるっていうのが飲みに行く楽しさかなと思います。
qbc:
趣味はありますか。
かなや:
趣味はあんまなくて。なんだろうな、何となく好きだなって思うのは、お笑い見るとか。あとは音楽を聞くとか、アニメ漫画見る、とかですか。
qbc:
これだけはやりたくないことみたいな、避けてることってなんですか。
かなや:
プライベートでってことですか?
qbc:
プライベートの仕事でもどっちなんでも。
かなや:
嫌なこと 仕事面で言うと、なんか誰にでもできることをずっとやらされること、単純作業とか、絶対にっていうか、結構苦手で。やれって言われると、なんでこれやんなきゃいけない?のみたいな感じで、多分人よりは、それをやるのが苦手なのかなと思ったりして。
qbc:
それが嫌なこと?
かなや:
うん。
qbc:
だけど一般的な給料より3倍です、みたいになったらどうなんですか?
かなや:
やってみて考えるけど、多分続かないかなと思います。
qbc:
給料は3倍でも駄目?エクセルの入力作業1日8時間、休憩は単純作業なんで細かく取っていいよ、みたいな感じ。できたら終わりじゃなくて、時間拘束型で、3倍の給料。
だったら、実稼働4時間とか5時間にしちゃって3時間の方を副業に充てちゃうから、やるかもしれません。
qbc:
デスクトップで監視されて。カメラで監視されているとしたら?
かなや:
だったらやんない。駄目です。
qbc:
5倍の給料でも?
かなや:
関係ない。
qbc:
期間限定でもやらない。
かなや:
1ヶ月とかだったら。
qbc:
なるほどね。その感覚っていうのはどこでわかりました。
かなや:
わーなんだろう。 自分の何だろう、生きてく中で大事にすることとして、何か自分の心、メンタルを大事にしていきたいみたいなのがあって。
単純作業をやっている中で、自分はなんでこんなことしてるんだろう、他にやることはないのかな、将来の役に立つのかな、みたいな感じで、どんどん負のループに入っていくのが結構目に見えていて。メンタル的に良くないのがわかるお金ってより、その他短時間で稼げたとして、この先もずっとその仕事を続けていくのかっていうとそうじゃないし、その仕事が生かされることがあるのかって言ったら、なかなか難しい。
給料は下がっちゃうだろうし。そう考えたら、もう最初からやらない方がいいのかなって。
qbc:
そういうその感受性に気づく出来事ってあったんですか。
かなや:
大学受験したときに、浪人したんですけど。浪人してるときに結構、なんか自分と向き合う機会が多くてそこから自分の何を思うと、自分がより深く病むのかとかを感じ取るようになったのかなと思います。
qbc:
趣味の方の話で、好きな作品っていうのはどんな作品が好きなんすかね。
かなや:
漫画とかアニメで言うと、タイトル名でいうと「ブルーピリオド」とか、「左利きのエレン」とか「暗殺教室」とか。何かを夢中で頑張る中でもがいてて、その中で生まれる名言とかを見るのが好きで。
qbc:
性格は人からなんて言われたりします。
かなや:
最近よく関わる人とかには、何かピュアみたいな。
qbc:
ピュアってどういう意味ですか。
かなや:
なんだろなんか、何かするにおいても大切にしたい人とかに誠実にいたいっていうの思うので、そこなのかなみたいな。
なんてこういうのは自分にとってあんまよくないと思うんだよね。 ていうのが、多分結構綺麗事なことがあるのかな。
qbc:
綺麗事については説明できますか?
かなや:
なんだろうな、人の悪口を陰で言わない方がいいよねとか。
言っちゃってる、自分自身が言ってるときもあると全然思うんですけど、もう最近自分がそのフリーランス関係で、結構上司に裏でいろいろ言われてたっていうのがめっちゃ嫌で。 そこに最近はちょっと強く思うようになって、発言が増えてるかもしれない。
qbc:
自分自身は、どういう性格をしていると思いますか。
かなや:
自分自身は何だろうな、ひねくれていて、大切にしたい人を大切にするけどそうじゃない人には興味がない。上部で付き合う。好き嫌いがはっきりしてる、ひくれた奴みたいな感じ。
qbc:
大切にしたい人たちは、どういう人たちですか?
かなや:
どういう人。うーん、自分のこと、そこそこ好いてくれて、あと何だろう、
過去とかが結構深めな人、いろんなことがあった人で。なんか言語化するのが上手い人とが結構大切にしちゃうかなと思ったりします。 あと自分が病んだときのお話を聞いてくれてほしい言葉くれる人。
qbc:
距離の近い人、家族、パートナー、親友とかそういう距離の近い人から言われる性格の一面とかありますか?
かなや:
意外と人をよく見てるよね、と。
qbc:
それはどんなときですか。
かなや:
なんかこの人どう思う?って言われたとき、こう思ってるんだよねみたいなことをいうと、そんな意外と考えてたんだって。
qbc:
なんか気晴らしにすることってなんですか。
かなや:
気晴らしにすることは、1人で家に引きこもって、動画系を見るか、それこそなんか友達と飲むかも、くらいです。
qbc:
好きな食べ物はなんですか。好きなおつまみは何ですか。
かなや:
好きなおつまみは、居酒屋行ったら、結構レバーとハツとか食べたり、あと最近はホタルイカの沖漬けとかハマっています。
qbc:
好きなお酒は何ですか。
かなや:
日本酒、ビール、ハイボールの3個です。
過去:浪人がなかったら、多分適当な大学行って、適当な就職して、そんな自分に病むだけの人間になってた気がします。
qbc:
子供の頃はどんな子供でしたか?
かなや:
子供の頃は、小学生ぐらいで言うと、外で活発に、特に男の子と遊ぶ、そこで遊んでいる子で。そのとき中学受験があったので、5、6年生ぐらいになったときに、結構家にいたりとか塾行ったりとかして、1人でいるっていうことを覚え始めて、そこからは結構1人で昼休み、小学校の昼休みに図書館行って、隅っこの方で本読んでるとか、たまに外に遊びに行くとか、何か外も中もどっちも好きみたいな人でした。
qbc:
好きな遊びは何か覚えてますか。
かなや:
好きな遊びは何だろう。 何か、自分で勝手にルール作って、そのルールに男の子たちを従わせながら、何かジャングルジムとか使って遊ばせる。 ちょっと自分に有利なルールにしておく、みたいな。
qbc:
ちゃんと従ってくれるんですか?それは。
かなや:
まだ低学年とかだったんで、なんかみんなちょっと、多分馬鹿で従ってくれました。
qbc:
そのときの自分は、何でそうしたかとかって覚えてます?
かなや:
ええ。 何でそうしたか。
何だろう。 普通に多分自分に有利なものを作りたいっていうよりかは最初はただ単に楽しみたくて、ゲーム性あった方が楽しくないみたいな。でも勝ちたいから、自分に有利なものを付け加えておかないとみたいな感じの思考だったと思います。
qbc:
小学校でどんな子供だったんですか。
かなや:
小学校はよく笑うんですよ、私。ほんでなんか明るい子みたいなイメージだと思います。
qbc:
人間関係は?
かなや:
人間関係もそうですね。 男子と最初仲良くて、なんかあれ?女子に嫌われてるかもって思い始めて、女の子に合わせるようにシール交換とか手紙交換とかもはじめたりして。 うん。 なんか男子だから女子だからとか関係なく仲いい人みたいな感じかな。
qbc:
中学校は?
かなや:
中学校は中高一貫の女子校に入ったんで。女子高だったんですけど。そうですね、クラスとかだと、サッカー部に入ったので、スクールカーストで言うと、何か多分上の方にいて。特にいじめられるとかもなく、来ていたかなとは思うんですけど、中二ぐらいのときに、なんか女子って結構ハブるのが好きなんで、うん。
最初10人ぐらいのグループだったのが1人ずつハブられていったんですね。でも最終残ったの4人とかで。ハブられない方がマイノリティになったときに1回このグループに残るかみたいな考えて。 なんか自分の性格を偽るみたいな、いすわらなきゃみたいなのを考え始めて、なんかひねくれてる部分とかを人に見せるみたいなものがどんどん減ってきたかなって思います。
qbc:
ひねくれてる部分を見せなくなった?。
かなや:
思ってることを全部や言わないようになっていった。
qbc:
いつまでそうだったんですか。
かなや:
高3まではそんな感じでしたね。
qbc:
それは自分の人生の中で、いいこと?悪いこと?
かなや:
社会に出たらそうなんだろう、思ってもないことを言うとか、もう大事っちゃ大事なんで、思うんでうん、必要だったなとは思うけど。あと中高一貫でもうコミュニティがそこしかなかったから、なんだろう。
わざわざ本音を言う人を探しに行くみたいなこともしてなかったんで。 そのときは仕方なかったんじゃないかなみたいに思います。
qbc:
なるほどね。ご両親からどのように育てられましたか。
かなや:
はい。 父は正直あんま自分の性格形成で、その両親ともに自分の性格のいい方にいただいたなと思うことはあまりなくて、うん。
父は結構元々喋らなかったんですけど、高校3年ぐらいなったときに結構暴れ始めちゃって。だから自分の部屋にこもるようになった。私が自分の部屋から家の中だと出ないようになる、みたいな。
qbc:
誰が暴れた?
かなや:
父が。
qbc:
理由は?
かなや:
いやあ、わかんないっすね。 会社で嫌なことあるとか、お母さんとの関係うまくいってないとか、なんかとりあえず喋らない方がいいな〜みたいな。
qbc:
うん。
かなや:
雰囲気してて、お母さんお母さんで、学歴コンプレックスがお母さんに言ったから、絶対に大学に行きなさい、みたいなので、結構私はお母さんに早稲田大学にいけって言われてたんですけど、うん。 実際に行きたいわけでもないし、勉強ももちろん上がらないし、やっても伸びないしみたいなので、私は私で病んでいるけど、それを全然受け入れてくれないから、お母さんとかになんなら、ずっとなんでやんないのとか、普通なんですけど、それが多分結構普通の家庭よりかは強めだった。
qbc:
はい。
かなや:
だから、その自分を責める癖みたいなのがそこでついちゃって、お母さんから言われてないことも自分でどんどん責めるようになっちゃって。深くなった要因は、自分の思考が深くなった要因の一つではあるんで、いいことか悪いことかもわかんないんですけど、ポジティブな印象はない感じです。
qbc:
いまは実家?
かなや:
今は坊さんのタイミングで上りは高3の卒業のタイミングで親が離婚して、お母さんとおばあちゃんと住んでるみたいな感じ。
qbc:
で、社会人になって一人暮らし?
かなや:
はい。
qbc:
なるほど。高校時代はどんな感じですか。
かなや:
高校は本当にあんまり記憶がないんですけど、何だろう。サッカーがやっと心から楽しめるようになったことですか。
qbc:
なんか高校時代で覚えてることってそれぐらい?
かなや:
か、そうですね。 なんかいい友達とかが理系だったんで、自分が文系で、もうクラスは完全に絶対一緒にならないようになっちゃって。仲いい友達も同じクラスにいなかったし。
記憶あんまないかも。受験勉強にもがいてた、くらい。
qbc:
生まれ育ったところの風景、どんな感じだったんすか。
かなや:
小学校、中2ぐらいで引っ越したんで。小学校のときは通学路に公園とかベンチとか置いてある感じで、雰囲気は好きだし、なんか自然な感じ。
qbc:
高校のときにご両親が離婚したときっていうのは引っ越したんですか。
かなや:
そうですね。卒業のタイミングまで一応待っててくれたみたいで。卒業と同時に引っ越しました。
qbc:
引っ越した。
かなや:
はい。
qbc:
なるほど。大学はどういう基準で選んだんですかね。
かなや:
大学を選んだ基準は私立文系を選択していたんで、その一番上の早稲田を目指していこうみたいな感じで。 なんかうまい言わずもがなって。 特にこの塾が、とかこの大学に行きたいとかは一切なくて、後半、浪人してるときはもう後半になればなるほど、この大学よりかは、もうそこそこいい大学に行って就活までの切符を勝ち取ろうみたいなイメージ。
qbc:
それは楽しいことなんすか。
かなや:
いや、人生で本当に一番つらかったです、浪人は。
qbc:
大学入ってからどうだったんすか。
かなや:
大学入ってからはめちゃめちゃ楽しくて。なんか、浪人の中でずっと大学入ったら、こういうことやってみたいとか、めちゃくちゃあったんで、それを結構全体的に放していったっていう感じで。やりたいこともできたし、いい友達にも恵まれたし、結構後悔のない大学生活だったかな。
qbc:
大学生活では、一番多分どんなことを楽しかった?
かなや:
楽しかったことか。 ふうん。 何だろう。 具体的に。
うーん。 大1のときに大2、大3の先輩とかと一緒に何かドームとか言ったり、宅飲みしたり飲みにいったりとかなんか大学生としての楽しさ、先輩にかわいがってもらうとかの楽しさも味わったし、ゼミはインドネシアとか行ってプレゼン大会とか出たりして。 何か友達と学業の面でっていうのも知ってるし。
qbc:
うん。
かなや:
深い仲の友達作るみたいな面では、3人ぐらい何でも話せること、ただただ無意味に中に夜の12時から朝の5時まで。馬鹿になれる瞬間とかも多かったし。
かなや:
仕事はフリーランス系と、塾講師、テレアポ、LINE記事、フリーランスの動画編集、動画編集の講師みたいな感じで、もう本当に何かやりたいことやりまくって。 やりたいことができたのが楽しかったことになるかもしれません。
qbc:
なるほど。やりたいことって、その瞬間その瞬間ずっと続けられることっていうか、どんな感じだったんですか?どうしてそれがやりたいっていうふうに感じるのか。
かなや:
やってみたいことっていうのは、ジャンル分けしてて、遊びと学びみたいなジャンル分けしたときに、学びの方だと、とりあえず何か自分1人で稼ぐ力を1円でも稼ぐ力をつけてみたいっていうのが、やってみたいことで。
なぜそう思ったかっていうと、なんか別に大学生になったからといって、大学生の後すぐ社会人になったときに、社会人になって頑張れる自信がなかったから、大学のうちに少しでもそういう力を身に付けてれば、就活とかにも困らないだろうし、社会人になってやろうとしても、自分でこれぐらい稼げる力あるしなっていうので、病まなくて済むかなみたいな感じで結構その、病まないようにしていこうみたいなだったかもしれませんね。
qbc:
離婚、両親が離婚したときの気持ちはどんな気持ちでした。
かなや:
わー中三ぐらいのときに親の携帯盗み見て離婚するっていうのを知っちゃったんですよ。なんで高三のときに離婚するって言われても、やっとか〜ありがて〜みたいな。
qbc:
ありがたかったのはどうして?
かなや:
いやなんか、家にいづらすぎる。なんか、なんで自分の部屋にこんなに篭らなきゃいけないんだろう家なのにみたいな。もう母親が自分の部屋の扉開けられるとかめちゃめちゃ嫌だったし。
qbc:
うん。
かなや:
自分の部屋の廊下挟んで隣がお父さんの部屋だったんで、なんでこいつのこの叫び声聞きながら寝なきゃいけないんだと。
qbc:
叫び声?
かなや:
何か、うわ〜死ね〜みたいな、会社で嫌なことあったんかなみたいな。
qbc:
よくわかんないけど叫んでると。
かなや:
そうそう。
qbc:
何だろう、自分の人生に転換点があるとしたら、どこが転換点になると思いますか。
かなや:
浪人ですかね。
qbc:
なぜ転換点?
かなや:
中高までは結構1人で考え込むって言っても、勝手に病んでって。闇堕ちというわけではなくて、なんか最終着地点がなかったんですよ。ただ病んでるだけで、
qbc:
うん。
かなや:
浪人は結構そこからどうすんのみたいなところまで考えられるようになっていた。
qbc:
うん。
かなや:
自分をどうやって、自分の感情とかをどうやってコントロールすればいいんだろうみたいなところまで考えられるようになっていった。だから、なんか自分との向き合い方がちょっとうまくなったのかなと思います。
qbc:
何でそういうふうにコントロールできるようになってきたんですか。
かなや:
それは浪人のときに河合塾みたいな大手ってよりかは個別塾みたいな方に行ってて、そこの社員さんと、毎日くらい自分の愚痴を言ってたんです。
こういうのができない、こういうの嫌だ、みたいな。ずっと吐き出してて、その度になんかでもこういう考え方があるじゃんってのを結構矯正されていくとか。プラスで、何か始め、何か多分自分自身でそこから派生して自分自身で紙に、こういうのに病んで、今はどうしたらいいのか、今解決できる悩みなのかみたいな感じで考えるようになって。
人に話す、プラスで自分でも整理するようになった。 今までは人に話してもあまり。ちなみにそもそも話さなかったプラスで、人に話してもそんな言い返してもらえてなかったのが、いい返しをもらえる人が何人もいる。かつ自分で整理できるのかもしれない。
qbc:
何歳ぐらいだった?
かなや:
27とか、25とか、なんか3人ぐらいいたんで、誰かと話してたみたいな。
qbc:
なんで良くなったんすかね。お話だけじゃないですか。
かなや:
何だろう。ちょっと安心感が。
母親が教育系で、お前ならできるみたいな畳み掛けてくるタイプだったんですけど、そこは結構なんかいやいや、できないでしょみたいな感じで、その期待しないくれていたんですよ。 なんか、いやできないと思うんですよって言ったときに、できないねみたいな感じで、自分の現状見てくれてるのがめちゃくちゃ嬉しくて。
何か正当に評価してくれてるなっていうので安心感があったのと、それを親のこと話しても大丈夫だっていう。今まで話したら何か死にたいの?みたいな感じで聞かれるくらい、いや別に死にたいわけではなくて。そういう話は別にまたメンヘラが起こしてるよみたいな感じで、笑って弾き飛ばしてくれたのとかも結構ありがたかった。 自分的にはなかなか安心感があったから何だろう、ベースがちょっとだけしっかりした。
qbc:
なるほどその二つ質問があるんすけど、今までの人生の中で、一番楽しかったことと一番苦しかっことで、一番苦しかったことってなんですか。
かなや:
苦しかったのは、やっぱ浪人だと思います。
qbc:
楽しかったことは?
かなや:
楽しかったのは、大学時代全部。
qbc:
なるほどね。でも浪人時代は良かったと思ってるんですね。
かなや:
そうですね。
qbc:
そう。それと一番苦しいっていう意味で言うと、どんな1年だったんですかね。
かなや:
自分と親と向き合い切った1年?
qbc:
仮に浪人がなかったらどんな感じになっちゃってた?
かなや:
浪人がなかったら、多分適当な大学行って、適当な就職して、そんな自分に病むだけの人間になってた気がします。
未来:自分の可能性にすがりつづけて続けていたい
qbc:
5年、10年、20年、30年、40年、最後自分が死ぬよっていうところもちょっとイメージしていただいて、今どんな未来をイメージしていますかね、イメージできますかね。
かなや:
未来で言うと、何だろう。でも、悩みながら、自分のやりたいこととか好きなことは何なのか、みたいな悩みながら、悩んで迷いながら生き続けてると思います。
qbc:
悩まなくなるみたいな可能性を感じないんですか。
かなや:
感じないです。
qbc:
最近悩んでるということで言うと?就職のこととか?
かなや:
そうですね、就職したときどうしようかなとか。友達どうしようかなとか。あとなんか結婚とか、今23ぐらいなんですけど、5年後だったら28で、周りが結婚しだしたときに、なんか自分は全然結婚願望ないし、結婚はしてもいいかなぐらいしか。子供がガチでいらないんで。
なんか、周りどんどん家庭入ってきちゃって友達いなくなったみたいなのはちょっと嫌だなみたいな。
qbc:
悩む理由って何ですかね。例えば、不安っていうのはその自分が周りと追いつけるかどうかっていうところ、友達は単純に楽しいことが失われること、周りと違ってしまうことみたいな。何か共通点ってあるんですか。悩みの種。
かなや:
過去の経験則からみたいになっちゃうかもしれません。
なんか結構大手に就職するようになったんですけど、中高のときも、偏差値73くらいの高校に行った中で一番下だったんですね。 もう落ちこぼれみたいなときに、結局浪人したんで、中高の中では挽回できなかったんですよ。
qbc:
うん。
かなや:
だから、なんか周りがすごい環境の中でやっていけるのかみたいなのが、また同じ状況ができてしまうっていうので怖くなっちゃったりとか。
なんか過去の経験がそのまま今の不安に繋がってるみたいなイメージ。
qbc:
友達と離れることは?
かなや:
はい。
かなや:
友達と離れることも、高校のとき仲良かった子が、大学別で栃木とか行っちゃったんで、それに伴い疎遠になるみたいな。またか〜と。
qbc:
なるほど。結婚は?
かなや:
結婚は自分自身が一般的な考えを持ってるタイプじゃないことに結構、高校浪人で大学の初めくらいで結構悩んでたから。 またそれがその悩みが膨らんじゃうんじゃないかって。今は結構、一般論は理解した上で自分の考えを持ってればいいじゃんと思えてるけど、実際にその一般論が周りにバーってできたときにその中でも自分の確固とした考えとして自信を持って確立できるかみたいなのをちょっとまだ自信を持って言えないかな。
qbc:
今、今話してる中でちょっと矛盾を感じたりしまして、自分の中で
かなや:
どこか矛盾しちゃいましたか?
qbc:
理想と現実の考えてることっていうギャップがあるものですけど、なんでそもそも高校で失敗してるのにまた失敗しそうな環境に飛び込もうとするのかって矛盾ですよね。それは何がそうさせてるんすか。
かなや:
それは結局上昇志向?
qbc:
上昇志向なんですか。この思考っていうのはお母さんが持ってたものと一緒ですけど、そういう性格なのか、お母さんからきたのか。
かなや:
それはめちゃめちゃ感じます。何だろう。
qbc:
一般の考え方とギャップっていうのは別に一般的な考え方じゃないんだったらもう、一般的な話でそもそも無視してしまえばいいわけです。 そのギャップが出たらどうしよう、どう取り繕うみたいな不安があるわけですよ。
矛盾のない人間はいないですけど、どう考えるんですか。
かなや:
矛盾していることにあまり気づいてなかったです。
qbc:
もう悩むのは当たり前です。また同じことになったらどうしようって。
かなや:
同じ環境に飛び込んでるんですよ。
qbc:
1回失敗するのはしょうがない。でも何でもう1回同じ選択をしたのか、同じようになる可能性のあることをしようとしているのか。
かなや:
確かに何だろう。 結局、世間から評価されたいっていう思いと、あとは何だろう、中高でいいところに行った後の行動が見せただけであって、入るまでは別に大した問題じゃなかったと思ってて。入った後に勉強さぼったから6年間の積み重ねで置いてかれただけで。そこそこでちゃんと勉強してれば、うんその上に行ったわけではないとは思うけど、普通ぐらいにはいられたと思ってるから、もう1回入ったら別の行動ができるでしょうっていう。
qbc:
不安は解消されました?
かなや:
確かに。結構されました。
qbc:
何か努力したいとか認められたいっていう、その感覚って、何か振り返って何か似たようなものがありました?自分の中で。
かなや:
認められたいに関してで言ったらやっぱもう小学校のときから親、とくに母親が教育系だったので。 頑張って!みたいな。
その中で、嫌々努力しながら結局成果出しててめっちゃすごいじゃんみたいに言われるのに慣れすぎて、親から評価されるとかは気にしてはないんですけど。 それが上司になったりとか、フリーランスのときに上司にやるやん、優秀やんって言われたときに、嬉しいなってなるから。 なんかやっぱ自分のために自分で副業やろうってなっても、どう頑張っても努力できなくて人と関わって初めて、人のために頑張ろうってなったときに初めてちゃんと努力ができるタイプっていうのも知ってるから、って感じですか。
qbc:
なるほど。もしもの未来の質問っていうのをしていて。もしも、自分が勝ってたら、どの場面っていうかわかんないけど、勝ってたらどういうことをしたいですか、どういう人生にしたいですか。
例えば高校のときに勉強してたらとか、人生のなかで、自分が成果を出してたっていう人間だったとしたら?どんな人間になっていたかと思いますか。
かなや:
前提として、もしもの話が好きじゃないんで、考えたところで、結局今の自分は変わらないしとかいろいろ考えちゃうんですけど、一旦置いておいて考えるならば、大学受験に失敗しなかったとしたら、大学生活はこんな充実してなかったと思うし、今の思考とか、友達とかはできてなかったと思うから。
特に別の人生を演じたと思うけど、今の人生も、そこそこ満足してるので、勝ってたからといって、今より良い未来になるみたいなイメージはあんまりつかない。
qbc:
何がしたい人間なのかっていうのを知りたいです。
かなや:
何がしたい?
qbc:
だから例えば大学受験だったりとか、そこで勉強してました、大学受験うまくいってました、であったら悩んだりとか、そういう時間というものが必要なくなってるっていうような考え方なんですよ。
かなや:
えー。悩まないバージョンの私が完成しているとしたらってことですね。 そしたらなんか行けるところまで行って、稼いでる気がします。 フリーランスも結局15万ぐらい稼いでたんですけど、200万ぐらいまで稼ぐような努力をしてるのかな。
qbc:
結果的に自分ってどんな人間だと思いましたか?
かなや:
結果的に、何だろう。自分の可能性にすがりつづけて続けていたいやつ。
qbc:
シンプルな質問なんですけど、今手元に100万円あげるから100万円と1ヶ月のお休みがあるんで、どうしますかっていうふうな状況になったら何する?
かなや:
いやー何するんだろう。前は起業するとか言ってたんですけど、いや、大学生をもう1回する。大4のときと同じ動きになるだけな気がする。
旅行とか?いや、旅行嫌いで、旅行でもないし、豪邸に住みたいとかいい車欲しいとかいうのもないし。 なんか遊びたいとかもないし。まじでないな。起業するんだったら別に、今できるし。
1ヶ月100万、うん。大好きな友達と、ちょっといいところのご飯を食べに行きます。
qbc:
なるほどね。最後に言い残したこととして、遺言でも読者向けメッセージでも独り言みたいなものでもいいんですけど、最後に残したことがあれば。
かなや:
ええ。自分の考えは矛盾してるけど、これが私なんだな。
qbc:
ありがとうございます。
あとがき(編集)
私もかつて経験してきた浪人時代に思いを馳せることがあるのですが、たしかに数回は地獄を見た気がしたというか、孤独の中でできない問題と向き合うことの苦しさは、職人が一人前になるまで研磨しつづける感覚にも近いのかな〜とか考えたり。
そして、浪人が明けてから数年後のある日、とある仕事先の上司に「企画をつくるときはそんなに苦しまず思い詰めずに楽しんでいこう」と言われたことがあります。このときに初めて、私は思い詰めていることを自覚したのです。そう、浪人時代に意図せず培われてきたのは、苦しみに対する麻痺力だった。これがいいか悪いかは別として。
いずれにせよ、年々縮小傾向にある「浪人」という魔界は、人格形成や思考のクセ(矯正することもあればひん曲がる)にも大きな影響を与えると思います。単に麻雀とパチンコの技術を身につけるだけの人も中にはいるのですが……。
【インタビュー・編集:qbc】
【編集・あとがき:一休誰絵】
#無名人インタビュー #インタビュー #大学生 #フリーランス

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