ワクワクしたら不安よりもワクワクの方が勝つタイプの人
進化経済学って聞いたことあります? ちょいちょい流行ってきてる感じありますよね。進化心理学とかも。
めっちゃくちゃ雑に言うと、私たちはちゃんと考えたからこういう世界を作ってるって世界線ではなくて、生き残ってるやつが作った世界だから今の世界はこうなってるって考え方です。
まあ、そうだよね。理想がすべて叶うわけでもなく。
人間の脳で考えたこと以上に、自然現象、環境で起きたことからの影響って、でかいもんね。震災があった土地からスピリチュアリストが生まれやすいとかさあ。
というわけで、人間にわワクワクする機能が備わっているわけです。機能って言うか、情緒っていうか感情って書いたほうが馴染みやすいですかね。(そもそも私は、感情って機能だと思うんですけど。)
ワクワクして、ふだんやらないことをやって新しい発見があった。
ワクワクしたから、疲れも忘れて色んなことできた。
ワクワクして、ついやっちゃいけないことやった。
ありますよね。そういう、こういう、こと。
つまりね、人間にはワクワク機能があり、これによってさまざまな事象が発明された論です。なんか、きっとたぶん、どこかで誰かが言ってるよ。ワクワクしてる時に新しい発見があるって。まあ好奇心は猫を殺すって言うし「ワクワク≒チャレンジ≒新しいものが生まれる≒事故≒死」みたいな関係性だと思うんですけど!
ということで今日の無名人インタビューも楽しんでいってねー!!!(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは まい さんです!
https://twitter.com/maimai_4190
現在:全然誰かのためになるなんて思ってなかったようなことが、誰かの後押しになる
ナカザワ:まいさんは、今何をしてる方ですか。
まい:私は今大学4年生で、一応専攻としては社会学を勉強しています。
大学以外の活動のことも言った方がいいですか?
ナカザワ:もし自分を表すものとして必要なものがあれば、いくつでもお願いします。
まい:今やってる活動としては、学生団体Taleっていうところで、教育に関心がある大学生のキャリア支援を行っています。
あとは、自分の過去の経験から人の居場所に興味を持っているので、居場所ってどうやったら作れるんだろうみたいなことを考える交流会をたまに行っています。
学生団体Tale ホームページ
学生団体Tale Twitter
https://twitter.com/Tale_education
ナカザワ:何か他にもあるんですか?
まい:あとは本当に趣味の話になっちゃうんですけど、吹奏楽を中学高校時代にずっとやっていて、今はちょっと違うジャンルでオーケストラにチャレンジしてます。
ナカザワ:何の楽器をされてるんですか?
まい:コントラバスっていう一番大きい弦楽器をずっとやってます。
中学のときからコントラバスをやっています。
ナカザワ:ありがとうございます。
学生団体Taleの活動はいつからされてるんでしょうか?
まい:団体自体は1年前、去年の9月あたりに立ち上がった団体で、私は今年の5月から運営として加わっています。
ナカザワ:具体的にどういった活動をされてるんですか?
まい:参加者の方に1ヶ月のオンラインプログラムを提供しています。完全オンラインで毎週1回集まって、そこで自分のキャリアを考えるためのシートをお配りして、それを埋めることで自分の過去だったり今だったり未来を見つめ直すっていうものです。
自分が教育のどこに関わりたいのかとか、そもそも教育に関わりたいと思ったのはなんでかとか。自分のやりたいこと得意なこと好きなことに合わせて教育に携わっていくにはどうやったらいいのかっていう道筋を立てるためのシートを用意しているので、それを運営がサポートしながら受けてもらって、最後発表して次に繋げてもらう、という活動になります。
ナカザワ:参加者はどんな方ですか?
まい:そうですね、人数としては大体いつも1ヶ月に多くて5、6人とか、少ないときは2人とかなんですけど、対象としては幅広くて、大学生で教育大学に通っていて教職を大学で取ろうとしてますっていう方から、大学の専攻は関係ないけど教育に関わりたいとか、漠然となんとなく教育に興味があるっていう方もいます。
ナカザワ:まいさんは何でこの運営に入ろうと思ったんですか?
まい:この団体の代表と5月、運営として参加する前に1回2人で話したんですけど、そのときに、お互いの目指すビジョンというか、目指したいところが似ているねっていう話になって、そこで一緒に活動していこうかって。そんな感じですね。
その目指したいところっていうのが、さっきの居場所づくりに関することで。
ナカザワ:なるほど。じゃあその代表の方と出会ったのがきっかけってことですね。
まい:そうですね。
ナカザワ:うまく出会うものですね。
まい:ああ、それはなんとなく感じますね。自分は元々ちょっと運命論者的なところもあるっていうのもあるかもしれないんですけど。
今Twitterとかで1 on 1をさせてもらってるんですけど、話してみたら共通の知り合いがいたとか、前に所属してたコミュニティにその人が今所属しているとか、何か共通点が結構多いようなことがあるなって思っていて、類は友を呼ぶじゃないけど、なんかそういうのものをすごく感じます。
ナカザワ:Twitterで1 on 1ってどうやってやるんですか?
まい:自分の活動の中心が居場所づくりっていうところと、Taleの運営っていうところなので、まずはTaleに興味を持ってくれそうな方にTwitterで声をかけるとか。そういうことがきっかけでつながったり。
あとは居場所づくりに興味がある方って探すと意外といるので、そういう方に、どういう活動されてるんですか、とか、まさにこういう今みたいな感じでお話を聞いています。その人がどういう理由で、どういう目的で居場所づくりをされてるのかを聞いて自分の活動の参考にしたり、結構気が合うところがあれば、ぜひ今後も活動しましょうみたいな感じで声掛けしたり。そういうところが目的ですね。
ナカザワ:この人と話してみたいなって思って、ご自身から声をかけるんですね。
まい:そうですね、それが多いですね。
ナカザワ:なるほど。
まいさんのつくっているのは誰を対象にした居場所なんですか。
まい:ターゲットは簡単に言ったら、頑張り屋さんでちょっと真面目すぎるみたいな人かなと。あとは人に対して気を遣いすぎてしまうとか。いわゆる最近よく聞く言葉でいうとHSPってところに当てはまる人だったりとか、そういう人に対して居場所になるような空間を提供できたらいいなって。空間に限らずなんですけど。
最近そのターゲットの部分もちょっと考え直している段階ではあって、地域の中での居場所の少なさを自分自身の経験から感じたところがあったので、地域の中で居場所を作る、ということも最近は考えてます。
ナカザワ:年齢層だったり、性別では誰とは決まってないんですね。
まい:そうですね。でもなんとなく若い人かなっていうのはあって、10代20代ですね。
やっぱり30代以降の方ってもうある程度、なんだろう、自分で居場所を作っていっている人が多いというなんとなくの仮説があって。経験値もいっぱいあるので。だから、10代20代かなと。
さっき地域の中での居場所という話をしたんですけど、自分もそうだったんですが、田舎に行けば行くほど10代の遊ぶ場所も少ないし、あんまり先生と親以外に関わる大人って少ないんですよね。それ以外の大人と話す機会がもっとあってもいいんじゃないかなって。
いろんな生き方とか考え方に触れることでこういう生き方もあるんだっていうのを、ちょっとでも知れるとまた違うのかなと思うので、そういう意味でも居場所づくりができたらいいなっていうのは考えてますね。
ナカザワ:これはリアルの場所として集まって交流してるんですか?
まい:さっき言ったその交流会は対面で実施しています。
FacebookとかTwitterとかで声かけたりとか。あとは、自分の人脈っていうほど広くはないんですけど知り合いで興味がありそうな人にちょっと声をかけるとか。
ナカザワ:なるほど。お1人でやってるんですか?
まい:そうですね。基本的に実施は1人でしているんですけど、学生団体の代表だったり他のメンバーだったりにちょっと相談したりしますね。
ナカザワ:居場所づくり自体はどのくらいの時期から始めてるんですか。
まい:今年の4月からです。
ナカザワ:じゃあこっちの方が長いんですね。
まい:なんで居場所づくりに興味を持ったか、というところをお話しできてなかったと思うんすけど、2020年の4月から今年の3月まで、2年間NPOでインターンさせてもらっていて、そこでの経験が居場所づくりっていうところにつながっているんですよね。
そこで中高生の居場所を作る、作るというか居場所になるような施設、運営のお手伝いをしていたので、利用している中高生たちはなんでここに来ているんだろうか、っていう興味関心から、居場所って大事なんだなっていうところにつながってます。
ナカザワ:なるほど。
まい:そこのキャッチフレーズとしてもあるんですが、「中高生の秘密基地」みたいな感じで遊んだりもできるし、何もしなくてもいい。学校でも家でもないサードプレイスみたいな感じの場所なんです。
インターンとして参加したのはコロナが始まったときだったので、最初3~4ヶ月ぐらいは完全にオンラインで、自分自身もその空間の雰囲気とかが全然わからない状態でしたし、誰が中高生で誰が大人なのかもちょっとよくわかってないぐらいで、とりあえずやる、みたいな。もう誰が誰だかわかんないからとりあえず全部みんな敬語で話してたらこの子意外と高校生だったんだ、とかってことがあったりとかもしたんですけど。
2年間自分自身もいろいろ勉強させてもらいながら楽しく活動していたなっていうので、そこが結構大きな経験になってますね。
ナカザワ:このインターンに挑戦しようと思ったのはなんでですか?
まい:そうですね…本当にそこに入ろうって思って応募したわけでは実はなくて。それまで普通にアルバイトをしてたんですけど、それに飽きたというかちょっともう辞めようかなと思って。
もっと人と深く長く関われる仕事で何かもうちょっと自分の個性を生かせるような関わり方ができるお仕事ないかなっていうふうに思って探していたときにこのインターンを見つけて、結構勢いで応募しました。
ナカザワ:じゃあバイトぐらいの感覚で?
まい:そうですね。そのときは別に教育に興味があったとかそういうわけでもなくて、なんか面白そうじゃん、やってみようみたいな感じで結構勢いで応募した感じです。
ナカザワ:ちなみにその前は何のバイトされてたんですか?
まい:その前はスーパーのレジのバイトをしてました(笑)
ナカザワ:確かに人との関わりはめちゃくちゃ浅いですね(笑)
まい:本当にただお会計をずっとやるだけなんで飽きましたね。
ナカザワ:今自分の個性っておっしゃってたんですけど、自分的にどういうところが個性だなと思って入ったんですか。
まい:まさにさっきのずっと音楽やってきたことだったりとか。
あとは、うーん、インターンでは大学生が人生プレゼンって言って自分のこれまでの人生を振り返って、それを中高生に聞いてもらって将来について考えてもらう機会を設けるんですけど、そこで、その当時は全然誰かのためになるなんて思ってなかったようなことが、誰かの後押しになる、みたいなことに気づいて。
そういう自分の過去の経験だったり、自分の地元のことだったり、自分の趣味・好きなことを喋ってるとか、好きなことをしているっていうことだけでも、その姿が中高生の背中を押す、みたいなことがあって。
自分で言うのもあれなんですけど、実際そういう場面を何度も見てきたので、自分の個性って言ったらあれだけど、経験とかそういう部分が活きたかなっていうことを感じてます。
ナカザワ:なるほど。インターン先は東京みたいですけど、まいさんは東京出身ですか?
まい:出身は北海道で、大学に入るまでずっと北海道に住んでいました。
過去:受け入れてくれる人がいっぱいいるっていう気づきから、初めて相手に貢献したいっていう気持ちになれた
ナカザワ:ちょっと過去の話を聞きたいんですけれども、まいさんは小さい頃はどんなお子さんでしたか。
まい:よく言われてたのはあっちこっちいろんなところに行って迷子になったりとか、怒られてたりとか。おっちょこちょいなところはあったかなと思います。やんちゃって感じですね。
ナカザワ:それはご家族から言われてたんですか?
まい:そうですね。家族からも言われてたり、昔のビデオとか見たときにそういう映像が残ってたりとかして。
ナカザワ:居場所づくりに関して、過去の経験が影響してるとのことでしたけど、インターンの経験以外に何か関わっていることはありますか?
まい:そうですね、最近ふと思ったこととしてあるのは、小学校高学年ぐらいのときに、小学生ながらにしてなんですけど、自分が人間関係でうまくいかなくて、嫌だなって思った、何か楽しくないなと思ってたときがあって。そのときにちょうど吹奏楽っていうものに出会って、部活がある意味自分の居場所になったなと思っていて。
そこでまた新たな人間関係ができて、なんとなくうまくやっていけたっていうのがあったので、人によって居場所って全然違うというか、人それぞれだなっていうことを今になって思ったりはしてますね。
ナカザワ:人間関係の悩みは中学校で解決したんですか?
まい:そのときはもう小学校高学年のときに絶交というか、完全にその周辺の子たちとは縁を切ったような感じで、部活の子たちと仲良くなっていったんですよね。
結局その中学校でも同じ小学校の子たちと一緒になったので、絶交した子たちとまた同じクラスになったんですけど、解決っていうのかはわからないですけど和解は中学校のときにできて。多分お互い成長してっていうところがあったのかなって。あんときはちょっと子どもだったよね、みたいな感じで言えるような関係に戻ったのでよかったかなと思いました。
ナカザワ:私、人と絶交ってしたことないんですけど、何があったんですか。
まい:よくつるむグループみたいなのがあって、その中に女王様的な存在の人がいて、みんな言うことを聞くけど、裏ではぐちぐち言ってたんですよね、偉そう、とか。けど、本人の前ではそんな姿を見せたりとか言ったりせずに付き合ってるみたいな感じがあって。
自分もその1人だったんですけど、ある時自分が、いつもみんなが言ってるような陰口というか、その人の愚痴みたいなことを言ったらそれが告げ口されて。完全に女王様の怒りを買ってしまって。
周りにはちょっと何とかしようとしてくれた子もいたんですけどどうしようもなくて。
しかもその女王様的存在のポジションの子と習い事も一緒だったんですよね。それで気まずくなって習い事もやめて、みたいな。
そういうことがあって面倒くさいなって思ってしまって、なんなら不登校になってもおかしくないレベルだったんですけど、学校は何とか通い続けることができたっていう、そういうことがありましたね。
ナカザワ:なるほど。
まい:本当なんかその当時先生とかにもめっちゃ迷惑かけちゃったなって思ってます。
ナカザワ:ちょっと話変わるんですけど、社会学専攻はどういう理由で入ったんですか。
まい:社会学に決めたきっかけとしては、私、兄がいるんですけど、簡単に言っちゃうと兄に進められたっていうのが答えで。
結果として本当にめちゃくちゃ自分に合っている学問だったなというか、よかったなと思ってます。
今研究して卒業論文で書こうとしているのは、まさにさっき言った居場所っていうところで10代にとっての居場所に関して書こうとしてます。
ナカザワ:「居場所」ってすごい大きなキーワードなんですね。
まい:そうですね。
ナカザワ:過去の居場所として吹奏楽部のお話があったんですけど、何かそれ以外に自分の居場所は何かありましたか。
まい:そうですね。それで言うとインターンの施設は中高生のための施設であるんですけど、ある意味自分にとっても居場所になってたなと。
結構自己肯定感が低いタイプというか、自分のこと好きか嫌いかで言うと嫌いだったし、ちょっと失敗したときとか駄目だ駄目だって言っちゃうタイプだったんです。
それまで結構部活も居場所ではあったとは思うんですけど、そのインターンに通うようになってから、受け入れてくれる人がいっぱいいるっていうこととか、こんな自分も応援してくれるとか、そういう気づきから自己肯定感が充たされるようになって、そこでやっと自分みたいに自己肯定感が持てない人の分もというか、初めて相手に貢献したいというか、っていう気持ちになれたっていうところがあるので。
施設自体がというよりは、やっぱりそのコミュニティというか、施設の方々が自分の中では大きな存在でした。
本当にこのインターンしてる2年間は、私の人生の分岐点と言ってもおかしくはないかなって思います。
ナカザワ:うんうん。
まい:あともう1つ、自分の居場所っていう意味で言うと、去年の10月から12月ぐらいに島根県の離島で暮らし体験みたいなのをしていて。そこで出会った仲間とかお世話なった人たちが自分にとっての居場所になっているなって思いますね。
ナカザワ:どうして離島へ行きたくなったんですか?
まい:結構、コロナの影響って大きいなって思っていて。旅行もできなくなったし、やっぱり家にいる時間が圧倒的に多くなってしまって。大学の授業は受けてたけど、通わなくなったので。このまま就活を始めるのはちょっと怖いなと思ってて。
大学生活で何を頑張りましたっていうことが言えないことにちょっと不安があって、何か経験したいっていう本当に漠然とした気持ちで応募しました。本当になんとなくで。
ナカザワ:どういう出会いでこの離島に?
まい:なんか多分、多分というかなんとなく地方創生とかまち作りみたいなところにちょっとだけ興味はあって、Peatixでそういうキーワードでイベントないかなと思って探してたときに、島暮らし体験の説明会のイベントがあったんです。
それを見たときに、何か面白そうって。インターンに申し込んだときと一緒なんですけど、なんとなく面白そうっていうので、勢いで説明会に応募して、説明会聞いて、行かない理由が逆にないなって思って。直感で参加しましたね。
大人の島留学・島体験 ホームページ
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ナカザワ:インターンに参加するっていうだけでは足りなかったんですね。
まい:やっぱりそのコロナ禍でっていうのもあるんですけど、もう1つ、自分がずっと実家暮らし、大学入った後もずっと実家暮らしっていうことがあって。
まあコンプレックスっていうより、親がいない暮らしを1回経験しておきたいというか。将来社会人になったときに、大丈夫かみたいな。親に依存してるわけじゃないけど、ちょっと自立したいなみたいな気持ちが強くあったので、短期間でいいから、一旦ちょっと離れてどれぐらい自分にその普段の生活ができるのかっていうのを挑戦してみようっていう意思もあって応募しましたね。短期間って言っても3ヶ月なんですけど。そこもチャレンジというか。
ナカザワ:挑戦は気にならないタイプですか?
まい:そうですね、ワクワクしたら、多分その不安とかよりもワクワクの方が勝つタイプですね。
ナカザワ:やんちゃな子どもだったときから?
まい:そこは多分変わってないんだと思います。
ナカザワ:離島暮らしで得られたこととか、一番印象に残ったのはどんなことでした?
まい:そうですね、まずインターンの活動中だったので、教育にはすごく興味を持ちました。島の教育って結構独特なものがあって、すごく面白かったのでそれはまずすごく勉強になりました。
あと地方創生って言ってもそれまで本当によくわかってなくて、地方をよくしようとしている大人たちがいるぐらいの感覚だったので、地方創生って実際現場で何やってるのかっていうところを勉強させてもらったっていうのが2つ目と。
何を得たかっていう質問でしたよね。自分の活動だったりとか、やっていることに対する振り返り、内省の部分はめちゃくちゃ勉強させてもらったなってのがあって。それは何でかっていうと週に1回研修っていう時間があって、その暮らし体験として来ている人たちに対して大人の方々が検証してくださるんですけど、そこでかなり内省をする時間をくださったりとか、考え方そのものを見つめ直すみたいな時間をくれて、そこで内省する癖がついたんですよね。意外と自分のこと言語化するのって、結構慣れてないとできないんじゃないかなっていうふうに思っていて。それがこの3ヶ月で身についたなって思いますね。
ナカザワ:行こうとも思ってなかったけど、離島行くって話聞いたら行かない理由ないよなって思ったんですね。
まい:本当に自分でも不思議なんですけど、なんか行かなきゃって思ったんですよね。
ナカザワ:なるほど。ちょっと今まちづくりとかに興味があるかもっていう話をされてたんですけど、それはどういう経緯で興味を持ったんですか?
まい:本当にスタートが自分もちょっとどこの瞬間からだっていうのはあんまりわからないんですけど、多分北海道から東京に移ってきた時点で、何かその違いを体感したんです。あと、大学1年生の時点で旅行に行ったり、地方創生のイベントにちょっと参加したりとかっていうのをしてたんで、それぐらいのレベルで興味あって。
そうですね、コロナになって、いろんな要因が重なって、そこで島暮らし体験をしてそれでよりぐっと地方創生への興味が高まったのかなって思います。
ナカザワ:北海道から東京にっていうのは、高校卒業後、ご実家ごと引っ越してます?
まい:そうですね、はい。
ナカザワ:じゃあ東京にもう家ごときちゃってるからずっと実家暮らしってことなんですね。
まい:そうなんですよね。
ナカザワ:なるほど。東京と北海道どっちが住みやすいですか?
まい:住みやすいって言われるとぶっちゃけどっちも住みやすいかなとは思っていて。ただ将来も東京で暮らしたいかって言われたら「うーん」っていう感じなので。自然が多くてすぐ自然に触れられるぐらいの場所が住みやすいかなとは思いますね。
なんかちょっとやっぱり東京の都心とかにはちょっと抵抗がありますね。人がいっぱいいるなっていうふうに。
ナカザワ:そうですね、なんだかいろいろなことに興味がある方だなって感じていて、いろんな要素がくっついてるんですけど、でもまいさん本人としては筋が通ってるというか、繋がっているんですよね、きっと。
まい:そうですね。
ナカザワ:今の時点でいいんですけど、自分の興味関心があるものって、どういうものだと思います?
まい:今話したこと全部が興味あることかなと思います。
居場所づくりも地方創生も音楽も。全部が違うようで、結局何か人に提供したいっていうところ。何か物をあげる、という感じじゃなくて多分人の変化とか、感情の変化だったりとか、気づきって言ったらちょっと大きいんですけどそういうのを提供したいんだなっていうのはなんとなく思います。
ちょっとそうですね、共通点を挙げるには短すぎるって思ってるんですけど。
ナカザワ:短いっていうのは?
まい:時間が短いし、もっと掘り下げたいって思ってるんです。これから。
未来:満足するっていうことがなくて、死ぬまで何かやってると思います
ナカザワ:まいさんは過去よりも多分これからの方が視点としては多いのかもと思ったんですけど、未来の方に目を向けてみたときに、5年後とか10年後に対してどんなイメージで今生きていらっしゃいますか。
まい:それはまさに本当に考えている最中ですね。本当に過去を振り返るっていうのが苦手で、結構昨日よりも今日よりも明日を考えるタイプの人間かなっていうふうに自分で思ってるんすよね。
とは言いつつも、逆に今話したようなインターンだったりとかその島の暮らし体験だったりとか、直感でワクワクすることが結果的に自分の糧になっているので、何かやっぱその時ワクワクするかどうかにその直感を信じるっていうのも大事なのかもしれないなって話しながら思って。
ナカザワ:うんうん。
まい:なので5年後10年後という質問に対しての答えはちょっと上手くできないんですけど、何かワクワクする方に動けてたらいいなというのがあって。そんな感じです。
あとはやっぱり今関心のある居場所づくりだったり地方創生だったりの、もっと解像度が上がっているというか、気づきがたくさんあるように動きたいなと。
自分なりの答え、哲学じゃないけどそういうものを10年後ぐらいに持っていけたらいいなって思いますね。
ナカザワ:何か次のアクションとして何かがやりたいっていうよりは、自分の中での芯みたいなどういうビジョンでやりたいかをはっきりさせていくみたいな、そんなイメージですかね。
まい:そうですね。
ナカザワ:ちなみに来年大学卒業したら、何してると思います?
まい:そうですね、進路で言うと企業に就職っていう形なんですけど。その会社の仕事内容としても地方創生に関われるところでもあるので、そこは仕事をしていきながら、自分なりの仮説というか、そういうものを持てるかなっていうふうに思っているし、居場所づくりっていうところに関しては何か自分がワクワクする形で続けられたらいいなっていうのを今ちょっと模索中っていう感じですね。
ナカザワ:就職先としては教育とか居場所とかではなくて地方創生っていうふうに選ばれたんですね。
まい:そうですね。仕事内容としては、会社として地方の雇用を創出して地方創生を目指すっていうところなんですけど。エンジニアの方に地方の仕事だったりとかこういう場所に移住してもこういうことできますよっていうのを紹介して地方に移住していただく、ある意味人材派遣みたいな感じで営業させてもらいます。
ナカザワ:なるほど。それもワクワクしたから選んだんですか?
まい:そうですね。ワクワクしたし、この人たちと一緒に働いたら楽しそうだなっていうのを思いました。
ナカザワ:居場所づくりの活動については仕事をされても続けるっていう予定ですか。
まい:それはまさに今どうしようかなって悩んでいるところで。
続けたいなと思いつつ、どうやったら仕事をしながらできるかっていうのを考え中ですね。そもそも自分が本当に居場所を作りたいのかっていうところも今見直しているところで。
結構難しいのは、人に提供したいって思いながら実は自分の居場所を作りたいだけなんじゃないかとか思ったりして。エゴにならないかとか、今いろいろ卒論とかでも研究を見たりとか調べたり考えたりしていく中で、そういう疑問が生まれているので、その辺ちょっと社会人になる前に今ちょっと見つめ直している段階ですね。
ナカザワ:うんうん。
まい:本当に今こうやって過去を振り返ったりとかしたことで、結構自分なりに気づいたこともあったのでありがたいなと思いますね。むしろこれが記事になったらどうなるんだろうって。
ナカザワ:確かにちょっと落ち着いたタイプで、でも、もちろん本人の中では結構いろいろあると思うんですけど。
まい:落ち着いてるように見えます? それは嬉しいです。でも結構ロマンチストな方ではあると思いますけど。
ナカザワ:ロマンチストとか運命論者みたいな話、気になってたんですけど、自分はロマンチストだなって思った、ってことですよね?
まい:そうですね。でも最近ここ1、2年ぐらいですかね。それこそさっき言ったように、Twitterで似た方と出会ったときに、これ私達出会うべくして出会ったんじゃないか、とか思ったり。
島暮らし体験をしたときも、ここに来るべくして私は来たんじゃないかとか、引き寄せられたんじゃないか、とか、結構思っちゃうタイプだなっていうのは、経験の中から思いましたね。
ナカザワ:こういう理由でこうだったんだ、って分析するっていうよりは、こういう運だったんだなっていう方に?
まい:そうですね。意味を後付けしちゃうタイプかも知れないです。後付けっていうのかわからないけど。
ナカザワ:今こうして喋ってるのも、もしかしたら何かの引き合わせで?
まい:って思っちゃうタイプですね、本当に。
ナカザワ:それって子どもの頃からそうだったんですか。
まい:難しい質問ですね。うーん、多分そんなことを考えるほど頭良くなかったんですよね。
私、多分社会学に出会うまで深く考えるとか批判的に考えるとかっていう思考はどちらかというとない方で、楽観的というか、そんなタイプだったんですけど。それと同時に怒られるとシュンとしちゃうみたいな自己肯定が低いタイプで。
大学生になって、社会学を勉強して批判的な思考とは何かを勉強して、そこでやっと深く考えられるようになったなっていう気がしていて。これも後付けみたいになっちゃうかもしれないですけど、ちっちゃいときからこうだったかって言われるとそんなことないような気がします。
ナカザワ:なるほど。そうか、だからいろんな目の前にある面白そうなことにスッて入っていけるのかもしれないですね。
まい:そうですね。それはちっちゃいときから自分のベースとしてあるもので。長考するとか、深く考えるのは最近身についたことなのかもしれないです。
ナカザワ:ありがとうございます、そうですね。未来どうなってるんでしょうね、本当に。
まい:そうですね、わからないからこそワクワクするってのもあるんですけど、その辺は多分一生ついてまわる悩みなのかなとも思うので。考えながらやっていきたいかなと。
ナカザワ:逆にそんなまいさんがこれやるまで死ねないなって今時点で思ってることとかあります?
まい:なんだろうな。何か自分なりの哲学が語れるようになるまでは死ねないですね。あと会いたい人に会うとか。
ナカザワ:会いたい人はたくさんいますか?
まい:そうですね。昔から見てたような好きなお笑い芸人の漫才を生で見るとか、そういういろいろちっちゃい夢はあるんで、それを全部叶えるまでは生きないとなっていうのもありますね。
本当、なんか多分満足するっていうことがなくて、死ぬまで何かやってると思います。やってますってか何か常にやっぱり今日より明日タイプなんですね。なんか満足したらつまんなくない? って思っちゃいますね。格好つけてるみたいなんですけど。
ナカザワ:なるほど。
まい:本当に自分が想像できないこととか知らないことに対して知りたいっていう知的好奇心みたいなのが強いのかなと思いますね。
もしかしたらそれで昔から迷子になりやすかったのかなとか、それで旅が好きっていうのもあるのかなとか、最近は思ったりしてます。
ナカザワ:ありがとうございます。それでは最後に言い残したことはありますか?
まい:そうですね、シンプルにただ自分の話を全部聞いてもらった中でどういう軸でこの記事が書かれるのかが純粋に興味があります。インタビューを読んだり聞いたりするのがめっちゃ好きなので、楽しみっていうのと、逆に書きにくい感じさせないかっていう不安といろんな感情があるんですが。
でもこんな自分の体験、というか経験が誰かの何かに役立てばいいなというのは率直な感想ですね。
ナカザワ:ありがとうございます。
あとがき
最強の直感型なまいさんでした。
自分の興味が何に向いているかへの理解はまだ早いってサッパリ言い切ってるところがとても眩しくて、いい時間でした。
ちなみに、自分は直感型です、っていう方ってどれくらいいらっしゃいますか?
今回まいさんと話して、私も直感で生きがちだけど、自分の直感を信じられるようになったのは、割と最近だなと思い出しました。
自分のことが信じられなくて結局いろいろ考えちゃうタイプで、
あ、なんとなくこれだ、と思っていたものに対して、誰かのジャッジも一応聞いときたいと思ってしまうような。
迷っていると思っている時も、本心ではこっちって決まってるからそれを選んで良い理由が欲しいだけだったりして。それってもう迷ってない。必要なのはエビデンスではなくて勇気なんです。
今回の大きなテーマだったのは「居場所」。居ていいんだ、と自分で思える場所。あとは、「自己肯定感」でしょうか。
居場所も、自己肯定感も、安心して生きるためのオプションツールです。そういう存在があると知ったら欲しくなるたぐいの。名前がついているこれらのものがないからといって不安になる必要はないけど、あることは喜ばしいこと。もしかしたら、直感型の人はエビデンスのかわりにもっているものなのかもしれません。
そして、主語が自分である限り、「居場所」や「自己肯定感」を持つことを目的化しちゃっても良いと思ってます。というか、そういう人からにじみ出る人間らしさが、私は好きです。
インタビュー担当:ナカザワアヤミ
編集協力:生きにくい釘
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