インターネットの仲間と交流をしている人
むかしむかし、ある村に、繋希(つなぎ)という若者が住んでいました。繋希には不思議な鏡があり、その鏡を通じて遠く離れた場所の人々と心を通わせることができました。
村人たちは最初、この鏡を不思議がりました。「目の前にいない人と、どうやって心を通わせられるのだ」と。
しかし繋希は、鏡を通じて素晴らしい出会いを重ねていきました。
東の国の詩人と言葉を交わし、
西の国の絵師と作品を共有し、
南の国の旅人と物語を語り合い、
北の国の賢者と知恵を分かち合いました。
「不思議ですね」と繋希は言いました。「この鏡を通じて、私は毎日新しい発見をします。目の前にいなくても、心は確かに通じ合えるんです」
鏡を通じて出会った仲間たちと、繋希は深い絆を育んでいきました。
悩みを打ち明け合い、
喜びを分かち合い、
互いの成長を喜び合い、
時には励まし合いました。
ある日、村の子どもが尋ねました。
「その人たちに会ったことないのに、どうして仲良くなれるの?」
繋希は優しく答えました。
「心と心は、不思議なもので、距離を超えて響き合うことができるんです。大切なのは、誠実に向き合うこと。鏡を通じてでも、本当の友情は育つんですよ」
後に繋希は、こう語りました。
「この鏡を通じた出会いは、私の人生を豊かにしてくれました。遠く離れていても、心が通じ合える。それは現代の魔法のような素晴らしいことなんです」
そして「心の距離は、場所を選ばず」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2024年12月9日7時00分に書く無名人インタビュー962回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは tora さんです!
年齢:30代前半
性別:男
職業:無職
現在:この場所自体に面白みはないってことを思ってて。それイコールそこに住んでる僕にも、日常で感じる面白みはないんじゃないかと思ったんですよ。
ゆいぴ:
toraさんは今、何をされている方ですか?
tora:
今は無職ですね。働いていない状態になります。
ゆいぴ:
お仕事以外で何かやってることはありますか?
tora:
主にインターネットで言うと、ディスコードであったりだとか、あとXですね、旧Twitterでスペースやってたりとか。インターネットの仲間内で交流をしていたりってことは多いです。
ゆいぴ:
それはどういう仲間なんですか?
tora:
最初にできたコミュニティで言うと、テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームというTRPGと呼ばれるものなんですけど、そういったものをメインにしていて。それからスペースで出会った人だったりだとか、そういった方たちと通話なりお話をしていますね。
ゆいぴ:
TRPGは今もやられているんですか?
tora:
今もそうですね。ちょっと昔と比べると縮小してきたんですけど、変わらずやっています。
ゆいぴ:
ディスコードやXのスペースで発信したりというのはいつ頃から?
tora:
ディスコードを使い始めたのは3年前くらいからなんですけど、X、旧Twitterを始めたのは大体14年、15年前くらいから始めていて。その頃はスペースといった通話機能はTwitterにはなかったので、文字で。そのときは主に人と交流するというよりかは、自分が面白いなと思ったこととか、昔の言い方だとネタツイですよね。自分が面白いなと思ったネタとかを書いてたっていうことが多いです。
ゆいぴ:
いわゆる「バズった」みたいな投稿ってあったんですか?
tora:
全然それはなくて。本当にもうただ、バズるというよりかは、これおもろいだろうみたいな。人によっては押し付けって言われるかもわかんないんですけど、ただ自分が面白いと思ったことを延々と書くみたいな。今で言うインフルエンサーみたいなもんではなくて、情報紹介するというかは、自分の頭の中にある「これいいな」とか「これ面白いな」とかっていう趣味趣向みたいなものを含めたツイートを書いていたということが多いですね。
ゆいぴ:
ふうん。それは今も変わらずそのスタンスでやってる感じですか?
tora:
そうですね、今は昔に比べるとちょっと柔らかくなったというか。普通のことを書くようにはなってきてはいるんですけど。インタビューを受ける前、これを受けるからってことじゃないんですけど、昔のツイートを見てたんですよ。Twitterのログが残るサイトがあって。それを見てたらやっぱり昔の自分は何を言ってるかわからないっていう。日本語なんですけど、日本語で意味のわかる単語が並んでいるんですけど、文章にすると尖りすぎていて意味がわからないっていうことがあって。これは通話を始めてから、どんどん柔らかくなっていったっていう表現を使ったんですけど、通話始める前までは本当に人と交流をしてなかったので、本当に脳にある言葉を直にダイレクトに出しているっていう状況があって。だからちょっと尖った表現とか、当時のTwitterと呼ばれるその時期の空気感もあったと思うんですけど、そういったもので昔と比べると今の方がわかるツイートしてるのかなと。って感じですね。
ゆいぴ:
仲間内での交流とか、自分がXやディスコードで発信してる時とかってどういう気持ちなんですか?
tora:
気持ちですか。昔と比べると薄れてはいますけど、人が楽しいと思う情報だったりだとか、あと僕は料理の写真をあげることが多いんですけどそれは別アカでやっていますね最近は。なんか見た人が美味しそうだなとか、不快にならない程度のものをあげていけたらいいかなという。そういった感じでやってますね。
ゆいぴ:
料理の写真っていうのはご自分でお料理されたものの写真ですか?
tora:
自分で作ったものもありますし、お店で食べたものもあります。
ゆいぴ:
それはまた何がきっかけで始めたんですか?
tora:
昔、僕がよく作ってた料理があって。その料理っていうのが3、4時間かかるんですよ。結構長い時間かかって。それを実況じゃないんですけど、これをやってこれをやって、今これをやってるっていうのを画像付きでTwitterにあげたのが。それが最初ですかね。
ゆいぴ:
そこからまだ続けてるのはなんでですか?
tora:
もう昔は、尖ってたことを言っていたときとかよくわかんないこと言ってたときは、写真をあげないって縛りをしていたんですよ。画像をアップしないという縛りを。謎縛りなんですけど。この縛りをある日、解いていいかなって思ったときがあって。それが料理の写真をあげることだったんですけど。これを今続けてるのは、単純に僕があげられるような写真が料理ぐらいしかないといったところが大きいですかね。あまりプライベートの写真を、めちゃくちゃプライベートな写真をあげたくないなってことがあるので僕の中で。それで特定されない程度に、でも載せたい写真があるとしたら料理かなと。
ゆいぴ:
なるほど。そしたら、SNSでの発信以外に普段やってること何かあります?
tora:
SNSの発信以外で言うと、さっきとかぶってしまうんですけど、やっぱり料理が趣味なので。写真をあげる以外にも、普通に夜のご飯の準備を手伝ったりとか、自分が好きなものを作っていたりとか。そういったことが多いですね。
ゆいぴ:
料理は昔からやられてたんですか?なんでそんなにハマったんですかね?
tora:
母親の料理の手伝いをかなり昔からしていたので、それこそ小学校とかそれぐらいからやっていたので。自然と僕の中に料理をするという選択肢が入り込んでいたんだな、とは思います。
ゆいぴ:
ちょっと話戻るんですけど、さっきSNSに写真あげない縛りをしてたって言ってたじゃないですか。
tora:
はい。
ゆいぴ:
あれはなんでその縛りをしてたんですか?
tora:
当時はネタツイをあげるネタツイッタラーっていうものがあって、そういう人たちは基本的に文字だけで勝負をしていたんです。僕もそれに倣ってではないんですけど、倣ってどころか同じ土俵にも立っていないんですけど、なんていうか姿勢がかっこいいなと思ったんですかね。それで同じように画像あげずにツイートだけで、文字だけでやっていて。あと僕は絵とかも描けないので、そういう画像を貼るということ自体もあんまり意識からなかったみたいなところがあったのかなと。
ゆいぴ:
そもそもネタツイを投稿し始めたのはなんでです?
tora:
当時のTwitterなんですけど、15年16年前ぐらいのTwitterは今と違っていて。今はもうごった煮状態になっているんですけど、昔はちょっとアンダーグラウンド、といってもマイナーな中でもメジャーぐらいのアングラなんですけど、そういった場所だったんですね。当時はTwitterだけで流行った言葉があったりだとか。何々なう、とかも元はTwitterですもんね。Twitterだけでやり取りする言葉があったりだとかもあったんですけど、その中でさっき言ったネタツイ、面白いことを発信している人っていうのが多かったんです。それプラスあんまり意味のない投稿してる人っていうのが、僕の感覚だと、僕のフォローしてる観測範囲内だと少なかった。っていうのが同じようなツイートするきっかけになったってことですかね。
ゆいぴ:
本当にただの一言みたいな、呟きプラットフォームだったじゃないですか、昔のTwitterって。
tora:
そうですね、はい。
ゆいぴ:
そっちに振らなかったのはプライベートをあまり明かしたくないって気持ちがあったからですか?それとももうネタツイに振るぞっていう意気込みがあったんです?自分のことを発信しないに至ったのはなんでですか?
tora:
プライベートがそこまで面白くないからだと思ってたってとこですかね。さっきプライベートなことよりはインターネットのことを話したいって言ったんですけど。僕の今住んでいるところが、かなりの田舎なんですよ。どれぐらい田舎かっていうと、近くにドラッグストアが1軒、スーパー1軒あるぐらい。他には店ほぼ無しぐらい。もう畑とか、山っていうか山林があってみたいな。そういったところから多少出てはいたんですけど、何年かぐらいは。結局今戻ってきていて感じるのは、この場所自体に面白みはないってことを思ってて。それイコールそこに住んでる僕にも、日常で感じる面白みはないんじゃないかと思ったんですよ。だから勝負するって言い方よりかは、面白いことを考えるのは考えられると。それは脳内では考えられるけど、ただ日常生活を、今日はこれしました、これがありました、っていうツイートするよりかは面白いと思ったんすよね。なのでそういうことを書き始めたんだろうなという感じはします。
ゆいぴ:
インターネット上でのtoraさんと現実世界での…現実世界って言い方もおかしいですけど、リアルでのtoraさんっていうのは、自分の中では分離してるんですか?どういう感じですか、認識としては。
tora:
認識として、周りからどう見えてるかともかく、本当に面白くないところで面白くないことをしてるっていう、現実だとね。そういう人間ではあるので。ただ日常生活を送っているだけの。それよりかは何らかの反応をしてもらえるような人間に見えるのがいいのかなと思っていますけど。でも最近はちょっとそこが緩やかになってきたというか、割とXも日常っぽい投稿をしますし。なんかそういったところになってきましたね。
ゆいぴ:
インターネット上で活動しているとき、感情的にはどういう感情でいるんですか。
tora:
感情で言うとやっぱり楽しいですよ。
ゆいぴ:
へえ。
tora:
モチベーションを持ってとかいうことはあまり考えていないんですけど、やっぱ人と話すのが好きなので。さっきちょっと通話がどうのこうのっていう話をしたと思うんですけど、今までTwitter始めてから10数年間は、1人でスマホを持って文字書いて送信するぐらいしかなかったんですね。それが通話を始めるようになってからは、ちょっと面白くなってきたというか楽しくなってきたというか。もっと扉が開けてきたって感じがしましたね。
ゆいぴ:
活動で使われているのはディスコードとXだけですか?
tora:
そうですね、基本的にはディスコードとXのみになります。
過去:芸人のマネージャーになろうとしてたんです。それで東京に行ったんですけど、2年ぐらいでダメだなと思って。
ゆいぴ:
話せる範囲で大丈夫なんですけど、toraさんはどんな子供だったか覚えてます?
tora:
割と聞き分けのいい子供だったんじゃないかと、周りは思ってたと思います。そこまでめちゃくちゃな大暴れとかはしてなくって。もう静かな、子供なのである程度は元気ですけど、でもそんなに駄々をこねるというというよりかは、人の言うことを結構聞きがちな子供だったんじゃないかなと、幼稚園くらいの頃は思いますね。
ゆいぴ:
ご自分ではそんなに覚えてないですか?
tora:
記憶自体はあるんですけど、結構断片的なんですね。やっぱり連続して覚えてるっていうのがあんまりなくって。幼稚園でこういうエピソードがあったとか、家にいる時にこういうエピソードがあったとかは覚えてるんですけど。
ゆいぴ:
一番鮮明に記憶にあるな、覚えてるな、みたいなことって何かありますか?
tora:
幼稚園、小学校ですか?
ゆいぴ:
小さいとき、子供の頃っていう括りで大丈夫です。
tora:
初めて友達の家に、小学校4年生ぐらいだったと思うんですけど、近所の友達じゃなくてちょっと離れた友達。田舎なので移動には車が必要なんですけど大体。それでも今までは歩いて行ける場所にしか行ってなかったんですね。なんですけど、家族にここまで行きたいからちょっと車に乗せていって、って言って遊びに行った。その友達の家に行った記憶ってのは残ってますね。
ゆいぴ:
それはどういう記憶なんです?なんで今そのエピソードが出てきたんですか?
tora:
他の記憶もあるんですよ。あるにはあるんですよ。あるんですけど、一番鮮烈に覚えてるっていうと記憶の中ではそれで。その遊びに行く段階の前に、友達に家の場所を教えてもらうっていうイベントじゃないですけど、会話があって。そのときに、学校から見えたんですね、その友達の家。学校から友達がね、あそこに自分の家があってって指さして僕に教えてくれたときに、教室の外だったんですけど、学校内ではあるんですけども、その場には2人しかいなくて。学校の周りで友達が遊んでるんですけど。なぜかみんなで遊ばなきゃいけないみたいな時間帯があったんですけど、授業と授業の間みたいな。20分か30分ぐらいの長い休み時間が。なぜか僕とその子だけ2人だけ校舎内にいて、それで場所を教えてもらってたっていう。その映像が残ってるので。記憶で何々をしてもらった、何々がどうなったってよりかは映像として残ってますね。
ゆいぴ:
それって何だったんですかね?なんでそれだけ鮮明に残ってるのかなって今すごく不思議に思って聞いてました。
tora:
その友達とだいぶ長いからだと思うんですよね、たぶん。
ゆいぴ:
付き合いが、ですか?
tora:
付き合いが。幼稚園ぐらいから付き合いがあるので、本当に20年以上付き合いがある友達で。その友達とはいろいろあったんですけど小さい頃から。初めは仲悪くて、徐々に仲良くなっててみたいな感じだったんで、その友達と初めて遊びに行ったのがそのときで。家を教えてもらったそのときだったので。そういう記憶なんですかね。
ゆいぴ:
今住んでるところと当時住んでたところっていうのは同じところです?
tora:
一緒です。今、実家に住んでいるので。
ゆいぴ:
さっきスーパーとドラッグストアが一つぐらいって言ってましたが、どんな風景ですかね?地元っていうのは。
tora:
地元は一言で言うと山の中。山があって川があって、家がポツポツあって。畑とか、ちょっとした工場とか、そういったものですかね。工場というか工場(こうば)と言った方がいいですかね。ポツポツとあるみたいな。もうショッピングモールとか商業施設なんてものはなくて、徒歩圏内、自転車で行ける圏内だと本当にさっき言ったスーパーとドラッグストアがあるぐらいで。昔はもうちょっとお店あったんですけどね。どんどん寂れてきて、今は本当にそのぐらいになっちゃったんですね。
ゆいぴ:
幼い頃にそういう環境に身を置いてることについて何か思ってたことってありました?
tora:
昔はもう、そうですね、そこにしかいなかったので。そこから出ていくってことがあまりなかったんですよ。たまにちょっと街の方っていうか、親類がいたので、そこに家族で行ったりとかはあったんですけど、基本的には今いる実家の場所にいるので。小さい頃はそこまでここの場所どうだろう、みたいなことはなかったですね。どんどん僕が成長していってから、やっぱここは田舎なんだなと思いになってきたんですけど。
ゆいぴ:
そう感じ始めたのっていつ頃か覚えてますか?
tora:
高校生のときですね。高校が地元じゃなくって、ちょっと離れたところにある高校だったんですよ。小中は地元だったんですけど、高校から少し離れたところで。通学は電車とかを乗り継いで1時間ぐらい行くところだったんですけど、そこにはいろんなものがやっぱりあるんですね。街の方だったので。やっぱ本屋とか、コンビニとか、駅の周りにはいろんな店や施設、ゲームセンターとかもありましたし。喫茶店とか。そういったものを見たときに、やっぱりうちの周りにはこういうものがないから、うちって田舎なんだなと思った記憶がありますね。
ゆいぴ:
中学高校ぐらいの10代の頃にやってたことって何かありますか?部活でもいいですし。
tora:
とにかく歌が好きでしたね。歌うことが好きで。中学校の頃なんて、アーティストの歌ですけど、とりあえず何か口ずさんでるみたいな子供でした。今も歌うことは好きなんですけど、カラオケぐらいですけどね。高校のときは楽しいことをしようっていうことが大きかったですね。小中とクラブとか部活に入ってたんですよ。僕はクラブとか部活が大嫌いで、高校になったら入りたくないと思っていて。1年だけ入ってなきゃいけないってことで入っていたんですけど、2年生になってから帰宅部で。帰宅部はもう自由なんで、帰り道ゲーセン寄ったりとか、本屋で立ち読みしたりとか、友達と駄弁ってみたいなそういうことが楽しいなと思ってましたね。
ゆいぴ:
高校で楽しいことをしようと思った当時の「楽しいこと」として思い描いていたのは、ゲーセンに行くとか立ち読みするとか友達と駄弁るとかっていうことだったんですか?
tora:
そうですね…話すことが好きなので、何も考えずに馬鹿みたいな話をするっていうことがやっぱり楽しいなってとこがあって。主に友達の部室に入り浸ったりとか、そういうことはやっぱり友達と遊んだり、話したりが楽しいなっていうことがありましたね。
ゆいぴ:
高校を卒業されてからはどういう生活されてたんですか?
tora:
高校卒業してから1回東京に行ったんですよ。これはなぜかというと、中学校ぐらいから芸人が、お笑いが好きで。お笑いの世界に関わりたいなと思って。芸人のマネージャーになろうとしてたんです。それで東京に行ったんですけど、2年ぐらいでダメだなと思って。また地元戻ってきて、みたいな感じだったんですけど。2年ぐらい東京にいました。
ゆいぴ:
ダメだな、っていうのは何がダメだったんです?
tora:
僕の生活リズムとか、あと思考とか、得意なこととかと合わない。事務処理とか、あと話すのは好きなんですけど伝達事項みたいなものを伝えたりとか、あと前準備ですよね。前準備をするってのがなんか嫌いだなってことに気づいた。むずいなーって思って。それで合わないなってなっちゃって諦めちゃったんですね。
ゆいぴ:
へえ。それで地元に戻られたんですね。
tora:
はい、そうです。
ゆいぴ:
地元に戻られた後は何をしてたんですか?
tora:
戻った後はパートの仕事などをしながら生活はしていたんですけど。うちでずっと海外ドラマとか、あとは映画とか観てましたね。周りに何もないんで。
ゆいぴ:
インターネットでの活動を始められたのはその頃ですか?
tora:
インターネット活動は高校生頃からですね。でもさっき言った東京に行って諦めたっていうのも、インターネットの方が楽しかったってのもあるかもしれないですね。なんか思ったよりもキラキラしてなかったとか、楽しくなかったってとこがあって。
ゆいぴ:
ざっくりとした質問にはなっちゃうんですけど、インターネットの何が楽しいですか?
tora:
一番は気楽にできることですかね。気楽にできるし、僕の考えと全く違う、思いもよらないようなところから面白さが出てきたりとか。たまにバズったりするツイートとかリツイートとか流れてきたりするじゃないですか。それ見たときにこの角度あったんだ!みたいな、こういうことおもろいなっていうのがあって。そういう新鮮さみたいなものがあるので、ネットって。それがやっぱり楽しさの一つではあります。
ゆいぴ:
それはリアルではあんまり感じられないです?普通に生活している上では。
tora:
特にないですね。唯一、料理ぐらいですかね。料理って科学とか言われたりするんですけど、この材料を入れてこの調味料を入れてどうなるか?ってことは、やってみないとわかんない部分もあって。インターネットレシピを見てやってみたりとか、本を見てやってみたりとか。やっぱり準ずるのは料理かなと思いますね。
未来:ある程度は混ざる境界があるとしても、基本的には淡水と海水って別じゃないですか。あんな感じにしたいなと思ってますね、ネットと現実を。
ゆいぴ:
この先5年10年、もっと先の20年30年後、最後にtoraさん自身が死ぬっていうところまで考えたときに、未来に対して持ってるイメージって何かありますか?
tora:
今、インターネット経由で彼女ができたんですけど。今は彼女が結構大事になってきたなって、大事だなと思っているので。インターネットにその彼女とのやり取りを発信したりってことは考えてなくて、それも内々でやっていこうと思ってるんですけど。実生活で言うと、今の彼女との関係がずっと続いていけたらいいなと思いますし。インターネット上だと、転々とすることになると思うんです、活動の場を。今も僕はTwitter、Xと言ってるんですけど、ブルースカイにもいますし。ブルースカイでもやってることは似てるので、たぶん死ぬまで同じような場所があったらやっていくんだろうなという感じはしてるんですけど。そうですね、実生活とインターネットを混ぜていかないっていうのが理想ですかね。淡水と海水みたいに、ある程度は混ざる境界があるとしても、基本的には淡水と海水って別じゃないですか。あんな感じにしたいなと思ってますね、ネットと現実を。
ゆいぴ:
インターネット上でやってみたいことって何かあるんですか?やろうとしてることでもいいんですけど。
tora:
今思ってるのは、料理をあげるだけのアカウントがあるんですね。そのアカウントが大きくなるとかはないんですけど、その料理の画像とか、たまにレシピをあげたりするんですけど、それを見て「美味しそうだな」とか「やってみたけど良かったよ」とか何か反応が出てくるといいのかなとは思います。
ゆいぴ:
インターネット上での活動以外でやりたいことはあるんですか?
tora:
ネット以外ですか。もう粛々と生活を確立させていくぐらいしかやることはないですかね(笑)。それぐらいしか。その基盤をね、ちゃんと盤石にして。やっぱり現実とネットは分けたいんですけど、現実がしっかりしていないとインターネットでふざけられないので、盤石にしていきたいですね生活を。
ゆいぴ:
こういう気持ちで生きていきたいとか、こういう自分でありたいとか、そういうのってあります?
tora:
なんか友人曰く、僕は優しすぎるらしいんですけど。お人好しとかとはまた違うらしいんですけど、なるべくその性質が変わらないように生きていけたらいいのかなと。人に対する気遣いとかを僕はめちゃくちゃしてるわけじゃないと思っているんですけど、割としてる方らしいので。そこは人に厳しくするようにはなりたくないなと思ってますね。
ゆいぴ:
ご自身ではどう思ってるんですか?自分の性格は。
tora:
僕自身は優しすぎるとまでは言わないですけど、これが人と接することに対しては普通の態度ぐらいかなと思っていたので。それが結構気遣いが多いらしいので。僕としてはただ普通に過ごしてるだけだと思ってたんですよ。これが過度に厳しかったりとか過度に優しかったりとかじゃなくて、ニュートラルな生活の態度だと思ってました。
ゆいぴ:
うんうん。自分が思う自分の性格ってあります?
tora:
頑固、気難しい、あたりになってくるんですかね。
ゆいぴ:
何に対して頑固なんですか?
tora:
割と全体的に頑固なとこあるんですよね。これやりたいって思ったらそれをずっとやっていきたかったりとか、それをやめるときも頑固なんですけど。絶対やめる!ってやめたりとか放ったりとかするんですけど。そういう意味だと融通が効きづらかったり。
ゆいぴ:
自分が思う自分の性格についてどう思います?
tora:
年齢を重ねていくにつれ柔らかくなっていくといいなーと思いますけどね。さすがにね、これが硬化していってしまうとちょっとよくないなと思っているので。悪い方向とは言わないですけど、柔らかい方向にいってくれると僕としてはありがたいなと思います。
ゆいぴ:
じゃあ死ぬまでにやってみたいこととか、行きたい場所とか食べたいものとか、ありますか?
tora:
そうですね。さっき言った彼女ができた関係で、僕が行きたいというよりかは彼女に行ってもらいたい場所ってのがいっぱいあるので、そこに一緒に付いていこうという感じがします。なので今思ってるのは、死ぬまでじゃなくても直近ですけど、動物園、水族館とか。あと美術館とか。僕が1人じゃあんまり行かなかったようなところだとか。そういったところに行きたいなと思ってますね。
ゆいぴ:
それはtoraさんが行ってみて楽しかったから彼女さんにも行ってもらいたいってことですか?
tora:
彼女が好きなんですね、そういう場所が。僕はあまりそういう場所に対して興味がなかったので、行きたいと言ってくれるなら一緒に行こうという。
ゆいぴ:
実際に何度かお会いしてるんですか?
tora:
もう結構会ってます。月1、2回ぐらいは会ってますね。遠距離なのであんまり会えないんですけど。
ゆいぴ:
もしもの質問なんですけど。世の中に今みたいなインターネットが蔓延ることがなかったら。インターネットのない世の中だったとしたら、どういう人生を送ってると思いますか?
tora:
格段に今よりつまらないですよね、たぶん。ずっと地元にいて、仕事は地元じゃない違うとこに行くかもしれないですけど、そのコミュニティの中でしか会話がなく、価値観もそこのコミュニティの中でしかなく、やっぱりつまらないんじゃないかなと。僕にとっては。インターネットっていうのはいろんな人がいるので、いろんな意見いろんな価値観があって、そういったものを僕は吸収までいかなくても、見てみてこういう意見があるんだなって確認して生きてきたので。やっぱそれがかなり減ってしまうと、今より面白くないんじゃないかなと思います。
ゆいぴ:
じゃあインターネット自体は存在しているけど、例えばXみたいなSNS上で「自ら情報発信する」っていう手段がない状態だったら。一昔前のインターネットの形みたいな感じ。だとしたらどうですか?
tora:
気軽に、ってことじゃないということですよね。
ゆいぴ:
そうですね、自分でポンポン発信するような環境にない。
tora:
それだとまたちょっと違ってくるかもしれないですね。やっぱり僕もそういうXとかSNSができてから参加した人間ではあるので。それイコール周りの人もSNSに気軽に触れる環境だったってことじゃないですか。やっぱりそれが少ないってことは、環境自体が、他の人もそれに触れる環境が少ないってことなので。それはそれでたぶん、もうちょっと別の閉じた感じになっていたのかなと思いますね。さっき言ったインターネットがない時代よりは自由ですけど。SNSがある時代よりは自由じゃないというか、やっぱり今を生きている人間は今が一番いいと思っているので。なのでそういう意見になっちゃうと思うんですけども。
ゆいぴ:
もしtoraさんの中に何も考えがなかったら別に答えなくても大丈夫なんですけど、インターネットとかSNSとかの、世間一般的な今後の動向ってどうなっていくと思いますか?
tora:
今も分散されているとかって言われてますよね、一強じゃなくて。もう個人がSNSを作れる時代になってきてますし。
ゆいぴ:
うんうん。
tora:
世代によってもTikTok、BeReal、どんどん細かいSNSが増えていってるので。SNSといえばこれ!みたいな時代はどんどん減っていくんじゃないかなと思いますね。今まではXとかインスタとかだったんですけど、Facebookも一時期ありましたけど、今はあんまり聞かないので。やっぱり移り変わっていってその中でどんどん細分化していくってのが予想ですかね。
ゆいぴ:
やっぱり時代に沿ってそういうのが変化していったら、toraさんも活動の場は変わっていくんですかね?
tora:
変わると思いますよ。さっきも言いましたけど、ブルースカイにいますし今。Xにもいますけど。変わっていくものですよね、やっぱり活動しやすいところに。
ゆいぴ:
最後に言い残したことを聞いてるんですけど。インタビューを受けた上で言いたいことでもいいですし、インタビューの感想でもいいんですけど何かありますか?
tora:
当たり前なんですけど、僕の人となりがわかってない状態でインタビューされると割と表層の部分になったので、もし次回があれば、もうちょっとパーソナルなインターネットの部分を語れればなと思います。インターネットで何をしてきたかっていう部分のもうちょっと深い部分が、もうちょっと細かく話せたらなと思います。いやでも、お話するのがすごく楽しかったので、面白かったです。ありがとうございます。
ゆいぴ:
こちらこそ、ありがとうございます。
あとがき
私がSNSに触れ始めたのは今から10年以上前。まだTwitter(X)のトプ画が正方形で、いいねがふぁぼと呼ばれていた時代。偶然流れてきたくだらないネタツイートに腹を抱える日常。でもいつからか喧嘩とか炎上とか誹謗中傷とか、そういう意味でのくだらないツイートばかりになってしまった。笑えねえ。でもそこに突如現れる古の輝きを放った「ポスト」とやらを求めて、タイムラインを下にスワイプしてみる。まだ生きとったんかワレ!に出会うまで今夜も眠れないのだ。…笑えねえ。
【インタビュー・編集・あとがき:ゆいぴ】
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