ぱっとやりたいことやって、やめてすぐ次、みたいなタイプの人
むかしむかし、ある村に、閃光(せんこう)という若者が住んでいました。閃光は、思い立ったらすぐに行動し、満足したらさっと次に移る、風のような生き方をしていました。
村人たちは最初、閃光の生き方を不思議がりました。
「何かを極めようとしないのか?」
「一つのことをじっくりやらないのか?」
ある日、閃光が見つけた面白い木の実を食べてみれば、
次の日には川で新しい魚の取り方を試し、
その次の日には珍しい鳥の鳴き声を真似て遊び、
またその次には新しい歌を作って歌っていました。
ある年長者が閃光に尋ねました。
「なぜそんなに次から次へと移るのかな?」
閃光は澄んだ目で答えました。
「心が喜ぶことを見つけたら、すぐにやってみたいんです。そして、その喜びを十分に味わったら、また新しい喜びを探したくなるんです」
不思議なことに、閃光の生き方は村に新しい風を運んできました。
村人たちは閃光から、
新しい料理の作り方を教わり、
珍しい遊び道具の使い方を学び、
面白い踊りを覚え、
楽しい歌を知りました。
後に閃光はこう語りました。
「一瞬一瞬の閃きを大切にして、それを形にする。それが私の生き方です。その時々の心の声に素直に従うことで、思いがけない喜びや発見が生まれるんです」
そして「閃きは光の如し、追えば消ゆ」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2024年12月23日13時25分に書く無名人インタビュー974回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 土屋千穂 さんです!
年齢:30代前半
性別:女性
職業:メディア運用、SNS運用、イベント企画運用
Instagram:https://www.instagram.com/chiho.8114?igsh=MW8xc290aTA1ZGpieA%3D%3D&utm_source=qr
現在:飽き性なので、何か変わることに対しては何のストレスもないですね。

ナカザワ:
土屋さんは今何をしている方ですか?
土屋千穂:
今は個人でいろいろやっていて、メディアの運用とSNS運用とイベントの企画運営をやっています。メディアは一次産業がテーマで、農業や酪農をやっている人たちにインタビューをして、それをnoteに載せて、一次産業を盛り上げていこう、というメディア運用とSNS運用をしていて、他でもいろんなアカウントのInstagramの運用代行をしています。
ナカザワ:
なるほど。 InstagramのURLをいただいてたんですけど、NIPPON TABERU TIMESですかね。土屋さんはここに関わるメディアのコンテンツを作られたり、SNS運用を一緒にやられてる、そんなイメージで合っていますか?
メディアはこちら
土屋千穂:
そうですね。社長以外全業務委託で入ってるので、私自身も個人事業主で活動してます。
ナカザワ:
なるほど。イベントの方はどんなことをされているんですか?
土屋千穂:
イベントの方は一次産業の仕事で、オンラインのイベントとか、農業体験のイベントの企画をやったりとか、あとは個人でイベントの企画もしていて、チャリティーアートのイベントを企画運用したりとか、そういうのを中心にやってる感じですね。 会社のものもやるし、そうじゃないのもやってるし、みたいな形になります。
ナカザワ:
お仕事も結構幅広いとは思うんですけど、モチベーションなのか、感情なのかわかんないんですけど、どういうふうなことを感じながらお仕事されてますか?
土屋千穂:
仕事全般ですか?
ナカザワ:
そうですね。特別これっていうのがあればそれでも構わないんですけど。
土屋千穂:
感情ですか…。
ナカザワ:
はい。
土屋千穂:
感情…
ナカザワ:
一番感情が動いてるのはどういうお仕事ですか?
土屋千穂:
どういう仕事のときに感情を感じるか…なんだろうな、一定の基準のところでやってるみたいなイメージですね。普通に淡々としてるみたいな感じになっちゃうけど、嫌ではなくて。 なので、ある一定の数水準で仕事をこなしてる、やってますみたいな感じですね。
ナカザワ:
水準っていうのはどういう意味ですか?
土屋千穂:
すごくわくわくするわけでもなく、すごくつまらないわけでもないっていう感じですね。
ナカザワ:
そういう意味で、一定のところにずっと感情があるみたいな。
土屋千穂:
そうですそうです。
ナカザワ:
なるほど。仕事でも何でも大丈夫なんですけど、土屋さんが最近楽しかったことってどんなことがありますか?
土屋千穂:
うーん…最近楽しかったことですよね。
最近石垣島に行ったんですけど、SNSの勉強会で、実際に石垣島に行って素材を撮影して、動画を作るみたいなものをやって。いろんなところに行ったことは楽しかったですね。

ナカザワ:
どういうときが一番楽しかったですか?その勉強会、石垣島の中でも。思い出に残ってることでもいいですし。
土屋千穂:
楽しかったことですか…全部ですね。
ナカザワ:
出発から帰ってくるまでですか?
土屋千穂:
そうですね、遠足みたいで楽しかったですね。これが一番っていうよりは、なんか全部楽しかったなっていう印象ですね。

ナカザワ:
普段はどこにいらっしゃるんですか?
土屋千穂:
今東京に家があるので、基本は東京にいて、仕事があったらいろんなところに行くっていうかたちになります。
ナカザワ:
結構遠出する仕事は多いんですか?
土屋千穂:
最近はそうですね。毎月どこかしら行ってる気がします。
ナカザワ:
遠出するときは遠足のときみたいな感じしますか?
土屋千穂:
そうですね。みたいな感じです。
ナカザワ:
うんうん。土屋さんにとっての楽しいことっていうのはどういうことがありますか?
土屋千穂:
楽しいことですか。仕事は楽しいです。
仕事も楽しいですし、どこかに行くのも楽しいですし、絵を描いてるのとかも楽しいですね。
ナカザワ:
今のお仕事はどういうきっかけで始めたんですか?
土屋千穂:
コロナがきっかけですね。私、小学校のころから高校までずっとバスケをやってたんですね。高校のときにバスケに関わる仕事をしたいなと思って、いろいろ調べて、理学療法士っていう医療系の国家資格の資格をとって、そのまま病院に勤めてっていう感じだったんですよ。で、病院に勤めたりとか、クラブチームとかのトレーナーとか、そういうのをやってて、副業でSNS運用をしていたような形でした。
でもコロナがきっかけで、人と会うだけの仕事だと成り立たないなっていうふうに思って、1回人と関わらなくてもできる仕事をやってみようと思って。医療職なのでもし駄目だったら戻れるし、と思ってSNSの方にシフトしました。それでそっちがメインになってたっていう感じになります。

ナカザワ:
SNSのお仕事自体はもとからやられてたんですか?
土屋千穂:
副業ではちょこちょこやってましたね。
ナカザワ:
実際今そういう仕事をやってみてどうですか?
土屋千穂:
もう全然楽しいですよ。楽しいなって感じで(笑)
ナカザワ:
仕事が変わったら変化はあると思うんですけど、やってみて変わったこととかありましたか?
土屋千穂:
変わったことか…でもやっぱり働く場所も変わりましたし、関わる人も変わりましたし、やってることも変わりましたし、結構全部変わったなって感じですね。そりゃそうだよなって感じなんですけど。
ナカザワ:
何かが変わるっていうこと自体に関しては、どう捉えてますか?
土屋千穂:
飽き性なので、何か変わることに対しては何のストレスもないですね。なので、何か特に困ったことはないです。
ナカザワ:
なるほど。土屋さんはお仕事以外で普段やられてることとかありますか?趣味でも何でも大丈夫なんですけど。
土屋千穂:
なんかいろいろやっててわかんなくて。
ナカザワ:
例えば何があります?
土屋千穂:
絵を描くのは好きですね。
ナカザワ:
どんな絵を描くんですか?材料もそうだし、内容もそうだし。
土屋千穂:
そうですね。アートバーっていう、絵を描きながら、お菓子食べたりワイン飲んだり、ジュース飲んだりできるものがあるんですけど、それに友達と行って、好きな絵を描いたり。あと、アートの展示会を見に行ったりとか、鑑賞したり、自分で描いたりしてますね。

ナカザワ:
展示会に行くときとかアートに触れてるときは、どんなことを考えてますか?
土屋千穂:
展示会とか、人の絵を見に行くときはその人がどういう意図で描いたんだろうっていう方が気になるので、職業柄かもしれないんですけど、自分が感じたことよりも人が描いた背景とかの方が気になっちゃいますね。
ナカザワ:
描いてるときはまた違うんですか?
土屋千穂:
描いてるときは無心で描いてるので、何も考えてなかったりしますね。
ナカザワ:
アートバーに行くときのモチベーション、行く理由ってどんな感じなんですか?
土屋千穂:
普通に、楽しいから行くみたいな感じですね(笑)気分です。何か絵を描きたいな、ぐらいの。あんまり意味はないです。
ナカザワ:
アート以外に何か趣味はありますか?
土屋千穂:
あとは趣味で畑をやってます。
ナカザワ:
何を育ててますか?
土屋千穂:
友達とシェア畑っていうのやってて。畑の区画を借りて、野菜を育てられるんですけど、今は蕪と大根と葉物を育ててますね。
ナカザワ:
冬ですね。 これってどこにあるんですか?
土屋千穂:
そこら辺にあります。 世田谷に住んでるんですけど、世田谷区は23区で練馬区の次に有機の畑の土地が多いんですね。地主さんから委託された会社がシェア畑を経営しているので、世田谷区にはそこらじゅうにあるって感じです。

ナカザワ:
どういうきっかけで畑をやろうと思ったんですか?
土屋千穂:
友人の美容室に髪の毛を切りにいってるんですけど、私が仕事で1次産業のこと関わっているので、美容師の友人が農業に興味あるみたいな話をして、やってみたいねぐらいなノリだったんですけど。畑とか借りられるかもと思って調べてみたら、本当に借りられる畑があったんで、やってみようか、みたいな。
見学しに行ってみて、楽しそうだからとりあえず1年ぐらいやってみるか、ぐらいな感じでスタートしました。
ナカザワ:
やり始めてどれぐらいですか?
土屋千穂:
1年ちょっとですね、
ナカザワ:
季節一回りしましたね。
土屋千穂:
そうですね。
ナカザワ:
育てて、楽しかった野菜とかあります?
土屋千穂:
全部楽しくて、この野菜っていうよりかは、全部楽しいって感じですね。食べるまで全部楽しいです。
過去:厳しいってことは、自分で人脈とか開拓しないとな、みたいな思考になって、外に行くようになったんです。
ナカザワ:
土屋さんは小さい頃はどんな子ども時代でしたか?
土屋千穂:
小さい頃は何歳から何歳までの頃ですか。
ナカザワ:
何歳でもいいんですけど、覚えてる限り古い記憶の頃で。
土屋千穂:
なんか、外でずっと遊んでましたね。
ナカザワ:
今、何歳ぐらいを思い浮かべましたか?
土屋千穂:
保育園とか、5歳頃ですね。その頃は外遊びが好きで、保育園にいるときも休み時間とか外で遊んだりしてたと思うんですけど、2個下に妹がいて、土日も妹と公園で一日中遊んでましたね。
ナカザワ:
ちなみに、土屋さんの生まれ育った場所はどういう風景でしたか?
土屋千穂:
どういう場所…難しいですね。八王子なんですよ
ナカザワ:
はいはい。
土屋千穂:
自然もあるし川もあるし。あるけど、住宅街でもあるみたいな。
浅川とか多摩川があったりもしますし、逆に住宅街で、アパートとか、あと一軒家みたいな家も多かったですし、ど田舎っていうよりは、住宅街で家がめっちゃ多いって感じですね。
ナカザワ:
なるほど。小学校時代とか中学校時代とかちょっと大きくなった頃に、何か覚えてることとかあったりしますか?
土屋千穂:
もう、中高はずっとバスケしてたので、バスケの記憶しかないですね。
ナカザワ:
バスケはどうして始めたんですか?
土屋千穂:
小学校のときに友達に誘われて、面白そうだから行ってみて、楽しかったのでそのまま入ってっていう感じですね。
ナカザワ:
そこからずっと他に目移りもせずにバスケをしてたんですか?
土屋千穂:
そうですね。しなかったですね。する暇もなかったって感じですね。
ナカザワ:
なるほどなるほど。
土屋千穂:
小学校から週6でやってたので、土日も一日中練習か試合で、平日もずっとバスケなので、平日のどこか1日だけ休み、みたいな感じで。なので暇もなかったです。本当にバスケぐらいしかしてなくて、それか勉強です。
ナカザワ:
バスケのモチベーションは何だったんですか?
土屋千穂:
もう、楽しかった、しかないですね(笑)なんか申し訳ないです。
ナカザワ:
いえいえ。バスケってどういうときが楽しいんですか?
土屋千穂:
ドMみたいな感じになるんですけど。全部楽しいです。
他と比較した方がわかりやすいかなと思うんですけど、サッカーとかと比較すると、バスケは切り返しが早くて、ポジションも結構流動的に動くんですね。サッカーみたいにこのポジションだから、とか、例えばディフェンダーだと攻撃に行かないじゃないですか。で、守るのはディフェンダーの人がやるみたいな感じだと思うんですけど、バスケは全部やるので、とにかく暇なときがないんですよ。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
私、公園でずっと遊んでた子どもだったので、飽きずに楽しめるっていうのは1個あるなと思います。 あとは駆け引きが楽しかったですね。駆け引きと先読みも必要になってくるし。スポーツで一番マルチタスクなんじゃないかなって思ってて。ディフェンス5人とオフェンス5人とボールとゴールが2個あるっていう中でやるので、10人とボールとゴールの動きと、把握しながら動いていくんですね。
ナカザワ:
うんうん。
土屋千穂:
瞬間瞬間で動いたり切り替わったりするスポーツなので、変わったときはすぐ反応しないといけないですし、動きながら常に考えて対応しないといけなかったり、それで対応する相手が次に何をするかっていうのを予測するのも必要になってくるんですね。
10分×4回で4ピリオドあるので、その1から4の中での流れも把握して動かないといけない。例えば3ピリオドに20点差つけられたりするともう逆転する可能性は薄くなるので、その点差を縮めなくちゃいけないってなると、何かしらの自分たちが有利になるような対応とか、しかけなきゃいけなかったりとかするんですね。流れを変えたりも必要になるので、そういうところで飽きないのかなって。ずっと考えなきゃいけないし、対応しなくちゃいけないし、みたいなところが楽しくてずっと続けたんだと思います。
ナカザワ:
バスケをしていたのは高校生まででしたっけ?
土屋千穂:
そうですね。がっつりやってたのは高校生までです。専門学校に入ったんですけど、専門学校はサークルなのでもう本当にお遊びでした。
ナカザワ:
専門学校に入るときは、さっきおっしゃってたバスケに関わる仕事っていうところで選ばれたんでしたっけ?
土屋千穂:
そうですそうです。 理学療法士になるために3年制か4年制の専門学校に行ってカリキュラムを受けないと試験を受けられないので、私は3年制の専門学校に行きました。
ナカザワ:
バスケに関わる仕事っていろいろあると思うんですけど、ここで理学療法士っていう道を選ばれたのはどうしてだったんですか?
土屋千穂:
まずバスケに関わるということで、何に関わりたいかなと思ってぱっと出てきたのが、コーチとか監督、マネージャー、トレーナーで。
コーチと監督は教えなきゃいけないので、教えるのは嫌だなと思って。マネージャーはいいけど、それもお世話係みたいで嫌だなって思って。
トレーナーだと、その他のものよりは対等にできるし、手に職をつけるような形だったので、その中だとこれが自分に向いてそうだなって思って選びましたね。
ナカザワ:
専門学校を出た後は、どういうキャリアの流れだったんですか?
土屋千穂:
まずそもそも、専門学校に入ったときに、先生にバスケに関われる仕事がないか相談したら、新卒からそういうスポーツに関わるのは狭き門だったらしくて、厳しいよ、と言われたんですね。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
それで、厳しいってことは、自分で人脈とか開拓しないとな、みたいな思考になって、外に行くようになったんです。実際に理学療法士の資格を取りながら、クラブチームとか高校生とか、学校のトレーナーとして活動している人たちのコミュニティに入ったんですね。そこで、病院でリハビリでバスケの人たちに関わるだけじゃない選択肢もあるんだっていうことを知って、卒業前からトレーナーで関わらせてもらったり、選手を見させてもらったりみたいなのをやったりしてて。
ただ、やっぱり手に職をつけた方がいい職業だったので、1回病院でちゃんとスキル付けようと思って病院に就職しました。
整形外科だったので部活動とか、クラブチームとかで怪我した人たちのリハビリをやって。それ以外にもおばあちゃんの膝痛いのを治したりとか腰痛いの治したりとかしながら。業務外で個人でトレーナーの活動したりとかしてて。で、副業でSNS運用やって、って感じです。
ナカザワ:
なるほど。実際にバスケにそういう関わり方で仕事をするっていうところはご自身としてはどうでしたか。?
土屋千穂:
別に全然嫌ではなく、関われれば何でも良かったんで(笑)
ナカザワ:
はいはいはい。
ちなみに、SNSの方はそもそもなんでやり始めたんですか?
土屋千穂:
まず、専門学校のときに、自分でやりたいことを開拓しなきゃなってTwitterを始めたんですね。普通にTwitterを個人でやって、会いたい人に会いに行ってみたいな、と思って発信してたらフォロワーが3000人ぐらいになって。
そしたら頼まれるようになったんですね。入ってるコミュニティのTwitterを運用してくれないか、とか頼まれるようになって、いろいろやるようになって。そしたら今度はお金払ってでもいいからやってほしいみたいな、そういう形でも頼まれるようになって。で、こういうのって仕事になるんだ、と。
今はSNS運用代行って普通になってきてますけど、コロナ前は全然そういうので働いてマネタイズしてる人が少なかったので、こういうのも仕事になるんだと気づいて。そのときは全然普通にトレーナーをやりたかったんで、そっちの方の優先順位が一番でSNS運用は頼まれて副業でやってました。仕事になるなら、みたいな感じですね。
ナカザワ:
うんうん。で、コロナがやってくるわけですね。この辺りでのキャリアの転換みたいなところは、もちろんコロナだと思うんですけど、具体的にどんなことがあって、お仕事を変えていったんですか?
土屋千穂:
そのときは病院はやめていて、理学療法士の人だけでやってるパーソナルトレーニングスタジオに2020年の1月から入職してたんですね。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
で、東京なので、4月とか3月、緊急事態宣言で2ヶ月休業になったんですね。
そのとき私は社員だったのでお給料は出たんですけど、休業になってお客さんが全く来なくて。その後もコロナで人に会うのが危険とか、東京の人は出ちゃいけませんという空気感で全然お客さん来なくて。
7月ごろになるとボーナスがあるじゃないですか。それを多分、社長のポケットマネーから出してくれたぐらいの状況だったんですよ。
2ヶ月間お客さんからお金もらってなかったんですよね。休業になって、トレーニング提供してないのにお金を取るっていうことはさすがにできないから、2ヶ月間スタジオとしては無収入。でも社員はいるからお金は出す、みたいな。 もちろん行政とか国とかから補助金は出たと思うんですけど。でもそのときはもう社長が身銭削って出してくれて。それで、これはやばいなって。
多分コロナみたいな出来事って誰も経験しなかったことだと思うので、いざ経験して、またいつ緊急事態宣言で休業になるかわからないとか、同じようにまた何かウイルスとかで人と会えないときがくる可能性はゼロじゃないっていうふうに思ったので、だったらそうじゃない働き方を確立しないとっていうのは結構感じてて。
あと、体調が悪くなっちゃったんですよね。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
コロナが明けて、2021年頃から謎の体調不良が始まって。今思うとシェディングだった可能性もあるんですけど。ストレスかシェディングかわかんないんですけど、月に1回すごい頭が痛くて体もだるくて、3日ぐらい休むみたいなのが毎月起こるようなっちゃって。
それにプラスして、仕事が終わったら体がだるくてすごい疲労感になって。毎日、週5日仕事行って、疲労が蓄積してて土日体調崩して。で、土日は全部その体調を回復するのに使うみたいな感じで。元気になって月曜行くとまた身体がどんどん具合悪くなるのを繰り返してて。ちょっとこれはいかんなと思って、休職してました。
その二つが重なって、って感じですね。 仕事をシフトしないとなって。
ナカザワ:
今のようなお仕事になってからどのくらいの期間なんですか?
土屋千穂:
2023年からですね。なので2年ぐらいですね。
ナカザワ:
ご自身では今の道を進むことになったことはどうとらえてますか?
土屋千穂:
そうですね…休まないとな、休むしかないなって感じでした。
ナカザワ:
なるほど。今やってらっしゃるのが、一次産業を盛り上げるメディアってことですが、どうしてここでやられてるんですか?
土屋千穂:
そもそも関わったきっかけとしては、2020年の8月、そのときは出かけられなくて人と会えない状態だったので、出かけたいなと思ったときに、シェアハウスでバーベキューしますみたいなストーリーを見つけたんですね。そのストーリーを上げてくれてた子は、トレーナーの勉強会で1回会って話しててInstagramを交換した子だったんです。
シェアハウスでバーベキューやりますって書いてあって、ちょっと出かけて人と話したいなと思って。そこで会ったのがその一次産業のメディアをやってる社長だったんです。そのときは全然、「そんな仕事やってるんだ」ぐらいで普通に友達として関わってたんです、1年ぐらい。
ナカザワ:
うんうん。
土屋千穂:
そのあと、自分もいろいろあってSNSで独立しようとしてるんだ、と話したら、「うちでやってみない?」っていう感じで関わり始めたっていうところですね。
ナカザワ:
SNSで独立しようっていうのは実際いつごろの話なんですか?
土屋千穂:
休職したぐらいのときですね。
ナカザワ:
1人でやることに対してはそのときは、どういう見通しでした?
土屋千穂:
いや、見通しは何もなかったですね、やってみるか、駄目なら戻ろう、ぐらいで。
ナカザワ:
さっきおっしゃってましたけど手に職はあるしじゃないけど、
土屋千穂:
そうですそうです。体調良くなったら戻れるし、っていう感じでした。
何か新しいことをやることに抵抗がないタイプの人間です。逆に、飽きたことをずっとやる方が無理なので、そっちの方がストレスですね。だから仕事もマルチにやってるって感じですね。同じことをずっとやってると飽きてきちゃうので。
メディアに関わった経緯については
こちらの記事に詳しく書いてあります↓
未来:何者にも縛られたくない、ですかね。どっちかっていうと。
ナカザワ:
5年後とか、あるいは死ぬまでとか広いスパンでもいいんですけど、ご自身の未来に対してどういうイメージをお持ちですか?
土屋千穂:
どう思ってるんですかね。すごく広い話でいうと、死ぬときに後悔したくない人生を送りたいなっていうのはずっとあるので、後悔しない生き方をしたいなっていう感じです。
やりたいことがあったらすぐやるし、やりたくなければすぐ辞めるし。まずそういう価値基準で動いていますね。
ナカザワ:
今日お話聞いていく中でいろいろ「楽しい」っていう言葉をおっしゃってたんですけど、逆に土屋さんが思う、楽しくないこと、多分やりたくないことだと思うんですけど、それってどういうものですか?
土屋千穂:
同じことを淡々と続けること。自分がやりたい意思じゃなくて、上から言われる、命令される指示されること、は二大巨頭ですね。そんな感じですかね。あとは成長意欲のない人といるのも嫌ですし、自分勝手に考える人と一緒にいたくないですし、テイカーみたいな人と絶対一緒にいたくないですし。そうですね。そういうのはストレスですね。
ナカザワ:
うんうん。結構これに当てはまらないことに関しては、ストレスなく。
土屋千穂:
そうですね。
ナカザワ:
後悔しないためにこうやってるとか、やりたいとかあったりしますか?
土屋千穂:
やりたいと思ったことはすぐ行動に移してるので。なので、例えば絵を描きたいと思ったら絵を描きに行きますし。この勉強会が楽しそうと思ったら行きますし、この人に会いたいなと思ったら会いに行くとか。
後悔の中には、自分の嫌なこととかやりたくないことをやるっていうのが入ってますね。今まで生きてきた中で、やって後悔したことがないので。なのでやりたいことをやってるっていうことが、後悔しない生き方だというのはありますね。
ナカザワ:
なるほど。これだけはやっておきたいことはありますか?
土屋千穂:
まだやってないことがあって。今は日本中結構いろんなところに行くようになったんですけど、まだ海外に出て行ったことがあんまりないので、海外を飛び回って仕事したりとか、会ったことない人に会いに行きたいなっていうのは今すごいありますね。
あとはエコビレッジっていうのを作りたいんですよ。知ってますか?
ナカザワ:
聞いたことはある、ぐらいですね。
土屋千穂:
自給自足ができる村なんですけど、家から何まで全部自分たちで作ることで、好きなように生きられるっていう考え方なんです。家も電気も自分たちで作って、食べ物も自分たちで作って。で、好きな人と村を作って。そうするとどこにも依存せずに生きられる生き方になるし、自然とも共存した生き方もできる。
海外だとやってるところも多いんですけど日本だとほとんどやってなくて。そうするとさらにストレスなく楽しい生き方ができるのでエコビレッジを作りたいです。
ナカザワ:
なるほど、エコビレッジ。何者にも頼らない、みたいな。
土屋千穂:
何者にも縛られたくない、ですかね。どっちかっていうと。
ナカザワ:
縛られたくない。
土屋千穂:
例えば自分で食べ物を作れたら食費はかからないわけじゃないですか。家も作れたら、家賃もかからない。電気も水道、電気を水も全部自分たちで引けたら、水道代も電気代もかからない。極論言うとそういうことで。
電気の管理会社が管理して電気を供給してくれてるからお金っていうので交換してるんですけど、そういうのすら嫌だなって思うんですよ。その人達の基準で電気代が決められて払わなくちゃいけないみたいなのが嫌だ、みたいな。
家とかも、今の鉄筋コンクリートの家だって理由があって。住宅メーカーがお金儲けしたくて今の家の作り方になっていたりすることもあります。
ナカザワ:
そういう面もありますよね。
土屋千穂:
例えば一軒家のローンが35年とか40年ローンなのに、25年で壊れるっていう構造になってるんですよ。だからリフォームが絶対必要になって、リフォーム代が出ることによってメーカーが儲かるみたいな仕組みだったりとか。
そういう、いろいろな人たちによって、作られてる構造の中に入ってること自体が嫌なので、そこから逸脱したいなっていう。
ナカザワ:
自分のことを勝手に決められた上で何か背負わされてるみたいな、今だとそうなってると思うんですけど、それに対する嫌悪感みたいな気持ちって、土屋さんの中でいつ頃から思ってたんですか?
土屋千穂:
自立した生き方みたいなのはもう小さい頃からずっとですね。
精神的自立みたいなのは、小さい頃からあって。「自立しなさい」って言ってる家庭だったんですよ。家訓が「働かざる者食うべからず」なので、家の手伝いをしないとご飯食べれない。これはマジなんですよ。本当にご飯ないんですよ。冗談じゃない家だったので。なので家事全部やってたんですね。自立しなさいが口癖の家だったので、自立が普通だと思ってたんです。
だから自立はしたいなって。精神的自立もそうですし、経済的な自立もしたいなって思ってて。
最初に社会人になった頃はお金をめっちゃ稼ぐことによって経済的な自立ができるんだっていう観点だったんです。それが、時代の背景とかもあると思うんですけど、コロナのおかげで、いろんな情報が出回るようなったっていうのもきっかけで、自立できる手段がいろいろあるんだなっていうのがわかって、今は金を儲けるだけじゃないんだっていう思考になってきて、いろいろ調べたら、そういうやってる人がいるっていうのをYouTubeで知って。いいじゃんと思って講演会とかに行って話を聞きました。
実際にエコビレッジを作ってる日本人の方がいるんですね。
ナカザワ:
そうなんですね。
土屋千穂:
日本人の方が石垣島で作られてるんですけど、そこにも見学に行ってきました。実際に本当に綺麗な一軒家を全部一般人で作ったんですよと言われて。
今年の9月に行ったんですけど、YouTubeで知ったのは3月とか4月ごろで、5月ごろに見学に行って。「実際に一般人がレンガ積んで石壁塗ったんですよ」っていう話を聞いて、別にプロの人がやらなくても家って作れるんだとわかって。いい土地があればいけるんじゃないかなって思ってます。

ナカザワ:
なるほど。家訓なんですね。
土屋千穂:
すごい教育だったんだなと思います。
ナカザワ:
今話を聞いていくと、その教育のおかげもあり、自分でいろいろ決めて生きて、嫌じゃないことをしようと自然に生きてきた方なのかなと思ったんですけど、そういう土屋さんだからこそ、コロナだったりとか体調不良になってしまうことって、自分でコントロールできないことだったんじゃないかと想像をしていて。そこの変化がなかったら今なんかどんな生き方をしてたと思いますか?
土屋千穂:
どうだったかわからないですね。鬱病とかになって病気で死んでたかもしれないです。多分、病院で働くのが合ってなかったので。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
白い巨塔ってわかりますか?白い巨塔は医者の言うことが絶対じゃないですか。
ナカザワ:
そうでしたね。
土屋千穂:
私、理学療法士で働いたのですが、実はすごい上下関係も厳しいんですよ。(病院によってなのですが)命がかかわっている現場なので厳しいものだとは思うんですけど。
あと朝も早かったんで。6時半とかに家を出なくちゃいけなかったんですね。それも私にはストレスだったんですよ。
ナカザワ:
変な意味ではなく、抜け出すきっかけみたいな、むしろ悪いことではなかったんですかね。
土屋千穂:
そうですね。全然悪いことではなかったなと思いますね。コロナのときの方が元気になったので。
ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
体調的にもありましたけど、コロナで休業したときとかの方が元気だったので。時間もあったんで家で自炊できて、ちゃんと寝れて、みたいな。
それで、疲れてたんだ、自分、みたいなことにも気付けたので。
ナカザワ:
なるほど。ありがとうございます。最後に土屋さんからの言い残したことだったりとか、読んでる方に伝えたいことでも感想でも大丈夫なんですけれども、何かあればお願いしてもいいですか?
土屋千穂:
質問いいですか?
ナカザワ:
もちろんですよ。
土屋千穂:
話を聞いて私はどういう人だと思いました?
ナカザワ:
基本、無名人インタビューってその人に対してこういう人ですねとか、決め付けた言い方をしないんですけど、最後だし、答えちゃうかなって感じなんですけど。
一番最初にこの人っぽいなって思ったのは、バスケが好きな理由が「暇なときがないから」という表現をされてたときでした。
でも、エコビレッジの話が全てかなと思っていて、何かに自分を強制されない世界で生きていきたいんだなっていうのを感じました。そういう意味では、強い人っていう言い方がいいのかわからないですけど、自分を軸に、その軸を強めに生きてる方なのかなと思ってます。
土屋千穂:
なるほど、その通りですね。はい。
ナカザワ:
言わせてないです? 大丈夫ですか。
土屋千穂:
大丈夫です。そうですよね、強制が嫌なんだろうなって思いますね。 ありがとうございます。印象を聞きたかったので大丈夫です。
メッセージとしては、自分の好きなように生きていきましょうって感じです。
私が生きてて感じるのは、誰かに認められたくて生きてる人めっちゃ多いなって思ってて。私自身は、やりたいことがあるんだったらやりゃいいじゃん、みたいなタイプなんですけど、人の目を気にしたりとか、いろんな条件を気にしたりしてる人とか、誰かに認めて欲しくて生きてる人がすごく多いなと。そういう言葉を節々に感じるので。

ナカザワ:
なるほど。
土屋千穂:
なので、自分の好きなように生きたらいいじゃんっていうのは、いつも思いますし、ぱっとやりたいことやって、やめてすぐ次、みたいなタイプの人間なので、共感ができないんですよ、それができない人に対して。
共感側じゃないんだなっていうのは常々感じてて。だからすぐやっちゃうタイプなのでやればいいじゃん、って言うのはいつも思ってることですね。
ナカザワ:
確かにそこは努力とかじゃなくて、性質の場合もありますよね。人間のタイプが違う感じが。
土屋千穂:
そうですよそう思います。
あとがき
「何者にも縛られたくない」はつまり、全て自分で決める・やるってことで、進めば進むほど自立の道に入っていくわけです。
エコビレッジの話は無名人インタビュー参加者の方が何度か話題に出していたので知ったのですが、役割分担による効率化で社会が発展していったことは、役割外の事柄から疎外されていったとも受け取れて、それを取り戻すような動きなんだろうなと思っています。
エコビレッジを語る方は必ず「共通の理想像を持った人と」「自分が好きな人と」社会を再構築していくことをメリットとして捉えているので、全て自分で決める・やるというのはひとりで何でもかんでもやるってことではないんですよね。
自分の好きなように生きることと、ひとりで気ままに生きることは似て非なるものなんだよなと当たり前のことに改めて気づきました。
【インタビュー・編集・あとがき:ナカザワ】

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