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会社員で経営者でプロボクサーの人

むかしむかし、ある町に、昼は会社員として働き、夜は会社を経営し、休日はボクシングの試合に出る不思議な青年が住んでいました。
人々は彼のことを「三つの顔を持つ人」と呼び、どうしてそんなに違う世界を行き来できるのか不思議に思っていました。
ある日、好奇心に耐えかねた町の人々が青年に尋ねました。
「どうして三つの道を同時に歩むのですか?」
青年は穏やかな笑みを浮かべて答えました。
「会社員として働くことで、人の気持ちを知ることができます。経営者として働くことで、夢を叶える力を学べます。そしてボクシングを通じて、諦めない心を育てられるのです」
その言葉を聞いた町の人々は、一つの道だけでなく、様々な経験を重ねることの大切さを理解しました。
それからというもの、町の若者たちは「人生は一つの箱に収まらない」という考えを持つようになり、誰もが自分の可能性に挑戦するようになりました。
そして「三つの顔を持つ青年」の話は、今でも若者たちの間で語り継がれているとさ。
めでたし、めでたし。

と思う2025年07月11日19時44分に書く無名人インタビュー1126回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】


今回ご参加いただいたのは おみそ さんです!

年齢:30代後半
性別:男
職業:会社員 兼 中小企業CFO 兼 プロボクサー


音声バージョンはこちらです!


現在:大人になってからそんなにスポーツをやるとは思ってなかったんで。

ポンプ:
今何をされてらっしゃる方ですか。

おみそ:
表立っては会社員をやっています。それが12、3年目ぐらい。今36歳なんですけど。
職種としてはずっと金融機関で、3月に今の会社に転職をして。
で、それ以外が結構しっちゃかめっちゃかで。

まず一つ、不動産投資は7年ぐらい。
法人立ててやってると。
法人経営者というと、おこがましいんですけど一応、経営者の顔を持つと。
で、他に士業の顔を持つと。中小企業診断士っていう資格を3年前に取って。
別に今、仕事をもらってるわけではないんですけれど今後、個人でコンサルティングをやっていきたいなと思ってスキルを習得中です。
もう一つはプロボクサーのライセンス持ってて。アスリートっていう面も持ってて。

現状いろんなことをやってます。

ポンプ:
総じてそれだけの顔を持つことについてご自身で何か思うことありますか。

おみそ:
最初は会社員だったんですけど、そこからどんどん自分らしい色になっていって。
面白い経歴にはなってきたと思ってますね。

ポンプ:
さらに人格を拡張したいと思ってらっしゃったりしますか。

おみそ:
どっちかっていうと深める意識が強いです。
いろんなことに顔を出して、そこでいろんな色がついてきたとこから、広げるというよりは、それぞれ深めていきたいです。

ポンプ:
深めたいのはどのおみそさんですか。

おみそ:
例えば会社員でしたら、もともと別の会社にいたんですけど・・・せっかく今の会社に入ったんでより新しい領域に知見を深めることに興味を持ってて。
そういう深め方をしたいなと思っていたりとか。


あと経営者の顔としては、今そんなに規模が大きいわけじゃなくて、売上も200万とかそんなもんなんですよね、年間。
でも7年ぐらいやってて信用っていうんですかね、返済実績も積みあげてきて今、新しく拡大のフェーズに入ってきていて。
もっと事業を大きくしていきたいっていう想いがあると。

で、中小企業診断士は、プラスオンして米国公認会計士も勉強していて。
財務的なコンサルタントに、よりフォーカスした仕事が取っていけるようになりたいなと思って。
そういう個人で稼げるものになっていきたいなと。
で、プロボクシングは、まだライセンスを取っただけなので、実際にデビュー戦というか試合をしたいです。

経営者とか士業やってますっていうのは結構ある話ですけど、そこにアスリートでもあるっていうところが人と差別化できると思っていて。
なのでアスリートとしても活動することによって、より自分の色を出していく。

そういう4つの軸をより深めていきたいっていう感じですね。

ポンプ:
今お話しいただいた4つの顔の時以外ってどんな過ごし方をされるんですか。

おみそ:
家族がいまして。妻と娘なんですけれど。
さっきの4つの顔でより自分自身の価値を高めながら、それで家族を守っていくというか。
そういう父とか夫でありたいなっていう感じですかね。

ポンプ:
ボクシングの練習ってどういうタイミングでされるんですか。

おみそ:
会社上がりの8時から2時間ぐらい練習して。
土曜日は夕方3時ぐらいに行って、専属ってほどじゃないですけどコーチに教えてもらったりとか。
日曜日も行ったりするんで週5ぐらいですかね。

ポンプ:
公式戦はまだなんでしたっけ。

おみそ:
まだしたことなくて。
試合出たいと思ってるんですけどまだ会長から許しが出ないというか。
もっと練習せよみたいな感じで言われていて。
だから試合に出ることが今の目標になっているというか。

ポンプ:
格闘技がいくつかある中で、ボクシングを選んだ理由ってどんなところにあるんですか。

おみそ:
単純で。ジムが家から近くって。
でその時、結構病んでて。精神的に。

見かねた妻から「近くにジムがあるから、そういうとこでストレス発散してきたら」と言われて。
ジムに通ったのが5年前ぐらいなんですけど、そこからすごいハマって。
当時30歳だったんですけど、大人になってからそんなにスポーツをやるとは思ってなかったんで。

しかもそれがただのストレス発散というより、うまくなっていきたいという思いも強くなってきて。

ボクシングは身近なところにプロのレベルになれるというところがあるんで目指していって取れて。
そしたら次の目標ができてて。
目標を達成すれば、また次の目標ができてくるっていう。そういうボクシングの面白い魅力を感じてるところですかね。

ポンプ:
ボクシングって普段の食事制限がある印象なんですが周りの方と食事内容を合わせられないとかは無いですか。

おみそ:
実は食事制限あんまりしてなくて、試合前でもないので節制しているわけでもないですボクサーって。
試合前になるともちろん減らしていかなきゃいけないんですけど。
ある程度抑えつつっていうのはあるんですけど、別に家族と衝突するようなレベルではなくて。
ただ例えば間食を、できるだけ甘いものを食べずにナッツ類を食べるとか。
僕、ピーナッツ好きなんで、そういうので気遣ってるんですけれど。

ポンプ:
あとは銀行に転職されて5ヶ月目っていうところで、副業はオッケーなんですか。

おみそ:
無事オッケーっていうお墨付きをもらいました。

ポンプ:
経営者というところでご自身の感触は、いかがですか。

おみそ:
やっぱすごい面白くて。
もともとは投資目的でやっていたんですけれど。
今年になってすごく面白くなってきたっていうのが、まさに転職して、そういう許可が得られて。

前の会社ではオッケーじゃなくて、黙って会社作ってやってたところがあって。
だから、転職することによって認められたので今、自宅に登記していて、最近とかで言うと、銀行の開拓をやってるんです。
いかに銀行と今後仲良くなっていこうかっていうので、銀行との面談でもすごい気合が入りますし。
で、経営数値も中小企業診断士とか米国公認会計士で財務会計に詳しくなったんで、銀行に資料を持っていくときも、どういう数値を持っていけばいいかとか、逆にこの数値を持っていくと、銀行によろしくないだろうからこれはちょっと資料で書かないでおこうとか。

サラリーマンやってると、やっぱり目の前の仕事をどうこなすかになってくると思うんですけど経営者っていう立場で言うと、いかに自分の会社を成長させていくのかっていうのが重要になってきて、それがやっぱり普段の会社員ではなかなか感じられなさそうな・・・全体感っていうんですかね。鳥の目みたいな。

そういう目を持って事業を進めていくのが、自身の成長にも感じるので、やっぱりすごく面白いなと思います。

ポンプ:
もともと不動産投資をやってた流れから経営に移られたんですか?

おみそ:
ほぼ同時で。
最初、不動産の投資を始めたときに700〜800万ぐらいのを2件買って。その後、不動産投資を教えてくれる人から、早めに法人作ってやった方がいいよって言われて。

それで不動産を始めたんです。
最初に買ったのが4月だったんですけど5ヶ月後ぐらいには法人作ってて。
僕の中で不動産投資はイコール法人経営ですね。


過去:スポーツは自分の戦うフィールドじゃないと感じたんですよね。

ポンプ:
小さい時って、おみそさんはどんなお子さんでしたか?

おみそ:
幼稚園では目立ちたがり屋だったなって思いますね。
劇で「さるかに合戦」やったんですけど、演技で体の振り大きくして「見て見て!」と、自分のことを。

ポンプ:
ご家族との関係性での思い出とか、お友達とか、保育園や幼稚園の先生との思い出とか、何かありますか。

おみそ:
あんまり家族とか思い出すわけじゃなくて。
・・・でも休み時間は一人で絵を描いてることが多くて。

図鑑とかあって、蜂とかの絵をクレヨンで描いたりとかしてたのかな。それを先生に見せて。こんなん描いたよ、みたいな。

ポンプ:
小学校は、おみそさんはどんなキャラクターだったんですか。

おみそ:
勉強ができたので、勉強できる人間とは、認識されていたと思います。
ただ、いわゆるガリ勉タイプでなくって。勉強するんですけど、いわゆるクラスの優等生扱いではなかったと。だから対人関係の能力が高かったと思います。

空気を読みつつ真面目ちゃんではないキャラを自分で作って。それによって目立つわけでもないけれど、他の人たちとうまく溶け込んでやってたと思いますね。

ポンプ:
得意な科目ってありましたか。

おみそ:
算数・数字系は好きでしたね。
答えを導き出すのが好きだったのかなと。算数って答えが一つしかなくて。
いいように理由付けすると・・・答えは一つですと、でも生き方って実はいくつかあるんですよ。まさに鶴亀算みたいな話で、その鶴亀算をした時に図を使うのか、あるいはXとYを使うのか、あるいは別の方法もあって、自分で数字を入れてって何とか答えを導き出すという方法もあって、いろんなやり方があって。

一つの答えを導き出すために、自分なりに工夫をして自分でしかない解法を見つけるのは好きなんじゃないかなと思いますね。

ポンプ:
逆に苦手な科目ってありますか。

おみそ:
苦手で言うと、やっぱり算数だったりするんですよね。さっきのが得意だったかっていうと別に点数が高かったわけではなくて。
やっぱり苦労もしてたと。

だけど苦手なほど、できるようになってくると楽しくて。
だから苦手という意味では、やっぱり算数ですね。

ポンプ:
そういう考え方をされてるのっていつぐらいからなんですかね?

おみそ:
高校ぐらいに気づきましたね。
文理選択あるじゃないですか。
その時、理系に行きたかったんですけどやっぱり数学とかあんまり得意じゃなくて。
物理とかも。
だから文系を選んだんです。
それでも学んでいて楽しいのは数学だなぁとか思ったり。

大学は経済学部で勉強全然できなかったんで、数学とか苦手だなーってすごい思ったんです。

でも中小企業診断士って経済の科目があって、経済学の学びがあり。
もう一度勉強し直すとどんどんわかってきて、やっぱ数字使う科目ってすごい面白いなって感じますね。

あと不動産投資とか、経営も似たところがあって。
数字でものを語るっていうのがすごく好きなんですよね。

米国公認会計士の勉強もつながってきたりとか、財務コンサルやりたいっていうのもつながってくると思うんですけど。
得意かどうかは別として、数字でものを語るっていうことが好きだと思います。

ポンプ:
これまでに数字で語ることって、実際にどんなことがありましたか。

おみそ:
答えになるかわからないんですけど大学入試の時、志望校があって経済学部に行ったんですけど・・・経済学がやりたかったかっていうと、そういうわけでもなかったんですけど。
僕が目指してた大学だけ特殊な受験の制度で、定員180名のうち60名はセンター試験を90%取って二次試験10%っていうパターンと、センターは10%だけど二次試験に90%っていうやつがあって。で、三つ目が半々よっていう。その上位になったら合格みたいな。
これ結構、特殊だと思ってて。他のところで見たことなくて。

だから、そこに入るために狙いをつけてセンター試験にバリバリ力を入れて。センターでめちゃくちゃ点数取ったら合格するやん!と思ってセンターだけをずっと勉強してて。
で、結果としてもセンター9割取って。
蓋を開けたら二次も点数がめちゃくちゃ良かったんで合格できたんですけど。

でそれ多分、数字としていかに自分を合格点に引き上げるかみたいな。
合格するために戦略立てて実行に移していくことをやったなって思います。

他に例えば、資格も30個ぐらい持ってるんですけど。
基本的に試験は何点以上だったら合格っていうのが一般的だと思うんですけど。

合格点を取るために、勉強時間とかKPIで見立てていくと、どれくらいの勉強時間をしたら、目標点数を取れるかとか、問題の正答率をKPIで置いていって、そこから合格点を取るための戦略を立てていく。それをまた実行に移していく、みたいなものは数字感覚としてやっているものだと思います。

ポンプ:
30個の資格をお持ちなんですか。

おみそ:
35、6個ぐらい持ってて。

ポンプ:
運動はその時代っていかがでしたか。

おみそ:
中学校はバドミントン部に入ってて。
真面目にやってたんですけど中学2年生ぐらいの時に膝を怪我しちゃって。
で僕、バドミントン部の部長だったんですけど・・・5人なんですけどね。
それ以来、真面目にやったことはなかったですね。

ポンプ:
怪我した時のおみそさんのメンタリティってどんな感じだったんですか。

おみそ:
ああー壁にぶつかったとこ、あったかもしれませんね。
バドミントン、すごく楽しくやってたし。どんだけ強くなれるのかな?みたいな練習してたんですけど怪我したらどうしようもないというか。やりたいような動きもできないので。

ただ、そこで逆に勉強できたんで。
スポーツは自分の戦うフィールドじゃないと感じたんですよね。


今、意外とボクシングやったらうまくなって、ここでも自分戦えるんだっていう。
今はそれを感じて楽しんでます。

ポンプ:
バドミントンはどういう出会いだったんですか。

おみそ:
仲良い友達が入るって言うのと、羽付きも遊びで楽しかったんで。
そういう感じですかね。

ポンプ:
中学校で思い出に残ってる出来事とかありますか?

おみそ:
中学校で一番思い出すのはどっちかっていうと、さっきみたいな怪我とか。
あと僕、高校受験に失敗してるんですよ。行った高校自体は悪くなかったんですけど。

割と思い浮かぶのは、そういう怪我とか高校受験に失敗したとか。競争ではうまくいってるんですけど挫折したなーっていうのが思い浮かぶ時代ですね。

ポンプ:
中高あたりの周りの友達ですとか先生ですとか、ご家族との関係性で、何か印象的なことはありますか。

おみそ:
高校の時は仲いい先生がいて、自分が懐いていたというか。
女性の先生だったんですけど、勝手にあだ名つけて。かわいがられもしてて。
1年の時、担任持ってもらって3年でまた担任持ってもらって。向こうもこっちのことは気に入ってくれたから担任持ってくれたんだと思うんですけど。
しかも英語の先生で家が近かったんですよ。

だから大学受験の時に、自分の書いた英作文を家のポストに入れて見てもらってた感じです。

ポンプ:
その後のおみそさんなんですけど、どんな進路を歩んでいくことになるんですか。

おみそ:
大学入って日系の大企業に入って。
将来は安泰に思ってて。
結婚も25ぐらいにしちゃって。
なんですけれど精神的にきついことが仕事で多くて。
将来大丈夫なんだろうなと思ってたら、仕事で病むことが多くて。


ただ、その度に、このまま会社に依存すると、本当に潰れた時にダメになると思って。
自分以外で稼ぐ仕組みを持っておく必要があると思って。

そこからやっぱ自分自身が精神的に弱いっていうことを知って。

そこから、なにかしなきゃ!みたいなことをどんどんやってったので、メンタルはあまり安定しないんですけれど。
いろいろやってた結果が今現在に至っている感じですかね。


未来:ハワイ行って暮らしてたらいいなって思います。楽園で。

ポンプ:
未来なんですけれども、これから5年後とか10年後とか、イメージされていることってあったりしますか。

おみそ:
面白いなぁと思っているのが経営で、不動産は法人やってるんですけど、物件も3件しか持ってなく売上も220万とかそんなもんですと。

先ほども申し上げましたが、銀行に転職して属性が上がって、融資受けやすくなっていると。
で、かつ7年間の返済の実績とかもあるので、今すごく銀行と取引ができるようになってきていると。
でそしたら、会社の規模を5年10年で2倍と言わず3倍とか4倍ぐらいには多分できるんじゃないかって。

今7年越しでやってたのが、多分10何年越しの計画になって例えば5年後とかになると、今の自分の年収でなくても、新入社員の年収を稼ぐぐらいの法人は多分出来上がっていて。

そしたら将来的にもっと自由になれると。いわゆるFIREってやつですかね。

会社を辞めるつもりはないんですけれど、会社に依存せずにチャレンジしようと思ったら、別に失敗しても別の法人があるから大丈夫だし。
そういうふうな気持ちになるってチャレンジしていると結果もついてくるので。

要するに土台・・・経済的な地盤が5年頃とかには出来上がってて、その上に立っている自分がチャレンジして結果を出していく。
で、出た結果で得た収益をよりその土台に固めていって、どんどんその土台が大きくなっていってるみたいなイメージを膨らませています。

ポンプ:
プライベートの未来で何か思い描くこととかありますか。

おみそ:
プライベート自体が、仕事と繋がっちゃってるので。
よく中小企業の社長はプライベートも仕事も一緒やって言うと思うんですけど。
まさにそれであって。

会社員でいるのも1つのプライベートだし、それと同様にボクシングするのも1つのプライベートだし。
士業、個人で稼ぐもプライベート、いわゆるその副業っていうのが複数の副業になっていく感じで。
だから全てが本業もプライベートもなく、同じ重みになってるような、そんなイメージです。

ポンプ:
ありがとうございます。もう少し先に行ってみて、例えば20年後、55歳ですか。20年後をイメージしてみて、どんな風に感じたりするのかお伺いしてみたいと思うのですが、いかがですか。

おみそ:
そうですね。その時になると、自分のプランでは、多分もう本当に働かんでもいい。自由で好きな感じで生きていってると。
そしたらおそらく娘の大ファンみたいな感じになって。
今、娘が5歳で定年迎える頃は、20代から30代みたいな感じで。

娘がどうやって社会で生きていくかを、いちばん応援している父になってる感じですかね。

ポンプ:
こうなって欲しいという想いってあったりするんですか。

おみそ:
実はうつ病になったことがあって、結構苦しんだ時期のおかげっていうわけではないんですけど・・・
それによって事業やってみたりとか、あるいは考え方とか物事の捉え方とかそういうのも学ぶ中で、最近心が強くなってきたとか、辛いことがあっても割と受け止め方が楽になったとかができてきて。

やっぱり娘も、今後どういう人生を歩むかわかんなくて辛いことも出てくると思うんですけど、そういう時に病まずに・・・健康な体と精神があれば実際やっていけるわけなんで。
健康でいてほしいなっていう想いがすごくあります。

ポンプ:
ありがとうございます。今のおみそさんの健康具合を100点満点で表すと何点ぐらいなんですか。

おみそ:
今は80点ぐらいですかね。

ポンプ:
残りの20点は埋められるものなんですか。

おみそ:
埋める必要はなくてコンスタントに上下10点ぐらいに留めておく。

80点ぐらいでいいやって思っておけば、多少しんどいと思っても、普段80点だからそれが70点になったぐらいだし。
で、すごい調子がいいんであれば、80点から90点上がったけど、今は調子がいいだけだからそのうち落ちるけど普段は80点なんだから、それぐらいの捉え方でいた方がいいなっていう。

ポンプ:
もう少し未来へ進んでみて、例えば80歳とか、こんなことやっていてもらえるといいなとか、何かお考えがあればお伺いしたいのですが。

おみそ:
ハワイ行って暮らしてたらいいなって思います。楽園で。

ポンプ:
それはそのタイミングじゃないと、やっぱりダメな理由って何かあるんですか。

おみそ:
手前でもいいかもしれないです。
80とかなってると娘も手離れして妻と二人だけになっていると。
で働く必要もなく自分が好きに生きていたいと・・・今いちばん好きな場所はどこかっていうとハワイで。
自分の一番好きな環境に身を置いて、最後の人生を楽しんでっていうか、淡々と生きているっていうのがいいなと思いますね。

ポンプ:
ハワイでは、どんな過ごし方をイメージされますか。

おみそ:
天候がぬるくて過ごしやすいので。だから年中Tシャツ短パンでずっと笑いながら、平日はスーパーに買い物に行って、休日はビーチでうたた寝してる過ごし方ですかね。

ポンプ:
おみそさんにとって、死ってどんな存在ですか。

おみそ:
自然ですね。
人間って所詮、動物であって・・・例えば私、猫飼ってますけど正直、猫と変わらんはずなんです。だけど人間だけ知能を持ってしまって「死とは何だ?」とか「人生とは何だ?」って考えるようになっちゃってるんです。

でも結局人間って動物なんで。

なぜ生きてるかっていうと、それこそ差別とかも入っちゃうかもしれませんけど、子孫を残す・・・種の存続だけしか存在意義はない。
どんな人生を歩もうが、みんな等しく死に向かっていくと。

だから死ぬこと自体も自然のことであって子供を産むのも育てるのもすごく自然のことで。

その中で、生き方っていうところで充実度合いは変わってくるんですけど。
宇宙という目線で見たら、ただ地球で人間という動物が我が物顔で少し今繁栄しているだけであって。
でも何億年も前は別に人間じゃなくて恐竜とかそういうのが支配してた時代ですが、人間の支配だっていつまで続くかわからんし、と。

そういう目線で見たときに、じゃあ死ぬことって何なのかというと、それはもう、ただ単に人間という・・・私という人物が自然の中で生きて自然の中で死んでいった。そういう捉え方をしたいなって。

去年実は猫一匹死んじゃって、いろいろ考えて。
で、こういう考え方って仏教に近いらしいんですけど、しっくりきて。

変に自分の人生とかを大きく捉えずに、うちの猫だってただ死んでただけで、悲しいとかもなく。
友人が死んだら悲しいんですけど、でも受け入れるっていうのが、自分の中での死っていう考え方にすごくマッチしてる。すごくしっくりくる考え方です。

ポンプ:
そういう考え方になりたいとおっしゃいましたけど、既にそういう考え方をされているのかなと思いまして。

おみそ:
そうですね。はい。

ポンプ:
これから死というものに対して、成長しなければいけない部分ってあるんですか。

おみそ:
成長しなきゃってわけじゃないんですけど自分で立てた目標みたいなのがあって。
さっき言った、新入社員ぐらいの収入を自分の法人で作ることが目標になってて。
それを達成したいなっていう。

そこはさっき言った、自然っていうところと反するところなんですけど。
でも、自分が死んでいく中で、達成したいと思ったものは達成したいです。

ポンプ:
矛盾を感じながら、なんですね。

おみそ:
明日死ぬって言われたら、途中だけどそれも人生だっていうふうに受け入れて死ねたらいいなと思いますね。

矛盾自体、あっても別に良いと思ってて。
物事って全て論理じゃないと思ってるんで。

論理って西洋の考え方であって、東洋では論理とかなくて、自然に全体感的な感じでできてきたのを、西洋が世界を支配することによって論理っていうのが出てて。

けど今AIとか生まれてくると、論理という考え方で人間は機械に勝てなくなるんで。
矛盾っていうのをコンピューターの世界で言ったらおかしい話ですけど。人間の中では矛盾があること自体は逆に自然なことであって。
矛盾があることは人間らしさにつながると思います。

ポンプ:
最後に言い残したことあればお伺いしたいと思います。感想でも全然いいんですけどいかがですか。

おみそ:
すごい自由な時間を喋らせていただいてありがたかったなって思います。
どういう感じで(記事が)生まれてくるのか、本当に使えるものになるのかよくわからんなと思いながら・・・。

でも、自由に話させてもらったんで、楽しい時間をありがとうございました。


あとがき

僕も実家で猫を飼ってたときがあって、小学校3年生くらいの時に我が家にやってきました。
そのときは生まれたばかりで、全てに怯えていたのですが徐々に懐いてくれるようになりました。

大学に行って家を出ても、実家に帰るとよく鳴いてすり寄ってきました。

たしか15年ほどの猫人生だったと思うのですが、長くいてくれてというか我が家を受け入れてくれたことに今ふと、嬉しさを覚えました。

ここではないどこかで元気にしてると良いのですが。

【インタビュー・あとがき・編集:ポンプ】


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