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🎤 文学フリマ応援企画🌞参加サークルインタビュー:夏田樹さん「飼い猫が突然イケメン男性になって現れる!?」

今回ですねえ、文学フリマインタビューをやるにあたって、いややっていくうちにいろいろ考えることがあって。
ひとつあったのが、BL領域の本を男性の私qbcがインタビューして話しにくくないかな、と。まあ人によりけりだよな、とか。
で、さらにそこに、今回インタビュアー側のカメラをオンにしているということもあり、見るからにおっさんの私がZoomに映っていることは良くも悪くも、男性と話しているということが強調されてしまうだろうなということ。
てかまあ、私は同性愛の本を読むのは結構好きだし、レギュラー企画の無名人インタビューではまったく問題なくBLの話はしてるんですが。
ってまあ、ともあれ! BLは人間関係の物語として非常に面白い世界なので、今後も豊かな作品が生まれ続けることをお祈りしています!
ということで文学フリマ参加者インタビュー今日もお楽しみくださいませ!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

夏田樹さん「一般文芸ぽいアマチュアBL小説いろいろ」

サークル名:たつきラボラトリイ
ブース:F-31(南1-2ホール)
販売予定の本:一般文芸ぽいアマチュアBL小説いろいろ
文学フリマページ:https://c.bunfree.net/c/tokyo40/1F/F/31

booth:https://tatsukinatsuda.booth.pm/
X:https://x.com/tatsukinatsuda


文学フリマではどんな本を出されるんでしょうか?

──まず、サークル名と今回の新刊を教えてください。  

たつきラボラトリイという個人サークルです。新刊は現代ファンタジーBL中編『俺と、しろほしの30日間』。平凡なサラリーマンの前に、飼い猫が突然イケメン男性になって現れる――そんな不思議で甘くてちょっと切ない三十日間の物語を持って行きます。  

──えっ、飼い猫が人間になっちゃうんですか!?  

そう、そこがキュンと萌えるところで。ほかにもシングルファーザーの日常BLや、昭和レトロな陸軍士官学校もの、さらにはBL短歌集まで既刊含めて全七冊あります。  

──どうしてそんなにBLが好きなんでしょう?  

うーん、“ここではないどこか”に行けるから、かな。よくある少女漫画とか恋愛ドラマだと「可愛くて頑張り屋さん」なヒロイン像を押しつけられてる感じがすることもあって……でも男同士の恋だと、そういう圧を全部横に置いて「人が人を好きになる瞬間」だけを純粋に楽しめるんです。現実逃避とも違う、自由宇宙みたいなもの。  

──読んでほしいのはどんな人ですか?  

BL好きはもちろん、一般文芸棚で恋愛小説を探すような人にも手に取ってほしいです。書き方は軽いラノベより文芸寄りなので「人を好きになるっていいな」と素直に感じてもらえたら嬉しい。  

──夏田さんが思う“人を好きになること”の良さって?  

好きな人やもののことを考えてる時の顔って、絶対に楽しそうでしょう? 怒りより好きのエネルギーのほうがポジティブで、自分をも肯定してくれる。だから、人が恋する物語を書き続けたいんです。  

文学フリマの魅力ってなんでょう?

──文学フリマに出るきっかけは?  

創作仲間から「イベントに出るなら文フリも合うと思うよ」と勧められて。一般参加してみたら、真面目に創作している人たちが堂々と本を並べていて――圧倒されました。今回が二回目の参加です。  

──文フリの魅力は?  

ジャンルが細い作品でも、丁寧に読んでくれる人がいること。BLは漫画やライトな小説が王道だと思われがちだけど、文フリには硬派な地の文で勝負する書き手も多くていいなあと思います。  

──着想はどこから?  

街なかでスーツのサラリーマン二人が並んで歩いてるのとか、学生さんがふざけあってるのを見るだけで、妄想がムクムクっと。日常の人間観察が一番の燃料です。  

──サークル活動のスタイルと既刊を改めて。  

完全に一人サークル。長編、中編、短編、そしてBL短歌まで「男同士のあれやこれや」を淡々と書き溜めています。  

文学フリマへの意気込みをお願いします

──今後の企画や夢があれば。  

素敵な老人ホームに入って、自分の同人誌を眺めながら老後を過ごすのが夢(笑)。だから飽きず腐らず、淡々と冊数を増やしたいですね。  

──最後に、文学フリマ東京への意気込みを!  

当日は一人でポツンと座ってますが、ブースをのぞいて「猫が人になったってどういうこと?」って話しかけてもらえたら飛び上がって喜びます。  

インタビュアー:本間ユミノ

あとがき

ナボコフも小説講義の最初に、人間、ホームドラマが好きなんですよ。人間関係から目が離せない的なことを言っていて、まあ、人間、結局、人ってそうなのよね。
人は人に興味がある、てことは変わらなくて。
それが同性でも変わらないよねって。

制作:栗林康弘・qbc(無名人インタビュー主催・作家)


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