やらない後悔よりやる後悔の人
むかしむかし、山々に囲まれた小さな村に、挑戦(ちょうせん)という名の若者が住んでいました。挑戦は幼い頃から「やらない後悔よりやる後悔」という言葉を心に刻んで生きていました。
村の多くの人々は安全な道を選び、先祖代々続けてきた農業を営み、村の外に出ることはめったにありませんでした。「失敗したらどうしよう」「無駄になったらどうしよう」という恐れが、彼らの新しい一歩を止めていたのです。
しかし挑戦は違いました。心が「やってみたい」と思うことがあれば、成功する保証がなくても挑んでいきました。新しい作物を育てることに挑戦し、失敗することもありました。遠い山の向こうの町へ旅に出て、道に迷うこともありました。村で初めて風車を作り、最初は笑われることもありました。
ある年、村は大きな干ばつに見舞われました。村人たちは途方に暮れましたが、挑戦は「山の裏側に水源があるのではないか」と考え、危険な崖道を登って探索に出かけました。村人たちは「無謀だ」と反対しましたが、挑戦は「見つからなくても、試さない後悔よりは良い」と出発しました。
険しい道のりの末、挑戦は確かに水源を見つけました。村人たちと協力して水路を作り、村は干ばつを乗り越えることができたのです。
年月が流れ、挑戦は多くの成功と失敗を重ねました。ある時は大きく傷つき、ある時は思いがけない喜びを得ました。老いた挑戦のもとには、多くの若者が教えを請いにやってきました。
ある若者が尋ねました。「あなたのように様々なことに挑戦できる勇気が欲しいのですが、失敗が怖くて一歩が踏み出せません」
挑戦は穏やかに微笑み、答えました。「私も失敗は怖かった。今でも怖い。でも私が学んだのは、やって後悔することはあっても、その後悔はいつか薄れていく。でも、やらなかった後悔は年を重ねるごとに重くなっていくということだ」
挑戦は続けました。「私の人生には多くの失敗があった。でも、死の間際に振り返る時、私は『あれをやっておけば』という思いで苦しむことはないだろう。それが『やらない後悔よりやる後悔』を選んできた理由なのだよ」
そして「挑戦の傷は癒えるが、諦めの傷は深まる」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
そして次にインタビューされるのはきっとこれを読んでいるあなただし、そしていつしかインタビュアーにもなっているのでしょう。
と思う2025年4月14日20時32分に書く無名人インタビュー1060回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは モカ さんです!
年齢:20代前半
性別:女性
職業:大学生
現在:ノルウェーも日本も同じ地球なんだなっていうのが感じられていいんじゃないかな
ポンプ:
今は何をされてる方でしょうか?
モカ:
日本では大学4年生になったところで外国語学部にいて。
専攻としては国際政治について学んでます。 その学部では交換留学に行く人が多いので去年の秋8月からノルウェーのオスロ大学に留学しています。 5月まで留学予定です。
ポンプ:
1ヶ月前っていうところで、どんな感じですか。
モカ:
早かったなっていうのが一番の感想で。
8月に来た頃は何をしたらいいかもわからない、異国の地で初めての一人暮らしだったので。
最初は10ヶ月長いなって思ってたんですけど、あと6週間ってなると1年頑張ったな、みたいな。
頑張れなかったところもあるので反省会を最近してます。
ポンプ:
日本人はモカさんお1人ですか。
モカ:
オスロ大学に日本語学科があるからかもしれないんですけど日本人の留学生はたくさんいて。
でも私が住んでる寮は日本人が少ない場所なので、そこまで日本人との関わりは多くはないんです。
日本人はたくさんいるし、日本に興味があるノルウェー人とか外国人も割とたくさんいる大学かなと思います。
ポンプ:
日本とノルウェー以外は、どういったところからの方がいらっしゃるんですか。
モカ:
ヨーロッパから来てる人が多い印象がありますね。
ヨーロッパの地域内だと本当に様々なところから来てる方がいらっしゃるなと。
私含めて4人で寮生活してるんですけど、ドイツ人、ポルトガル人、スペイン人ですね。
国際色豊かだなと思います。
ポンプ:
勉強はどうですか。
モカ:
まず英語で授業を聞いて、英語の文章を読んで英語で書くっていうのは、日本語でやるより難しいなって。
こないだどうしても時間がなくて翻訳アプリに頼ってテスト勉強したことがあったんですけど。
英語で勉強してるよりもその翻訳でパパって適当にやったテストの方が成績が良かったとかあると、英語の壁・・・母国語じゃない言語の壁って高いなって思います。
でもノルウェーでしか勉強できないことはあるので。
例えばノルウェーの歴史とか、ノルウェーの政治とか、それからノルウェー語なんかは日本の大学じゃ学べないので。
そういう新しい発見ができるという意味で、ノルウェーでの勉強は楽しいなって思います。
ポンプ:
学校で勉強する以外の時間ってどんなふうに過ごされてるんですか。
モカ:
最初の1学期、秋学期の方は勉強に集中して。
でたまたま知り合ったノルウェー在住の日本人の方にお誘いをいただいて、日本の歌をノルウェー人に披露するっていう活動に参加させてもらって。今も続けてるんです。
で今年の1月から帰るまでの2学期目は、新しいことやってみようと思って編み物サークルに参加しました。活動回数が多くなかったので2、3回しか行けてないんですけど、いろいろ教えてもらいながらお喋りしながら編み物をするっていう感じでやってました。
あとは旅行ですね。
ポンプ:
どんなところに行くんですか。
モカ:
最初に行ったのがフィンランドですね。
こっちで知り合った韓国のお友達と一緒にフィンランドに行って。
あとは日本で所属していたサークルの人たちがたまたまスペイン旅行をするっていう話があったのでスペイン行って。
あとノルウェー国内でオーロラが見えるトロムソっていうところと。
4月にノルウェーの一番北のスヴァールバル諸島っていうんですけどそこに行って北極を感じてこようかなと思います。
ポンプ:
いつ行かれるんですか。
モカ:
4月末ですね。 お友達が白夜を体験したいらしいのでそれに付いてって。
ついでに犬ぞりもしようって話してるところです。
ノルウェー国内にいないと多分、行けない場所だと思うので。
人生で最初で最後かもという気持ちで行ってこようかなと思います。
ポンプ:
いくらぐらいかかるんですか。
モカ:
飛行機で4万ぐらいで宿泊費で2万とか。5、6万だと思うんですけど、私達は犬ぞりするので(別途)5万かかって。大体2泊3日で12、3万円ぐらいで。
大きかったけど、まあいっかなって。
ポンプ:
収入は、なにかあるんでしたっけ。
モカ:
今はなくて。
大学入ってから地道に貯金してた分と、奨学金を少し頂いてるので。あと仕送りです。
ポンプ:
ご飯ってどんなもの食べてるんですか。
モカ:
ノルウェーだと物価が高いので・・・マック行くだけでも1500円の世界なので、自炊です。
ポンプ:
日本食ですか。
モカ:
そうですね。
日本食が多いので、ご飯に関するホームシックみたいなことはあまりないです。自分で好きな味を作れるので。
ポンプ:
現地の料理で好きなものはありますか。
モカ:
ノルウェー人に、ノルウェーの料理って何?って聞くと、ピザとタコスって返ってくるんですけど(笑)。
ノルウェーっぽい料理だとブラウンチーズ(brunost)っていうのがあって。
キャラメルみたいな味がするんですけどそれがノルウェーらしくて好きかなって思います。
あとは四つ葉のクローバー型の薄いワッフルがノルウェーだとよく食べれるんですけど、それがほんのり甘くて大好きです。
ポンプ:
ノルウェーは寒い日だと何度ぐらいだったりするんですか。
モカ:
今年は暖冬だったので温かい冬を過ごしたんですけどそれでも−15℃とかですね。
ポンプ:
寒いですね。
モカ:
そうですね。 同じ緯度の場所は他にもあると思うんですけど・・・それこそフィンランドとかロシアとかと比べたらやっぱり温かいのかなって思います。
それでも-15℃って経験したことないので大変でした。

ポンプ:
今ってどんな環境でインタビューを受けていただいてるんですかね。
モカ:
今は自分の部屋でインタビュー受けてます。
時間はお昼です。1時14分ですね。(※日本は20時)
最近サマータイムになったので1時間、距離が縮まったのかな。
日の入りの時間も今まで6時に太陽沈んでたのが、サマータイムからは7時に沈む感じで、昼の時間が長くなったので、最近はお外に出るのが楽しいというか。
活動できる時間が長くなった気がして嬉しいです。
ポンプ:
好きな場所とかありますか。
モカ:
オスロにホーヴェドゥーヤ(Hovedøya)っていう島があって。
オスロって港なんですけど、フェリーで行ける島が何個かあって。首都(オスロ市街)ってガヤガヤしてるんですけど島の方に行くと、のんびりした時間が広がってて好きですね。
フェリーに乗ってる間もフィヨルドを楽しめるので、オスロに旅行する人がいたらオススメしたい場所です。
ポンプ:
ノルウェーの好きな景色とか、好きな匂いとか、好きな音とか、あればお伺いできますか。
モカ:
ノルウェーは夜景が綺麗なんですよね。 夜になると山に光が点ってイルミネーションみたいな・・・長崎行ったときを思い出すんですけど。
長崎って坂の町なので夜になると夜景が綺麗で有名だったと思うんですけど、そんな感じがして夜が好きですね。
でもこれ夏になっちゃうとずっと明るいんで見れなくなっちゃうので今しか見れない景色です。
好きな音で印象的だったのが、2月あたりに雪が解ける音がすっきりする音で。雪が解けると水が流れてくじゃないですか。 あの音が聞こえて春が近づいたんだって思ったときがあって。
ここでしか聞けない音かもと思ったのがあります。
ポンプ:
日本ではやっぱり聞けない音なんですかね。
モカ:
日本でというか多分私の住んでる場所では聞けない音だと思うんですね。 雪の降る地域行ったら聞こえると思うんですけど。
(日本で住んでいた場所は)今までずっと雪の降らない地域で、都心部なので。
騒がしいというか車の音とか多くて、そういう小さい音に気付けないからか、私の中ではすごい気づきがあるというか、こういう小さい音も聞こえるし、小さい音で季節の移り変わりを感じられたのが、新鮮でした。
ポンプ:
面白いですね。匂いもすごい興味があるんですけどいかがですか。
モカ:
そうですね・・・何だろう、清々しいですね。
匂いなのかわからないですけど。
(日本の)夏は湿気が不快なんですけど・・・夏でも清々しい、鼻に入ってくる空気が気持ちいい。
冬はずっと雪の匂いが・・・2ヶ月ぐらい吸ってたから印象が薄れているけど。
空気が清々しい匂いがする気がします。
ポンプ:
それはノルウェーならではの匂いですか。
モカ:
どうなんだろう、日本にもあるかなとは。
でもノルウェーも日本も同じ地球なんだなっていうのが感じられていいんじゃないかなとも思います。
ポンプ:
港町とのことで魚臭さあるのかなって気になって。
モカ:
魚臭くないですね。
サウナがあるんですけど、そこから海に飛び込める場所があって。
海にドボンして初めてここって海だったんだって感じるくらい磯の香りしないんですよね。
しないから逆に気づかなかったというか印象が強くなかったのかも知れないです。
ポンプ:
魚はよく見かけるんですか。
モカ:
どうなんでしょう。魚はいるんだろうなとは思います。
ポンプ:
今ご自身の部屋の窓から何が見えますか。
モカ:
窓からはですね・・・私寮に住んでて・・・
道路が目の前なんですけど、木と空と芝生とベンチですね。
・・・べンチいっぱいあるんですよ。
東京だと、ベンチないんですよ。
駅にもないし街中にもないし。
あんなに人がいっぱいいるのに全然ベンチなくて休めないから疲れるんですけど、オスロだといたるところにベンチがあって。
東京よりも人少ないのでほとんどベンチ空いてる状態で休みやすい・・・お散歩しやすい街ですね。
太陽が上がってきたらベンチ座ってパン食べたり、コーヒー飲んだりしてる景色が最近はよく見られます。
過去:高校生まで第1の人生で、浪人の間にエネルギー溜めて大学生から第2の人生だと思って生きてるので。
ポンプ:
小さい頃はどんなお子さんでしたか。
モカ:
割とイイ子ちゃんでしたね。
弟がいるので、小さい頃はずっと弟と遊んでました。 弟がいるから自分がちゃんとしなきゃっていうのはあったと思います。
ポンプ:
何をして遊んでましたか。
モカ:
バドミントンとか。サッカーもしたし。
家の中で体操クラブとか言って、2人で体操したり。
あとパソコンゲームで何時間もやってましたね。私しか操作してないんですけど。弟が小さいので。
でもずっと弟がキャッキャしてくれて楽しかったですね。
ポンプ:
楽しい思い出が多いですか。
モカ:
そう・・・でも中学高校とかになってくると優等生タイプだったのでまんべんなくできるけど全部中途半端に見えるみたいな。
際立ったものは特になくて自己肯定感低かったから、中高と気分低めというか。
元気じゃない時期が多かったかなって思います。
周りと比べちゃって。自分がどういう人間か分かっていない時期だったので、軸がなくて落ち込んだりする日も多かったと思います。
ポンプ:
学校以外の時間ってどんなふうに過ごすことが多かったですか。
モカ:
塾に通ってたから勉強してたのと・・・ 落ち込んでる時期が多くて部屋でゴロゴロ転がってるときも多かったので、あんまり記憶がないかも・・・。
中高って5日間みっちり授業を受けて2日間休むサイクルで。
なんかもう5日間で疲れちゃって、2日間はいっぱい休みたいなって気持ちがあったので、割と休んで元気を溜めて、みたいなのが多かったと思います。
ポンプ:
部活はどうですか。
モカ:
バドミントンをやってて。週3で。
月に1回土曜日あるみたいな感じで。
・・・そうですね、やっぱ部活もやってたし塾も行ってたしそれもあるかな、土日ゆっくりしてたのは。
ポンプ:
どうでしたバドミントン部は。
モカ:
あんまり強くなかったので、どっちかって言うと楽しむ感じではあったんですけど。
バドミントンって多くても2人で戦うじゃないですか。 ダブルスは2人でシングルスは1人で。
それで強い弱いが出ちゃうから、それが嫌だったときはあったんですけど。
やっぱ強い人はみんなに憧れてもらえるし。
部活はそういうシビアなところがあったから、それ以降スポーツを頑張ろうとは思わなくなったんですけど運動するのは大好きで。
バドミントンは今、「試合に出るぞ頑張るぞ」みたいな気持ちでやりたくないけど趣味ぐらいにやりたいな、ぐらいには楽しかったし。
中高一貫校だったので5年間過ごしたんですけど友達とも仲良くやってたので。
いい経験になりました。
ポンプ:
中学受験をされてる感じですかね。
モカ:
中学受験してます。
ポンプ:
中学受験される方は多かったですか。
モカ:
いや1割ぐらいかな・・・小学校では受験すること喋ってなかったので1人でやってたんですけど中学受験の塾が本当に楽しかったので、楽しく受験勉強してました。
中学受験だと親がやらせるイメージが強いと思うんですけど。
・・・弟はそのタイプだったので中学受験ですごい反抗期だったんですけど、私は自分から中学受験したいって言ったのでノリノリで。
で塾はテストの成績順に席が決まるので嫌な人は嫌なんだろうけど、成績が良かったんで楽しくやってましたね。
でも小学生のうちから成績順で席に座らせるって酷だなって。
ポンプ:
なぜ中学受験をやりたいと思ったかって、覚えてらっしゃったりしますか。
モカ:
多分テレビで中学受験の特集やってて、かっこいいなって思ったからですかね。
それぐらいの理由だったと思います。
ポンプ:
元々勉強が好きだったりするんですか。
モカ:
好きか嫌いかといったら好きなのかなって思います。 特に社会は。
あと英語も・・・好きっていうわけではないんですけど留学してるってことは興味があったんだろうなって。
私の学部って卒論書かなくても卒業できるんですけど、卒論書くことにして。
なので(そういう事からも)勉強が好きか嫌いかで言ったら、好きですね。
ポンプ:
さっき運動が好きっていうお話があったんですけど、今って何か運動されてますか。
モカ:
最近はジムに行って水泳7割、ランニング3割ぐらいで運動してます。
ポンプ:
なるほど。
当時のバドミントン部以外で運動って何かやってましたか。
モカ:
小学生のときは水泳とバレエをやってましたね。
ポンプ:
水泳は長いお付き合いがあるんですね。
モカ:
そうですね。小1から小5までやって、4泳法全部やって、百メートルをタイム計って。
なので結構、水泳とは長いお付き合いをしています。
ポンプ:
4泳法っていうのは、クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライですか。
モカ:
そうです。
ポンプ:
バレエはどうでしたか。
モカ:
あんまり好きじゃなかったですね。
トウシューズあるじゃないですか。あれが痛いから履き始めてから嫌になっちゃって。
みんなの憧れだと思うんですけど。トウシューズでつま先立ちって。
それが嫌になって。
3歳から始めて、小3でトウシューズ履き始めて、5年生で辞めて、バレエはやりたいと思わないですけど、観るのは好きです。
ポンプ:
観に行かれることもあったんですか。
モカ:
ノルウェーに来て「ドンキホーテ」を観ました。
バレエって言葉(セリフ)がないから全世界どこでも楽しめるので。
踊りと音楽で楽しませてくれるので好きです。
ポンプ:
日本で鑑賞したことは。
モカ:
中高の芸術鑑賞会で行ったことはあるんですけどそれ以外はないですね。
ポンプ:
ちなみに中学高校の頃って他にどんなことに興味があったんですか。
モカ:
何に興味あったんだろう・・・
思い出せないな何だろう。忘れちゃいましたね・・・・。
過去を振り返らない主義だったので覚えてないかな。ぱっと思い出せないですね。
高校生まで第1の人生で、浪人の間にエネルギー溜めて大学生から第2の人生だと思って生きてるので。
日本に帰れば日記があるので多分思い出せると思うんですけど今は忘れちゃいました。
ポンプ:
弟さん含めて、ご家族ってどんな存在ですか。
モカ:
支えてくれる人たちだなって思ってます。 留学に来るまで分からなかったというか。
ずっと一緒に実家で生活してたので近くに居すぎて当たり前だしな、みたいなところがあったんですけど。
離れてみて思うのは、ずっと応援してくれてるんだなって。
ポンプ:
それは何か具体的にそういうエピソードがあるんですか。
モカ:
やっぱ定期的に連絡くれたりするし。
日本に帰ったら就活考え始めなきゃいけないんですけど、そこに対してコメントしてくれたりするので。
自分で考えたいときもあるんですけど、親なりの心配なんだろなって。
離れてても考えてくれてるんだなって、伝わってきますね。
弟はずっと仲良くて。
「一番の良き理解者」じゃないですけど。
たまに変なLINE送ってくるので、面白いなこいつはって思いながら仲良くしてます。
ポンプ:
大学生1年生2年生の頃ってどうでしたか。学校生活だったり、私生活は。
モカ:
周りは帰国子女とか留学経験者とかなのに対して私は日本で英語勉強してただけなので、そのギャップにびっくりして喰らいついてたっていう。
あとサークルで聖歌隊やってたので、それ結構頑張ってましたね。
未来:日本で生きていこうって
ポンプ:
例えば10年後とか20年後とか30年後とか、何か考えられることはありますか。
モカ:
ノルウェーで生活して思ったのは、自分は日本人で日本に住むというか日本ベースで生きていくんだろうなって感じましたね。
ノルウェーって憧れて来たんですけど、アナと雪の女王が好きで。
そのときから北欧に興味があって。
ノルウェーって学内選考を通らなきゃ行けないんですけど倍率高くて。それをくぐり抜けて来てみたんですけど、やっぱりノルウェーだとノルウェー語なので情報が得られないんですよね。
日本と比べるとやっぱりどうしても情報があったとしても気づけないことが多くて、新しいことにチャレンジできなかったり。
娯楽が少ないことで、つまらないって思ったことはないんですけど。
それでも日本の方がいろんな種類のものを食べれたりして。
やっぱ日本ってすごいいろんなものがある。 選択肢が多い国だなって思いましたね。
この先、生きていくにあたって海外生活するのか日本で生活するのかって考えたら、あんまり自分が海外にずっと在住して10年も20年も住んでる姿は思いつかなくて。
留学来る前は海外に興味があって、住みたいって思うのかなと思ったりもしたんですけどあんまりそうならなかったというか。
やっぱ日本で生きていこうって思ったっていうのは一つありますかね。
ポンプ:
そういう一つの結論にたどり着いたことについてはご自身でどう思いますか。
モカ:
自己分析できたので、ネガティブな感情は特になくて。自分は日本が向いてる人間なのかなっていう気づきが得られたので、もうそれで十分かなって思います。
日本で住んでみてやっぱもっかい海外出てみたいなって思ったらそのときやればいいかなみたいな感じなので。
ポンプ:
他には、未来のモカさんに託していることって何かあったりしますか。
モカ:
割と計画性のない人間なんで・・・そのときの気持ちを大切にしてはいるんですけど。
中高でよく言われてたのが、
「ありのままの自分を生きなさい」っていう。それは忘れないで欲しいかなっていうのはあります。
この先いろんな人に会うと思うし、やっぱり私はどうしても人と比べてしまう癖はあるので。
留学中も、周りでいろんな活動に参加して勉強も頑張ってみたいなキラキラしてる留学生とか見ると、比べて自分駄目だなって。落ち込んだりすることもあって。
でも自分の人生って自分で決めるものだから、ありのままの自分を信じて、この先も未来を切り開いて欲しいかなっていう感じですかね。
就職のこと考えなきゃいけないんですけど、仕事ばっかりなところには行きたくないなというか。自分の時間を持てないような仕事に就いて欲しくないな、未来の自分。
っていうのはちょっと思うんですけど、それはそれかな。
ポンプ:
「それはそれ」っていうのはどういうことですか。
モカ:
そのとき次第かなっていう。
運命に任せて「置かれた場所で咲きなさい」じゃないですけど、行き着いた先は運命だと思ってるので。
ポンプ:
モカさんがタフな性格に聞こえるんですけど、いかがですか。
モカ:
はい。 留学きて何でも1人でやっていかなきゃいけないというか、チャンス掴んでいかないと、自分で問題も解決していかなきゃいけないし言語通じないって結局言い訳にならない、何とかしなきゃいけないので。タフになったかなとは思います。
あとサークル活動で聖歌隊をやってたっていうのはあるんですけど。
ほぼ毎日大学行って練習して。私はオルガンもやってたので家でも練習して。
本当に聖歌隊まみれの生活をこっち来るまでしてたので忍耐力ついたかなと。何とかなるでしょ、みたいな。
聖歌隊の練習がとにかく大変で、そんな練習がある中で、勉強とかバイトとか自分の時間とかを何とかやりくりしてたっていう経験があるので。
どんなに忙しくても最後は何とかなるよねみたいな、変なタフさはつきました。
ポンプ:
死についてはご自身でなにか考えたりすることってありますか。
モカ:
死ぬタイミングは自分で選べないので神に任せるじゃないですけど、あんまり深く考えずに。まだ22歳なので・・・けど怖いなって思うときはあります。
今はまだ20代なので死ぬってなったら、まだ死にたくないっていう気持ちが強いってだけなんですけど。
多分私が80歳とかだったら考え方も変わってくるとは思うんですけど。
まだやりたいこといっぱいあるから、健康に生きていきたいなって思います。
ポンプ:
何か健康に気を遣ってることとかあるんですか。
モカ:
運動するぐらいですかね、今のところは。
運動して人と喋って・・・体の健康も大事だけど心の健康も大事なので。
ご飯食べて運動して人と喋って。引きこもったりすると元気なくなっていく感じはあるので今気にしてることはそんな感じですかね。
ポンプ:
さっき現地の言葉が壁になって情報が入ってこないみたいな話があったと思うんですけど心の健康には影響ないですか。
モカ:
ノルウェーだと英語喋れる人が多いので、まだ何とかなるんです。 アルファベット(文字)もABCなので想像つくんですよね。英語にも似てるし。
Google翻訳とかもあるので、本当に知りたい情報だったら大体わかるので、生活するだけであれば壁はそこまで感じなかったんですけど・・・エジプトに行ったことがあって。
エジプトはアラビア語なので、もう何も全然本当にわからなくて。
何書いてんだろうな、わかんないなっていうのはありました。
やっぱり言語の壁って結構大きいんじゃないかなって思います。
英語が通じない地域とか、文字が違う地域とか留学で行ったらネガティブな気持ちというか、もっと孤独感やらで落ち込んでたりしたのかもしれないなって思います。

ポンプ:
なるほど。ちょっとさっきの死の話に少し戻るんですけど、死に近づいた体験とかって何かあったりしますか。
モカ:
高3の終わりに中高6年間振り返ったときに、さっきも言ったんですけどずっと不調なイメージがあったので。
6年間何だったんだろう、みたいなときがあって。
受験もあるし周りもピリピリしてるし、メンタルが落ちちゃって、電車乗るときが怖かった・・・(駅の)ホームが怖かったんですよね。
なんか、ふとしたときに飛び込んじゃいそう、みたいなときがありましたね。
それくらいメンタルが駄目になっちゃって。
大学受験したんですけど、このまま大学行ってもあんまりうまくいかないと思って。
1年間浪人してその間に休養を取った、みたいなのがあります。
そのときが一番死に近かったかもしれない。
高校生のときは人に相談するのが得意じゃなくて、自分で抱え込み気味だったので。
家族に心配かけるのも嫌だし学校は嫌な気持ちになっちゃったしな、みたいな感じで。
発散できる他のコミュニティがなかったので。
大学生になってからは大学、サークル、バイトみたいな感じでいろんなコミュニティができて。
どこかのコミュニティで駄目になっちゃったときに他のコミュニティで元気もらう、みたいなストレス発散法を知ったので。
死にたくなったときの対処法がわかったので人生何とかなるしでしょ、みたいなタフさが付いたんだと思います。
ポンプ:
そういったタフさが身についた事については、ご自身でどう思われますか。
モカ:
・・・最近の私の座右の銘は「やらない後悔よりやる後悔」なんですけど。
大学生になってからすごい大切にしてるんですよね。
実際やらなくて後悔したときは本当に、やればよかったなって思うんですけど。
やって後悔したときはチャレンジできたんだからそれでとりあえず一旦イイじゃん、みたいな。ポジティブな後悔というか。
この先、絶対とは言い切れないですけど、やらない後悔よりやる後悔で生きてくんだろうなっていうのは思うので、すごい強い信念を得られた・・・軸が定まったのは、良かったんじゃないかなって思います。
ポンプ:
最後に何か言い残したこと、感想でもいいんですけどお伺いできますか。
モカ:
ないかもしれないけど楽しかったですこのインタビュー!
緊張してたんですけど、話してると1時間あっという間だったし自分がこんなに話せるんだっていう。
なんか、びっくりしました。
あとがき
ノルウェーの生活をできるだけ身近に感じたいと思って臨んだ1時間。
オスロを世界地図で見てみると周辺は複雑な地形をしていて、確かに小さい島がいくつか近くにありました。
船で島を散歩するっていう体験は生きていくうちで、そう有りそうにないと思うと、羨ましいというか。
そこはやはり「やらぬ後悔よりやる後悔」に帰着するんですかね・・。
また終始、明るい印象だったモカさんですが、そんな印象とはまた違った意外なエピソードを語ってくださって。
いわゆる、”人のあはれ”、と言うのかもしれませんが、ひとりで頑張っているモカさんならではの温かみを感じました。インタビューの余韻として。
だいじょうぶ、というあいまいな表現しか思いつきませんが、そんな言葉をかけたくなるモカさんでした。少なくとも「頑張ってください」、なんて投げやりなことは言えるはずもなく。
それにしてもノルウェーとのインタビューが、会話のタイムラグなく7時間もの時差があるとは思えない、不思議な感じがしました。
【インタビュー・編集・あとがき:ポンプ】
【編集:ポンプ】
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