学生時代に取り残されてる感覚がずっとある人
私、昔からネットサーフィンが趣味で、親のPCを使って、ヤフー知恵袋だったり、今は閉鎖されているNAVERまとめとかを読み漁ったりしていました。とくに掲示板を見るのも結構好きで。
ですが、たまに「?」と思うネタもあったりしていたんです。そう思っていた先日、アルバイト先で、同僚が「古のネット用語を理解するために、ワンピースを初めから読んでいる」という話を聞きました。100巻をゆうに超えているにもかかわらず、です。
たしかに、ネット用語やオタク用語、アニメ用語、漫画用語って、数年もすると市民権を得ることがありますよね。最近だと「〇〇界隈」とか(ついでに補足しておくと、界隈はインターネット以前からある用語だそうです、戦前からだったかな…)。
そう、何が言いたいかというと、この頃はリアル世界よりもネットやカルチャーの世界の方が言葉を生み出す力を持っているのかな、と思っていたりします。
と思う2024年11月26日9時59分に書く無名人インタビュー956回目のまえがきでした!
【まえがき:一休誰絵(無名人インタビュー副編集長)】
今回ご参加いただいたのは ポンドル さんです!
年齢:20代前半
性別:女
職業:SE
現在:Twitterでオタクやってます
qbc:
今何をしている人でしょうか?
ポンドル:
会社員をしてますね。
qbc:
どんな仕事をしているのですか。
ポンドル:
エンジニアプログラマーとして働いていますね。
qbc:
何年ぐらい?
ポンドル:
新卒なんで4月から入社して1年目なんですね。つい先月半年になったかな。
qbc:
いかがですか、働いていて。
ポンドル:
非常に楽しかったですね。
qbc:
何が楽しいですか。
ポンドル:
そうですね。一番楽しいのはそのプログラムっていうパソコン使う職業だけであって、何か結構記述がある人が多かったってのが良かったですね。やってて楽しいときとか、パソコン。仕事って言ったら、営業のイメージが強いじゃないですか。
外に出て外で働いてみたいな、結構そのイメージでやっていたんで、一日中座ってパソコンの前に立ってカタカタしてるだけでいいっていうのがすごい魅力的でしたね。やってること自体は大学生のときとあんまり変わりはしない。
qbc:
どんなことをどんな気持ちで仕事をしているのですか。
ポンドル:
基本的には、もうもう帰りたいなっていうときが多くて。それでも。そうですね、うまくできたときとかに、この仕事やっててよかったって思う感じですね。
qbc:
どんなときそれを感じますか。
ポンドル:
うまく起動したときですね。全然動かないんすよ、思い通りに。動いたりしても変な挙動するみたいなのがあったりするんで、一発でいけたときとか、思ったより早くできたときとかが一番いいですかね。大体想定時間かかるときの方が多いんで。
qbc:
なるほど。仕事以外では何されてるんすかね。
ポンドル:
仕事以外、趣味とかですか。そうですね、Twitterでオタクやってます。
qbc:
何のオタクを?
ポンドル:
アニメじゃない、漫画かな。ぶっちゃけ言うと、カイジがすごい好きなんすよ。カイジが好きで、赤木は知ってますか。
qbc:
私46なんで、福本さん世代です。大学生の頃にブレークしてね。
ポンドル:
連載開始から見てたんすか。
qbc:
でも鷲巣麻雀、鷲巣麻雀って言ってた気がしますね
ポンドル:
大学生もすげえみんな見てたんすね。
qbc:
みんなみているかどうかわかんない。私も比較的オタク寄りだったので、面白い漫画があるっていうんで読んでましたねじゃなくて、
ポンドル:
そうなんすか。麻雀って感じじゃないんですね。
qbc:
でもやってたけど、それ以上に漫画としてねみたいなそうとかやっぱ男は見てます。
ポンドル:
男の人が結構見ていましたっかそのときから、
qbc:
そうですね、そこのときは漫画好きは読んでいたけどっていう漫画じゃないかなと。
ポンドル:
近代麻雀ね。
qbc:
だから、オタクの女性が読むっていうふうには入ってないと思うね。今だったら好きな人がいるってのはわかるけど。20年以上までそんなになんていうかな、オタク市場がその広がりがなかったから、まだまだインターネットもね、黎明期だったんで。
ポンドル:
20年前といった2000年ぐらいっすよね。
qbc:
2000年、そうですね。はい。
ポンドル:
いいな、いいですね。その辺の時代の作品とかがすごい好きで。だからその90年代から2000年にかけてがすごい好きなんですよ。
qbc:
赤木からカイジが好き?
ポンドル:
赤木からカイジも好きで、うん。赤木とカイジでBLってわかりますかね。
qbc:
全然、すごい多いですよ。インタビューでも。
ポンドル:
そうなんですか。
qbc:
50代で聖闘士星矢好きでしたとか。
ポンドル:
すごい。50代でまだやってんすか。
qbc:
子育て一段落してね、みたいな話なんすよ。
ポンドル:
そこまで熱量があるのはすごいですね。
qbc:
BLってのはそういうもんですね。
ポンドル:
そうなんですか。自分も赤木とカイジでやってる側の人間ですね。
qbc:
うん。しっかりオタクをやられてる方ですね。
ポンドル:
結構、そうですね。サブカルやってる感じではありますね。
qbc:
その界隈というか、カイジ以外とかっていうと何かあったりするのですか。
ポンドル:
そうですね。界隈、なんか赤木とカイジって、同じ作者からでているじゃないですか。一般のオタクの界隈より結構いびつな感じになってて。
大体、例えば呪術とか鬼滅とかだったら、呪術は呪術、鬼滅は鬼滅で盛り上がってる感じあるじゃないですか。福本伸幸先生が書いたやつは、福本伸行界隈って言われてて、全部一緒くたになってるんすよ。
ポンドル:
その中でちょっと細分化されてるって感じですね。
qbc:
いつからその界隈にいるのですか。
ポンドル:
私が大学2年生の冬とかだったから、もう3、4年ぐらいになりますね。
qbc:
何がそんなに福本界隈はいいんですかね。
ポンドル:
わかんないっす。正直、自分でもわかんなくて。自分は何か赤木とカイジののこういうとこが好きだなっていうのをちゃんと持ってるつもりなんですけど。周り見たらなんか、結構…。
最初界隈に行ったときに、先ほど大学生のときに流行ってたみたいなお話してたじゃないですか。はい。だから、年上の人しかいないんかなって思ってたんですよ。したら、むちゃくちゃ中学生がいて。自分でもよくわかってないんすよ。
qbc:
その前は何のお宅をやってたんですか。
ポンドル:
その前はそうですね。色々あったけど、何だったかな。でも長い間、遊戯王のオタクではありましたね。
qbc:
プレイヤーとしてもやってた。
ポンドル:
ゲームあるじゃないですか。そっちはやってましたね。スマホでできる方。
qbc:
リアルでカードやってないって意味ですね。
ポンドル:
そうですね。カードは何かポケカがでたときに、ちょっと気になるやつが出たとき、買うぐらいでしたね。
qbc:
出るまで買うと?
ポンドル:
でなかったら、買いません。
qbc:
出るまでは買ってないと?
ポンドル:
いやさすがに買ってない。でもポケモンも好きで、うん。
ポンドル:
1回ポケモンですごい好きなキャラが出たときは出るまで買いました。それが当時何歳だったかな、高校生ぐらいのときだったんですけど、そのときポケカってあんまり盛り上がってなかったんですよね。今すごいことになってるじゃないすか。
値段の高騰化みたいな。そういうのがなかった時代で買ってたやつが、最近、まだ落ち着いた方なんですけど、バブルこの前あったじゃないすか、ボケカバブルみたいな。ポケカは何か聞いていません?社会現象に。
qbc:
もこう先生見てたんで。2年ぐらい見てないかもしれないけど、それで何となく界隈の動きを知るみたいな感じ。そんなにですね。
ポンドル:
私もそこまで追ってるわけじゃないんすけど、なんかみんな買って、みたいな時あったじゃないですか。
qbc:
コロナ禍の?
ポンドル:
そうです。あれより前って何もなかったじゃないすか、ポケカって。
qbc:
なるほど、そこで一気に。
ポンドル:
それまで数百円とか数千円だった値段カードが跳ね上がって値段だ。私が買うまであったそれが、何だったかな。本当店頭で見たら2000円とか3000円ぐらいだったんすけど、なんかこの前20万ぐらいになってますね。
qbc:
え、そんなに?
ポンドル:
めちゃくちゃ跳ね上がってました。何かそのとき、もこう先生のを聞いたことあると思うんすけど、一番高いやつですよ。私が買い漁ってたときが1万円だったんですよ。たっけみたいな、こんなん誰が買うんだよって思ってたら、その後100万円で、後悔してます。そこで買ってたたら…。もう今手に入らないじゃないすか。
qbc:
結構オタクになったのっていつだと認識されていたんですか。
ポンドル:
もう生まれたときから片鱗もあったなって感じっす。
qbc:
ええ。エピソードで知りたいです。
ポンドル:
才能があったんだろうなって思ったのは子供のときに見てたアニメですごい興奮したシーンがあって。
プリキュアファイブだったんですけど、私が幼稚園のときにプリキュアが。子供だから見るじゃないですか。うん。そしたら、プリキュアファイブの中で何か、アラクレヤっていうクモの敵が、プリキュアにすごいなんかクモの糸で羽交い締めにしちゃって、プリキュアが拘束されてるんすよ。
それ見て、すごい息が荒くなって。興奮とかじゃなくて、「私も!私もやりたいっ!」てなって。
ガチャガチャのプリキュアの、ちっちゃいキーホルダーみたいなのがあるじゃないすか。あれを、家中のをかきあさって、セロハンテープでぐるぐる巻きにして、3日間放置したっていう。
qbc:
何年生のときに?
ポンドル:
4歳です。
qbc:
4歳?幼稚園とかでしょ、おたくじゃなくて、なんなのその、いじめるのが好きとか、そっちの方?
ポンドル:
ないですないです。いじめとかじゃなくて当時はそういうふうに異様に興奮していた。
qbc:
女性だからあれだけど、あるじゃない、戦隊物でヒロインがいたぶられるっていうコンテンツがあるじゃないですか。それではない?
ポンドル:
今は全然ないです。
qbc:
そういう人ではなかったと。
ポンドル:
なかったんです。当時だけだったんですよ、なぜか興奮したのが。
そこからどうっていうことじゃないんですけど、なんかうっすら感じましたよね、なんかそういうとこあるんだな自分にって。オタクって要はサブカルチャーじゃないすか。
だから、メインではないんです。だから自分の中で、メジャーなものがあってそこから外れた人、合わなかった人たちがなんか自然とサブカルチャーに吸い込まれていくと思うんすけど。
それを、要はその逸脱してるからじゃないですか、みんなと比べて自分、1人が。
みんな友達の中でフィギュアかっこいいねとかかわいいねとか言ってる中で、なぜクモの敵がねみたいなことを言っても誰にも共感してもらえなくて、そこでちょっと感じましたよね。こういう人生なんかも、と。
あとなんでオタクだか…。お父さんがエヴァとか見てた時期のオタクだったんで私に結構いろいろ見せてきたんですよ。それはあっただろうなと思います。
qbc:
私、1978年生まれなんだけど、お父さんはいくつ?
ポンドル:
確か52ですね。
qbc:
そしたら、大学生のときにエヴァのスタートだね。
ポンドル:
そうだったんすか。
qbc:
私、14でエヴァだから。大学生ぐらいならオタクでどハマりしてたら時間もあるし。そのオタクと仕事以外って何かあります?
ポンドル:
水と仕事以外に?うーん…何があるかなどういうのがいいですか。
qbc:
ドキュメンタリーっぽいやつなんで、狙ったやつはそんなに求めてないんだから、面白いやつを言えっていう大喜利じゃないんで大丈夫ですよ。
ポンドル:
好きなものとか、だったら全部必然的にオタクみたいになっていくんで、いいかなって。
qbc:
いわゆる2次元コンテンツ以外では?
ポンドル:
2次元コンテンツ以外ならロバートがずっと好きですね。芸人の。
qbc:
あれ3人ですよね。
ポンドル:
3人ですね。うん全然3人でやってないんすけど
qbc:
そうだ、個別だよなと思って誰が好きっていうのあるんすか。
ポンドル:
山本ってわかりますか。
qbc:
山本さんってYouTube出てる人、ポケモンやってる人ですね。
ポンドル:
そもそもロバートが好きになったのも、ポケモンがきっかけなんですよ。
ポンドル:
そうですね。昔、ポケモンかな。ポケモンのその情報番組があって、それに出てたんですよ。あれがすごい好きで。
今でもその無断転載ちょっと動画とか上がっててたんで、本当はいけないけど、ちょっと見たりするんすけど、めちゃくちゃ面白いっすよ。
番組がロバートの好きなようにやらせてる感じなので。番組の中で急にコントが始まったりとか。ポケモンを題材に、職業体験とかしたりとか。そこでメモ少年って聞いたことありますかね。今YouTubeとかでだいぶ話題になってるんですけど。ロバートのことが好きすぎてストーカーになって、今テレビ局に勤めてる方。
あの人はロバートがすごい好きですけど、同じ気持ちなんすよ。
qbc:
なるほどね。
ポンドル:
自分も同じような感じなんですよね。メモ少年だけなんで、こんなロバート好きなんだみたいな扱いをされてるのは。YouTubeとか見たりするんすよ。そんなわけないだろ!私もいるだろ!!と思いながら見てます。
qbc:
秋山さんと一緒に出てるのがめちゃくちゃ多かったから、秋山さんだけかと。
ポンドル:
ロバート全体ですね。あの人は。
秋山さん、今、芸人として活動してるのは秋山さんだから、必然的にそっちによっていっちゃったりとか、あと多分メモ少年が一番好きなのが秋山さんなんですよ。
qbc:
なるほど。
ポンドル:
そうなんですよね。初期から追いかけたら、残りのね。
ポンドル:
そうなんですね。私は、でもそうですね。
qbc:
うん。でもメモ少年は一緒に仕事する立場なんで、どう思ってるのか知らないすけど。私はあれなんすよ。秋山さんがどうはいいいとか、馬場さんがいいとかそうじゃなくて、全員出て欲しいですよ、3人が一番面白いと思うんですよ。
qbc:
はいはいうん。
ポンドル:
ロバート好きなんだけですけど、秋山さんだけの単品は全然見てなくて。秋山さんだけだったらつまらないって。
私が勝手に持ってたけどもあるんですけど、秋山さん1人だけだったら、秋山さんがやってるものを、面白いって言わなきゃいけない雰囲気みたいなのが、どうしても出ちゃって、うん。秋山の笑いがわかる俺すごいねみたいな雰囲気をテレビ版も演者も全員出してるんすよ。そんなん見たくないですよ、私は。私が好きだったのは3人で一緒につるんで、学生時代のように馬鹿やってる3人だったから面白いなって思ったんであって。
1人だけピックアップされて、何かセンス芸人扱いされても、もう何も入ってこないわけです。
qbc:
はいはい。
ポンドル:
だから、秋山さんだけのやつはみんなもう見ずに、昔のやつだけ見てます。はねとびとか、そうですね。昔のやつ見てます。
昔のやつの方が面白いっていうか3人が集まってるときが面白いから、昔のやつ見るしかないんすよ。
qbc:
ありがとうございます。そしたら、性格について周りの人からなんて言われますか。
ポンドル:
性格、変なやつ。て言われますね。
qbc:
自分ではどう思うんですか。
ポンドル:
周りに馴染めないやつなんだなって思ってます。
qbc:
家族とかパートナーとか親友とか、身近な人から言われる一面ってありますか。
ポンドル:
なんかその性格っていうより結構事実を言われることが多いんですよ。
性格って優しいとか、愛嬌があるは違うか、なんか怒りっぽいとかそういうのじゃないすか。そうじゃなくて寝坊助とか、遅刻するとそっちでよく言われますね。
qbc:
好きな食べ物は何ですか。
ポンドル:
カキ、すきです。
qbc:
海産物?
ポンドル:
海のやつです。カキが大好きです。
qbc:
食べ方は?
ポンドル:
岩カキです。
qbc:
カキフライとかしゃらくさいと思ってます。フライとか、カレーとか煮るとかそういうのがどうでもいいから、殻割って食べるのが一番うまいです。1回、なんか駄目だなって思って。ちゃんとカキフライ食べてみたんですよ。
qbc:
うん。
ポンドル:
この前、ココイチで今、カキフライカレーみたいにやってるんすけど、うん頼んじゃおって思って食べたんすけど、全然美味しくなかったし。殺してます、あれは牡蠣の味を。
qbc:
カキフライ派もいるからさ(笑)。とくに当たった人とかは、やっぱかカキフライだねっていう話になるんだよ。
ポンドル:
そうなんすか。また、でも当たっても食べたい人がいて、そうなると必然的にその選択肢が火を通したものになるわけで。一定数ね。
ポンドル:
ゆがいても当たるもんなんすか。
qbc:
火の通し方は鍋とかでもね、全然いいんですけど、その中でカキフライって人たちもいるんで。
ポンドル:
そうなんすね。
過去:心はあそこで止まったまんまですね。
qbc:
過去について、子供の頃はどんな?今と違うっていう部分教えてもらっても?
ポンドル:
今と違うところですね。そうだななんか、変わんねぇな。なんかあったかな。
ああ、子供のとき、すごい子供に好かれていました。
中学校までがピークで。お母さんとかに聞いた話だったら、知らない公園に行って、その場の子供を全員を従えて帰ってきたと言ってました。私が先頭になって、他の人たちが後ろに来るようにしていって、そこで私が帰ってきたとか。
初対面の人でも子供だったらすごいな懐かれることがよくあって。一番、中学生のときに部活に入ってたんすけど、うん。1年生の子たちが入ってくるじゃないすか。なんか私だけ異様に好かれていて、卒業式のときに、なんか寄せ書きとか配るじゃないすか。
qbc:
うん。
ポンドル:
私だけ後で呼び出しされて、みんなに、1人1人先輩に、私達なんですけど、後輩から奥に戻ったかをもらう中で、全部終わった後に、私だけ何か裏にきてくださいってこれみんなの気持ちですって言って、何か紙袋大ぐらいのものをもらって帰ったと思いますね。下に好かれるってのは、多かったっすね。
qbc:
上と同世代は?
ポンドル:
同世代がひどいです。一番仲良くないです。同世代が一番苦手ですね。
qbc:
上は?
ポンドル:
そうだな、上と話してるときって、結局絶対下が気を遣うじゃないすか。てことは、その空間がなんか変な空間だったり盛り上がらなかったりしなかった。その上が悪いと思うんですよ、基本的に。
ある程度、上もそれをわかってるんで、やりやすいところがあります。でも、同級生はそういうの全くないんで。一番やりづらかったです。
私が用事とか、サークルとかゼミの用事で話しかけてるのに、半無視みたいな、ああそう、みたいな話をされたらすごいむかつきますし、何かそういう、なんだろう、なめられやすいですよ、私。
qbc:
うん。
ポンドル:
同級生だったらそれが露骨に出るんで、めちゃくちゃ苦手です。こういう人ならそっけないとった人っていいだろうとか。
こいつのこといじってもでもいいだろうみたいな感じのがすごい思われやすいらしくて。うん。そういう態度をひしひしと感じるから、やっぱタメが一番嫌いですね。
qbc:
なるほどね。上と下はもう最初から人間関係の上下がある程度決まってるから楽みたいなところなんすかね。
ポンドル:
そうですね。上下が決まってる分、お互いに配慮するじゃないですか。そういうのがあるからやりやすいです。
相手を尊重しようっていう気持ちがまずあるんですよね。上下関係とかには、上だったら敬うとか、上の人は下の人を慮らきゃって思って、下の人は上を敬わなきゃと言ったんですけど、同級生だったらそれないんで。人間の素の状態が出てくるわけじゃないすか。
ってなったら、失礼、なめられてばかりだったら嫌な気持ちになるよねって感じです。やりにくいっすね。
ポンドル:
小中高、学生時代はどんな感じだったのですか。
ポンドル:
正直中高大はそんなにあんまり変わってなくって、小学校が一番違ったかもなと思います。
qbc:
うん。
ポンドル:
どんな子だったとかって言ったら…。なんて言ったらいいんでしょう。よく外で遊んでいましたね。今全然引きこもってるんですけど。
qbc:
ふうん。
ポンドル:
毎日、親が共働きで、一番近所で一番仲良かった子がその毎日親がいなくて鍵っ子みたいな感じだったんすよ。その子と一緒に勉強したりみたいな感じでよく外で遊んでましたね。
小学校そんなに、正直覚えてないっすよね。
qbc:
小中高とか、ハマっていたものは?
ポンドル:
小学校のときは運っていうか小学校のときはみんなうっすらオタクみたい、オタクっていうかそのアニメ見てるみたいな感じで、あんまり自覚はしなかった。明確には。
qbc:
女の子でしか見ない、男の子しか見ないのを見てたとかさ、なんかそこまで見るんだみたいなのって?
ポンドル:
そうっすね。
qbc:
オタクの傾向にありますね。
ポンドル:
そういう感じだったら女の子が好きなやつは、全然見てなかったかもです。
qbc:
プリキュア?
ポンドル:
あれがピークでしたね。それからはずっとポケモン、ナルト、ワンピースと。お父さんがオタクってさっき言ったじゃないすか。むちゃくちゃ家に漫画持ってるんすよ。少年漫画、それを見漁ってました。
ドラゴンボールとかるろうに剣心とか、昔の遊☆戯☆王のところとかスラムダンクルーキーズみたいなその辺ばっか読んでました。
qbc:
ろくでなしBluesは?
ポンドル:
読んでます。
qbc:
エリートだね。
ポンドル:
お父さんがジャンプ好きなんすよ。
qbc:
ジャンプエリートだね。
ポンドル:
そうですね、エヴァが好きだから、その辺の人も見てましたね。当然みさせられたし、宇宙戦艦ヤマトのDVDが家にあったんすよ。
qbc:
お父さんも結構オタクですね。
ポンドル:
確かにそうだわ。だから、ふしぎの海のナディアっていう漫画版のエヴァを書いてる人がイラスト書いたやつのアニメ化を。
増本さんがキャラクターやってるやつとか、お父さんが急に全部借りてきて、これを全部読んでいって、見させないだり、そうですお父さんですね、パトレイバーとか。
qbc:
やっぱあれだ。なるほどね。メカ系ではあるかなちょっとね、ジャンプ好きの中で。じゃあ、お母さんはそんな恋趣味ではないんだ。
ポンドル:
お母さんは、ないですね、特に趣味は。でも海外ドラマを見るのが好きってぐらいですけど。どっちかって言ったら、今「無キャ」って言葉あるじゃないすか。陰キャ、陽キャって言葉があるじゃないですか、あれの無、何も趣味がない人を無キャというんすよ。
qbc:
属性がないってことね。
ポンドル:
無に近いと思います。お母さん。
qbc:
無キャって、ポジティブに使われてる?ネガティブに?
ポンドル:
ネガティブの方が多いです。
qbc:
無個性っていうことでしょ。
ポンドル:
お母さんの話ちょっとしていいですか。
うちのお母さん、幽霊が見えすぎて、封印されたんすよ。何かお母さんが小学生のときずっと幽霊が見えてたらしくて、多分その前かな、一番ピークだったのが小学校の方で、お母さん兄弟がいるんですよ。
ポンドル:
弟が2人で、その3人で一緒に川の字で寝てたんですよね、当時。したら、弟の方をパッてみたら、女の人5人に囲まれて、
qbc:
うん。それが毎日続いたんですって。はい。
ポンドル:
お風呂入っても知らないおじさんが隣にいたりとか、
qbc:
そういうのありすぎて、うん。
ポンドル:
お母さんのお父さん、私から言うと、おじいちゃんですよね。
qbc:
おじいちゃん全くそういう信じてなかったんすけど、さすがにやばいって思って
ポンドル:
おじいちゃん、大工なんですけど、その辺の伝手を探って、本当によく私も知らないんですけど、山奥の寺に住んでる有名な霊能力者みたいな人を連れてきて、
ポンドル:
そこで、その人の寺の中に、行って、1時間の封印の儀式をさせられたらしい。、
qbc:
なるほど。
ポンドル:
その人曰く、お母さんには第3の目があるみたいな。
ポンドル:
その三つ目の目で、幽霊とかを見ているから、その目を閉じるやつをしますって。
祈祷が始まって、1日したら何も見えなくなったんすよ。その人曰く、ちょっと甘かったかもしれないって。あなたは、今第3の目を通じたから見えないようになってるけど、うん。
qbc:
娘とかに引き継がれるかもしれないよって。お母さんの
ポンドル:
手の親指の第1関節、第2関節のところに、今ちょっと見てほしいんですけど、第2関節で1の線が引いてるじゃないすか。1本じゃないすか。大体線って、二本ぐらいあるかもしれないすけど。
お母さんこれが明確にクッキり2本あって、目みたいになってるんすよ。繋がって2本あるんですよ。
qbc:
どっちの手?
ポンドル:
お母さんは両方です。これがあったら見えやすくなるらしくて、霊媒師曰く。
qbc:
それが娘が生まれたときにその印があったら危ないから気をつけてって言われてるんで、私ないんすけど。
ポンドル:
妹、あるんすよ。だから、妹がちょっと今後、目覚めるかもしれないっていう話ですね。
qbc:
マジか。本当だ。親指に目がある手相ってそうっていうのもあるんだ。
ポンドル:
あるらしいですよ。うん。でもなんか別例見たことないから信じないんすけど、
qbc:
ご両親から何かどのように育てられました?
ポンドル:
お父さんがさっき言ったようにオタク英才教育みたいなのを多分やってて。お母さん自身が結構その感性が独特な人なんで、うん。スパルタ教育と、ディズニーの教育を行ったり来たりしてました。
qbc:
なるほどね。
ポンドル:
私、脚力がものすごい強いみたいで。1回遊びで窓蹴ったことがあったんですよ子供のとき。多分、小学校行ってないときぐらいかな。そしたら窓ガラス割れちゃって。そういうときはめちゃくちゃ怒られるんすけど。
別のときに壁に書いたことがあったんすよ。そしたらもうお母さん…。つまんねえな、つまらない話だけどいいですか。
qbc:
はい。
ポンドル:
そういうときは、「独創性が大事」って言ってなにもを言わなかったりとか。あと、私がお腹にいるときに私のことなんて言ってたと思います。
qbc:
知らないですね。
ポンドル:
名前じゃないですか、大体、決まってなくても赤ちゃんとかの名前ですよ。私のことをミニーマウスって言ってましたよ。
qbc:
全然、お母さん無キャじゃないじゃん(笑)
ポンドル:
趣味がないですよ。でもそうすね。一緒に封印されるかもしれないな。
qbc:
感性だけはあるけど、ちょっと変わってる人だ、みたいな。
qbc:
大学生はどうだったんですか。
ポンドル:
大学生はコロナが直撃してて、ずっとひきこもってましたね。コロナ世代でした。多分やろうと思えばやることあったんですけど。
当時おばあちゃんががんになっちゃって。老人がコロナとか気管支炎の病気になったらすぐポックリ逝っちゃうらしくて、より一層気を引き締めるようにってなってたら、気づいたら3年が経ちました。
qbc:
人生転換点があるとしたら、どこにあります?
ポンドル:
そうっすね、去年ですね。
私、今新卒って言ったと思うんですけど。去年就活があって。そこで病みすぎて、就活うつにかかって、はい。精神科に通ってたんすよ。
ポンドル:
なんかいろいろ、そうだな、今まで、何とかなるって思ってたんすよね。何とかなってきた人生だったんすよ、勉強しなくても、もちろんしていましたけど、最悪その勉強しなくても、うん。結局は良い方向に進んできたっていう実績があったんで、舐めていたんですけど、就活は全然そんなことじゃなくって。舐めた結果、4月にはもう内定率40パー50パー超えるんすよ。
そん中でも、内定持ってなくて、それすごいコンプレックスになって。そうっすね、考え方とかも結構悲観的になったり、鬱を正直今でも引きずってるところはありますね。
一時期、就活薄すぎて、なんか面接行くじゃないすか。バスに乗ってしばらくしたらなんか涙が出てきたんすよ。止まらなくなっちゃって、そこでやばい。って思って受診したんですけど。結局は、完治とか言われてなくってそのとき薬もらって、運良く内定でいただけてって感じなんですけど。
そっからその心はあそこで止まったまんまですね。今でも就活って聞いたら、PTSD手前みたいな気持ちになります。
就活をきっかけに、結局は自分がどこに入りたいかとか、どういうところが好きか嫌いかみたいな、自分探し、自分を知ることで始まるものじゃないすか。
qbc:
うん。
ポンドル:
自分をめちゃくちゃしちゃったっていう。今まで見てなかった自分の姿を知った結果、自分がすごい嫌いになったり、知らなきゃよかったって思う部分があったりして。
正直今でもっていうのはありますよねその分そこでみんな内定もらえなかったらなんで、自分だけみたいな思いが強くなったって言われていろんな部分があると思います。
qbc:
見たくない部分って、何だったんですか。
ポンドル:
見たくない部分ってのは、自分が人前が無理で、話すのが苦手で、とてつもない隠キャで、いいえとこが何もないってことが見たくないんですね。そう思うようになっちゃってるのがちょっと人生に大きいというところがあります。
qbc:
そこから立ち直ってない…?
ポンドル:
立ち直ったっていう感覚はよくわかってないんですけど。そうですね、あのときのこと思い出したら、つらいっていうよりなんか、やっぱできねんだなって気持ちが。自分が今までなんでもできるっていうその万能感があったんですよ。理由はない。
それがなくなっちゃったから。引きずってはいるんでしょうね。
未来:自分だけその心が、就活のときとか、学生時代とか、10代のところに取り残されてる感覚
qbc:
未来について、5年10年先、最後自分が死ぬっていうのをイメージしてほしいんですけど、どんな未来をイメージしてますかね。
ポンドル:
このままだなって思います。
qbc:
このまま、というと?
ポンドル:
多分、このまま成長とかないだろうなって思いますよ。ていうのも、見通しがないっていうことじゃなくって、何て言ったらいいんだろう…今まで変わってきた実感がないんすよ。
qbc:
はい。
ポンドル:
その中学校と高校と大学で変わったところを教えてくださいっていう質問があったと思うんですけど、何もわかんなくて。精神的な成長は多少なりともしてると思うんですけど、根本の部分って全然変わってなくて、自分の中で。
この年まで来たら、みんなは何かしらのオタクの趣味をやめていったりとか、人間的に成長したりとか、子供をもうけたりとか。ライフステージを積み重ねていく中で、自分だけその心がずっとその就活のときとか、学生時代とか10代のところに取り残されてる感覚がずっとあって。
だから10年後だってもう、何もすることもなく、このまま続く。体だけは年を老いて、続いていっちゃうんだろうなっていうのあります。そうですね、何か悪いとかいいっていうとかそういう観点じゃないんですけど、やっぱ、寂しくなりますよね。
周囲が変わっていく中で自分だけあまり変わらないね、みたいな。「変わらないね」って言われることが多いです。思えば。
qbc:
もしもの未来の質問というのをしていて。もしも大学生のときに、オタクじゃなくなってたらどうなったと思うんですけど。
大学デビューをしてたらですよね。成功したところまでイメージしていたら、何をやっていたと思います?
ポンドル:
最近、会社の同期の人がいて。私の会社ってグループ会社で、同期は全員同じ研修を受けるんで、グループ会社人全員が同期になるんですよ。
その人たちと一緒に飲み会とかカラオケしたんですよ。そしたらみんなが歌う曲が全部わかんなくて。みんなラブソングとかバラードとか知らないバンドの歌を歌ってて、あれっすよね。要は人生が違って、そういう方向に進んでたら、私もそういうのを歌ってたんかなとは思いますね。
qbc:
それ以外は何かない?カラオケ以外に。
ポンドル:
そうですね、人に興味を持てるようになってたんじゃないかなって思います。あんまり1人1人に興味を持ってたことが全然なくて。私、なさすぎて、人の名前覚えられないんすよ。
同期と飲み会やったって言ったじゃないすか。そんときに10人ぐらいいたんですけど。その中の1人しか名前覚えてないですよ。
qbc:
キャラクターの名前は?
ポンドル:
キャラクターの名前、興味があるやつだったの覚えてますね。
だから、人の名前覚えられないのも人に興味がないからなんだって思ってますし、実際に私のお父さんも似たようなところがあるらしくって、お父さんが営業職なんですけどそんときに人の名前覚えられて致命的じゃないですか、営業って。上司に怒られたって言ってます。
「お前が覚えられないのは人に興味がないから、人にもっと興味持つようにしなさい」って言われたらしくて。それ聞いて、自分も絶対そうだなって思いました。
興味がないから覚えられないんだなって。だから、大学デビュー成功というより、人に興味を持てるようになるってのが第一歩ですかね。
qbc:
エヴァンゲリオンで言ったら誰に近いと思います。
ポンドル:
ええ。シンジかな。
ポンドル:
なるほどね。うん。
ポンドル:
シンジくん、そうですね。あれって庵野さんが自分の弱いところとか駄目なところとか、シンジくんに投影してるじゃないすか。うん。
ポンドル:
私もシンジくんで、それを綾波とか明日香とかに叱られるって場面結構多かったりするんすけど。そういう場面を見たら、シンジくん、辛いよな、私と一緒だよなって思ったりしますね。
qbc:
あれは救われる物語じゃないの?あの中のどれかに。本来だったら救われるっていうか、周りに女の子の誰かとうまくいって、そうじゃないシンジくんになるっていうストーリーじゃなかったっけ?
ポンドル:
いや、違いますね。あれは、要はその外に世界に目を向けれない哀れなオタクたちが、うん。明日香とか、なんかシンジを取り巻く環境とかにぼろくそに言われてるっていうのはちょっとあるかなと思いますね。
qbc:
リアルタイムのオタクは、何が逃げちゃ駄目だみたいなときに、観客席に映ってる自分たちを見せられたのよ。なんて演出なんだって。
ポンドル:
あれ意地悪ですよね。お前たちに言ってるんだぞって。
qbc:
だからインターネットもないからさ、そういう意味だよねって思いながら。そんなこと言われないことあるって思って。
ポンドル:
そうね。逃げちゃ駄目だって。現実から逃げちゃ駄目だぞって言われてます。
qbc:
最後の質問が、最後に残したことは、っていうもので、遺言、読者向けメッセージ、インタビューを終えた独り言でもいいですけど最後に残したことがあればお伺いしております。
ポンドル:
言い残したこと、エヴァの話してたんで、エヴァの話でちょっと終わります。ここに紹介してくれたのも、私のその友達がきっかけだったんですけど。その子がすごい好きな子が明日香うん。明日香のすごい好きなセリフがあるっていうから、結構聞かされるんですけど。
この前聞いて、心に響いたんでそれを言い残して終わります。ちょっと待ってくださいね。
qbc:
はい。「あんた馬鹿じゃない」ってことね。
ポンドル:
ちょっと暗い内容になっちゃうかもしれないですけど、はい。温かい方がいいっすよね、これ。
qbc:
私の中では何か当時の気持ちがよみがえるというか。
ポンドル:
ちゃんとセリフを言いたいんですけど、書いてくれる人がいない。ちょっと待ってくださいね。
「本当に、他人を好きになったことないのよ。自分しかここにはいないのよ、その自分だって好きだって感じたことないよ」ですね。
qbc:
覚えてるよ。以上で大丈夫ですか。
ポンドル:
って言われてるけど、そうだな…。明日香は言ってたけどそう言われたシンジくんだって、最終的に真理さんというか、モヨコっていうか、自分にとってのね、パートナーとか好きな人とか、興味を持ってて心から好きって思う人を見つけることができたんで、今自分が好きじゃないとか、人に興味が持てないとかそういうことで悩んでる人たちも何とかなるよっていうメッセージがあるのは残したんじゃないかなって思います。以上です。
qbc:
ありがとうございます。
あとがき(編集)
「自分1人だけ学生時代から取り残されている感覚がある」というのは、きっと今回のインタビュイーだったポンドルさん以外にも感じている人はきっと多いはずです。なんなら、私も心の中は小学生男児のままな気がしています。例えば、道端に犬のフンがあったら「まだ温かいだろうか」と考えたり、鳥のフンが頭に落ちてきたら「うわっこの色はあの鳥だな〜」とイライラするより以前に、フンが落ちた、という事象に大笑いしてしまったり(フンネタばかりですね)。
だれかしら、心に子どもを宿しているんだろうな、と思います。そんなところを、「ダメ」と言わずに、純粋に何かを面白がることができる。面白がって、その面白さを伝えて、笑いやワクワクの連鎖を繋げると、世界って、ほんの少しはカッコよくなるのではないかな、と思います。
【インタビュー:qbc】
【編集・あとがき:一休誰絵】
#無名人インタビュー #インタビュー # オタク#エヴァ#就活鬱

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