今まで一番楽しかったことを聞くと「わーいっぱいあるどうしよう」と答えた人
彼女はインタビュアーに応募してきて、Zoomで打ち合わせ始めて私が記事を読んだことありますか? って言ったら「ないです」って即答して。まあ記事はあとで読んでもらえればいいんだけど、就職したばかりで忙しいしデザインの勉強もしているって言われて、それで、そういう状況で、インタビューのことできる? って聞いて。そうしたら、ちょっと考えさせてください、てたしか面接5分くらいでいったん応募保留になったことを覚えている。
結果として、時間がないからインタビュアーにはならなかった。
でまあインタビューでも受けてよってことで、インタビューは受けてもらいました。
まあともかく読もうよ今回の無名人インタビューもよろしくお願いしますね。(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは コノタビ💐 さんです!
現在:ひと言で言うならば、寂しいです。
qbc:どのようなインタビューにしていきましょう。
コノタビ:テーマってことですかね?
qbc:はい。あればでいいですよ。
コノタビ:特にないです。
qbc:では、今、何をしてる方でしょうか?
コノタビ:デザイン会社で制作をしております。
qbc:いつごろから始められたんですか?
コノタビ:大学を卒業したばかりで、本当に今月、4月から仕事を始めました。
qbc:新しい環境、新しいお仕事、どうですか?
コノタビ:デザインの仕事は、未経験で雇っていただいたので、デザインの仕事はまだ始まってはないんですけど。
実際に先輩方に、IllustratorとかPhotoshopっていうアドビのソフトを使うんですけど、その勉強を先輩に教えていただきながらやっております。なので、すごく楽しいです。
自分1人じゃできなかったこともすぐ近くに聞ける人がいて、しかも、それをお仕事をしながら教えてもらうことができます。
qbc:楽しいというのは、どんな感じの楽しさでしょうかね?
コノタビ:自分自身、私ができないことができるようになるのがとても好きでなんですけど。わからないことを見つけて、できるようになっていく過程がすごく好きで。
例えば、大学受験とかだったらセンター試験があるじゃないですか。そのときは点数が出なくて、それは数学のベクトルがわからなかったからで。で、先生にすごく毎日毎日聞いているうちに、できる瞬間がすごく楽しくて。
ちょっと変なんですけど、デザインに関していうと、できないことを見つけるのもちょっと好きで。他では、ちょっとできないことが多すぎると嫌なんですけど。毎回できないことを自分で見つけて教えてもらおうっていう気持ちで、やっぱりその分できることが増えるようになるっていう意味で、すごく楽しいですね。
qbc:お仕事自体の雰囲気はどうですか? 会議に参加したりとかしましたか?
コノタビ:いや、まだ入って1週間なんですよ。なので、実際に会議っていう会議はまだ開かれてなくて。デザインの仕事って「この人がパンフレット作って、あの人は看板作って」みたいな感じなので、全員でやるというよりは、引き継ぎのときだけ会議みたいな感じなので。デザインは個々の仕事だなって思いました。
qbc:デザインってこう作っていくんだということを見ている最中だと思うんですが、どうですか?
コノタビ:意外とデザイナーっていうのは地味な仕事だと思います。これはデザイナーの方が地味だとか、そういうことではなくて。どの仕事もそうだと思うんですけど、やっぱり見えない部分でやってる部分が大きいなと思って。
先輩方の働きぶりを見ていたら、例えば、断裁とかするんですよ。名刺を作ってもミリ単位で調節したりとか。あとは度重なる修正とか。
Twitterとか見ると、どこでも働ける、年収何万とか、結構キラキラしたデザイナーのイメージがあったりとかよくするんですけど。やっぱりそういう部分だけではないなと。もちろん、独立したりとかしたらお金ももらえるかもしれないですけど。どっちかというと、表に出ない部分の方が大きいなと思いました。
qbc:今、お休みの日は何していますか?
コノタビ:仕事に就くために地元から離れて住んでるんですけど、県内に知人がいなくて。
今は何してるかっていうと、何してるんでしょうね。YouTubeとか、例えばサブスクでドラマ見たりとか。社会人のサークルとかに、ちょっとだけだけど顔出してみたりとか。
あとは、最近できることとしたら、友達と電話とかですかね。
qbc:引っ越してきたばっかりだそうですが、引っ越しの片づけはもう終わりましたか?
コノタビ:荷物とかは、もう全部完璧にやってるので、生活自体はは全く困らないです。日常生活は、全然送れてます。
qbc:新しい環境に来てどういう気持ちですか?
コノタビ:ひと言で言うならば、寂しいです。私自身が、結構人とおりたいタイプなので。1人の時間も好きなんですけど。
やっぱり大学生活4年間、結構人とずっと一緒に泊まったりとか遊んだりとか、四六時中いる人間だったので。県内に気心知れた人が1人もいないっていうのは寂しいので、今は、それが本当に勝ってます。
qbc:どうしたらいいんですかね?
コノタビ:どうしたらいいんでしょうかね。私自身も、ちょっとこれは悩んでるとこなんですけど。何年かは確実にここにいるし、地元で就職した人ばかりなので、姫路に来るなんてまずないしっていう状況の中で。自分がどうやったら、その新生活を楽しい方にシフトできるのかって言うと、やっぱりこれは模索中ではあるんですけど。
やっぱり、無理に友達を作るのもちょっと違うなと思ってるので。そんなに頑張って作って、遊びに行って充実感を感じるかっていうと、たぶんそんなことは全然ないので。でも、いろんなところに、もしかしたら気が合う人とかもいるかもしれないなってスタンスで、いろんなところに参加しようとは思ってます。
qbc:寂しくない状態って、どんな状態なんですかね?
コノタビ:寂しくない状態。理想を言ってもいいってことですか?
qbc:どうぞ。
コノタビ:今までは学生だったので、もちろんみんなも仕事してないし。
私は、何もしてないとか、ずっと遊ぶだけっていうのがちょっと苦手な人間、遊ぶだけだと刺激が足りないなと思う人間なので。
例えば、午前中から夕方にかけてアルバイトして、そこから友達と合流してご飯一緒に作って食べたりとかして、泊まりとかするのが、一番理想的かなっていうふうに。
qbc:それは、比較的できちゃいそうかなって思いますけどね。
すぐ友達できちゃいそうな感じがしますよ。話しをしていると。
コノタビ:いや、これは基準とかの問題になってくるんですけど。
人と話すのは得意なんですよ。自分のことを開示するのも、たぶん標準よりは得意なのかなとは思うんですけど。
ただ私、友達の基準がすごいハードル高くて。気を許すとか、私が友達だと認識するまでのラインがめちゃくちゃ高いんですよ。例えば、他の人から「あなたは友達多いよ」って言われるんですけど、でも私からしたらそうは思ってなくて。
私は、いや、このレベルは別に友達だとは思ってないみたいな。ひねくれてるのかわからないんですけど、ちょっとそういう考え方をしてるので。友達ってなると難しいですね。
qbc:なんでそうなっちゃうんですかね?
コノタビ:さすがに、誘われたのに「私、あなたのこと、友達だと思ってないから」みたいな感じではないんです。
ただ、例えばですけど、親友か知人かで、確かに友達レベルの知人とかもいるっちゃいるんですけど。ただ、自分の優先順位を下げてまで大事にするかどうかっていうラインで見ると、いないんですよ。
例えば、その友達と楽しく遊べるかって言ったら、普通に、わりと気取らずに一定の時間であれば楽しめるとは思うんですけど。
でも例えば、私がすごいしんどいときに、相談したいと思えるか。または、しんどいときでもその友達がしんどかったら、自分のしたいことの優先順位を下げて、その友達に時間を使えるかっていうところでいくと、やっぱり結構数人かな、というふうにはなりますね。
qbc:自分を犠牲にしてまでその人のために何かできるか、みたいな話しですね。
コノタビ:そうです。基本、すごい友達を大事にするタイプなので、その分絞ってるという感じで。絞ってるってちょっと言い方が悪いけど。自分のことを本当に大事に思ってくれる人だけを大事にするみたいなスタンスですね。
だから、興味ない感じも出さないし、わりと普通に話すこと自体楽しいなと思うので、別に誰かと遊べないとか、その時間を楽しめないとかいうわけではないんですけど。
普通に楽しんでますし、けど、私が今1人で県外に来てるときに電話をしたいなと思える相手かとか、仕事をし始めてもう大学生みたいに時間を自由に使えなくなったこのときに、時間を割いてまで会いたいと思えるかっていうところでいくと、友達は絞られますね。
ただ、自分は結構これでいいかなっていうふうに思ってるし。たぶん、これからもこういう感じなんだろうなって思ってます。
qbc:コノタビさんは、性格面で言うと、人からなんて言われてますか?
コノタビ:変わってるって言われます。
qbc:どういうふうに変わってるんですか?
コノタビ:何が変わってるか、自分でもちょっとわからないんですよ。
就職活動のときに自己分析とかしても、周りからなんて言われてるみたいなのがよくあったんですけど。「変わってる」一択なんですけど、ただ自分で何が変わってるのかもわかんないし、わりと別に普通にそれなりに人と話せるし。何が変わってるかっていうと、ちょっと分かんないんですよ。それは答えられなくて。
いいように言えば、あんまりみんながしない方向に行くのかな。みんなって言っても、狭いコミュニティの中ではあるけど。その中でも、あんまりみんなが選ばない選択肢の方を選ぶのかなって思います。
qbc:好きなことはなんですか?
コノタビ:好きなことは、えっと、行ってないところに行くことですね。
qbc:旅行?
コノタビ:旅行とか、そうですね。見てないところを発見するのが好きで。さっき言ったように、できなかったことができるようになるとかが楽しかったりとか、自分が知らなかったものを知るようになることが楽しかったりとか。
好きなことって言ったら、すごい抽象的にはなるんですけど、それが好きです。
過去:わー、いっぱいある、どうしよう。過去一番か。
qbc:子どものころはどんな子どもでしたか?
コノタビ:子どものころは、こんな感じではなかったです。こんなに人と話すような人間でもなく、殻に閉じこもるような人間でした。
人間関係がうまく構築できなかったんです。友達もいなかったし。本当に、自分の基準で言う友達と呼べる人はいなかったし。
qbc:何歳ぐらいのこと?
コノタビ:小学生とか。だから、例えば、本当に遠足で一緒に行く人がいないとかいうのもあったし。本当に常に誰かと言い合いしてたような気もするし。
小学校自体が、結構大きかったってのもあるんですけど、いろんな人がいるしっていうので。
qbc:変わったきっかけっていうのは何ですかね?
コノタビ:変わったきっかけは、たぶん中学校の2年生ぐらいだとは思うんですけど。
そのときに出会った友達が、たぶん変えてくれたとまでは言わないけど、その友達に出会って、私は結構いい方向に行ったのかなという感じなんです。
その子はすごい明るくて、わりとどんな自分でも受け入れてくれるようなタイプの人で。その人が素直な子だったんで、それに影響されたのももちろんあるし。
自分は自分のままでいていいんだって思って、人とそう接するようになってから、いろんな人とも話せるようになって。人って悪くないなっていうふうに。
qbc:その子、どんな子だったの?
コノタビ:その子はよく笑う子で、思ったことをすぐ言っちゃうタイプの子。だけど嫌味がないというか。あんまり人を敵に回すことがない。だからといって、別に媚び売ってるわけでもなく。
ただ単に、自分がこうだからーみたいな感じで生きてるような人なんだけど。
だから結構、人に好かれる人だったと思います。そういう人と一緒にいてすごい楽しかったので、わりと友達というか、人との付き合い方っていうのも、勉強になりました。
qbc:殻に閉じこもるっていうのは、どういう感じのことだったんですかね?
コノタビ:人とは話してたんですけど。自分の性格がたぶん今とは違いすぎて、もう小学校のときのこと覚えてないんですけど。
たぶん、あんまり人を信用してなかったし、打ち解ける、広げる、表に出すこともできなかったので。たぶん、そうしたら嫌われるんじゃないかと思ってたし。
小学校のときって、よくあるじゃないですか、「意見違ったら嫌い」みたいな。そういうのもあると思うんですけど、小学校の規模とか地域にもよると思うんですけど。もちろん、自分が傷つけたこともあっただろうし、傷つけられたこともあって。
人っていうものを、たぶん信用してなかったですね。
qbc:閉じこもったきっかけはあったんですか?
コノタビ:もう記憶になくて覚えてないんですけど。でも結構、明るさはあったと思います。明るさはあるけど、ただどっか信用してないみたいな。ちょっと難しいですね。
家族の前では、すごい明るかったと思います。やっぱり、信用し切ってる人の前では、たぶんこの感じだと思います。
qbc:普通に遊んだりしてるけど、でも心を許してる人はいないみたいな。
コノタビ:そうです。あと、それこそやり取りの仕方が上手ではなかったので、やっぱり思ったことを言っちゃう。
今だったら、思ったこと言うにしても、言い方とか信頼関係によって言えたりとか、そういうのも考えることができるけど。小学校とかはそんなことを考えないから、自分が思ったことは「これは嫌だ」とか「こうしてほしい」とか言うことによって、やっぱり相手の受け取り方もあって、衝突したことは何回かありました。
qbc:中2のときに出会った、自分を変えてくれた子ですが。初めて会ったころ、どう感じました?
コノタビ:第一印象を、もう遠すぎて覚えてないですけど。
qbc:積極的に、その子と一緒にいようとしていた?
コノタビ:いや、あんまりつるんでなくて。ただ、いたいときにいるみたいな。
中学校とかってグループがあると思うんですけど、グループもそんな一緒じゃなくて、ときどき文化祭とか一緒に行ったりするみたいな。そのときに、あ、この人とおったらすごく楽しいなっていう。
今までは結構、これ言ったらこう思うかな、とかいう風に考えながら関係を築いてきたけど、その子とおるときは、素でおれて。で、やっぱり大事にしたいなと思ったし、私はこの人と本当におりたいなっていう理由でおりました。
qbc:その人とは、今でも友達なんですか?
コノタビ:今でも友達です。
qbc:今、その友達は何やってるんですか?
コノタビ:その人は保育士をしてるんですけど。今は、さすがに遠すぎて全然会えないけど。
年末年始とかは声かけて会ったりとか。しばらく会ってなくて電話とかもしなくても、会ったら久しぶり感もなく、昨日の続きのように話せますね。
その人は、いい意味で適当。深く考えないけど、本当に何するにも嫌みがなくて。たぶん人からすごい好かれるタイプなんだろうなと思います。
qbc:そのめちゃ褒めてる話は、本人にはしました?
コノタビ:いや、特にしてないです。なんか、あらたまってしたい話でもなくて。
qbc:だって、自分を変えてくれた人なわけでしょ?
コノタビ:なんか、私たち、特に振り返ることはないんですよ。過去は話さない。
いや、別に話さないってわけじゃないんですけど。近況報告で、こんなことあって、こういうこと感じるよね、みたいな話しかしないので。あんまり過去のことについて話したこともないし。
qbc:なるほど。このインタビューが記事になったときは、ぜひそのお友達に見せてほしいです。
コノタビ:確かにそうですね。それだったら、まあうれしいのかな、わかんない。
あんまり感情移入とかしないタイプだけど、まあまあ、うれしいかもしれないので。
完成していただければ、見せてみようかなと思います。
qbc:ともあれ、その人と会って、友達ができるように変わっていったと。そうなってくると、どうでした?
コノタビ:楽しかったです。もう本当に、高校時代とかもめっちゃくちゃ楽しくて、大学もめちゃくちゃ楽しくて。
qbc:どんな? 友達と遊ぶのが好き?
コノタビ:一緒にいるのが好き、話すのが好き。だからって、四六時中一緒にいたいとか、例えばトイレ行くにも一緒とか、そういうんじゃないんですよ。一緒にいたいからいるみたいな。でも一緒にいないと友達じゃないみたいなことも、別に思ってないし。
普通に友達とこうやって遊んだりとか、今日ご飯行こうみたいな感じで行ったりとか、散歩したりとかするのが好きで。その友達たちが本当に好きで、です。
qbc:何人ぐらい、友達はいるんですか?
コノタビ:今、どうなんだろう。どの基準で言ったらいいんだろう。私が、本当に親友と思える人。
qbc:遠くに離れてても、入院したとか事故に遭ったとか。そういうときにすぐパッと会社とか休んで、日帰りでも会いに行くとか、そういうレベルの友達。
コノタビ:そのレベルか。結構ハードル上がったな。ちょっと待ってくださいね。
qbc:うん。
コノタビ:10ですね。
qbc:「誕生日おめでとう」ってLINEする人は?
コノタビ:「誕生日おめでとう」か。それだったら25人とかですかね。
qbc:25人かあ。その25人同士は、お互いにみんな知り合いなの?
コノタビ:全然そんなことないです。コミュニティは全然違う。大学グループ、中学グループ、高校グループ、バイト先の先輩とか、そんな感じですね。
qbc:コノタビさんは、その中で「変わってるね」とよく言われると。
コノタビ:言われます。
qbc:どこが変わってるか、自分でもわからない?
コノタビ:どこって言われるとわからないです。こういうところがみたいなのは。でも、自分でもたぶん変わっとるんだろうなというふうに思います。
qbc:私が感じているコノタビさんの変わっているポイントは、1つはめちゃくちゃ早口ですよ。
コノタビ:言われます。「息継ぎしてないよね」って言われます。「どこで息してる?」っていつも言われるんですけど。それはたぶん、話したいことが多すぎて。
さすがに会社とかではゆっくりを心がけてるんですよ。会社とか仕事だし、伝わらないといけないから、ゆっくりゆっくり。でも、友達とかになると、やっぱりついつい気を許して、ウワーって喋っちゃうのはあります。
qbc:あと、好奇心の強さかなあ。
コノタビ:確かに。ポンポンポンポンやりたいこと変わるし。「え、これももう始めた?」みたいな。気づかんうちに始めてるみたいな、気づかんうちに挑戦してるみたいなところもあって。
でも、すごくネガティブですね。
qbc:え、急にネガティブの話? どういうこと?
コノタビ:好奇心のせいで何でも飛び込むんでポジティブかと思いきや、全然ネガティブです。
基本、本当に自分はできないんじゃないかって思うし。例えば、今住んでる県へ1人で引っ越すってなったときも、絶対友達なんかできんわみたいなところから入るし。
絶対寂しくなっちゃうとか、もう無理無理、絶対無理だわみたいなところから入るんですよ。しかも、それ口に出して言っちゃうんですけど。
でも、なんでネガティブかって言ったら、たぶん自分を守ろうとしてるんですよ。ネガティブになることによって、ハードル下げるというか。もしうまくいかなかったとしても、自分のメンタルを守るために、わざとネガティブにしてる感はあります。
qbc:自分に友達できないとか、そういうのを誰かに言ったりするんですか?
コノタビ:全然言います。めっちゃ言うわけじゃないけど、例えば普通の会話でも「無理無理。もう寂しいんだけど、絶対できんわ」みたいな感じで言うってことですね
qbc:コノタビさんは、今、幸せなんですか?
コノタビ:どうだろうか。でも幸せだと思います。パーセンテージで考えると、100%幸せだとは言えない。もちろん、自分が今叶えたいこともあって、こうできたらなって思うこともすごいあるし。それが、本当にすごいあって。
でも、幸せか幸せじゃないかって考えると、幸せだと思います。やっぱり職場にも恵まれて、自分のしたいことはできてるし、頑張りたいことがちゃんとあるし。周りには恵まれているので。しかも。何不自由なく生活ができて、親の支援も。
qbc:過去、一番楽しかったことはなんですか?
コノタビ:わー、いっぱいある、どうしよう。過去一番か。一番は大学生活ですね。
大学3年と4年のときにコロナ禍だったんですよ。1年のときには、授業もあったし部活とか普通にボランティアとか、そういうのもあったし。自由に動けた時期だし、時間はわりと有意義に使える。
3-4年がコロナ禍で何もできなかったんですけど、私、3-4年が一番楽しかったんですよ。できないなりにも、すごいいろんなことしたかなって思います。濃厚だったなって。
qbc:どんなことしたんですか?
コノタビ:4人グループで、卒業旅行とかも計画してたんですけど、泣く泣くやめたんですけど。でも、やっぱりできることをやるみたいな。例えば、みんなで大学で缶蹴りしたりとか。夜、人がいないところで缶蹴りしたりとか。お城に夜、散歩に登って月見に行ったりとか、本当に近場でできること。バドミントンを青少年センターでやったりとか。みんなで鍋作ったりとか、みんなでちょっと凝ったもの、春巻とか作ってみようって作ったりとか。大学生なんですけど、七並べをしたりとか、本当にそういうのがすごい楽しくて。
それはなんでかっていうと、やっぱり友達がすごい楽しい人たちだったからだと思うんですけど。何にも責任はないけど、自由はある状態だったんで。
時間も、ゼミとか就活が終わればみんな暇だったし、毎日のように集まって、本当にそれが当たり前に続くとは、もちろん思ってなかったんですけど、そのときは永遠に続くと思ってたし。ピンポンって鳴らしたら、すぐ会えるような関係で。友達とかには、すっごい恵まれたなと思います。
大学の友達が一番仲いいんじゃないか、と思いますね。やっぱり家族みたいな感じで。
qbc:面白いですね。逆に、あんまり遠出ができないとか制限されたから、近場で会うようになったっていう。
コノタビ:それもあるのかもしれないですね。やっぱり、帰省とかは近いんでしてたんですけど。それでもタイミングとかが合わないのもあって。大学のある県の方におることが多かったんで、みんなも旅行とか行かないから。
みんな他のコミュニティも持ってるから、卒業旅行行こうってやってたんですけど、それが全部なくなったんで。じゃあ、この4人グループでシェアハウスみたいにして遊ぼうって言って。
qbc:なるほどね。
コノタビ:TimeTreeっていうスケジュール共有アプリがあるんですけど、それに全部4人の予定を書いて。この日、暇だから行ってもいいよねみたいな感じで、本当に暇があれば誘って、パン屋行ったりとか、散歩したりとか、バドミントンしたりとかして。
qbc:みたいっていうか、シェアハウスそのものじゃないですか?
コノタビ:実際に4LDKを借りたわけではなくて、誰か1人の家に泊まり込みだったりとか、1週間ぐらい誰かの家に4人で泊まるとか。1Kなので1人なんだけど。ご飯を作って朝、みんなで起きてっていうのはしてました。
qbc:すごい。それは楽しそうですね。
コノタビ:めっちゃくちゃ楽しくて、未だにやっぱり恋しいなと思うし。4人全員、就職した県が違うんですよ。結構離れてて、たぶん今まで通り会うこともできないし。仕事の関係もあるので、やっぱり本当に頑張ったって、年1とかになるのかなもあるし。
やっぱり誰かが結婚したりとかしたら、もっと会いづらくなるのかなっていうふうには思うんですけど。それでもやっぱり。
未来:泣くし、喚くし、落ちるし、病むし。でも、その分、ちゃんと這い上がれる
qbc:未来について聞いていきたいんですけども。5年後10年後とか、死ぬときには人からこう思われていたいとか、未来っていうと、どういうイメージを持たれますか?
コノタビ:現時点なので、もちろん変わることはあるんですけど。この記事が出たときにもう違っていたらすごい悲しいんですけど。
5年後には結婚していたいです。で、30歳までにはアートディレクターになりたい。5年後が、ターニングポイントかなと思ってます。仕事の面も恋愛の面もどっちも。
結婚したら子どもが欲しいか欲しくないかって言ったら、五分五分ぐらいなんですけど。子どもできても楽しいだろうし、結婚相手と好きなことだけして、責任も生まれず、教育費もかからず、「この旅行、行こう」っていうのも楽しいのかなっていうふうに思うので。
10年後は、ちょっと予測つかないです。
どういう死に方をしたいんでしょう。「なんか、こいつおもろかったな」ぐらいで思われて死にたいです。「こいつ、ようわからんかった」ぐらいで終わりたい。笑われながら、終わりたい。
qbc:なるほど。もしも、中2のときの自分を変えてくれたという子がいなかったら、どんな人生になってたんですかね?
コノタビ:それはでかいかも。どうなってたんだろう。わかんないけど、今よりは良くなかったのかもしれない。
どこかで変えてくれる人はいたのかもしれないけど、その子と出会ってなかったら、たぶん選ぶ高校も違ってただろうし、いろんなことが違ってた。
その子と高校は違うんですけど、ただその子と出会ってなかったら、こういうふうな考え方ができてなかったなと思うんで、高校もたぶん違う形。そしたら今はたぶん、高校の友達と出会ってないし。そしたらたぶん、大学でも出会ってないしみたいな感じになるので。今よりは幸せではないのかもしれないなと思います。
qbc:ところで、noteに書いてあったんですが、就職はちょっとイレギュラーな流れだったんですかね。
コノタビ:大体4回生って、夏ぐらいには就職活動、大体みんな終わってるじゃないですか。でも、私は落ち続けました。全部落ちて、3月の15日まで内定がないという状態で。
このまま卒業したら、もちろんフリーターだし。そういう道もあるのかなと思ってたので、フリーターが悪いなとは思わなかったんですよ。
ただ、やっぱりその給料とかの面で考えたら、いろいろ計算したら、やっぱり結構厳しいなって思ったので。正社員にこだわってるわけじゃないけど、自分の好きなことをしたいなという意味で、やっぱり正社員がいいなっていうふうに思ったんで。フリーター覚悟で、ギリギリまで就活を頑張ってたんですよ。で、今いる会社に落ちたらフリーターでした。イレギュラーというか、いろんな会社を受けて、そこが唯一、私を雇ってくれたんです。
ただ、雇ってくれたから行ったわけではなくて。最終面接とか一次面接とか、いろんな方々と実際に会って、いろいろ話したんですけど、そのときにここの人たちと働きたいなって思って、直感で。結構直感を大事にしてるんですけど。
qbc:なるほど。
コノタビ:違和感って、大体当たるんですよ。直感が当たる確率は五分五分ぐらいかもしれないんですけど、違和感っていうのは当たるもんだと思ってて。ちょっと違うなと思って行ったところって、やっぱりなんか違うんですよ。
だから、まず違和感がなかった時点でもうこの会社かなって思って。やっぱり、最終面接とかで話してる内容とかもすごい誠実で、給料とかこんな感じですとか。しんどい部分もちゃんと教えてくださって。それですごい行きたいなと思いました。
qbc:コノタビさんは、どういうふうに評価されました?
コノタビ:どうなんでしょう。私は1から、直接人事の方、取締役とかの方に聞いたわけじゃないんですけど。裏からというか、人づてに聞いた話では、やる気とかを買ってくれたみたいで。人柄とか、やる気を買われて、「この人は伸びしろがあるから、あんなにやる気がある子は採用しなきゃいけない」みたいな感じで採用されたって聞きました。
qbc:そうだと思います。私も今までお話を聞いてきて、そう感じています。
何かわからないけれども、変だと思うところもあるんだけど、情熱を感じます。やりたいんだなって。
成功するまで失敗できるタイプだと思うんですよね。
コノタビ:でも、落ち続けたので。私、100社ぐらい受けました。
qbc:それは、デザイナーの勉強ゼロでデザイナー職を目指したら、そうなるでしょ。
ちゃんと会社が求めてるスキルが備わってたら、大丈夫です。コノタビさんみたいな人は、なかなかいないですよ。探す方が大変ですよ。
コノタビ:ありがとうございます。レアってことで。
qbc:未来というところで、どんなデザイナーになりたいかなどはありますか? 社会貢献したいとか。
コノタビ:正直、名を知られてるようなデザイナーにはなれないと思ってます。社会にこういうふうに貢献したいという高尚な目標もないです。
ウェブサイトとか、コーディング含めてできるようになりたいし。例えば、社会的っていう意味で言うと、あんまり有名じゃないというか、あんまりみんなに知られてない会社とかお店屋さんとかを、デザインの自分の力で発見する手がかりにできたらいいな、とは思います。
自分がデザイナーになりたいと思ったのは、それがきっかけだったんで。自分が大学時代に働いていたアルバイト先は、普通に人気があってお客さんも全然来るんですけど。ただもっと来てほしいなというのが、自分ではあったんで。
忙しくなりたいし、ホールスタッフとしてやっぱりお客さん来てくれた方がうれしいんで。
どうやったら、もっと知ってもらえるかなっていうふうに考えていたらデザイナーっていう職種を知ったので。
qbc:デザインってこういうことができるんだって思った具体例はありますか?
コノタビ:例えば、街中を歩いてるじゃないですか。飲食店だったら、メニュー表とかパッて置いてたりとか、看板とか置いてたりとかすると思うんですよ。結構見た目って大事だと思ってて。
ふらっと行ったところに、「あ、こういうのあるんだ」みたいな感じで寄る人も、たぶんいると思うんですね。
そのときにデザインというか、出されている情報によって、お客さんが入るか入らないかって決まると思います。もちろん、ここに行くんだって決めた人はそこに来ると思いますけど。通りすがりで店を目にする人たちを、どれだけその店に入らせるかっていうのは、看板とかメニュー表だったりとか、目に見えるものだと思ってるので。
そのときに、やっぱり分かりにくいよりは分かりやすい方がいいし。今とかって、どこの店に行くにも口コミ見たりとか、メニューを先に見てから行く人も多いと思うんですけど。やっぱり、何だかわからないのがわかる安心感って結構大事だと思うので。全く雰囲気が分からないカフェがあって、ちょっと気になるなと思ったときに、例えばオープンだけ書かれているよりは、こういうメニューが人気で、こういうメニューもあって、もちろんこれだけじゃなくて、これもあって、ドリンクだけでも良くて、そこそこ書かれていてみたいな感じだと、「あ、ここだったらいけるかな」とか。
例えば、パンケーキだとしても2千円なのか1千円なのかでも、入る人は違うと思うし。わからないのに入って、「え、こんだけお金取られる」みたいになるよりは、たぶん、お金わかっちゃった方が、みんなも入りやすいんじゃないかなと思うし。ここに入るか入らないかって、情報を見て判断できる。そういうのって結構大事なのかなって思って、デザインは大事かなと思いました。
qbc:ちなみに、就職はデザイナー以外の選択肢はなかったんですか?
コノタビ:ないです。私にデザイナー以外の就職先はありません。
qbc:それは、いつから?
コノタビ:なりたいと思ったのは大学4年の4月ぐらいですかね。
qbc:就職どうしよって考えたときってこと?
コノタビ:そうです。どういう方向性で行くかってなったときに、自分は教育学部だったんで、まあ、たぶん、このままレールに沿って行けば教師だったんですよ。周りも教師だし。
だけど、それを選ばなかった。選ばなかったのは、若干ネガティブな意味も入ってます。やっぱり、教師は嫌です。教師をされてる方は、本当にすごいなと思うし、周りもみんな友達が教師なので、本当にすごいなと思うんですけど。
自分の性格とかを考えたときに、たぶん、私はこの仕事を本業にしてしまったら、たぶん病むし、本当に苦労してるんじゃないかと思うので。
qbc:まあね。
コノタビ:自分は、たぶん割り切れるタイプではないし、やろうと思うととことん詰めちゃうので。そうなると、割り切る部分がないと、教師って無限に仕事があるので。教材研究なんて、しようと思えば無限にできるんですよ。なので、やっぱりそういうのはしんどいかなって思いました。
でも、デザイナーという職種は消去法では決めてないです。なりたいです。それになれなかったらフリーターやって、もっと勉強してなろうって。
qbc:コノタビさんのようにパワフルな方が、表現方法を覚えたらどうなるんですかね。楽しみです。
最後に言い残したことがあればお伺いします。
コノタビ:私は、絶対5年後、夢を叶えたいと思ってます。以上です。
qbc:夢って?
コノタビ:デザイナーとしての存在の確率と結婚。
qbc:ああ。結婚は行けそうなんですか?
コノタビ:今、彼氏がいるんですけど、その彼氏と結婚したい。(笑)
qbc:彼氏には伝えてるんですか?
コノタビ:彼氏と話してます。3年後ぐらいって。仕事がわりと落ち着くのが3年後ぐらいだろうって。
qbc:なんかさ、今までに、人生でネガティブ事件とかあったんですか?
コノタビ:めっちゃあります。どん底なんて落ちまくってますね。
qbc:例えば? 最後の1分で話せる範囲で。
コノタビ:一番直近のどん底で言えば、大学1年生のときに、単位を前期だけで26単位ぐらい落として。これ、どん底って言っても自業自得なんですけど。
ただ、もう全てが嫌になって、退学を考えようとしたっていうのがどん底なんですけど。
qbc:なるほどね。
コノタビ:他にもあります。ちょっと話せば長いんですけど。
qbc:へこんだりもちゃんとするよと。
コノタビ:全然します。泣くし、喚くし、落ちるし、病むし。でも、その分、ちゃんと這い上がれる力はあるかなと思います。でも全然落ちますし、ネガティブだし、もう無理無理無理ってなるし。全然なります。ネガティブなので。
qbc:ありがとうございました!
コノタビ:ありがとうございます。
あとがき
ずーーーっとやることなすこと考えること突っ走ってる人がいて、その人の頭の中はどうなってるんだろうなと思ったりする。でもさ実際一人として同じ人間なんかいないわけだから、みんなの頭の中だって違ってるんだけど、その人の頭の中だけ見たい、なんて思う。
まあ頭の中なんて見られないわけだし、結局それは、話を聞くってことになるわけなのかなと。まあでも、話を聞いても、結局9割だいたい自分と似てるというか想定しうる範囲で、最後の1割満たないくらいの何かが、明らかに自分と違っていたりするのよね。
アハハン。なんだろうねこういうの。
無名人インタビューをやっていて良かったと思うことはたくさんあるけれども、その中の一つが、そういう自分にまったくなかった1割の何かを知ることができること。そして、その1割を自分の中に吸収できちゃうところかな。なんだろね。存在を知るだけで、なんとなく真似できちゃって、自分の一部になっていくんだよね。
そういう意味では私は少なくともインタビュー200名オーバーの個性の部分を受け取っており、そうなると今や自分ってものが一体何者なのかと思うとあやしい。と、いうかね、もはや自分であることにあんまり意味を見出さなくなってきているのだよね。
自分というぽっかり空いた空洞みたいな。
さあ今回も感想はコメント欄に書くんだよ! さああ書いておしまい!!!
インタビュー担当:qbc
編集協力:有島緋ナ
#無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #デザイナー #大学生
マガジンで過去インタビューも読めますよ!
インタビュー参加募集!

いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!