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フリーランス1カ月目でめっちゃ迷ってるっていうような状況の人

親に刃向ったことある? 私ある。力の限り戦った。父親と。結局仲良くないまま父親は死んで、彼の枕元には私の写真がなかった。姉と弟の写真はあったのに。
それでも長男なので喪主はやりました。宿命だから。
どうでもいい導入をしてしまった。
フリーランスという言葉、めっちゃ流行ってる。どうですかみなさんは気になる?
副業もそうですよね流行ってる。なんちうか、働くということがたいへんにクローズアップされてる。
そうだね注目されてる。大注目と言っていいかもしれない。そうなのかもしれない。
子どものころの夢はなんだった? 私はサラリーマンだった。お父さんの仕事がサラリーマンって聞かされていたから、5歳だか4歳だかの時、おばあちゃん(父の母)から聞かれた時に、そう答えていた。答えていた気がする。いや絶対に答えていた。
なんのことはない、親の影響は大きいのだ。という話しだったかもしれない無名人インタビューここに公開! 見て読んでいってね!!(主催:qbc)

今回ご参加いただいたのは ゆーみん さんです!

現在:ご飯の炊きたての瞬間に立ち会う

qbc:今、何をされている方でしょうか。

ゆーみん:2月末で働いてた会社を辞めて、今はフリーのライターとして活動しています。

qbc:フリーになられて、どんな感じですか?

ゆーみん:文章を作る資料を作るっていうのは、前職でもやってたんですけど、また違うスキルが使われるというか。慣れるまでは結構大変で、言う人によっては、慣れてもずっと大変だよって。今は、これからどうしていこうかなっていう感じです。

qbc:なぜフリーになったんですか?

ゆーみん:前職が大きい組織の中にいて、まあ前例踏襲とか上司の指示とか、スキルが得られないことに対しての不満があったのと、これから定年までずっと仕事続けるかとか、定年終わった後も年金だけでお金足りるかみたいなので、副業スキルというか、自分で稼げるスキルがないとまずいなと思ったので、挑戦してみました。

qbc:始められたばかりということで、今、具体的にはどういう感じでお仕事されてるんですか?

ゆーみん:今はまだ、クラウドソーシングとかで仕事を探して、1個3,000字から6,000字の記事を書いてる感じですね。

qbc:時間的にはどれぐらい働いてらっしゃるんですか? 定時がなくなって。

ゆーみん:まだ波があることに慣れてないんですけど。今、仕事が応募してどれぐらい受かるかとか、仕事にどれくらい時間がかかるかとか、自分でコントロールできない部分もまだあるので、難しいですね。一件に半日かかっちゃったりとか。その代わり、自分で納期までにどこで作業の時間を取るかは自分で決めることができるので、今日休みにしたりとかはできています。

qbc:どれくらい営業したら1か月生活できるか計算って、できてきてる感じでしょうか?

ゆーみん:今それはしないようにしていて。そこをシビアにやりすぎると、メンタル的にきついかなって。
収入、稼ぐことも大事なんですけど、暮らしも大事にしたいので。
無名人インタビューのインタビュアーもそうですけど、直接収入につながらないことでも、今後の勉強になることにも時間を遣ったほうがいいかなと思っているので、あえて月収何万円達成とかは、シビアに考えすぎないようにしています。

qbc:ひとまず、生きていけない状態にすぐなるってわけではないんですね。

ゆーみん:そうですね。貯金額を見ないようにしてます。

qbc:ゆーみんさんの言う「暮らし」ってなんですか?

ゆーみん:めちゃくちゃ会社員で残業してた時とかって、近所の中華料理屋で食べて帰るとか、成城石井でお惣菜買って帰るみたいな生活だったのが、今は自分で自炊したりとか。
お金をたくさん稼いでモノを買って消費するみたいなサイクルよりは、自分で作れるものは作る。で、時間的余裕を持つみたいな方が豊かだな、と。
家にいて作業していることが多いんですが、そういう時は基本的に自炊で、ご飯炊いて、お茶淹れて、みたいな。

qbc:ご飯の炊き方っていうのは、やっぱりこだわりがあるんですか?

ゆーみん:家にいた時は、できるだけガスで。ルクルーゼとかで炊くようにしていて。
今はちょっとシェアハウスなので、備品の炊飯器で炊いたりもしてますが。
電化製品をあまり持ちたくないというのがありまして。コンセントの配線とかがごちゃごちゃしてるのが、あまり好きではないので、

qbc:おいしさを取った結果、ガスなんですか? それとも違う何かでガスなんですか?

ゆーみん:炊飯器ももちろんおいしいんですけど、ガスで炊くと炊きたての瞬間が。
炊飯器だったら予約タイマーとかでやるんで、あんまり炊きたての瞬間を食べるっていうことにならないんですけど、ガスって見ておくしかないので、炊きたての瞬間に立ち会わざるを得ないという意味では、美味しさも違うかなという気がしますね。

qbc:炊き立てに立ち会うって初めて聞いたんですけど(笑)。
そういう風なことって、他にもあります?

ゆーみん:洗濯とかも、時間があれば手洗いする時もあったりして。
洗濯機突っ込んだら綺麗になるっていう便利さはあるんですけど、たまに洗濯機入れたけど、綺麗にならなかったとか。
ほんとに洗濯機って綺麗になってるんだろうかとか。ちゃんと掃除しないとカビが生えたりとか。目に見えないものを可視化させていきたいというか。

qbc:目に見えないものを可視化。どうするんですかね?

ゆーみん:洗濯機の中だと、洗い方って機械が決めてて、水の中で汚れがどうなってるかとか、見えないと思うんですけど。
手洗いすると、こう汚れが落ちているのが、見える。ここにシミがあるから、落とさなきゃなとか。ここは意外とダメージ受けてたみたいなのが、見える。

qbc:はいはいはいはい。なるほど。
今、一番たっぷり時間を使いたいことってなんですか?

ゆーみん:一つは、面白い人が集まる環境にいるので、たくさん人と会って話す。
もう一つは、オーガニックとか、自然食に対してアンテナの高い場所でもあるので、マルシェ行ったりとかカフェ行ったり。
その二つに時間を遣いたいですね。

qbc:その、人と会うことと食については、共通点のあることなんですかね? つながってること?

ゆーみん:繋がってる部分もあり、繋がってない部分もあって。
繋がってるのは「自分一人ではない」みたいな意味で。自給自足とかすればいいんでしょうけど、そこまではできていないので。
誰から買うかとか、誰が作るかとか。人との関わりを持つという意味では、共通してるかもしれない。

qbc:そうか、マルシェだと生産者さんの直販とか、そこに近しい人から買うから。
なるほど。どんな気持ちになります? そういう世界って。

ゆーみん:逆にスーパーで買うと、ちょっとなんか罪悪感というか、大量生産されたもの買っちゃったなあってなるんですけど。
生産者から直接買うと、お金の使い方として豊かだなと思います。

qbc:罪悪感って、どんな?

ゆーみん:なんだろうな。たくさん作って、たくさん廃棄されていくもの。資本主義的な生産サイクル。季節に合わないようなハウス栽培で作られたような。自然じゃないみたいなイメージがあります。

qbc:その感覚っていつからですか?

ゆーみん:ここ3、4年だと思います。自分自身もその組織の中で働いていて、上に言われたからやるとか。
どこでご飯食べても一緒じゃないですか。働いている人も、自分のこだわりでお店開いてるわけじゃなくて。マニュアルがあって、直営店から指示もらって。

qbc:セントラルキッチンから加工済食材が送られてきてね。

ゆーみん:そうそうそう。そこに疑問を持ち始めて。
たぶん、いろんなものから影響を受けてはいるんですけど、もともと実家でも畑やってたりとか。一人暮らしも8年ぐらいしてたんですけど、たまねぎってスーパーで買うものなんだ、みたいな。
最初はまあ、それが普通かっていうので、スーパーで買ってたりもしてきたんですけど、いろんな影響をちょっとずつ受けながら、3、4年前ぐらい前から。
マルシェに出会ったのもそれくらいで。あとテレビ番組の「カンブリア宮殿」でそういうこだわりのある人の話を聞いたりとか。

qbc:フリーランスっていうのも、そういうことの一つということですよね。

ゆーみん:そうですね。給料月何万って決まってるけど、これ何に対して払われてるんだろうかとか。

qbc:なんでしょう。今、罪悪感から解放された感じなんですか? それともめっちゃ楽しい! て感じなんですか?

ゆーみん:そこも半々ですね。自分で選べる自由さもありながら、逆に全部自己責任になるっていう責任もあったりして。
一個一個が、これに対していくら払われているみたいなのが、見たいなと思って始めたんですけど、逆に現実をすごく見てしまうのもあって。
給料みたいに、やってもやらなくても、全部ひっくるめて何万とした方が、あんまり細かく考えすぎなくて楽だなっていう面も逆に見えてきたりしましたね。

qbc:今、フリーランスになって良かったですか?

ゆーみん:挑戦できたことはすごく価値があったなと思ってます。ただフリーだけでずっと続けていくのはしんどいなと思っています。

qbc:じゃあ、シンプルにフリーランスなってこれは良かったなって思うことって、なんですか?

ゆーみん:自分がどうしていきたいかみたいな意見を持ったりとか、発信がしやすくなった。
会社の制約、この会社にいるからこういう人物でいなきゃいけないみたいなしがらみが、なくなったかなと。

過去:できるだけ大量生産されたものではない、個人が作ったものを選ぶ

qbc:ゆーみんさんは、どんなお子さんだったんでしょうか?

ゆーみん:習い事を色々やっていて。幼稚園で言うと、スイミングと習字と、オルガン教室、体操教室もか。

qbc:え、同時にですか?

ゆーみん:週1ぐらいで。
小学校も、引き続き、同じようなものを続けて。ピアノも続けていて。部活も、メインで入ってたのはバスケなんですけど、臨時で大会前だけ陸上入るとか、合唱部も臨時でとか。
興味関心は広いタイプだったと思います。

qbc:そうですね。間違いなく広いと思いますね。その中で、何が好きでした?

ゆーみん:ピアノとバスケが割と長くやっていて、好きだと思います。

qbc:性格的には、どんなタイプのお子さんだったんですかね。

ゆーみん:小学校3年生ぐらいまでは割と騒がしくて、小学校4年生ぐらいから結構落ち着きが出てきて。
結構近所の男の子とばっかり、小学校から帰ったらみんなでドッヂボールするみたいな。アウトドア系というか、スポーツ少女みたいな感じでした。

qbc:落ち着きが出た、出ないというのは、きっかけがあったんですかね?

ゆーみん:小学校4年生の時に、担任の先生にめちゃくちゃ怒られたことがあって、それで大人しくしてたっていうか。

qbc:ゆーみんさんって、どんなタイプって人から言われますか?

ゆーみん:活発、行動力があると言われることが多いですね。活発でなければ、辞める決断はしてないと思うんです。普通は定年まで続けるような仕事をしていたので。

qbc:他に、子どものころエピソードってありますか?

ゆーみん:わりと、いろんな人に会わせてもらった、いろんなところに連れてってもらってたっていう記憶がすごいあって。
家族旅行も年1回遠出したりとか、いろんな親戚に連れられて出かけたりとか。男の兄弟が、あと二人いて、女の子だから連れ出されたのか。
いろんな人とコミュニケーションとったな、という記憶があります。

qbc:そうだそうだ。習い事は、自分がやりたいやりたいみたいな感じだったんですか?

ゆーみん:記憶が曖昧ではあるんですけど、両親曰く、ピアノは男兄弟は早い段階で辞めてたのが、私がやりたかったので続けていたと、なんとなく言われています。
幼稚園の時にオルガン教室行ってて、小学校6年間ピアノ教室習って、中学校からは部活で忙しくてできなくて。まあ趣味で弾いたりはしていました。
今は、コロナ禍で時間ができて、電子ピアノ買って、たまにやってたりしましたね。

qbc:その後は、中、高、大学と進んでいく感じなんですかね。

ゆーみん:部活でずっとバスケを小中高とやっていたので、大学ではサークルでバスケをやっていたので、そっちの方が徐々にメインにはなっていきました。

qbc:部活が中心? 勉強が中心?

ゆーみん:部活をやりながらも、割と勉強中心だった気がします。
好きと得意があんまり一致はしてないんですけど、社会と理科が割と好きだったと思います。
国語は苦手でした。
社会は、資料集とか眺めるのが好きで、なんか旅行行った時とかも「これ見たことあるあれだ」みたいな。実生活にも活きてる感じがするというか。
理科は、実験するのが好きで。料理とかするときも、レシピ通りに完璧に作ろうっていうよりは、実験的に料理をすることが多くて。これとこれ混ぜたらどうなるのかみたいな。何分焼いたらどうなるんだろうみたいな。

qbc:なるほど。大学はどんな勉強されていましたか?

ゆーみん:大学は経済を専攻していて。ミクロとかマクロとか。行動経済学とか、統計とか。

qbc:結構いろんなことされますね。ピアノ、バスケ、スイミング。で今の興味からすると社会学系とかに興味があるのかと思いきや、大学は経済だったんですね。

ゆーみん:めちゃくちゃやりたいっていうことが特になかったので、自分的に就職に活かせそうっていうのと、若干マネジメントにも興味があったので。面白そうだなとは思ったんですけど。
ただ学科選択でマネジメントに行けなくて公共政策の方に行ってしまったので。実際は、法律とか税金とかをやっていました。

qbc:部活は、バスケは楽しかったんですかね?

ゆーみん:バスケ楽しかったですね。小学校4年の担任がバスケ部の顧問で。
そもそもバスケっていうの知らなくて、三者面談でバスケどうって言われて、はい
って。
他のスポーツよりスピード感があるのがいいですね。野球とか見てると、遅いなと思っちゃうときがあるので。

qbc:一番興奮するときって、いつですか?

ゆーみん:美味しいもの食べたときとか。最近だと、それこそマルシェで買ってきたお野菜でおひたし作って食べてるときとか。
もう素材が美味しいみたいな。
味つけもシンプルに、大体、塩、こしょう、酢ぐらいしか使わないですね。

qbc:なんか、そういった「暮らしを大事にしたい」っていうことと、過去の子供時代が、なんか繋がってこないところがあって。

ゆーみん:両親は共働きだったんですけど、主におばあちゃんが畑をやっていて、おばあちゃんは畑やりながらも、裁縫とかもやってたので、自分で糧を持ってるような人で。
会社行って疲れて帰ってくる両親と、家で料理や家事も楽しそうにしている祖母の姿を見て、会社員よりそっちがいい、暮らしを大事にしてる方がいいなっていう感覚は、そこから生まれた気がします。

qbc:なるほど。で、そういう感覚はあったものの、すっと就職しちゃったのかなって感じだったんですよね。そんな感じだったんですかね。

ゆーみん:当時はそこまで気づかなくて。周りも大体みんな就活して、友達にもどこ行くのとか言われるし、親からも言われるし。
割と安牌なところを選んでしまったなと。
就職しか選択肢がなかった。他の選択肢は知らなかった感じですね。

qbc:バスケ選手になりたいとかは?

ゆーみん:ないですね。そこまでは極められてなかったですね。
ピアノも。まあちっちゃい頃は、第〇代ベートーベンになりたいとかありましたけど、現実的にそれで食ってくみたいなところまでは、ぜんぜんなかったので。
普通に就職して、趣味で続けられたらいいなと思っていて。

qbc:会社員時代は、どうでした?

ゆーみん:部署によっても結構色が違うんですけど、最初の方はまあおっちゃんの前でヘラヘラしてるだけでなんとかなったなっていう。
だんだん、年数、部署が変わっていくうちに、自分でなんとかしなきゃいけないみたいなことが増えてきて。しんどい時もありました。

qbc:サラリーマンが向いてる向いてないで言ったら、どうでした?

ゆーみん:異動してから3ヶ月ぐらいが、もうめちゃくちゃしんどくて。
たぶん、一般常識持ってると、多少部署移動があったとしても、なんとなくで電話対応とかできちゃってるように私は見えるんですけど。
私は、なんか全部を調べないと、この答えが合ってるかわからないみたいなのがあって、異動直後がすごい苦痛でした。

qbc:どうしてそんなに調べちゃうんですかね。

ゆーみん:普通の人より可能性を色々考えすぎちゃうところがあって。よくあるQ&Aとかで答えられる内容もあるんですけど、もしかしたら相手の人の意図が違うかもしれないみたいな可能性をすごい考えてしまって。
実際かんたんな質問で、拍子抜けする、みたいなことがありました。

qbc:そういうことが重なって休職に?

ゆーみん:業務量も、質的にもちょっと負担が大きかったですね。欠員があったりとか、色んなことが重なったり。

qbc:なるほど。年齢的にも転職する人が多い年齢だと思うのですが、フリーランスでライターで、と一気に方向転換したのは、どういった理由があったのでしょうかね?

ゆーみん:もともと、前職と全然違う分野に挑戦したいっていうのもあったので。デザインとかサイト制作もやってみたんですけど、いざやってみるとそれで営業かけられるほどできないという現実に直面して。
それから、自分がこだわりが強くて、発信するのが好きっていうのがあるので、広報、PRみたいな道とか、メディアとか、そういう方向に進むのも向いてるのかなっていうので、今はライティングをやっているところです。

qbc:こだわりっていうのは、どういうこだわりなんですか?

ゆーみん:食事に関して、スーパーで買うのではなくて生産者から買ったりとか、添加物入ってるかみたいなチェックしたりとか。そういうこだわりがあったりとか。
同じように、買う服とか使うものとか、できるだけ大量生産されたものではない、個人が作ったものを選ぶとか。アンティークみたいなストーリー性のあるものを選んだりすることが多かったり、好きなものとか、こだわりがはっきりしてるのは強みだよ、って結構言ってもらうことが多いので、それを仕事にできたらいいなと思っています。

未来:こだわりを持ってる人、自分の好きな人と関われるのが幸せ

qbc:5年後、10年後どうしたいですとか、死ぬ時にこう思われたいとか、未来にはどういうイメージを持たれていますか?

ゆーみん:今はまだ、どんな会社があるとか、世間知らずなところがあるので、自分で仕事を選べるようになりたい。自分がどういう実績があって、こういうことができるよと確固たるものができているといいなと思っています。

qbc:はい。

ゆーみん:死ぬ時は、あんまり長生きしたいとは思ってないんですけど、できるだけ元気に、ピンピンコロリじゃないですけど、色々動き回って、好きに生きながら死にたいというのは、あります。

qbc:ゆーみんさんは、何が一番好きなことなんですか?

ゆーみん:マルシェで個人でやってる人とか、バーとかでカウンターに座ってマスターと話しているときが、楽しいです。

qbc:何がが楽しい?

ゆーみん:チェーン店とかだと、店員さんと会話するにしても、当たり触りのない会話というか。
でも個人でお店出すような人って、その人もこだわりを持ってるので、聞かずとも話したくてしょうがないみたいな。そういう話を聞いているのが、好きですね。
個人店だと、買うときに言葉のキャッチボールもありますけど、チェーン店だと、なんかそっきなくお金だけ渡してさようなら、ってちょっとさみしいな、というのもあります。

qbc:それは、自分だけが変われば良いレベルなんですかね?

ゆーみん:できれば今、時代の流れ的にSDGsとかエシカルの流れもあるので、みんながそういう価値あるものに関心をもつように変わっていってくれたらいいなと思います。
それぞれ人の自由があるので、強要は、しないようにしています。
気づいてないだけで、良さを知ったら、買うものも変わってくるんじゃないかなっていう気はしています。

qbc:ライティングは、それを広げるための手段という意味もあるんですかね?

ゆーみん:そうですね。今SDGs系のメディアからお仕事をもらったりとか、就活もそういう理念を持った会社を中心に見たりはしてるので、仕事につなげていけたらいいなと思ってます。

qbc:あ、再度就職する可能性もあるんですね。

ゆーみん:はい。一人だけでずっとやっていくのはきついし。営業感覚とか経理感覚とかもまだ他の人よりついてないってのがあるので、一回会社に入ってスキルを身につけながら、副業でやっていってもいいのかなという気はしています。
会社の肩書きがあったほうがやりやすいこともありますし。収入は安定しますし。

qbc:自分の得意分野、こだわりの部分については、まだ自信がない感じなんですかね?

ゆーみん:相手によってこの人ヒットしたなっていう時と、聞いてないなあというときもあるし。その時々という感じですね。

qbc:ご飯の炊き方の話を冒頭でしましたけど、例えばゆーみんさんの話を聞いて、ご飯の炊き方を変えた、みたいなことになると、勝った、みたいな感じなんですかね?

ゆーみん:そうですね。勧めたものを買ってくれたりとか。そういうのがあると嬉しいですね。
気にする人は電気を使うと電磁波も気にしますし、そこまで気を使うかどうかですけど、やっぱり目に見えないっていう。炊飯器って、保温しっぱなしでどれだけ入ってるかとかって、開けないとわかんないじゃないですか。そういうのも結構ちょっとしたストレスになったりするんですよね。
炊けてると思ったらなかったとか、もうないと思ったらちょっと残ってたりとか。自分で管理しきれてない部分があるのが、ちょっと気持ち悪い感じがあります。

qbc:もう自然のままに暮らしたいみたいな感じになるんですかね?

ゆーみん:そうですね。そう思ってたんですけど、今田舎暮らしを経験してみて、逆に都会の良さみたいなものも感じるときがあるので、全部振り切るっていうよりは、たまに田舎暮らしと都会暮らしを転々として、まああっちもいいなと思ったら、また変えてっていう繰り返しなのかなあ、となんとなくしています。

qbc:今、もろもろ、自分にとってはいい状態なんですかね?

ゆーみん:まだ駆け出しで、時間のかけ方とかあんまり自分でコントロールできてないので、もうちょっと余裕持ちたいなっていうのはありますけど。平日だからとか9時17時だからとかの縛りはないかなあと思ってます。

qbc:今後、どうですかね。ライターとしてバチバチやっていくモチベーションは、高まっている状態なんですかね?

ゆーみん:逆に、フリーランスでも、自分のペースというよりは、クライアントのメール通知が来たら見ちゃうとか。コミットし過ぎちゃうところもあるなっていうデメリットが見えてきたので。まあ逆に会社員になって、定時過ぎたらパソコンの電源を切るみたいな切り替えができるというのもいいかなと思ってきているので。

qbc:めっちゃ迷ってるっていうような状況なんですかね(笑)。

ゆーみん:めっちゃ迷ってるっていうような状況ですね(笑)。フリーランスとして慣れてきて自分でコントロールできるようになればそれでもいいかもしれないし。全部フリーランスじゃないにしても、業務委託とか派遣とか、いろいろな働き方があるので、週5でなくとも正社員とかあれば、と色々見てます。

qbc:なるほど。フリーランスって結構厳しい働き方ですからね。

ゆーみん:フルリモートの方が好きなカフェとかでやれるしなとは思ってたんですけど、wi-fi安定してるかとか、コワーキング行くにしてもお金かかるなと考えると、逆に会社があるのも便利だなっていう。
だから、まあ、どっちもどっちですね。週2出社とかでもいいかもしれないですね。

qbc:今じゃあ、会社員を解体したみたいな感じなんですかね。このままずっと会社員をやらなきゃいけない、みたいな感覚を、1回バラっと崩して新たに組み立ててる状態で、案外元居た場所も、悪いところばかりではなかっなって。

ゆーみん:離れてきたことで見えてきた部分もありますね。いたら、不満しかなかったので。

qbc:なんか、めちゃくちゃ器用にいろんなことをこなしてて行動力もあるので、なんかもっと違う会社に入ったらいいんじゃない、って思いましたけどね。まだ1社だけですよね?

ゆーみん:今、わりと就活で何社か平行してやっていて、知らない会社がたくさんあるので、エージェントなども使ったりして。
カジュアル面談とかで色んな会社の人と話せるのがすごい楽しいですね。

qbc:そうですね、今若い会社もあるし、いわゆる日本型の保守的な会社もあるので。

ゆーみん:募集してなくても、こういう働き方は提案したらできるのかとか聞いてみたりとか。色々あるっていうのが、最近ようやくわかってきたので。

qbc:元々、愛知にいらっしゃったんですよね。それで千葉まで来て、さらにいろんな変化をボコボコって起こしたのはなぜだったんですかね?

ゆーみん:愛知を出たことがないというコンプレックスがあって。愛知って比較的保守的な考え方のところで、出ない人が多いと思うんですけど。そういう世間の狭さみたいなことにちょっと息苦しさを感じていて。
実際出てみると、なんだろう。まあ、愛知にいると、比較的、この高校出てこの大学出て、と見られていたのがそうじゃない視点で見てもらえる。まあ、面白い経験ができたなと思っています。

qbc:もしもの質問というのがあるんですけれども。
もしも、自分にもしもの質問をするとしたら、なんて質問をしますか?

ゆーみん:生まれた場所とか両親とかが違ってたら、という感じですかね。

qbc:お父さんお母さんは、厳しかった?

ゆーみん:厳しいですね。真ん中の子だったんですけど、教育熱心でした。

qbc:そこから逃げ出したかったというのも、あるんですか?

ゆーみん:そうですね。前職の会社も親受けがいいみたいなのもあって選んだところもあったので。
若干反対はしてるでしょうけど、自分の意思で歩けているかなと。

qbc:今、親受け悪い?

ゆーみん:悪いですね(笑)。千葉来るときもひと悶着あって、なんで勝手に辞めたんだ、次どこ行くんだどうするんだって。
親に事前に相談しても答えはわかってたので、事後報告だったんですけど。それが親には不服だったらしく。

qbc:今、いろいろな強ばりがほぐれていってる感じなんですかね。自由度何パーセントくらい?

ゆーみん:かなり、高くなりました。時間は足りないというのはあるんですけど、やりたいことに時間を使えているというので。7割8割は自由にできてると思います。

qbc:何系統の仕事が面白いと思いましたか? 就活していて。

ゆーみん:広報、PRとか。あとは、プロジェクトマネジメントも面白そうだなとか。そこでクリエイターと関わったりとか。
自分で何かを作りたい気持ちもありますが、どちらかというと、すでにできているものがあるならそれでと思います。

qbc:こっちの質問のほうがいいかな。人とずっと会わずにライティングしているほうがいいのか。人をマネジメントして何かを作りだすほうがいいのかだったら?

ゆーみん:自分で手を動かすよりは、仕事は取ってくるけど、それは誰かにやってほしい、営業だけしてたい、というのは若干あるかと思います。

qbc:こういうものを作りたいという欲求はある?

ゆーみん:欲求はあるんですけど、自分が完璧主義過ぎて、頭に浮かんだものをそのまま具現化できたことがあんまりない。
そういう意味で、ディレクションとかマネジメントをやって、クリエイターがやりたいことを、やれるお金はこっちで準備するから作ってね、みたいな。

qbc:確かにね、上流のほうが向いているのかもね。めっちゃライティングが好きで好きで、という話が出てこなかったから。
たぶん、人がキーワードなのかなって。暮らしへのこだわりもあったけど、人と話してるのがいい、て出てきたから。

ゆーみん:うーん、そうですね。

qbc:あ、あんまり納得がいかない?

ゆーみん:人というのも、こだわりを持ってる人、自分の好きな人と関われるのが幸せなので。

qbc:この人は面白い面白くないってのは、どこで判断します?

ゆーみん:うーん。「普通は」とか言い出したら、ちょっと冷めちゃうかな。

qbc:なるほど。最後に言い残したことがあれば、お伺いしております。

ゆーみん:大丈夫でした?

qbc:大丈夫です。ありがとうございました。

ゆーみん:ありがとうございます。


あとがき

名にし負う無名人インタビュアーとなります、ゆーみんさん。しれっとまたインタビュアー紹介インタビューということでしたの今回。
無名人インタビューの制作メンバーになる人たちの共通点として(当たり前ではありますがね)人の話を聞くということがあります。他人を知る喜びって、どう思います。私はこう考えてます。人間は社会性のある動物だから、社会性というのは人と人が共同で生活することだから、この社会性の基礎であるお互いを知ったり感情を共有したりすることが楽しい人ほど、一緒に生活し(つまり共同作業でうまく食料を確保できたりできた)、生存競争にうちかってきたのではないかなと。つまり、人の話を聞くのが好きな人じゃないと生き残れなかった。
いやまって、社会性なしに、自分の例えば腕力だけで、自分の知力だけで生き残ってきた人たちもいるかもしれない。そうかもしれない。人と話をする、コミュニケーション好き生存競争戦略というホモ・サピエンスの流派があるのかななななんて。
でもさ、商品経済が進化深化しまくって、お金さえあれば生活できるじゃん、てなったときに、他人に共感したりする感情って特に必要じゃなくなったりするんじゃないのかな? なんて思うこともあるのよ。感情こそ、他人と一緒に生活するために他人の気持ちを知るための脳の機能なんじゃないかって思っていて。だから、お金っていう、他人と生活をともにしなくても生存できるツールのお陰で、もう別に感情なんていらん、て。情緒は厄介者だって。
私たち人間には、尾骶骨が、爬虫類のなごりだった痕跡器官が残っているじゃない? それと同じように、いつか感情も、なんだか名残はあるけれども、実質的な用途としては消えていくんじゃないのかなって。形骸化した儀式みたいにして、私たちは涙したりするのかもしれない。
もしもそうなった時代に、この無名人インタビューの記録が、感情というものを知る手立てのひとつになってくれたのならば。
俺は本望だ。
コメントはコメント欄にてお待ちしています。

インタビュー担当:qbc

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