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アートチョコプレート作家の人

むかしむかし、ある城下町に、彩(あや)という名の菓子職人が住んでいました。彩は、チョコレートの板に美しい絵を描く、不思議な技を持っていました。
ある日、町の豪商がやってきて言いました。
「この宝石のように美しいチョコレート、もったいなくて食べられぬわ」
彩は静かに微笑んで尋ねました。
「では、なぜ美しく作るのだと思いますか?」
豪商は困った顔をしました。「それは...飾るためではないのか?」
「食べていただくためです」と彩は答えました。
「美しさは、口に入れるその瞬間まで、心を豊かにします。そして味わう時、もう一度心が満たされる。二度の喜びを届けることが、私の仕事なのです」
別の日、弟子が尋ねました。
「師匠、こんなに丁寧に描いても、すぐに食べられて消えてしまいます。むなしくありませんか?」
彩は穏やかに答えました。
「桜の花は散るから美しい。このチョコレートも、消えるからこそ尊いのです。永遠に残るものだけが、価値があるわけではありません」
それを聞いた弟子は、はっと気づきました。
「一瞬の美しさに、心を込める...それが大切なのですね」
やがて「消えゆく美にこそ、真心を込めよ」という教えが、職人たちの間に広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。

と思う2025年10月02日08時06分に書く無名人インタビュー1180回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】


今回ご参加いただいたのは なかむらふみこ さんです!

年齢:40代前半
性別:おばさん
職業:お友達の紹介
instagram:https://www.instagram.com/smile_mama235



現在:でも私、そういう逃げ道を作るのがあんまり好きじゃないっていうか。やるんだったらもうね、背水の陣じゃないけど。

qbc:
今何をしている人でしょうか?

なかむらふみこ:
私はアートチョコプレート教室をしています。これから本格的に始めていこうと思って。今、開業してからはもう1年以上経つんですけれども。細々とやってたんですけど、本格的にやっていきたいなと思って。今、コースレッスンを今日の明け方ぐらいにやっとコースが完成して(笑)

qbc:
アートチョコプレート作家?

なかむらふみこ:
はい。

qbc:
チョコプレートってどんなもんなんですかね。

なかむらふみこ:
ケーキ屋さんでチョコプレートを注文できるお店もあると思うんですけど、キャラクターだったりとか本当にハッピーバースデーって書いてもらうだけだったりとか、いろいろあると思うんですけど。そういうものの、アートとしてのチョコプレートというか、芸術作品というか。

qbc:
実際どんな感じのものができるんですかね? 普通は名前書いたりするんですよね?

なかむらふみこ:
ケーキ屋さんでお名前書いてもらうのは直接にチョコペンで書くと思うんですけど。私は反転させて印刷してそれをなぞっていくので、どんなフォントでもどんな文字でもどんな絵柄でもできますし、キャラクターでもできるし。本当にどんなものでも写真とかもチョコにしたりします。

qbc:
例えばどんな感じの写真を?

なかむらふみこ:
今持ってきましょうか?冷蔵庫にあるもの。ちょっと待ってくださいね。

qbc:
冷やしてあるんですね。

なかむらふみこ:
はい。
お待たせしました。写真と近いもので今あるのがこんなものだったり…。マリリンモンローです。

qbc:
あ、そんなにいけるものなんですね?

なかむらふみこ:
そんなにいけるものなんです。びっくりしますよね。
あとは、イラスト、あとこれ何だったっけ。ど忘れしちゃった。歴史上の。

qbc:
坂本龍馬?

なかむらふみこ:
あ、そうそう、坂本龍馬。坂本龍馬の写真を、ChatGPTにチョコレートで書きやすいようにイラスト化してもらって。あ、フィルターで坂本龍馬のほっぺにチークがかかってるみたいになってますね(笑)

qbc:
あ、本当だ。

なかむらふみこ:
で、これはAIが書いた架空のイケメンなんですけど。

qbc:
ちょっと待って、坂本龍馬でどれぐらいかかるんですか、時間的に?

なかむらふみこ:
書いてる時間ですか?これは30分ぐらいです、私は。20~30分ぐらいかな。

qbc:
転写シートで特別なプリンターが必要なんですか?

なかむらふみこ:
いやいや、普通に自宅のプリンターで、反転させた状態で紙に印刷して。トレイの上に透明のフィルムを貼って、上にチョコでなぞっていって、ホワイトチョコを流してひっくり返すとイラストが出てくるんです。

qbc:
なるほど。仕上げにホワイトチョコ?

なかむらふみこ:
はい。ホワイトチョコでひっくり返すので、だから反転させて書くんです。

qbc:
なるほど。じゃあホワイトチョコに書いてるわけじゃなかったんですね。

なかむらふみこ:
そうなんです。ホワイトチョコに書いてるわけではなくって。

qbc:
チョコペンって、いわゆる製菓売り場で売ってるようなチョコペンで?

なかむらふみこ:
チョコペンは、百均とかでも売ってるこういうチョコペンは私のアートでは使わないんですけど、体験レッスンとかではね、チョコペンを使った体験レッスンももうすぐやるんですけど。

qbc:
じゃあプロ用のペンがあるんですか?

なかむらふみこ:
プロ用のペンがあるわけではなくて、ちょっと秘密の配合なんですけど…。

qbc:
ペン自体はチョコレート?

なかむらふみこ:
チョコレートです。チョコレートはチョコレートですけど、書きやすいように季節によっても配合を変えたりします。

qbc:
ペン自体は一緒だけど、チョコレートの配合が違うみたいな?

なかむらふみこ:
そうなんです。ペンというか、フィルムを巻いてコルネっていうのを作って、それに詰めて。

qbc:
なるほどね~。だって線の問題ですよね。出るチョコの量をどういうふうに加減でやっていくか。

なかむらふみこ:
そうですね。温度調節もしながら。

qbc:
これって今、ケーキ屋さんに納品とかしてるわけではない?

なかむらふみこ:
販売は今はしてないです。ケーキ屋さんでは働いてますけど、私が働いてるケーキ屋さんではやってないので、今は職場では役に立たないですけど。

qbc:
カフェのラテアートみたいな感じ?

なかむらふみこ:
でもその場で注文を受けてぱっとやれるようなものではないので。
将来的にね、ウェディングケーキに乗せるようなプレートの販売はしたいなとは思っていて。でもまだまだ夢のまた夢っていう感じで。製造できる場所がないといけないので、まだ自宅では販売用のものは作れないので。

qbc:
それを始められたきっかけっていうのは?

なかむらふみこ:
きっかけは、息子が3歳のときかな。3歳のときに作ったケーキが、そのキャラチョコが乗ったケーキでは一番最初で。当時は今みたいにカラフルなチョコペンとかないので、チョコペンもミルクチョコっていうか茶色いチョコと白いチョコと、本当に二、三色ぐらいしか多分なかったんじゃないかなと思うんですけど。当時息子がトーマスが好きだったんですよ。機関車トーマスって青いじゃないですか。なんだけど、青いチョコペンっていうのは当時は売ってなくって。食紅で色付けをしようと思いながら作り始めたんだけど、作り途中で買い物に行って、もう誕生日当日にね。
でも青い食紅っていうのが売ってなくって。売ってないこと自体知らない。その辺に売ってるだろうっていう感じで探しに行ったんだけど、どこも売ってなくって。しょうがないからもう赤い食紅しかなかったので、赤でジェームスの色になっちゃったけど顔はトーマスでごめんとか言って(笑)そんな感じの物を作ったのが最初で。後から調べたら青い食紅っていうのは当時あんまり出回っていなくって。
青いものってあんまり食欲をそそらないというか、青い食べ物ってあんまりないじゃないですか、自然界には。

qbc:
真っ青ってことですよね。

なかむらふみこ:
そうそう、食欲の湧くような色ではないので、あんまり出回ってないってことがわかって。あ、作ることできないのかと思って。で、毎年家族の誕生日には手作りはしていたものの、情報がなくって、そのチョコプレートに関する。ネットで調べて、簡単な作り方は載ってはいたんだけど、今思うとそれも正しい情報ではないというか、私からするとね。その作り方じゃちょっと上手にはできないなって、今それを見ると思うんですけど。そういうものしか載ってなくって。
やっぱりケーキ屋さんが作ってくれるものっていうイメージ、今でも多分そういうふうに思ってる方が多い。自分で作るっていうよりも、ケーキ屋さんで注文してっていうところが多いかなって思うんですけど。今、ケーキ屋さんもね、材料費が上がってたりとか、チョコプレートを作ってくれないお店が増えてきてるんですね。

qbc:
あ、そうなんですか。

なかむらふみこ:
私の働いてるとこでももう今作ってないですしね。

qbc:
名前は書いてくれるんですよね?

なかむらふみこ:
名前は、私の職場ではチョコペンではなくて、転写シートみたいなので。なので全くチョコペンは関係ないんです。
なので、私もケーキ作りはしますけど、ケーキに関してもチョコに関しても全部独学で今までやってきたので。パティシエ経験ももちろんないですし。やっぱりチョコプレートを教えていくっていう中で、チョコプレートを習いたいっていう人、やっぱりケーキも作れるようになりたい人が多いんじゃないかなと思って、いつかケーキも教えられるようになりたいなと思って。
私はもちろん誰でも作れるようになりたい人にはお伝えはしたいけど、まだ広まっていない技術なので、教える人を増やさないと広まっていかないなっていうのが思っていて。なので私、今、商用利用可能な私のレッスンを受けていただいた方でディプロマを発行して、先生として活動していくっていう方を育てたいと思って、今そういうコースを作っているんですね。

qbc:
え、じゃあ、オリジナルのやり方っていうことですか?完全に。

なかむらふみこ:
オリジナル…そうですね。でもイラスト、キャラチョコってキャラクターありきなものっていうか。だからキャラクターだとやっぱり肖像権とか著作権とかあるので、すごく商用利用はしにくいというか。レッスンとなるとやりにくいことなんですね。もちろんアニメキャラとか使えないですし、それをどうやっていくかっていう、どうお伝えすればいいかっていうのは…。もちろん私が絵が描ければ、私が描いた絵でやってくださいってできるんだけど、私が絵がすごい下手なんですよ。絵上手なんでしょ?って言われるんですけど全然書けなくって(笑)
なのでちょっとどういうふうにしたらレッスンができるのかっていう、イラストをお渡しするのもどういうイラストだったら使っていいのかとか、どういう使い方ならOKでどういう使い方は駄目なのかとか、そういうところまでお伝えできるようなレッスンに今していってて。

qbc:
これちなみに年数でいうと、お子さんが小さいときって何年前から始められてるんですか?

なかむらふみこ:
今息子が15歳で、3歳からなので。12年、13年ぐらい?始めてからはね。でも本格的に本当に本格的にやり始めたのは、3年前ぐらいかな。

qbc:
お子さんのイベントに合わせてケーキ作るときに作ってたっていうのが12~13年前?

なかむらふみこ:
そうですね。

qbc:
本格的には?

なかむらふみこ:
インスタグラムでスイーツアカウントを開設して、公開アカウントで。それが3年ぐらい前だったのかな、確か。それで、ケーキ作りが上手な方とか、同じ趣味を持った方とたくさん繋がることができて、情報交換していく中で、そこで自分も何かぐっと上達できるようになって。チョコプレートに関する技術も知識もない中でいろいろ教えていただいたりとかして、自分でも情報収集しながら。
チョコレート自体、他のお菓子作りをする素材と比べると歴史が浅くって。カカオ自体は紀元前5000年とか、存在はしてるんですけど、今、皆さんが食べている美味しいチョコレートっていうのはまだ本当に歴史が浅くて。なのでカカオバターの性質だったり、何で失敗したんだろうっていう原因を突き止めるにも、まだ情報が足りないんですよ。大学とか研究機関の論文とかを読み漁ったりだとかしながら研究をしていって、どうしたら誰でも失敗せずに美しく作れるのかなっていうのを、日々研究していて。

qbc:
作ってるときの気持ちってどんな?

なかむらふみこ:
作ってるときは、そうですね…今はコース作ってるので、今作ってるものは誰か特定の人にっていうのはあんまりないんですけど。大体、こういうの作って欲しいって頼まれて、誰かのために作るっていうものが基本多いので、渡して、すごい!って喜んでくれて、ご家族でケーキを囲んでお祝いしてるのを思い浮かべながら、華を添えられたらなと思いながら作ってますね。渡したときの笑顔だったりとか。「すごい!ありがとう!」って言ってくださるのがすごい嬉しくて、その一瞬のためにやってますね。

qbc:
ありがとうございます。ではその他で何かされてることって何かありますかね?

なかむらふみこ:
その他でしていること?

qbc:
生活時間以外、趣味だったりとか?

なかむらふみこ:
今は、本当にケーキ屋さんで働いて帰ってきて、レッスンの試作をしたりとか。あとはインスタグラムでいろんな人と交流したりだとか。
家でインコと遊んだり(笑)インコ飼ってるんですけど。うちにお喋りするインコがいて、それがちょっと癒しですね。

qbc:
なるほど。性格は人からなんて言われたりします?

なかむらふみこ:
私の性格ですか。明るいとか、親しみやすい、話しやすいっていうのはよく言われますね。いろいろ話しやすいから、いろいろ喋っちゃうとか言って。初対面の人でも私結構ズケズケと私から話しちゃうので。話しやすいって言ってくださいますね。生徒さんもそうですけど、いっぱい喋るので、私(笑)

qbc:
自分ではどんな性格だと思いますかね?

なかむらふみこ:
自分では…どうなんだろう。自分のことはあんまり好きじゃないっていうか、自分を好きになれないというか。とにかく私、自分に自信がなくって。チョコプレートの技術に関してもそうですし、何に対しても自信がなくって。これでいいのかなとか、こんなんで喜んでくれるのかなとか。理想が高いっていうのかな。どこまでやっても満足しないというか(笑)こだわりが強すぎるので、もう区切りがつけられないので。今朝というか昨日の夜作ってたのも、切り上げればもう昨日のうちに寝れたんだけど、こだわりすぎちゃうので、結局、朝4時過ぎだったかな(笑)

qbc:
何時から始めたんですか?

なかむらふみこ:
何時から始めたんだろう…。11時過ぎかな。

qbc:
すごいっすね。

なかむらふみこ:
昨日のはね、そんなに時間のかかるようなものじゃなかったんですけど、昨日は、商用利用するっていう面で似顔絵師さんに描いてもらったイラストを、それをチョコにするっていうのをやってて。見本っていうことで、私の息子たちを似顔絵師さんに描いてもらったんですよ。それを昨日チョコで書いてて。息子たちのかわいい幼少期を、サッカーしてるところを描いてもらったんですけど。それがすごいかわいくて、かわいく仕上げてあげたいなと思っちゃって。もう時間がなかったので本当にサラサラっと作ればそんなに難易度の高いものではなかったので出来たんですけど。

qbc:
まぁ、身近な人だから力が入ったっていうのがあるんでしょうね。

なかむらふみこ:
そうなんですよね。

qbc:
自信がない理由っていうのは何か?

なかむらふみこ:
何ででしょうね。昔からそうなんですよ、子供の頃から。でも周りからはすごく自信満々に見えるみたいで(笑)私、思いつきで行動しちゃうっていうか。私、大学を二つ中退してるんですよ、実は。

qbc:
はい。

なかむらふみこ:
最初、高校を卒業してすぐに岐阜の看護大学に行ってて。それは何となく、周りから看護師に合ってるんじゃない?みたいな、ぽいよっていうような感じで言われて。本当は私、音楽の先生、小学校の音楽の先生になりたかったんだけど、ピアノが家になくって。ちょっとお金がなくて買えなかったので、音大には行けなくって。でも手に職をつけたら将来困らないかなと思って、とりあえず看護大学に行ったんですけど。やっぱり学んでいく中で、やっぱり違うなっていうのがあって。
私、愛知県から岐阜まで2時間ぐらいかけて大学通ってたんですけど、通学時間が長いので、アルバイトできる時間も少ないんですけど、それでも2年ぐらいで貯めたお金でピアノを買って、私はやっぱり看護じゃない、学校の先生になるって言って。
辞めて…っていうか、辞めることに関してはやっぱりすごい周りからすごい反対されたので。看護大の先生にも、3年まで休学できるから、3年休学しながら勉強して受験して、受かったらやめればいいんじゃないみたいなふうに言われて。
それならまあ、私はそんなつもりなかったけど、学費もかからないって言ってたから、籍だけ残しとくっていう感じで。でも私、そういう逃げ道を作るのがあんまり好きじゃないっていうか。やるんだったらもうね、背水の陣じゃないけど。

そういうふうにしたい人だったんだけど、周りの応援もちょっと必要なので、そういうふうな感じで1年とりあえず休学させてもらって。ピアノをとりあえず買って、自分でピアノの先生とか声楽の先生を探して。昔の中学校とかの音楽の先生とかに電話して、ちょっと紹介してもらえませんかとか言って。それでピアノの先生と歌の先生を探して習いながら、今度教育大に行くための学費を稼がなくちゃいけないので、やっぱり反対を押し切っていくので全部自分でっていう。学費も全部自分でやるし、ピアノとかお金も全部自分で稼いでたので。

で、1年間アルバイトしながらピアノと声楽を習いながら、センターの受験勉強もしながらっていう。ってうのを1年やってたら、1年で受かっちゃったんですよ。ピアノも全くやってなかったからもう1からのスタートだったんですけど。
あ、エレクトーンはやってたので普通に楽譜は読めるんですけど、ピアノは全くやってなかったので、1からで。まぁ3年ぐらいかかるんじゃないの?みたいに言われてたんだけど、受かってしまったので。みんなびっくりしてたんですけど。教育大の音楽科なんですけど。教育大だからセンターが取れちゃえば、受かるんですよね。センターが良かったので受かっちゃったんですけど、入学した時点で私、ピアノ4曲しか弾けなくって(笑)そんな状態でちょっと入学しちゃったので、相当きつくって練習も。で、学費も稼ぎながらっていう感じで。
でも、何とかなるよって、何とかなるでしょみたいな思いを持ってやってて。だけどさすがにちょっと何ともならなくって。いろいろあってちょっとやめてしまったんですけど。
なんかそう、いろいろ挫折したり、突然思いつきで行動して。でも、できると思うから行動するっていうのがあるんですよね。大学辞めるのも、受かる自信があるからやめるんだけど、でも結局、それも辞めてしまったから、それもやっぱり自信のなさに繋がるかっていうのもあるし。だから自信があるのかないのかわかんないみたいなのを、よく言われるんだけど。


過去:私、チョコ、もう相当練習したんですよ。自分でもう400、500ぐらい作品を作って、今の技術を身につけたので。

qbc:
ちょっと子供の頃、過去について聞いていきましょう。子供の頃はどんなお子さんだったんすかね?

なかむらふみこ:
子供の頃も割と活発な性格でしたね。常にいろいろやりたいことがたくさんで。自己紹介の投稿にも私書いてるんですけど、とにかくやりたいことがいっぱいで。
最初はイルカの飼育員になりたくって、その後、テレビで見たもので聴導犬の訓練士になりたいとか。
あと、手話通訳。私、耳がちょっと悪くて、高校生のときに難聴で手術をしてるんですけど。そういうのもあって、聴覚障害の方の役に立てたらなとか思ってた時期もあったり。
オリンピック見てて、私と同じ年代の中学生でメダル取った子がいて、私もオリンピック出るとか言ってオリンピック選手になりたいとか言ってたときもあるし。
歌手の安室奈美恵さんが好きで、安室ちゃんみたいになるとか言って、歌手を目指していた時期もあったり(笑)そんな子供時代でしたね。
でもお菓子作りも好きで、よくやってたんですけど。でも別にパティシエになりたいとかそういうことは思ったことはなかったですし、そういう道に進もうとは思ったことなかったと思いますね。

qbc:
子供の頃好きだった遊びってどんな遊びでしたかね?

なかむらふみこ:
好きだった遊び。特定の何かっていうのはあんまり覚えがないけど、小学生の頃何して遊んでたっけな。とにかく家帰ったらすぐランドセルを家の玄関にほったらかしにして、公園に行って、公園にいる子と一緒に遊んでっていう、外で遊んでることが多くて。
あとね、私、小学校4年生、5年生ぐらいからソフトボールをやってた時期もあって、ソフトボールの練習もすごく好きでしたし。

qbc:
中学校はどんな感じなんですか?

なかむらふみこ:
中学生からは吹奏楽部。中学校は音楽部っていう部活だったんですけど、吹奏楽部と合唱をやる部活で。で、部長をしていたんですけど。
でもすごくこだわりが、そのときから強いのが出てて。もう鬼のような部長だったんですけど(笑)「もうやる気ないなら帰って!」みたいな感じの。でもね、誰よりも先に一番最初に行って、最後までやって、とにかくもう練習練習で、練習に明け暮れて。ソロの大会で県大会で金賞ぐらいまでは行ったけど、でもやっぱり実力がなくてそれ以上は行けてなくて。まぁ悔しい思いをしましたけど。

qbc:
高校のときは?

なかむらふみこ:
高校も吹奏楽をやっていて。高校のときは演奏会があったりとか、すごく楽しく過ごしましたね。私達の学年はすごく団結力が強くて、すごく楽しくて。私が中学生の頃に、東海大会に行ってた学校なんですけど、憧れて入ったのに、私が1年生2年生のときはもう地区大会で、っていう感じで。でも私達の学年は「もう変えよう!」みたいな、もうちょっと流れを変えようっていう感じの子が多くて。東海大会、私達の学年は東海大会まで行けて、また別の大会で総文祭っていうのがあって、横浜で演奏しに行ったりとかもできて。すごくいろんな思い出があるんですけど。
とにかく中学校高校のときは部活ばっかり。部活と勉強しかしてなかったですね。あんまり遊んだ記憶ないです、中高の頃は。

qbc:
で、そっから看護大学?

なかむらふみこ:
そうですね。

qbc:
大学生の頃ってどんな感じですか?

なかむらふみこ:
大学生のときも、もう勉強とバイトしかしてなかったので、大学生の頃もあんまり遊んでた記憶がなくって。

qbc:
で、音楽の先生になろうとして。その後はどうされたんですか?

なかむらふみこ:
その後?どうしたんだっけ…。

qbc:
何歳だったんすかね?

なかむらふみこ:
2つ目の大学に入学したのが21歳のときで。教育大は1年足らずで辞めちゃったので、22歳かな。

qbc:
はいはい。

なかむらふみこ:
その後、結婚したり出産したり。2人目の出産をして、そのときに事務員で正社員で働いていたんですけど、すごくいろいろ任せていただいて。仕事は早いとよく言われてるんですけど、私のところにどんどんどんどん仕事が回ってきてしまって、ちょっとやりきれない感じで。だけどでも負けず嫌いなので、もう任された仕事はやらなきゃっていう感じでずっとやっていて。

qbc:
ちょっと時系列が全くわからなくなっちゃって。結婚されたのは何歳のとき?

なかむらふみこ:
結婚したのが24か25かな。25ぐらいですね。

qbc:
大学を辞めてからの数年間って何してたんですか?

なかむらふみこ:
旦那と同棲ですね(笑)

qbc:
じゃあフリーターとかですか?

なかむらふみこ:
引っ越して、ちょっと就職決まるまでって感じでアルバイトしてたんだけど、結局すぐ就職決まったので。ただ普通に事務員として正社員で働いてて。で、すぐ1年ぐらいで結婚して。

qbc:
じゃあ就職して同棲して結婚?

なかむらふみこ:
同棲して就職して結婚かな(笑)

qbc:
お子さんが生まれたのは?

なかむらふみこ:
子供が生まれたのが私が26かな。26歳。すぐ1年ぐらいで妊娠して、正社員続けながら2人目もすぐ生まれて。
でも2人育てながら、義理の父との同居が始まり。でもね、会社の中でもちょっとバランスが取れなくなって、ちょっと精神的に病んでしまって。仕事内容的にもちょっと手いっぱいになってしまって、いろいろ交渉はしたものの、なかなか受け入れてもらえなくって。で、もう部署異動の異動届とか出したりとか、もうそれも受け入れてもらえないから、もう退職願を出したりとかするんだけど、破られてしまって(笑)ちょっとやめないで欲しいみたいな。

qbc:
それはお子さんが小学校上がる前の話ですよね?

なかむらふみこ:
下の子が0歳で、保育園に行き始めて。

qbc:
てんやわんやしてたと?

なかむらふみこ:
上の子が2歳、二つ違いなので2歳と0歳のときに。そのときですね、もう無理ってなって。子育てしながら、旦那のお父さんと同居もしながら、お家のこともしなくちゃいけないし、仕事ももう本当に忙しくて。お昼休みももうないぐらいにずっと忙しくて。一応定時が5時半だったんだけど、お迎えが間に合わなくて、6時半になり7時になりって感じで。でも7時も本当にギリギリなぐらい。もう7時以降はもう見てくれないから7時までには迎えに行かなくちゃいけない。

qbc:
2人とも保育園?

なかむらふみこ:
そう、2人とも保育園。

qbc:
本当大変ですね。

なかむらふみこ:
もう本当に時間に追われて生活していて。仕事も効率化しようにも、ちょっと私はパソコン得意なので、頼まれた仕事をそのままするとやっぱりちょっと効率が悪いなって思うことを、ちょっといろいろ効率のいいようにね、作り変えちゃうんですけど。それがちょっと受け入れてもらえなくて。「わかんないから、ちょっと元のやり方でお願い」みたいなこと言われると、ちょっと忙しいからっていうのでやれるように改善して、やってるのにちょっとそれが駄目と言われると、じゃあどうすればいいの?ってなっちゃって。
で、なんかね、なかなか義理の父ともうまくやっていけなくって。で、もうバーってなっちゃって。
それで、ちょっと入院することになってしまって。会社でね、過呼吸でちょっと救急車で運ばれたりとかいうのがあって、やっと会社を辞められて。そっからですね、もう入退院を繰り返して、私も10年ぐらい働けてなくって。

qbc:
何か病名とか診断名は?

なかむらふみこ:
私、双極性障害って言われました。

qbc:
1型、2型?

なかむらふみこ:
2型。ご存知ですか?

qbc:
はい。インタビューで多いですよ。そんな珍しくないです。

なかむらふみこ:
そう、珍しくないですよね。双極性障害2型。で、今でも通院しながらっていう。だましだましだまし(笑)で、うまく付き合いながらやっていけそうだなと思って、ちょっと開業して、これで自分でやっていきたいなと思って。
やっぱりね、雇われるとなると、責任感というか、どうしてもやらなくちゃいけないっていうのもあるから。上からの指示でこうしなきゃいけないとか。そういうのが私ちょっと無理だなと思って。だから自分でちょっと起業して自分のやりたいようにね、やったら気楽というか。誰からも指示されることもなく。なので私はその方が合ってるのかなと思って。

qbc:
ちなみに、その働けなかった10年は、どんな感じで日々過ごされていたというか?

なかむらふみこ:
もうね、ひどかったときは、本当にもう何にもできなくって。

qbc:
鬱期ってことですよね?

なかむらふみこ:
そう、鬱のときは、もうそれはそれはひどい生活で。子供もいたので、子供たちには本当に寂しい思いをね。入院も、一番最初の入院は7ヶ月入院してて。一旦退院したんだけど、また半年もしないうちにまた入院してしまって。で、また7ヶ月かな。

qbc:
任意で?自分から入院の方ですか?

なかむらふみこ:
一応、任意ってことにはなってるんですけど。

qbc:
でも強いすすめでみたいな。

なかむらふみこ:
まぁ半強制ではありますよね。家では面倒見切れないみたいな感じだったので。もうね、ちょっといろいろね、自殺未遂とかも何度もしましたし。

qbc:
ちょっと、現在パートと全然話が違う感じなんですけど。

なかむらふみこ:
そうなんですよね。今の私しか知らない方にはちょっとびっくりされるんですけど。

qbc:
自殺未遂って何したんですか?

なかむらふみこ:
あはは、まぁ、いろいろですよね。夜中に救急車で運ばれたことも何度もありますし。

qbc:
まぁそれで、また入院してくれっていう話になったってことですね?

なかむらふみこ:
ちょっとね、家に置いておくのは心配だからっていう感じでね。

qbc:
それが今の状態になった出来事ってあるんですか?

なかむらふみこ:
やっぱりね、お菓子作りですね。今のこの活発にやっていける、楽しく生きていけるようになったのは、お菓子作りを本格的に始めて、同じ趣味の人たちと繋がることができて。
でも昔は私も、SNSで知り合った人と会ったりとか、DMで会話したりとか、大丈夫なの?って昔は私も思ってたんですけど、そんなことないなって思って。本当にすごく親切な方ばっかりで。そんな変な人と会ったことないし。実際にインスタで知り合った方とも何人も会ったことありますし。それがあったから今私が教室をしてるのもありますし。

qbc:
はいはいはい。

なかむらふみこ:
そうですね。もうインスタを始めてからは一度も私、入院はしてないので。もう3年ぐらいはずっと元気で。

qbc:
そっか。トーマスのお話っていうのは会社を退職された後?

なかむらふみこ:
機関車トーマスは働きながらですね。その当時は。

qbc:
お菓子作りの話って、今の流れで言うと唐突だったんですけど、子供時代から見るとどんな感じだったんですかね?

なかむらふみこ:
お菓子作りは、一番最初はどうかな…。
あの、いい匂いがするティッシュってわかります? ポケットティッシュの。

qbc:
存在は一応知ってます。

なかむらふみこ:
コーラの匂いがするティッシュがあって、その裏にコーラゼリーの作り方が書いてあったんですよ。それを友達と一緒に作ったことが、多分最初かなと思いますね。それで、だけど、その通りに作ったんだけど結局固まらなくって、なんか失敗してしまって。小学生のときに友達と時々お菓子作りをしたりとかはしてたんだけど、上手にできたことは一度もなかったですね。シュークリームとかも作ったことあるんですけど、ぺちゃんこだったし。
母もちょっとはお菓子作りをする。ちょっと道具を買ってくれたりとかはしてて。一緒にケーキ作ったりとか。ケーキ作るといっても買ってきたスポンジにクリーム塗ったりとかする程度だけど。

qbc:
ホールケーキの形をしたものを作ったりするような?

なかむらふみこ:
そうですね。そういうことをしてくれてたので、お菓子作りは好きは好きでしたけど、極めるほどでもなかったかな。時々する趣味。

qbc:
自分が本格的にっていうんですかね、手間をかけてっていうのはどういうきっかけだったんでしょうかね?

なかむらふみこ:
どういうきっかけでしょうね。いつの間にか…そうですね。やっぱり子供のためっていうのが大きいのかな。
でも、中学生とか高校生のときとかも、作ってはいて。でも本当に部活ばっかりしてたのでそれほどたくさんは作らないけど、バレンタインとかに、チョコレートケーキを作って配ったりとか。それで美味しいねとかすごいねとか言ってもらえるのはすごく嬉しくて。大学生の頃もお菓子作りはしましたけど…。
やっぱり子供のためっていうのが大きいかな。子供のためってのも大きいし、空白の10年間の間に、働けなかった間、ずっと家にいるのでお菓子作りをする機会も増えてきて。で、いろいろ作ってみたいなって。やっぱり凝り性なところはあるので、どんどん極めたいなって。
失敗すると、私すごい原因とかを調べるんですよ。なんで失敗したんだろうって。何回も何回も同じように作ったりとかして極めていく中で、いろいろシフォンケーキだったりとかマドレーヌだったりとか、いろいろもう極めてきたんですけど。でもチョコプレートだけはすごくのめり込んでしまって。

qbc:
お菓子作ってるときの気分っていうのは、どんな気分なんですかね?

なかむらふみこ:
お菓子作ってるときの気分は、もう歌を歌いながら踊りながら、やってます(笑)楽しくやってますよ。泡立てながら、音楽かけて踊っちゃったりとか(笑)

qbc:
歌詞がついてる知ってる歌歌ってるのか、その場の曲を作詞作曲しちゃって歌ってるのかは?

なかむらふみこ:
知ってる歌ですよ、知ってる歌。

qbc:
ああ、知ってる歌なんですね。

なかむらふみこ:
米津玄師とか歌いながらね。

qbc:
米津玄師?まぁ、パプリカとかだったらまだね。でも激しい歌もあるから。

なかむらふみこ:
そうですね。あとドリカムとかね、安室ちゃんとかも好きですし。そういうね、歌を歌いながら踊りながら。踊りながらって言っても私そんなね、踊れる人じゃないので。

qbc:
揺れながらぐらいですよね?

なかむらふみこ:
そうそう、揺れながら(笑)

qbc:
米津さんみたいなダンスをするわけじゃなくてですよね(笑)

なかむらふみこ:
そうそう。そんな感じですね、お菓子作ってるときは。

qbc:
ご両親からどのように育てられたと思っていますかね?

なかむらふみこ:
両親というか…父親はほとんど家にいなくって、あんまり関わりがなくって、あんまり記憶もなくって。で、高校生のときに離婚したので、今何してるか知らないんですけど。昔はね、いろいろあったのですごく恨んでたんですけど。

qbc:
お父さんのことを?

なかむらふみこ:
そう、父親のことですね。なんかすごく恨んでたんだけど、今は、産んでくれてありがとうっていう感じですかね。父親の存在がなかったら私がいないわけだから、そのことに関しては感謝しないといけないかなと、今は思ってます。

qbc:
それは何でそうなったんですか?

なかむらふみこ:
うーん、何ででしょうね。自分が子供を産んで育てている中で、やっぱり、そういうふうな感情に…。やっぱりいろいろあったけど…。

qbc:
この5年ぐらいの話なんですか?

なかむらふみこ:
いや、もうちょっと前ぐらいかな。自分が出産して、子供を育てるのってすごい大変なんだなって思って。実際にほとんど育ててくれたのは母親なんですけど。
あとね、すごい厳しかったんですよ、門限とかも。大学生のときも10時とか過ぎるとすごい電話かかってきてメールたくさん来て、すごく心配性というか。
だけど私は、大学の費用とかも全部自分で出してたし、本当に家には寝に帰るだけで。ご飯も時々家で食べてたけど、世話になってないって言い張ってて。全部自分でやってるんだからみたいなふうに。親の世話にはなりたくないみたいなところがあって。
って思ってたんだけど、やっぱり今、自分で子供を育ててやってる中で、相当心配してただろうなと思って。私が大学辞めるだとか、受け直すだとかまた辞めるとかね。でもね、母は温かく見守ってくれて、よく黙って見守っててくれたなと思って(笑)なんかもう知らない!っていう感じだったんですけど、当時は。まぁ今思えばね、本当に心配かけたなって思います。

qbc:
さーっと高速で過去を振り返っていただいて、ご自身の中で自分の人生の転換点みたいなところがあるとしたら、どこにあると思いますかね?いくつかあっても大丈夫です。

なかむらふみこ:
いくつか…なんだろうな。一番はやっぱりインスタグラムを始めたことかなって。スイーツアカウントをね。今の私がやってることに繋がるのはインスタグラムを始めたこと。

qbc:
5年ぐらい前なんでしたっけ?

なかむらふみこ:
いや、3年ぐらい前だと思います。
あとは、病気とかもそうですし。そういうのもなければ、今の自分もないし。あと、最近すごくよく思うのが、今ケーキ屋さんで働いてるんですけど、すごく引き寄せられた感じがしてて。なんかすごくいい職場で。
私、すごく明るくて話しやすいって言われるんですけど、人付き合いが苦手っていう意識は自分であって。人とうまくやっていくのが…。自分からガンガン行くんだけど、ガンガン行きすぎて、本当は迷惑かなと思って、自分で引いちゃうみたいなところがあったりとか。人とうまく付き合えないっていうのが、ちょっと働くのが怖かったりしたんですけど。本当にいい人ばっかりで、嫌な人も1人もいなくって。本当に私すごい不器用なんですけど、本当に何回も教えてくださるし、笑顔で接してくださるし、すごくいい職場に巡り合えたっていうのもあるし。
なんか私の今レッスンに来てくださってる方が、今までに何度か、別の方なんですけど、今の私の職場と繋がってたりとか。たまたまなんですけど。いろんなところで、私の今の働いてる職場と繋がりのある人が、別のところでたくさん実はいて。だから、引き寄せられたのかなって、すごく思っちゃうんです。

qbc:
働きだしたのって、そのケーキ屋さんはいつからだったんですか?

なかむらふみこ:
半年前です。今年の3月から働き始めたんですけど。タイミング的にも、たまたま人がいないからって言われて、そこ入れる?って言われて。もう私どうしてもケーキ屋さんで働きたかったので。何でもいいから、どんな時間帯でもどんな仕事内容でもいいから、とにかく働かしてください!っていう感じで面接に行って。午後から人いないからって言って。
で、人がいないところに入るから、いろいろと教えてもらえるっていうか。まぁ大変な環境ではあるんですけど。なかなか人が足りないところに入るっていうのは、きっと結構きついんですけど。いろんなことをやらせていただいたりとか。でも時間に余裕のある時間帯っていうのもあって、ちゃんと教えてもらえるっていうのもあって。午前中の忙しい時間だとなかなか教えてもらえなかったりするんですけど。ちゃんと指導もしてもらえて、いろんなことを任せていただいて。

私すごい不器用なので、ケーキ作りできるようになりたいと思って、デコレーションケーキの教室とかに通うのも考えたんですけど、教室に通って私できるようになるのかって思っちゃって。家で相当練習しないと。
私、チョコ、もう相当練習したんですよ。自分でもう400、500ぐらい作品を作って、今の技術を身につけたので。ケーキもそう簡単に私ができるようになると思わないので、とにかくやってるのを見ればいいかなって思って。毎日見れるとやっぱり違うかなと思って。で、ケーキ屋さんで働きたかったんですけど。でもいきなりいろいろやらせてもらえるようになって、タイミング的に。


未来:サプライズしたいからアートチョコプレートを注文したいとか、そういうふうになってたらいいなみたいな。

qbc:
ちょっと残り時間5分ぐらいになっちゃうんですけど、未来について聞きたくてですね。5年、10年、30年、最後自分が死ぬっていうところまでイメージして、どんな未来をイメージされてますかね?

なかむらふみこ:
未来ですか。近い未来ですと、私、目標が5年後には自分の工房を持ちたいと思っていて。それに向けてちょっと具体的にいろいろ考えてはいるんですけど。
で、もうちょっと先になると、息子たちが結婚式するときにウェディングケーキ私が作りたいなとか。あとはもっと先だと、教室の先生たちのサポートとかもできるようになったらいいなとか思ったり。
とにかく、自分に自信をつけるために生きていきたいっていうか。とにかく今、自信がなさすぎて自分に。今自分がやってることは自分に自信をつけるための行動というか、学びというか。でも私の性格上、一生納得することはない、自信満々でっていうことにはならないかもしれないんですけど。

qbc:
逆に自信のあることってなんですかね?

なかむらふみこ:
ないですね(笑)自信があることはないですね。でも自信があることと言ったら、私、本当に不器用で絵も描けないし、もうものすごい努力をしてきたんですよ。人の何倍もやらないと、一つのことをできるようにならないので。その努力ができるっていうことですかね。できるようになるまでやり続けるというか。

qbc:
今、ふみこさんが生活の中で、何でもいいけど、一番好きなこと、好きなものって何ですかね?

なかむらふみこ:
チョコレートですかね。チョコレートを作って、チョコプレートを作ってる。

qbc:
今のチョコアート?

なかむらふみこ:
そうですね。アートチョコプレート。

qbc:
もしもの未来の質問っていうのをしてるんですけど、もしも自信があったとしたら何をしたいんですかね?

なかむらふみこ:
自信というと?

qbc:
自分に自信が持てていたら?

なかむらふみこ:
自信が持てていたら、何をしてたんだろう。チョコ以外でってこと?

qbc:
何でもいいです。自信についておっしゃられてるんですけども、自信があったら何が変わる、何をしてるんですか?

なかむらふみこ:
何をしてるんでしょうね(笑)小学校の先生やってるかな。

qbc:
小学校の先生は自信がなかったから?

なかむらふみこ:
そうですね。大学を辞めちゃったのも、ちょっと続けていける自信がなかったというか。挫折っちゃ、挫折なんですけど。ちょっとやっぱり心が弱かったんですよね。辞めちゃったっていうのは。

qbc:
ある意味、チャレンジしたというところではハートは強いですけどね。

なかむらふみこ:
そう。だからね、みんなにちょっと理解できないっていう、よくわかんないって言われるんですよね(笑)

qbc:
アドベンチャーが好きな人とコツコツ積み重ねていくハートの人は違うと思うので。冒険的なことをするのと同じことをずっと続けるみたいなね。なるほどね。でも十分強いと思いますけどね。持っていた看護学校っていうのを投げて、ほぼ未経験のピアノレッスンっていうのがね。
チョコプレートの教室ができて工房ができて、どういうふうにそれがなっていったらいいというか、どういうことを人に伝えていきたいっていうのありますかね?

なかむらふみこ:
アートチョコプレートの技術を、世界に広めていきたい。今私がやってることってほとんど教えてる人っていなくって。なのでもっと、メジャーなものにしたいというか。アイシング教室とかはすごくたくさんある。ケーキのデコレーション教室とかはいっぱいあると思うんですけど、習えるものっていう認識っていうのが今ないので。習えるっていうことを知ってる人自体なくってほとんど。なので自分で作るものっていうふうにしていきたいし、それを世界に広めていけたらなと。いつも私、大きなこと言っちゃうんですけど(笑)

qbc:
その結果、それを知った人たちってどういうふうになっていくんだろうっていうイメージは?

なかむらふみこ:
販売というかオーダーケーキ屋さんとかでしたら、キャラクターじゃなくって、ちゃんと販売していいものを。キャラクターって本当販売すると違法なので、通報されたら捕まっちゃうんですけど。ちゃんとアートとして、オーダーケーキの専門店の方とかに、そういうちゃんとしたのもの、たくさんの方に届けて欲しいなって。作れない方はやっぱり売ってるものを買うしかないんで、作りたい人もたくさん増やしたいし。あとチョコプレートっていうのをたくさんの人に知ってもらいたいなっていうのがありますね。

qbc:
知った人たちはこうなっていくだろうみたいな気持ちとか感情がそういうのってありますかね?

なかむらふみこ:
私ね、ケーキ屋さんで働いてるので、お誕生日ケーキを予約してくださって「ご確認お願いします」って言ってお渡しするんですけど、「わぁすごい!」ってなるのがすごい…私が作ったやつじゃないんですけど、それがすごく嬉しくって。
それが普通のケーキって言ったらあれですけど、泣いて喜ぶぐらいのサプライズケーキみたいな感じで広まっていったらいいな。サプライズケーキといったらアートチョコプレートでしょみたいな(笑)サプライズしたいからアートチョコプレートを注文したいとか、そういうふうになってたらいいなみたいな。

qbc:
ありがとうございます。最後の質問がですね、最後に言い残したことは?っていうので、遺言でも、見てる人向けのメッセージでも独り言みたいなのでもいいんですけども、最後に言い残したことがあればお伺いしています。

なかむらふみこ:
最後に言い残したこと?…何かあるかな。私は、できない人を見捨てたりは絶対しなくって。とことん寄り添うっていうのが私の売りというか。自分自身が自信がないので、自信がない人の気持ちはすごくよくわかるし、できるまですごいとことんお付き合いするので。自信のない人ほど私のところに来て欲しいなっていうのはありますね。
…喋るのがあんまり得意じゃないのですいません。とりとめのない感じで。

qbc:
ありがとうございました。

あとがき

穏便に終わるのかと思ったら、いろいろな話に展開しました。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:mii】


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