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人を笑わせてる時間が自分の人生の中にあれば幸せな人

ばらばらな気持ちの万で運動会に望んだものだった。小学生、中、高の時は。
私は学校が嫌いだったのだ。なんでみんなで一緒にいなきゃなんないのか? なんでみんなで掛け算九九を言わなければ? グリーングリーンを歌わなければ? わからなかった。
私にはわかることなんて何もなかったのかもしれないが。
とはいえ、世間に逆らうパワーなんて私にはなく、時どき学校を休んだりする少年だった。というか、サラリーマンになってからも、時おりにはガツンと5連休くらい休んだものだ。だって休みたいんだもの。
それによってワリを食うことはあったが、、いやないか。あったのかもしれないが、私にはしったこっちゃなかったのかもしれない。寒い冬。寒い春、暑い夏。
ああ、私は羊坊という中華料理の飲食店ブランドが好きなのだった。あそこで羊クミン炒めを食べるのが幸せ。うん。
ということで、ふるまい、たたずまい、あらまし、しつらい、あつらえ、もう、もう、何がなにやら。わかりません。先生、僕は、人生、やり直したいです。
先生、僕は、人生がやり直したい。。
ということで!! 本質の無名人インタビューもよろしくお願いいたします!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 岸田裕道 さんです!

現在:目の前のチャンスというか、笑いになるなと思ったら、掴みに行っちゃう感じがあります。

もち:今、何をされてる方ですか?

岸田:今、長野県の大学に通っている4年生なんですけど、来月で卒業する感じで、卒業したら東京の方に行く感じです。

もち:東京にはお仕事でいらっしゃるんですか? 

岸田:一応お笑い芸人を目指していて、ちょっと東京の方でアルバイトしながらフリーというか、そういう感じでお笑いやろうかなと思ってます。

もち:今は一日どんなスケジュールで過ごされてますか? 

岸田:今は春休みなので、アルバイトをやってる時間が多いですかね、一日。

もち:アルバイトは何をされてますか? 

岸田:銭湯と焼肉屋のアルバイトをしてて、銭湯が週4ぐらいで、焼肉屋も週4ぐらいで入ってる感じです。

もち:お笑い芸人になるために、今何かされてることはありますか? 

岸田:一応ちょっとYouTubeやってて。だいぶ遅いんですけど今大学卒論もちょっと最終的な修正みたいなのを色々やってて、あんま時間をとれてないんですけど、ネタというか、なんだろう、日常的なこととか。長野県内にどっか行ったときのやつとかをYouTubeであげたりしてます。

もち:YouTubeはどれくらい時間をかけてますか? 

岸田:あんまり長くない動画なんで、もう毎日ネタだけはちょっと一応ストックしといて、時間できたときにパッと撮ってパッと編集してあげるみたいな。

もち:何秒くらいの動画作られてるんですか? 

岸田:1分ぐらいですかね。

もち:ネタは、例えばどんなものを? 

岸田:時間が取れれば、たまに2、3分のコントあげたり、あんまり時間ないときはフリップネタを1セット分というか、1枚っていうか、そこだけを一分ぐらいの動画にしてあげています。

もち:フリップネタっていうのを、私、初めて聞きまして。どういったものなんですか?

岸田:なんだろう、画用紙というか結構大きめの画用紙にいろいろ形あるんですけど、一般的なのはフリップというかその画用紙にボケというか面白い絵を描いてそこにツッコんでみたいなのが一般的には多いんで、ボケとツッコミの1個セットみたいな感じが何個か続くっていうのが一つのネタですね。

もち:なるほど。そのコントは岸田さんお1人ですか、それとも誰かほかにいらっしゃるんですか? 

岸田:コントも1人でやってます。

もち:周りの人からは、どんな性格だと言われることが多いですか? 

岸田:難しい性格って言われますね。なんか、とっつきにくいというかあんまり理解されないよねと友達には言われたりします。

もち:ご自身ではどう思いますか? 

岸田:自分でも思います。

もち:どんなところで、そう思われるんですかね。

岸田:なんていうんですかね。結構人と同じ、何かいろんなことにこう一般的な答えがあるじゃないですか。こういう場合だったら、大体はこう考えるよみたいなやつにやっぱどうしてもそこに毎回当てはまらないというか、ちょっとずれた感覚があって、周りもちょっとそれに対して対応できないというかやりにくさを感じるらしいですね。

もち:最近そう思った出来事とかってあったりしますか?  

岸田:でもなんかなんですかね、飲み会とかに割とスイッチを入れて行くので急にスイッチが切れちゃうときがすごいあって。それで周りに何も言わず家に帰っちゃうみたいなのがあったので。

もち:そこが岸田さん的にも、周りの人にとっつきにくいと思われるんだろうなってとこですかね。

岸田:そうですね。実際に言われちゃったりもしたんで。

もち:最近あった楽しかったこととか、嬉しかったことって何ですか?

岸田:さっき言ったYouTubeとかだと、わりと1年前ぐらいは知り合いの人がYouTube紹介して登録してくれるって方ばっかりだったんですけど、最近こう知らない方が登録してくれるようになって。結構そこがなんだろう、身内のフィルターみたいなのにかからずに、自分のネタを見てくれる人がいるんだなって思って結構嬉しかったです

もち:逆にちょっと悲しかったなとか、嫌だったなってことってありますか?

岸田:そうですね。さっきのちょっと感覚がずれてるみたいな話。そういう性格があって、わりと駄目だなと思って、社会に適用しようって思い始めて結構わりと自分をコントロールしながらやってたんですけど、それが周りにわかられてないっていうのがちょっとつらかったですね。

もち:コントロールというのは、どんなことをされようとしたんですか?

岸田:一昨日ぐらいの飲み会で。なんですかね。今までだと、なんか場の雰囲気が悪くなったら、帰っちゃうというか、という感じだったんすけど、なんか空気悪くなったら自分でわりと話題変えてというか、違う人に話振ったりみたいなことをして自分も居心地いいようにするというか、してたんですけど、それが周りに伝わらなくてもいいんですけど、伝わったらいいなって感じちゃって。ああそっかってなりましたね。

もち:他の方には伝わらなかった感じでしょうか? 

岸田:そうですね。

もち:ありがとうございます。
今の岸田さんにとって、生活の中心といいますか、自分の中でこれが一番大事だなって思うことは何でしょうか?

岸田:お笑いですかね。なんだろう、何か行動するにも基準が結構お笑いですね。

もち:例えばどんな行動をするときでしょうか? 

岸田:なんだろ。この人と飲みとかご飯に誘われたりどうかなと思ってるときに、ちょっと面倒くさいなって一瞬は思っちゃうんですけど。いやでもこれいったら面白いかもみたいな、後日別の人に面白話として、何か提供できるなとか思ったりしたらというか思ったりするのが多いので。なるべくそこの目の前のチャンスというか、笑いになるなと思ったら、掴みに行っちゃう感じがあります。

もち:なるほど。今の生活の満足度っていかがですか? 

岸田:わりとちょっと長野県内にいると、お笑いのライブとかがないんで、そこは結構不満に感じてるんで、あんまり満足度は高くないです。

もち:YouTubeとかじゃなくて直接見る方がいいですか?

岸田:たまに東京のライブとかい行くんですけど、やっぱり舞台というかステージに立って自分のネタをやるっていうのが自分の中で好きなので、しょうがなくYouTubeでネタをあげてるって感じなので、できたら本当にお客さんの前で自分のネタを試したいっていう方が強いです。

もち:見るのも披露するのも、実会場の方がいいですか?

岸田:そうですね。

もち:なるほど。東京にはいつ頃いらっしゃるんですか?

岸田:4月の頭です。

過去:人のためにやるのが苦じゃないのはいいけど、自分が死んで何も残らないって残酷だなって思って。自分のやりたいことやなおかつ誰かの記憶に残ってて、自分が死んだ後も誰かの支えになってることが自分の中では人生に必要だなと。

もち:小さい頃はどんなお子さんでしたか? 

岸田:ちょっと親から聞いて今の自分が何か形づくられてたなっていうのと、保育園のときに何かあるじゃないですか、ちょっとおもちゃの取り合いみたいなのがあって、ちょうど親がそのときいて、僕もちょっとの親の方を一瞬なんか見たらしくて、おもちゃの取り合いしているときに、そのときに親がこう首を振ったらしくて。

意味合い的に、そういうのやめなよというか、友達に譲りなよみたいなことをしてから、わりと気を使う性格になったらしくてその保育園ぐらいからずっと周りを気にするというか、結構顔色を伺って過ごしてたことが多いですね。

もち:小学生くらいのときはどうでしたか?

岸田:小学生くらいもそうですね。今思ったら本当に小学生くらいって馬鹿馬鹿しいですけど、同じクラスの女子とか、小学生くらいのときってプリキュアとか好きじゃないですか。女の子たちがプリキュア役で、僕がこう何かこう怪人役で、怪人役に徹してたなって思い出がめちゃくちゃありますね。

もち:怪人役に徹してたんですね。

岸田:じょうろとか手に持って何かを楽しませましたね。

もち:そのときは、女の子を楽しませたくてそういうことをやってたんですかね? 

岸田:そうですね。それを見て笑ってるというか、それが結構自分の中で何ですかね。勝手に使命感みたいな。やってました。

もち:中学生くらいのときはどんな方でしたか? 

岸田:中学んときは結構暗い時期というか感じで。あんまり自分で言いたくないんですけど、いじめを受けてて。本当典型的な最初にいじめられてた子をかばっていじめられるみたいなパターンで、その元いじめられた子は関係なしに違うグループいっちゃうみたいな。取り残されちゃったみたいな。

もち:そのときはどういう気持ちでしたか? 

岸田:流れでって感じですよね。

もち:その子のためを思ってかばったとか、いじめてる人の方が気に入らないからかばったとか、そういう感情とかってありますか? 

岸田:単純になんかそういういじめっていうのはそんなに深くも考えてない歳だったので、純粋に何かこんなことってあっていいのかなっていう疑問になって、さすがに駄目だよなと思って、いや、この子の隣にいなきゃいけないなって思いました。

もち:かばった子が別のグループに行った時、どんな気持ちでしたか? 

岸田:いやもうマジかよって感じ。いや、なんか。ちょっとでも今あんまり人を信用できないになっちゃったのは、ちょっとそこがあったと思います。

もち:高校のときはどんな方でしたか? 

岸田:高校の時は逆転してクラスの中のいじられ役みたいな。

もち:今度はいじられ役なんですね。

岸田:なんですかね。掃除の時間ほうき一本渡されて、ちょっと物ボケしてよみたいな感じで。いわゆるおそらくですけど2軍みたいな位置にいたので、1軍の子からいじられて笑いをとって、3軍の子からもいじられたりしてたんで微妙な位置でした。

もち:そのときはどんな気持ちでしたか? 

岸田:今と似ているというか小学校と似ていて人が笑っているのがすごいいいなって思ってて、わりとなんですかね今に繋がる一歩、お笑いを目指している一歩として、文化祭で漫才をやったんですけど、それ、人を笑わせてる時間が楽しいなと思ってましたね。

もち:文化祭の漫才のときは緊張しましたか? 

岸田:いや、結構なんですかね。ワクワクの方が勝ちました。たしかたぶんツッコミをやっていたんですけど、自分のツッコミで笑いが起きるっていうことが1回目で漫才の一個目であったときに、こっから先自分のツッコミで笑いが起きるのかもと思うとかかっちゃうというかすごいワクワクしながらやってました

もち:漫才をやったきっかけって何でしたか? 

岸田:実は高校時代にバレーボール部に入ってたんです。その高校のバレーボール部の伝統で、毎年その新入生まあ1年生が文化祭でお笑い系の何かをやるみたいなことがあって、じゃんけんで負けて、負けた同士でコンビ組んでその2人で漫才をやったって感じです。

もち:やりたくてやった、のとは違うんですかね? 

岸田:いやマジ微妙なところで。そういうのでちょっと罰ゲーム感あるじゃないですか。罰ゲームをやりたいっていうのもなーって。そうですね、運に任せた感じはあります。

もち:もうどっちに転んでもよかったみたいな。 

岸田:そうですね。

もち:大学のときはどんな方でしたか? 

岸田:大学が何か本当にこう、小中高、なんか3年ごとに、自分の中で闇と光の交互が来るのはなんとなく傾向としてあったので、多分大学入ったらすごい暗い人間になりそうだなって思って。大学1年のときほんと友達を作らないで卒業しようっていうような目標立ててて

最初の公務員というか地元の市役所に入りたくて、経済系の学部に行ったんで。自分の知識を蓄えて卒業することが主軸にあるから、友達なんていらないみたいなこじらせながら。

もち:その後どうでしたか? 

岸田:いや見事に友達作ってみたいな。いやあ、なんですかね。なんかやっぱり大学入って勉強していくうちに、大学で学ぶことって割と教えられるというより自分で取りにいった学びの方が面白いなって思ったりして。

それに気づき始めたのが、大学1年生の冬で、そのとき同じ学部のちょっとお勉強仲間がいて、そういう子たちにいろいろご相談はしてたんですけど、大学でやっぱり何か学部の勉強というよりもっと外に出て学ぶ方が面白いよねみたいな言ったんですけど、あんまり共感してもらえなくて。何だろうなこの感覚はって、モヤモヤしながら2年生に入って。

そっからはわりとなんですかね。正解が出ないまま勉強とかを続けてて、勉強に身が入らなくなっていっちゃったんですけど。あんまり授業にも行かなくなっちゃったりして。でもその代わりこう外の活動みたいなのはすごい自分は重点を置いてやっててみたいな。

もち:外の活動は、どのようなことされてたんですか? 

岸田:長野県内の別の市町村というか、空き家の問題をちょっと取り組んでて、割と僕も興味があったので、なんかそこでその町の人に話を聞いてみたりとか。市役所の方とかちょっとお偉い役所の方に話を聞く機会があったりとかして。結構大学に行ったら入ってこない知識だなと思ったりしてました。

もち:なるほど。ちょっと話戻るんですけど、1年生のときに外で学ぶ方が面白いって思ったきっかけとかってあるんですか?

岸田:きっかけ。1年生の講義の時に大学で有名なんですけど、しんどいというか、いわゆる課外。課外労働っていうか残業みたいな多い授業があって、授業の時間内以外に自分たちで集まってやっていかないと本当に最後まとまらないみたいな授業があって。でも結構なんかそうですね地域活性化系というか、そういう分野においては、絶対入ったほうがいいみたいな。

その時ちょっと自分の中でもしんどいけどやっていけるんだろうかっていう気持ちがあったんですけど、でもやってみた方がいいなと思ってやったら、わりとこう外の人との繋がりができて。そっから空き家のことも始まったりしたのでそこですかね。

もち:その授業がきっかけで、課外活動とか、空き家の問題にも興味が出てきて。

岸田:そうですね。

もち:その後の大学生活もお伺いしてもいいですか? 

岸田:何か大学の授業にあんまり価値を感じなくなってしまって、なんですかこれ本当に周りの人間に周りの友達に話すと、何か多分怠けてるだけじゃねみたいな言い方をされちゃうんですけど。あんまり本当に自分で学びたいなって思ったものが変わってきちゃっててどんどん。

それこそお笑いを目指したタイミングになったときに、大学で学んでいることが自分の中でストレスになってきちゃって。結構型にはまっていくのが自分の中で嫌な感じがあったんで。授業に出ないのはずっと続きます。4年の前期ぐらいまでは続きましたね。

もち:つい最近までですか。

岸田:そうですね。なんか、本当に卒業やばいってなって致し方なく半年頑張った。

もち:なるほど。大学に行ってない間は何かされてましたか? 

岸田:バイト結構入れたりとか、誘われたら全部行くみたいな。飲み会とか全部行ったり。あとでも、YouTubeとかですね。

もち:お笑いを目指したタイミングとかきっかけは、どういったものだったんですか? 

岸田:一応2年前、コロナが流行り始めた年があるじゃないですか。あのときに何か自分の中では結構人のために何かやるみたいなことが小学校くらいのときから本当にそんなに苦じゃなかったので、それがあって役場の職員とか向いてそうだなって思ってたんですけど。

でもコロナのとき、流行りはじめのときに何か自分の中で死をイメージしたというか、そんなに頑張っても、次の日に死ぬんだなみたいなすごい思って。人のためにやるのが苦じゃないのはいいけど、自分が死んで何も残らないって残酷だなって思って。本当に行政的な仕事だったら誰でもできる仕事して自分が死んでも誰か代わりがいるってなんか生きててしんどいなって思って。

自分のやりたいことやなおかつ誰かの記憶に残ってて、誰かの支えに、自分が死んだ後も誰かの支えになってることが自分の中では人生に必要だなと思ってそっからです。

オードリーの若林が好きなんですけど、結構コロナ禍でブログとかそういうの見てて元気もらってたので芸人の道目指してみたいなってそこですかね。

もち:若林さんのブログのどんなところから元気をもらってたんですか?

岸田:いや本当なんかおこがましいんですけど、感覚がわかるっていうところが、結構あって。わりとこう斜に構えた角度で世を見てるというか、でもなんかそれを持っていながらも世間のイメージでは面白いという感じがそれがあって。
それが自分の世間と外れた感じを持っていても人を笑わせるってできるんだなって思ったんです。

未来:人を笑わせてる時間が、自分の人生の中にあれば幸せだなって思ってるので。それを超えてくる幸せがまだ自分の中にはないんで、寿命が2年でもそこを選びそうです。

もち:ここから未来についてお聞きします。5年後10年後、死ぬまでを想像してみてどういったことをイメージされてますか。

岸田:そうですね。いや、本当におそらく死ぬまでお笑いをやってるなと思ってて。

そんなに今、お笑い以外に本当に興味を持っていないのでなんですかね、すごい。なんだろう。役者の方とかお笑い芸人の人とかがよく言う舞台上で死ねたら本望だみたいな、それがすごいわかるなっていうか。なんか最後までお客さんの笑い声を聞いていながら、一生を終えれたらなんて図々しく思ってます。

もち:ありがとうございます。もし、コロナ禍がなかったら、今どうなってたと思いますか?

岸田:ああー、うわー。いやあ。なんですかね。なんかちょっと文字起こししたときにあれですけど。死んでたと思います。

もち:といいますのは? 

岸田:何かお笑いを見つけて、自分のコンプレックスに思ってた部分が何か価値になるんだなって思えたんで。コロナがなかったら、多分それに押し潰されてどっかのタイミングで死を選択してたかもなって一つ思いますね。

もち:コンプレックスというのはどんなものを抱えてらっしゃったんですか?

岸田:世間とずれた感覚というのもあるし、そうですね、ずれた感覚ですかね。

もち:それが岸田さんの中ではかなり大きなコンプレックスだった。

岸田:自分で自分をコントロールできなかったときにそれがあったので、本当に通り魔みたいな感じで、周りの人に迷惑をかけてるんだなっていうので、自覚しながら直せないっていうのがあったんで結構つらかったですね。

もち:ありがとうございます。
今後こんなお笑いをやるだろうなって予想とか、あったりしますか?

岸田:ネタに関しては、なんか自分がやりたいネタみたいなのがあるので、何かそこは突き詰めたいなっていう思いがあります。

もち:今とはまた違うネタなんですか? 

岸田:いや今やってる感じと一緒ですね。

もち:それを突き詰めた後はどんな景色が見えるんですかね。

岸田:いやあ、どうですかね。

もち:例えば何かこんな舞台に立っててとか、こんなお客さんに見てもらえてとか。ここで披露してみたいな。

岸田:ピンで1人でやっていくのは、結構ずっとたぶんやってくなと思ってて。やっぱり一つ認められる指標というか、R-1グランプリは自分の中でとりたいなって思ってる賞レースで。そこがまず一発目で世間に知ってもらい且つ面白いんだなっていう認知されるタイミングかなと思って。
ほかはなんですかね。舞台には立ち続けたいなって思いますので。舞台はやりたいですね。舞台というかお客さんの前でネタをやってる機会はずっとあり続けたいです。

もち:お客さんとの距離は近い方がいいですか。それとも大勢にいっぱい見てもらう方がいいですか?

岸田:もしR-1グランプリが優勝できたとしたら、そっからは結構何か自分のネタを好きでいてくれる人だけでいいかなと思います。

もち:そうなんですね。好きな人に届けられたらいいかなって。

岸田:櫻坂46ってわかります?

もち:今、櫻坂もあるんですね。

岸田:そうです。1個前に欅坂があって、欅坂が結構好きで、あの欅坂がすごい何て言うんすかね、大衆に評価されないところ。欅坂を好きな人だけが集まる感じがあってそこは結構自分の中で影響を受けてます。

もち:そうなんですね。今までお話を伺っていて、ご自身でもおっしゃっていたんですけど、二面性があるのかなっていうのはすごく感じました。
人のためにとか人を笑わせたいといった明るい部分がありながら、ご自身でもコンプレックスに思ってたような、ズレに対して苦しんでいる感覚。ただそれがお笑いによって救われたといいますか、明るくなっていったっていう印象を受けました。

岸田:そうですね。まとめ方上手ですね。

もち:お話が上手なんだと思います。
もしもの質問をもう一つ教えていただきたいのですが、もし、あと寿命が2年だとわかっていたらどんな生き方をしたいですか。

岸田:2年ですか。2年…。でも、面白味なくてあれなんですけど、今と変わらないかもしれないです。ちょっとなんだろう。

お笑いをやれる機会は多少は多くなるかなとは思うんですけど、人を笑わせてる時間が、自分の人生の中にあれば幸せだなって思ってるので。それを超えてくる幸せがまだ自分の中にはないんで、寿命が2年でもそこを選びそうです。

もち:笑いで満たす感じですか。

岸田:そうですね。笑いで満たす感じです。

もち:ありがとうございます。これから先、人生において、どんな人になりたいとか、どんな気持ちでいたいとかありますか?

岸田:どんな人になりたいだと、さっきちょっと触れちゃったんですけど、自分が死んだ後に誰かの支えになってたらいいなって思います。生きてるうちに誰かの支えになる。それも大事だなと思いつつ、死んでしまった後も誰かの支えになってるってすごいことだなっていうか。
そう簡単にはできないけどでもやってみたいなって、気持ちもあるので。

どんな気持ちでいたいだと、何かさっきおっしゃってくれたその二面性みたいなところ。割と逆に今自分も必要にもなるって思ってるのでそこは大事にしてたいです。

もち:ありがとうございます。東京に移ってからまず何をしたいですか。

岸田:人力舎わかります?

もち:はい。

岸田:今年の11月には、人力舎の養成所の面接を受けたいなと思って。それまでに養成所の料金を稼ぐバイトと、あと中野にあるtwlっていう劇場があって、そこが多分自分の中で主戦場というかあの、はい、ライブに出る機会はそこが多いなと思っています。なんで、今んところ目標では月2回ぐらい自分のネタを試す機会を作りたいなと思ってます。

もち:ありがとうございます。最後にこれはお話したいなってことはありますか?

岸田:何か楽しかったです。無名人インタビューっていうのを見たとき、なんだこの面白い名前はって。すごいなって思って。結構自分も実生活でも人のお話を聞いたりして、感覚違うの面白いなって思ったりしてたんで。今後もいろんな人の見てみたいなと思いました。

もち:ありがとうございます。

岸田:こんな感じで大丈夫ですか。

もち:はい。むしろ話し足りないこととか、大丈夫ですか? 

岸田:全然もう。大丈夫です。

あとがき

岸田さん、ありがとうございました。
インタビューの2日後、お笑いのライブに行ってきました。
お客さんの笑いが溢れる空間。私も腹筋が割れる勢いで、涙を流しながら笑いました。

自分がやっていることで、人が幸せになれて、誰かの中に存在し続ける。
今まで意識をしたことはありませんでしたが、とても幸せなことなのかもしれません。
そして思いました。私が無名人インタビューのメンバーになったのも、「人のためにやるのが苦じゃないのはいいけど、自分が死んで何も残らないって残酷」という、岸田さんの言葉に似た気持ちがあったかもしれない、と。
インタビューや編集を通して、気づかなかった自分に出会えたような、そんな気持ちになりました。

【インタビュー・編集・あとがき:もち】

【文字起こし:さりあ】

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