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挑戦し続けたい人

むかしむかし、ある山里に、挑戦(ちょうせん)という名の若者が住んでいました。挑戦は、どんなことでも諦めない心を持っていました。
村では誰も登ったことのない険しい山があり、村人たちは「あの山は神様の住む場所。人は登るべきではない」と言っていました。
でも挑戦は考えました。「どうすれば登れるのだろう?必ず方法があるはずだ」
最初の挑戦は失敗しました。道が急すぎて、途中で引き返さざるを得ませんでした。
二度目の挑戦も失敗。今度は暴風雨に見舞われました。
三度目の挑戦でも頂上には届きません。足を怪我してしまいました。
村人たちは言いました。「もう諦めたらどうだ?」
でも挑戦は、毎回の失敗から学びました。
「急な坂には迂回路を探そう」
「天候を見極めよう」
「体調管理も大切だ」
そうして何度も挑戦を重ね、ついに山頂にたどり着きました。そこには確かに神様が住んでいました。
神様は言いました。「私が見たかったのは、君の諦めない心。それこそが、最も尊い宝物なのじゃ」
それからというもの、村人たちは困難に直面するたびに「挑戦の心」を思い出し、諦めずに立ち向かうようになったとさ。
めでたし、めでたし。

と思う2025年07月07日13時20分に書く無名人インタビュー1106回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】


今回ご参加いただいたのはYUIさんです!

年齢:20代後半
性別:女性
職業:肩書き探し中



現在:いつかって来ないよなっていうのを社会人になってからすごい思って。

qbc:
今、何をしている人でしょうか?

YUI:
フィジーの語学学校でインターン生として働いています。
語学学校の現地マネージャーがこのインタビューを前に受けたということで、私も「受けたらどう?」という紹介で応募してみました。

qbc:
なるほど。インターンはいつからやられてるんですか?

YUI:
去年の11月中旬から1年間の予定で、現在7ヶ月経ったところです。

qbc:今は、日々どんなことしてる感じですか?

YUI:語学学校のインスタやTiktokのSNS運用、ウェブサイトの記事など、マーケティング的な事と、現地の学生のサポートをしています。放課後のアクティビティやボランティア等に力を入れているので、学生さんがやりたいって言ったことを叶えるためのサポートをしています。
後は、フィジーで1年過ごすにあたって、個人的な挑戦として、YouTubeでフィジーについての動画を発信してます。

qbc:
動画の内容的にはどんな感じなんですか?

YUI:
ショート動画では、フィジー生活の一面や情報を発信していて、メインの横長動画では、1人語りをして日々の考えをアウトプットしたり、個人の成長を記録したりしてます。


qbc:
今、日々過ごしている気持ち、感情などはどのようなものでしょうか?

YUI:
感情は……えーと、生き生きしてエネルギッシュで、ポジティブな感情ですかね?
いろんな学生さんと関われて、価値観が広がってる感覚がすごいあり、自分の中での世界や考え方が柔軟になっているのを感じれて楽しいです。

qbc:
フィジーに来る前は何されてたんですか?

YUI:
新卒で入った映像制作の会社を退職後、カナダにワーホリで1年間住んでいました。
帰国したタイミングで、たまたまこのインターンを見つけて応募したっていう感じですね。

qbc:
カナダに行ったきっかけは?

YUI:
もともと海外旅行や新しいところに行くのが好きで、言語や文化が全く違う海外で、いつか現地の人と同じような生活を経験してみたいなっていうのが、なんとなくぼやっとあったんですけど、いつかって来ないよなっていうのを社会人になってからすごい思って。
で、まぁやるなら早い方がいいなっていうふうで、会社を辞めて海外に行くっていうのを決めました。カナダを選んだのは、フィーリングですね。

qbc:
フィジーはどうだったんですかね? フィジーに来たきっかけ。

YUI:
本当に私の中ではタイミングとご縁なんですけど、カナダワーホリから帰ってきて、それこそ何にでもない自分にすごい葛藤してて、特に強みもないし、次のステップどうしようって悩んでた時に、本当にたまたまインスタの広告で、フィジーインターンっていうのを見つけて。

その時、フィジーの存在を全然知らなくて(笑)フィジーってどこだろうっていうのから、興味を持って、インターン内容を見たら、自分がもともと映像関係で働いてたんで、そういうSNSとか映像系に挑戦できるのって面白そうだなっていうのと、あとは海外経験が結構何カ国かあったので、その経験を直にサポートとして活用できるなっていうのが、面白そうと、興味を惹かれましたね。
久々に自分の中で心がわくってなったタイミングで、応募したらたまたま選んでいただけてという感じですね。

qbc:
いま、フィジーにいて何を考えていらっしゃいますか?何か悩みとかある状態ですか?

YUI:
悩み…強いて言えば、自分が何者でもないというか、肩書きがない点ですかね?
例えば「日本語教師」とか、「ヨガのインストラクター」とか、そういうのに憧れることもあります。ワクワクの感情に従って、フィジーでインターンやってますが、ある意味悩みでもあって。確立されてない自分のポジションみたいなのに、たまに不安になることもあります。みんなそれぞれ会社で出世してたりとか、結婚してたりとか、何者かにみんながどんどんなっていってる気がして、自分はこれでいいのかなっていうのはありますね。

qbc:
直近のこの1年、2年とか、あるいは先の未来でもいいんですけど、こういうふうにしようかなって考えてることはあります?

YUI:
自分の中でなんとなく30(歳)ぐらいまでは、自分のその直感に従って動いてみようかなっていうのは決めてて。結局ワクワクに従って進んでみたら、その先で不思議な出会いとかつながったことがあるんですよね。

やっぱ、その感情に従うって大事だなっていうのを、動けば動くほど感じてるので。最終的にこれになるみたいなのはまだ定まってなくて。今は、人生の点を打つ作業をしている感覚です。この点がどう繋がっていくかは、まだわかりません。

qbc:
強引にゴールを作ってしまうっていうのはやろうと思ったことはありません?

YUI:
あります。
それこそカナダワーホリから帰国したときに、それをしようと思って、興味がある資格をバーって書き出してみて、じゃあ、この中から選ぼうみたいなことをしたんですけど。
この未来を考えるならこうすべきかな?みたいな”すべき”ばっか考えてて、結局どれがいいのかもわかんなくて余計に悩んだんですよね(笑)そんな時に、わくわくしたフィジーインターンに出会った感じです。


過去:表現とか創造的なものにフォーカスをしだしたのが、自分の中で大きな転機ですかね。

qbc:
過去について聞いていきたいんですけど、子どもの頃はどんなお子さんでした?

YUI:
子どもの時は一言で言うと優等生ですね。
姉と兄がいるんですけど、姉が結構楽観的で、私から見たらすごい自由に生きてる感じがして、問題とか起こして怒られているのを見て、私は真面目にちゃんとしなきゃって気持ちが大きかったです。後は、両親が共働きで、大変そうなのを見て、「これやった方がお母さん助かるだろうな」「こういう道に進むべきなんだろうな」とか、そういう人の期待に無意識に反応するところはありました。

qbc:
当時から自分が優等生だと思っていたんですか?

YUI:
当時はそういうつもりはなくて、ただ真面目に生きてた感じなんですけど。
中学から学力的なランクが出るようになったり、キャプテンや生徒会長をやったりしてたので周りから優等生って言われるようになり、ちょっとずつ自覚し出した感じですかね。

qbc:
人間関係とかはどんな感じなんですか?

YUI:
広く顔見知りにはなるんですけど、深く仲良くなる子は本当に数人っていう感じですかね。
廊下とかで会うと挨拶はするけど、休日に遊ぶような仲の良い子は少ないです。

qbc:
大学生活自体はどんな感じだったんですか?

YUI:
大学進学で田舎から上京して、初めて都会に住んですごい感動しましたね。自分の足でどこかに行けるっていうのが今まで本当にできなかったんで。
すごい一気に自由を手に入れた感じで、自分で駅に行けるありがたさや食べたいものがすぐに手に入る環境に感動しましたね。
大学でも、結構真面目に授業を受けていましたね。後は長期の休みを有意義に使いたいなって思っていたので、授業後は基本バイトして、夏休みとかに海外や国内旅行にいっぱい行きましたね。1年の時は、サークルとかも何個か入って、ザ・大学生みたいな経験もしました。

qbc:
何サークルに入ってたんですか?

YUI:
バレーボールとバドミントンとオールラウンドサークルに入ってました。
最初は何でも参加してみようっていうことで、毎週の活動に行ったり、夏合宿・春合宿っていうイベントとかにも参加したりしたんですが。1年経験して、それが本当に自分に必要なのか、本当にやりたいことなのかっていうのを考えた時に、そんなに自分の中では優先順位が高くなくて、それよりも、その中で仲良くなった子との時間を大切にしたりとか、やりたいことのためにバイトでお金を貯めたりを優先するようになりました。

qbc:
大学は何を勉強したんですか?

YUI:
大学では、社会学部メディアコミュニケーション学科で、映像制作やメディアの歴史と、統計学や社会学を勉強しました。

qbc:
なぜそこを選んだという、強い理由とかあったりしますか?

YUI:
もともとメディア関係の仕事に憧れを持ってて。それは自分の地元がすっごい田舎で、外の世界を知るのが私の中では、全てテレビだったんですね。メディア関係に行くなら、やっぱ都会に出なきゃっていうのが、まず頭の中に一番最初に出てて。
でも東京で一人暮らしするのはお金がかかるから、せめて国公立に入らないと、って目指してたんですけど、受験がうまくいかなくて。親と相談して、どうせ私立行くのなら、私立にしかない、メディアに少しでも特化した学科に入った方がいいよねっていうことで、その学科にしました。

qbc:
大学卒業後はどんな感じなんですか?

YUI:
大学卒業後は映像の制作会社に就職して、ドキュメンタリーを担当している制作チームで働きました。

qbc:
どのタイミングでやめようと思いました?

YUI:
1年ぐらい経った時に違和感というか、自分の中で、もう感情をなくして働いてる時があって。本当に自分が、今、心からやってみたいで動けることって何だろうっていうのをずっと考えてたら、海外のことが頭に浮かんできました。
ちょうど卒業旅行のタイミングでコロナが来ちゃったんで、自分の中で海外での挑戦が満たせてない部分があって、この生活のまんま、今後、海外でやってみたいこととかっていつ達成するんだろうっていうのを考えたら「じゃあ今やったほうがいいか」って辞める決断に至りました。

qbc:
カナダでは何を手に入れましたか?

YUI:
意外とやりたいことって、やりたいっていう感情だけでやってもいいなっていうのと。
その反面、やりたいことをやってみた後に、それをちゃんと振り返って言語化して、自分の中で落とし入れておかないと、その先に迷うぞっていう反省。
後は、単純に語学力とカナダに対する知識や海外でのネットワークですね。技術面で言うと、パン屋で働いていたのでパン作りのスキルを手に入れました。

qbc:
自分の人生の中の転換点って、何かありますか?
これがなかったら今の自分はないなっていう大きいもの。

YUI:
今パッと思いつくのが、小学校6年生の時の学芸会です。
ひめゆり女学院の「ひめゆりの塔」っていう劇をやったんですけど。
私は、主人公が生き延びておばあちゃんになった時の役をやることになって、その時に先生から「おばあちゃん役はこの中で一番難しい役だから」って言われて、子供なりにすごいプレッシャーを感じて(笑)しかもおばあちゃん役だけど、ナレーションだったんです。
一番セリフも長くて、「ナレーションだけど、おばちゃんっぽさを出す」ってどうしたらいいんだろうって。いろいろ試行錯誤しながら役作りをしたのを覚えています。
こうしたら伝わるかなって練習の過程も楽しかったんですけど、
本番で、私のセリフのタイミングで、涙を流してくださる方が前列に何人か見つけた時、人を感動させるってすごいなっていうのを、初めて感じて。
そういう表現とか創造的なものにフォーカスをしだしたのが、そのタイミングです。映像制作というものに興味を持ち始めたきっかけでもありますね。


未来:笑い死にをしたいなって思ってて。

qbc:
ありがとうございます。未来について聞いていきたいんですけど、5年、10年、20年、30年と、最後、自分が死んでしまうというところまでイメージしていただいて、未来はどういうふうに思い描いてますかね?

YUI:
基本的には、何かに挑戦し続けたいなって思ってます。
自分の中で一番最後こうやって死ねたらいいなっていうのが一応ありまして。
本当に笑われるかもしれないんですけど、笑い死にをしたいなって思ってて(笑)

笑いながら死ぬんじゃなくて、笑いすぎて息ができなくなってみたいなイメージ。

小学校の時に自分の笑い方と同じ笑い方をしてる子がいて、お互いの笑い方に笑い合って一生エンドレスで笑ってた時があって。その時本当に息ができなくて苦しくて。

どこで聞いた話かわかんないんですけど、15分間笑い続けると人は死ぬみたいな話をその時に聞いたことがあって。「あーもう15分経っちゃうから死んじゃうわ」って思いました(笑)その時、「でも死ぬならこういう死に方したいな」って思ったんです。

将来、そうやって死ぬのであれば、それまでに自分がやりたいって思ったことって、やっておきたいなっていう気持ちと、常にこう自分が笑える状況、自分が心地いいと思える状態でいないといけないなっていうのが未来の目標というか、自分がありたい状態ですかね。

qbc:
それを実現するためには、何をしなきゃいけないとかって何かあったりします?これになっとかなきゃみたいな。

YUI:
自分が興味があって、可能性があるものを1個ずつ潰していくことですね。それがもし仕事になるのであれば、それはよりいいなと思います。

qbc:
最後の質問ですね。最後の質問が「最後に言い残したことは?」っていう質問で、遺言でも、そうですね、はっきり言うとインタビューが終わるので遺言を残してください、っていう質問です。
最後に言い残したことはありませんか?

YUI:
全然うまく喋れた感じがしてないんで、このインタビューがちゃんと記事になるか不安ですね(笑)


あとがき

フィジーいいよね。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:本州】


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