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良い意味で私の持ってる認識を破壊したいっていう気持ちはあるかもしれないアラサー女性の人

愛らしき口もと目は緑ってね、人間の様相は千変万化、満艦飾の極彩色。本当のほんとうだったと思っていたことが、実はウソだったり。うそだうそだと思っていたことが、実は真実だったり。
ねえ実際、人生での現実ってやつはなんなのよって。
ところで千手観音って、あの手の数で、一体どんなことができるのかって思ったりしたことありませんか? 考えたことあります? むしろ自分の手がもう一本あったら? なんて考えたり私はするんですが。こうやってキーボード打ちながらコーヒー飲めるじゃんとか、キーボードで何かしながらアロマスプレープシュプシュできるじゃんとか、キーボードでカチカチやりながら猫をなでたり、できるじゃん!! って。
でもまあ、それができたからってどうですか? キーボードタイム終わってからさ、それすればいいじゃんて。分かります、器用貧乏ってやつですね。遅刻しても忘れ物しても、学校でのヒーローはただただ足の早いやつだったりするわけです。多くのことができる人だからって、それで平穏無事満足ってわけではなくて。なんだか、こう、物足りないな、って思うこともあるわけです。
ああしたいこうしたいという散漫力と、これしかないという集中力のいったりきたりの中から正解は見つかるのかもしれませんね。いや、まあ、それはどうだろうかね。
ということで、今日も他人の人生に目を光らす! インタビューをお届けします無名人よろしくお願い申しあげます!!!(主催:qbc)

今回ご参加いただいたのは はる さんです!

現在:動いてないと死んじゃうタイプ

ナカザワ:どんなことをやってる方ですかって聞かれたら、ご自身ではどういう風にお答えしますか?

はる:仕事では実験みたいなことをしたり、余暇でサークルに所属して街のこと紹介したり、本のことを紹介したりとかっていうようなことを色々やっています。

ナカザワ:お仕事とサークルの余暇活動って、どっちのウエイトが大きいですか?

はる:半々ぐらいですね。どっちも大事。

ナカザワ:ちなみに、余暇の活動と仕事の活動って内容として結構近い感じなんですか?

はる:見た目は全然違いますね。
仕事の方では、水処理施設で水がちゃんと綺麗になったかをチェックしていて、何か問題があったら水処理施設をどういう風に動かせばいいのか、っていうことを指示する仕事をしています。
サークルの方では、小さなテナントを借りて、そこにメンバーの好きな本、おすすめの本みたいなのを、季節ごとにテーマを決めて、いらしたお客さんに対して色々説明するっていうような。

ナカザワ:向き合ってるものが全然違いますね。このお仕事はずっと続けられてるものなんですか?

はる:そうですね。就職してすぐにそちらの方に配属されて、数年ぐらいになりますね。

ナカザワ:配属されたってことは、元々その水質管理の仕事をするとは限らなかったってことなんですね。

はる:化学系の職種で採用されたんで、そういう仕事に就く可能性は高いんですけど、そこだけじゃなくて、例えば保健所勤務とかになったりとかも。

ナカザワ:なるほど。
サークルのことについてもお聞きしたいんですが、どういったきっかけでそのサークルの方々とこの活動をするようになったんですか?

はる:実は数年前に大病をしまして、リハビリ施設のところでちょっと仲良くなった人がいて、その人の紹介で参加しました。

ナカザワ:ちょっと不思議な繋がり方ですね。

はる:その人はメンバーとかではなくて、たまたま友人がそこに所属して、その企画にちょっと参加してて、それで知っていたみたいです。

ナカザワ:サークルではテナントの中で本を紹介したり、コミュニケーション取ったりっていう感じなんでしょうか。こちらの活動って、始めてからどのくらいになるんですか?

はる:そうですね。去年の11月に始めました。

ナカザワ:サークルの中ではどんなことが楽しいですか?

はる:そうですね。本を紹介するっていうだけじゃなくて、色々個性的な方が集まってて、例えば大学教授だとか、小さな本屋さんを運営してたりとか、あと小説家志望の方もいますね。

ナカザワ:ほんとにいろんな人がいますね。本を売ったりするわけじゃないんですよね?

はる:そうですね。本屋さんではないので、紹介している本はその場で買うことはできないですね。ただ、サークルでも本を作ったりとかっていうこともしてるので、それは買うことができます。

ナカザワ:そのサークル活動の会場に来る方ってどういう方が多いんですか?

はる:近くに住んでらっしゃる方で、通りがけで気になった人もいれば、そのサークルの人が友人に紹介されてきたみたいな人もいますね。

ナカザワ:いろんな人がやってるしいろんな人が来るみたいな。

はる:そうですね。

ナカザワ:ちなみに、はるさんはどういったジャンルの本を紹介されてるんですか?

はる:例えば、子供の頃の思い出の本っていうようなタイトルで出してた時は、小さい頃に読んでた絵本を出展したりとかもしてました。
今は装丁が綺麗だと思って買った本を出展しよう、というテーマになっていて、画集とかアートの本とかっていうのを出したりもしてます。

ナカザワ:リアルにそういう本のこと話せる場って、なんとなく減っちゃってるのかなと思ってはいたんですけど、場があるってちょっといいですね。
11月からっていうことだから、もう半年ぐらいですね。それまでこういう仕事以外のサークルに所属されてたことはあったんですか?

はる:いや、初めてですね。仕事と家庭以外の場所で、活動できる場はないかなっていう風にはずっと思ってたんですけどなかなか。ネットで見てもどういう団体なのかわからなかったりとかして。

ナカザワ:確かにそれはそうですね。どういう人がいるのかわからないと、たとえ活動内容興味があってもちょっと行きづらいですよね。

はる:そうなんです。

ナカザワ:本の紹介はどのくらいで入れ替えるんですか?

はる:大体1,2か月ぐらいに1回変わりますね。

ナカザワ:ふらっと入った人とかも結構楽しめそうですね。

はる:そうですね。初めて入った人で、気に入って何度も通って最終的にメンバーになった、という人もいたりするんですよ。

ナカザワ:なるほど。メンバーは今何人ぐらいいらっしゃるんですか?

はる:30人ぐらいですかね。

ナカザワ:結構いらっしゃるんですね!それだけ多くの人が紹介してるものがあると、1冊ぐらい自分の気になる本もありそうな感じがしますね。

はる:そうですね。そこに来る人って結構本好きだったり、何か極めてるものがあったりとかして、選び方のセンスもいいなって思いますね。

ナカザワ:メンバーの方とその場以外でのコミュニケーションって、どんな感じでされてるんですか?

はる:対面でお話することもあれば、チャットとかでコミュニケーションを取ったりもしますね。あと趣味でイラストを書いてるので、それで企画展のキービジュアルを書いてくれって言われて、この間書いたりとかもしましたね。

ナカザワ:はるさん結構多趣味な方ですね。

はる:色々手つけたいんですよね。

ナカザワ:他に最近楽しくてやってることとかってあるんですか?

はる:そうですね。音楽聞くのが結構好きで、邦楽とか結構聞きまくってますね。

ナカザワ:音楽も最近やっとイベントとかコンサート、あとライブとかもね。ちょっとずつ復活してきてますけど、そういう場にも行かれるんですか?

はる:ファンクラブには入ってるんですけど、生で見たことはなくって。でも今年ぐらいどっかのタイミングで行きたいなっていう風に思ってます。

ナカザワ:どういうタイミングで音楽を聴くことが多いですか?

はる:私は結構歌詞とか、ミュージックビデオとかを味わいながら聞いてたい人間なので、聴くときは、部屋で他に何もせずスマホ握ってyoutubeで聴いたりとか。あと聴いてるってわけじゃないんですけど、作業中とかちょっとノってきたりとかした時には、歌いながらやったりとかしてます。

ナカザワ:集中しちゃうタイプなんですね。
色々趣味もあるし、これまで聞いたお話では結構充実した毎日を送られてそうな印象なんですけど、ご自身はそれを聞いてどう思いました?

はる:なんでしょうね。でもなんか物足りないなっていう感じがいつもつきまとうんですよね。見た目ではかなり充実した毎日を過ごしているように思われるんだろうと思うんですけど。もっと色々やりたいなって思ったりはします。

ナカザワ:結構アクティブにいろんなとこ行っちゃう感じですか?サークルとかもそうですけど、オンラインでもいいと思うんですけど。

はる:そうですね。オンラインの勉強会とか参加したりしますかね。コロナ前は1人で旅行とか行ったり。割と動いてないと死んじゃうタイプ。

ナカザワ:今も結構動き回ってはいるけど、なんかちょっと物足りないなっていう。

はる:はい、そんな感じです。

過去:大人になるのが、つまらなくなることなのかなって思ってた

ナカザワ:これまでのことをちょっとお聞きしようかなと思いまして。動いてないと嫌だみたいなのって結構子供の頃からそんな感じだったんですか?

はる:なんか子供の頃はすぐにどこへでも飛び回っちゃう子でした。だから親が犬につけるようなリードみたいなのをつけてて。
子供の頃は特に幼稚園の先生が、私が奔放に行動するのをどうしつけたらいいのかっていうのは困ってたみたいです。

ナカザワ:ほんとにずっと動いてたんですね。人生でずっとそうでした?

はる:いや、小中高の頃はすごいいい子でしたね。お行儀が良くて、先生受けがいいタイプ。でも今思うと、かなりストレス溜まってたかもしれないです。
なんか大人の言うことというか、先生の言うことは聞かないとダメだぞっていうのがすり込まれて、やりたいことが出来なくなっちゃってたかもしれない。

ナカザワ:はるさんの周りの大人の方は、ちゃんとしなさいよっていうタイプだったんですか?

はる:割とかっちりしたタイプの人が多かったかな。親戚に警察官とか教師とかが多くて、めちゃくちゃ堅いんですよ。だから大人になるのが、つまらなくなることなのかなって思ったりもしましたね。

ナカザワ:周りの大人がそういう人だから、大人になるってそういう姿になることだなって思ってたんですね。今はどう思ってますか?

はる:今のサークルにいて、自分の稼ぎで日常生活をちゃんとするっていうのをした上で、やりたい放題やってる大人って結構いるんだなと思って。そこは学びましたね。

ナカザワ:それ以降は、サークルに出会うまではずっと自分の中での大人像は変わらなかったんでしょうか?

はる:大学上がった時になんか、価値観がちょっとぐらついたというか。今まで良い子でいて、我慢すれば道が開けるのかなって思ってたら、結構そのサークルとか自分が興味のあることを突き詰めてやってる人がいて、すごいそれは楽しそうで。それを見て、あれ、自分って何もなくない?みたいな感じで、結構メンタル的に来たのはありますね。そこが結構価値観の転換期だったかなって。

ナカザワ:価値観が揺らぐと結構苦しいと思うんですけど、どのように価値観のふらつきに付き合って行かれたんでしょうか。

はる:最初大学行けなくなっちゃった時期がありました。そこで大学で紹介された精神科に通いながら、学生相談も受けて、バイトもちまちま始めて、取りたい講義だけ取ってみたいな風に凌いでましたね。

ナカザワ:今どういった思いで生きていらっしゃるかまだわからないんですけど、今は結構変わってきてますか?

はる:そうですね。精神科に通ってるのは変わらないんですよ。けど色々人と会ったりとか、活動の場に出たりとかして、自分の居場所っていうのは少しずつ確立してるかなっていう感じはしますね。

ナカザワ:お仕事は公務員っていうことで、周りにいた大人たちと近いところもあると思うんですけど、その選択をしたところには何か理由とかあるんですか?

はる:割と自由に生きてたい反面、規則とかルールとかっていうのも大事だなと思ってて。そう考えた時に民間よりも公務員の方が、明確だし、理不尽なことも少ないのかなと思って。

ナカザワ:確かにそういうところもあるかも。私も今、仕事で公務員の方と関わることも結構多いんですけど、実はいわゆるかっちりした仕事だけが公務員じゃないんだなっていうのを社会に出てから知ったんですけど、今の部署はいかがですか。

はる:私も就活するまでは、こういう仕事があるっていうことは全然知らなかったですね。窓口で市民の方と応対するとか、そういうのは多分私あんまり向いてないなって思ったので、なるべく裏方で働けるようなところはないかなと探してたのはありますね。

ナカザワ:それで技術系の採用。大学の時の価値観の揺らぎっていうとこがあるかないかで、結構今の人生違ってるんでしょうか?

はる:私の場合、学業もうまくいかなかったりして、ストレートで4年で卒業できなかったんですね。だから授業は適当にやって、サークル活動して、恋愛してバイトしてみたいな典型的な大学生像ではなかった。あと、高校3年生ぐらいまでは、1学年ごとにしっかり上下関係とかあったじゃないですか。そういうのじゃなくて、年齢とか肩書きとかで安易に人を見なくなったかなっていうのはありますね。何年も留年してたり、留学してたりとか色々あるなって。

ナカザワ:確かに。結構自由なんだって気づくのは大きなインパクトですよね。
大人になるってつまんなくなることだと思ってた、というのは、結構大きい言葉なのかなと思ってて、今実際そこを経て、想像してた大人像と今の自分ってギャップはありますか?

はる:小さい頃は学校の先生になるんだと思ってて、そこから見れば思ってたのと少し外れましたね。良いのか悪いのか分からないですけど。あと思ってたより世界は広いし、選択肢もいっぱいあるなって。

ナカザワ:うんうん。ちょっと話変わるんですけど、今の趣味は子供の頃からずっとお持ちだったものですか?

はる:そうですね。子供の頃は気分がいい時は結構、鼻歌歌ってスキップしたりしてたりとか、あと図書館行くのも好きでした。てなると、子供の頃からそんなに変わってないのかもしれないです。質は変わったかもしれないですけど。本質みたいな部分は変わってないのかなって。

未来:認識を破壊したい

ナカザワ:将来やってみたいこととか、やるまでは死ねないみたいなことはありますか?

はる:海外に行ったことがないんですよね。狭い世界の価値観の中で自分を納得させようとしてるから、なんか辛いのかなと思って

ナカザワ:自分の思ってる常識とかが、実際どうなのかってことですよね。海外だったり別の世界に行った時に。

はる:そうですね。良い意味で私の持ってる認識を破壊したいっていう気持ちはあるかもしれないです。

ナカザワ:結構好奇心とかは強めなんですかね?いろんなこと知りたいとか、やってみたいとか。

はる:なんとなくやりたいなみたいのがたくさんあるけど、体は1つしかないし、いっぱい制約もあるしで、めっちゃ我慢してて辛いのかもしれない。

ナカザワ:今のサークルの活動とかお仕事っていう面では、これからも続けて行く想定ですかね?

はる:とりあえずそこにはいますけど、もっと魅力的なものがあったらそちらの方にスイッチしていってもいいかなっていう風に。

ナカザワ:今度はどんな場所に出会いたいなとか、そういったのはありますか?

はる:そうですね。なんか朗読劇とかやってみたいなって。
非日常を味わえるような。物語の世界に没頭してたいというか。

ナカザワ:海外って言うのも究極の非日常なのかもしれないですね。
他には今後どういったことができると楽しいと思いますか?

はる:全然普段着ないような服を着て、普段食べないようなものを食べて、めちゃくちゃはっちゃけたいです。具体的に何がっていうのがまだ思い浮かばないんですけど、パーティーのようなものをやりたいのかなって。

ナカザワ:あんまり会わない人と会うとか、価値観の違う人と関わっていくみたいなことも、結構楽しいのかななんて思ったんですけど、そういうの自体は平気なタイプですか?

はる:割と最初は人見知りするタイプですけど、この人信頼置けるなっていう風に思ったら、結構ほいほいついてっちゃうタイプかな。

ナカザワ:そういう色んな世界を知ってるけど、自分の違う世界で生きてきた感じの人と、また出会いとかあるといいかもしれないですね。

はる:そうですね。そうするとその人との会話を通じて、違う世界をインストールできそうな感じがしますね。

ナカザワ:確かに。ほんと同じ日本人でも全然違いますよね人って。想像もつかないような生き方をしてる人もいっぱいいるんで。
もし大学生の時に、こういう人いるんだ、こういう価値観あるんだ、みたいなことに気づかなかったら、今の生き方って変わってたと思いますか?

はる:確かに世間的に良いと思われる道を行っていて、どこかでつまずいて、取り返しのつかないことになってたかもしれないなっていう風に思います。
でも自分の人生だから最終的に満足できるかっていうのが、結構大きいなと思ってるので、若くて体力があるうちにちゃんと味わっときたいなっていう感じがするんですよね。

ナカザワ:どういう生き方を今後したら満足だなって今の時点では思いますか?

はる:自分がここにいて楽しいなっていう拠点を、何か所も作っときたいなって。それが友達なのかもしれないし、行きつけのお店なのかもしれないし、職場なのかもしれないしっていう感じですけど。なんか色々つまみ食いしたいタイプなので、この街に行ったら、ここに行き付けがあって、私のこと知ってて、最近どうみたいなことをできるところが沢山あると良いなーって。

ナカザワ:何拠点か、そういう居心地のいい場所、いろんな人と関わりながらってことですよね必然的に。

はる:やっぱり付き合ってみないと相性とかわからないので。そんな感じで、日常の中で小さな冒険を繰り返すしかないかなって思います。

ナカザワ:意外と自分の中で小さな冒険積み重ねて生きていくっていうのも、そうやろうと思わないとできないですよね。

はる:そうですね。やっぱりいつものお決まりのルート、お決まりのお店とか、やっぱり守りに入っちゃうというか。

ナカザワ:攻めの人生に。なんかとても穏やかな感じですけどね。すごい攻めの姿勢を随所に感じる。直近ですぐに叶えられる日常の冒険というと何か思いつくものはありますか?

はる:好きなシンガーソングライターさんのライブには行きたいかなぐらいですかね。結構同時平行で色々やりたいことやらなきゃいけないことみたいなのを抱えてたりするんで、まとまった時間を使ってここに遠出したいみたいなのはないですかね。周りを固めていくのが今大事なのかなって。

ナカザワ:そういうことを積み重ねていって、例えば10年後とかはどんな生き方になってると思いますか?

はる:今住んでる町から少しは引っ越して、そこで人間関係を築いたり、もしかしたら結婚してたりするかもしれないですけど、そうなった上で、この人の生き方面白いよねみたいな風に思われてたら。あと、子供にそれは自分の子供か他人の子供か分からないですけど、大人になっても自分のやりたいことをやっていいんだなっていう風に思われる身近な大人像になってたらいいかなって。

ナカザワ:大人も楽しいぞって思ってもらいたい。いいですね。私も聞きながらめっちゃ難しいこと聞いちゃったなっていうのと、自分の10年後どうなってるかってすごく難しいなと思って。

はる:なんか意外と思ってもないところにいたりとかしますからね。
そこではまれるものが、ここなら自分が無理しすぎず、活躍できるなみたいな場所があったら解決するのかなって感じですかね。

ナカザワ:確かに。それは自分でその場を作るみたいなのもありだと思いますか?

はる:でもやっぱり人との間の中で、個性というか、立ち位置みたいなのが出てくると思うので、自分1人で決められるもんではないなって思いますね。はるさんこれ得意だから、これやってみない、みたいな風に、受け入れてった上にそういうのが出てくるのかなって。
今日、こうやって人と対話してて、あれ、自分ってこういう風に考えてたんだなっていうのが、自分1人で考えるとそれただの妄想ですけど、ほんとにこういうことをしたいんだなっていうのは改めて実感しましたね。

ナカザワ:そう言っていただけてとても嬉しいです。
言い残したことは、ありますか?

はる:そうですね。自分がつまずいたり不遇だなって思った時にあがいてみると、結構いいものを掴むなっていう感じは生きてて思うってことを言いたかったかな。

ナカザワ:不遇だなって思ったタイミングって差し支えなければ、どの辺で思われました?

はる:なんか、身内が大病を患って、学業が思うように進まなくてみたいな。それで家庭にも学校にも居場所がなかったみたいな時期があって、その時はめちゃくちゃなんか自分ついてないなとか、なんで自分だけこうなっちゃったんだろうみたいな風に思ってたかなって。

ナカザワ:そこでもちょっとひと動きしなきゃっていうのは自然に思えたんですか?

はる:そうですね。ここであがかないと自分の存在が消えちゃうような気がして、時間とか色々もったいないから、とにかく爪跡を残したいみたいな感じはありましたね。
そこで腐って嫌な人間になりたくなかったっていうのが大きかった。

ナカザワ:いろんな話を聞かせていただきました。多分今後もはるさんはすごくいっぱい動き回りながら、攻めの人生を送ってくださるんじゃないかなと思いました。やりたいことがいっぱいあるのって幸せですよね。

はる:そうですね。やっぱり、それが生きる原動力になりますね。辛いことがあってもあれやってないから死ねない。

ナカザワ:そういうのって根源なのかもしれないですね。
ありがとうございます。

あとがき

最初はほんとうにはるさんかどういう人かつかめなくてわたしが迷子になり、最終的にははるさんも一緒に迷子になってもらってしまった。そんなインタビューでした。迷子になるのは何歳になってもスリリングなものです。

さて、大人になるってなんでしょうね。
出来なかったことが出来るようになることでしょうか。それとも、何か制限が加わることでしょうか。
所詮は社会的な意味付けなので、実は大人の根拠なんてないのかもしれません。
みんなそれに気づいているからこそ、社会的地位だとかお金だとか、そういうものが価値を持つのかも。
なんて、ついいつもの癖で脳内でどうでもいいことを考えてしまいました。

現実の自分となんらかのギャップに気づいて、乗り越えていこうとすることを繰り返すことが大人になることとイコールではないにしろ成長とか変化とか言われるものなんだろうなと改めて思いました。
無名人インタビューでお話を聞くたびに、社会でよく言われることって本当に大事なことが多くて、何よりそれを実感として得ていくことは本当に素晴らしいことなんだなと感じるのでした。

インタビュー担当:ナカザワアヤミ

集協力:のの

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