日本人ってすごい我慢するじゃないですかと思う人
むかしむかし、忍耐(にんたい)という名の若者が住む村がありました。忍耐は幼い頃から「日本人ってすごい我慢するじゃないですか」と感じて育ちました。
村では多くの人が自分の気持ちをぐっと抑え、周りに合わせて生きていました。困っていても「大丈夫です」と言い、疲れていても「まだできます」と無理をし、不満があっても「しかたありません」と受け入れる姿を、忍耐は日々目にしていました。
祖父母の代から続く「我慢は美徳」という教えが村には根付いており、「出る杭は打たれる」「和を以て貴しとなす」という言葉が、人々の行動規範となっていました。
忍耐自身も、その教えに従って生きてきました。学校では言いたいことを飲み込み、仕事では無理な要求も断らず、自分の気持ちより周りの調和を優先してきたのです。
ある日、村に旅人がやってきました。表現(ひょうげん)という名のその旅人は、自分の考えをはっきりと口にし、感情を素直に表現する人でした。最初、村人たちは表現のあり方に戸惑いましたが、その正直さと誠実さに次第に心を開いていきました。
忍耐は表現に尋ねました。「なぜそんなに自分の気持ちを素直に伝えられるのですか?それで人間関係は壊れませんか?」
表現は微笑んで答えました。「我慢することも大切です。しかし、我慢し過ぎると、自分自身が見えなくなることもある。適度な我慢と適切な表現のバランスが、健全な関係を築くのです」
表現は続けました。「日本人は確かにすごく我慢します。それは美しい文化でもありますが、時にその我慢が自分や周りを苦しめることもある。我慢の先にある本当の思いを大切にすることも、同じくらい大切なのではないでしょうか」
忍耐はその言葉に深く考えさせられました。長年当たり前だと思っていた価値観を見つめ直す機会となったのです。
それからの忍耐は、少しずつ変わっていきました。すべてを我慢するのではなく、本当に大切なことは伝える勇気を持ち、必要な我慢と必要な表現の違いを学んでいきました。
ある時、村の集会で無理な計画が提案された時、忍耐は静かに立ち上がりました。「私はこの計画に無理があると思います。皆さんはどう思われますか?」と尋ねたのです。最初は驚いた村人たちも、次第に自分の本音を語り始め、より良い計画が生まれていきました。
後に忍耐は村の若者たちにこう語りました。「日本人ってすごい我慢するじゃないですか。それは時に美徳であり、強さでもある。でも、我慢するだけが美徳ではないのです。自分の気持ちを大切にし、必要な時には声に出すこと。それもまた、新しい時代の美徳なのかもしれません」
そして「賢い我慢と勇気ある表現、どちらも人の宝」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年4月15日17時43分に書く無名人インタビュー1053回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは ハシビロコウ さんです!
年齢:30代前半
性別:男性
職業:無職(クリエイター、タロット占い師)
現在:生きてて面倒くさいなって思うときもありますね。
むん:
今はなにをしている人でしょうか
ハシビロコウ:
今は働いてはいなくてですね。ネットで活動していることが多くて、文房具のノートとか好きで、それに関しても、ノート術とか、自分の人生とか、そういうコラム的なものをnote、ブログの方のnoteに投稿してみたりとか。
あとYouTubeもやっているんですけど、YouTubeで話してみたりとか、そういうのが一つとタロットカードの活動もしてますね。
今は、どっからお金取ったりとかっていうのはしていないんですけど、ボランティアっていう形で、今月からなんですけど。
無料で、SNSで募って、希望される方に無料で タロット占いをしています。
むん:
YouTubeの方とかは具体的に何をお話されてるんですか。
ハシビロコウ:
YouTubeは、メインで話してるのはのことですね。ノートの書き方とか、ノートってこういうところがいいとか。
ノート自体の話もそうなんですけど、毎日うちの中で、多分私、何十回もノート書くんですよね。
いろんな思ったことを書き留めていて、本当にしょうもないことばっかり書いてたりするんですよね。
この書き留めたことに関して、ちょっとネタを書く。例えば、ノートにはもっとしょうもないこと書いてるみたいなんで。
あとは、ノートを見ながら書くのが好きで、最近のノートの書き込みだと、ネガティブになることも多くて、こんなことやってていいんだろうかっていう書き込みがちょこちょこあったりとかして、前にもあってですね。
それを毎日ノートばっかり書いていいんだろうかっていうことをYouTubeで話してみたりとかですかね。
むん:
ずっとnoteにいろんなことが書かれてると思うんですけど、何でそれ書いてるんですか。
ハシビロコウ:
元々、物を書くっていうこととか、その自分の作品とかそういうものを作りたいっていうのは、多分ちっちゃい頃からあって、社会人になって、7年いただいたわけですけども、仕事で忙殺されたりとか、仕事のストレスで精神障害になってしまって、働けなくなってしまって。
でも、やっぱり自分の時間がすごいたっぷりあるんですね。
だから、ぼーっと過ごすっていうことよりも、今までできてなかった好きなことをしようって思って、リハビリ的な意味合いで書いてる。
むん:
すみません、働けなくなったりの部分、音質が悪いのかな。あんまりちょっと聞こえづらいんですけれども。
ハシビロコウ:
働けなくなったのが、私うつ病があって、重症なんですけど、多分話してる感じだとそんなにはわかんないと思うんですけど、うつ病があって、その原因っていうのいろいろあったと思うんですけど、今はやっぱり仕事をそもそもストレスで。
2、3年前にですね。職場が精神科の病院だったんですね。 ソーシャルワーカーという仕事をずっと、大学を卒業してやっていて、10年弱かな。
その職場で、ソーシャルワーカーチームでやってるんですけど、職場環境が大幅に変わって業務量が激増して、それで不眠になってしまって。
寝不足とその後の業務量が爆増しているっていうのと、それがかなり負担がかかってしまってそれで働けなくなったっていう。 それでうつ病になって働けなくなってしまったっていう感じですね。
むん:
note書いてるときの気持ちってどんな感じですか。
ハシビロコウ:
やっぱり楽しいですね、一番は。
noteを書くときっていうのが、私のスタンスって、ユーモアとかふざけるっていうことを結構大事にしていて。
時々ちょっとね、ネガティブなことを書いたときもあるけど、せっかく人様に読んでもらえるのであれば、何か自分が書いていて、楽しい気持ちになれるものを書いたりっていう。
あとなんか、ふざけるって楽しいんじゃないですか。だから、楽しい気持ちと育てたい気持ちというのがあるような感じですね。
むん:
タロットはどんなことがきっかけで始められてるんですか。
ハシビロコウ:
タロットは、妻がいて、妻の方がタロット歴が長くて、時々タロットの話を聞いていたんですよ。全然あの興味はあんまりなかったんですよね、最初は。 ただ、この通り働けなくなってしまって、働けなくなったことで、noteとかYouTubeでの活動もそうですけど、自分の内面というか、自分の精神世界に入り込むというか、目を抜けるっていうことがすごい増えてきて。
ここで、もうちょっと自分のことを知るとか、自分以外の人間を知るとか、そういう何かないかなと思ったときに、そういえばうちの奥さんタロットカードやってたなって思って、それでちょっとタロットカードお話聞いていたりとか、タロットの本も持ってたのでそれを貸してもらって読んでて、それがきっかけで、のめり込んで始めたっていう感じです。
むん:
どういったところにのめり込む何か要素があったんですか。
ハシビロコウ:
タロットをやるときって、自分が知りたいこととか、人からこういうことを知りたいですって言われたとき、その質問に対して、思いを込めながらというかですね、カードって引いたりするときに、当たったりする。
それがまず、すごい不思議で単純に面白いなっていうのもありますし、自分のことを占うのもそうなんですけど、人に対して占って、それで「これからのヒントになりました」とか、「励ましてもらった」とか、そういうコメントをもらえたときにやっぱり嬉しいんですね。それがのめり込んだ理由ですかね。
むん:
なるほど。ちなみにいつからされてるんですか。
ハシビロコウ:
そうですね。 実際やり始めたのは、去年の8月、お盆の時期だったと思いますうん。 そのあたりからは、他に自分のことを占うとか、あとは家族のことを占うとか、身内のことを占うっていうことだけやって、ネットでそんなことを占うっていうのをやり始めたの、今月入ってから、2週間くらい前からになります。
むん:
奥さんでも周りの身近な人でもいいんですけど、ハシビロコウさんは、どんな性格って言われることが多いですか。
ハシビロコウ:
あんまり怒らないって言われて。怒らないのと後はあまり私は自分から喋ることじゃないんですけどなんか立てられたりすると、意外と面白いとこあるみたいな、なんかそんな感じで言われます。
むん:
ご自身ではどう思いますか。
ハシビロコウ:
怒る方ではないなっていうのは自覚はあるんですけど、喋らせると面白いところある。というのは、ちょっといまいちピンとこないっていうか。
でも、周りのこれまで学生時代から今までの人が言うから、意外とそうなのかなと半信半疑というか。
むん:
それ以外でご自身の性格、客観してもいいんですけどどう見られてますか?ご自身について。
ハシビロコウ:
ものぐさだと思います。面倒くさがりというか、どうしようもないくらいの面倒くさがりです。
むん:
どういったところで感じますか?
ハシビロコウ:
まずは整理整頓ですね。 例えば、物を捨てるっていうことは、得意なんですけど、いろんなものをかき集めていらないものを袋にとりあえず入れて捨てるっていうのは、できるんですけど。
例えば、まだ子供が小さいので、おもちゃとか、大人なものとかも含めて引っ張り出して、ひっくり返しちゃう。そういうふうになったこともあって。もとあった場所に、その元のものを返すということが苦手というか、多分面倒くさい。 それで、違うところに違うものを入れたり、それで奥さんに怒られてしまってっていうのが日常茶飯事で。片付けについてもめんどくさがりだし、元も子もないんですけど、生きてて面倒くさいなって思うときもありますね。
むん:
ちなみに、ハシビロコウさんの好きな食べ物はありますか。
ハシビロコウ:
魚はよく食べます。魚とか、あと骨ですね。
軟骨とか、最近食べたのだと鶏の剣状軟骨、尖った感じのとか、膝軟骨とか食べたりとか。手羽先とか、魚は、サンマとか鮭とか、 多分そのときのご自分の中で、マイブームみたいなものがあって、それが今は魚と骨かなという感じ。
むん:
魚とか今そのハマってるものの、どんなところが好きなんですか。
ハシビロコウ:
何となく体にいいのかなっていうのがあって、よくサバ缶とかって缶詰の外側のところにDHAとかEPAとかって書いてるじゃないですか。
自分は今うつ病の方の薬をかなりの量飲んでるので多分、血液状態あんまり良くないんですよ。
血液を綺麗にしてくれるんであれば、そういう魚の方がいいらしいっていうのをどこで見たかは忘れたんですけど、サバ缶とか魚とか食べてる。
過去:心配性は抱えつつ、楽しくやってた。
むん:
それでは続いて過去の質問に移らせていただくんですけれども、子どものときどんな子でした。
ハシビロコウ:
記憶があるのが4歳ぐらいからなんですけど。
主に家族というか母方のおじいさんおばあさんと一緒に住んでたんですけど、おじいちゃん子だったんですよ、私。
おじいちゃんもすごい遊んでくれて、いろんないたずらをひっかけるんですよね。トラップトラップを作るのが好きで。例えばですけど、おじいちゃんが座っている 椅子のクッションの下におもちゃのピストルの火薬あるじゃないですか、爆竹っていうんですかね。 あれをかけて…あれって爆発しやすいようにちょっと細工できたりとかするんですよ。
それをちょっと細工して、おじいちゃんの靴下に仕込んでたりとか、危ないことしてましたね。画鋲さし込んだりとか、でも、おじいちゃん優しくて、怒られたことはあんまりなくて。
そんな感じでいたずら好きだったっていうのが4歳から5歳、多分小学校入る手前、手前ぐらいまでは、イタズラばっかりしてたっていう感じで。
小学校入ってからは神経質になってましたね。いろんなことが心配で、何でもかんでも心配なっちゃう。 よくお腹壊したりとかして。そんな過去があったりとか、神経質な子供に多いらしいんですけど、自家中毒とかって言って、吐いちゃう。またえらくなって吐くっていうのは、定期的で2ヶ月3ヶ月に1回、繰り返しするような。
それでよくいろんなことを悩んだりとか、考えてもしょうがないこととかくだらないことだとかを考えちゃったりとかして、不安症の子供だったと思います。
むん:
いろんなこと、例えばどんなことに悩まれてたんですか?
ハシビロコウ:
小学校の時に家庭内っていうか、うちの両親が両親の仲がすごい悪くて。
仲が悪すぎて、喧嘩してるのを見たくない。だから、次はいつ喧嘩が起こるんだろうっていうのでビクビクしてたりとか、自分って恐ろしい病気にかかってるんじゃないかなとか、いろいろ考えたりしちゃって。
例えば、ホクロとかって普通に盛り上がったホクロがあったりするんですけど、ほくろをちょっと盛り上がってるだけで、これってよくないそういう腫瘍みたいなそういう良くない病気がホクロになってるんじゃないかっていうふうに心配したりとか、そんなんですかね。
むん:
人間関係はどんな感じでしたか。
ハシビロコウ:
人間関係は良かったと思いますね。友達はすごく多い方だったので、わりと学校でも友達とはいろいろ遊んでましたし、休日とかでもの家に行ったりとかしてもらったりとかしてました。結構
むん:
中高のときの性格はどんな感じだったんですか?
ハシビロコウ:
高校も多分神経質だったんですけど、小学校のときよりは多分部活で、メンタルで鍛えられたって感じなので、ちょっと神経質がマイルドになったっていうような感じで、高校に入ってからは、さらに神経質の傾向が落ち着いて行ったような感じで。
高校生の時部活でキャプテンとかをやってたのもあって、このあたりは割となんかアクティブな性格になってたような気がします。
むん:
大学に進学されてるんですかね。
ハシビロコウ:
はい。大学に行ってました。
むん:
大学での性格は、どんな感じでした。
ハシビロコウ:
大学は私、福祉系の大学、いろんなコースがあるんですけど、その中で福祉系のコースに入って、4年制大学だったんですけど、性格…でいうと、多分心配性なのは同じだったとは思うんですけど、一番、学校時代っていうかね、小学校から大学を含めて考えたときに、一番明るかったような気はします。
自分の勉強したいものを勉強して、高校ではあのバイトとかを禁止されてたので、初めて大学入ってからバイトやってみたりとかして楽しかったし。でも、心配性は抱えつつ、楽しくやってた。
むん:
福祉系のコースに進まれた理由は何ですか?
ハシビロコウ:
元々心理学は興味があって、単純に心理学の勉強したくて、心理学という専門のコースがある大学に行こうと思っていたんですけど。
でも、社会に出た後で、「心理学勉強しました。」てなったとして、でもそれってただ勉強しただけだよねって何も残らないよなって思って、どうすればいいんだろうっていろいろ調べたときに、臨床心理士あと、私が持ってる資格なんですけど、精神保健福祉士っていうメンタル系の資格とか、資格が取れる大学の方が、働くのにいいんだろうなって思って福祉系の方にこうかなって決めたって感じ。
むん:
一番その大学のときが明るかったっておっしゃってましたけど、どういう学生さんだったのかみたいなところを具体的に聞いてもいいですか?
ハシビロコウ:
大学って、ある程度、特に福祉になると、それをやりたくて集まってくるって人たちって多いと思うんです。
私が行ってた大学は、福祉もそうなんですけど、福祉系の中でも、心理学に特化してるというか、福祉が心理学専攻に近いような感じのコースだったので、やっぱりそういう方面に興味がある変なやつらっていうか、少し変なのが集まってる感じの雰囲気だったので、高校までと違って、友人1人1人も、個性が強いというか、面白いやつが多いなって。その人間関係の中にいるっていうのが楽しかったですね。
むん:
何個でもいいんですけど、今までの人生の中で転換点をおくとしたらどこに置きますか?
ハシビロコウ:
一番、思い当たるのは、思い浮かぶのは、病気になったときからですね。 うつ病になったのが、2022年の春くらいからだったと思うんですけど、病気になる前までは普通にフルタイムでずっと働いて、体力もすごかったんですよ。
いわゆる朝活みたいなとかやって、仕事で行ったりしたりとか、早起きして、仕事行ってフルで働いて、残業とかもあったりとかして、それで帰って、家のこともいろんなことをやった上で、趣味とか、そういうのもやったりとかっていうくらい普通だったというか、それが当たり前だったんですけど。
精神障害になってからは、それができなくなって無理がきかなくなってしまう。 だから、1日が24時間ってみんなそれぞれ同じじゃないですか。
24時間の中でも、自分の場合で考えると、体力の配分っていうのは特にやっぱり気をつけなきゃならないんだなって気づいたりとか、やっぱり休むって大事なんだなってすごい痛感しましたね。
それまでの社会に出て10年弱と働くこと自体は、大変なこともあったんですけど、やりがいはあったので、多少疲れてても、あまり休みとかも取らず、ほとんど有給取った記憶がなくて。
ずっと働き続けていたんですけど、だから、ぶっ壊れたのかなって。
本当に休まずにやってきたから、自分をもうちょっと労わるっていう、そういうことで大切さっていうものに気づいたっていう感じですね。
もうちょっと人生のんびりしてもいいんだなっていうふうに気づいたっていう点では病気が転換点になりました。
未来:自分がやりたいことが全部一体化して、楽しさっていう何だろうな楽しいだけがある人間になってるんじゃないかなって。
むん:
では続いて未来の質問をさせていただきたいんですけど、5年後10年後あるいは死ぬときまでを想像していただいて、未来についてどういったイメージをお持ちですか。
ハシビロコウ:
今、私がやってる活動でのタロットの活動とか、noteの活動とか、そういったもので、自分で生計を立てていきたい。
家族養いたいっていうふうに思いますので、そういうふうになったらいいなっていうか、だから、その下地作りの意味合いもあって、今ちょっとボランティアでタロットやってみたり、noteにいろいろ書いてみたりとかYouTubeで発信してみたりとか、なんかそういうふうに、そこがちゃんと芽が開いて、5年後、5年以内にはそういう活動で家族を養いたいなっては思います。
今んとこ想像できるのが、5年後ぐらいが限界なのかなっては思います。
逆に死ぬ前というか、死ぬあたりの方は逆にちょっと考えやすいかもしれません。 できれば80くらいまではいきたいなとは思ってて、80になって、多分子供も自立して、働き盛りだと思うので、奥さんとのんびり過ごせたりというかその機会があればいいなと思います。
むん:
今のやってることで生計が立ててる状態になったときって、どういった感情でどんな自分がいると思いますか?感情でも性格でも何でもいいんですけど。
ハシビロコウ:
多分楽しくてしょうがなくなるんだと思うんですよ。
今まで仕事って、自分がやりたくてやってた仕事ではあったんです、精神科病院の仕事って。
やりたい仕事半分やりたくない仕事も半分っていう感じで、やらされてる感も強かったんですけど。
でも、今やってる活動っていうのは、純粋に今私がやりたいって思ってやってるので、その活動でやっていけたとするならば、多分仕事っていうか仕事とその遊びとか、そういったことの境界がなくなると思っていて。
自分がやりたいことが全部一体化して、楽しさっていう何だろうな楽しいだけがある人間になってるんじゃないかなって。
むん:
どういったことをしてるって、楽しいっていう感じになるんですか。
ハシビロコウ:
例えばnoteの活動で言うと、最近はエッセイみたいなものを書いたりすることが多くて、アイディアがひらめいたりとかってそれを形にする瞬間っていうのが楽しい。あとはタロットやって、当たってましたとかアドバイス通りにやったらとか、なんかそういうふうに言われるのがすごく楽しい。
むん:
はい。はい。でも続いての質問なんですけど、もしも3年前の春にうつ病になってなかったとしたら、今どういった人生なってると思いますか。
ハシビロコウ:
精神科での仕事自体はずっと続けてたと。あとは、エネルギッシュに過ごせていたのかなって思います。体力のなさっていうのは、明らかになくなっていて、本当に体力がなくなってしまって。
1日の中でも、制限時間って、夜10時間くらい眠った上で、日中の昼寝を3時間とか4時間とかしないと、正気を保ってられないっていうかですね。 そんな感じなんですよ。
これはその病気になる前はそんなことなかったので、フルで7時間、長くても8時間ぐらいあれば十分だった。 たまに本当に疲れてるときは9時間とか寝るときもありましたけど、今みたいな感じではなかったので。
多分エネルギーのレベルっていうのは高い状態のまま持ってたのかな。 あと、まだ小さいこどもがいるんですが、こどもと遊ぶには相当体力がいる。
子供と遊ぶっていうのは大変で、公園に行くと自分と同じぐらいの世代のパパたちが子供と遊んでるんですね。そういうの見てると、うらやましいなっていうか。
公園に行くまでで力尽きることも多くて、体調が悪いとか、家を出る出発する準備をするだけでも、もう駄目みたいな、そんな感じになるときもあったので、発病してなければ平日はバリバリ仕事して、休日は家族サービスしてっていう感じになってたんじゃないかなと思いますね。
むん:
では最後に、遺言でも読者向けでも、今の自分未来の自分に対する1人方でも、もしくは1時間インタビュー受けていただいていただいた感想でも何でもいいんですけれども、何か最後に言い残したことがあればお願いします。
ハシビロコウ:
読者の方、これはちょっとお伝えしたいなって思うんですけど、皆さんも自分のことを大事にした方がいいんじゃないかなって思いますね。
最近なんだろうな、日本自体があんまりいい方向にいってないというか、経済的な話するのもあれだと思うんですけど、経済的な部分でも困ってたりとか、それと関連してだと思うんですけど精神疾患の発症率が過去最高で、今年間600万人くらいが何かしらの病気にかかる、うつ病とか含め、自殺者とかも大体年間3万は超えてる。
本当は、死ぬ必要はないと思うんです。 そんなに悩まなくてもいいのに必要以上に悩んでしまう。 やっぱり心の余裕のなさ、周囲からのプレッシャーとか、自分への必要以上のこと追い込みとか、すごいそういうのが多分この日本ではすごいそれが強くなってるんだろうなって思うんです。
働いてたときも思ってたんですけど、特に日本人ってすごい我慢するじゃないですか。
仕事とかも何でもそうだと思うけど、限界まで頑張って頑張って、やっと病気になったりとか、倒れるくらいになってから、ここでやっと休むっていう選択肢を組む人がすごい多いなって、そういう日本で働くことを思って。
あとは、やっぱり病院なので、本当に2、3日前、普通に話してた患者さんが自殺したとか。 そういうことが何度もあって、本当は苦しかったんだなとか、そういうのを思い返したときに、無理しないということと、もっとテキトーに生きていいんじゃないかっていうことと、あんまり自分を責めないで欲しいなって思いましたね。
結局、人から責められるってことは多分あると思う。今の世の中ってこうやってピリピリしたりとか、ノルマがなんだとか言ったりして、責められることっていうのが多いと思う。 自分のことは、やっぱり自分だけは自分のこと責めないで欲しいなって思いました。
むん:
インタビューはこちらで以上とさせていただきます。ありがとうございました。
ハシビロコウ:
ありがとうございました。
あとがき
社会の圧力の中でも、自分らしさを見つける。
これが、精神疾患になる前に気づけて、行動できる人が増えたらいいなと感じる1時間でした。
ハシビロコウさん、お話聞かせていただき、ありがとうございます。
Youtubeでもノートの話をしています。よかったら遊びに来てくださいませ。
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【インタビュー・編集・あとがき:むん】
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