無名人インタビュー:父親が働いていなかった人
父が無職。そう。私も今無職。子どももいます。血の繋がっていない子ども。継父です。
どうでしょう。何が? 父という存在が、子どもにとってどうでしょう? 大きいとも小さいとも言える。でも思ったの。父だろうが母だろうが子どもにとって育つときに身近にいる人の影響は強い。ただ強くてもそれに染まりきったりするほど子どもは(人間の脳は)ウケみでないなと。
人間の人間たる、その人らしさというものの中核はやはり依然と峻厳としてあるなと。
だからな。私はこう思うんだ。親のこと、育った環境のこと。親ガチャという言葉でひとまとめにくくってしまったらそれはただの思考停止になってしまって、だからそこから、脱する姿は美しいよ。
希望。
今回の無名人インタビューもお楽しみください。
今回ご参加いただいたのは nari さんです!
現在:中年の先輩社員があまり好きじゃない
qbc:今、何をされている方でしょうか?
nari:今は会社員です。自動車会社で生産技術という仕事をしています。
新車があって、新しい車を立ち上げるために設計という部署が設計書を作るんですね。それをもとに実際に立ち上げていく、プロジェクトを回していくっていう仕事です。
qbc:プライベートは何をされていますか?
nari:街中をぶらぶらするのが好きで、特に銀座が好きですね。
qbc:なるほど。人生の中で、今はどちらを中心にしている感じですか?
nari:仕事の方ですかね。
qbc:今のお仕事の面白いところは?
nari:自分が関わった仕事が、実際に車っていう目に見える形でアウトプットされてくるのが面白いです。
今の会社には転職してきて、2年目です。正直なところ車は好きじゃないのですが、海外で仕事がしたくて。今の会社はグローバル企業なので。それが大きいですかね。
qbc:機械とか、生産に関することが出てくる仕事だと思うのですが、そういうのは平気でした?
nari:最初は何もわからなくて非常に苦労しました。けど個人的にも勉強したりして、キャッチアップしてきました。
qbc:なるほど。仕事を通して人生を形づくっていきたいとか、そういうふうな感じでしょうかね?
nari:それはありますね。できなかったことができるようになるのは楽しいです。
qbc:この仕事を、今は極めていきたいみたい、という気持ち?
nari:正直、そのつもりはないです。できれば、ゼネラリストで幅広い業界を知りたいなって。
qbc:なるほど。今、一番楽しいことってなんですかね? 仕事とプライベート含めて。
nari:自分がわからないことや見たことがない仕事だったり場所を、経験するのが楽しいですね。
qbc:最近トライしたことは?
nari:最近でいうと、また新たに転職活動しているところですかね。
qbc:え、もう?
nari:別に今の仕事が嫌なわけじゃないんですが、コンサルティングとか、全く知らなかった業界の話を聞くのが面白いです。
ネットで情報収集していて、キュレーションサイトとか。FastGrowとか見てます。ってご存知ですか?
qbc:ベンチャー企業に入りたい?
nari:僕、特にそういう志向はないです。
最終的には会社に縛られないというか、そういう働き方をしたいと思っているので、今はその実力をつけたいなっていう段階です。
qbc:フリーランス?
nari:フリーランスじゃないんですけど、会社に属す属さないに関わらず、会社にしがみつかないで仕事はしたいなって思ってます。
理由は2つあって。1つは、この先どうなるかわかんない。その企業が倒産してもやっていけるように、備えておきたいっていうのと。
あと、今の会社もそうなんですけど、大企業って中年になって適当に流してやってる人を見かけるので、そうはなりたくないんだっていう思いがあります。
そういう人から出てくる言葉は不満しか聞かないので。
qbc:年齢をお伺いしていいですか?
nari:私は29歳です。
qbc:29歳で、何歳ぐらいの人に対してそう思うんですか?
nari:50歳ぐらいですね。
qbc:40代は? 40代は大丈夫?
nari:40代への不満は少ないですね。
qbc:どんな不満を言ってくるんですか?
nari:やりたくない仕事をやっている。けど、辞める気もないみたいな。
嫌ならシンプルに辞めればいいし、残るなら不満は言うべきじゃないので。
どっちつかずで中途半端に私には聞こえますね。
qbc:なるほど。辞められないっていうのもあるじゃないですか。楽をしてお金が稼げるのなら今のままでいいじゃんという状態。
長く会社にいると、新しいことを覚えなくてもいい状態になってきやすい。それでお金だけはある程度貰える。この気持ち自体は、わかりますか?
nari:そこはわからなくはないです。正直、僕も50代になると同じようになるかもしれないっていうのはあります。
たぶん、定年っていうゴールが見えているので、逆算するとリスクを取るメリットがないっていう思考になるんですかね。
qbc:nariさんは、性格的には人から何と言われることが多いですか?
nari:人から言われるのは2つあって。1つは努力が得意だって言われていて。一方で、自分の価値観を押し付けすぎるところがあるっていうのをよく言われます。
qbc:なるほど。努力は、どうしてできるんでしょうかね。
nari:努力っていうか、同じことを続けることに抵抗はないです。例えば、TOEICの勉強をするのは、自分の中では努力とは思っていなくて。それを毎日30分、40分続けるのに苦はない。
ただ、プログラムに関しては長続きしなかったですね。
qbc:銀座をぶらぶらするのがお好きとのことですが、街自体がいいんですか? ぶらぶら自体がするのがいいんですか? どっちです?
nari:街自体をぶらぶらするのが好きです。銀座が特に好きです。大通りはブティックが多くてキラキラしてるんですけど、1本入ると昔の家や街の文化があるので、その二面性が非常に興味深いですね。
僕の場合は、ひたすら街を歩いて。気になったら店に入ったり、寄り道したり。特にそこで買い物とかはしないですね。ひたすらぶらぶらしてます。
街並みだったり、そこを歩く人を観察します。
qbc:nariさんは、何かモノを作ったりするんですか? 表現したりとかそういうのは。
nari:最近はnoteで記事をやり始めましたけど、そこまでやってないですね。正直、今のところ何も感想はないですね。自分でやろうって決めたルールに従って週1回上げているだけで。
投稿した瞬間、書いた瞬間には達成感はあるんですよね。それも一瞬で弾けて消えちゃうみたいな。もしかしたら、これから量が質を産むじゃないですけど、楽しくなってくるのかもしれないです。
qbc:もっと活動的になりたいんだけど、それが見つかってないみたいなイメージなんですかね?
nari:もしかしたら、そうかもしれないです。
過去:厳しいおじいちゃん、働かないお父さん
qbc:子どものころ、nariさんはどんな人でしたでしょうか? 性格とか。
nari:祖父が厳しくて、祖父に怯えながら生活をしていました。
身なりであったり服装であったり、使うものであったり、生活リズムであったり。全てに口出しをしてくるので、それに従ってました。
小学3年生ぐらいから中学1年生までですね。
そのころから塾へ行ってたんですよ。急に厳しくなったというか「これに従え」みたいな。英才教育を施したかったんだと思うんですよ。
qbc:なるほど。
nari:祖父がいつも言ってたのが、祖父の息子、僕の父親は失敗した子だから、お前がしっかりしろみたいなことは、ずっと言われてました。
祖父が怖すぎて、父も母も誰も刃向かえないみたいな。
qbc:どんなふうに怖かったんですか?
nari:ひたすら、今で言うモラハラですよ。でも、中1で祖父が亡くなって終わりました。
短かったですが、僕には印象が強いです。
qbc:性格的にはどんな子どもだったのでしょうか?
nari:好奇心旺盛でした。ただ、落ち着きがなかったですね。外で遊んでて、虫取りとかして。
家ではゲームをよくしてましたね。それも祖父に禁止されていて、見つかってゲーム機を捨てられたりしました。
qbc:それは、自分の人生に影響を与えてたりします?
nari:結構ありますね。言語化は難しいんですけど。トラウマじゃないですけど、祖父のスタイルが自分にも似ているところがあって、価値観を押し付けちゃう。きつく見えるのかもしれない。言い訳にしたくないですが。そういうのがあるかもしれない。
qbc:具体的には?
nari:自分の気に入らないことがあったら、極論を言っちゃう。0か100かになっちゃう。
相手との妥協点を見つけるのが難しくなるときがある。それは、人のせいにするわけじゃないですけど、祖父の影響があるのかなとはちょっと思いますね。
qbc:体を動かすことはされていましたか?
nari:ソフトボールを小学校からずっとやっていて、小中高大とやってました。ポジションはショートでした。
qbc:おお、大学まで。nariさんは、自分をどんな人間だなって思います?
nari:人から言われるのと被っちゃうかもしれないですけど、コツコツっていうのは得意ですね。例えば1つの努力をルーティーンにして、ハードだと感じなくするのは得意です。
qbc:リーダーシップを取りたいとか、そういうのがあるわけではない?
nari:特にはないですね。
qbc:会社に縛られたくないっていうところであっても、自分が経営者になったりしたいわけではないと。
nari:特に起業は、今のところは考えてないですね。
qbc:仕事で、チームワークが発揮できて楽しいっていうのはありますか?
nari:あります。トラブルだったり不具合が結構起きるんですけど。そういったときにメンバーで話し合って、方向性を決めていくのは楽しいですね。
qbc:そのときに、nariさんはどんな役割で話をされてるんですかね?
nari:フットワーク軽く、雑務を「じゃあ、僕やります」みたいな。面倒ごとを引き受ける役割ですね。
qbc:おじいちゃんの影響みたいな、ゼロヒャクが出て「こうやるべきだドーン」みたいなのはない?
nari:そういうのは、出さないようにしています。
qbc:じゃあ、プライベートで出やすいだけと。
nari:そうですね。
qbc:プライベートで極論が出るシーンってどんなですか?
nari:今、すこし前に結婚して、パートナーがいるんですけど。将来のことについて話し合うと、結構話がこじれます。
そのときに、こじれた話に対してゼロヒャクでぶつけちゃって、議論が終わっちゃうっていうことはあります。
qbc:なるほど。自分が極論を言ってしまってるっていうのが理解できていれば、我慢しなくていいと思うんですけどね。ストレスたまりすぎるのもきついので。
nariさんは、自分がひねくれた人間だ、素直な人間だっていうので言えば、どっちですかね?
nari:僕、結構素直な人間だと思います。
qbc:なるほどなるほど。素直に関係なくても、自分の中で過去に大きい事件があったとか、そういうエピソードはあります?
nari:高1のとき、ソフトボールの全国大会があったんですけど、うちの学校、準決勝まで進んだんですよ。そこのチームに勝てば、決勝に進めるっていう大会があって。
その試合に僕のエラーで負けちゃったことがあるんです。そのときが、もしかしたら人生で一番デカいかもしれないです。
qbc:どんな気持ちになりましたか?
nari:もう、何も考えられない。パニックになって、1回それで部活をやめちゃったんです。すぐに連れ戻されたりはしたんですけど。それぐらいショックがデカかったですね。
qbc:ソフトボールを通して得たものって何ですかね?
nari:今にもつながってるんですけど。成功体験じゃないですけど、努力すれば結果が得られるってわかったので。それが、今のコツコツ積み上げるのが得意っていうのにつながっているかもしれないです。
未来:理想は見えているけれどモヤモヤしている
qbc:未来についてお聞きします。未来には、どんなイメージがありますか?
nari:温かな家庭を作っていたいですね。仕事でいうと、会社の肩書きじゃなくて、自分の名前で仕事を取りたいです。
nariというビジネスパーソンがいて、こいつであるから仕事を振ってやるみたいな。抽象的になってしまうんですが。
qbc:温かな家庭っていうのは、どういう家庭でしょうか。
nari:やっぱりコミュニケーションをしっかりとっていたいなと。私の幼少期がそうじゃなかったので。コミュニケーションとスキンシップは、子どもに対してしっかり取っていきたいと思ってます。
qbc:子ども時代にああしてほしかった、こうしてほしかったなみたいな気持ちは、まだありますか?
nari:やっぱりありますね。父親に対しての不満っていうか。それは今の人生に影響を与えてます。
父親は、全く働くことにやる気を持たないというか。祖父が社長でお金を持っていたので、そこまで頑張らなくても人生が成立していた人なので。
祖父の会社の規模は、今はない会社なのでわからないのですが。羽振り的なところで言うと、郵便局員にチップで1万円渡したりっていうのは聞いています。
qbc:なるほど。
nari:なので、僕は父親の背中っていうのは見たことがなくて。今は、普通の会社員で働いてますけど。
qbc:お母さんはどんな感じだったんですか?
nari:母は優しかったですね。相談にも乗ってくれましたし。ただ、一歩踏み込んで来ないっていうところではあったかなっていう。僕に気を遣いすぎているが故に。
そこが、もどかしかったりですね。
qbc:別に、両親を嫌いなわけではないんですよね?
nari:そうですね。正直、どこかで和解をしなければならないなと思っています。
正直、父とは仲悪いですね。話もしないです。
qbc:明確に仲が悪くなったのって、いつ頃からなんですか?
nari:やっぱり、小学校高学年あたりからですかね。:ひたすらテレビを見ていて。遊んでくれた記憶もないですね。
qbc:なるほど。じゃあ、誰と遊んでたの?
nari:家族と遊ぶとしたら、祖父か母か弟とか。
qbc:「ねえ、お父さん、遊んでよ」みたいなことを言ったりしたんですか?
nari:言いました。でも「嫌だ。しんどいからやらない」って。最初の1年ぐらいは誘ってたんですけど、そこからはもうダメだなっていうところで。そこから拒絶が始まったと思います。
qbc:おじいちゃんは、nariさんを経営者にさせたいって気持ちがあったんですかね?
nari:なかったです。正直、僕が物心ついたときには、会社を他の人に売却していたので、なかったと思いますね。
qbc:なるほど。nariさんは、家族って何だと思います?
nari:僕は、1つのチームだと思っていて。各個人がそれぞれの役割を果たせば、物事がうまく進んでいくんじゃないかなって。シナジーの発揮じゃないですけど。
qbc:なるほど。入籍してすこし経って、今、どういう気持ちですか?
nari:結婚前と全く変わらないですね。同棲もしてなかったですが。よく、新婚生活はキラキラするっていう情報は耳にしてたんですが、全く何も変わらず。
qbc:お付き合いが長い方だったんですか?
nari:1年半ぐらいなので、そこまで長くはないです。
qbc:楽しくはあるでしょ?
nari:楽しくはあるんですが、まあこんなもんかなっていう感じ。
qbc:今、シナジー発揮できてますか?
nari:正直、できてない。でも、家事とかは分担してやっているので、ドライに機能面でとらえると、結構シナジーを発揮できてるのかなって思います。
qbc:温かな家族以外に、理想の家族のイメージはありますか?
nari:やっぱり、自分が頑張っているところを子どもに見せて、良い影響を与えたいなっていうのはあります。
qbc:いいですね。私は20代のころに、そんな考え方を全然してなかったから(笑)
もしもの未来についてお聞きします。
もしも、お父さんがめっちゃ働き者だったら、nariさんはどういう人生になっていたと思いますか?
nari:おそらくなんですけど、今みたいな会社員になっていたかどうかはわからないです。
今、自分は上昇志向が強いと思ってるんですけど、父親がしっかりしていたら、そこまで強くなかったと思う。現状維持志向が強くなっていると思います。
qbc:なるほどね。お父さんがめちゃくちゃ反面教師になっていると。ある意味で大事じゃないですか。
nari:(笑)
qbc:上昇志向がすべて正しいってわけじゃないですけど、今、お話をうかがっているとnariさん自身が人生楽しそうなので、結果働かないお父さんの背中は良かったんじゃないですか?(笑)
nari:(笑)
qbc:未来について、家庭以外でやりたいことはありますか?
nari:2つあって。1つは海外で仕事がしたい。もう1つが、父親と何とか和解したいです。
qbc:普通に話せるくらいにはすぐできるんじゃないの?
nari:そうですね。きっちりと謝罪をこっちからしたいなっていう。大学、社会人になってから、こっちが父親を突っぱねていた部分があるので。
父親が譲歩しようとしても、こっちが取り合わないみたいな。連絡をしてきても、こっちは何も返さないっていうところがあったので。
一度きちんと謝罪をして、和解しないといけないなっていうのはあります。
qbc:結婚のあいさつはどんな感じだったんですか?
nari:私とパートナー、私の両親の4人で会っているに合わせてはいるんですが、私は父親と会話もしていないので。
qbc:パートナーの方、その状況を知ってて行ったんですよね?
nari:もう全て話してました。途中から呆れてました。
qbc:nariさんはお母さんとパートナーと話をして、お父さんは?
nari:たまに入ってくる。
qbc:(笑)それくらいだったらすぐ和解できると思いますよ。
海外でっていうのは、どういうイメージなんですかね?
nari:場所は東南アジアであったりアフリカ。やっぱり原体験としては、大学生のころに中国にいったとき、これから伸びてくるパワーを感じたので、そこに自分を置いてみたいなっていうのはあります。
qbc:今の日本とは違う?
nari:そうですね。会社によってはパワーがあるところもあると思うんですが、今いる会社なんか、適当に流してても、ある程度の給料は入ってきますし。
今の会社、転職当時、非常に経営が危なかったんです。それで入ってみたら面白そうだなって。
元いた会社は安定してて、逆に経営がヤバいところに入ったらどんな感じなんだろうっていう興味半分で入りました。
qbc:なるほど。なんだか、もっと先がありそうな感じの人ですね。nariさんは。
理想に近づくにはこうしなきゃいけないなっていうのが見えている状態なんだけど、すぐパッとたどりつける状態というわけではない。そういうもどかしさを感じます。
思春期のときは、どうやって理想に近づくかさえわからない。むしろ理想がどんなものかさえわからない状態。同じ若い人の悩みとひとくくりにしがちだけど、それに比べたらぜんぜん悩みの質が違う。
無名人異端ビューは、そういう理想が見えかけてるんだけど、なんだかそちらにパっと乗り移れない、みたいな方が比較的、インタビュー受けにこられますね。
nari:勉強になります、非常に。
qbc:そういう意味では、横の人と話をしたり、全然無関係の人と話をするっていうのは良いと思いますね。
nari:早速やってみようと思います。
qbc:その行動力はすごいですよね。note始めたきっかけはなんだったんですかね?
nari:もしかしたら、さっきもqbcさんが仰ってたみたいに、自分の理想と現実のギャップを埋めるのに苦しんでいたところがあって、その苦しみをnoteに投稿していこうかなっていうのがとっかかりかもしれないですね。
qbc:あー、なるほど。今、苦しみっていうのはある?
nari:苦しみっていうのは大げさですけど、モヤモヤ感っていうんですかね。
qbc:苦しみまではいかないけど、モヤモヤと。パートナーさんは、何て言ってる?
nari:結構よく言われるのが、「なぜそうするの?」「なぜそこまでするの?」っていうのをよく言われます。転職活動もそうなんですけど、他の人から見れば安定しているのに「なぜそんなに変化を求めるの?」って。「なぜそんなに、あえてしんどいことをしようとするの?」みたいな。
qbc:あーなるほど。つまんないんだもんね。
nari:そう。
qbc:不安が嫌だっていう人もいるけど、あえて不安を好むタイプの人もいるんですよね。nariさんはどっちですか?
nari:僕は正直、それは楽しいですね。
qbc:やっぱり。それでは最後に言い残したことがあれば、お伺いします。
nari:このインタビューを通して、モヤモヤ感を言語化できたなっていうのはあります。自分がなぜモヤモヤしていたかっていうのが、このやりとりを通して明確にできたなっていう。
qbc:なるほど。ちなみに銀座をブラブラしてるときって、そのモヤモヤはどうなってますか?
nari:感じなくなってますね。ワクワクする気持ちの方が勝ってるからだと思います。街を歩いていると同じ道でも新しい出会いであったり、発見があるので。正直、モヤモヤしている暇がないというか。いろんな人がいますし。観察するの楽しいですね。
qbc:なるほど。ソフトボールをやられていたので、体を動かす方向へ行かなかったのはなんでかな、と思ったりもしました。
もしかしたら、部室のがやがやした雰囲気が好きとか、そういうことも続いた重要な要素だったのかもしれないですね。
と、時間ですね。ありがとうございました。
nari:ありがとうございます。
あとがき
親の影響か、子どもの才能か。うーん、とにかく私はね環境だと思うよ。
とにかく広々とした空間さえ与えてあげれば、生き物は勝手に育つのではないかなとか。
甘いかな。分らぬ。
今回楽しかったのは、インタビュー参加者が、父親が働いてなかったら今のような上昇志向にはならなかった、と言い切ったところです。正直ね、父親の生き方を見て自分も働きたくなくなる人もいるかと思うんです。でも、そうはならなかった。そこってその人らしさなのではないのかなと。人間という生き物の生き方を浮き彫りにするには、やっぱり質問という剣がなければならないなと思っちる。
がんばる。
次回もお楽しみに。
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編集協力:有島緋ナ
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