もっとも無名人インタビューを受けている人2
「まえがき」は省略いたします。(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは たくやぐみかんぱにー さんです!
現在:それ知ってるからいいやとかじゃなくて、改めて振り返って見てみると、また違うコンテンツっていうものになってくるんだろうなと思っていて。
だいすけ:今、何をされている方なんでしょうか?
たくや:noteっていうSNS、ブログみたいなものを毎日投稿したり、あとはInstagramで美味しいお酒とかご飯だったときにアップしたりとか、そんな感じのことをやってて。
仕事は通販系の仕事をちょっとしてまして、24時間対応している通販の会社なので、不定期で土日とか平日とか、あと時間帯もいろんな時間帯でちょっと仕事するっていうような感じの、時間的にはちょっとキツメの仕事をしてます。
だいすけ:お仕事と私生活の割合でいうと、どのぐらいの割合ですか?
たくや:50パー50パーぐらい。残業とかは好きな方ではないので、どんなことがあっても定時で帰るっていうのは、貫き通してます。
だいすけ:お仕事を選ばれた理由とかきっかけってなんだったのでしょうか?
たくや:今の仕事、ちょうど4年ぐらいやってまして。その前の仕事っていうのが、大手携帯電話の販売の代理店の会社だったんですけれども、そこ13年ぐらいやってたのかな、結構長めにやってまして。
携帯電話の店頭で販売をする、いわゆるショップでずっと働いてたんですけど、そこの会社でコールセンターというか、テレマーケティングっていうか、電話で営業するような部署を立ち上げるっていうことになって、そこにアサインをされたっていうのが、今の仕事に就くきっかけになったんですけども。
電話営業っていうのを、1年半ぐらいやって、ちょっと楽しいなと思ってですね。もうちょっとそこの部分を掘り下げたいなと思って。で、いろいろ転職を考えた結果、通信販売のコールセンターで、お客様とやりとりをするってことがメインの仕事にシフトしました。
だいすけ:最近楽しかったこと、ありますか?
たくや:昔懐かしい、青春時代を送ったものを振り返るっていうのがちょっとブームになってまして。大槻ケンヂっていう方、知ってますかね? 筋肉少女帯とかでボーカルやってた人で、その人が小説とか書いてるんですけど。その小説を読み返したり、過去にほとんど読んだんですけど、もう10年以上前なので全部忘れちゃってて、もう一回読んだら面白くて。
あとは20代ぐらいのときに聞いていた音楽。僕、JUDY AND MARYがすごく好きで。それも結局解散して聞かなくなっちゃって、もう何年も経っちゃってるのをまた改めて見直していいなって思ったりとか。
だいすけ:はい。
たくや:昔を懐かしむっていうのが最近のブーム。平成初期とか、その辺りとかですかね。平成初期から2000年ぐらいにかけての。20年前ぐらいから30年前ぐらいのそういったカルチャーというか文化というか。そういうのに触れて、その時は何も感じなかったけど、今見返したり聞き返したりすると、何かじんとくるものがあるんで、そういう懐かしいものを探したりしてます。
だいすけ:その良さというのは、懐かしさがいいのか、歌詞だったりとか文面だったりがいいのか、どっちなんですかね?
たくや:両方あってですね。その当時の記憶っていうか思い出みたいのが、すごい鮮明に戻ってくるっていうところが一つ。もう一つが、何年も経って考え方とか、感じ方も変わった段階でもう一回触れると全然違うように感じるっていうところ。
なので、もうそれ知ってるからいいやとかじゃなくて、改めて振り返って見てみると、また違うコンテンツっていうものになってくるんだろうなと思っていて。
僕の中で単に懐かしい思い出のアイテムじゃなくて、今聞き返すことによって思い出がプラスアルファで積み重なっていくんじゃないのかなと思って。定期的に思い返すの、これちょっと面白いなと思ってます。
5年後とかに見返すと、また違った見方、感じ方があってっていうのがあるので、最近、振り返りブームっていうか、懐古ブームって感じのものになってますね。
だいすけ:今、注目してる作品ってありますか?
たくや:イカすバンド天国、イカ天っていう平成の頃にあった番組がまだYouTubeで上がってたりとかするので、そういうのを見て。こんなバンドあったなとか思い返したりとかするの、結構好きですね。
今ちょっとレトロブームというか、ニュートロって言葉になってるんだと思うんですけども、平成初期を知らない子供たちにとっては、ガラケーのパカパカとか、昔のプリクラ機とかが逆に新しいみたいな感じでブームになってるっぽいんですよ。歴史は繰り返すじゃないですけど。
だいすけ:そういうのって、仕事に反映されたりとかっていうのもあるんですか?
たくや:いや、全くしないです。
仕事でいえばなんだろうな。仕事自体は、今はどっちかっていうと、仕事は仕事で割り切っちゃってる部分が多いのかなあと思っていて。
だいすけ:ちなみに、仕事中で心がけてることはありますか?
たくや::仕事で心がけていることは、フラットに物事を考えようかなっていうのを、すごく心掛けてて。
人って感情で物事を話してしまったりっていうことが非常に多いかなと思っていて。なので、第三者視点じゃないですけど、他人ごとのように捉えた方が仕事ってうまくいくんじゃないのかなってすごく思ってます。
職場に人が多いので、上司の考え方とか、部下の考え方っていうのがたくさんあって、そこに寄り添っていくっていうの大事だと思うんですけども、一つのものに対してみんながフォーカスしていくっていうのは難しいかなと思うので。
じゃあ、共通点って何だろうってなったときに、すごくシンプルでフラットなものの見方、何のために私達働いてんですかっていう、その一点だけでよくて。っていうところを余計なことを付け加えずにさらっとするっていうのを、心掛けてますね。誰かの肩を持つとかではなくて。
だいすけ:さっきのレトロなもので、音楽とか文学以外にも注目してるものはありますか?
たくや:思い出としてはそんなにないんですけども、昭和初期のレトロな歌謡曲だったりとか。居酒屋さんで最近、昭和風居酒屋みたいのが出てきていて、水前寺清子とかの曲がかかってたりとかホッピーが置いてあったりとか。
Always3丁目の夕日って映画あるじゃないですか、ああいう雰囲気の居酒屋さんとか行くと、その当時の人ってこんな感じのとこで飲んでて、何を思ってたんだろうかなとか、思いを馳せるじゃないですけど、そういうのもちょっと好きですね。
だいすけ:飲みは、1人飲みが多いんですか? 人数が多い飲み会が多いですか?
たくや:少人数ですね。行っても2人、3人とか。1人飲みもたまにはしますけど、なかなか仕事の話とかはそんなにしないかなって。
僕自身も仕事の話ってそんなにしたくはなくて。2人で飲みに行って、もう1人が仕事の話をするのは別に構わないんですよ、仕事に悩みがあるよとか、今日こういうことがあってって話を聞く分には。でも僕自身の仕事の話とかはいいかなっていう感じですかね。
だいすけ:では、飲み会ではどんな会話が多いんですか?
たくや:飲み会だと、哲学的な話とかをすることが多くて。人生って何だろうとか、漠然とした、そんな話飲み屋でする? みたいな話をしちゃったり。
あとは、センシティブな話ですけど宗教の話とかも。何を信じてますとか、神様信じてますとかっていう、何かその人の考え方とか、本質にあるようなものとかって、ちょっと楽しかったりするので、そういう話とかをしますね。
あと時事ネタとか。今、世界ってこういうふうになってるよねとか。
だいすけ:お友達は、昔からのお友達ですか?
だいすけ:昔からの友達で、僕という人間をわかってくれてる人たちなんで。急に思想の話とかをしても、全然大丈夫な人たちとしか行かないです。
会社の同僚も、何人かは一緒に行く人はいますけど。僕のことを理解してくれてる人で、そういう話全然いいよっていうのであれば、行きます。
だいすけ:飲みに行く頻度ってどのぐらいですか?
たくや:飲み会は週1、2ぐらいですかね。そのときの気分によるので。
僕、飲み会を来週のいついつにやろうよとか、結構苦手なんですよ。そのときは約束いいねと思うんですけど、だんだん面倒くさくなっちゃったりとかするんです。
行きたくないなって思っちゃうので、突発的に、今日仕事が終わったら何か飲みたいなって思うタイミングで一緒に行けるのが一番いいです。
だいすけ:ちなみに趣味は?
たくや:今は本を書いたりしてます。元々はnoteでちょっとしたものを書いていて、それがまとまったら、半年に1回ぐらい、ある程度の分量になるので、それを電子書籍にして出してたりしたんですよ。
でもそれだと、noteに書いてきたものの寄せ集めっていうか、作品集じゃないですけどギュッと収めたものにしかならないので。ゼロから、特に他に公開はしていない自分で書いたものっていうのも出したいなと思って。
2年前に自分で書いて出したものがあったんですけども、またしばらく時間が空いちゃって。ついこないだ先月に、もう1冊、本を出しました。
だいすけ:どうやって作る時間を取ってるんですか?
たくや:ここ難しいんですけど、無理やり取ってます。というのが、何か書けるときと書けないときがあるんですよ。
3時間取ってあって、いざ書くとなったときに全く2時間一文字も書けなくなるときもあれば、本当に昼休みの1時間でものすごくこれ書けるって時もあって。ご飯も食べずに、ばーっとメモアプリとかに書いたりとかするので。
ある程度これぐらいの時間帯に書くって仮では取ってるんですけど、書こうと思って書けなかったら、もう諦めて違うことしちゃうって感じでやってます。
過去:クラリネットをやりたいとか言い出して。クラリネットわざわざ出してもらってみたいな。
だいすけ:子供の頃はどんなお子様でしたでしょうか?
たくや:子供の頃はですね、いつの時代の話をしようかな。中学生時代ですかね、結構変わった子供だったと思います。
というのが、不登校というかあるじゃないですか? 僕、不下校だったんですよ。
だいすけ:ふげこう?
たくや:ふげこう。学校から帰らないっていう。
先生から早く家に帰れって言われるまで、学校に居続けるっていう反抗をしてまして。
だいすけ:それはなぜですか?
たくや:多分寂しかったっていうのが一つあるんですよ。同級生とうまく馴染めない時期っていうのが中学校1年2年ぐらいまであって。別にいじめられたわけではないんですけど、なかなか同級生と遊ぶとか一緒に物事をするっていうことが、全然面白くなくて。
じゃあどうするかっていうと、学校の先生であったりとか、大人と関わる方が面白かったんですね。学校の先生の気を引くために、何かするっていうことで、学校に行かないと先生に会えないじゃないですか。
なので、先生に構ってもらうために、学校に居続けるっていうことをしてたっていう。で、先生に構ってもらえて、早く帰れよお前って言われて、嫌ですとか言って、何か悩み事あるのかみたいな感じで、悩み事でっちあげて先生と会話を楽しむみたいなことをしてた感じですかね。
だいすけ:最高どのぐらいの時間までおられたんですか。
たくや:20時ぐらいまでいましたね.
だいすけ:それまで、どんな話をされるんですか?
たくや:あんまり覚えてないんですけど、最近ミュージックステーションでできたアーティストの話とか、授業の話とか。
あとは、中学校って教科ごとに先生がいるので、勉強のことでわからないことあります、が多分一番聞いたことかな。
だいすけ:担任の先生というわけじゃないんですね。
たくや:そうですね。担任の先生もそうだったんすけど、他の教科の先生とかも、5教科あるので。基本はその5教科の先生に、ここわかんないですとかここどうなんですかみたいな感じで、質問イコール先生に構ってもらえるので、ひたすらその質問を考えるっていうことをしていて。
それで同じ質問できないんで、より難しい質問しなきゃいけない、長く話すためには、っていうことで、どんどんどんどん参考書とか難しい参考書買って、わかんないところ探しまくってっていうことを1、2年のときすごくやってたかな。
おかげですごい成績が伸びたっていうのもあるんですけど。
勉強頑張るっていうのが先生に構ってもらうためっていう、何かちょっとよこしまなあれだったんですけど、おかげで学年1位になってて。
でも、それは勉強するといい高校入れるとかそういうんじゃなくて、ただ単に先生に構ってもらいたくてそのネタを探すためにっていう、変なあれですけど。
だいすけ:好きな先生がいたっていうわけでもなく?
たくや:いました、好きな先生。音楽の先生だったんですけど。
楽譜の読み方とか、クラシックの巨匠の話とか。あとは普段音楽の授業でやらないような楽器をやってみたいって言い出したりとかして。クラリネットをやりたいとか言い出して。クラリネットわざわざ出してもらってみたいな。練習して、1ヶ月ぐらいで吹けるようになりました。
だいすけ:すごい。
たくや:朝4時に起きて、学校行くまでに練習して、学校に居座り続けて、放課後とかもずっと練習して。いい加減帰れって言われて、帰ってから夜10時ぐらいまで練習するっていうのを毎日毎日繰り返してたので、多分練習量としては、十分取れてる感じですかね。
だいすけ:部活はされてたんですか?
たくや:部活はですね、卓球部だったんですよ。
ちょっと事情があってですね。僕の行ってた中学校って、村というか、集落的なすごく小さなところだったんですね。全校生徒が人数少なくて、部活が卓球部しかないっていう。
卓球部が帰宅部かどちらかの選択っていう。
だいすけ:学校の他の大人、例えば用務員の先生とか。そんな方々とは話されたんですか?
たくや:それ以外の大人っていうのは、真剣にっていうとおかしいですけど、子供を子供として接してくるって感じがあったんですよね。
教科の先生とかは、少し目線を落としてじゃないですけど、同じ目線で話してくれる感じがしてたので。
より親身になって話してくれる大人と、「ああそれ」みたいに子供をいなす感じで接してくる大人がいたんで、そっちはちょっと無理でした。こいつ分かってくれないっていう。
だいすけ:不下校について、親からは何と言われていましたか?
たくや:親からは、不登校だったらめっちゃ怒れるけど、不下校で学校から帰ってこないって、どう怒っていいかわからないっていう。
あと成績が悪くないから別に問題がないって言われたんですけど。でもお前の行動は異常なんだ。親として怒るポイント、わからないって感じもありました。不良になったわけでもないし、勉強しないわけでもないし。学校に行かないわけでもないっていう。でもちょっと困った感じだよね、っていうのだけが漠然とあって。すごいアンニュイな感じで。
下手に怒ると、どれかをやめてしまうんじゃないかみたいな感じの触れられ方をしてました。
だいすけ:卒業式とか辛くなかったですか? そんだけ思い入れがあったら。
たくや:卒業式は、全然辛くなかったです。それが中学2年で、1回転校したんですね。
転校して、中三のときに、ちょっと大きめの学校に行って。そこでちゃんと自分のことを見てくれる友達っていうのができたんですよ。今までは大人としか関わりたくないっていうような状況から、同世代の友達とちゃんと話せるようになってきた、その1年間で。
だから、ひたすら友達と遊びまくって、構ってもらいたい中1中2の貯金があったので、中3のときはほぼ勉強しなくても何とかなったんですよ。
だから本当に、もうひたすら友達と関わる。その友達の友達っていうの紹介してもらったりとかして。中1中2、同世代の同級生と全然遊ばなかったことを取り戻すように、中3はガッとそこに入っていったっていうところですかね。
だいすけ:高校の進学はどうされたんですか?
たくや:それが、高校は地元を出るんですよ、僕。
地元で友達といろいろ話をして、少し成長できたじゃないですか。そこから、成長した俺はもう1人でやっていくんだと。なぜか急に自立心が異常に燃え上がって、一人暮らしするって宣言をして。
親元から300キロぐらい離れたところの高校に行くって言って、学区外受験をして、寮に入ったんですけど。高校はもう一回ゼロからスタートするんだみたいな感じで、誰も知らない、知り合いのいないところから始めました。
だいすけ:なるほど。
たくや:下宿に同級生とか泊まっちゃって、たまり場になっちゃってて。ずっと下宿にいたんですよ。ほとんど学校行ってなくて、実は。
麻雀を置いてあって、入れ替わり立ち代りいろんな友達が裏のベランダから入ってくるっていう。鍵は全部かけないで、どんどん人が入れ替わり立ち替わり入ってきてて、僕はもうベッドで寝てて起きたら誰かいるみたいな状態が、結構続いていた感じでした。
周りの友達が、お菓子やご飯をくれたりしましたね。なので、特に生活にはそんな困らなかったんですけど。
だいすけ:大学受験はどうだったんですか?
たくや:大学受験は適当にやっちゃったんですけど。高校生のときも、やっぱ友達と遊ぶのが楽しくて。
とりあえず高2ぐらいまでは、中1中2の貯金でなんとかなったんですよ、どれだけ勉強したんだって話ですけど。ただ、いよいよ高3ぐらいからもう駄目になって、ついていけなく貯金が尽きちゃって。
でももう今更勉強もう無理だってなって。でも働くのもやだなって思ってて、今の自分の学力で入れるところを探そうと思って。で、何か大学名鑑みたいな冊子があるじゃないですか、全国の大学が載っている。あれの一番最初めくった、ア行の一番最初に載ってた大学の、ここ入れそうですかって聞いたら、なんとか入れそうって言われたから、ここでいいですって言って、行きました。
だから特に何か学びたいものがあったわけではなくて、今すぐ社会に出る勇気もなく、単純にモラトリアムな猶予期間欲しさでした。
未来:本棚に自分の本を置いてあったらウケるよねっていう、多分それだけでやりたいんですよ。
だいすけ:未来についてお話伺いたいと思います。これから10年後の将来などをお伺いしたいのですが。ちなみに、何歳になっていますか?
たくや:52ですね。
だいすけ:その時、どうしてたいですか?
たくや:52歳か~。10年後ですよね。でも10年後だったら、京都に住みたいかな。京都に行って、お寺でお坊さんやりたいかなと思います。
だいすけ:それは、憧れてるお寺があるんでしょうか?
たくや:憧れてるお寺は、南禅寺ですね。
お寺は、僕すごく好きで。お寺ってすごく落ち着くし、安全に落ち着くし。説法とか聞くのも結構好きなんですよ、住職の。もう52って言ったら、人生の最終コーナー突入じゃないですか。人生100年時代とかって言ってる人いますけど。
静かに暮らしたいというのもあるし、でもお寺ってやっぱ人が行き来する場所、檀家さんとかがいたりとかして、お寺で働くっていうのは憧れはありますね。
お寺っていう空間とか場所がすごく好きなだけで、宗派とかまでのこだわりはないんですけど。
だいすけ:飲み会のときに宗教の話もされるということでしたが、そこに繋がってたりするんですか?
たくや:ちょっとだけ繋がるかなと思うんですけど。宗教の話が好きだっていうのは、宗教ってすごい信者の方がたくさんいらっしゃる。キリスト教とかイスラム教って明らかに人を魅了するものだと思うんですよ。
ってなると宗教の話とか教義とかあって、もう絶対面白いに決まってるんですよ。例えば聖書って、ベストセラーじゃないですか。世界で一番読まれている本なので、面白くないわけがないんですよ、絶対面白いんですよ。だから宗教の話、日本の神話もそうですけど、こんなに過去何百年も人々を熱狂させ続けているものっていうのは絶対面白いものなんだよっていうのが、僕の中で根底としてあるんですね。
だから、全ての宗教、メジャーな宗教であれば特に全部が全部面白いよっていう中で、話をしますね。でも仏教が一番僕の中ではお気に入りだったりはしますけど。
だいすけ:お寺の雰囲気を味わうだけなら、旅行でもいいと思うんですけど、住職になりたいというのは、どこから湧いてくるんですかね?
たくや:旅行で寺巡りとかをするんですけど、もう旅行って家に帰らなきゃいけないじゃないですか。もうここに住みたいと思っちゃうんですよ。京都行ったらホテル取って寺巡りとかするじゃないですか。
すると、いやもうホテルに帰りたくない、もうここに泊まりたいって思っちゃって。
だいすけ:全身で味わいたいんですね。
たくや:味わいたいですね。そう思っちゃうと、そこに対する熱量というのはちょっと異常値になってしまうのかなと思うんですけど。
熱しやすく冷めやすいみたいなところは、自己分析でもわかっていて。仕事にはまったときもあるんですよ。プライベート全潰しで仕事に振るっていうことも、一時期やったことがあって。もう仕事が趣味ですっていうぐらい、毎日毎日仕事のこと考えて。
その時は仕事がすごく面白くてやってた時期もあるんですけど。ワーカホリックだろうって周りに言われてたぐらいときもあるんですけど。ある日突然、プツッと、あ、何か飽きたってなっちゃう、自分で。
だいすけ:飽きるタイミングって、予見することができるんですか?
たくや:急にきます。ある日突然、ラーメン食ってたら急にとか。
あれ? っていう。何やってたんだろ今まで、みたいな。
だいすけ:それは、食べ物とかでもあるんですか?
たくや:食べ物とかでもありますね。ずっと食べ続けていて、あれ? っていう。
だいすけ:ちなみに、さっきは10年後って言ったんですけど、死ぬときには、自分がどうありたいといったことはありますか?
たくや:どうしたいかな。病院の病室で死ぬのは嫌だなと思うので。昔はダイナマイトで爆発したいとかだったんですね。ダイナマイトで爆発するか、何か子犬とかを助けて死ぬとこがよかったんですけど。
映画のエンディングになるみたいな死に方って、憧れたときがあって。今はどうなんだろう。海を見ながら死ぬとかもいいのかな。だから体は大事ですよね。健康はすごく大事だなと思うんですけど。
だいすけ:ちなみに書かれてる小説って、自分の話なんですか?
たくや:自分の話なんです。僕、話を作れないんですよ。小説っていうか、物語を作れないので、私小説的なもので。自分の過去の話を書いている感じですね。
思い返すと黒歴史がたくさんあるので、一気に書けないんですよね。苦しくなって。
なので、少しずつ少しずつっていう感じで進めて書いたんですけども。
だいすけ:それっていつからされてるんですか。
たくや:2、3年ぐらい前からやってて。昔の話って、墓まで持っていくような話とかもあると思うんですけど。実際自分で書いてみると、振り返るっていうか。何て言えばいいんだろう。自分のために書いてるんですよね、その本って。自分で読みたい。
将来ボケて、何もかもがわかんなくなってしまったときに本を手に取って、この話面白いじゃん、誰の本? って言って自分の名前が書いてあったらそれで大爆笑できんじゃないかなと思っちゃう。
だから、自分の中で、特に綺麗な思い出だったらいいんですけど。後悔を残してる話とかは残しておきたいなって。
忘れたい思い出こそ、何か形に残しておきたいかなって思ってます。良い思い出は、多分残っていくんで。
だいすけ:それってnoteで書いてるんですよね?
たくや:いや、AmazonのKindleで出版してます。
だいすけ:急に思い立って書かれたんですか?
たくや:そうですね。結構、自分のことを振り返って私小説を書く人が世の中にはいるので、そういう人の作品に触れたときに、そういえば俺にもこういうことあったなって。
絶対この人、書くとき苦しんで書いてるよねって思いながら、でも形に残すのってもいいなって思ったりもしたこともあったので。そういう影響もありますね。
だいすけ:心情を重視されるんですね。
たくや:そうですね。泣きながら書きますもん。当時のことを思い出すと、涙出てきます。
今回は、初めて就職をしたところの話と、その後かな。その後も転職2回してて。一番最初って百貨店で働いてたんですね。2年半ぐらいしか働いてなかったんですけど、百貨店で新卒で働いたときの話と、転職をして先ほどお話したその携帯電話の販売代理店で働いてたときの話。二つ書いたんですけど、どっちかっていうと、最初の新卒で入ったときは、仕事の話というよりはちょっと恋愛の話ですね。
で、後半は、代理店の話のときはやっぱ仕事、まだ昭和の匂いがする幹部とか上司がたくさんいる会社の、昭和の名残の中に飛び込んでいって死ぬかと思ったみたいな。その気合と根性と努力が全ての評価指標みたいな。挨拶の声の大きいやつから昇進していくみたいな。
よく訳のわかんないところにぶち込まれていった自分のこととか。ありましたね、そんな時期がね。
だいすけ:退職するときとかも大変だったんですか?
たくや:いや、退職する頃には、会社もだんだんホワイト企業になるぞみたいな目標があって、気持ち悪いぐらい優しくなってたっていうのはあるんですけど。
入ったときはもう全然違う感じですね。殺すぞとかっていうのが毎日聞こえてくる。変わったな、職場っていう感じで。
今で言えばパワハラで、すごいブラック企業みたいなところに、よく平然と自分いたな思うと泣けてくるっていう。
でもそれが当時は普通でしたからね。何の疑問もなく社会ってこんなもんなんだっていうのを、もう受け入れられてました。
だいすけ:最後に、何か言い残したことは、ありますか?
たくや:宣伝になっちゃうんですけど、さっき書いたっていう本、Amazonで『始発電車が来るまでに』っていうタイトルで書いていて、著者がたくやっていうので多分すぐわかりやすいと思うんですけど、出してます。
それで今、必死こいて頑張ってるんですけど、もう紙の本にしてやろうかなと思って、また今頑張ってます。
本棚に自分の本を置いてあったらウケるよねっていう、多分それだけでやりたいんですよ。いろんな人の本がある中に自分の本がすっと入ってて、背表紙見て、いやウケるっていう。
たくや:ありがとうございました。
だいすけ:ありがとうございました。
たくやさんの著作はこちら!
あとがき
みなさんはこのインタビューを読んで、いかがでしたか?
とてつもなく、とほうもないことですが、前回194回にも参加いただいたたくさんに、252回の今回も参加していただきました! むああありがとうございます!
よろしかったら、コメント欄に感想をお願いしますね。
結局のところ、私qbcとたくやさんの昔話をしなくちゃならんのかな、と思いますが。たくやさんとは2年前にですね、このnoteで、無名人インタビューというこの企画で、知り合いました。いや、別のどこかで知り合っていたのかも。当時私は、noteを始めたばかりで、LINEオープンチャットのnoteコミュニティにいたりしたので。
ともあれ、なんとなく私はたくやさんと意気投合して、インタビューをいきなり3回くらいやって、あとその後、youtubeでラジオをやるんですよね。床屋談義っていう。ほっとんど聞かれなかったけど、話自体はめちゃくちゃ楽しかったです。
って、そういう意味ではけっこう話を聞いた間柄ではあるのですが、今回も私の知らない話がいけしゃあしゃあ出てきて、そりゃあまあ40年近く生きてきた人間のすべてを知るなんて、できないもんだよな、と思いなおしたり。
こうやって、ああ私はこの人のことまだ知らんのだな、また話を聞こう、聞いておこう、聞いておかなくちゃな、と思いながら思っているうちに死んでいくのでしょう。
それでは。(主催:qbc)
インタビュー担当:だいすけ
集協力:mii
編集協力:qbc
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