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恵まれていることと幸せってイコールではない。人

おなかいっぱい食べた林間学校のカレーライス。みんなで幸せになろう!
というわけで無名人インタビューgo!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは KK さんです!


現在:でも基本的に海外に来てることとかもあり、タジタジしないというか、基本的にはチャレンジして飛び出す系の人だよね、みたいな認識をされてると思います。

qbc:今、何をしている方でしょうか?

KK:半年ぐらい前に、ワーキングホリデーでニュージーランドに行きまして。
今は3ヶ月ほど農場で働いているんですが、そろそろ他のお仕事もしたいなと思いつつ働いてます、っていう感じです。

qbc:今は、どんな気持ちですか?

KK:日本にいるときとは打って変わって、基本的には気分が良いというか、すごい開放感があるといいますか。毎日大変なこともありつつ、それはそれで楽しいですし。
なのでできればかここでというか、日本じゃないところで暮らしていきたいなっていうのは日々思います。

qbc:日本にいるときって、どんな気分だったんですか?

KK:基本的に窮屈っていうか、閉塞感がすごいありました。やりたいお仕事にチャレンジしたり自分なりに努力したりしたんですけど、あんまりうまくいかなくて。
ずっと日本で暮らしてきたのもあって、人間関係や家族関係、自分の環境もちょっと煮詰まってきた気がしたので、全く違うところに行きたいなっていう気持ちはずっとありましたね。

qbc:今は、農場でどんなお仕事されてるんですか?

KK:基本的には、種をプラントに入れていくところからやってます。種が育ってきたら、余計な葉っぱをカットしたりとか。
良いプラントと悪いプラントを選んで分けたりとか、グリーンハウスに置いていったりとか。基本的に、種から出荷までを全部やってる感じですね。

qbc:農業は初めてだったんですか?

KK:はい。お仕事としてやったのは初めてです。

qbc:ワーホリをしようと思ったのはなぜですか?

KK:高校生のときに1年間留学で海外に行ったんですけど、それが本当に楽しかったんです。
それ以降、旅行という形でちょこちょこ行っていたんですけど、ちゃんとした滞在で行った経験はなくて。
高校生のとき、しんどい時期に海外に行ったっていうのもあり、やっぱり海外は世界を変えてくれるっていうか、リセットしてくれるっていう印象がずっとあったんですよね。なので私は海外に行きたいんだなって、ずっと思っていました。
そんなときに、年上の知り合いがワーホリから帰ってきたりとか、今から行く準備をしていたりとかして、お話を聞く機会が多かったんです。
それで、やっぱり行きたいなっていう気持ちが強まった感じですね。

qbc:高校のときはどちらに行かれたんですか?

KK:(具体的な名前は伏せます)北欧の国に行っていました。

qbc:そこに行ったのはなぜですか?

KK:高校生を対象にした留学団体みたいなのがあって、知り合いから紹介されたのがきっかけです。
語学留学というより異文化体験をしたいなっていう気持ちの方が強かったし、いろんな方の留学の体験記を読んでたときにその国に行った人の写真と文章がすごく目に付いたんです。家族や親戚の人たちと一緒に写っていて、自然もすごく綺麗で。
アットホームだし自然もあるって、すごく癒してくれそうな雰囲気を感じたんですよね。行ってみたいなと直感的に思いました。

qbc:ワーホリに行く直前は何をされたんですか?

KK:お仕事としては福祉のお仕事をしてました。障害を持っている方の就職をサポートする就労支援を、2年ぐらいやっていました。

qbc:お仕事自体はどんな感じだったんですか?

KK:やりがいがすごくあって、楽しいなと思うことはたくさんありました。
その方の特性とか、どんなことができてどんなことができないかとか。かなりセンシティブな方もいらっしゃるので、こういう環境で馴染めるのかなとか、こういうときにこういうふうに落ち込んじゃうのかとか、そういう全体的な特徴を色々な訓練を通して観察していました。
そろそろ就職に向けて本格的にやっていきましょうっていう時期からは企業の方とのマッチングをして、実際にお仕事を経験して職場の人とかとの相性も見て、やっていけそうかどうかを判断して。
いろいろ探した結果、ここが一番いいんじゃないかみたいなところが見つかれば、そこに就職してもらって、就職したら相談を受けつつサポートしていく、みたいな。
私はまだ新人だったので、基本的には施設の中で利用者さんと一緒に訓練をしたりとか、お話を聞いたりとかしていました。
あとは、施設内で行われる季節のイベントを通して、利用者さんと一緒にハロウィンやひな祭りの行事を楽しんだりとか。そういうことを担当していました。

qbc:なるほど。

KK:利用者さんとお話するのは本当に楽しいというか、なんかすごく考えさせられましたね。
悪い意味じゃなくて、全然違う世界に住んでらっしゃるというか、自分が感じたことのないようなことも感じてらっしゃって。独特な考えというか、思考回路というか、こういうときにこんなふうに思うんだ、みたいな。日々刺激を受けていましたし、本当に優しい人たちが多くて、こんなに心が美しい人を見たことないなって思うような人たちばかりでした。
そういう意味でも、日々感動することが多かったですね。

qbc:周りの人からはどんな性格だと言われますか?

KK:基本的には穏やか。第一印象で大人っぽいねって言われるんですけど、意外と話してみるとそうでもないっていうか、結構天然で面白いねみたいな感じに言われます。最近はあんまり言われないんですけど、高校生のときはすごい変わってるよねって言われてました。

qbc:自分では、どういう性格だと思いますか?

KK:とても内向的な性格だろうなとは思いますね。自分のことを話すのがあんまり得意ではなくて、なおかつ、自分にとって意味のない会話をするのもあんまり好きではないので、人によっては掴みどころがない人だなって思われそうだなと思ってます。

qbc:恋人や友人、家族など、身近な人からは何て言われますか?

KK:穏やかで基本的に優しいんだけど、でも冷たいところもある、みたいなのはすごい言われます。
でも基本的に海外に来てることとかもあり、タジタジしないというか、基本的にはチャレンジして飛び出す系の人だよね、みたいな認識をされてると思います。

qbc:冷たいっていうのは、どこら辺が?

KK:聞いたんですが、相手も説明があんまり出てこない感じで。
でも、基本的には手を差し伸べるタイプだと思うんですけど、誰にでもいつまでも手を差し伸べ続ける訳ではないというか、あるところで見切りをつけたりするところがあるので。
私自身が努力してるところある分、若干人に対して厳しいというか、自分なりの線引きがあって、ある程度のところまでは手を差し伸べるけど、それ以上はやりませんっていうような空気を感じるというか。私の解釈がちょっと入っちゃいましたが、多分そういうことを言いたかったんじゃないかなと思います。

qbc:変わってると言われていたのは、どんなところだったんでしょうか?

KK:そうですね、すごい言われていたのは高校生の頃なんですけど、思い返すと高校生の頃は本当に変わった行動をしていたというか。
自分の中で本当に思い出したくもないっていうか、死んでも戻りたくないなっていうくらい辛かった時期なんですけど。
変わってるねと言われたのは、友達に面白がりながらというか、ちょっと笑いながら言われる、みたいな感じで。今思うと、本当に毎日しんどかったんですよね。
出口がないというか、人生に絶望しているというか、本当にずっとしんどいっていうのがベースであった時期でした。
でも、学校生活においては適応しなくてはいけないっていうのがあったので、友達の前でもちょっとふざけたりとか、面白がらせるような発言をしたりとか、よくやってたなっていう記憶はあります。
若干乖離してたというか、ある意味自分の根本的な人格は隠しておいて、完全に演技してましたね。元々変わってる部分もあると思うので、これが拍車をかけたというか、基本的に心ここにあらずっていう状態だったと思います。
別人とは思わないんですけど、今当時の感じで振る舞えと言われてもちょっと無理だなっていうのはありますね。

qbc:ご趣味は?

KK:元々読書が大好きだったんですけど、最近は読書量が減って、パソコンで動画を見る時間が増えました。あとはラジオが好きで、ポッドキャストをよく聞いてます。

qbc:どんな本を読んでいますか?

KK:比較的何でも読むんですけど、小さい頃は冒険ファンタジーみたいな小説をよく読んでいました。
中学生ぐらいからは村上春樹とか、心理学者の河合隼雄先生の本とか、米原万里さんっていうロシア通訳者の方の本とか、そういう専門的なお仕事をしてる方の本を読むようになりました。

qbc:ポッドキャストはどんなものを聞いているんですか?

KK:ジェーン・スーさんのポッドキャストは本当に大好きで、ほぼ毎日聞いてます。あとは、ゆる言語学ラジオも大好きで、この人たちがラジオを始めた頃ぐらいからずっと聞いてます。
最近、派生のシリーズで民俗学とかコンピューター科学とかもあるので、そのラジオも。特に民俗学が好きで、面白いですね。
今の農場の仕事は音楽を聴いてもOKなので、そのときによく聞いてます。

過去:家庭環境というより、母親との関係が自分にとって良くないって感じましたね。

qbc:子どもの頃はどんなお子さんでしたか?

KK:基本的には外で遊ぶのが大好きだったんですが、友達と遊ぶというよりかは1人遊びが多かったですかね。
あとは歳の近い妹が2人いたので、その2人とよく外で遊んでました。公園に行って鬼ごっことか、遊具で遊んだりとか。
幼稚園、小学校ぐらいのときも1人で過ごすのが好きで、外に出て虫を取ったりとか、ブランコで遊んだりとか、読書したりとかっていうのが好きでずっとやってましたね。

qbc:小学校の頃は、どんな性格でしたか?

KK:変わらず1人で遊ぶのが好きな性格だったんですけど、そんな私を見て小学校一年生のときの担任の先生がすごく心配して。KKさんは誰とも話せずに1人で来て1人で帰っていきました、みたいなことを母親に報告されていました(笑)
たまに私に話しかけてくる子がいたんですけど、一緒にお絵かきしようよと言われても、いや別にしたくないしな……みたいな。そんな感じでいたら最終的に1人になってたんですけど、それでも全然平気でしたね。
毎日楽しく学校に行っていたんですけど、担任の先生はすごく心配していて、そのときに友達っていなきゃ駄目なんだな、みたいなのを感じましたね。周りが心配するんだな、みたいな。
2年生になった初日に、急に私に友達になろうって話しかけてきた女の子がいて。
なので2年生のときは、その子と基本的に過ごしてましたね。ただ、本当に1人が大好きな私と、ずっと誰かと一緒にいたいタイプの友達だったので、結構衝突してました(笑)その子から逃げたりとかもしながら、基本的にはすごく仲良くしていました。

qbc:中学校はどんなお子さんでしたか?

KK:小学校でだんだん社会性を身につけていっていたので、中学生は合唱部に入って、そこでできた友達と3年間仲良くしていました。勉強もすごく頑張ってましたね。
5歳のときからバイオリンをやっていたんですけど、母親がすごくスパルタで。プロになれ!みたいな感じだったので、毎日何時間も練習する日々を送ってました。
中学校のときもバイオリンを続けていて、勉強と友達関係と両立しながら、基本的には毎日楽しく過ごしていました。
ただ、中学3年生で今後進路を決めるというとき、音楽の道に進みたい人は音楽関係の高校に行ったり、進路を考え出したりするんですけど、私は限界を感じ始めたんですよね。
周りにいる人たちがほとんどプロやセミプロ、みたいな環境になり始めて、熱量が違うなと思ったというか。本当にバイオリンが大好きで、弾くのが楽しくてしょうがないみたいな人が集まる中で、私はそこまでの気持ちはないなっていうのを感じて。
だいぶしんどかったんですが、中3の夏ぐらいにバイオリンを辞めて、そこから受験勉強に完全にシフトしました。
でも、バイオリンをずっとやってた分、勉強はすごく簡単に感じられましたね。やったらやった分だけ成績上がるじゃん、みたいな。
バイオリンってすごく難しい楽器で、ちょっと間違った癖とかつけて練習すると、どんどん悪化していくので。なので、本当にやった分だけ成績が上がる勉強ってこんな楽なんだ、みたいな。
そんな流れだったので、すごく良い高校に入れました。これが地獄の始まりだったんですけど(笑)

qbc:どんな高校に?

KK:最終的にはレベルの高い高校に行ったんですが、ずっと入りたいって言ってた高校があって。自由な校風で、文化祭に行ったときに一目惚れしたんですけど。
でも、母親が私の成績を見て、もっと良い高校に入れると判断して、進路選択の際に半ば無理やり私の進路を変えてしまって。
志望校は2つ選べたので、受験本番にどれかの教科を0点とかにすれば、私の行きたかった高校に入れたんですけど、さすがにそんな無謀なチャレンジをする気にはなれず、すごく悩んだのを覚えています。
ハイレベルな高校の試験が最初だったんですけど、テストも調子が良くて、これ受かっちゃうな、みたいな。本当に悩んだんですが周りの子たちが頑張って解いてるのを見て、こんなことしちゃ駄目だと思って。最終的には受かりました。

qbc:高校時代は何がつらかったですか?

KK:何がつらかったと言われると、何もかもがっていう感じなんですけど。その当時は、高校が合わないんだってずっと思ってましたね。入りたくもない高校で、実際に入ってみたら何も面白くないし、友達との会話もつまらないし。そのせいで気分が鬱々としてるんだなと。
でも、高2のときに1年間留学に行って、留学中はすごく楽しくて。毎日起きるのが楽しい、みたいな感じで、この調子だったら日本に戻っても高校生活楽しく過ごせるかなと思っていたんですけど、戻ってきたら全然楽しくなくて。本当に日々、気分が落ち込んでいくみたいな。
なので、勉強だけだったら塾に通ってやればできるから、もう高校に行きたくないって高3になる前に親に話して、高校を辞めましたね。
そこから2年間勉強して、大学に入りました。

qbc:なるほど。

KK:でも今思い返せば、5歳のときからバイオリンをやっていて、我慢しかしてないんですよね。
小学生のときも友達と遊ぶなんていうのはもってのほかで、家に帰ったらバイオリンの練習をしていました。週に1回、親の会社が休みの日に家族でご飯に行くんですけど、それも私は連れて行ってもらえないことが多くて。
レッスンを週に1回受けて、そのときに先生の反応が良かったら良いんですけど、ちょっとでも悪かったら次の1週間は母親からずっと無視される、みたいな状態で。
そのときの私としては、身に迫る危機というか、バイオリンを取り上げられたら私の存在価値なんてないんだろうと本気で思っていました。
母親は本当に厳しい人で、お皿洗うのを忘れたぐらいの失敗から、1時間2時間の説教を受けて、最終的にはバイオリンの話にシフトして怒鳴り続けてくる感じ。
母親の前に立ちながら、ずっと説教を聞いてるのが日常茶飯事っていう生活を10年間くらい送ってきたので、適応障害みたいな感じになってしまっていました。
だから、アイスランドに行った時期は本当に調子が良かったんですよ。

でも母親がいる環境に戻ってきたら、やっぱり落ち込むし、毎日つらいっていう。
なので家庭環境というより、母親との関係が自分にとって良くないって感じましたね。
それに気づくのに、すごく時間がかかったんですけど。
カウンセラーの先生の力を借りながら何とか頑張って、大学からは母親と離れて一人暮らしを始めたので、そこからはずっと調子が良いですね。
高校のときはそんな感じの時期だったんじゃないかと思います。

qbc:大学時代はどうでしたか?

KK:いやもう、本当に楽しかったです。夢のように楽しかったですね。心理学部でで興味のあることを勉強してましたし。
友達を作ることは全然期待してなかったんですけど、留学生とか男の子の方が話が合うなっていうことに気づいて、友達が増えて。
自分の興味あることを話したりとか、感想を共有し合うみたいな。すごく話の合う友達もできて、サークルの人もみんな良い人たちで。遅れてやってきた青春って感じで、本当に楽しかったです。

qbc:家族はどんな人たちでしたか?

KK:やっぱり母親が本当に強くて。ただこれも根が深い問題で、母親自身も自分の母親からかなりしんどい扱いを受けてきたというか、母親の話を聞いている限り、私よりさらにすごい感じだったので。
なので、ちょっと連鎖したのかなっていう感じもあるんですけど。
でも、母親は基本良い人ではあって。考え方とか、すごく努力家だし見た目もとても美しい人で、尊敬に値する人だと思います。母親のことを好きだっていう人も多いので、基本的には私との相性がとにかく悪かったんだろうなという感じがします。
離れている分には本当に良い関係というか、落ち着いた関係で何かあったとき私は母親に相談しますし。母親も私たち兄弟の中で、私を一番頼りにしているみたいなので。だから、一番関係が濃いのが母親ですね。

父親は、家庭の中にはあんまりいない人というか、仕事をしている人って感じで。子育てに関してはほとんど関与してない人ですね。本当に良くも悪くも無関心というのかな。
でも、子育てを父がやったとしても全然うまくできなかったと思いますし、母親ができるからいっか、みたいな感じで。
4人兄弟で、妹が2人と弟が1人。個性豊かというか、それぞれ性格が全然違います。
長時間一緒に過ごすと喧嘩になったりはするんですけど、母親と同じで離れて過ごしてる分には仲良くやってます。
幼少期、私がしんどい時期には結構兄弟の存在が支えになった部分もあったので、兄弟のことは好きですね、私は。

未来:最終的に自分に問いかけるものとしては、何が足りないかとかではなく、自分は今本当に幸せなのかっていことなのかなって。

qbc:5年10年30年……最後に死ぬまでをイメージしたとき、どんなふうに未来を思い描いていますか?

KK:理想も入って、こうなったらいいなっていうことでいうと、手に職がつくというか、自分の力でお金を稼ぎたい。一言で言えば自立して、自由に暮らせたらいいなってすごく思います。できれば日本じゃない海外で暮らしたいなっていうのはすごくありますね。
でもこれは理想ですね。

qbc:今、理想的な生活をされてるんじゃないですか?

KK:確かに、切り取ればそうかもしれないです。ただ、この生活がずっと続くわけではないというか、ビザの問題もあるし、農場でずっと働きたいかと言われるとそうでもないし。
誰でもできるような、なおかつ若くて体力があるからできている仕事なので、そうじゃなくて長期的に自分でお金を稼げるような人になりたいですね。

qbc:お金を稼ぐ力というのは、どんな力が欲しいですか?

KK:何となく専門的なスキルっていうふうに思っていましたが、最近はプログラミングとかもいいのかもしれないなと考えています。
日本にいれば、資格を取ってカウンセラーになるとか、現実的な仕事があるように思うんですけど、海外に住みたいっていう条件がどうしてもあるので。
パソコンのスキルとかオンラインで仕事として成立してお金になるようなお仕事ができたらいいなって思いますね。

qbc:自由っていうのは、どういうイメージですか?

KK:こうしたいなとか、こういうところに行きたいなとか思ったときに、パッと動けたらいいなと思いますね。自分を縛るものが少ないといいなと思います。
あの人がいるしとか、あの人は私のことを頼りにしてるしとか、人が自分を縛ることに関しては何とかなるんじゃないかなって思うんですけど、もうちょっとお金貯めなくちゃいけないとか、私はできないことも多いしとか、そういう条件的なものが私を縛るのはしんどいので。特に金銭的なものですけど。
こういう縛りから自由になっていけたらいいな、とは思いますね。

qbc:もしも自分が掴みどころのある人になってたら、どんな人生になっていたと思いますか?

KK:「掴みどころがない人」という表現をしたのが、女の子の友達を作るのがすごく苦手だったことがあって。仲良くなりたいなっていう気持ちはあるんですけど、話が噛み合わないというか。
それですごく悩んでたんですけど、それはおそらく私が議論が好きだからなんですよね。これはなんでこうなんだろうとか、こう思うんだけどあなたはどう思いますか、みたいな。
なので私の経験上では男の人の方が話しやすいんですよね。だから男友達を作るのは私にとっては易しくて、合ってるなっていう感じがして。
女の子たちの会話は、どうしたらいいかわからないというか、多分女の子たちにとっても何なんだろうこの人と思われてたと思います(笑)仲良くなりたいオーラを出してくるけど、会話自体はよくわかんないみたいな。

だから、昔から女の子の文化にあまり溶け込めないんですよね。とりとめのない会話をしたり、共感で重ねていったりするような空気感にあんまり馴染めなくて。
なので、もし掴みどころがある人だったとしたら、私はもっと女の人の文化に馴染んでいたと思います。ただ、私からしても女の子は掴みどころがないんですよね。だからどのみち、うまく想像できないですね。

qbc:最後に言い残したことはありますか?読者向けでもいいし、振り返っていただいて独り言みたいなものでも大丈夫です。

KK:私がこれまで学んだことのなかで、多分一番大きなことの一つに、幸せであることと恵まれてることって全く別なんだなっていうことです。
私の幼少期や学生時代って、はたから見たら本当に恵まれた子どもだったんですよね。家族がいて、親もそれなりに財力があって。私にバイオリンをやらせてくれたりとか、勉強やりたいって思ったらちゃんと塾に行かせてくれて。
私もそんなに問題がない子どもというか、やればそれなりにできるようなスペックを持っている子どもだったので、はたから見たら申し分ない家族なのに、何がそんなに問題なのかと言われるような感じで。

実際私もそれで悩んでいて、こんなに恵まれてるのになんで私はこんなに悩んでいて、毎日不満を感じていて……自分が悪いんじゃないかって、ずっと思ってたんですよね。自分に問題があるんじゃないかとずっと思ってた。
でも今振り返ると、私は単に、恵まれていたけど全く幸せではない子どもだった。恵まれていることと幸せって、イコールで捉えられがちなので、何か問題が起きたときに不足を探そうとすると思うんですけど、でもそれはなかなか見当たらないわけで。
なので最終的に自分に問いかけるものとしては、何が足りないかとかではなく、自分は今本当に幸せなのかってことなのかなって。
それが自分をより正解に導いてくれるというか、一番大事なんじゃないかなって思います。総括すると、そんな感じの学びがありました。

qbc:ありがとうございます。

KK:ありがとうございました!

あとがき(編集)

「恵まれていることと幸せは、イコールではない」

名言ですね。すごく考えさせられました。

はたから見たら「華々しい」としか思えない芸能人やインフルエンサーも、実際の生活はそうでもないかもしれないし、きっと裏では人より苦労し、努力している。

「羨ましい」と憧れられる大金持ちの社長令嬢も、本当はこんな地位なんぞ捨ててやりたい、と思っているかもしれない。

世間的に恵まれていると思えることが、幸せに直結するわけではないんですよね。
「幸せ」とは、本人だけが決められること。

たしかに、「自分は今幸せだ」と胸を張って言える人は何よりも輝いている気がします。

たとえその人が金銭的に恵まれない家庭に生まれていたとしても、抜群の容姿を持っていなかったとしても、それって全く関係ないことですもんね。

ならば、向き合うべきことは「自分は今幸せなのか」に尽きるのだと。
人のせい・環境のせいにせず、自分が幸せだと感じることに素直に向き合い、追求していくべき。

KKさん、貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました!

次回の無名人インタビューも、お楽しみに。

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:misato】

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