🎤文学フリマ応援企画🌞参加サークルインタビュー:勝哉道花さん「キャラクターと綴る物語」
私自身も小説を書くのですが、登場人物が苦手で、エヌとかそういう名前にしちゃうんですよね。いや、他のフィクションを見ても人物は好きですよ。最近進撃の巨人を見たのですが、ちゃんとリヴァイは好きでしたし。
好きですよ。
でも、他の人のキャラが好きな人の話を聞いていると、自分の好きとは、なんかもしかしたら違うのかな、なんて思ったり。
はあ、ここぞとばかりに人の感覚というのはげに違うものなのですね。おお。
まあ、そこが、いとおしい。
ということで、文学フリマ参加者インタビューのレツゴーです!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
勝哉道花さん「年神印の年の瀬珈琲 EP.1 ハニー・カフェ・コン・レーチェ」
サークル名:みちなり文庫
ブース:う-87(南3-4ホール)
販売予定の本:年神印の年の瀬珈琲 EP.1 ハニー・カフェ・コン・レーチェ
文学フリマページ:https://c.bunfree.net/c/tokyo40/4F/%E3%81%86/87
文学フリマではどんな本を出されるんでしょうか?
──まず、サークル名と今回の新刊を教えてください。
サークル名は「みちなり文庫 」です。サークルのコンセプトは「キャラクターと綴る物語」。キャラクターライト文芸で、現代ものを中心とした小説を販売しています。
──今回販売する作品にはどんなものがありますか?
一つ目は『Herec』という社会人バンドを題材にしたバンドものです。プロを目指していた人たちが挫折して、社会人になって趣味でバンドを再開するっていう、青春小説ですね。
二つ目は新刊で出す『年神印の年の瀬珈琲』。年の瀬だけに開くちょっと不思議なコーヒー店を舞台にしたヒューマンドラマで、悩みを抱えた人たちが店を訪れて、少し前を向くようになる…そんなお話です。
三つ目は『僕、この漫画を描き終えたら死ぬ予定なんです』という、ちょっとインパクトのあるタイトルの小説。遺書代わりに漫画をSNSに投稿した漫画家が、思わぬ人気を得てしまって…というヒューマンドラマです。
四つ目が『国立書籍博物館学芸員の繁雑な日常』。これは「紙の本がなくなって100年後の世界」を舞台に、博物館で働く学芸員たちの日常を描くSFチックな短編です。今後、シリーズとして展開していきたい作品です。
──『年の瀬珈琲』について詳しく聞かせてください。
ジャンルとしてはヒューマンドラマです。年の瀬だけに開くコーヒー店に悩みを抱えた人たちが訪れて、少し気持ちが好転するというテイストで書いています。エピソード形式で、毎回主人公が変わります。今後も「年の瀬」に合わせて新作を書いていく予定です。
──読者として想定している層はありますか?
本当は女性向けに書いた作品です。年代特有の悩み――たとえば二十代後半で「結婚しなきゃ」とか、そういうところに共感できる方を意識しています。でも、もちろん男性にも読んでもらえたら嬉しいですね。ちょっと落ち込んだ時や、気持ちが沈んでいる時に、心がほっと温まるような作品にしたいと思っています。
──「キャラクターと綴る物語」というコンセプトについて、もう少し詳しく教えてください。
私はキャラクターライト文芸を書いているんですが、キャラが本当に好きで。キャラクターを“使って”書いているんじゃなくて、“一緒に”書いている感覚なんです。物語をキャラクターと共に紡いでいく。そういう意味で「"と"綴る物語」と言っています。

文学フリマの魅力ってなんでしょう?
──普段はどんな活動をされているサークルなんですか?
主に文学フリマや、都内で行われる「TAMAコミ」というイベントに出ています。今後はもう少し活動の場を広げていきたいなと思っています。
──このサークルはいつごろから始めたんですか?
今の個人サークルは二~三年くらい前からです。もともとは友達と大人数でやってたサークルがあったんですが、作風が違うなと思って、一人でやることにしました。
──文学フリマの魅力はどんなところにあると思いますか?
やっぱり「ここでしか出会えない本」が多いことですね。私はカタログを見ずに会場を歩いて、目に入ったものを直感で買うタイプなんですけど、書店にはないような本が本当にたくさん並んでいて、そういう出会いは文フリならではだと思います。
──文学フリマに行ったことのない人にはどう勧めますか?
本好きな人には「私が案内するから!」って連れて行きたいくらいですね(笑)。本好きな仲間にはぜひ勧めたいです。
──作品を作るうえで気をつけていることはありますか?
キャラクターの心情を大切にすることですね。展開の都合でキャラの行動を変えたくない。読んでくださる方が「このキャラが好き」と言ってくれることが多いので、キャラを読者に愛してもらえるように書くことを意識しています。
──今回出す作品の中で一番好きなキャラはいますか?
います。『Herec』の二巻に出てくるギターを持った男性キャラなんですが、最初はそんなに…って感じだったのに、読み返してるうちにどんどん好きになって。「あれ?一番好きだぞ?」って(笑)。彼の思考が自分に似ているところもあって、二巻では内面も掘り下げたので、すごく好きですね。

文学フリマへの意気込みをお願いします
──今後の企画で考えていることはありますか?
もっといろんなイベントに出てみたいと思っています。それと、今はイベント準備で止まっているんですが、noteでエッセイを連載しています。もともと商業作家を目指していたんですけど、その道をやめて、今の同人スタイルに変えたきっかけを書いたエッセイです。それも少しずつ続けていけたらと思っています。
──最後に、今回の文学フリマへの意気込みをお願いします。
「ぜひうちのサークルに来てください!」みたいな強いテンションではないんですが(笑)、キャラクターのことを「好き」って言ってもらえるのは嬉しいです。あらすじや試し読みを見て気になったら、ふらっと立ち寄ってもらえたら嬉しいなと思います。

インタビュアー:本間ユミノ
あとがき
私が小説を書き始めたのが小学生の時。星新一が好きだったのと、ラノベのスレイヤーズを読み始めたからだったんですが、そういう意味ではキャラ小説好きだったんだよなと思いつつ、でも結局星新一が勝ったのが今の私か、と思い。
キャラが勝手にどんどん動く、というのを体験したいものです!
制作:栗林康弘・qbc(無名人インタビュー主催・作家)
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