スペシャルじゃなくていいし完璧じゃなくても仕方ないしって思う元マレーシア現地就職CAの人
皆さんマッチングアプリ使ってますか? え? 使ってない? なんで使わないんですか使ってください使いましょうよ。だって、使いましょう?
っていうことで、去年、私qbc、アプリでご飯食べに行った方、海外旅行の添乗員さんだったんですね。
わりと贅沢なヨーロッパのツアーの添乗員さんだったそうなのですが、コロナで失業>区役所で事務という人生ルートの方でした。ツアーの添乗員さんってフリーランスみたいな感じで、このツアーがあるけど参加する? って会社からオファーがきてオッケーならジョインするという流れみたいですね。
私自身はそのときもう「無名人インタビュー」をしていて、マッチングアプリのプロフィールには「傾聴ボランティアインタビューをしています」って書いていました。
「インタビュー」という響き。けっこうね、海外行くの好きです! という人と、人の話を聞くのが好きです! という人は感性が似ているみたいですね。
新しいことを知りたい! とか。
知らないことを知りたい! 理解したい! とか。
そういう好奇心+他人への関心が合わさった感受性をお持ちの人が多いんではないのかな、と思っています。
まあ、思ったからなんだっていうと、特になんでもないんですが。
そう、ほんとう、特になんでもないんですが、書きたかったから書きました。
書いたんです。書いて問題だった? 問題ないですよね。
なんでもなくてもいいんですよ。あーあーあー。
扇風機の前であーあーあーって言うだけの子供の気持ち心持ちで生きましょう。
今日、ここに、無名人インタビューを一緒に楽しんでみましょう!!(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは 美波シャーロン さんです!
現在:どこに行ってもやっぱり自分は自分やなっていう。
石井:今はどんなことをされている方ですか?
美波:職業的に言うと今はホテルで、ホテリエとして働いています。まだ1年弱ぐらいですね。
石井:それ以前は何か別のお仕事を?
美波:それ以前はドイツにちょっとだけいました。
いろんなことしてるんですけど、今の会社に勤める前は、ドイツのベルリンっていうところにワーキングホリデーとして、ちょっと短かったんですけど、行ってました。
石井:ワーキングホリデーではどんなことされてたんですか?
美波:語学学校に行って、ドイツの生活楽しむっていう。
石井:どうしてドイツの語学学校に行こうと思われたんですか?
美波:元々また違う国で仕事をしてて、コロナで日本に帰ってきたんですけど。日本に帰ってきた後もやっぱり海外にまた戻りたいっていう気持ちがあって。でも当然コロナ禍じゃないですか。
だから行ける国ないかなって探して、英語が通じて生活しやすそうなところないかなと思ってたどり着いたのがドイツっていう流れですね。
一応ヨーロッパ方面がいいなっていうふうに思って、ビザの関係もあったので、コロナ禍でビザをちゃんとおろしてくれるような国で探してましたね。
石井:今のホテルでのお仕事ってどうですか?
美波:そうですね、ホテルって言っても私、接客をしている側じゃなくてバックオフィスで接客する人たちを支えるっていうふうな業務をしてるんですけど、結構大変です(笑)
私はシステムをよく使うような仕事をして、ホテルで働いてるとはいえども、パソコンとずっとにらめっこ状態です。
いろんなお客様がいる中で、いろんな要望があるし、いろんなエージェントの人とも関わりもあるしっていう中で難しいことが結構あると思います。
オフィスで働くっていう経験が今回初めてなので、希望して、働いてみようと思って今回オフィスを選んだんですけど、割とオフィスで働くのしんどいなって思ったりはしてます。
石井:どうしてその仕事を、ドイツから帰ってこられた後にしようと思われたんですか?
美波:特にこれといってやりたいことがなくって。本当はドイツでもうちょっと長くいたいなっていう計画をしてたんですけど、帰ってくることになってしまったので急いで仕事を見つけたいっていう。
ただ、今のホテルに勤める前も、違うホテルに勤めてたんですけど、経験があるし英語が割と好きなので、それらが使えるような仕事ってなったら、今の仕事がいいかなって思ったんですよね。
石井:ドイツに永住というか、外国にずっと暮らすみたいな暮らし方って考えなかったんですか?。
美波:そうですね、実は私は新卒でマレーシアに現地就職をして、そこに一生いたいなって正直思ってたんですよ。
一生というか、可能な限りいたいなって思ってて。でもコロナが始まってしまって、日本に帰ることになってしまったっていうところが切れ目だったんですよね。
石井:日本に帰らざるを得なかったんですね?
美波:マレーシアに残ることももちろんできたんですけど、当時は本当にパンデミックで外に一歩も出ないでください、食料買いに行くのも許可証が要りますみたいな。まだ始まったばっかりだったので、ちょっとそこでやっぱり暮らすのは自分には難しいんじゃないかなと思って、日本に帰国したんですよね。
いつ終わるかわからへんかっていうのがすごく怖かったし、本当、この先ずっとこんな感じのことが続けば仕事も再開できないしっていう状態で。
石井:そのときはお仕事できてなかったんですね。
美波:そうですね。本当にもう直接影響を受けてしまうような業界で働いてたので。
私は客室乗務員として働いてて。
石井:マレーシアで客室乗務員っていうのは、どうしてそういう進路を選ばれたのですか?
美波:元々CAになりたいっていう気持ちは持ってて。仕事を始めようと思った時期が、ちょうど20歳ぐらいだったんですね。
20歳でCAになれる外資系航空会社探してて。一応20歳からでも受けることができるっていう募集を出してたのが、以前勤めてたエアラインでした。
石井:元々CAさんになりたかったんですね。これは何かきっかけとかあったんですか?
美波:きっかけはすごいいっぱいあるんですけど。オーストラリアに17歳の時に初めて行って、その時に外資系の航空会社使って。
そこで機内で働いてた日本人のCA見たり、やっぱり飛行機から見る外の景色ってやっぱ特別じゃないですか。そういう舞台で働きたいって思ったんですよね。
石井:じゃあ、やっぱりどうしようもないとはいえ、辞められたときはつらかったですか?
美波:つらいとか、どんな感情なのかちょっと言葉にしづらいぐらいだったんですけど。
自分が努力してなくて、夢が途切れるっていうのは自分の責任かなっていうふうにとらえることができると思うんですけど。
やっぱり、誰のせいじゃなくって自分でもどうしようもできへんっていう状態で夢を諦めなければならないっていうのは、腑に落ちるのに時間がかかりましたね。
石井:一度辞めたらもう戻れないものなんですか?
美波:今はまた募集かけ始まってるみたいで、業界に戻った元同期もいますし、今は結構オープンだと思います。
石井:また復帰されるっていうことは考えられますか?
美波:うーん、CAに戻るっていうことは考えてないですね。
やっぱりすごい憧れの職業やったし、すごい夢があっていっぱい仕事しながら旅行に行けるみたいな、そういうのもあるんですけど。割と私はもう、地に足をつけたかったというか。
石井:地に足をつけるっていうのは、今やってらっしゃるようなお仕事のことですか?
美波:今の仕事は、次のステップを歩むっていうような形で選んだわけじゃなくも、とりあえずドイツ行って出たお金を取り戻すみたいな感覚で選んだところはあるんですけど。
次は、フリーランスというか、自分のやりたいことでお金をいただけたらうれしいなっていうのは思いますね。
石井:趣味は、どんなことをされていますか?
美波:趣味は、本とか読むの好きですけど、ちょっと最近読めてなくって。最近無趣味っていう感じなんですけど。
石井:最近はお忙しいんですね?
美波:そうですね、割と忙しくしてて。自分のやりたいこと、将来に向かってやりたいっていうのをちょっと考えたりとか。いいように言ったら自分を見つめるじゃないけど、そういう時間をとってると思ってます。
具体的にこういうこと、みたいなのはないんですけど、自分の経験から得たものを人に伝えられるようなことをしたいなって思ってるんですけど、特別何をするかって言われたら、それはまたわからへんなっていう。
石井:自分の経験から得たもので、一番大きなものってどういうものがあるんでしょうか?
美波:何か、そうですね。どこに行ってもやっぱり自分は自分やなっていう。
石井:どういう場所で一番強く感じられました?
美波:私、今までベトナムでインターンシップしたりとかアメリカに留学したりとか。マレーシアで就職したし、ドイツにワーキングホリデー行ったし、結構、自由奔放に生きてたんですけど。
日本がすごい息苦しく感じてしまって、10代の時に。日本の外に居場所を求めるじゃないけど、自分がもっと自分らしく生きられるところないんかなみたいなのを、いろんな国だったり土地で探してるっていうような状態ですけど、気が付けばいつも同じようなことで悩んでる気がして。
どこに行っても自分は自分で同じ人間で、悩むことも同じやし、自分は自分やなっていう感じですね。
また自分、ここでも自分やみたいな。
過去:次第に機内がもうオレンジに染まる瞬間があるんですけど、そういう瞬間に機内で働いてるとやっぱりCAになってよかったなと
石井:美波さんってどんな子供でしたか?
美波:割と天真爛漫だったとは思います。
すごい田舎で育ったんですけど、本当になんか近所の子供たちと一緒に自転車乗って田んぼ駆け巡るみたいな感じで、泥んこなっても気にしない虫気にしないみたいな、そういう子供だったっていうふうに思いますね。
石井:そのまま大きくなられたんですか?
美波:今から思うとそうですね、割と中学高校はすごい人間関係に悩まされてたなあっていう。自分のことがあんまりわかってなかったなっていう感じですね。
自分ってこういう人間なんやって思ったら、「せやんな、じゃあこういう場でも馴染めなくて仕方ないよね」とか、こういう場やったら活躍できるって思えるんですけど。
突然なんか、スッゴイ人気者になりたいと思ったり突然スッゴイ静かになりたいと思ったり突然何もかも嫌みたいなこともあれば、いや全部頑張るみたいな、もうハチャメチャって感じで、そこでも結構自分の居場所みたいなのはどこかなって思ってました。
美波:自分の居場所を求めてた?
美波:自分のことがわからへんのに自分の居場所求めてるからいろんな方向に行くけど、結局何かわからへんから、宙ぶらりんでどこに自分がいるのかみたいな立ち位置を失ってた。
あんまり、友達とかといい関係はそんなには作れてなかったかもしれないですね。
石井:それは高校以降ですか、高校まで?
美波:高校までが結構しんどくて、高校卒業して私専門学校に行ったんですけど、その時点でCAになりたいって気持ちは持ってたんで、専門学校行ってCAになるっていうことだけにフォーカスして、いろんなコマを進めてきた。
石井:じゃあ高校までの生活と高校以降の生活ってのは結構ガラっと変わった?
美波:そうですね、そう思ってます。
石井:高校までで一番印象的だった、自分に影響を与えたようなことって何かありますか?
美波:高校までですか? うーん、だいぶ昔の話なんで(笑)
ちょっと待ってくださいね。全然本当に思い出せないぐらい時間も経ってるし、フタしちゃってるみたいな。
というか、割と高校以降の人生が私は開けたなって思ってるので、高校以降に関してはやっぱすごく話すことがあるんですけど。それまでは、暗い暗いみたいな、どうしたらいいかもわからないっていう感じで、特別何かしてきたわけでもないし。
石井:ちっさいころ天真爛漫だったっておっしゃったと思うんですけど、それが割と暗めの中学高校ぐらいになるのって、そこは何かきっかけがあったんですか?
美波:人間関係を構築するのが苦手っていうところが響いてるのかなあとは思います。
石井:今までの話だとあんまりそんな印象はなくて、どこでも人間関係を築いてきている方なのかなと思ったんですが、それも高校以降に変わったっていうところなんですか?
美波:初めて就いた職業が客室乗務員っていう、コミュニケーション第一みたいな職業だったので、そこで結構他の人と接するみたいなことは機会が増えて。
もちろんそこから学ぶこともあって、攻略まではいかへんけど自分の中でこうしたらいいんじゃないかなっていう方法みたいなのは、ちょっとずつ見つけてたんですけど。やっぱりそれまでは特に。うーん。
石井:コミュニケーションが得意になったというか、コミュニケーションの苦手意識がなくなったから、それ以降の人生がさっきおっしゃったように開けたっていうような印象なんですかね?
美波:というよりかは、むしろ何かもう、人間関係はどうでもいいやって思ってからの方が早かったですね。
割と投げやりかなって思うんですけど、CAっていう職業って、会社にもよると思うんですけど、毎回毎回働く上司も違えば、チームメイトも違うし、パイロットも違うしお客さんも違うしなんで、本当に1回一緒にフライトしたとしても、次一緒にフライトすることはないかもしれへんし、すごいたくさんの数の客室乗務員を抱えてた航空会社だったので、ほとんどが一期一会で働くっていう感じで。人間関係をそもそも構築する必要はあまりなかった。
とりあえずこの1本のフライトを乗り越えたらっていう感じで、また仲良くなった同僚がいれば、次フライトで会ったら仲良しってできるし。合わなかったとしても、この1本のフライトが終わったら、今もう会わないかもしれないし、
石井:仲良くなれる方と合わないなと思われる方って、どう違うんですかね?
美波:何か特別にこういう性質を持った人とだけ仲良くなれるみたいなのはなくって。
航空会社で働いてると、いろんな国のCAたちと一緒に働くことになるんですけど、なんかいろんな国の人たちと仲良くなったし、かといって日本人と一緒にフライトしても、その人と合うかって言われたら、そういうこともなかったっていう場合もあるし。
特別、性質とか国籍でこの人とは仲良くなれるみたいな判断基準はなくて。
石井:CAさんやってらした期間って、ご自身にとってどんな時間でしたか。
美波:ほんまに何か夢の中に生きてるって感じでしたよ。
CAになろうと思ったきっかけを聞いてくださったときにも話したんですけど、17歳のときに初めて海外に、オーストラリアに行くっていうのを実現したんですけど。
スッゴイなんかめっちゃ綺麗な朝焼けが窓の外から見えて、次第に機内がもうオレンジに染まる瞬間があるんですけど、そういう瞬間に機内で働いてるとやっぱりCAになってよかったなと思うし、これこれこれ、この感じっていう気になれますね。
石井:CAさんを辞められた後、日本に帰ってこられたんですよね。最初に帰ってこられたときは、何かお仕事などされてたんですか?
美波:そのときは、精神状態があまり良くなかったし、コロナがもしすぐに終わるようだったらもしかしたらマレーシアにCAとして戻れるんじゃないかなみたいな期待もあったしで、なんかもうあっぷあっぷして、何もしてないっていう時期。
それで、日本に帰ってきて日本で過ごしてる間に解雇ということになって、もう本当に終わりなんやっていうふうに思ってからは、やっぱり仕事を探さないと駄目じゃないですか。
石井:日本にいる間に解雇になったんですね?
美波:そうなんですそうなんです。突然言われたっていう感覚ですけど、気持ちの整理もつかへんけど、もう日本で仕事を探さなきゃならないっていう感じだったので。
他の何か仕事できないかなみたいな感じなんですけどすぐにやりたいことって見つからないじゃないですか。
しかも、気持ち的にもまだCAとして、もしかしたら戻れるんじゃないかみたいなのあったし、本当にもうなんか、どうしたらいいのかわからないっていう感じで、とりあえずもうえいやって、ホテルに応募しました。
石井:ドイツに行かれる前も、ホテルで働いてたんですね?
美波:今のホテルとは違うんですけど、ホテルは2社経験してますね。
石井:そこからドイツに行こうって思われたのは、どうしてなんですか?
美波:本当に何か、どうしても息苦しくってやっぱり。日本のせいじゃないんですけれども、全然自分も悪いですけど、もう1回また海外で頑張ったら違う世界見えるんじゃないかなっていうのもあったし、何回も言ってるように、日本であまりしっくりこないなって思ってたから、またしっくりくる居場所はないかなあって。探したかったんですよね。
石井:しっくりこないのって、どういう場面でなんでしょうか?
美波:なんかそういうふうに聞かれると、なんか何がしっくりこおへんか、何が嫌なんかとか、わからへんのですけど。
もうちょっと何か、気軽にリラックスしてて自分らしく。
石井:逆に、日本以外の場所だと、息苦しさがなかったり、リラックスする感覚があるんですかね。例えばマレーシアだったり、ドイツだとあるっていう感じなんですかね?
美波:もうスッゴイありました。誰も私のこと見てへんし、気にしてへんし。
単純に見た目の話なら、私がどんなメイクしてようがどんな職業だろうな何人だろうか、別に周りの人に気にしいひんし、私がマレーシアに日本人やからって言って、すごいスペシャルなのかって言われたら、ただの1外国人であって全然スペシャルじゃないし、割と誰にも気にされへんっていうのが一番心地よかった。日本でも別に誰も私のこと気にしてへんと思うんですけど、海外では割と自由奔放に。
石井:日本人ってすごくスペシャルだよって言われたがりだなと思うんですけど、そうじゃないんですね。
美波:私も承認欲求からのスペシャルになりたいみたいなのはすごくあったんですよ。
CAの時はCAっていうレッテルを貼られてるから、それだけでスペシャルって思うんですけど。でもやっぱり私は私やから。CAとかそういう肩書きとかってどうでもいいってふっと思った瞬間があって、それまでは結構理想のCA像とかあったんですけど、それにがんじがらめになってた。でもある日「もうええやん」みたいな(笑)スペシャルじゃなくていいし、完璧じゃなくても仕方ないし。って思い始めてからは結構、ましになりました。
石井:日本でのしっくりきてない感覚とか息苦しさみたいなのは、まだ変わってないですか?
美波:特に私は新卒でマレーシアの外資系の航空会社に入ってるの私の中で働くスタンダードがむしろそれになってしまってるから、CAやめてから時間はもちろん経ってるんですけど、未だに日本でいところで働くっていうのはすごい厳しくて。
って言ってるにも関わらず、今働いてるホテルは結構割と硬めっていうか、そういうところを選んでしまっていて、やっぱり外国人として働く気軽さっていうのは、新卒で味わってるので。
未来:好きなこと集めていって、それがやがてお金になればいいなっていう感覚で
石井:これからは、さっきおっしゃってたみたいにフリーランスというか、どこかに勤めるのではない形でお仕事されるといういうことなんですかね?
美波:フリーランスって言っちゃったんですけど、割と好きなこと集めていって、それがやがてお金になればいいなっていう感覚であって、でも一つの企業で週5とか6とか、働いてもう8時間ぐらいそのオフィスの中で働くみたいな感じのことは、これからはしないだろうなっていうふうには考えてます。
石井:その好きなことっていうのは?
美波:やっぱり英語がすごい好きで、好きイコール得意かって言われたらそうじゃなくて、ただ好きなんですよね。
そういう英語とかをもっと使える仕事とかあればそういうのしたいなあと思うし、なんか、割と海外でいろんな経験してきたかなって思ってるから、だから海外行く人だったり、ちょっと私みたいに日本ちょっと合わないなみたいな悩んでる人のために何かできることないかなっていうふうなことはずっと考えてるんですけど。
何か一つの方法に何かこだわる必要は逆にないのかなと思います。サポートだったり、伝えるだったり、表現するっていうことにあたっては書いたり話したりいろんなことができるなっていうふうに考えてます。
石井:お住まいは、これからも日本っていうことなんですかね?
美波:あんまり遠い将来を考えてなくって。今まで結構、もう本当遠い未来ばっかりなんか想像してきたんですけど。コロナがあって、どれだけ遠い将来見てたとしても、コロナみたいな、自分の力でどうするようなことも出来へんようなことが起こってしまったら、結局、諦めたりとか違う方向に行かなきゃならないなっていうことを学んだので、割と遠い未来とかっていうよりかは今を見る努力はしてるんですけどでも、やっぱり未来とか将来不安やし。
石井:5年後とかだとどうですか?何されてると思いますか?
美波:5年後かー。難しいですね。海外にいるかもしれへんって日本にこのままいるかもしれない、どんな職業に就いてるとか、どんなことをしてるのかっていうのは、5年後はわからないです。
石井:これからの人生で、これだけはやりたい! っていうようなことはありますか?
美波:そうですね。なんなんだろう。何がしたいんだろう。
パートナーと仲良く過ごしてたらいいんじゃないですかね。
若い頃はやっぱりもうずっと刺激欲しくて、職業柄もあったかもやし留学とかもインターンとかも海外でやったんですけど、刺激刺激、もっと刺激ちょうだいみたいな、もっと成長したいみたいなんが良かったんですけど。
もうちょっと何か、ゆるーく。もちろん平坦だったらやっぱり飽きちゃうというか、面白くないなと思うからある程度の影響を受けつつ、でも若いころみたいに毎日が刺激だらけっていうよりかは、生活したいなと。
石井:それは、地に足つけようっていう?
美波:そうですね、繋がりますね。CAとかホテルで働いてると、本当に生活リズムもバラバラやしって思ったり、私生活でもぶっちゃけ自分が何かをどこの国にいるか朦朧としてるみたいな時もあったりして、それはそれですごい楽しいんですけど、今のライフステージではそうじゃないのかなあ。
石井:もしコロナがなくてCAを辞めていなかったとしたら、今どんな生活をされていたかと思いますか?
美波:それも難しい質問だなって思ってしまうんですけど、CAとして飛んでる、フライトずっとしてるときっていうのは本当に時さっきも言った刺激を求めてる時期やったし、ほんまに21歳とか22,3歳なので、何もかも楽しいみたいな。
そのときの自分に戻って今の質問に答えるとしたら、多分まだCAはしてるなって思うんですけど。今の私がその質問に答えるとしたら、もしかしたら、CAの仕事はしてないんじゃないかなと思います。今の私がもしマレーシアにいるとしたら、CAの仕事はしてない。でもマレーシアにはいると思います。
石井:それは、刺激をどれぐらい求めるかっていうところなんですかね?
美波:そうですね。マレーシアっていう国と水が合ったなって思ってて。
さっきも言ったように、ほんまにいろんな人おるし、マレーシアって多民族国家なんですけど、どの民族であれどの国籍であれ何語で喋ったような何でもOKみたいな。そのゆるさもやし、なんか突然英語とか日本語とか、なんか韓国語とか混ぜ混ぜで喋っても誰も違和感を持たへんし、どんな英語のアクセントで喋ったとしても通じりゃOKなんです。
石井:今、楽しみなことってありますか?
美波:今は、ホテルの仕事してるって言ったんですけど、退職予定でして。
やっぱり自分のやりたいと思うようなことをできたらいいなって思うから、そのことに関してもワクワクしてるし、今は一応彼氏もいるんですけど、パートナーとゆるく過ごせたら。
石井:パートナーさんどんな方なんですか?
美波:マレーシア人の彼氏なんですけど、何かめっちゃアホな事もするし、めっちゃ真面目なこともするし、たまにめっちゃマレーシア人やし、たまにめっちゃ日本人やしみたいな。
私よりも結構真面目やから、たまにマレーシアということ忘れちゃう(笑)
石井:日本で出会ったんでしょうか?
美波:そうですね。こっちで出会いました。
石井:最後に、言い残したことがあればお伺いしています。
美波:こういう人もいる、いるよ、っていうことを。
石井:こういう人ってちなみに、言い換えるとどんな人ですか?
美波:なんか、つぎはぎみたいな人生送ってる人。
石井:つぎはぎじゃない人生っていうのは、一貫性のある人生ですか?
美波:そうですね。私は、もういいかな、満足したと思ったらもうあっさりと次に行っちゃう人間なんですけど。だからこそいろんな土地に行ってここかなあ、ここなら大丈夫かなっていうふうにチャレンジしてきたと思うんですけど。
今ホテルで働いていて、日系の高めのホテルなんですけど、やっぱり4年制大学卒業して、きっちり新卒からずっと働いてて真面目で、上司との関係も続いてる同僚とか見ると、やっぱすごいなんか、素晴らしいなって思いますね。
石井:羨ましいですか?
美波:そう聞かれると、羨ましがっているわけではないけど、明らかに、私にはないものをみんな持ってるから、私には足りないことだなって思う。
あとがき
とってもきらきらしたインタビューだったと思います。
まだ見たことがない機内からの朝焼けを思い浮かべて心が躍ったし、スペシャルじゃないことが心地いいんだという言葉には、自分を貫いてきたからこそ強さを感じて、それもやっぱりきらきらしていました。
綺麗な景色を見に行くことも、外国で異文化交流をすることも、もちろんすごく素敵で特別なことだけど、その中にある素朴で、自分だからこそ感動できる何かを、大切にできる人でいたいです。
いつか日を超えて飛行機に乗ることがあったら、絶対に絶対に、朝焼けの時間に起こしてもらおうと思います。
インタビュー担当:石井
編集協力:komina
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