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【無名人インタビュー】マネできない個性を持つ個人事業コンサルタント 宇宙 イタズラ アフロ

今回ご参加いただいたのはきられもこさんです!
Profile

▷イントロ

中野美紀子さんオンラインサロンメンバーからの大量インタビュー応募事変というのがありまして、中野さんインタビューこちら、めっちゃ中野さんが無名人インタビューを評価してくださり、そのメンバーであるサロンの方たちにたくさん応募していただくという、うれしい悲鳴イベントが起きました。そうですねあれは2020年8月の終わりころ。
ということで、その一連の出来事のインタビュー2号(中野さんを1号としてカウントする)きらさん回です。
きらさんはエステサロンを14年経営されて、その後コンサル業をされている方です。
イタズラについての新しい発見を得られるインタビューとなりました!
では、きらさん回はじまり~。


1、宇宙コンサル、アフロ、エネルギー循環、ゴチコン

qbc:どういうインタビューにしましょうか?

きら:これって決めちゃうと、わりと普段から自分で投稿したりクライアントさんに話している内容と同じになって、つまらないかなと思ってまして。
今日この場で自然と生まれるものがあったら嬉しいので、あえてノープランで行こうと思っているんですけれど。

qbc:オッケーです。そうですね、ではまず、今は何をされている方なんですかね?

きら:メインは『宇宙コンサル』という名前で、マンツーマンで半年とか1年間サポートする内容です。多いのは、個人ビジネスで自分の好きなことで生計を立てたい!という方。またはビジネスは関係なく、自分らしく生きていきたいという方。そういう方で、希望される人がいらっしゃれば、長期でサポートさせていただく、というのをメインでやってます。

最近もう1つやっているのが、『遊び心で人生を生きる』というテーマで、オンラインサロンを始めました。
今その2つです。あ、あとは遊びの活動なんですけど、アフロ活動をしていて。

qbc:あ、よかった。アフロの話が入ってないなぁって思って。
アフロは遊びの範疇なんですね。

きら:はい。遊び心の象徴のような感じで、目に見えて分かりやすいものとしてアフロを使ってるんですけど。
それで旅をしたり路上でいろんな活動をしたりで、その資金を集めるためにクラウドファンディングをやっていて。

qbc:アフロで?

きら:そうですね。「旅アフロ」といって、アフロで旅をする資金を応援してもらうって名目なんですけど。クラファンのリターンで、その人のために作る『世界でたったひとつの〜お洒落アフロ』というのを制作していて。

qbc:なるほどなるほど。

きら:その人が使いたい目的を聞いたり、特になければイメージや閃きだったり、普段されてる活動に合わせる感じで。あれこれ飾りつけて、それをリターンでお返しします。
ただ最近は、旅の支援というより、みんな『お洒落アフロ』が欲しいから、それを買うために注文してくださる感じになっていて。オーストラリア、インドネシア、イギリスなど、世界にも飛び立っているんです。

お洒落アフロの詳細はこちら!

qbc:そうですね。えーっと、どうしたらいいのかという感じなんですけれども。笑。
最初の部分でいうと、「宇宙」がついていますが、主に個人事業主さんのスタートアップ支援ですね?

きら:はい。それもまだ、働くことを再開して1年半ぐらいですけど。その前は、「お金のために一切働かずに生きていけるのか?」みたいな実験を数年間していたので。

qbc:え!? えっと、どういう実験になるんですか?

きら:なんだろう・・・ いわゆる「雇われる」とか「自分で個人事業する」とか、そういう形で直接お金を生み出す活動を一切せずに、エネルギーの循環だけで、巡り巡って生きていけるのだろうか? っていう。

qbc:食べ物をもらうとかってことですか?

きら:う~ん、最初は実験として失業保険だけを持って、大阪に出てきたんですよ。で、理論上はエネルギーをちゃんと循環させたら、ギリギリだとしても生かされるはずだ、というのがあったので。
とりあえず、それをどうしてもやってみたかったんです。やってみて、もしお金が尽きてどうにもならなくなったら実家に帰ろうと思って。

qbc:その時の住む家は?

きら:失業保険を使うつもりだったんですが、一人で暮らすには、やっぱり家賃が高いなぁと困っていたんですね。それでその頃に知り合った女性と、一緒に住むことにしました。その人もちょうど引越しをしないといけない時期だったので、急に意気投合して。お互いをあまり知らなかったんですけど。

qbc:えぇ、ええ。


きら:私、ゴチコンをやってるんですけど。ちょうど今日その方とで。

qbc:え? ゴチコン?

きら:ゴチコンって「ご馳走コンサル」の省略で、直感で降りてきた造語です。私がご馳走してもらって、なおかつコンサル料もいただく体験コンサルティングのことで。
とにかく私は、スイーツを食べるとテンションが上がって、ご機嫌になるので。まずは私をご機嫌にしてもらって、そこから相談に入るという。それでちょうど、その一緒に住んでた方が数年ぶりに、今日会いに来てくださって。

qbc:なるほど、え、どんなことをコンサルティングでお話される感じなんですか。

きら:人によって様々なんですけど、わりと久しぶりに会う人やお友達も多いので。最初は懐かしい話とか近況を聞いたりしながら、これからこういうことをやっていきたいなら、どんなアイデアがあるか? っていうようなことを質問してもらう場合と。

でも今期のゴチコンは、1年3ケ月ぶりだったんですけど、半分ぐらいの人が「単純に会いたい」とか「ただお喋りしたい」「ご馳走してあげたいから」みたいな動機で申し込んでくださっていて。あまり明確に、ビジネスの相談がない人も多かったかなぁ。

qbc:あぁなるほど。すごいな。ちょっと、いやなんか事前に聞いていた通りだなって。どうしたらいいんだろうって。

※きらさんは中野美紀子さんのオンラインサロンのメンバーで、サロン内で「無名人インタビュー」の告知を行っていただき、そこからのご紹介です!

中野さんアカウント!

中野さんのオンラインサロンのご紹介はこちらをどうぞ!

2、宇宙コンサルの一番楽しいポイント

qbc:今のお仕事の中で、これが一番やってて楽しいんだよね!というポイントはなんですか?

きら:まず『宇宙コンサル』は、ゴチコンから継続の希望をいただいた人だけにチャンスがあって。基本は「個人のビジネスを軌道に乗せる」というのが動機の大半だったんですけど。やっていく中で、だんだん「ビジネスのことは、もう結構です」と言われるように…。
 
だから後は、ただ遊んでくれたらイイよ!という感じで。一緒に商店街をアフロかぶって歩いたり、ショッピング同行してみたり、なんか公園で一緒に歌を歌ったり。旦那さんの誕生日のために、美味しいケーキ屋さんを案内して欲しい!となっていって。だんだん、そういう方が増えていったんですよね。
半分ぐらいは真面目にビジネスを伝える人もいたんですけど、半分ぐらいがそんな感じで。もうビジネスから離れて、ただ遊ぶ会みたいになっていって。

qbc:はい。

きら:でも結果として、一生懸命ビジネスを伝えた人より、ただ一緒に遊んでた人の方が運気が上がったりとか。なにか知らないけど、必要な時にお金が入ってきたり予約が入ったりとか。で、なんとなくうまくいく。すごく儲かってはいないけど、うまく回ってるみたいになってゆく人が多い。それがすごい不思議だなと思って。

qbc:確かに不思議ですね。

きら:遊びをクリエイトする「あそくり」オンラインサロンのほうは。ちょうどコロナをきっかけに、みんな時間を持て余してるかな~っていうので立ち上げたんですけど。6月に『いたずら闇鍋』という企画をやったんですね。

qbc:え?闇鍋?オンラインサロンで?

きら:『おもしろくて簡単な企画があるんだけど、やりたい人いませんか?』と呼びかけたら、28人が「やりたいです」って、手を挙げてくださって。
私がくじ引きで指定した人に対して、2週間の間にイタズラかドッキリか嫌がらせを仕掛ける。しかも相手にできるだけバレないように、という内容で。オリエンテ-ションをやったら、何人かの人は「ちょっと難しそう」って言って辞められたり、暴露大会当日まで何もできずに終わった方も、何人かいらっしゃったんですけど。

qbc:ですよね!ついていけない人がいて安心しました。

きら:でも最終的に22名の方が参加して、みんなすごい悩んだり困ったり迷いながらも、一生懸命やってくださって。それで最後に暴露大会をやったら、めちゃくちゃそれが面白くって。

qbc:面白そう! 全部オンラインだったんですよね?

きら:そうですね。オンラインサロンを立ち上げたばかりなので、私は全員と知り合いなんですけど、皆さん同士は知らない人が大半でした。よく知らない人をいきなり驚かさなければいけないことになって、その人の投稿をストーカーのように追ったりとか。
基本はオンラインだったんですが、みんな一生懸命になって、共通の知り合いを通じて密かに住所調べ合ったり、物を送ったりとかも。

qbc:すごいですね。

きら:かなり面白かったのは、コーンフレークを送りつけた人がいたんですけど、そのコーンフレークを開ける時に、「注意!」という貼り紙が貼ってあって。

きら:で、怖くて1人で開けれないから、「この暴露大会で今から開けます」って人とか。
なにかが飛び出てきたら怖いし! という感じで、でも開けてみたら、ただコーンフレークが粉々に潰してあったという。その仕掛け人の方が、必死になってコンフレークを潰しているところを想像したら、そういうキャラに見えない人なんで、余計に微笑ましくて可笑しくて。

qbc:それは、公開してコンテンツになっているんですか?

きら:闇鍋の募集はサロン内だけです。メンバー内で楽しみました。
あと良かったのは、美大出身なのだけど、みんなが上手すぎて自分は無理だ・・・となってしまって、今は絵に携わってない方がいたんですね。その人にイタズラを仕掛けた方は、高級和紙のハガキを100枚いきなり送りつけて。これを暴露大会の前日までに100枚描いて、送り返してくださいって。残り3日しかなかったんですけど。

qbc:圧すごいですね。

きら:でも本当に100枚ぜんぶ、3日以内に描きあげて返送されて。そういうドラマがたくさん生まれて、すっごいおもしろかったです。
私もイタズラには参加していて。私が仕掛ける相手は、たまたま地元の昔からの古いお友達だったので、家も知ってたんですよね。

qbc:はい。

きら:ちょうどイタズラの期間に帰省する日が入っていたので、その人の家の玄関にあった植木鉢に、ゴキブリのチョロQを隠してきました。

qbc:すばらしいなぁ。

きら:私のイタズラって、ガキっぽくて低次元じゃないですか?
あと、地元で大きなお祭りが毎年あるんですけど。今年はコロナで中止になっていたんですが、その人は毎年お祭りの実行委員をやっていたんですね。
で、その人の家に『今年のお祭りは中止になりましたが、「地域貢献として小さな形で何かやりたい」という意見が出ていますので、その相談の集いがいついつにあるので来てください』という書類をつくって、郵便ポストに投函したりとか。仲間うちに、去年の書面を持っている人がいたので、それをマネて、それっぽく書きました。

笑。

遊びを軸に人生を創る!あそくりオンラインサロン

きら:もともと私は、イタズラやドッキリを仕掛けるのが大好きなので。だから中野美紀子さんに対しても、『美紀子レンタル』という、美紀子さんを無料で招致できる企画の時に、彼女にドッキリを仕掛けよう!っていうのをやって、遊んだんですね。

qbc:何をやったんですか?

きら:美紀子さんとは全く面識がなかったんですが、いきなり手を上げて「美紀子レンタルで、うちに来てください」と立候補して。
私もアフロ活動していたし、美紀子さんもその当時、大阪のおばちゃんスタイルを正装にしていて、黒いパンチパーマのアフロにヒョウ柄衣装を着てセミナーに登壇されていたんですね。

qbc:そんな時代があったんですね。

きら:そうなんです。なんかキラキラ起業女子ブームに対抗して、大阪のおばちゃんスタイルをされていました。たまたまその写真を友達の友達づてに見て、「あぁ仲間だ!」と。この人に会ってみたくて、美紀子レンタルを使って我が家で座談会をしてもらう、という形で呼んだんですけど。

qbc:はい。

きら:美紀子さんは、いつもはセミナー会場に着いてから、カツラをかぶったり着替えたりしてたんですね。その日は家からその格好をして、電車にも乗って、その様子を中継しながら自分のオンラインサロンで配信してくる、というのを自分の事前課題にされて。

しかも、すごい方向音痴だと仰っていて。だから今までの美紀子レンタルは、みんな美紀子さんを空港だったり、駅までお迎えに行ってるんです。それをあえて理由をつけて迎えに行かず、すごく詳しい道案内をブログ上にUPして。
「写真もたくさん入れたので、これを見ながら来てくださいね」ってことにしたんです。でもその記事は、実はニセモノなんですよ。

qbc:ひどい。

きら:それで、その通りに行くと・・・ 関テレ、関西テレビ局の中に入っちゃうんです。

qbc:笑。はいはい。

きら:『涼しいし、ショートカットのルートです』みたいに書いておいて。
美紀子さんはずっと中継しながら、素直にその道を歩いてくるんです。その姿を後ろから隠し撮りしてるメンバーもいて、関テレに入ったところからイタズラがスタートするって流れで。

qbc:はい。

きら:美紀子さんの旦那さんが、インドネシアの方なので。最初に美紀子さんにぶつかって手紙を落とす役の人がいて。その封筒は、イスラムの文字が書いてあるんですよ。
で、「お手紙を落としましたよ」と美紀子さんに渡すんですけど。封筒の中には次の指示が入っているのに、美紀子さんは断固拒否して「私のじゃありません!」と受け取ってくれなかったんです。
で、その子は「失敗しました~」とショック受けて帰ってきたんですけど。

qbc:はいはい。

きら:で、次の人が美紀子さんに「写真を撮ってもらえませんか」と声をかけて。引き受けると、なぜか猫のクッションを預かって欲しいと渡されたり。そういう感じで、どんどんイタズラを仕掛けていって。

qbc:はい。

きら:で、最後の課題が、ガチャガチャがいっぱい並んでいる中に、ひとつだけ「大阪名物シリーズ」というので、通天閣とか、アフロ姿の大阪のおばちゃんフィギュアとかが入ってるのがあるんですよ。
で、その中の「おばちゃんアフロの写真を撮る」って課題があって。それを撮ってもらうのが、一応最終課題だったんですけど。そのガチャガチャのマシーンに、美紀子さんの旦那さんの後ろ姿の写真をドーンと貼っておいたんですよ。

qbc:はいはい。

きら:「なにこれ~!」って感じで驚いてもらって、慌てて剥がすと、裏にまた何か書いてある、みたいに仕掛けておいたんですよ。でも、その写真に気付いてくれなくって。

きら:美紀子さんは「アフロおばちゃんの写真は撮ったけど、ここからどうしたらいいの~?」って、ぶつぶつ言いながらライブ配信されていて。だから全部、ライブ動画が残ってます。で、最後は種明かしで、全員でバッと登場して美紀子さんを驚かせました。

qbc:すごいですね。

きら:そのラストは、美紀子さん、すんごいイイ感じのリアクションをしてくださったので、めちゃくちゃ面白かったです。

きら:で、私のウチに到着したら、美紀子さんの旦那さんの大きなポスターがバーンと貼ってあって。旦那さんは筋トレされていて、素晴らしい肉体美の持ち主なんです。上半身裸で、さらにアフロも被って自撮りしてもらった画像で作りました。

qbc:じゃ旦那さんとも、ちゃんとお話したんですね。

きら:そうですね。こっそり繋がって。

qbc:素晴らしい。いいお仕事ですね。

3、アフロの一番楽しいポイント

きら:アフロで思い出深いのは、クラファンのリターンで『お洒落アフロを贈る』っていうのをやりだしたんですけど。一番最初は3,800円でやっていたんですね。でもそれって、アフロ本体も1,000円以上するし、そうすると飾りをいくつかつけて数時間かけて縫いつけると、ほぼ材料費と内職代で終わってしまって。全然クラファンにならない感じだったんです。でも一般の人にとっては、アフロに3,800円も払うのって、めっちゃ高いって思いますよね。

それで、はじめたときは全然予約が入らなくて。半年ぐらい経って1人だけ、「アフロをかぶって劇に出る役をもらったから、その時のために作ってください」って言ってくださって。そこからまた半年ぐらい、注文がなかったんですね。でも途中で5,000円に上げて、もう少し飾りの数も増やして。クラファンとして多少は旅に回せる感じになったら、そうしたら予約が入り出して。

qbc:はいはい。

きら:最終的には、やっぱり飾りの数を制限するのが嫌になってきて。もう無制限で、つけたいだけつけまくってみよう!みたいになってきて。結局、今は8,800円でやってるんですね。

qbc:面白いですね、ほんと。価格上げたほうが売れる。


きら:本気のアフロは、アフロ会長っていう仲間がいるんですけど。アフロ会長とアフロCEOの私が一緒に旅をした時に、旅先のエネルギーでワクワクして作ることになっているので。旅に行った機会にしか作れないんで、すごい待ってもらってるんです。
お急ぎの場合は私1人で、3ヶ月くらい待っていただいて。気分がのった時に、徹夜で作ってます。

qbc:ほんとすごいなあ。

きら:飾り付けたアフロに8,800円の価値があると思って、頼んでくださる方が沢山いらっしゃる。なによりその世界が素敵だな~と思って。安かった時よりも、値段が上がってからのほうが注文してくださるのも、かなり嬉しいなって。

qbc:見た目も実際、やっぱり変わってくるんですよね。

きら:もちろんです!前より明らかに飾りの数も増えているし、好きなだけ無制限に作れるから、私たちの満足度もエネルギーも、まったく違うし。

4、イタズラ心

qbc:ところで、ちょいちょい出てくるエネルギーとは何ですか? どういうことを指してる?

きら:意識=エネルギーだと思ってるんですけど、意識っていろいろ・・・ ネガティブなものからポジティブなものまで、幅広くあると考えています。それによって固有の振動数というか周波数があって。それが高いか低いかによって、それに対応した現実が現れてくる。良い悪いではないけれど、自分が発したものが反映して現実に戻ってくるという。

qbc:なるほど。なんとなく分かりました。いつ頃からこういう面白い活動に興味を持ったのでしょうかね?子供の頃からイタズラというか、どういう経緯をたどって今の現状にあるんでしょうか?

きら:たぶん父親がイタズラというか、人を驚かせたりが大好きで、よくやってました。お菓子を持っていても、サッと袖の中に隠して、両手開いたら何もなかったみたいな。そこからイタズラ心が芽生えたような気はするんですけど。
だからもう、中学生の頃には、毎回友達の筆箱の中身を空っぽにしておいたりとか、次の授業の教科書だけ抜き取って隠したりとか。そういうのを頻繁にやっていたんですよね。

qbc:大人になってからは、どうですか?

きら:恋人と付き合いだしたりすると、お互い誕生日なんかは、いかにサプライズを仕掛けるか?みたいな感じでした。
例えば、仕掛けてもらったほうで言うと。何気なく半年くらい前に「神社に行ったから」ってお土産でお守りをもらって。そのお守りを半年間つけていたら、半年後の誕生日に「中身開けてみて」と言われて。開けてみると、婚姻届に彼の名前を書いたものが入っていた!とか。

qbc:素敵なお話ですね。

きら:駅前のビルの電光掲示板で、企業のCMの合間に15分に1回、個人的なメッセージを流してくれる有料のサービスがあったんです。向かいのビルの高層階のレストランで、窓際の席でディナーを食べて。それで「誕生日おめでとう!」って言われた瞬間に、電光掲示板にメッセージが出てくるのも、やってもらったことがあります。
でも私から恋人へは、なんかあんまり素敵なものは、仕掛けたことがないんですけど。

qbc:じゃあ、どういうの仕掛けたんですか?

きら:私がやったのは、本人のイイ感じに撮れたプロマイドふうの写真を、名前入りで等身大以上に拡大して額に入れて、それを本人にプレゼントするとか。自分が等身大よりも拡大されて、しかも額に入れて渡されても、普通いらないじゃないですか。

qbc:いらないじゃないですかって、いらないと思えるくらいのサイズに大きくしたんでしょ?

きら:そう。

きら:彼は家族と同居していたから、それを渡されて自分の部屋に飾っとくのって、めちゃくちゃ恥ずかしいと思うんですよ。兄弟もいるし。はじめのうち、遊びに行くたびに額が裏返しになっていて。そのたびに表にして帰ってくるんですけど。そうこうしているうちに、従妹や兄弟にみつかって、もう開き直ったみたいです。

qbc:恥ずかしいのを超えてると思いますね。

きら:他にも、手編みのセーターを編んだら、わざとすっごく大きな缶に入れて、駅のコインロッカーに預けておいて。で、鍵だけ渡すんです。別れた後1人で取りにいってもらうと、いかにも恋人からのプレゼントって感じの、大きな缶に真っ赤なリボンがかけられたものが出てきて。いつの時代の少女漫画? と思うような恥ずかしい思いをしながら、抱きかかえて歩いて帰ってもらうとか。

qbc:それは素敵じゃないですか。でも、昔からイタズラ心はあったってことですね。

きら:そう。基本はちょっと嫌がらせ的な。

qbc:お父さんも、そんなレベルでやってたんですか?

きら:いや、父は単純に驚かせたり、子供がトイレに行ってる間にカーテンに隠れて、ワッと驚かせるとか、そういうレベルです。

qbc:じゃあお父様をもう追い抜いてるっていうことですよね? 今、お父さんが原因なのかな?みたいに思ったんですが、それも違うのかなって。あくまできっかけぐらいのレベルなんじゃないですかね。
そうしたら、なぜイタズラするのか聞きたいですね。

きら:なぜだろう。思いついた瞬間から、にやけが止まんないくらい、ワクワクしちゃうんですよ。

qbc:なるほど。好きなんですね、何を想像してニヤニヤしちゃうんですか?

きら:何を想像してるんだろう? 相手がそれをされて、なんか慌てたりビックリしたり、なんらかの反応をするじゃないですか。それで、どんな反応するんだろう? って想像して・・・ですかね。

qbc:なるほど。

きら:それから、イタズラの醍醐味って、失敗するリスクが半分以上あることなんですよ。

qbc:あっ、そうか。失敗することのほうが多いと。

きら:そう。こうなったら、このタイミングでこれが起きるように、とか色々仕掛けてあっても。それが噛み合わなかったり、相手が想定外の行動をする時もあるし。それに、計画がうまく行ったとしても、相手が喜んだり面白がってくれない場合もあるし。逆に、怒られることもあるかもしれない。
もう、ぎりぎりのリスクの上で成り立っていて。だから、それが成功して、すごく良いリアクションもらえた時って、めちゃくちゃ嬉しいです。

qbc:そうかぁ、なるほど。きらさんのいたずらって、イタズラっていうレベルを超えていますよね。イタズラって言いにくい。
相手を虚構の中に放り込んでる感じがします。架空の空間に、きらさんが作りあげた台本の世界に放り込んじゃってる。人がぶつかってきて手紙を渡してとか、旦那のポスターが貼ってあるとか。非現実になってる訳じゃないですか。

きら:そうですね。美紀子さんのドッキリをやった時も、参加者が20数名いたんですけど。当日直前『私のイタズラに、ちょっと付き合ってくれる人いませんか?』って声をかけて、5人か6人ぐらい早めに来てくださったんですね。
そのメンバーにお願いして、「このタイミングで、これをやってください」みたいに頼んで。それに関わってくれたメンバーはみんな、後から写真見ると、すっごくイイ笑顔で。いい笑顔というか、なんか・・・悪い顔をしてるんですよ。

qbc:笑

きら:悪ガキみたいな、すごくイイ顔。笑
イタズラをしてる最中に、写真や動画を撮ってもらう担当もいたので、けっこう写真は残っているんです。で、その「いたずらに参加したメンバー」と、その後の「セミナーだけ参加したメンバー」では、その日の感想も全然違ったし、仲良くなり具合も全く違いました。

qbc:あーおもしろい! なるほど。凄いかもしれない。
イタズラの本質を突いていますね、それね。イタズラとは何なのかみたいな。
イタズラする側、イタズラされる側、両者の仲が縮まる感じ。確かに。なんなんだろう。

きら:なんだろう。イタズラに参加した人っていうのは、考えた人も仕掛ける側もみんな大人なんですけど。一瞬童心に帰って、「子供の頃から繋がっていた遊び仲間」みたいな感覚が生まれるんですよね。笑ってる顔が、大人の笑顔じゃなくて、本当に悪ガキ。

qbc:おおお。

きら:今思い出したんですが、丸2年くらい前に、大きなドッキリを仕掛けたんです。
近所のレンタルサロンを運営されていた女性に仕掛けたんですが。私もそのサロンを何度も利用していて、お世話になったし、人間的にも好きな方でした。

qbc:はい。

きら:それで、その方が紆余曲折あってレンタルサロンを手放すことになり、クローズしますって時に、最後にサプライズをしたいな、と思ったんですね。
それで、そのサロンを借りて上映会をやりますと。これまで何度か、そこのサロンでプロジェクターを借りて上映会をしていたので、「いつもの感じで開催します」って借りて。で、本人には内緒で、そのサロンを愛用してきた人たち60名くらいに声をかけたんです。それで、当日来れる人が30人ぐらいだったかな。来られない人にはビデオレターを送ってもらって、DVDにまとめて。もともとカモフラージュでやることにしていた上映会の冒頭っぽい映像から始まり、ビデオレターに切り替わるように編集したんです。がんばりました。

qbc:はいはいはい。

きら:それでビデオレターが始まって、サロンの運営の女性が「え~~なに!?」となったタイミングで、隠れていたメンバーが一気に乱入して、花束とケーキ贈呈みたいな。サロンに入りきれずに、ぎゅうぎゅうになるくらいの人数が集まりました。そこから立食パーティーという流れで。

qbc:すごい!!笑

きら:出し物もいくつも企画していて、生演奏で歌を歌ってくれたりとか。私たちも、全身黒ずくめの衣装を着て、宇宙人のマスクで変なダンスを踊りました。

qbc:変な踊り?

きら:なんだったかな?有名な昔の歌謡曲をいくつかくっつけて、それに自分たちで振り付けて踊ったんですが。

qbc:なるほど。

きら:そういうくだらない遊びをするために、カラオケボックスに集まって真面目に練習したり。当日もちょっと早めに喫茶店で集まって、喫茶店でみんなに見られている中、必死で踊りの復習をしたりとか。

qbc:喫茶店の人、怒りませんでした?

きら:怒られないけど、すごい見られてました。

qbc:許容範囲なんですね。

きら:そういうのがすごい楽しいです。大阪ですし。

qbc:なるほど、遊び心。

きら:イタズラするっていうのは、相手にいかにバレないように喜ばせたりとか、嫌がらせしたり、ドッキリを仕掛けたりすることなんですね。
ある人に言われたんですが、そういうのを実行するためには、すごい情熱と計画と実行力が必要になるから、個人事業をやる上でも非常に役立つよね、って。戦略という意味でも。

qbc:なるほど。

きら:普通にエステサロンをやっていた頃も、例えばその頃は関東に住んでて。3.11の震災が来て、計画停電とか頻繁にあったんですけど。そんな中でも一生懸命に来てくださるお客さんに、なにかしたいなぁと思って。計画停電で直前に予約を変更して来てくれた場合、抽選箱にその人の名前を入れて。で、一ヶ月経った時に、抽選で何かプレゼントしますとか。

qbc:はい。

きら:なんか常に、なにかを仕掛けたくて。楽しんでもらいたくて考えてます。

5、くだらなくて生産性がなくて意味がないイタズラほどいい

qbc:スピリチュアルなことに興味を持ったのは、いつごろからでしょうか?

きら:高校生くらいの時から、すごく過敏な体質になっていて。場の影響や人の影響とか、環境の影響を受けやすくなっていったんですけど。実際には、社会人になってから精神世界の本をたくさん読むようになって、そのあたりからヒーリングやらエネルギーの世界に傾倒しました。

qbc:特に、体をさわるセラピストさんは、そういう感覚お持ちの方が多いなっていう印象ですね。

きら:私が現役だった当時って、エステというのは撫でるように優しく施術をするのが主流だったんですけど。その時にたまたま海外のボディワークで、ロルフィングっていう当時死ぬほど痛い施術を知ったんですね。
コリに直接アプローチして、グ~ッと強く押す。それによって痛みや感情を解放する。泣き叫ぶような痛みを通して、溜めてきた怒りとか感情を出させるみたいな。

qbc:はいはい。

きら:お顔でも、同じ考えをします。顔のコリも、我慢だったり、人目を気にしていたり・・・などがコリになって、岩のようにこびりついているんですね。それが原因で顔が大きくなったり歪みになっている、というような理論なんで、死ぬほど痛い小顔術を取り入れました。
みんなが痛がって本気で泣き叫んだり、「子供産んだ時より痛かった!」なんて仰るくらい激痛らしくて。でも基本、私は人が嫌がるのを見るのが好きなので。

qbc:はいはいはいはい。

きら:痛がる様子を見て、嬉々として施術してました。でも、痛いのを通り過ぎると、すごい楽になったり、2回目は驚くほど痛みが軽減していたり。結果的に、お顔もお肌も変わったりするんで。嫌がってるところを通り抜けて、そこから変化して喜ぶ姿を見たい、という気持ちはあります。どこかS体質なんですかね。

qbc:へぇ、いやありがとうございます。すごいな。面白いですね。体を押して嫌がるところを見る、その向こうに解放がある。予防接種の考えかたと一緒ですね。死なない程度の毒を入れてあげて、その反応で抗体を作るみたいな。イタズラというものにも、そういう効用があると。

きら:イタズラを仕掛ける側で参加した人は、すごく楽しかったようで。次は、自身で企画を立てられたり、「今度は自分が主催するから、仲間として協力して欲しい」とか。仕掛ける側に回ってみて、はじめて楽しさに気付かれるみたいです。

qbc:なにが変わるんですかね? イタズラやる側の人の心の中で。

きら:大人の鎧みたいなものが、外れるんだと思います。客観的に見ていると。

qbc:あぁ、日常の破壊になるんですか。日常通りだったら、イタズラにならない訳だからか。大人は作る側じゃないですか、日常を。鎧を作る側でしょ。イタズラを企画するってことは、その逆の鎧を壊す側に回るってことですね。
そうかぁ。イタズラって結局、子供からのエクスキューズなんですね。「オトナは何やってんだよ」みたいな。

きら:だから、くだらなくて生産性がなくて。意味のないイタズラほど、私はイイと思っています。

qbc:生産性なんて考えるな、ってね。意味があるんですか?って聞くなってね。

きら:生産性のないところにほど、すごい深い意味があるというか。頭では理解できないんですけど、体で入ってくる何かや気付き、展開のキッカケがあると思っているんで。

qbc:きらさんは、ちょいちょい真面目になりますよね。

きら:たまにイイことも言うんですよ。

qbc:いや、本当はイタズラしたい一心でやってるんじゃないですか。イタズラを大人的に肯定するためだけに、後付けで理屈を言ってるんじゃないかなぁ。本当はただのイタズラ好きなんじゃないのかなと思って。

きら:そうかもしれません。笑


6、既存のマーケティング手法を使わずに面白いことをして結果を出す


きら:この先は、宇宙コンサルで、真面目なビジネス系だけじゃないものを扱ってゆきたいです。本当はこんなことをやってみたいとか、こんなアホなこととか。ドキドキするし怖いけど、めっちゃやってみたい気持ちが奥底にあるようなこと。そういうのを持ってる人のお手伝いとか。

qbc:はい。

きら:場合によっては一緒にやってもいいし。なんかバンジージャンプを飛ぶ時に、背中を突き飛ばす役みたいなのをしたり。それで、人生が大きく変わるキッカケになって欲しいな。

qbc:「人生が変わる」って、どういうことなんですかね?

きら:今までこうだと思ってた世界が崩壊して、えっ! 何でもありなんだ!? みたいにハッと時間が止まる感覚かなぁ。そうそう、私、大阪に来てスゴイことを教わったんです。「大阪では、なんでも怒られるまでやっていい」みたいなことを教えてくれた人がいたんですよ。

qbc:どんなことですか?

きら:路上で何かするのも、他人がどんなふうに見てようと、とにかく何をやっても大丈夫なんです。それで怒られたら「すいません」って可愛く謝って移動して。違う場所でまたやればいいんだよ、と。大阪はそういう文化なんだと嬉しくなって、それをやりまくりました。

qbc:アフロを?

きら:アフロをかぶって、勝手に路上でレジャーシートを広げて。そこにたくさんアフロを並べて。鏡も置いて、かぶりたい人はどうぞ! 一緒に写真を撮りましょう、とか。マッチ売りの少女のような行商を勝手にやってみたりとか。
リュックサックに『アフロをかぶりませんか?』って看板をつけて、混雑した大阪駅の中を、アフロをかぶって練り歩いてみたり。色々やりました。

qbc:もともと、東と西どちらの人でしたっけ?

きら:実家は愛知なんですけど、転勤族の娘だったので、関東にもいたし兵庫にいた時もあったし。大阪はやっぱり、いろいろ活動する上ではイイですね。

qbc:東京よりも大阪のほうがね、人の心の受け入れがいいですよね。

きら:うん、ノリがいいです。

qbc:東京も下町にはそういう雰囲気はなくもないんですがね。でも下町は今は、とにかく人が国内が問わずあふれすぎて疲れちゃってるかな。心を閉じているかも。
今後は、人の人生自体を広げていくような仕事をされていくのでしょうか?

きら:そうですね~。あとは「既存のマーケティング手法をいかに使わずに、面白い方法とか、ありえない手段で結果を出してゆくか」ということをもっと探求したいと思ってます。

qbc:素晴らしいですね。既存のやり方を破壊するマーケティングほど、上質のマーケティングはないですよ。
で、最後に言い残してしまったところとかありますか?

きら:え~なんだろうな。すごく自分にとって印象に残っているのは、アメリカのオーランドで、プールに滑り台があるんですけど。ほとんど直滑降に落ちるみたいな角度なんですね。
滑り台に行くために階段登って、てっぺんの小さな部屋に入るんです。で、そこに入ると、スリー・トゥー・ワン!で、小部屋の底が抜けて、落ちた瞬間は滑り台もなにもないんですね。

qbc:はい。

きら:床が抜け落ちて、しばらく滑り台もない空間を落ちて、途中からレールが始まるみたいな。そういう、ものすごい怖い滑り台があるんですけど。もう、その部屋に入ったら否応なしに底が抜けるので、落ちるしかないんです。躊躇もできないんですよね。
その「床を外す役」をやりたいイメージはあります。

qbc:笑。すごい追求ですね。痛い施術を学んだのが良かったのかな。
それでは、本日はありがとうございました。

きら:はい、楽しかったです。

qbc:私も楽しかったです!

▷アウトロ

いかがでしたでしょうか。
きらさんのすごいところは「状況は常軌を逸しているのだけど、脳内はクールに理路整然としているところ」かなあと思います。
客観的には、みょうちくりんなシチュエーションだったとしても、話しぶりは一定して変わらず、壮大なイタズラの首謀者と感じさせない水のように静かな語り口なのがすごいなあと。

ロジックはよく分からないけれども、現に成立しちゃってるから成立しちゃってるというものも多いですね。「ご馳走コンサル」なんて一見わがまま放題のことが許されるのも、その人が持っている個性なのでしょうか。

イタズラについては、非常に面白い素晴らしい知見が得られました。イタズラすることで日常が破壊される。そして、それに参加した人の仲は良くなると。
もちろん、する側される側で、ケンカして仲が悪くなることもあるかとは思います。でもそれよりも、遊んで仲良くなるっていうことに注目したいです。トラブルなんて何やったって起きるわけですからね。

「既存のマーケティング手法を使わずに、面白いことをして結果を出す」というのは、もう「市場創造」なわけで。これができれば、ちょこまか数字を追いかけるマーケティングは子供のお遊びみたいになってしまう。とらわれない、自由な発想でないとできないことかなって思いました。

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