数百万円かけて整形した死ぬ勇気が持てないから生きてて自分と同じような人にも希望を持って生きてほしい親子の縁を切って友達も全部切って誰も知らないところでもう1回人生をリスタートさせたいと思う社会不適合者の人
みなさんは新しい自分に生まれ変わりたいなと思ったこと、ありますか?
私ねスピリチュアルにはちょっと詳しいんですよ。「スピリチュアル市場の研究」って本を読んだんでね。
その本によれば「変身、人生のリセット」「深い安心感とリラックス」「非日常で発見する特別な自分」がスピ商材が備えている3要素だそうです。
そしてスピ市場成長の背景には、変化の激しい社会、孤独感、インターネット技術、天災、
といったキーワードが散りばめられていると。
のっぴきならない社会不安。まあまあ「不安な個人、立ちすくむ国家」。
コロナ禍の去年LINEで占いサービスのビデオ通話オプションがリリースですからね。
そうなんです、みんな不安なんです。
すこし前に大きい宗教団体に関わっていた方にインタビューした時に、無宗教の人は何を支えに希望を持つんですか? と質問されたことがあります。そうですね、みなさん、どうやって未来に希望を持ちますか?
「無宗教の人は、祈ったりできないし、何を支えに希望を持つんだろうか? と考えることがある人」
げに難しき希望の未来。生きるモチベーションは金ですか? 現世的幸福ですか? 地位ですか名声ですか? いやあ、まあ、けっこう物理的な勝利に価値の最上級置くと大変ですよねうつろいやすいものですから。
精神的な、形のない、目に見えない世界へ飛び込むのはいかがですか?
ああ散漫な。ということで、今回の無名人インタビューも楽しんでくれたのならば、最高ですねえ。(主催:qbc)
今回ご参加いただいたのは 社会不適合女子大生 さんです!
現在:感情の波がかなり激しいタイプで。今はかなり穏やかなんですけど、荒れる時はもう泣き叫んで。
けいこ:こんなインタビューにしてみたいなど、ご要望はありますか?
不適合:そうですね。今日このインタビューを受けるきっかけになったのが、最近受けた占いなんですけど。私自身の意味みたいなものをいろんな人に共有していくことが良い、みたいなことを言われまして。
無名人インタビューさんのフォーマットだと、自分の考えてることだったりをいろんな人に1番伝えやすいのかなと思って。
けいこ:なるほど。今、何をしている方ですか?
不適合:今は大学生です。大学4年生で、一応就活生になります。
けいこ:どんな感じの就職をしたいなと思って活動されてるんですか?
不適合:これが全然決まってないと言いますか、漠然と未来に希望を見出せないまま就活をしているんで。
なんていうんですかね。周りが就活してるから、私も就活しないといけないんだなっていう。社会の圧を感じながら、嫌々してる形ですね。
けいこ:今、大学ではどんな勉強をされてるんですか?
不適合:大学では社会系の分野にはいるんですけど、3年生でもうほとんど単位を取り終わっていて、実際ほとんど大学生っていう感じではなく、全く通ってないです。オンラインなので。
けいこ:今、毎日どんな風に過ごしていらっしゃるんですか?
不適合:毎日ほんとにヒキニートのような生活で、家にこもってますね。
けいこ:朝は何時に起きて、とか1日を教えてもらえますか?
不適合:全く決まっていなくて、私は寝るのが朝の6時とか7時とか、朝に寝るんですけど。でもショートスリーパーなので、何時でも起きれるんですよ。
だから、朝8時から予定があっても寝ずにそのまま行けるし、逆に昼とか夜まで寝てることもあって活動時間は全然ないですね。予定に合わせて動いてる感じです。
けいこ:今は、どんな予定が多いんですか?
不適合:免許を取るために教習所に一応通っていて、それが昼からだったり、朝からだったりするので。それに合わせて動いてますね。
けいこ:教習所に行かれようと思ったのは、どうしてなんですか?
不適合:一応、普通の人間として生きていくっていう気持ちがあるので、一般的に免許を取りたいっていうのと。
あとはペットを飼いたくて、ペットを飼いたいと思った時に自分で運転できる方が便利だなっていうのがありますね。
けいこ:飼ってみたいペットは、具体的になんですか?
不適合:犬だったり、飼いたい動物はすごいあるんですけど、自分が動物アレルギーでなかなか飼えないっていうのがあって。今は飼える動物を探している状況です。
けいこ:就職活動は、どんな風に動かれてるんですか?
不適合:3月4月は結構頑張ったんですけど、オンライン面接やオンライン説明会とか、全部オンラインでして。就活イベントみたいなものにも参加して、普通の就活生の人たちと関わったりもしてみました。
けいこ:関わってみて、どうでした?
不適合:いや、しんどかったですね。自分が社会に合わないことを実感するんですよね、人とあらためて関わると。
それを身に染みて感じるのが、対面イベントだったり、面接だったり。なかなか自分が普通に世に出て働くのは難しいのかな、って思うことが多かったです。
けいこ:世に出て働くのが難しい?
不適合:なんか考え方が全く合わないって言うんですかね。誰とも共感できないことが多くて。
対面イベントとかだと課題が出されるんですよ。グループワークみたいな、で、グループの中で話し合って結論を出すみたいな部分が多いんですけど。全く合わないんですよね、考え方が、誰とも。
けいこ:例えばどんなテーマがありましたか?
不適合:自分にとって働きやすい環境はどんなものかとか、あとは結構深い課題が出されましたね。
例えば、何のために働くのかっていうテーマが出されて。周りの人たちは人と会うためとか、お金を得るためとか。そういう感じだったんですけど。
私は全然人と会うためではないし、お金は別に仕事をしなくても、何らかの手段で稼げるなと思って。自分はなんて言ったんですかね。仕事が人生みたいなこと言ってしまって。私、プライベートがあまりないので、「仕事を充実させることが人生の充実なんです」みたいなことを言ったら、すごいドン引きされたというか、そんなのありえないみたいな感じのテンションだったのを、すごい覚えてますね。
けいこ:不適合さんにとって、働く目的っていうのは、実際には何ですか?
不適合:もうほんとに、生きるためって感じですかね。基本的に友達もいないですし。
生きがいって言ったら、ほんとに推しの存在なんですよね。女の子のアイドルなんですけど。アイドルって絶対卒業が来ますし、いつまでも推しが居続けてくれるわけではないので。この賞味期限っていうのもアイドル自身は分かっていて。
それ以外で考えると、ほんとに生き甲斐がないので仕事できるのかなっていう感じですね。
けいこ:推しの方は、どんな方なんですか?
不適合:推しは、ほんとにかわいいアイドルで。今年、ついこの間10年目になりましたね。
中学の時に私は不登校だったんですけど、その時出会ったアイドルで、ほんとに輝いてるというか、キラキラしていて、元気をくれる存在ですね。
けいこ:今、不適合さん、生き生きとしていますね。
不適合:ほんとですか。出ちゃう気がします。
けいこ:どんな感情が、心の中で湧きあがりますか?
不適合:もうほんとに親心の気持ちで。すごい歌が苦手な子なんですけど、1人で大舞台で歌ってる姿を見ても感動するというか。なんていうんですかね。ここまで立派になった姿を、応援できて幸せだなっていう感情ですね。
けいこ:さきほど占いというお話があったんですが、占いをしてみて、何か見えてくるものはありましたか?
不適合:私は病んだらすぐに占いに手を出すので、いくつも受けてきたんですけど。
結局自分のことを話せる、相談できる人がいないので、そこに頼るしかないっていう形で。自分の理解者が占いみたいな感じですね。
けいこ:占いは、同じ方とお話されてるんですか?
不適合:もう全然決めてなくて。その時に行きたいところに行って、占ってもらったり。電話で占い相談みたいな形だったり。結構いろんなところでやってますね。
けいこ:占いを受けたことで自分が起こしたアクションや、得たものはありますか?
不適合:そんなにないかもしれないですね、ぶっちゃけ。
その時に病んでる気持ちをぶつけられるのが占いしかないからそこに出してるっていうだけであって。
今回、このインタビューに応募したっていうのはかなり大きな一歩だったかなって思ってます。
けいこ:自分のことをさらけ出してぶつけることで、どう変化していくと考えていますか?
不適合:いや、多分、それをしないと自分を保てないので。
失恋した時に友達と話すタイプの人っているじゃないですか。友達と話したら忘れられるみたいな。それが、私は占いだっただけだと思います。
それで前向きになれるかどうかはわからないけど、とりあえずそうするしかないみたいな形ですね。
けいこ:自分が整理されてきたりする感じがありますか?
不適合:ざっくりですね。占い師さんによっても言うことが違うので。前は就活の相談もしてたんですよ、何が向いてるかとか。
でも、人によって言われることが違っていたので、そこが全てではないなっていうのも気づいて。
けいこ:今の自分は、どう見えてきてますか? 変化していますか?
不適合:まだ整理されている段階ではないかもしれないですね。変化が激しい人間なのかもしれないです、私自身。
感情の波がかなり激しいタイプで。今はかなり穏やかなんですけど、荒れる時はもう泣き叫んで。なんていうんですかね。ほんとに情緒不安定なので。
そういうのも理解しようとして、いろんな人にそうやって聞くのかもしれないです。
けいこ:自分自身について、見えてきているものがある感じですか?
不適合:あるといいんですけどね。まだわかんないですね。
過去:すごい自己表現が上手いようで苦手というか、上手く見せているようで絶対上手くないんですよ。
けいこ:子供の時はどんな子でしたか?
不適合:一言で言うと、真面目な問題児って感じですね。
根はすごい真面目なんですよ今も昔も。でも反抗的な態度を取るというか、呼び出しだったり、反省文だったり、停学処分みたいなことも受けましたし。
かなり社会に対して反抗する子供でした。
けいこ:これは大きな反抗だったなって覚えてることってありますか?
不適合:忘れもしない出来事があって。恥ずかしいんですけど、高校1年生の時に学校が嫌で、ほんとに。5時間目の授業で、あるテストがほんとに嫌で、受けたくないという気持ちだけで授業中に家に帰りました。もう無理だなと思って。
友達と2人で帰ったら、その日、大雨だったんですよ。土砂降りで、雨の中、傘もささずに2人で商業施設の屋上で語りあったっていうのが、もう忘れられないですね。
でも学校には何も言わずに出ていったので、すごい心配されて。教師たちは学校中探し回ったらしく。そこから親に電話がいき、数日間定学処分みたいな形でした。
けいこ:その雨の中、何を屋上で語り合ったか覚えてますか?
不適合:なんとなく覚えてますね。2人ともすごい東京に憧れがあって。
女子高だったんですけど、その女子高ってすごい周りから遮断された環境だったので。山奥で、外に出たいっていう気持ちが強くて。もうこのまま学校辞めたいね、みたいな話をして。辞めたら何するみたいな。
漠然と外に出て新しいことをしたいとか、他の人とは違うことがしたいよね、みたいなことをすごい語り合った気がしますね。
けいこ:それって何年生の時だったんでしょう?
不適合:高1ですね。高1の6月6日だった気がします。
けいこ:すごいはっきり覚えていますね。
不適合:その時すごい大事なことがあって、色々重なってたので。推しの関係で。あとテスト期間でもあったので。
けいこ:ちなみに、そのテストってどうしたんですか?
不適合:受けてないですね。その1週間前ぐらいに受けたテストが0点で、ほんとにわかんなかったんですよ。数学が。
で、なんか2回連続0点だとさすがにもうやばいっていうのもわかっていて、自分では受ける気力もなく逃げましたね。
けいこ:その後は、高校は普通に通ってらっしゃったんですか?
不適合:そうですね。3日間は学校で謹慎みたいな形だったんですけど、それからは普通に更生したと言いますか、卒業はしないといけないなっていうのも分かって、真面目に通ってましたね。
けいこ:その時の友達関係はどうだったんですか?
不適合:そんなにいなかったですね。グループみたいなものには属していなくて。
基本的にぼっち飯、ぼっち登校、ぼっち下校でした。なんか1人が好きなんですよね、根本的に、すごい。だから自ら1人を選んで生活してました。今もですけど。
けいこ:小学校とか中学校の時はどうでしたか?
不適合:ずっと1人ですね。基本的には。人に合わせるのが得意じゃなくて。
クラスでもみんながやりたいこととは違うことをやりたかったり、かなり浮いてる存在でした。友達がいないっていうよりは、自ら浮いてる、浮きにいっていた気がします。
けいこ:はい。
不適合:私も全然覚えてはないんですけど、女子特有のねちねちした感じがすごい嫌で。
小中高、ずっと女子校なんですけど、同じ一貫校で、裏でこそこそ陰湿ないじめをしたりとか、あの子をハブこうとか、そういうのがほんとにめんどくさくて。
私は、嫌なことあるんだったら、直接本人に言えばいいじゃないみたいな人間だったので、直接言ったりしてたんですけど。それが多分、教師的にも気に食わなかったというか、結局主犯はあの子なのかなみたいな感じで見られて怒られてましたし。
反発心が強かったなと思います。何がしたいっていうよりかは、みんなと違うことがしたいっていう気持ちですね。
けいこ:みんなと違うことがしたい。それは小さい頃からですか?
不適合:そうですね。やっぱり人に合わせるってことはしなかったので。協調性がないって書かれてましたね。通信簿みたいな成績表に、絶対毎年書かれてました。
親にも怒られてたっていう記憶はあるんですけど、自分自身はそこに不満はなくて、むしろなんで自分が人に合わせないといけないのっていう感じでした。
けいこ:どんなご両親でしたか?
不適合:2人ともすごい厳しくて、特に私に対してすごい当たりが強かったんですよね。
けいこ:ご兄弟いらっしゃるんですか?
不適合:はい。下に2人いるんですけど、私は小学校からずっと私立の女子校だったので、かなり莫大なお金がかかっているんですね。
一貫校っていうのもあって、2人よりもお金をかけてるのに、なんでこんな育ち方なんだみたいな。なんていうんですかね。出来損ないの娘だって言われて育ちました。
けいこ:小中高の一貫校に入るって、その時は勉強すごく頑張ったんですよね?
不適合:そうですね。なんか漠然と、男の子がすごく苦手で、一緒の生活を送りたくないっていう気持ちが強かったので、女子校に入ったんですよね。
でも受かると思ってなくて、ほんとにたまたま受かったので、事故みたいな形ですね。
けいこ:「なんでこんな育ち方」の「こんな」って、どういうことですかね?
不適合:1番大きいのは、入学して数ヶ月とかで、学校側からもう辞めてくださいって言われたんですよ。なんか、この子はうちの学校に合いませんとか、もう見きれませんみたいなことを言われまして。
多分、根本的に不出来っていうのもあると思うんですけど。周りと合わせられないのが教師からして迷惑だったんだと思うんですよね。すごいトラブルメーカーみたいな。授業中も静かにできないし、立ち歩くし、座ってられないみたいな。すごいうるさかったらしく、そういう指摘されてもう辞めるか、別の学校お勧めしますみたいな形で言われたのが、親的にもショックだったらしくて。
そこから担任との面談みたいなのもすごい多かったですし、校長面接みたいなのもした気がします。
けいこ:でも面談をしながらも、小中高とずっと女子高に通われてたんですよね。ずっと先生に呼び出されたりしていたんですか?
不適合:そうですね。中学も高校も多かったんですけど。中2ぐらいで不登校になったんですよ。
アイドルと出会った時期なんですけど、中2のクラスがすごい嫌で。ほんとに誰も知り合いがいないみたいな。友達とかじゃなくて、知り合いがいないレベルのクラスだったんですよ。
それがすごい嫌で、なんか漠然と行きたくないなってなって。保健室登校したりとか普通に授業も全然ついていけなくて。
でもアイドルに出会ってからは自分も頑張ろうと思って、行けるようになりました。
けいこ:推しと出会ったきっかけって覚えてますか?
不適合:きっかけというか、そうですね。
デビューしてたのが6月なんですよ。6月にデビューしてて。私、元々そのグループが好きだったので、応援していて。グループの投稿を追いかけていたら、そのデビューに立ち会ったと言いますか。
オタクなので、まあ見るじゃないですか。いまこんな子がデビューしてるみたいな。
それ見てからもう、その子しか見えなくなりましたね。
他の子も推してたんですけど、その子だけ好きになって、もう10年目っていう感じですね。
けいこ:その子だけってなったのは、どうしてなんですかね?
不適合:一言で言うと、努力ですね。すごい不器用なんですよ、その子自体。
歴代の推しもそうなんですけど、みんな、すごい自己表現が上手いようで苦手というか、上手く見せているようで絶対上手くないんですよ。
絶対頑張って、努力してるっていうのは分かるんですけど、それをうまく出せない子が多くて。なんか自分と重なる部分があったのかもしれないです。
なかなかうまく自分のことを伝えられないっていうのは、今も昔もずっと変わらない気がします。
けいこ:頑張っているところを応援したくなると。
不適合:そうですね。報われてほしいっていう気持ちがすごい強いですね。
けいこ:今の推しの前にも、夢中になる推しはいたんですか?
不適合:そうですね。2人いました。
ずっとアイドルは好きで、昔から。でも、それを誰かにオープンにすることはなくて。オープンできるようになったのは、ほんとに高校生、大学生ぐらいからで。
ずっと隠してたんですよ。恥ずかしくてなんか。
親の教育もあって、漫画とか、ゲームとか、アニメとか、そういうの禁止の家庭だったんですよ。テレビですらなんか見るなみたいな感じだったので。
歴代の推しは、不器用で不登校気味だったりとか、地味で目立たないタイプの子でしたね。
でもなんか不思議と目立っちゃうみたいな感じの子でした。
けいこ:恋愛とか好きとか、初恋とかありますか?
不適合:全くないんですよ。なんか普通、幼稚園ぐらいであるじゃないですかそういうの。
でも私は全く興味がなくて、アイドルが好きだったので、ずっとモーニング娘とかあややんとか、℃-uteとか、そういう女の子にしか興味がなくて。
恋愛とかしたいとも思ってないですね、今も昔も。だから女子校を選んだんだと思います。
けいこ:女子高に入って、男子がいないっていう部分では居心地のいい環境だったんですか?
不適合:そうですね。男の人の目線を気にしなくていいっていうのは楽でしたね。
けいこ:大学は、どうやって選ばれましたか?
不適合:えっと、現役で大学を受験して全落ちしてしまったので、浪人することにしたんですよ、予備校に通って。
で、まあ絶対に上京したいっていう思いが強かったので、東京の大学を選んで、志望校ではなかったんですけど、受かったので、そこの大学にしました。絶対にここがいいって志望校は受からなかったんですけど。
けいこ:絶対にここがいい志望校の、志望理由はなんだったんですか?
不適合:私はドラマが好きなので、漠然とメディア関係に行きたいっていう気持ちがあったんですよ。舞台とか映画とか、そういう作品について学びたいなって思っていたので。
メディア関係のことを学べる大学があったので、そこに行きたい気持ちが強かったんですけど。落ちてしまったので、全然関係のない社会学系のことを学んでますね、今は。
けいこ:メディア関係についての興味は、今はどうなんですか?
不適合:ないことはないんですけど。ほんとはドラマの制作だったり、そっちに関わりたい気持ちはすごいあるんですけど、なんていうんですかね。
好きなものはもう近づかない方がいいのかなっていう気持ちもあって。
仕事とプライベートは分けて、舞台を楽しむために仕事をするっていう感覚の方が、直接的に好きなものに携わるよりも幸せなんじゃないかっていう価値観にたどり着いたんですよ。
だから今は、そんなに制作に行く気持ちはあまりないですね。
けいこ:そこにたどり着くまでには、何があったんですか?
不適合:そこにたどり着くまでに色々あって、中高6年間、演劇関係の部活をやってたんですよ。でも結局、自分は表に立てないっていうことに気づいて、そこから裏側の仕事に携わりたいなって思うようになって、大学生で学生団体に所属したんですよ。
イベント関係なんですけど、2つとも裏側を体験して。でもその結果、やっぱりなんか私も表に立ちたいなって思うようになっちゃって。なんかそういう演者さんを見てると、私もそっちがいいなと思うようになってしまったので。裏側も向いてないことに気づいたんですよね。
だから、結局なんかどっちも向いないんだろうなっていうことになって、今は全然もう関係のない仕事を探してます。
けいこ:どっちも向いてないと思った。
不適合:そうですね。なんか多分、どっちもやりたいんだと思います自分は。だからどっちもしない方がいいっていう感じですね。
両方体験したからこそ、どっちの良さもわかるんですよ。裏側で支えるのもすごい素敵だし、表に立って目立つのもすごい楽しかったし。
でも私は多分、それを見てるのが1番好きなんだなって思ったんですよね。だから、どっちも向いてないっていう結論に至って、今はもう見る専門としてやってますね。
未来:昔から知ってる私の印象みたいなもの、全て捨てたいんですよね。
けいこ:未来についてお伺いしていきます。5年10年後、どんなふうになっていきたいですか?
不適合:ほんとに自分の未来が描けなくて、私は常に。多分、5年前に描いてた自分の姿と今の姿は全然違うだろうし、漠然とただ幸せになりたいっていう気持ちはすごい強いんですよ。
私は、1人で幸せになりたいんですよね。すごい言い方は悪いんですけど、誰かに幸せにしてもらいたいとか、そういう気持ちが全くなくて。
自分の力で自分の幸せを掴みたいんです。だから、家族を作りたいとか、そういう気持ちがなくて。1人で自立して誰にも頼らずに生きたいっていう感じですね。
けいこ:それは、なぜですか?
不適合:私も全然、自分でも分かんないんですけど、人に頼るのが苦手なんですよすごい。
相談することもないし、お願いすることもないし、とにかく全部自分でやってきたので。それをなんか、崩したくない。
それと、誰かに自分のペースを乱されるのが嫌っていうのがありますね。
自由が最優先だと思ってるので。自由には孤独が伴うじゃないですか。
だから、私は自由を最優先するから、孤独を選んで1人で生きていきたいっていう風に思ってます。
けいこ:不適合さんにとっての自由はなんですか?
不適合:自分に全ての決定権があることだと思います。
誰かに指図されるとかすごい嫌なので、全部自分で決めたいっていうのと、あとは懸念材料がないことが一番かもしれないです。家族があったらできないこととかもあるじゃないですか、やっぱり。
それが1人だったら、結構できることも増えると思うので。逆にできないこともあるとは思うんですけど、自分の選択肢を狭めたくないっていう感じですね。
けいこ:もしも、なんでも自由に決められる人生ですよって言われたとしたら、何をしたいですか?
不適合:なんでも自由に決められるんだったら、海外に行きたいですね。あと、親子の縁を切って、友達も全部切りたいですね。
けいこ:海外は、どこに行ってどんなことをしたいですか?
不適合:私はインドに行きたいですね。どこでもいいんですけど、インドにすごい引かれるところがあって、漠然と。誰も知らない世界に行きたいっていう感じですね。
どこでもいいんですけど、なんかインドがいいかなって思ってます、ずっと。
けいこ:家族の縁も友達の縁も切りたいっていうのは、どうしてですか?
不適合:昔から知ってる私の印象みたいなもの、全て捨てたいんですよね。偽って生きてきたわけではないんですけど、こう、なんか本当の自分じゃない自分を知られてるのが、すごい気持ちが悪くて。
だから、学生時代の友達とはもうほとんど会わないというか、もう連絡も取らないんですけど、昔の自分を知ってる存在を消したいっていう気持ちですね。
だから、親とも縁を切りたいなってずっと思ってますし、誰も知らないところで新しい生活をしたいと思います。自由になれたら。
けいこ:新しい世界ですか。
不適合:だからそのために整形とか繰り返してるのかもしれない。
けいこ:新しい自分は、見えてきましたか?
不適合:それが全然なんですよ。数百万円かけて整形してるんですけど、全然変わらなくて。顔を変えたら変わるかなとか思うじゃないですか。気持ちも変わるかな、みたいな。そういう希望があったんですけど、全然変わらないっていう現状を目の当たりにして、絶望してます。
けいこ:こんな自分になりたい、というイメージがあるんですか?
不適合:でも私は、多分可愛くなりたいとか全く思ってなくて。別人になりたいと思って整形してて。多分、もう、頭おかしいと思うんですけど。
けいこ:別人?
不適合:中身も外面も全部変えたいから、とりあえず外見から変えていこうっていうことで顔を変えてるんですけど。
結局、顔を変えても内面って変わらないんですよね、実際。
だから、新しい場所に行って全ての縁を切って、もう1回人生をリスタートさせたいなっていう感じです。
けいこ:リスタートしたら何をしたいですか?
不適合:何したいんですかね。なんか、その時にやりたいことをやってたいですね。
しがらみがない人生というか。何にも縛られずに、自由奔放に、その日暮らしみたいな感じで生きたいです。
けいこ:今、自由を束縛してるものってなんですかね?
不適合:社会ですね。結構ちっちゃい頃から言われてて、すごい世間体を気にする親だったので。
いい大学に行って、いい人と結婚して、子供を作って、みたいな。
幸せな家庭はそれだよみたいな教えだったので、それが、すごい私も、気に食わないというか。なんで結婚しないといけないのとか。
そもそも何のためにいい仕事をしないといけないのかっていう気持ちが強かったんですよね。
だから、それに反抗するっていう意味でも、それを全てぶっ壊すような人生にしたいんだと思います。
私は個人的には結婚もしないし、子供も持たないし、1人で普通に会社を持って、起業家みたいな感じになりたいなって思ってます。
けいこ:将来のビジョンが出てきてますね。
不適合:まあでも、事業を何をしたいとかいうのは全然決まってないんですけど。雇われるのが向いてないので、起業したいっていう。なんか消去法ですね。
けいこ:来年の今、自分はどうなっていたいとかありますか?
不適合:普通に就職しててほしいです。とりあえず、一般的な生活を1度経験して、自分に合わないっていうことを自覚してから、ぶっ壊してほしいですね。
とりあえず、どこか受かっててほしいなって思ってます。
けいこ:これだけは人生でやっておきたい、ということはありますか?
不適合:バンジージャンプですね。
もうずっと空を飛びたくて。そのまま死にたいなって思ってます。
なんか、空飛んで死ねたんだったら、本望かなって思って。なんかすごいポップに死ねるじゃないですか。すごい明るい死に方な気がして。自分的にもなんか美しいっていうか。
自殺ではないし。なんか、すごい、事故みたいで、いいなって思います。
けいこ:これはもう消したいっていう過去は、ありますか?
不適合:人生がちょっと汚点だらけなので、1つに絞れないんですけど。なんか、浪人時代に好きだった人がいたんですよね。
その人となんか、ちょっと遊んだことがすごい浪人時代に影響して、受験失敗してしまったので、それだけは本当に。誰にも言えないっていうかまあ、親とかには絶対言えないですね。
けいこ:その時に恋をしたんですね。
不適合:そうですね。散々だったんですけどね。
けいこ:最後に、これは言いたいということは、ありますか?
不適合:私みたいな社会不適合者の人に伝えたいのが、波乱万丈な人生ではあるんですけど、なんだかんだ楽しく生きてるので、死にたいことはすごい多いし、常に死にたいっていう気持ちは消えないんですけど、それでも死ぬ勇気が持てないから生きてるし、なんか同じような人にも希望を持って生きてほしいです。希望になるかわかんないんですけど、全然。
それを伝えるために、今日はインタビューを受けたと思ってるので。
けいこ:今、大切にしていることはなんでしょうか?
不適合:大切にしていること。自分の気持ちに嘘をつかないことですね。
やりたくないことはやらない、やりたいことはやる、っていう感じですね。
多分、わがままだとは思うんですけど。
けいこ:ありがとうございました。
不適合:ありがとうございました。
あとがき
新しい世界に臨した時に、誰もが自分という存在を見つめ返すんじゃないのかなって。
例えば学生から社会人に移行する時とかさ。通過儀礼とかあるじゃない? もともと、人類はある世界から違う世界に自分の生活を移行させる時にさ、イニシエーションっていってさ、苦行みたいなチャレンジみたいなことしてさ、違う世界に飛び込むじゃない。
例えばバンジージャンプっていうのもそれですよね。成人の儀式みたいなの。日本の成人式は式典だけになっちゃったけど、ほんとう、人間なんてそんな頭良くないんだから、理性で把握させるだけじゃダメで、五感に体に刺激を与えることによって、ああ自分は違う世界に行ったんだなって実感させることしなくちゃいけないのじゃないのかなって。
そうだ論理を飛躍させよう。
生まれ変わりを上手にさせてあげられる技術を持った文化は、上等だ。
って。
上手に過去の自分を死なせる。で、生まれ変われる。
生まれ変わった自分は新しい自分で、今までこだわっていた過去の方式に囚われず、新しい未来の方式をばんばんとりいれていく、と。リカレント教育なんて、言うじゃない? 人生100年時代だから、もっかい勉強しなおせよって。(ていうか勉強止めるってどういうこと?)
まあ、新しい革袋に古い酒しちゃいかんのよって聖書で言ってるからね。
めんどうな。
いずれにしろ、若者を上手にキルできないこの社会の魅力、腕力、気合を変容させなければならないねって。私ね、何回か書いてると思うんだけど、日本の広告史を読んだ時かなんかに戦後のドサクサ以上に面白い時代は日本に訪れない、て書かれていたことは覚えていて。
確かにね時代が作った人間性の揺籃期はあるんですよ。
震災から2か月後くらいの福島に行った時、臨時避難場になっていた体育館で人と話して、めっちゃビジネスやりたがってる人だったけど、ああこの地上でどんなひどい有様になったとしても生きようとする人いるのんね、と思った。資本主義すごいよ、お金の力すごいよと思った。
ってまた長々雑談書いちゃった―ごめんねー。
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インタビュー担当:けいこりん
編集協力:のの
編集協力:qbc
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