こっからだぞ人
むかしむかし、ある村に、始動(しどう)という若者が住んでいました。始動はいつも「こっからだぞ!」と、目を輝かせて語るのでした。
村人たちは不思議に思いました。
「なぜそんなに、これからを見つめるの?」
始動は笑顔で答えました。
「今までの道のりは、これからの始まりのための準備だったんです。本当の物語は、ここからが面白くなる」
今日までの経験も、
出会いも、
失敗も、
すべてが「これから」のための種だと信じていました。
ある日、村の長老が始動に尋ねました。
「そんなに未来を見つめて、今は大丈夫なのかね?」
始動は力強く答えました。
「今を大切にするからこそ、これからが楽しみなんです。今の一歩一歩が、これからの道を作っていくんです」
後に始動はこう語りました。
「人生は、いつだって『これから』が一番面白い。だって、まだ見ぬ可能性に満ちているから」
そして「今日の終わりは、明日の始まり」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年2月4日21時14分に書く無名人インタビュー1006回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは いむいぱぴ子 さんです!
年齢:20代後半
性別:女
職業:アーティスト/クリエイター
現在:高いお金は払えない、けど自分でやるにはちょっと難しいなっていう人のお手伝いをしたいと思っていて。
ミミハムココロ:
ぱぴ子さんは今、何をしている方でしょうか?
いむい ぱぴ子:
私は今、アーティスト兼クリエイターをやっています。
ミミハムココロ:
アーティストの方はどういったことをされてるんですか?
いむい ぱぴ子:
シンガーソングライターですね。歌を書いて、ギター弾き語りで、ライブで歌うっていうのが基本です。
ミミハムココロ:
それはいつぐらいから?
いむい ぱぴ子:
これが2015年の11月から。なので、20歳の時から音楽活動を始めてます。
ミミハムココロ:
始めたきっかけとかは何かありますか?
いむい ぱぴ子:
えっと、私はずっと小学校の先生になりたくて勉強してたんですけど、大学に現役で受からなくて。1年浪人したんですけどそれでも受からなくて。そこで「小学校の先生」っていう夢を諦めたんですけど。大学に入った時に音楽サークルに入ろうと思ってたんですよ。けど、そもそも大学に行けなかったので。でも音楽やりたいな、っていう気持ちがあったので、当時、「音楽やりたい人書き込んで」とかそういう掲示板があって、そこに衝動で書き込んでみたっていうのがきっかけですね。
ミミハムココロ:
音楽サークルはどうでした?
いむい ぱぴ子:
サークルっていうか「バンドやりたい人集まれ」みたいな感じの掲示板に書き込んで、たまたま同い年の3人が集まって。最初は結構遊びみたいな感覚で、集まったメンバーでスタジオに入ったりみたいなところから始めました。
それは楽しかったんですけど1年ちょっと…1年もやってないかな、ぐらいでみんな就職活動とかでバラバラになってしまって。私は「せっかく始めたしやってみよう」ということで、そのまま1人で始めた感じです。
ミミハムココロ:
始めた当初と今の活動って何か変化とかはありますか?
いむい ぱぴ子:
やっぱ始めた当初は本当に「ただ音楽が好き」っていうだけで。何なんだろうな、結構勢いで始めてしまったところがあるんですけど、やっていくうちにこの世界に来ないと分からないことがすごくたくさんあって。最初は「インディーズ」っていうのをあんまり知らなかったんですけど、インディーズにもすごく素晴らしい人たちがたくさんいるっていうことを知って、命をかけて歌ってる方もたくさんいらっしゃって。そういう人たちを見てるうちに「自分も同じようなモチベーションでやっていきたいな」って思い始めました。なので、気持ち、熱量というか目指してるところというか、ライブ1本に懸ける思いであったり曲を書くときの気持ちであったり、始めた当初と比べると結構何から何まで違いますね。
ミミハムココロ:
クリエイターの方は、どんな感じなんですか?
いむい ぱぴ子:
クリエイターは、今年の1月から本格的に始めたんですけど。シンガーソングライターとして活動してきた期間もやっぱりマネージャーとかはいないから、全部セルフプロデュースというか。CDを作るにしても自分でどっかにお願いしたり、デザインは自分でやってみたりとか。全て自分でやらなきゃいけない状況だったのでやってきたはやってきたんですけど、今回「クリエイター」と名乗って人から依頼を受けようと思ったのは始めたばかりなんですけど。「作ること」自体は、昔から好きでずっとやってきたので、こっからまた人にお願いされるクオリティで作るために勉強していかなきゃなっていう状況です。
ミミハムココロ:
どういったものを作ってるんですか?
いむい ぱぴ子:
基本的に、映像とデザインをメインにしていきたいなと思っていて。デザインだったら、アーティストの方はライブをしていくので、ライブをする時のフライヤーであったり、告知画像を作ったり。なにかとアーティストをやる上で必要になってくるものがあるので。
そういうのってお願いすることもできるんですけど、プロにお願いするとすごく高かったりするから、その中間があんまりいないなと思って。そこに私が入りたいなと思ってるんですよね。高いお金は払えない、けど自分でやるにはちょっと難しいなっていう人のお手伝いをしたいと思っていて。
そういうのもスキルが必要になってくるので勉強しないと難しい。だからこそそういう方のお手伝いを出来たらいいかなと思っています。
ミミハムココロ:
そういうのを作ってるときの気分っていうのはどんな感じですか?
いむい ぱぴ子:
小さい頃から頭の中でいろいろ考えて、それを具現化することが好きでした。あとは、小説とか物語を読むのが好きで。考えたり、読んだり、作ったり。そういう時ってその事にだけ集中してるから、すごく心地がいいというか、その世界に没頭してる瞬間がすごく好きです。その世界の一部になっている感覚は心地がいいし、すごく幸せな気分になります。
ミミハムココロ:
クリエイターは今年の1月からですよね。
いむい ぱぴ子:
はい。
ミミハムココロ:
どうしてこのタイミングで始めたんですか?
いむい ぱぴ子:
今年で30歳になるのと、あとは今年の11月で活動も10年になるので、それが大きい気がします。30歳になるって考えた時に、今はアルバイトをしながら休みの日にライブをしたりっていうのがベースなんですけど。このスタイルで続けていくことに限界が見えてきたというか。そうなった時に、もともと在宅ワークが理想だったということもあるし、前から興味があった「クリエイター」に挑戦してみたいなと思いました。
ミミハムココロ:
「在宅が理想」っていうのはどうしてなんでしょうか?
いむい ぱぴ子:
人と関わるのがあまり得意じゃなくて。なんか人と関わるのっていうか、なんだろうな…文章にする方が人とコミュニケーションを取りやすくて。直接お会いして喋るとなると、気心知れた仲なら良いんですけど、人間関係のストレスを感じやすくて。そういうところでストレスを抱えることに疲れてしまって。
ミミハムココロ:
実際にクリエイターを始めてみて大体2、3週間経ちますけどどうですか?
いむい ぱぴ子:
そうですね、今までもお手伝いしてきた方とかもいるので、その関連でちょこちょことご依頼を頂いています。そういう方たちの制作に携わって少しずつ大きくなっていけたらいいな、とは今思ってます。
ミミハムココロ:
アーティストとかクリエイター以外の時間はどうやって過ごされてますか?
いむい ぱぴ子:
クリエイターの勉強をしなきゃなと思っているので、アルバイトが終わったら勉強したり、頂いてる依頼の制作をしたりという感じです。
まず作品を作っていくことが大事だと思っているので、私は幸い自分もアーティストとしてやってるので、自分を使って作例を出していったり、自分のコンテンツも増やしつつ、それをプロモーションとしても活用しながら、且つクオリティを上げていけたらいいなと思っています。
ミミハムココロ:
今回、このインタビューを申し込んだ動機ってなんでしょうか?
いむい ぱぴ子:
たまたま「マシューさん」っていう方のXのポストを見て。そっからnoteに飛んで、「なんかすごい面白いことをしていらっしゃる方がいるな」と思って。私もクリエイターを始めたタイミングが1月で、この記事を読んだのも1月の頭でタイミング的に重なったし、申し込んでみました。
あと、インタビュー記事を読むのがすごく好きで。ミュージシャンの方のインタビュー記事とかって結構あるじゃないですか。そういうのを読むのが好きで。私も個人的にそれっぽい形式で自分で作ったりしてたんですけど、こうやってインタビューをしてくださる方ってあんまりいないので「インタビューしてほしい!」と思ってご連絡しました。
ミミハムココロ:
好きな場所とかはありますか?
いむい ぱぴ子:
好きな場所、場所…家です(笑)めっちゃ引きこもり体質で、基本家にいたいんです。家にいていいならずっと家にいたいって感じです。それか外で言ったら、人があまりいない公園とか。映画館も好きですね。1人の空間に浸れるような場所。自分と向き合う時間が私はすごく好きで大事だと思ってるので、そういうのに適した場所が好きです。
ミミハムココロ:
好きな食べ物はありますか?
いむい ぱぴ子:
食べ物は基本何でも好きなんですけど、カレーだったら毎日食べられます。
ミミハムココロ:
カレーはどうして好きなんでしょうかね。
いむい ぱぴ子:
私、辛いものがめちゃくちゃ好きで。カレーもとにかく辛くするんですけど。色んなスパイスを楽しめるからかな。けど、シンプルに美味しいので好きです(笑)
過去:「常にしっかりしていなきゃいけない」っていうのがあったので、色々我慢をしてたんだと思います。
ミミハムココロ:
振り返ってですね、自分ってどんな子どもだったなって思いますか?
いむい ぱぴ子:
あ~、いま札幌に住んでるんですけど、幼稚園の年中、5歳まで北海道の釧路にいて。釧路にいる時はすごく明るかったんですよね。けど引っ越しをして、慣れない環境に戸惑ったし、うまく馴染めなくて。更にそのタイミングで生まれつき目が悪かったことが検査でわかって眼鏡をかけることになったんですよね。自分の容姿にも自信がなかったし、そういうのもあってすごく塞ぎこんでしまって。
幼稚園って「男の子と手を繋ぎましょう」とかってよくあるじゃないですか、隣の人と手を繋いで歩くみたいな。そういうシーンとかで手を繋いでもらえないとか、そういうなんかちょっと避けられたりすることもあって。そういうのが重なって活発だったのがどんどん内向的になって、本を1人で読むようになったり、一人遊びをするようになったり。そこら辺から自分との会話の方が多くなっていった印象があります。
ミミハムココロ:
1人遊びってどういったことをされてました?
いむい ぱぴ子:
お家でお人形を右手と左手に持って会話させるみたいな1人遊びとか。あとなんだろうな…本を読んで自分で物語を書いてたこともあるし、なんかでも、とにかく作って遊ぶことが多かった気はしますね。それで小学校1、2年生までそんな感じだったんですけど、小学校3年生の時にミニバスケットボール少年団に入ることになったんですよ。友達の誘いで見学に行ったのがキッカケで。
少年団の子たちがすごく一生懸命やってて、それが楽しそうに見えて私も入りました。そこからまたちょっと変わりましたね。幼稚園年長から小学校2年生までがちょっと暗い時期で、小3からバスケを始めて、そっからまたちょっと元気を取り戻して。チームプレーなので、周りともコミュニケーション取らなきゃいけないし。その時は「試合に勝つ」っていうひとつの目標にみんなで向かっていたし、いい仲間に恵まれました。だから「バスケが無かったらまた違う人生だったんだろうな」とも思います。
ミミハムココロ:
中学校は振り返ってどうでした?
いむい ぱぴ子:
中学校は1番楽しかったなって思います。中学校、そうですね…わたしが引っ越してきた時に1番最初に声をかけてくれた女の子がいて。その子と幼稚園から高校までずっと一緒だったんですけど、中学生の時はその子とクラスが全部同じで、その子のおかげですごい楽しい中学校3年間を過ごした気がします。その子は私の中ではすごく大きくて。幼稚園の時にその子に出会ってなかったら、それこそもっと引きこもりっていうか学校に行けてなかったかもしれないし。その子のおかげで私の人生は変わったと思います。
ミミハムココロ:
どうしてそんなに長い間仲が良かったんですかね。
いむい ぱぴ子:
その子が、私と初めて会った時に「この子とは何かある」って思ったらしくて。第六感じゃないけど感覚的なもので話しかけてくれたらしいんです。気が合ったんですかね。
でも、やっぱりタイプ的にはちょっと違うんですよね。当時を思い出しても、その子はすごく活発で「男の子たちとも元気にサッカーをして遊ぶ」みたいな子だったんですけど、私はどっちかっていうとそこには入っていけないタイプなので。なんかタイプ的に言うと違うんだけど2人でいる時はすごく居心地がいいし、私も私のことを本音で喋れる存在だったんで、なんか不思議な存在ですね。
ミミハムココロ:
家族との関係はどうでした?
いむい ぱぴ子:
家族は…私は妹が1人いるんですけど、4人家族で。高校生の時かな…高校生の時に親が離婚して、私は母の方についていって3人で暮らしてた時期もあるんですけど。離婚するまでは家族全員すごく仲が良いと思ってたんですよ。「うちの家族は貧乏だけど、仲が良い。仲が良いのが取り柄だ」ってずっと思って生きてきたんですけど、そうじゃなかったってのがわかった時にすごくショックでした。
そっからはちょっとなんか、何だろう…複雑な家族関係になっちゃいました。母と妹とはすごく仲が良いんですけど。
ミミハムココロ:
高校生活全体を振り返ってどうでしたか?
いむい ぱぴ子:
高校生活は…小学校、中学校とバスケをやってて。小学校、中学校ってあんまり人数がいないチームだったんですよね。なので必然的にじゃないですけど、私が引っ張る役目というかチームの中でもそういうポジションだったんですけど。高校では、バスケが強い高校で、「ここでバスケがやりたい」ってその高校を選んでる子たちも結構いて。私は正直部活に入る気は無かったんですけど、勧誘に負けて結局入ったんですよね。
だからその中でやっていくには色々と差があって。高校で通用しなかった。あまり試合には出てなかったのに、キャプテンをやることになってしまって、だから結構複雑でした。「キャプテンなのにベンチにいる」っていうのが自分の中では結構きつい部分があって。「みんなをまとめて引っ張っていかなきゃいけないけど、試合ではそうじゃない」っていうポジションの難しさに結構やられていて。途中から全然やりたくなかったし、辞めたいって思ってました。だからあんまり良い思い出が無いかもしれないですね。なんか常に部活の練習がきつかったのもあるし、そういうメンタル的な部分でもそうだし。小学校の先生になりたくて、大学にも入りたかったので。その勉強と部活となんかそういうメンタル的な部分でも1番きつかったのが高校生かなっていう感じです。
ミミハムココロ:
浪人時代はどうでしたか?
いむい ぱぴ子:
少人数の予備校に通ったんですけど。なんかそこで、担任の先生みたいなずっと常に見てる人がいなくなった時に、そこで初めて「自分ってこういう人間だったんだ」っていうことに気付きました。今までは先生とかクラスの子たちの目をすごく気にしてたんだな、ってその時に気づいて。その成績とか内申点とか、とにかく「良い子でいなきゃ」っていう。姉だったのもあるし。
あと、バスケでも小中高ずっとキャプテンだったこともあって、「常にしっかりしていなきゃいけない、私がちゃんとしていなきゃいけない」っていうのがあったので、なんかすごく色々我慢をしてたんだと思います。学校よりは自由だったからその時に初めて本当の自分の気持ちに気付きました。
だからそのまま大学に入っていったら、「ちゃんとしてなきゃ」っていう超ガチガチの真面目人間で進んでたと思います。予備校時代に本当の気持ちに気付けたので、今になって「大学に行ってみたかったな」っていう気持ちはあるけど、あの時に進学出来ていなくてむしろよかったなと思ってます。予備校で出会った友達とは今も仲が良くて、なんかあれはあれで違う青春もできたし。大変だったけど、自分と向き合える時間でもあったからすごく大事だった…私の中では1番の転機だったかなと思います。
ミミハムココロ:
その後はどうされたんですか?
いむい ぱぴ子:
入試受けたけどまた落ちました。でも、金銭的にも「浪人は1年だけにしよう」って決めてて、駄目だったからもう潔く諦めました。本当に小学校1年生の時から「小学校の先生になりたい」って思い続けてきたんですけど、意外とあっさり諦めがついて。本当にまっすぐその夢にしか進んでなかったのでバツンっと夢が無くなったんですけど。
でもその時に、なんかやけくそじゃないけど「もういいや好きなことしよう」って思って。好きなこと全部やってみようっていうふうに気持ちが切り替わって。そっからさっき言った「掲示板に書き込む」とか、今までの自分だったら想像できないような行動力でいろいろ動いてくんですけど、そんな感じでした。
だから、小中高の私を知ってる人たちは、今私が人前で歌ってるっていうのを聞いたら本当にびっくりすると思うし。親にも「あんたそんなことやりたかったんだね」って言われたし。だからやっぱり「学校」っていうのが、良くも悪くも影響が大きかったなと思います。
ミミハムココロ:
ここまでで「まだこれ話せてないなあ」みたいなことは何かありますか?
いむい ぱぴ子:
たくさん喋らせてもらいました。大丈夫です。
未来:心の裏側っていうか、普段見えない部分を触ってくれるっていうか。私自身もそういう発信をしたいんです。
ミミハムココロ:
今から5年後10年後20年後、最後自分が死ぬところまでを想像していただいて、未来ってどうなってると思いますか?
いむい ぱぴ子:
そうですね、死ぬところまでか…5年後10年後は、今やってることの規模が大きくなってたらいいなと思います。その先…どうなってるんだろう。自分のやりたいことを今もやらせてもらってるし、なんか好きなことやってたらいいなと思います。好きなことを自由に。今まで色んなものに縛られてきた、縛られてきたっていうか自分で縛られてると思い込んでただけなんですけど、そういうのが長かった分、今まで我慢してきた感情であったりやりたかったこととか、もう全部やっててほしいなと思います。そしたらいつ死んでもいいなと思うし。とにかく好きなことをやって、我慢が少ない人生を歩んでいて欲しいなと思います。
ミミハムココロ:
じゃああえてですね、「これだけはやらないと死ねないなあ」みたいなものはありますか?
いむい ぱぴ子:
なんだろうな…難しいですね。いや、すごく大きいことなんですけど、映画に携わりたいとちょっと思ってて。それはアーティストとして曲を提供するでもいいし、クリエイターとして、その映像の何かを手伝わせてもらうとか、どっかに出演するのか。何でもいいんですけど、映画がすごく好きなので、映画にちょっと携わりたいなと思います。
ミミハムココロ:
どうして携わりたいんですかね。
いむい ぱぴ子:
映画に関わらずなんですけど、心の中の何て言うんだろう。心の裏側っていうか、普段見えない部分を触ってくれるというか。私自身もそういう発信をしたいんですよね。普段感じられない感覚ってたまにあるじゃないですか。芸術って言葉に出来ない感覚を与えてくれたり、今まで見落としてた部分を教えてくれたりもするし。そういう「自分1人じゃ見られない部分を見せてくれるもの」がとにかく好きで。それは本もそうだし、映画もそうだし、音楽もそうだし。そういった芸術の中でも「映画」に関しては、今勉強している「映像」という観点からも気になっています。
自分1人じゃ届かない部分を触ってくれる。それもなんか、本当にちょっとでいいんですよね。ちょっと触れてくれるだけでいいんですけど、そういう発信をしてくれるものが好きです。そういうクリエイターの方と何かを作りたいっていうのがあります。その道のプロの方と何か作りたいです。どの手段をとるにせよ、「人の心を動かす」っていうのが1番かなと思います。
ミミハムココロ:
自分で映画を作っちゃうのはどうですか?
いむい ぱぴ子:
物語を作るのも好きだし、今映像も勉強してるので。そうですね…自分で映画を作る。いいなぁ。
今は音楽をやっているけど、音楽だけじゃなくて映像と絡めたりいろんなものを融合させたいなってずっと思ってて。本を書いて自分で曲を付けるとか。音楽だけで完結するんじゃなくてそういう映像と絡めたり文章と絡めたり、イラストと、美術的な部分と融合させたりっていうなんか面白いことをしたいなとはずっと思ってるんで、それをしっかり形にしたいですね。
ミミハムココロ:
曲を作ってる時とか歌ってる時の気分ってのはどういったものなんでしょうか?
いむい ぱぴ子:
曲…そうですね。今までは曲を作ってる時の方が楽しかったんですけど、最近になってやっと歌ってる時も楽しめるようになってきて。10年かかったんですけど。やっぱ曲を作ってる時は自分の思ってること…1番はやっぱり文章とか言葉が好きなので、その言葉を自分で組み合わせて物語を作るっていう作業がすごく楽しいので、曲作りは昔からもうシンプルに楽しかったんですけど。それを人前で表現すると自分が思ってるようには届かないので。そこがすごく難しくてもどかしいとか悔しい気持ちの方が今までは多かったんですけど、最近はなんか「歌う」っていう行為自体をシンプルに楽しめています。
ミミハムココロ:
「物語を書いたり、ブログを書いたりっていうこともしてた」っておっしゃってたじゃないですか。どうして「音楽」という形を取ってるんでしょうか?
いむい ぱぴ子:
歌うことは昔から好きでカラオケとかによく行ったし、歌うのが好きっていう本当にシンプルな理由です。あとは、私は対話が苦手なんですけど、それを別々で出来るじゃないですか。曲を書く時はもう言葉に集中して、自分でしっかり構築させて完成させたものを、それを声にするっていうので。私は考えたことをそのまま喋るのが苦手なんですけど、そこを一旦区切って、考えて作った文章を人に届けるって、なんかすごく自分の中ではスムーズっていうか、ありがたい…ありがたいって感じです。
言葉にはしたいんだけどそれが苦手なだけで嫌いとかではなくて、やりたいんだけどうまく出来ないので、そこを区切って出来るのが良いのかな。「伝えたい事はあるのにそれを上手く言葉にできない」っていう人生だったので…今もそうなんですけど。それを言葉にして、自分の声で届けられるっていうのは音楽の良いところだし、私にとってはすごくありがたいものだなと思います。
ミミハムココロ:
今はどういったことを届けたいなと思っていますか?
いむい ぱぴ子:
そうですね、日常的な些細なことを表現していきたいです。さっきの話にも繋がるけど、日常の中でも見落としてるものって絶対あるし。近すぎて見えないとか、逆に裏に回り込んでいて気付かないとか。そういう部分を制作を通して届けたいです。日常の中の些細なこと、些細なものをずっと表現し続けたいなと思ってます。
ミミハムココロ:
どこか行ってみたい所とかはありますか?
いむい ぱぴ子:
行ってみたい所、行ってみたい所…ディズニーランドにずっと行きたいって思ってて、それは去年初めて叶ったので。今行ってみたい所なあ…景色が綺麗な、うーん、あんまり無いかもしれない、行ってみたい所。あまり現実味はないけど、ヨーロッパの景色や建物がすごく好きなのでいつか行ってみたいです。
ミミハムココロ:
最後に、今回のインタビューを通した感想でもいいですし、自分が死ぬ時を想像した遺言でもいいです。何か一言いただければ。
いむい ぱぴ子:
そうですね…こっからまた人生が変わると私は思ってるので、「こっからだぞ」と思います。こっから、こっからまた始めていきたいです。
今までの人生を繋いでいけるように、表現活動、制作活動を楽しんでいけたらいいなと思います。アーティストとしての、いむいぱぴ子、クリエイターとしてのimuipapiko、ともに楽しんで頂ける様に頑張ります!ご連絡もお待ちしております!最後まで読んで頂き有難うございました。
ホームページ:
あとがき
いむい ぱぴ子さん、ありがとうございました。
最近『敵』という映画を観たんですけど、これがすごく面白かったです。少し前にYouTubeで予告を見て以来、ずっと公開を楽しみにしていた作品だったんですよね~。いやあ良かった。なんというか、どこにでもありそうな日常感のある映画が僕は好きでして、主人公の男の人なんかはほんとそこら辺にいそうなおじいちゃんなんですよ。最近だと『PERFECT DAYS』とか『ぼくのお日さま』が当てはまるんですけど、分かりやすい起承転結や劇的な急展開が無くても心の奥にギュウっと残るものがありました。
歌手だとカネコアヤノさんの曲がこの感覚に近いかもしれません。曲とか映画に対しては言語化をしようとせずに「なんとなく良かったなあ」くらいの曖昧さで留めたい(というかそもそも出来ない)と思っているんですが、こういう作品にずっと触れていたいと思わされる何かが存在している気がします。
ちなみに、僕もいつか何かしらの形で映画界に携わりたいなあと思ってます。自分の手がけた曲や映像を作品に使ってほしいとかではなくて、映画を観れる場所をこれからも残すための手助けがしたい。映画館が本当に好きなので。もちろん定期的に映画館に通ってお金を落とすことは大きな貢献にはなると思うので続けていくんですけど、それ以外にも自分がイベントを企画したりとかして少しずつでも携わりたいなあと、ぼんやりと、、思ってます。
【インタビュー・編集・あとがき:ミミハムココロ】
#無名人インタビュー #インタビュー #アーティスト #クリエイター

マガジンで過去インタビューも読めますよ!
インタビュー参加募集!

いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは無名人インタビューの活動に使用します!!