50年間生きてきて自分の生き方は個人が選べるような時代になったと思う人
むかしむかし、ある村に、自由道(じゆうどう)という名の老人が住んでいました。自由道は五十年の長い月日を生きてきた、村でも評判の物知りでした。
若い頃の自由道は、決められた道を歩むのが当たり前でした。農家の子は農家に、商家の子は商家に。女は家を守り、男は外で働く。そんな時代でした。
「昔はのう、生き方というものは、生まれた時にもう決まっておったものじゃった」
自由道はよく村の若者たちに語りかけました。
ところが、歳月が流れるにつれて、村の様子は少しずつ変わっていきました。農家の娘が学問を学び、商人の息子が絵を描いて暮らすようになったり、遠い町から来た人が新しい仕事を始めたり。
「これは面白いことじゃ」自由道は目を細めました。
ある日、迷いを抱えた若者が自由道のもとを訪れました。
「お爺さん、僕はどの道を選べばいいのでしょうか?」
自由道は穏やかに答えました。
「昔はのう、道は一本しかなかった。今は、まるで山に無数の小径があるように、たくさんの道ができた。迷うのも当然じゃ」
「でも、どうやって選べば...」
「それがこの時代の素晴らしいところじゃよ。選ぶ苦しみもあるが、選ぶ喜びもある。間違えても、また別の道を歩めばよい。五十年生きてきてわかったことは、道は一つではないということじゃ」
若者は安堵の表情を浮かべました。
自由道はいつも言っていました。
「時代が変わり、個人が自分の生き方を選べるようになった。これは先人たちが築いてくれた宝物じゃ。その自由を大切に使うことが、我々の務めなのかもしれんのう」
そして「自らの道を選ぶ者は、真の自由を手にする」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
そして次にインタビューされるのはきっとこれを読んでいるあなただし、そしてインタビュアーになる日もそう遠くはないでしょう。
と思う2025年6月14日10時41分に書く無名人インタビュー1089回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 長谷川 司 さんです!
年齢:50代前半
性別:男性
職業:パート アルバイト
現在:孤独感があって。やっぱり社会と、本当の意味でコミットしてない感じがどこかにあって。
ゆいぴ:
長谷川さんは今、何をされている方でしょうか?
長谷川 司:
ドラッグストアの接客業を、パートアルバイトでしてます。
ゆいぴ:
それ以外に何か普段されていることってありますか?
長谷川 司:
仕事ですか?
ゆいぴ:
仕事に関わらず。
長谷川 司:
あとはちょっと寮に住んでて、寮の生活を過ごしてる感じです。
ゆいぴ:
寮っていうのは何の寮ですかね?
長谷川 司:
グループホームで、病気の方が集まって一緒に暮らして回復を、社会復帰するような施設です。どういう病気かというと、精神科です。
ゆいぴ:
そこからドラッグストアのパートに通われてお仕事をされているってことですかね?
長谷川 司:
はい、障害者枠で働いてます。
ゆいぴ:
ドラッグストアはいつから働かれてるんですか?
長谷川 司:
二年前ぐらいからです。
ゆいぴ:
二年働いてみてどうですか?
長谷川 司:
福利厚生がしっかりしている会社だなと思います。現状は、先月の中旬から来月の中旬にかけて休職中でして、その理由は腰痛なんです。その腰痛の痛さももう薬飲んでだいぶなくなってきたので、復帰に向けて前向きに向かっているところですけど。
ゆいぴ:
休職中、昼間は何をされてるんですかね?
長谷川 司:
施設の方々は、ちょっと社会とは距離のある、ちょっと違う生活をしていて。作業所に行かれたり、検査とか事務検査とかそういう作業所に行かれてる方もいるし。あと病院の機能訓練のプログラム、塗り絵とかやられてる方とかそういうデイケアに行かれてる方もいます。僕は、グループホームの建物に利用者さんがいないという状況で、自分で音楽を聴いたりサッカーを見たりしてます。
ゆいぴ:
グループホームに入られたのはいつからですか?
長谷川 司:
今のグループホームは二つ目なんですが、前の一つ目のグループホームから数えると八年か七年ぐらいになります。
ゆいぴ:
グループホームに入るきっかけは何かあったんですか?
長谷川 司:
家族とトラブルがありまして。それで精神科の方に体と心の治療のために入院しながら、グループホームの生活で社会復帰しようかという感じの流れになってます。
ゆいぴ:
二年前にドラッグストアで働き始めるきっかけはあったんでしょうか?
長谷川 司:
作業所でもA型とB型っていうのがあって、A型は割と一般の最低賃金に近い時給でそこで働いていたんですけども、人間関係の問題で職を離れることになりまして。その中でどうやって生活していこうかと考えて、次は失業保険をもらいながら時間をかけて一般就職を目指そうと探していた時にたまたまドラッグストアに採用してもらったって感じです。
ゆいぴ:
生活している中で、どのような気持ちや感情を抱くことが多いですか?
長谷川 司:
生活してる中で思うことは、やっぱり地方都市に住んでて車がないと結構移動が大変で。僕は一応自動車免許を持ってることは持ってるんですが、寮に住んでると車の運転は禁止ということで。結局通勤は徒歩か、あとバス使ったりとかしてるので、そこら辺はちょっと大変かなと思っています。
ゆいぴ:
感情的な面ではどうですか?例えば喜怒哀楽だったら、どのような感情を持つことが多いですか?
長谷川 司:
喜怒哀楽だと、孤独感があって。やっぱり社会と、本当の意味でコミットしてない感じがどこかにあって。その理由はグループホームに住んでて、やっぱり外出の制限がある程度あって、外出はできるんですが二時間以内に帰ってきてくださいというルールがあるので。社会とコミットしてない感じが日常生活では感じます。
ゆいぴ:
どういった時に最も強くそういう感情を抱きますかね?
長谷川 司:
やっぱり友達と映画館行けないとかカラオケに行けないとか、そういう生活がしばらく続くと思うとそういうふうに思います。
ゆいぴ:
趣味だったり、楽しいこと、好きなことって何かありますか?
長谷川 司:
好きなことはサッカーで、サッカー観戦も好きですし、実際にするのも好きで。サッカーはJリーグの試合を、例えばNHKで中継してたら観ることが多いし。時々WOWOW観れるときは、自分でセッティングして海外のサッカーを観たりしてます。
ゆいぴ:
サッカーの何が好きですか?どういうところが好きですか?
長谷川 司:
やっぱり無名の選手がその大きな舞台で劇的なゴールを上げると、そこですごくヒーローになれる。一躍ヒーローになれる瞬間があって。そういうのを見ると人生何が起こるかわからんし、生きてれば何かいいことあるんじゃないかなと思える気持ちになります、サッカー観てると。
ゆいぴ:
プレイ自体は普段はされてますか?
長谷川 司:
時々、グループホームのイベントで障害者のサッカー大会とかあって。ボールをパスだけ、体ぶつけるのはダメで、ボールをパスだけ回してゴール目指すっていう、そういうちょっと障害者だけの集まりのサッカー大会があって。それに参加するとすごく気持ちは解放されます。
ゆいぴ:
サッカーを好きになったきっかけは何ですか?
長谷川 司:
WOWOWで2006年のヨーロッパの大会を観てまして。ポルトガルのチームが優勝したんですけども、そのチームにクリスティアーノ・ロナウドっていう有名な選手がいて。その選手が中心となって決勝まで行けるんですけど、決勝で怪我して退場になったんですよ。なんか膝をちょっと強打して。退場になった時にフィールドの外から選手を励ましたり勇気づけたりしながら、クリスティアーノ・ロナウドがベンチの外にいても、ピッチ上に影響力を与えて、ポルトガルが勝ったんです。優勝したんですけども。僕はクリスティアーノ・ロナウドが怪我して退場になった時に、もうポルトガルは負けだと、負けるのかなと思って見てたら、そういう最後まで諦めない姿勢をテレビの生中継で見てて。ああ、サッカーってやっぱり人生そのものだな、最後まで諦めなければ何が起こるかわからないのだなと思いました。
ゆいぴ:
逆にこれをしてたら嫌だな、しんどいな、みたいなことって普段ありますか?
長谷川 司:
門限があるので、朝方とか結構、早朝とか早く目が覚めると外に出れないっていうのが結構つらいですけど。
ゆいぴ:
そういう時はどうやって気を紛らわしてるんですか?
長谷川 司:
音楽を聴いたり。音楽を聴いても紛れないときがありますので、ちょっと逃げかもしれんけども精神安定剤飲んでます。
ゆいぴ:
先ほども施設の中で音楽を聴いてるってお話されてましたけど、どのような音楽がお好きなんですか?
長谷川 司:
音楽は、僕は50歳なんですが、割と僕が高校生から25歳ぐらいの間に結構流行った曲のアーティストさん。今も活動されている方とか。例えば、TM NETWORKとか宇多田ヒカルさんとか、なんか割と洋楽っぽい音楽が好きです。
ゆいぴ:
音楽は聴くだけですか?自分で演奏したりっていうこともされるんですか?
長谷川 司:
高校生の頃はギターを弾いてたんですが、今はちょっとウクレレを時々弾いてて。ウクレレでポップソング、例えばYouTubeでウクレレのサザンオールスターズの曲の楽譜とか見たり、Mr.Childrenとか、あとSMAPの世界に一つだけの花とかあいみょんとかそういう曲を、ウクレレの楽譜をYouTubeで見ながら弾いたりしてます。
ゆいぴ:
今はギターは弾かずにウクレレをされているんですか?
長谷川 司:
そうですね。ギターを弾きたいんですが、結構音がでかいので。
ゆいぴ:
長谷川さんはご自分でどのような性格だと思いますか?
長谷川 司:
自分なりに客観的に見れて自分の弱いとことか強いとことか、そういうとこと向き合えて、そういうのを活かせるような人だなと思うし。あとは割と、スピードを持って作業やりたいタイプなんですが、コツコツ努力を積み上げていくタイプかな。
ゆいぴ:
それを特に感じるエピソードはありますか?
長谷川 司:
前に行っていたA型の作業所で、検査とかネジを数える作業とかあるんですけども数はやっぱりこなせない。他の人より数はこなせないんですけども、割とスタッフからは、長谷川さんに今後も力になってほしいとか声かけてもらえたことがあって。そういうときに自分はスピードを持って行動はできないけども、ちょっと信頼が得られているし、自分のやってる丁寧さとかが伝わっているのかな?というふうに感じました。
ゆいぴ:
身近な親しい人からはなんて言われますか?
長谷川 司:
それがですね、六年、七年もグループホームにいると、しかもその中で外出も人と会ったらダメというルールがあるので、外出先で。人とのつながりが離れていってしまって、ラインつながりとかも。一番痛いところで、今後六十七十と生きていく上でどうやって人のつながりを作っていくか。いずれは一人暮らししたいと思っているのですが、人との社会とのつながりをどう作っていくかっていうのはすごく不安だし課題だと思ってますけど。
ゆいぴ:
なるほど。今いるグループホームから出る時は条件ってあるんですか?どうなったら出れる、みたいな。
長谷川 司:
特に明確な条件とかはなくて。スタッフが、例えば長谷川さんが生活能力がついてもう大丈夫だと思える判断の段階で一人暮らしできるという感じ。あともう一つは、やっぱりアパート借りる際に初期費用、貯金とかもある程度必要なので、それを貯めつつ。それがある程度資金的に潤沢に貯まったときにたぶん一人暮らしが始まると思うんですよ。
ゆいぴ:
長谷川さん的に目指している期日ってあるんですか?リミットみたいな。
長谷川 司:
ざっくりと今から一年半か二年後ぐらいです。
過去:部活動はあまり力入れてなくて、どっちかっていうとファミコンのドラゴンクエストとか、あれを土日とか朝までやってました。
ゆいぴ:
子供の頃はどんな子供だったか覚えてますか?
長谷川 司:
子供の頃は、優等生っていうか結構勉強も運動もできる感じで。小学生の頃もそんな感じで勉強もできて。中学生の時も割とまんべんなく体育とか五教科も、数学はちょっと苦手な科目でしたが、まあまあそこそこ点数取りました。それで中学時代に、やりたいことって本当に何がやりたいのかわからなくて、とりあえず勉強をして進学実績のある高校に行きたいと思って、ひたすら中学校の時勉強して。で、高校でちょっと頑張れたら東京の方に出たい、東京か関西に行きたいなと思って。当時インターネットもなかったので、僕も田舎にいて、やっぱりスマホもインターネットもなかったので。東京か関西、京都か大阪に出て、いろんな情報を、世の中のことを知りたいなという気持ちで中学校の時は真面目に勉強して。
高校が進学校だったんで進学したんですが、高校の時にちょっと勉強についていけなくて。結局浪人して予備校に通うようになりました。予備校はちょっと京都の予備校に行ってて。知識欲があったので、古本屋とか、結構学生の街なので京都って。例えば当時銭湯に行ってたんですけど、銭湯行くまでの合間に古本屋とか本屋さん寄って。岩波文庫とか新潮文庫とかなんか読みながら、そんなことばっかやって勉強あんましなくて。大学生として京都で下宿していながら就職をしようと思ったけどもうまく波に乗れなくて。パート、アルバイトを何個か点々としながら、田舎に帰ってきてからも。職業的にはどんなことしてたかというと、結構ポピュラーなメジャーなとこではマクドナルドとか、あとは家庭教師もやってました。塾講師もやってましたけども、英語が好きなので。塾講師の仕事もパートアルバイトもしてたし、そういうのを仕事変えながら時々やってて。それで、今は結局この流れでドラッグストアにいる感じです。
ゆいぴ:
小学生の時に、今でも覚えている記憶だったり思い出みたいなことって何かありますか?
長谷川 司:
思い出ですか。たくさん雪が降る県なんですが、雪がたくさん降って、今よりももっと。本当に冬に雪が積もったときは二階の窓から外に出てました。それくらいの高さまで雪が積もったのを覚えてます。小学校の時。
ゆいぴ:
習い事だったりとか、特別やってたことだったりとか、好きだったこととか、覚えてることって何かありますか?
長谷川 司:
やっぱりスポーツ観戦、スポーツ観るのが割と好きでした。その中で野球は割と。巨人戦は毎週中継されてたので巨人戦見たり、野球のチームに入って野球やってて。まあ野球に一生懸命はまってった感じです。カルチャー的には少年ジャンプがものすごく流行ってたというか、ちょっと熱かった時代で。小学校から中学校にかけて、ドラゴンボールとか今も結構人気ありますけど、キン肉マンとか聖闘士星矢とか、ああいうのがリアルタイムでジャンプに掲載されてた時期で、ジャンプは毎週楽しみに読んでました。
ゆいぴ:
なるほど。昔は野球をやられてたんですね。
長谷川 司:
サッカーは当時Jリーグもなかったので。1992年にJリーグが誕生したのでそれまでサッカーっていうのは、ワールドカップはやってたんですけど録画でした。当時は生中継じゃなかったです。日本も出場してない時代でしたし。
ゆいぴ:
中学の時に覚えていることとか、鮮明に記憶にあることって何かありますか?
長谷川 司:
中学の時は勉強と部活に明け暮れてた思い出があって、部活動は陸上部だったんですけど。陸上やりたくて陸上部入ったわけじゃなくて、なんとなく個人競技をやりたくて陸上入って。あとはその部活動と並行して勉強も一生懸命頑張った感じなんです。部活動はあまり力入れてなくて、どっちかっていうとファミコンのドラゴンクエストとか、あれを土日とか朝までやってました。まあ今は時々やっても当時ほど楽しさ、ワクワク感がないので。結構夢中になったものとしてファミコンがあります。
ゆいぴ:
ファミコンのドラクエは、なんでそんなに夢中になったんですかね?
長谷川 司:
ロールプレイングゲームというのは、当時先駆けがドラゴンクエストで。そういうRPGゲームっていうのはあんまり今までなくて、斬新的なコンテンツというかゲームでした。ドラゴンクエストはオートセーブじゃなくて、復活の呪文とかいろんな暗号とか入れなきゃいけないんです。それでもストーリー性があって、ゲームとして、それまでのゲームっていうのはスペースインベーダーとかマリオゲームとかアクション系が多かったんです。ストーリーがあって、人間が、主人公が成長していくストーリーに惹かれました。
ゆいぴ:
高校時代はどのような生活をしてました?
長谷川 司:
高校の時は音楽を聴くことにはまってて。ダウンロードとかストリーミングとかもちろんないので、スマホもパソコンもインターネットもないので。レンタルCD店でCDを借りてきて、それをカセットテープに録音してウォークマンで聞いたり、カセットレコーダーで聞いてる感じで。時代を感じますけども。音楽はいろいろ、日本のJポップのバンドが結構いっぱい出てきていて。テレビで歌番組もあったので。プリンセスプリンセスとかBOØWYとかユニコーンとか。今もユニコーンとか活躍されてますが、そういうバンドの曲を借りてきて聴いて。あと高校時代、映画館もよく行きましたが、割と好きな映画のジャンルはスティーブン・スピルバーグとかインディー・ジョーンズシリーズとか。アニメもよく見ました。漫画もよく読みました。
高校時代にちょっとバンドを組んでて、月一回集まってたんです。バンドはどうやってメンバー集めたかっていうと、楽器店に張り紙とか告知の張り紙するとこがあって。今でこそネットで、SNSとかで集められるかもしれないですが、メンバー告知の張り紙置けるとこがあって。そこでギターとかドラムとかベース募集してますみたいな感じで、たまたま集まることができたんです。当時は携帯もないので、自宅の電話番号を書いて、そこに電話するという感じでした。その中で連絡を取りながら、なんとかメンバー集まってバンド練習しながら。まあ結局発表はしなかったですけども、いろいろ楽しい話とか雑談もしながら楽しく。学校にはそんなに真面目に力を入れず、趣味の方向で楽しんでた感じです。高校に軽音楽部がなかったので、自分で楽器店でバンドの募集を見て、そこからギター練習してました。
ゆいぴ:
バンド活動はいつまで続けられたんですか?
長谷川 司:
バンド活動は一年間だったんですが。一年後にちょうど僕が京都の予備校に行くので、そこでもう解散という感じ。
ゆいぴ:
大学卒業後はどのような道を歩んでいたんですか?
長谷川 司:
卒業は実はしてなくて、休学した後、退学しているのですが。ちょっと体調が悪くなって、体が脱力感を感じて。結局休学して退学したんです。大学時代はそんなに学生生活は送ってなくて、予備校は一年間行きましたが、大学行ってからちょっと休学してました。
ゆいぴ:
退学後はどのような生活をされてたんですか?
長谷川 司:
家にいることが割と多くなる時期だったので、時々通院しながら、入院しながら退院しての繰り返しで。ちょっと体調がいいときは長期的に働いたりしながら、そんな感じで今に至ってます。
ゆいぴ:
退学されてから今に至るまでの間は、いろんなお仕事を転々とされてたんですか?
長谷川 司:
はい、マクドナルドとか塾講師とか。あとはリサイクル工場でペットボトルの仕分けとか、いろいろやってました。
ゆいぴ:
長谷川さん的にはどのお仕事が一番印象的ですか?
長谷川 司:
塾講師がやっててやりがいがありました。中学生を教えてて、やっぱり中学生が成長していくのを見てると楽しかったです。
ゆいぴ:
塾講師はどのくらいの期間やられてたんですか?
長谷川 司:
六年ぐらいやってました。割と続いていましたね。
未来:人とのつながりの中で、自己肯定感が高い人とか自分を認めてくれる人たちの中にいる時間が多くなるってことが、人生の充実度が高いということだと思うんです。
ゆいぴ:
この先の五年、十年とかっていう長いスパンで未来を考えてみて、最終的にご自分が亡くなるっていうところまで考えたときに、どのようなイメージを未来に対して持っていますか?
長谷川 司:
五年後、十年後って考えるとだいたい僕の中でやりたいなと思うことがあって。グループホームに入る前に一応オンラインサロンとか何個か入ってて、その中で堀江さんの、ホリエモンのサロン入ってて。今は入ってないんですけど。その中で仲間、親友が何人かできて。割とそういう方と、会うことはできないので連絡は取れるのですが。もし一人暮らしを始めたらもう一回再入会して、名古屋、大阪、東京とかに時々足を運んだりしながら、週末いろんな雑談会とかオフ会とか。あといろんな企画ものにボランティアとして参加して、人生を充実したものにしたいなと思ってて。そういう人生には今後していきたいなとは思ってます。
ゆいぴ:
長谷川さんにとって人生の充実っていうのはどのようなイメージですかね?どうなれば人生が充実したものだと思いますか?
長谷川 司:
人とのつながりの中で、自己肯定感が高い人とか自分を認めてくれる人たちの中にいる時間が多くなるってことが、人生の充実度が高いということだと思うんです。今の環境ではそういうところに目を向けてくれる人がなかなかいなくて。一応LINEとかネット上でそういう友達はもうつながってるので、そういう人たちと情報交換しながら、ゆくゆくはそういった人とリアルに会って自己肯定感を高めるような、そういう会話をすることが充実感につながるかなと思います。
ゆいぴ:
自分のマインド的な部分で理想はありますか?
長谷川 司:
昔、彼女がいたことがありますが、結婚できなくてもいいから自分の気持ちを壁なく言える異性がいたら、マインド的に今より穏やかなのかなとは思いますけど。
ゆいぴ:
自分の中でどういう気持ちで生きていきたいっていうのはありますか?
長谷川 司:
好きなサッカーを常に気にかけながら、ワールドカップとかいろんな大会を目を離さずにちゃんとしっかり見て、いろんな熱い友達と喋っていきたいなという気持ち。そうだな、海外とか、韓国は行ったことあるんですけども、一人旅で一回だけ。一回スペインでサッカーを見てみたいなとは思います。
ゆいぴ:
どんなに小さいことでも大きいことでもいいんですけど、チャレンジしたいこととか挑戦してみたいことって何かありますか?
長谷川 司:
無理めでもチャレンジしたいことですか?
ゆいぴ:
はい。
長谷川 司:
絶対に無理でもないんですけど、堀江貴文さんと同席してお酒を飲んでみたいです。あんまり相手にされなくても、一緒にお酒を飲んで未来のことについて聞きたいことをお酒飲みながら喋りたいなって。なんで堀江さんかっていうと、同年代だし、割と考えてることも時代も同じ時代なのですごく共感できるし。堀江さんも刑務所に入られた時期があって、その中で社会復帰して頑張られてっていうのは、僕にとってはちょっとモチベーション的に頑張ろうと思える人ではあります。僕も今ちょっといろいろ社会とはなかなかコミットできない状況ですが、その中でやれる範囲のことをやっていきたいなと思ってます。
ゆいぴ:
堀江さんの、例えば言葉とか話されていたことで心に残っていることってありますか?
長谷川 司:
YouTubeの近畿大学の卒業式の動画にも載ってたんですけど。「今を集中して生きろ」って言われてて。寝食を忘れて今とにかく没頭できる何かを見つけて、それに集中して生きていけば何か道が開けるようなことを言われてて。その言葉が残ってて。だから今何をやればいいかわからないときは、何か今やれることに集中して。仕事だとしたら、今は仕事に集中しようとかそういう気持ちで頑張ってます。
ゆいぴ:
もしもの質問なのですが。明日からグループホームを出て完全に外の世界に出る、もちろんお仕事も好きなお仕事されていいし、好きな方とお会いできるっていう環境に置かれた時に、最初にやりたいこと、自分がこういう行動するだろうなっていうのは何かありますか?
長谷川 司:
シェアハウスに住みたいです。やっぱ生活もしなきゃいけないので。サッカー観戦もしたいし、あとは普通に友達と外食もしたいし。時々小旅行とかして、外国の方と日本の中でどっかカフェとかで会う機会があったらいろんなコミュニケーション、どこのアメリカ人でも中国人でもフランス人でも英語を話せる人がいたら英語で話して。いろんな新しい世界に触れてみたいなと思います。
ゆいぴ:
最初におっしゃっていたシェアハウスに住みたいっていうのは何故ですか?
長谷川 司:
シェアハウスは、過去にいろいろ知ってるシェアハウスがあって。やっぱり食費とか、住居費が結構抑えられるので。生活費を抑えたいという理由からでした。
ゆいぴ:
今後行ってみたい国ってどこかありますか?
長谷川 司:
いろいろあるんですが、やっぱ一番はアジア圏でシンガポールとかタイとかマレーシアとか。結構経済も成長してるし、どんな感じなのか。僕らが小さい頃と違ってどんな感じで暮らしてるのか、実際に知ってみたいなと思います。たぶんYouTubeとかで情報を集めると割と暮らしやすそうな印象。物価も日本より高いですが、仕事も結構給料もらえるらしいし。住みたいかは置いといて、一回ちょっとそこら辺の国行ってみたいなと思っています。
ゆいぴ:
最後に言い残したことっていうのを聞いてるんですけども。人生を振り返ってみての言い残したことでもいいですし、記事を読む方に伝えたいことでもいいですし、インタビューの感想でもいいんですけど、何か最後に言い残したことがあればお伺いします。
長谷川 司:
やっぱり僕は50年間生きてきて、スマホのiPhoneが結構社会に普及して、そこからAndroidも普及しましたが、そこから世の中っていうのは誰でも情報発信できるようになって。しかもその世界の情報が割と自分で集められるようになってグローバル化、グローバル社会になってきたので。自分の生き方っていうのは割と個人が選べるような時代になったし。このインタビューで思ったのは、やっぱり僕もSNSで有益な情報を発信して、世の中にポジティブな意味でそういう人たちが増えるといいなと思って。SNSをちょっと頑張っていこうかなと思いました。
このインタビューを通して自分を振り返ってみて、ちょっとうまくいかなかった時とかうまくいった時とかを思い出して、未来に向かってどう生きていったらいいかっていうのを改めて振り返るきっかけになったので、冷静に振り返れたので、良い時間だったと思います。
ゆいぴ:
はい、ありがとうございます。
あとがき
「人生の充実度」って計り知れないですよね。だって人生は死ぬまで未完成だし、充実度は数値化できないし。健康も自己成長も人間関係も時間の使い方も、ゴールに達したら次の目標が見えてしまう。自分の未熟さに何度も気づかされる。結局人はいつまでも満足できずに何かを求め続ける。でも何かを求め続けられるってことは、まだ希望があるってことだし。まだ動けるってことだし。まだ前に進めるってことだし。なんというか、それこそが人生の充実なのかしらね。
【インタビュー・編集・あとがき:ゆいぴ】
#無名人インタビュー #インタビュー #アルバイト #グループホーム

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