何もしないでいるよりは何かしようと思ってくれる人が増えたらいいなって思う人
むかしむかし、ある村に、動助(うごきすけ)という若者が住んでいました。動助には強い願いがありました。「何もしないでいるよりは、何かしようと思ってくれる人が増えたらいいな」という思いでした。
村では多くの人が、
「誰かがやるだろう」と待ち、
「私には関係ない」と背を向け、
「どうせ変わらない」と諦めていました。
ある日、村の小川が大雨で溢れそうになりました。村人たちは「誰か対応するだろう」と思いながら、それぞれの家に閉じこもっていました。
そんな中、動助は一人で土嚢を積み始めました。その姿を見た子どもたちが「お手伝いする!」と集まってきました。次第に大人たちも加わり始め、村全体で川の氾濫を防ぐことができました。
この出来事をきっかけに、動助は村中を回り、「何か一つでも、自分にできることをしてみませんか」と呼びかけました。
最初は小さな変化でした。
道端のゴミを拾う人、
困っている人に声をかける人、
小さな花壇を作る人。
しかし、それぞれの「何か」が積み重なると、村全体が変わっていきました。通りはきれいになり、人々は互いに助け合い、村は色鮮やかになっていきました。
後に動助はこう語りました。
「大きなことをする必要はありません。何もしないでいるよりは、何か一つでもすること。その小さな一歩が、大きな変化を生み出すのです」
そして「百の嘆きより、一つの行動」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
めでたし、めでたし。
と思う2025年5月9日20時13分に書く無名人インタビュー1035回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】
今回ご参加いただいたのは 卯さ木 さんです!
年齢:30代後半
性別:女
職業:(今は)占い鑑定師&生き方コーチ(今後は未定)
現在:好きなことを仕事にしたいというか、好きじゃないことが仕事にできないというか。
ナカザワ:
今何をされてる方でしょうか?
卯さ木:
私はですね、「四柱推命」鑑定師と、ライフコーチをしています。鑑定師に関してはいわゆる巷で言う占い師ですね。ライフコーチというお仕事は、誰かが頑張りたいことがあるとか、あとは自分の人生をどうしていいかわからないけどでも今の現状にはあんまり満足できてなくて、のように、ちょっと迷っているような方の後押しをするというか、 その人が何を人生で成し遂げたい事を一緒に対話形式で導き出したり、それを実際に実現するためにはどうしていったらいいのか?っていうことをエンパワーメントするような、そんな関わり方をするのがコーチなんですけど。
ナカザワ:
どちらも別の事業として卯さ木さんがやられてるって感じですよね。
卯さ木:
そうですね、はい。別々でもあり、一緒でもありっていうような。
別々のサービスとして提供したり、もしくは掛け合わせて、その人により深く向き合うような使い方をしています。
ナカザワ:
なるほど、なるほど。こちらのお仕事はどうして今されてるんですか。
卯さ木:
元々は今30代中盤なんですけど、20代の10年間はずっと会社員でサラリーマンをしてまして。 普通に会社に行って働くっていうことを続ける中で、毎日決まった時間に通勤することとか、仕事内容の大or小や、忙しいor暇っていう波があるにも関わらず毎月一定のお金をもらうっていうのにどうにも馴染めなくて。まず自分自身がすごく生き方について悩みまくっていた期間を過ごしてたんですね。
その経験があったことで、何か会社員って合わないな、でも何をしたら働けるんだろうとか...って、自分の才能や持ち味を生かすにはどうしたらいいんだろう?そもそも持ち味って何なんだろう?みたいな疑問がものすごい湧いてきたときに、占いによる自己理解に偶然出会って、その生きづらさがちょっと楽になったというか。
楽になったのは、励ましてもらったとか慰められたからではなくて、自分を圧迫していた「普通こんなことできて当然だ」という執着心に、良い意味で諦めがついたようにスッキリした経験があったんですね。 悩みの原因が見えない自分にあることを脇に置いてなんとか現実を変えようとあがきまくっていた時期、私もやっぱしんどかったので。同じように悩んだり、ぐるぐるぐるぐる頭の中で考えたくないのに考えちゃって...みたいな、そういう時間を過ごしている人のために何かできないかなと思って。それで今の仕事の形にたどり着いたっていう感じですかね。
ナカザワ:
なるほど。今のその生活スタイルに対してはご自身としてはどういうふうに感じてらっしゃいますか。
卯さ木:
一言で言えば自分らしい、と思います。会社員から、今在宅オンラインのお仕事に完全に切り替わって、家で1人で自分のペースで仕事ができるということが私の性質にはものすごく合っていて。モチベーションとか楽しいっていうプラスの感情というよりは、それまで感じていたいろんなストレスとか、環境へのストレスとか、そういったマイナスが一切なくなったような感じです。めちゃくちゃ生きやすくなりましたね。マイナスを感じることがなくなった分、そっちに使うエネルギーが必要なくなったから、逆に今度プラスに回せる時間や自分のエネルギーが増えたので、趣味とかも充実してて。これが自分に合う場所を選んで自分に合う仕事をするってことなんだなっていうことが実感できつつあるっていうような感じですかね。
ナカザワ:
自分に合うっていうのは、例えば家で仕事をするとか会社員じゃない働き方をするみたいな話だったんですけど、自分に合ってるっていうのはその働き方の部分なんですか。
卯さ木:
大部分はそうかなと思います。私の人生観というか価値観的に、例えば恋愛とか人間関係とかよりも、仕事が占める割合みたいなのがすごい多いタイプなので。だからこそ仕事の変化っていうのが一番その人生にダイレクトに影響を及ぼすっていう感じですが。その辺も人によるかもしれないんですけど、恋愛観が変わったとかパートナーシップが変わったっていう方がよっぽどね、嬉しいっていう方もいるし、私の場合は仕事っていうのは結構でかいですね。
ナカザワ:
ちなみに趣味はどんなことがされてるんですか。
卯さ木:
趣味はですね、元々アニメとかゲームとかあとアイドルとか、エンタメ全般っていうのかな。っていうのがすっごく好きで、形を変えながらではあるんですけどなんだかんだでずっと推し活みたいなところを楽しんだりしてますね。
ナカザワ:
仕事っていうのが大きいっていうお話だったと思うんですけど。仕事と趣味、生活の配分というか、自分の気持ちの部分なのか使ってる時間の方なのわからないですけど、ご自身の感覚としては、生活における配分で何対何くらいとかで表すとどんな感じですか。
卯さ木:
ちょっとずれちゃうんですけど、今趣味兼仕事みたいな感じになってるので。推し活とはちょっと違うけど、人と話したり関わったりするのも好きで、それも趣味だとカウントすると、今何対何みたいな比率っていうよりも、ごちゃまぜで働いてる感じがしてますね。 これもまた私の占い視点から見える自分の特徴なんですけど、公私混同しちゃうのが自然で、もうしょうがないみたいなタイプなんですよね。なので20代で会社員をしてたときも、例えば仕事を6割頑張って残りの4割は趣味活動に全力出すみたいな数値で切り分けるっていうのができなくて、結局働く場所もアニメゲーム業界を選んだんですよね。
ナカザワ:
なるほど。
卯さ木:
なので好きなことを仕事にしたいというか、好きじゃないことが仕事にできないというか。なんかそういうところもあって。
ナカザワ:
仕事と趣味どちらが中心かって言われると、なんかそういう感じではないみたいな?
卯さ木:
そうですね。どちらが中心かって言われると結構難しいなって感じますね。 やっぱり全部ひっくるめて私の人生みたいな、ごちゃまぜになってるっていうのがすごく特徴としてあるかなっていう感じです。 もうめちゃくちゃみたいな。
ナカザワ:
うんうん。ちょっと話変わるんですけど、最近卯さ木さんが楽しかったことは何ですか。
卯さ木:
最近楽しかったことか、、占いは鑑定師としても活動を始めてるんですけど、いろんなそういう知識や学問みたいなものって世の中にたくさんあるじゃないですか。そういった知識をどんどん学んでいくのが結構楽しくって。四柱推命であれば四柱推命の知識をどんどん深めていってくのも楽しいし、同じ理論を基礎にした別の占いの派生みたいなものを学んだりも楽しいし。そんなことをしつつエンタメ系の推し活を同時にしていってみたいな。すいません、その辺もぐちゃぐちゃなんですけど、私の楽しいことをひたすら吸収していく時間が楽しい。
ナカザワ:
最近、一番最後に吸収したことってどんなことでしたか。
卯さ木:
一番最後に吸収したのは、私がメインにしてる四柱推命という占術のお隣さんみたいな算命学とか。あとはいとこというか、親戚みたいな感じで帝王学とか易経のような学問のことを最近ずっといろいろ学んでいて。一概にくくれるものではないんですけど、その辺が総合すると、やっぱり私ってこうでしかないんだ、みたいに性格がバーンってあぶり出されてきたという体感が面白かったですかね。
ナカザワ:
掘り起こしすぎるとすごい大変になっちゃうと思うんですけど、四柱推命っていうのは、その人の何を基準に占いをするものなんですか。
卯さ木:
四柱推命はその人の生年月日と出生地、出生時間を使います。どこでいつ生まれたのかっていうのから導き出される東洋の中国発祥の占いです。
ナカザワ:
ありがとうございます、ちょっとイメージがつきました。なるほどなるほど。
卯さ木:
星占いでも「私はXX座です」ってありますよね。何座の人は大体こういう感じのパーソナリティですよみたいな性質分析があると思うんですけど、四柱推命にもそういった特徴みたいなものがあって。
でも、もしそれを色で例えるならたった1色で塗りつぶされてる人っていうのはもう絶対いなくって。生年月日から導き出される基本情報の時点でその人が持ってうまれた色が何色も導き出されてきていて、その色の混ざり具合や比率みたいなもので、読み解ける性格も千差万別になっていきます。大体そんな感じかな。
過去:自分のいろんな失敗経験みたいなものが人にそれを伝えていくことで誰かの助けになるんだなって
ナカザワ:
過去どんな方、どんな生き方だったかっていう話を聞いていきたいんですけど。まず最初に覚えてる限り古いところでいいんですが、卯さ木さんは子供のときはどんな子供でしたか。
卯さ木:
一言で言うと、もう超絶ファンタジック少女みたいな。現実の世界のものより物語の中のものとか、空想の世界とか、そういったものの中で生きているみたいなタイプで。お友達とおままごとするよりも、1人で野原みたいなところに行ってお花摘んだりとか何かそういうことに楽しさみたいなのを見出してたタイプでしたね。
ナカザワ:
この話は何歳くらいのときのことですか。
卯さ木:
幼稚園ぐらいかな。今もなんなら基本的な生き方のベースはそっちかもしれないので、引きずってずっと継続中ですね。
ナカザワ:
ちなみにさっき野で花を摘んだりって話もあったんですけど、生まれ育った場所はどんな場所でしたか。
卯さ木:
実は都会生まれなんで、大自然に囲まれた場所というわけではないんです。近くの公園や、ちょっとした野原に遊びに行っては触れ合ってみたりとか、あと通っていた幼稚園がものすごい広い裏山を所有してる特徴ある園だったので、お遊びの時間が山遊びみたいに自然に触れる機会は多かったが、でも都内ではある、みたいな感じ。
ナカザワ:
小学生になってからだとどんな感じでしたか。
卯さ木:
小学校以降ってもっと友達関係が活発になって徐々になっていったりとか、女の子同士であれこれやり取りしたりするとか好きな人が、とかあると思うんですけど。やっぱりそのファンタジック性みたいなのが抜けなかったので、正直頑張らないとリアルの人間模様についていけなかったですね。すごく嫌な思い出があるとか、何かとても悲しい記憶があるとかでは全くなく、面白く毎日遊んではいたんですけど、もちろんリアル世界には妖精も人魚姫もおらず、ディズニーのセリフのように語り合うこともないから、そういうところで面白みのなさみたいなのを偉そうに感じてたかなって。
ナカザワ:
現実世界はファンタジックな世界よりちょっと面白くないなっていうイメージですかね。
卯さ木:
何だったんだろう、物足りなさというか難しさというか。 やっぱ童話に出てくる人って、悪役は悪く描かれてますけど、基本的に善人が中心の物語じゃないですか。ってなったときに、なんか、あんまり優しくないなとか思ってました、 現実の人たちって。
ナカザワ:
なるほど。そんな中では面白さみたいなのはどこかって感じる機会はあったんですか。
卯さ木:
そうですね。お友達とそれなりに人付き合いはしてたので、そういう意味で一緒に遊んだりするとかは普通に面白かったですけど、自分で絵を書いたり、ゲーム機を買ってもらってゲームを楽しむようになったりとか。そういう創作活動や創作されたもの、それこそファンタジーゲームとかそういうものにに没頭するのがめっちゃ楽しかったので、 意外と男の子の方が話が合うとか。弟がいることもあって、男の子がゲームしてるところに混ぜてもらって、一緒にゲームしたりとかする方が趣味が合うような感じでしたね。
ナカザワ:
なるほど。中学生とか高校生とか少し成長するにしたがって、そのあたりで印象に残ってることとか、どんな暮らしだったとかありますか。
卯さ木:
中学校までは小学校からのずっと延長線みたいな感じで、1人で絵を描いたりゲームをずっとやったりとかするのが続いたんですけど。高校生で運動部に、しかもものすごくバリバリの体育会系の運動部に入ったことで、 結構性格変わったなっていう記憶がありますね。
中学校までの自分は、今よりももっと内的世界が大事というか内向的というか。すごく静かに1人遊びしてたタイプだったんですけど、高校生のときに、顧問以外に専任監督がいるような、もうビシバシ指導入る運動部で毎日練習に明け暮れていて。そこで怒られたり、声を出さないと怒られるとか、意見をはっきり言わないと怒られるとかそういう経験をしたことで、割と人に物を言うとか、誰かと戦って勝敗を決めることの面白さみたいなのを現実世界でも感じるようになったって感じですかね。
ナカザワ:
ふうん。面白さ、なるほどなるほど。何でいきなり運動部入ろうと思ったんですか。
卯さ木:
高校入学して初めてできた友達が、私はこの部に入るから一緒に体験入部に来てくれって言われて、断りきれなくてそのままついて行きました。結構人数がギリギリの部活だったから先輩らも部員確保にもめちゃくちゃ必死で、体験入部以降連日のように、教室に先輩が来ていつ入部届出すの〜?みたいな。怖かったというよりも、そんなこんなしていたら仲良くなってしまったので、もうそのまま入りました。
ナカザワ:
なるほど。
卯さ木:
元々運動するのも好きだったので、苦手意識はなくって、楽しかったですね。
ナカザワ:
外に思いとか声とか発するようになったことで何かどういうふうに変わったとかありますか。
卯さ木:
中学校までの間に、とにかく自分の世界の中に潜り込んで引きこもりみたいな感じで、 自分の中だけ充実させて時間を過ごしてたので、対外的なコミュニケーションスキルとかが一切磨かれてなかったところがめちゃくちゃ開発されたかなとは思います。なので自分の内側と外側のバランスが取れつつあるというか。こういうインタビューみたいな形もそうですし、どなたかと話すみたいなことに慣れ始めてきたというか。
ナカザワ:
なるほど。高校までそんな感じでちょっとプチ転換期みたいなのを過ごしてそれ以降お仕事の話はお聞きしたんですけど、その後の進路的な部分ではどんな選択を取られたんですか。
卯さ木:
体育会系部活をしながらも一応進学校だったので、もうみんな大学行くっていう感じで、私も、将来を真面目に考えないが故の大学進学っていう道を。普通にそういうもんだろうみたいな軽いノリで選んだんですけど...。今思えば、会社員で通学がすごいストレスでっていうところにも繋がってるんですが、登校するとか毎日同じところへ同じ時間に行くということに学生の時点から顕著に苦手意識があったので、結局進学はしたんですけど通うっていうことがもう嫌すぎて、休学して。もうやだ、どうして何をするにも「通う」っていう行動があるんだろうみたいな。なんかそういうことをめちゃくちゃ悩んで病みまくってました。
取り巻くものや状況全てにイライラして、このまま会社員になったらまた「通う」んだろう、みたいな。こんな人生終わりだよ絶望だ、みたいな感じの自暴自棄が爆発して、なぜかアメリカに行きましたっていう、ちょっとめちゃくちゃ急展開なんですけど。内向的な世界から引きずり出されて、体育会系でバシバシ鍛えられたせいで無駄に行動力がついて、 ずっと抱えていた矛盾だったりストレスから解き放されたくて、アメリカ留学へ、みたいな。
ナカザワ:
アメリカに行ったのは何歳のときですか。
卯さ木:
19歳のときですね。
ナカザワ:
休学してアメリカに行ってみたいな?
卯さ木:
そうですそうです。もうこんな人生耐えられないみたいな、今思うと生意気なんですけど無理だってなって。1回誰も自分のことを知らない世界に逃げるみたいな。半年間で短い期間でしたがアメリカへ語学留学という名目で両親に行かせていただいて。そこでまたさらに自分の性格が外交的にシフトしていくっていうような経験がありましたね。
ナカザワ:
語学留学でさらに外交的にっていうのはどういう経験からですか。
卯さ木:
やっぱり外国人の方って、自己主張の度合いや重要性が明らかに違うなっていうことを肌で感じたからです。
これは日本の良さでもあることは間違いないんですけど、場の雰囲気を汲み取って、気遣いをしたり謙遜したり遠慮したりとか。相手のためを思ってあえて言わない、みたいな選択を取ったり、それをまた汲み取って配慮の応酬をしたり...って誰しもあったりと思うんですけど。いざ異国であるアメリカで過ごすことになったら「そりゃあ、言葉で伝えてないのに自分の意図が理解されるはずがないよな」いうことに気づきました。配慮ありきのコミュニケーションは、ある側面では傲慢というか怠慢というか...時には自分の思うことを伝えることは責任であり、相手への本当の誠実さなんだなって。そういった時間を経て、人に伝えることを学び始めたって思いますね。
私はこれが好きだ、私はこれが嫌いだとか、私はこれがしたいしたくないとかそういう意思表示みたいなところの抵抗感が多少なくなったというか。 元々内気な1人遊びの世界観がベースだった人間なので、人付き合いはするけれど、やっぱり本当はこう思ってるけど言えないし、この感情をどう表現したら良いのかわからない、みたいなことで悩んだ時期もあったので。そういうところで、またちょっと考え方とか捉え方が変わったのがこのアメリカ時代でしたね。
ナカザワ:
半年間留学に行ってその後は大学に戻るって言い方でいいのかわかんないすけども、戻られたんですか。
卯さ木:
はい。諦めずに、というか、「アメリカを経た自分ならいける気がする」みたいな感じで休学から復帰して戻ったんですけど、通うことを克服したわけではないので笑 数ヶ月後には「やっぱ通えない」ってなって結局辞めちゃうことになりました。 両親には今でも非常に申し訳ないですね...。その後、辞めてどうするのかを自分なりに考えたときに、アニメとかゲームが好きだから、そういう関係のアルバイトとか探してフリーターならなんとか頑張れるかな?という感じで、フリーターを始めたところからアニメゲーム業界のキャリアっていうのがずっと続いてる感じですね。
ナカザワ:
アメリカに行ってでも大学を辞めてフリーターになってみたいないろいろなご経験されてみて、ご自身でこれについてどういうふうに認識されてますか。 ご自身にとってどういうものですか。
卯さ木:
占いに出会うまではというか、自分ってこうなんだなっていう自分自身を受け入れることができるようになるまでの間はすごく劣等感や罪悪感を感じてました。やっぱ普通に他のみんなは当たり前のようにやってること、毎日学校に行くとか受験勉強頑張って大学に進学して、そのまま新卒で社会人になっていくみたいな、普通のっていうとあれですけど、想像する一般的な人生像みたいなところに私が乗れなかったっていう劣等感みたいなのがすごく強かったんですけど。
今の自分から振り返ると、意外と留学をしたことも休学をしたりしたことも中退をしたことも、やっといてよかったなっていうふうに思いますね。そういった経験をしたことないまま人生を過ごしていく方ももちろんいる一方で、私はその経験したぞ!みたいな。「それ私やったことありますよ」って、この経験が誰かの助けになっていくこともあるだろうと受け取れています。当時は自己否定に直結していて、「なんで私ってこんなに...」とか思ってましたけど、今は「全然面白いやろ私の人生」っていうふうに思えてるかなって思いますね。
ナカザワ:
ちなみに占いとの出会いっていうのはいつ、どんなきっかけだったんですか。
卯さ木:
自分の経験、自分が心を壊した経験からですね。
フリーターからアニメゲーム業界の経歴が始まったとお伝えしたんですけど、
約10年間、30歳手前ぐらいまではワーッてがむしゃらに働いたんですけど、会社員として働くっていう環境にはどうしても自分が適応しきれなかったことで、結構心身ともに蓄積されたダメージがたたって滅茶苦茶にぶっ壊してしまった時期がありました。心の元気がなくなると、こんなにも何も出来ないんだなっていう体験から、ゆっくり休養をしてた時期に「心って、どうしたらいいんだろう」って興味を持ち始めて。会社員生活とアニメゲーム業界にいったんピリオドを打って、心のことについていろいろ調べていって、占いや心理学、スピリチュアルのような...そういったものにたどり着いて、そのままのめり込んでいった感じですね。
ナカザワ:
そういったときのものって結構いろんな手段があるのかなと思うんですけど、その中で占いだったりライフコーチングっていう選択をしたのはどういう理由だったんですか。
卯さ木:
占いを選んだ理由は、元々占いっていうもの自体はすごく面白く、ずっと何々の運勢はとか楽しく受け取ってたので抵抗がなかったことと、とある占い講座に出会ったときに、そこで伝えていることにとても感銘をうけたんです。自分のこれまでの失敗経験も、人にそれを伝えていくことで誰かの助けになるんだって感じることができたし、それを私から誰かへ伝えていくために取ったのが、占い師になるっていう選択肢だったんですよね。 当てもなくインターネットを見ていて偶然出会った講座がきっかけで...みたいな。そういう意味ではすごく偶然というか運命的でしたね。
占いを学び、占いを取り巻く状況を見てきた結果、占いだけでは人生(現実)って変わらないのかも...?みたいな疑問が自分の中に生まれて。もちろん変わる人は変わるんですよ。 でもそれは占いだけの力じゃなくて、その人が占いの結果を参考にして「私はこうするぞ」って努力や行動をしたから変わったのであって。行動ができなければどんなに占いの結果が良くても何にもならないし、変化を選ばなければ、同じようなことをいつも繰り返すことになってしまうのかも、という問題にたどり着いたんですよね。
この問題をどうしていったらいいんだろうって考えた時に、行動できない理由はちゃんと原因や対策があるんだよっていうことや、それをできるようになるために、このようにやってみよう、成長と行動の先には、あなたが想像し得ないぐらい可能性を発揮した、こういう未来があるんだよっていうところを一緒に見て、考えて、支えて、実際に現実を変えていくコーチングというお仕事に結びつけていったというか。占いだけではどうにもならなかった部分のその先の分野としてコーチングが待っていたという感じですかね。
未来:そういう不確実な未来を結構楽しみにしてる自分もいるので。
ナカザワ:
今後についてもちょっとお聞きしたいんですけれども、5年後だったり10年後だったり、もしくは死ぬときまでを想像して、卯さ木さんはご自身の未来についてはどういったイメージをお持ちですか。
卯さ木:
うーん。コーチングの手法で具体的なビジョンやそれを達成するための目標を持つことの重要さを説く場面がある割に、実は正直なところ、私自身も模索中で。でも、確固たるビジョンがまだないっていうことすら、これは現時点での私の人生としてはそういうもんだろうな、のように受け入れてます。なんていうのかな、占い視点で見ると、それが私の人生グラフとしては正しい型みたいな感じなんですよね。
プロの姿勢としてあるまじきかもしれないですが、人生の目的や夢、絶対これだけは達成しないといけないみたいな、何のために生きてる、という感覚が薄い自分っておかしいのかもしれない...っていう悩みがある人がいたら、別に全然そんなことないですよみたいな。目的や方向が見つかれば達成に向かって行動すればいいですし、なければ、それでも別にいいですし、探したければ、手伝いますし。のように、フラットなことを言えるような人でありたいなっていうのはあります。鑑定師としての私、コーチとしての私、または何でもないただの私、それぞれを通じて、いろんな人の人生をありのままに見ていきたいかな。
ひとつテーマとしてあるのは「普通からの解放」ですかね。私自身も長いこと囚われていた「普通はこれぐらい出来るはず」「普通はこういう人生を送るはず」という劣等感。「普通」というめちゃくちゃ抽象的な表現にするからバカでかく見えるし、あたかも正解っぽいですけど、ひとりの人間の中でも、「正解(普通)だと思うこと」と「やりたいこと」って違うので。そういう矛盾のうち正解を選択してきた結果、うまくいかないなとか、自分らしさって何だろう...って悩んでいる人がごまんといますよね。もちろん、正解を選択することを否定しているわけではないですよ。そもそも矛盾していることを受け入れないと、ずっと足りない片方を求めて彷徨うことになってしまうということを言いたいです。
「自分って人と違うのかもしれない」とか、「私って人より劣ってる」みたいに感じてる人を励ましていくようなコンテンツ・本とかも作っていけたら嬉しいかもしれないです。 すいません、まとまってないんですけど。
私自身も今は占い師とコーチっていうお仕事を中心にやってますが、来年、再来年、5年後、最期死ぬときには全く何かに取り組んでいるだろうしどこに住んでいるかもわからない。そういう不確実な未来を結構楽しみにしてる自分もいます。こんなに人生って変化があってもいいんだみたいな体験談みたいなものをnoteやいろんな場所で表現していって、それが誰かの力とか、そうやって適当に生きていってもいいんだなみたいな、気が楽になるような1ケースとして世の中に残していければいいなっていうふうには思ってます。
ナカザワ:
残していく、なるほど。何かそのために逆に直近でやりたいこととかはありますか。
卯さ木:
まず私のことを知ってくれる人を増やしていきたいなと思ってますね。クライアントさんとの出会いはもちろん、SNSとかブログとかを使って発信活動していきたいなと。それから、自分の身が固まるまでは、1年に1回ぐらい引っ越ししていって、いろんなところに住み替えるみたいなこともやっていて。いわゆる固定観念として、一つの地域に基本的に長く住むとか、そういう既存の価値観みたいなところに何か新しい、そういう生き方以外もあるよみたいなことを自分がまずやってみたいなと思ってます。
ナカザワ:
今、身が固まるまではって言い方されてましたけど、実際逆に自分がフラフラせずに固定するみたいな方向は考えてらっしゃるんですか。
卯さ木:
今はあんまりないです。仕事もフリーで場所も問わずだし、パートナーとか子供がいるわけでもなくっていう。どこかしら根を張れた場合は実が固まっていくのかもしれないんですけど、今はそれよりもフラフラして色々なものを体験たいっていう感じかな。
その辺も自然の成り行きというか、四柱推命で言うなら運気の流れとかに乗ると、この辺りで固まるのかもな〜とか、そういう先読みはあるけど、今直近はない感じです。
ナカザワ:
そうなったらそうなったで、それはOKなんですか。
卯さ木:
そうですね、うん。いいと思います。根を張ったとはいえ、やっぱりやーめたっていうのをしたっていいと思うので、その先の人生で。だから私自身にも言えるし、他の方にもそういうことで悩んでる人がいるんであればお伝えしたいのが、別に1回決めたことを何回撤回したっていいんですよっていうこと。貫くことを決める場面もあるけど、その都度決めて、始めてやめて考えて乗り越えることがあっても別にいいんだよみたいなことは伝えたいかなって思いますね。
ナカザワ:
なるほど、ありがとうございます。 話を伺ってきて、卯さ木さんの転換点として、例えば外交的にならざるを得ないことがあったとかいろいろあったんだろうなと思うんですけど。占いに偶然出会ったっておっしゃってた一番最初に出会ったみたいな話があったんですけど、占いっていう手段に出会わなかったら、どんな人生だったと思いますか。
卯さ木:
面白いですね。 もしその手段に出会ってなかったら自分に合っていないライフスタイルにしがみつきながら、結婚やパートナーシップについて今よりも積極的に考えるとか、頑張ってたとは思います。 でも「なんか違う」「自分には向いてない」とか思いつつ、それ以外の選択肢もないので、いろんなものをボロボロにしながら一生懸命生きてるみたいな。たまに推し活してお茶を濁して生きてるような気がするので、ちょっと怖いですね。
ナカザワ:
怖い?
卯さ木:
今となってはボロボロになったことで学んだことも多くて、貴重でありがたい経験だったと思えるけど、また経験したいですかって言われたらもう戻りたくはないですね。
一度外に出てから戻るのと、それしかない中でもがきつづけるのは、多少視点が違うとは思うけど。
ナカザワ:
なるほど。同じ生活するのはちょっと嫌だなっていう。
卯さ木:
いや、そうですね。なんか難しいなって思いますね。私にとっては淡水魚と海水魚くらい違う。ぱっと見は同じ魚であって水中で暮らすことまでは共通だけど、実は海でしか生きられない魚と川でしか生きられない魚がいて、みたいな。
私は本当は川でしか生きられなかったのになぜか海で生まれたみたいな。自分がの特性を活かして生きていける場所が、自分が始めに立ったところではなかったっていうパターンかなと思ってます。例えがちょっと変になっちゃったけど、わざわざやっぱり自分に合ってないところに戻りたいとは思わないかな。
ナカザワ:
淡水魚と海水魚。
卯さ木:
そう、なんかわかんないんですけどね。生まれた場所とか今いる場所が悪いわけではないけど、必ずしもベストではないっていうのは自分の実体験を通してすごく感じています。
なので、病むほど悩むぐらいなら居場所を変えちゃえば良いし、じゃあどうしたら場所が変えられるのかを考えていこう、ということは結構自信を持って言いたいところかなって感じ。
ナカザワ:
なるほど。でも確かに鮭ぐらいですよね、どっちも生きられるの。
卯さ木:
そうなんだ、鮭強いですね。
ナカザワ:
多分海で育って、川に産卵するために戻るのかな。
卯さ木:
確かに、そっかそっか。
ナカザワ:
生きられるのかはわかんないですけど。
卯さ木:
そうですね。鮭みたいな人だったらきっとどこでもね、エネルギッシュに活躍していけるのかなって思いますけど、皆が鮭じゃないと思うんですよね。
ナカザワ:
確かにそうですよね。
卯さ木:
人って基本的には自分の価値観の中で疑問がうまれて解決のために悩むものですが、実は意外と、その価値観の外に最善の答えがあったりするものですよね。
ナカザワ:
ありがとうございます。1時間くらいお話を伺ってきたんですけど、最後に読者の方に向けてでもいいですし、感想でも何か独り言でも大丈夫なんですけれども、何か言い残したことだったり読んでる人方に伝えたいことだったりはありますか。
卯さ木:
時間だけは絶対に戻ってこないものじゃないですか、生きてる上で。例えばお金を損しても別の手段でお金自体は取り返せるし、確かに恋人と別れてもまた別の出会いもあるかもしれないけど、時間だけは、過ぎちゃったら絶対に戻ってこないから。
そこに価値を見出して、何もしないでいるよりは何かしようとする人が増えたらいいなって思ってます。何をしたいのか分からなければ、どうすればいいのか私でよければ一緒に考えます。
がむしゃらに行動するよりは地図があった方が早いと思うし、地図だけ持っていても家から出なければ持ち腐れですからね。
なんか、人生がうまいこと回ってないなあ...と感じるかたは、
ここまでの生き方の棚卸しと、これからの生き方探しを考えるきっかけになるならめっちゃ嬉しいですね。動き出してみれば、今とは違う何かが必ず起こります。だからまず、やってみてほしいですね。
note記事のリンク
あとがき
未来の部分で
「今となってはボロボロになったことで学んだことも多くて、貴重でありがたい経験だったと思えるけど、また経験したいですかって言われたらもう戻りたくはないですね。」
っておっしゃっていたことがすごく印象に残っています。
こういった気持ちは私の人生を振り返ってもあって、それってつまり、私自身も変わってきたということでもあるのかなと思いました。
【インタビュー・編集・あとがき:ナカザワ】
【編集:komima】
#無名人インタビュー #インタビュー #四柱推命 #ライフコーチ

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