緩く楽しく熱い人の合う会社経営者の人
プル! <--- これなんの音か、わかります?
プルプル! <--- じゃ、これなら、なんの音かわかります?
わかんないですかー、残念! はずれ! 時間切れ! ぶっぶぶぶー。
正解は、プリンでした! 正解は、魔王プリンです。
魔王とは、なんぞや? 知らんですがな。知らんよ。とにもかくにも、魔王プリンの音はプルかプルプルってこと。そう、それだけのことなんです。
じゃ、わかったふりをしないためにも、魔王プリンについて、もっともっともっと、知りたいと思った。でも、僕もいい大人です、さとうです、いや違う、さようです、今、私たちは、冒険の旅に旅立とうと、しているの、です!
ばっばばーん!
そうですね、すべすべの白い陶器を買ってきて、花を活けて、それを眺めて、昼のお休みを過ごすのです。悪かったことはなにもしていない。何も見えていない。知らない。存じません。知らぬ存ぜず決めこんで、わいわいしながら今日も夜が更けます。
と、いうわけで、ことほどさように無名人インタビュー本日もよろしくお願いいたしますー!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】
今回ご参加いただいたのは 須田亘輝 さんです!
現在:人間って常に変わっていくものだと思っているので、“昔からの友達だから“ってずっと友達でいる必要はないと思っているんです。
もち:須田さんは今、何をされてる方ですか?
須田:主にデザインを中心とした会社を経営しています。多いのはWeb系、いわゆるホームページとかECサイトとかのデザインですね。もちろんデザインだけでなくシステムの構築までワンストップで対応させていただいております。
その他紙媒体等のデザインはもちろん、動画や写真の撮影・編集とかイラスト描いたりとか、広告やSNSの運用をお手伝いしたりコンサルしたり・・・。
クリエイティブに関わることはほぼほぼ全部やらせていただいています。
もち:会社で得意とされてるものって、どんなことですか?
須田:やっぱりWeb関係ですね。最近はトータルブランディングの案件も増えています。
直近だとオリジナルのシャンプーを開発されたクライアント様がいまして、そのシャンプーのロゴやパッケージ、ECサイト等関連するクリエイティブはもちろん、売り方やマーケティング等その後のアフターフォローも含めてお手伝いさせていただいております。
もち:それぞれの分野で専門の方がいらっしゃるのですか?
須田:もちろんデザイナーやエンジニアがいます。
ただ弊社はそこまで人数が多い会社ではないので、だいたいみんな何かしら兼務です。
デザイナー兼カメラマンだったりイラストレーター兼カメラマンだったり、
エンジニアの子が過去に経理だった経験を活かして経理関係も手伝ってくれたり・・・。
人数が少ないなりにみんなが複数の業務を兼任しているような状態です。
もち:ご自身は会社の中で、どういう役割をされてるんでしょうか?
須田:元々はデザイナーだったんですけどディレクターになり、数年はなんでも屋みたいな働き方をしていました。
起業してからも同じでその時期によって必要な動きをしていたんですが、ここ1、2年は所謂「自分で手を動かす」って事はほぼほぼ無くなり、経営者っぽい雰囲気になってきていると思います。笑
もち:その中で特に楽しいなって思う分野はどこですか?
須田:自分のデザインではなくてもやっぱり制作物が世の中に公開されてクライアント様からのお礼やSNSでの反応などを見たらテンションが上がりますね。
前述したシャンプーのトータルブランディングとかだとやっぱり思い入れが強いので家族や友人にもめちゃくちゃ薦めちゃったり。売上が好調そうだったのを見た時も嬉しかったですね。
もち:特に大変な部分ってどの辺りですか?
須田:クライアント様とのやり取りで認識を合わせるのが大変な時は多いです。
クライアント様側の担当者の方もそれぞれご自身の仕事もある中確認してくださっているので、スケジュール通りの進行が難しかったり確認に漏れがあったり・・・。
またどの業界でも同じだと思いますがクリエイター目線で話してしまうと上手く伝わらなかったりする事もあるあるだと思います。
そういった部分も意識して専門的な用語をできるだけ使わずに説明するとかは大事だと考えています。
もち:お仕事について伺いましたけど、他に好きなことや興味のあることって何ですか?
須田:昔から音楽が大好きで一時期はバンドもやっていました。
主に海外のバンドが好きだったんですが(今も好きですが)、ここ数年は日本のバンドを中心に聴いていまして、特に最近は若いバンドが凄く良いと思っています。
インディーズバンドシーンが本当に盛り上がっていると感じていて、気軽にライブにも行けるのが最高ですね。
もち:ライブはどれくらい行かれてるんですか?
須田:最近はちょっと増えていて、多い月は3,4回ぐらい行ってると思います。
もち:結構多いなっていう印象です。
須田:学生時代は同じくらい行ってたんですが社会人になってからは行けていなくて・・・。
最近は少し余裕が出てきたこともありますが、音楽関係の方との繋がりが増え、気軽に誘っていただけたりする事が増えてきたのが大きいですね。
もち:今注目しているグループとかってあるんですか?
須田:CRYAMYというバンドです。
もち:どんなところが好きですか?
須田:学生時代からNirvanaが大好きで、他にはRadioheadやSyrup16gみたいなちょっと暗め(?)というかそういう雰囲気のバンドが好きだったんです。
CRYAMYも近い雰囲気はあると思うんですが、その中でも凄く前向きというか。
「もう全部壊れてしまえ」って感じじゃなく「俺がいるから乗り越えようぜ」的な。
音楽的にもラウドというかハードコアな感じが好きなんですが、方向性として近しい雰囲気もあると感じています。
https://youtu.be/VjitU_UjBl4
もち:ハードコアっていうのはどういった?
須田:結構激しい系のバンドって感じですね。全体的に重めの音でシャウトしたりだとか。そういうジャンルも結構好きなんですが、少しその枠とはズレてるとは思いつつ、音楽としての方向性は同じ方角を向いているのかなというような印象です。
もち:なるほど。逆に、ちょっと苦手なことや嫌だなって思うことはあります?
須田:昔から”めんどくさい”ことがすごく嫌いでした。
最近は僕自身が凄くポジティブというかプラス思考なんですが、元々ネガティブでマイナス思考だったのでそれを前提にマイナスに引っ張ろうとしてくるような人間関係がめんどくさいと感じる事が増えてきている気がします。
もち:そういう方に出会ったとき、須田さんはどう対処されてますか?
須田:そっと流してそっと消えますね。
“めんどくさい”ので。笑
おそらく平均値以上に社交的なタイプですし基本的には人間が大好きなんですが、その分苦手な人間への対処が結構極端だと思います。
もち:そういうのは前から得意だったんですか?
須田:昔から不特定多数の色々なジャンルの人と話す機会は多かったと思います。
そういった経験から他人への興味関心やこういった対応等を学んだのかと思っています。
もち:須田さんは、どんな性格って周りの人から言われますか?
須田:”変な奴”、”変わり者”とはよく言われます。
「よくわからない」とか「なに考えてるかわからない」とかも言われますね。
もち:変わり者?
須田:自分自身では超シンプルにドライなんだと思います。ドライでウェットなんだと思います。
もち:ドライでウェットっていうのは?
須田:ドライな部分としては人間関係で言うと、”昔からの友人”でも関係を遮断しちゃったりとかするようなところをよく指摘されます。
これには私なりの理由があるんですが、人間って常に変わっていくものだと思っているので、”昔からの友達だから”ってずっと友達でいる必要はないと思っているんです。
成長して変化して昔は気が合っていた友人と気が合わなくなったとしたら、「でも昔からの友達だし・・」という理由で無理に関係を継続する事は無駄だと思っています。
個人的には結構当たり前の事だと思っているんですが・・・。
昔は同じ環境にいた人間が何年も別の環境で成長すればズレが生まれるのは当たり前だと思いますし、いつまでも過去を理由に今も継続する事はないと考えています。
それが少しでも自分の人生にマイナス要素が発生するとしたら尚更ですね。
もち:ウェットな部分についてもお聞きしたいです。
須田:逆に”好き”となると人生かけてできる事全部提供しようとか思いがちです。
まぁ主に会社(社員)に対してなんですけど。笑
出身地も年齢も性別も価値観も経歴も違うような人たちと、一つのモノを創り上げる。
共通しているのはクリエイティブに対する愛情だけ。みたいな。
そういうのが最高に楽しくて「みんな大好き」ってなります。
“ここは合わないな”と思ってもそれが逆に双方に対してのメリットになる。(もちろんならない場合もありますが)
一緒に仕事をするってそういう事だと思います。
前述した”昔からの友人”に対してもそうですが、”嫌いになる”訳ではないです。
ただ単純に「今は無理に会う理由は無いよね」って感じで。
それこそ思い出は思い出として財産ですし、それは保管しておけばいいと思います。
例えば会社を辞めた人も他の会社に行ったからって別に関係を遮断する必要はないし、本当にいつでも戻ってきていいし、嫌な話ですが仕事が無くなったり困ったりしたらすぐ助けるし、みたいな気持ちでいます。
事実現在進行形で過去の退職者の方が最近も普通に事務所にきて仕事しています。笑
(転職したんですが少し暇な期間があるらしく、アルバイト契約で働いてもらっています)
自分が”好き”だと思った人間に対して、「困ったらいつでも助けるから言ってきて!」みたいな部分はかなりウェットなのかなと思っています。
もち:最近で楽しかったこと、嬉しかったことはありますか?
須田:仕事面では最近改修したランディングページからの売上が2ヶ月で6倍になったと聞いた時はテンションが上がりました。
広告の運用も色々変えたのでデザインだけの成果という訳では無いと思いますが。
やっぱりこういう単純に成果が見えるのはシンプルに嬉しいですね。
あとはやっぱり社員の子たちが凄く頑張ってくれてたり、ふざけて笑ったり、やたらとお菓子持ってきてくれたり、社内で楽しく過ごせているのがいつも一番嬉しいです。
もち:プライベートでは何かありますか?
須田:プライベートだとやっぱりライブですかね・・・。
先週も行ってきたんですけどUVERworld最高でした・・。
もち:今の須田さんの生活の中心は何でしょうか?
須田:仕事です。会社と社員さんですね。
もちろん生活のためにってのもあるんですけど、めちゃくちゃ正直に言うと多分一人で生きていくだけならもっと楽に働く方法がいっぱいあると思っています。
でもそれでダラダラ残りの人生消費したくないなって。
っていうか社員さんはもちろん、クライアント様や外部パートナーさんもみんなもっと幸せにできたら楽しいなって思っています。
社内のメンバーももっと増やしていって、守る対象もどんどん増やしていって。
弊社でしかできない人生をつくってあげたい、つくる手伝いをしてあげたい。
そのために会社としての売上はもちろん、環境や制度づくりについて毎日考えています。
なので完全にこれが生活の中心ですね。
もち:守る対象が増えることは、須田さんにとってはプラスなんですね。
須田:はい。プラスでしかないです。
もち:今の生活の満足度って、いかがですか?
須田:60〜70点ぐらいですかね。正直凄く楽しいんで100点でもいいんですが、まだまだ伸びしろがあるのでとりあえず30点くらい下げておきます。
もち:伸びしろあるっていうのは、どの点においてなんですか?
須田:”今の段階”ではみんなそれなりに楽しめていると思っています。
でも人間の欲望というか目標とかって上限が無いじゃないですか。
もち:そうですね。
須田:例えば極論言うと仕事って”好きな時に好きな仕事して好きなだけお金もらう”が最高じゃないですかね。
なので自由な時間を増やしつつ収入も増やす、そしてそんな社員さんもどんどん増やしていく。
直近としての目標かつ永遠の伸びしろかなと思っています。
もち:今、須田さんの中で、これは譲れないこだわりってありますか?
須田:”言ったことはやる”みたいなことは昔から意識していて、逆に言うと”できないことは言うな”みたいなこだわりがあります。一旦言ってしまったならそれは絶対やろうねみたいな感じですかね。
もち:そのこだわりを保つためにしていることって何でしょう?
須田:仕事面だと自分の能力と体力があればだいたいはなんとかできるんじゃないかと思っています。だからこそ能力や知識っていうのは常に増やすように努力はしてます。
もち:これは他の人に負けないところって、なんでしょうか?
須田:愛情的な部分ですかね。多分直近数年の話なんですけど凄く愛情深くなったなって気がしていて。自分の人生を上手く使って他人を幸せにしたいみたいな。そんなことを恥ずかしげもなく言えるようになってきました。
過去:”学校なんか行かなくても成果出してるんだからよくない?”って本気で思っていました。
もち:お子さんのときはどんな感じでしたか?
須田:ずーっとひねくれてました。
小学校の時から多分”変な奴”の片鱗があったんだと思います。
なので結構嫌われ者だったと思いますね。笑
生まれつき身体は大きかったので余計に。
性格も頑固だったので今考えるとめんどくさい子供だったんじゃないかなーと思います。
もち:ひねくれてたエピソードで覚えてるものってありますか?
須田:中学時代はほぼ学校に行ってなかったです。
でも塾には通って勉強だけはしてて。それで成績はそれなりに良かったんですよね。
普段行かないのにテストだけ参加して、みたいな。それで“学校なんか行かなくても成果出してるんだからよくない?“って本気で思っていました。
もち:学校に対して、不満があったんですか?
須田:当時は通う意味がわからなくて・・。反抗期もあったと思うんですが命令されたり束縛されたりするのがすごい苦手で。学校って”この時間はここに座ってこの話を聞けみたいなスタイルじゃないですか。それが当時は本当に苦手でした。
もち:塾は、そういうことはなかったんでしょうか?
須田:塾はそもそも”自分で選んでお金払って行ってるわけじゃないですか。自分というか親ですけど。多分”選択している”って事が自分の中で大事で。義務教育って半強制じゃないですか。そういうのが当時は「なんで?」ってなってて・・・。反抗期ですね。笑
さっきの話に繋がるんですが“自分で決めて動く”ってことは”言ったことはやる”精神に関連しているのかな・・・と思います。
もち:高校のときはどんな感じでした?
須田:高校は義務教育じゃないので割と主体的に動いていたと思います。
割と無遅刻無欠席に近いレベルだったんじゃないですかね。
ちょうどバンドも始めて、学校も楽しくなってきて、この頃から音楽が中心になってきました。
もち:バンドは楽器ですか、ボーカルですか?
須田:ベースです。
もち:ベースを選んだ決め手って何だったんですか?
須田:小学生からギターをやっていた友人ができたんですが、高校入学後すぐにバンドを組んでいたみたいで。
でもそのバンドのベースが辞めるってなった時に何故か僕が誘われました。笑
ベースなんか触ったことなかったんですけど、なんとなくやってみたら楽しかったです。笑
もち:他の楽器とかに興味を持ったりはしました?
須田:もちろんギター触ったりドラム叩いてみたりとかはありますが、一番好きなのはベースでしたね。直感的に自分に一番合ってると思っていました。
もち:高校のとき、勉強の方はどうでしたか?
須田:割と上位はキープしていたと思います。
もち:すごいですね。
須田:そもそも好奇心旺盛で勉強は好きなので。ただ大学へ進学する気もなかったし成績はある程度をキープして嫌われなけりゃいいやって感じでした。
もち:高校の後はどんな感じでした?
須田:結局大学へ進学しました。具体的にやりたい事が見つからず、推薦ももらえてたんで一旦進学するかという程度の気持ちでしたが・・・。
当時姉が通っていた大学を選べば学費が安くなるみたいな話があり、じゃあそこでいいやって感じで選んじゃいました。笑
もち:学部はどういうところですか?
須田:商学部ですね。経営学科みたいなとこに通っていました。
もち:その学部は、学費に影響あったんですか?
須田:いや、単純に商学部が一番人気だったからって理由です。
もち:他に興味あった学部はありましたか?
須田:特になかったですね・・・。今なら色んな学部に興味があるんですが・・・。
もち:学生時代で、特に印象深かったなって思い出ってありますか?
須田:また音楽関係なんですが好きなバンドがアメリカのバンドで、シアトルに行きたいと思い、バイトして貯金して1人で行きました。
大学3回生ぐらいにはほぼ単位も取っており、時間も余裕があったので。
そのバンドのボーカルはもうこの世には居ないんですが、当時住んでいた家や街を見たり。その光景はいまだに目に焼きついていて、本当に行ってよかったと思っています。
もち:それまで、海外に行ったことはありました?
須田:なかったです。
もち:初めて1人でアメリカに行かれたのって、緊張とかはなかったですか?
須田:当時は”行きたい”しか考えてなかったんで、怖さとか緊張とかはなかったです。「行くって言ったし行く」って感じでした。
もち:大学を出たあとの人生についてはどうでしょうか?
須田:ちょっとグダグダしてた時期がありました。やっぱりまだ自分のやりたいことがわからなくて。
働かなきゃ生きていけないのでインテリアやアパレルの販売員とか証券系で一時的に働いたりだとか。
そんな時期に友人から職業訓練校の話を聞いて、友人はプログラミングのコースに行ったんですが僕はデザイン系のコースに通う事にしました。
これが今のキャリアのスタートですね。
今年で30歳なんですがおそらく世代的に小学校からPCを触りはじめたような年代でして、個人のホームページやブログが流行りだした時代でした。
HTMLを編集したり、ブラウザゲームでチャットをしてタイピングを身につけたり。
また高校・大学時代にはPhotoshopを練習してみたりデザインの基礎的な勉強も独学でしていたので抵抗無く授業を受けられ、卒業後デザイナーになろうと決意しました。
ちょっと単純で馬鹿なとこがあるので「デザイナーになるなら東京だろう」という根拠のない理由で上京する事にしました。
あ、出身は兵庫県です。
上京後は雑誌のデザイナーになり、その後Webデザイナーに転職しました。
もち:そうなんですか。
須田:その後Webディレクターのポジションになりクライアント様とのやり取り等を通して、
あ、こっちの方が適性だなと感じました。
そしてしばらくディレクターを続けたまま転職したり、個人でやっても上手くいく自信がついてきたので独立、みたいな流れでした。かなりざっくりですが。笑
もち:職業訓練校で勉強されたのも、やりたかった理由とかあったりしますか?
須田:デザインに関しては昔から興味はありました。
ただ絵も苦手で字も汚い。興味はあるけど多分才能は無いと思っていました。笑
大学生の時に一時期デザインの勉強とか色彩検定の勉強とかしてたんですが、文系大学の商学部なので就職先の候補になる訳もなく・・・。
途中から単純に就活に役立つような勉強に切り替えていきました。
職業訓練校に入る時には「やりたいことやろう」という気持ちで挑戦しました。
もち:なるほど。その後、Webデザイナーからディレクターになる際、どういうところで適性だなって思われたんですか?
須田:デザインに関しては周りに凄い人が多くて、学生時代から芸術系の人達と比較すると劣等感がかなりありましたね。笑
デッサンとかいまだにした事無いですし。
小さな会社だったんで一人一人が色々なタスクをこなす必要があったんですが、ディレクター的な動きを褒められる事が多くて。尊敬するデザイナーの方達に。
そんな事が続いて少しずつ「こういう働き方の方が適性なのかなー」って思いました。
さっきも少し話しましたが誰とでも気軽に喋れるタイプだった事も良かったと思います。
クリエイティブな業界って結構気難しい人も多いので。笑
話すと良い人ばかりなんですが仲良くなるまでは冷たかったり、ちょっと言葉に棘があったり。
また元々文系大学出身なのでクリエイティブに知見の無いお客様側の目線でも話す事ができたり、そういった形で双方の立場で会話できる事が長所になっていたんじゃないかなと思います。
あとは行動力というか単純にすぐ動くタイプなので。笑
もち:実際その後やってみてどうでしたか?
須田:やっぱり今もまだ向いてるなと思っています。
もち:いいですね。
須田:今でもたまにデザインしたりする事はあるんですが社内のデザイナーさんの方が圧倒的にクオリティは高いですし、でもその人達が苦手なディレクション的な動きを僕が得意なので、自分が得意な分野で動いてみんなの制作を支えたいという気持ちです。
もち:なるほど。個人事業主さんの時はどんなお仕事をされてたんですか?
須田:やっている事は現在とほぼほぼ同じですね。案件の規模と数が圧倒的に違うだけで。笑
Web制作とか名刺やチラシといった紙媒体のデザインとか。
最初は全部一人でやっていましたが途中から他のフリーランスデザイナーさんと連携するようになりました。あ、でもコーディングはしばらく僕が対応していたかもしれません。
もち:それが軌道にのって会社を立ち上げて、今に至るといった感じですか?
須田:そうですね、それも理由の一つではあります。
ただキッカケとしては別の理由がありまして。
前職の制作会社に凄く仲の良い同僚が一人いて、よく二人で朝まで飲んだりしていたんです。
その人は昔からずっとデザインを勉強していた人で、もちろんデザインが好きで、デザインを仕事にしたい人でした。
ただ出会った制作会社ではディレクターポジションで、話を聞いてみると前職でもカメラマンや動画関連のディレクターだったらしく。
専門学校時代からカメラマンのアルバイトをずっとしていたため、きっと撮影に関しては即戦力だったんでしょう。
カメラも好きだしディレクターも嫌じゃない、けどデザインがしたくて転職してもやっぱりディレクターポジションだったという話を聞いて、なんとなくもったいないなーと思いました。
そこで当時僕が抱えていた案件の一つが”ディレクター:須田、デザイナー:須田、エンジニア:須田”という状態だったので、上司に言ってデザイナーにその方をアサインしました。
初めは反対されましたが「最終的に全部責任取るから」って頼むとOKをもらえました。笑
それ以降もそんな感じでちょいちょい仕事を一緒にしていてしばらく経った後、その方が「正式にデザイナーとして転職したい」って言いまして、僕は当時ちょうど起業するかしないかみたいな状態だったので「一緒に会社つくろうよ」って言って起業したって感じです。笑
もち:いやあ、熱いですね。
須田:それが4年前くらいですね。その時期くらいから熱くなってきたと思います。それまではドライだったと思うんですが。笑
もち:なるほど。そこが転機だった。
須田:そうですねー。今喋ってて気づきました。笑
もち:会社を創業されてから今まで、思い出深い出来事とかってありますか?
須田:大変な事はいっぱいありましたねー。でもやっぱりお金関係かな。
もち:お金関係ですか。
須田:売上が全然無い状態から社員増やしてたんで。笑
もち:そうなんですか。
須田:個人も会社も貯金が無いのに給料は払わなきゃいけないですから。笑
あとはやっぱり当初はクライアント様とのやり取りでもトラブルはありましたね。
ありがちな話ですが急な仕様変更なのに納期は変わらないみたいな。笑
創業当初で余裕も無いので無茶な要望も断れなかったり。
でも大変でしたけど今思ったら結構楽しかったかもしれないですね。笑
もち:お金やお客さんとのトラブルとかは、どうやって乗り切ったんですか?
須田:お金関係は融資を受けたのと、あとは運が良く大きい案件の相談がきたりって感じですね。
トラブル等に関しては徹底的に話しました。
言われるがままに全部動いてしまうと精神的にも体力的にも金銭的にもこっちが辛いだけなので、双方の言い分をまとめて一番いい落とし所を探す、みたいな。
そういった経験のおかげで今は制作前にできるだけの対策というか準備はできるようになりました。
もち:お客さんとのすり合わせというか、話し合いというか。
須田:そうですね。やっぱり同じ人間同士、話さなきゃわからないですね。笑
未来:格好良く生きていたいとはずっと思っています。自分なりに格好良く。どれだけ利益があっても自分が格好悪いと思う事はしたくないし、それを避ける方法を模索して生きていたいです。
もち:5年後とか10年後とか死ぬまでを想像して、どんなことをイメージされますか?
須田:今やってることをどんどんスケールさせていきたいですね。また他にもやりたい事はどんどん増えてきているので、自分のリソースが許す限り全部挑戦したいです。
ただ中心にあるのは今自分に関わってくれている人達を一人でも多く幸せにしたいって気持ちです。
去年くらいから社員さんたちがやりたいことも全部やってみようという方向にも動いています。
例えば古着屋を経営してみたいという話があったんで古物商をとって仕入からスタートし、実際にはじめてみたりだとか、イラストを描くのが好きな人のイラスト素材を売る仕組みをつくろうだとか。
今の事業はもちろんメインの軸として置いておいて、他にもやりたい事があればどんどんチャレンジしていこうというスタンスです。
あと”死ぬまでを想像”って部分についてですが、個人的には自分はそんなに長生きできると思っていなくて。
もち:そうなんですか。
須田:元々ロックスターに憧れて27歳で死ぬと思っていましたから・・笑
よくて40〜50歳とかなのかなーとか漠然としてますが思っています。
それならそれまでにできるだけ自分ができる事をやり切って事業とか残して、みんなが楽しく生きられる基盤をつくってあげたいなって思っています。
もち:大体何歳くらいで譲りたいとかありますか?
須田:それぞれ軌道に乗ればいつでも。笑
メインの軸となる今の会社は凄く楽しいのでまだしばらくはいたいですね。笑
もしそれ以外が生まれて軌道に乗れば、適性のある社員さんに任せたいなとは思います。
もち:なるほど。仕事以外でやりたいことってあったりします?
須田:直近でもそうですが色々な場所に行きたいですね。特に海外。ここ数年行けてないんで・・・。あとはやっぱりライブに行きたいですね、色々なバンドの。
もち:ライブですか。
須田:基本的に動き回りたいです。仕事でも仕事以外でも。色々な場所に旅行して、仕事して、たくさんライブ見て。各地方に取引先や友達がいれば会いに行って、一緒に飲んで、そしてまた仕事したいです。
もち:いつからやりたいですか?
須田:いやもうそりゃいつからでも。明日からでもやりたいです。
もち:明日からでも。
須田:今からでも行きたいですね。でも長期の休みはまだ取れそうにもないので。笑
もう少し落ち着いてきたら一週間くらい休みとって海外とか行きたいですねー。
もち:もし1年間休み取れたらどうされますか?
須田:1年かー。仕事しそうですね。
もち:本当ですか。
須田:ちょっと耐えられないかも。今ですよね。
もち:そうですね、今から1年間。
須田:今くらい身体が元気で仕事に対して熱意ある状態だと、1年間休みもらっても仕事すると思います。
もち:何日間くらいで仕事を始めそうですか?
須田:多分2週間ぐらいですかね?笑
絶対に仕事しちゃいけないとかそういうルールがあったとしても、別の事業を考えたりしちゃいそうです。笑
もち:これから先、どんな気持ちでいたいとか、どんな人でありたいと思いますか?
須田:格好良く生きていたいとはずっと思っています。自分なりに格好良く。どれだけ利益があっても自分が格好悪いと思う事はしたくないし、それを避ける方法を模索して生きていたいです。
“社会の闇”みたいなのっていっぱいあるじゃないですか。長く生きれば生きるほど見えてくる。
もち:そうですね。
須田:そういうのも受け入れなきゃいけないときは受け入れる。社員のために我慢するっていうのはもちろんあります。でもそれをできるだけしないように、また許容範囲を超えないように。許せる範囲と許せない範囲の境界線をしっかり持って、可能な限り格好良く生きたいですね。
もち:目標にしてる人とかっていますか?
須田:アメリカに行った時の理由に出た好きなバンドっていうのがNirvanaっていうバンドで。ボーカルのカート・コバーンが目標というか凄く好きです。
太く短く生きて若くして亡くなっちゃったんですけどそういった面ではなく、暗い過去があったりたくさんの悩みや辛い経験がありながら愛情に溢れていて、それでいて表現が不器用で熱い、みたいな。
あと音楽はもちろん絵やファッションも含めて好きです。
もち:もし須田さんの寿命があと2年だとしたらどう生きたいですか?
須田:とりあえず1年ぐらいはめちゃくちゃ働きます。その中で自分がいなくなった後の世界について考えて、自分が好きな人達が長く幸せに生きられるように準備します。可能な範囲で。
もち:なるほど。
須田:残り1年は後回しにしてた事全部をできるだけ消化していきますね。親孝行とか?
もち:例えばどんな親孝行をしたいですか?
須田:なんだろう。なんか変わった事するよりは普通にいつも通り一緒に飲んだりする事が良いのかな。多分。
もち:親御さんは近くにお住まいですか?
須田:僕は今大阪に住んでいるんですが、実家は兵庫県なんですぐ隣です。
もち:須田さんは、自分の欲のためにしたいことって無いんでしょうか?
須田:行きたいライブがいっぱいあります。やっぱりそれです。笑
もち:お話聞いてて、すごい一貫されてるなってずっと感じてました。
須田:同じようなことばかり言っててすいません。笑
もち:いやいや。
須田:割とシンプルな人間なのかもしれないですね。
もち:もし1日が30時間に増えたとしたら、もしあと6時間自由に使えるとしたら、どんな生活を送りたいですか?
須田:仕事が忙しくて辞めちゃったジムを再開するとかですかね。
筋トレやランニングの時間をちゃんと確保したいなとは思います。
あとは私生活が結構適当で、食事もコンビニや外食ばかりなので時間があれば自炊とかもしてみたいです。
もち:筋トレとかランニングはいつ頃からされていたんですか?
須田:筋トレは1年前ぐらいからですかね。パーソナルジムに通っていた時期とかもありました。ランニングに関しては最近です。時間がある日に走ってるってレベルです。
もち:始めたきっかけとかあるんでしょうか?
須田:UVERworldっていうバンド、有名だと思うんですけど。
そのバンドのライブに誘われて初めて行きまして。そこで知ったんですがボーカルが毎日10キロ走ってるらしいんですね。それがストイックで格好良いなって思って。見習って走れる時だけでも走ろうって思ったのがきっかけです。
もち:最後に話しておきたいなってことはありますか?
須田:どうしようかな。会社っぽいこと言ってもいいですか。
もち:全然大丈夫ですよ。何でも。
須田:弊社が株式会社blissCreativeって会社なんですが、デザイン全般のお仕事募集してますし、採用活動中でもあるので興味のある方はご連絡ください。
もち:会社には、どんな方が特に合いそうですか?
須田:ゆるく楽しめて、そして熱い人ですね。
もちろん頑張る時は頑張ってほしいんですが、ふざける時はちゃんとふざけてほしいです。
いつも頑張り続けるのってしんどいし。
やることはちゃんとやって、やらないときはもうめっちゃやらない、みたいな人が向いていると思います。
もち:上下関係とか、あんま気にされないタイプの会社さんなんですか?
須田:全くないですね。社内で一番怒られてるのはおそらく僕です。
もち:そうなんですか。
須田:弊社は定時が19時までなんですが、ある日の17時ぐらいに「今日はもうコンビニでハイボール買って飲んでいいですか」という連絡がきてOKを出したので、その日は17時で終業になりました。
もち:そのことに関しては、言及はしない感じですか?
須田:はい。というのもその日は結構大きめの案件が終わった後で、みんなタスクに少し余裕があったんですね。そういう状況ならもう、しばらく頑張ってくれたし早く帰ろうって感じです。
もち:なるほど。最後、もうちょっと話したいことあったりしますか?
須田:あとは普通に友達というか人間関係を増やしたいです。仕事面でもプライベートでも。
SNSとかnoteとかなんでもいいので、超お気軽にフォローいただいて何でも連絡くれたら嬉しいです。
もち:以上で、話し足りていないこと大丈夫ですかね。
須田:大丈夫です。ありがとうございます。
もち:ありがとうございます。
あとがき
人のお話をうかがう時、自分の人生がどんな状態であるかによって受け取り方も違うだろうな、とふと思いました。
何年か働いたのちにそこそこ愛が持てる仕事と出会った今の自分と、苦手な仕事を無理やり頑張っていた頃の自分。
当時の自分だったら、多くのエピソードが、まるで異世界の方のお話を聞いてる感覚だったかもしれません。
今の私にとっては、仕事への思いに自分と重なると感じる部分もありつつも、社長の視座を持ち合わせていないからか、須田さんのお話はやはり新鮮に感じました。
将来、このインタビューを振り返ったときにその時の自分はどう感じるか。
このインタビューを読んだ他の方はどう感じるか。
とても興味深いです。
須田さん、インタビューをさせていただき、ありがとうございました!
【インタビュー・あとがき:もち】
【編集:なずなはな】
【文字起こし:さりあ】
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