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歌川広重 / メトロポリタン美術館
[短編]Blue Bird
荒れ狂う風の声が僕を呼んでいる
足元に転がる酒瓶
だらしなく床を埋め尽くす服の山
堕落の香り立ち込める淀んだ空気
いつからこんななんだ?
孤影悄然
青息吐息
孤独を絵に描けば、こんな形をしてるだろう
ここはまるで荒れ果てた荒野
青い鳥は飛び去った
'Cause my bluebird went away
いない、いない
青い鳥はどこにもいない
真っ暗闇で、すすり泣きながら手を伸ばす
空気を掴む手のひら
凍てつくような霧が立ち込める
けれど幻影すら僕には見えない
色即是空
空即是色
ああそうさ、それがおまえの選んだ道
僕も選んで明日を待とう
青い鳥が飛び去った
'Cause my bluebird went away
いない、どこにもいない
だけど生きてけないこともない
嵐は過ぎ去って、夜が明ける
抜けるような青い空
黒目が焼けつきそうなくらいの照度
まるでいつかのおまえのようさ
合縁奇縁
落花流水
僕は一度それを睨んで、両手を広げる
まるで青い鳥のように
If happy little bluebirds fly・・・
僕はここにいる
ここにいて、明日を待つよ
[おわり]
※大好きなレオン・ラッセルの1975年の曲をイメージしています。
英語の部分は原曲の引用です
