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芸術系大学未卒業、デザイン経験なし。でもデザインができるようになりたい!と思った時のロードマップ

最近、Threadsで
「オンラインのデザインスクール(50万)支払い済み。がんばるぞ。でも高額すぎて不安。」
そんな投稿を目にしました。

実はわたしも初めてデザインを学んだのはヒューマンアカデミーのデザインコースでして。
「最短のルートを教えて欲しい」「うまくいっている人のやり方を学びたい」「結果が出る確証を得たい…」という気持ち、よくわかります。

でも今考えれば、
教えている人やスクールが山のようにある、すなわち自分はレッドオーシャンに飛び込んでいた、ということに気付きます。


誰かに教えてもらいたい、が高まりすぎると、
無意識に他責思考になってしまう点も自分の成長を妨げると感じます。
「先生がこう言っていたから」「みんながこうしているから」と、いつの間にか自分で考えることを放棄している場合があります。
また、その中だけで需要と供給が完結してしまうような閉鎖的なコミュニティーや、一人のカリスマが絶対的リーダーの組織内で取り巻きになるのも、同様の理由で注意が必要です。

そう考えると、業界のことを全く知らない状態でスクールに大金を払うのは、ちょっと待ってみても良いかもしれません。

もし今のわたしが当時のわたしに伝えるならどう独学するかな?と、「お金をかけ過ぎないでデザインを学ぶロードマップ」を考えてみました。

「スクール、高いなぁ…」と思うなら、まず独学してみる

今ならロードマップをchatGPTなどで作ってもらい、独学するのもおすすめです。

● STEP 1:デザインの基礎は「本」で学べる

世の中には、本当にたくさんの有益なデザイン本がありますし、
本以外でも、無料で惜しみなく情報発信してくれている人たちがたくさんいらっしゃいます。

まずはデザインの基礎を教えてくれる本を数冊読み込んでみます。
スクールにかかる費用のことを考えたら、有料講座であってもUdemyこくちーずプロなどで見つけた地元で開催している数千円程度のセミナーに参加するのも良いかもしれません。
人に会うと、そこから良い人脈ができる場合もあります。

本を読む過程で「自分は本当にこの分野が好きなのか」「努力が続けられるのか」もわかってきます。
これは、実は重要な発見だなと感じています。
初めに大金を叩いてしまうと、途中で気持ちが冷めてしまった時、後悔しても取り戻せないので…。

▶ 学ぶこと
・配色・レイアウト・タイポグラフィの基本
・伝わるデザインの法則(情報整理、視線の流れなど)

ちなみに、わたしはデザインを学び始めた当初、文字間を詰めるとか、カーニングとか、オプティカルとか、その概念すら知りませんでした。
フォントとして完成されているんだから、間が妙に空いていても、そういうものだと思って疑いませんでした。
さらにサイトをトレースして、と言われて、ロゴをフリーハンドで描きました…(恥)


● STEP 2:デザインソフトの習得

仕事にしたいと思うのであれば、やはり以下のふたつは必須だと思います。

▶ 学ぶこと
・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop

「tutorial Illustrator」、「tutorial Photoshop」と英語で検索すると、海外の良質なチュートリアルサイトが見つかります。
またAdobeでもチュートリアルを用意してくれています。


● STEP 3:模写

いきなりIllustratorやPhotoshopを使うことにハードルが高い場合は、
ノートを一冊用意して、気になったデザインを黒ボールペン1本で模写してみるのもおすすめです。
構図の理解、要素の配置の理解になりますし、なぜいいと思ったかを書いておけば、根拠を言語化する力がつきます。

▶ やること
・バナー広告の模写(良質なバナーを選んで完全再現)
・LPやチラシの模写(構成や配色を研究)

webデザインの場合は、「webデザイン 参考」で検索すれば山のように良質なデザインが出てきます。


● STEP 4:課題制作や架空案件でポートフォリオ作成

このステップで、デザインの技術だけでなく「デザインの効果」「デザイナーの役割」などを一通り学ぶと良いと思いました。
顧客の心理、マーケティング、ライティング、伝え方、売り方、、、自分に足りない分野のキーワードで本を探し、何冊かをしっかり読み込みます。
同じカテゴリーの本を何冊か読み込むと、書かれている共通点が見つかり、重要なことが何か自然とわかってきます。

またある程度ソフトが使えるようになったら、
親族や友人にお願いして、ボランティアでもいいのでデザイン制作をお仕事と同じ手順でやらせてもらうのが良いと思います。
とにかく経験しながら身につけていくのが大切だと思います。

▶ 作るもの
・ポートフォリオ
・架空のカフェのロゴ+ショップカード
・架空のサービス紹介LP
・SNSバナーのシリーズ
・チラシ or フライヤー  など

▶ 心がけること
「誰のためのデザインか」「何を伝えるか」「差別化はどこでできるか」を毎回明確にする。
制作理由や工夫を言語化(=のちのクライアントワークで活きる)する。

大好きな本がたくさんあるので、気づいたらどんどん追加していきます!


● STEP 5:仕事をする

これはわたしの経験上感じたことであり、
住んでいる地域でもきっと違うと思うので参考までに…。

わたしの初めての仕事は、デザイン制作物(紙もの雑貨)の販売でした。
自分で仕事を作れるからです。
さらにわたしがどのレベルのデザイン制作ができるか、知っていただく必要があると思ったからです。

クライアントワークは、その中で出会った出店仲間や、その前から参加していた地元の無料セミナー等で広がった人脈からの依頼をいただいことが始まりでした。
やはり自分という人を知っていただいた上で対面してお仕事の話をするのが、お客様に安心していただけるのだなと身をもって感じます。

一方、仕事のマッチングサイトのコンペは、ただただ疲弊するのでやめました。
またSNSでのお仕事応募も、初心者のうちは搾取の危険が高いので、あまりおすすめはしません。

・名刺を作り、こんなことができます、仕事できます、と周囲に話す。
・ポートフォリオサイトをつくる。


● STEP 6:デザインを学び続ける(永遠に続く・・・)

▶ 広げて学ぶ分野の例
・UIデザイン(Webやアプリの画面設計)
・Web制作(FigmaやWix、STUDIOなど)
・動画サムネ、YouTubeデザイン
・動画編集、アニメーション
・CanvaやPowerPoint資料デザイン(ニーズが多い)
・AI
・マーケティング
・デザインコンサル
・ブランディング
・イラスト         など


あえてスクールのメリットを挙げるなら・・・

学割でAdobeのソフトを購入できたこと。
デザインをする時間を強制的に与えてくれること、でした。


最後に

「独学」はとても楽しいです。
でも、不安ですよね。

今の時代、基本的な知識やスキルは本、YouTube、ブログなどで十分に手に入ります。しかし、ゴールまでの距離が見えなかったり、本当にこの道を進んでいいのか迷いますよね。
ただ、だからと言ってデザイン業界の基礎知識0で高額のスクールやセミナーに飛び込んでしまうと、どうしたら成長できるか、自分で考える力がつかず、さらにうまくいかないとスクールのせいにしてしまいます。

それならまずは自分で試してみる。
その中で「もっと深く知りたい」「この部分だけ誰かに教えてほしい」と思ったら、そこで初めて有料の学びを検討しても遅くないのではないでしょうか。

学ぶことは、投資ではあるけれど、最初から大金をかける必要はありません。
むしろ「自分で問いをたて、試して、失敗して、工夫する」ことこそが、「デザイン」なのではと感じています。

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