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今、私たちは“私”を再定義したい。非連続な成長を生み出すGrowth部門の裏側。 【合宿レポート 2026】

スタートアップ/ベンチャーという環境で、最もベネフィットを享受できるのは自己という境界線を曖昧にできる人なんだと思う。

こんにちは!UPSIDERでBizDevをしているMakimakiです。

なぜこんなことを感じたかと言うと、先日、Growth Partner(以下GP)チームのマネージャーであるTadashiからひょんな相談を受けたことがきっかけでした。

「GPで1日現場を止めて合宿をやる。そのコンテンツ設計を手伝って欲しい。」

本記事では、これまでGrowth部門とはほとんど関わったことがないまだちょっぴり第三者の視点で、合宿の様子を通じてGrowth部門の生態系(?)をお届けしたいと思います。

現場を止めてまで得たかったもの

まずはTadashiに今回開催にあたっての背景や想い、どういう状態になりたいのかをヒアリングしました。

隣の部署から見ている限り、目標を達成し続け、モメンタムもある。チームの皆コミットメントがあり、とても課題があるような組織には見えていなかったからです。(私の目が節穴なだけかもしれませんが)

「2029年の目標達成に向けて今のままではダメなんだ。そのためにGPのメンバーみんなが会社の幹部になっていく。この道を俺は作りたい。」

普段はお調子者っぽいTadashiの、お調子者とはかけ離れた言葉に、思わず言葉が詰まりました。自分の視座と基準の低さを、遠回しに突きつけられた感覚です。

「もっとこういうことができる個人、組織になりたい。」

Tadashiが描くGPの理想像は、とても鮮明で解像度が高く、UPSIDERとGPメンバーの成長を本気で切望していました。

まだ入社して日が浅くかつGPメンバーとほとんど関わったことないから私には荷が重い、なんて言い訳は全てただの詭弁にすぎないなと、気づいたら僕もコミットメントを引き出されていました。

そしてディスカッションを経て、合宿のテーマは『オーナーシップ』に決定しました。

コンテンツの設計思想

「すごく大きい言葉だな」

改めて『オーナーシップ』という言葉を見返した時に、そう感じました。

責任範囲とかそういう意味ではなく、至極抽象的で曖昧な言葉だなと。

それはつまり、人によって解釈や基準が全然違うということ。その事象が連れてくる結果は、人によって言ってることが違ったり、解釈の齟齬が生まれ、FBをもらう側が最終的に損をするということ。だから

「僕らUPSIDERにおけるオーナーシップとは何か?」

これを最小粒度で因数分解して伝えることをコンテンツ方針として設計を始めました。

オーナーシップがあるとはどういうことか?

お決まりのWeblio辞書で調べてみました。

「ownership」とは、ある物や権利を持つこと、またはその状態を指す言葉である。ビジネス文脈では、当事者意識責任感持って取り組む態度を示すことが多い。契約書などでは、所有権権利関係明確にするために用いられる

実用日本語表現辞典(Weblio辞書)

一応Gemini、ChatGPT、Claudeそれぞれの回答はコチラ。

ビジネスシーンや自己啓発の文脈でよく使われる「オーナーシップ(Ownership)」とは、単なる法律上の「所有権」という意味を超えて、「仕事や課題に対して、自分が主役(当事者)であるという意識を持って取り組む姿勢」のことを指します。
一言で言えば、「圧倒的な当事者意識」です。

Gemini

オーナーシップとは、仕事や物事を「自分のもの」として引き受け、最後まで責任を持ちきる姿勢・意識のことです。
単なる「責任感」とは少し異なります。責任感が「課された役割を果たす」ニュアンスなら、オーナーシップは**「誰に言われなくても、自分がこれを動かす」という能動的な当事者意識**です。

ChatGPT

オーナーシップ(Ownership)とは、単に「担当している」という意味ではなく、自分ごととして責任を持ち、主体的に行動する姿勢を指します。

Claude

想像通りと言えばそう。ただ改めて丁寧に見返してみると、分かりそうで分からない。言葉としては綺麗なんだけど、どうにもピントが合わない感覚。

なので、社内のオーナーシップがある人=活躍している数名にヒアリングをし、その人たちが普段どんなことを考え、どんな行動動作をしているのかを洗い出しました。

そこから10以上の言葉を抽出し、選定作業へ。

ただここで大事にしたのは、特定の資格のようにはしないこと。すなわちUPSIDERだけで通ずる特定のスキルに偏重させないことでした。

どんな職種だろうと、どんな役職になろうと、普遍的に必要なもの。

最終的に「範囲×基準」、そしてその基準をさらに3つに分解することでオーナーシップの定義が決まりました。

合宿当日

当日の会場は奥多摩にある廃校をリノベした施設。

未来に思考を飛ばすために、あえて日常の喧騒から離れた場所をセレクト。

AM:自分たちを知る時間

「僕はここにいるみんなとUPSIDERの幹部になりたい」

そんなTadashiのイントロメッセージから合宿はスタート。

ペアになって自分自身の10年後を想像するワークをした後に、VP of GrowthのKomeから戦略が語られました。会社が登ろうとしている山の種類やその高さ、そしてGPへの期待。そこで自分が果たせる役割は何かーー

「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームになる。僕らはこのMISSIONから始まるし、何度でも戻ってくる。これだけは絶対に変わらない。」

そしてUPSIDERが今後も指数関数的な成長を続けていくためには、GPメンバーの非連続的な成長と活躍が不可欠であると、そう語るメッセージには体温と体重が乗せられていました。

PM:オーナーシップを体得へ

Tadashiとカード事業責任者のMayoによるセッション形式での解説や、実際の場面を想定したケーススタディを織り交ぜながら、インプットとアウトプットを繰り返しました。

とはいえ、いきなり執着しろ!アウトカムを意識しろ!と言ってもそれができる人間なんてほとんどいません。

だからこそMayoには、当時何を意識して、具体的にどういう行動をしてきたのか。”結果”の裏側にある泥臭い、地道な行動を話してもらいました。

なんでもそつなくこなせてしまうように見えるMayoからの、他人には見せてこなかった等身大の行動の積み重ねや努力のシェアは、センスや才能と言った安易な言葉で決して切り離せない解像度の高さで、日々のアクションを内省する機会になりました。めちゃめちゃ勉強になる。全スタートアップで働く同志に届けたいくらい。

スタートアップやベンチャー環境は、名だたる企業と比較すれば、まだまだ未整備な部分が多いのは事実だと思う。でもそれは裏を返せば、どこまででも自分の範囲を広げられるということ。どしゃ降りのチャンスがあるということ。

ただしそれは、存在しているだけでは享受できない。

オーナーシップとは、その環境メリットを最大限享受するための土台であるのだと、Mayoの話を聞いて強く感じました。

締めの言葉は再びKomeから。
「オーナーシップというのは、"仲間と同じ時間を過ごす事を大切にすること。相手のことを相手以上に考えること”。これがスタートなんだと思う。」

… 準備していたもの全部持ってかれました。

やっぱ理屈じゃないんだよな。細胞が「これだ!」って叫んでるような、強烈な動悸感(笑)

でも本当にそう。きっとここでKomeが指していた仲間とは社員だけではなくて、顧客、取引先などあらゆるステークホルダーを想像していたんじゃないかと思う。

メインコンテンツが終了してからがメイン!

夜はBBQとクイズ大会!

Growth部門は東京・大阪の2拠点体制で、普段はリモートでやり取りするメンバーも多く、こうして全員で顔を合わせる機会は実はそう多くありません。

夜のコンテンツ終了後も、各々自由に語り合ったり、騒いだり、騒いだり…

「最近の若い子は…」とこぼす最近の諸先輩方にこの光景を見せたい。

AIとかが出てきて科学の知能はどんどん進化しても、こういう時間の価値はきっと消えない。

多分、モメンタムって、こういう一見生産性のないところから生まれている気がしている。知らんけど。

僕らは、まだ道半ば。

合宿を経て、明らかに変化が現れ始めました。

リーダーやマネジメントのFBの言葉や視点が揃い始め、

「今アウトカム意識していた?」「意思決定委ねてない?」「このボール落ちてるかも?」

こういった言葉が頻繁に飛び交うようになってきています。

合宿がただ楽しかっただけで終わらず、即座に日々の仕事に反映されていくこのスタンスこそが、Growth組織の根源的な強さの1つであり、すなわちUPSIDERという会社の強さの秘訣な気がしています。そしてそれはきっと、僕らが真に持つべきオーナーシップの範囲がもう定まっているからなんだと思う。

「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームになる。僕らはこのMISSIONから始まるし、何度でも戻ってくる。これだけは絶対に変わらない。」

ゾス系ともまたちょっと違う、現代ではちょこっとレアだけど、でもどこか懐かしさを感じるこの組織の空気感。贔屓目に見て、めちゃめちゃイイ!

もしこの記事を読んで、「UPSIDER面白そう!」と思った方がいれば、ぜひ一度、カジュアル面談でお話ししましょう!

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