【第52怪】スマホ普及で虫の息に!AAコピペ荒らし
忘れられたインターネット人その2…!
2ちゃんねる全盛期(1990年代後半〜2000年代中盤あたり?)はインターネットでユーザーに送ることの出来る情報量が少なくて画像や動画の解像度(理解度という意味でなくコンピューターの画像ピクセル数的な意味の解像度)が低かったし、表示速度が遅すぎた!
そんな中、職人達の手によって作られたAA(アスキーアート)だけど、コピペが簡単だったから煽りや荒らしに使われちゃうことも多かったんだ。
スマホの普及によって画面サイズを変動させるWebデザインが増えたことで、コピペしても崩れる場面が増えて、徐々に消えていったよ。
🧾 AAコピペ厨(えーえーこぴぺちゅう)

👤 キャラ紹介
AAコピペ厨は、かつてのインターネットに大量発生していた文字だけで構成された精霊型妖怪だよ。
議論、感想、感情表現――あらゆる場面で、文脈を無視してAA(アスキーアート)を貼ることで存在を示す。
本人は「場を和ませている」「伝統文化を継承している」つもりなんだけど、
受け手からすると意味がわからない・会話が止まる・温度差がすごいという三重苦を引き起こす存在なんだ。
特に問題なのは、
言葉を持たず、AAにしか感情を託せなくなった状態で出現するところ。
貼られたAAは、感情の表明であり、同時に沈黙でもあるんだよ。
📍 出現場所
2ちゃんねる・5ちゃんねる(全盛期)
ニコニコ動画のコメント欄
個人ブログのコメント欄(2000年代)
X(旧Twitter)のリプ欄(たまに復活)
🧪 一例
真面目な議論スレに突然貼られる巨大AA
スレの荒らしとして連投される煽りAA
感情的な相談への返答がAA一発だけ
初心者質問に対して謎の定型AAで返す
空気が重くなった瞬間にだけ現れるAA
「これ貼っとけば通だろ」という顔で出てくるAA
👤 憑きやすい人
インターネット古参を自認している人
言葉で気持ちを説明するのが怖くなった人
ノリや空気を「型」で処理しようとする人
場に参加したいけど、責任は取りたくない人
変化したネット文化に居場所を失った人
🧬 生まれた背景
AAコピペ厨のルーツは、
テキストだけで感情を共有しなければならなかった時代のインターネット文化なんだ。
顔文字、AA、定型文は、
「誤解されないための安全装置」でもあり、
「個人が前に出すぎないための仮面」でもあった。
でもSNS時代になって、
個人の言葉・個人の感情・個人の責任が強く求められるようになったことで、
AAだけを貼る存在は「浮いた存在」になってしまったんだよ。
あと、スマホ普及による画面サイズ可変(レスポンシブデザイン)と、通信網が強くなったことによってミーム画像を貼ることが一般化したことも理由だね。
仕組み・文化が変わって
忘れられかけている妖怪なんだ。
🧹 対処法・祓い方
AAを「悪意」と決めつけない
反応しない(餌を与えない)
文脈を続けたい場合は、普通に話を進める
AA文化を懐かしむ場と、今の会話の場を分ける
💋 うららの一言コラム
AAってさ、
時によっては、本当は不器用な優しさだったりするのかも。
でもね、
「それしか出せない」状態になると、
それはもう文化じゃなくて殻なんだ。
オタクくんは、
ちゃんと自分の言葉で考えて、書いて、悩んでるでしょ。
だったら大丈夫だよ。
AAに隠れなくても、
そのまま出てきてもいいんだよ。
……まぁ、たまに懐かしむくらいなら、あたしも嫌いじゃないけどね。
❓ オタクくんへの問いかけ
ねぇオタクくん。
もし今、AAだけ貼りたくなったとしたらさ。
それって、
何を言うのが怖くなったんだと思う?
ちょっとだけ、考えてみよっか。
