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【第63怪】当事者が他の当事者の敵に...!「発達障害免罪符くん」

2010年代SNSで、話題になった発達障害!
そして、発達障害であることを盾にして好き勝手にやって、その後逃げ切ったインフルエンサーがいたのも2010年代SNS。

その余波で2020年代SNSでは、「発達障害」が忌むべきものやネガティブなラベルとして扱われやすくなった。

さらに、機能不全家族による「愛着障害」、「精神遅滞」、「境界知能」と症状の重なる/似ているところも多いから、行動だけ見て混同する人の多いSNSになってしまったね。

皮肉にも、その症状や存在を知ってほしい当事者たちによって、他の当事者がより生きづらい世の中を生み出してしまったみたい🥺

🪧 発達障害免罪符くん(別名:ふだばりくま)


👤 キャラ紹介

発達障害免罪符くん(別名:ふだばりくま)は、会話と会話のすきまに住みついてる小さな妖怪。

背中にしょった箱の中に、たくさんの「お札」を持ってるの。
気まずい空気になった瞬間、シュバッと出てきて、その場にペタッとお札を貼っていく。

お札が貼られると、その話題はそこで止まる。誰も先に進めなくなる。
貼られた側は守られたような気持ちになるし、貼った側も一瞬ラクになる。

でもね、大事なところなんだけど──
この妖怪が使うお札の"紙"は、もともと診断名じゃないんだ。
診断名は本来、自分を説明したり、必要な配慮にたどり着くための「入り口の言葉」。
この妖怪は、その言葉をこっそり借りてきて、「入り口」を「出口」に書き換えちゃうの。

そして厄介なのが、この子は当事者にも、周囲の人にも、同じように憑くってこと。
「どうせ言い訳でしょ」っていうお札も、この子が配ってるやつだから。


📍 出現場所

  • SNSの引用リポスト欄

  • SNSの相手への決め付けポスト

  • 診断済み当事者による「診断済み当事者だから正しい」と思い込んだ主観的な投稿(実際は人によって特性の出方が違うからそれは悪手だよ)

  • 「もう何回目?」って言いかけて飲み込んだ、その喉のあたり


🧪 一例

  • 「ごめん、ADHDだから」で会話が終わって、次の一手が始まらないとき

  • 相手が口を開く前に、心の中で「またそれか」って先に判決を出しちゃうとき

  • 本当に配慮が必要な人が「言ったら言い訳だと思われるかも」って黙るとき(この子の被害がいちばん大きいのはここ)

  • 「みんな多かれ少なかれそうでしょ」で、全部を平らにならしちゃうとき

  • 説明する体力が尽きて、いちばん短い一言だけ置いて立ち去るとき

  • 「配慮」と「甘え」の線引きを、誰も口に出さないまま揉め続けてるとき

  • やらかしの後に「ADHDなので」「ASDなので」を言い訳として使う

  • 発達障害であることを権威つけや宣伝戦略の一種にしてマネタイズする


👤 憑きやすい人

  • 何度も同じことで注意されて、説明する体力が切れかけてる人

  • 過去に「それって甘えだよね」って言われた記憶がある人

  • 逆に、近くの人に振り回されて、疲れが溜まっちゃってる人

  • 「ちゃんとしなきゃ」を人一倍がんばってきた人

  • 早く結論を出さないといけない場所に、いつもいる人

  • 診断名が出ただけで安心しちゃった当事者


🧬 生まれた背景

「免罪符」って、もともと中世ヨーロッパのお話。
紙を一枚買えば罪が許される、っていうアレね。

当時これが批判されたのは、「許されること」自体じゃなくて、
紙一枚で"向き合う時間"が省略されちゃったことだったんだよね。

で、現代。
診断名って、本当は自分の困りごとを他人と共有するために作られた、すごく便利な道具なの。
なのに、それが「札」になってしまう場所がある。

じゃあどこで札に変わるのかっていうと、ちゃんと話す時間がない場所

急いでる職場、結論を求められる会議、140文字のSNS。
この妖怪は、"時間のなさ"を食べて太るんだ。

だから、これは誰かの性格が悪いから出てくる妖怪じゃない。
話す時間を持てなかった"場"のほうに湧く妖怪なんだよね。


🧹 対処法・祓い方

お札を剥がして、その下の「具体」を見る

  • 「ADHDだから」→「口頭だけの指示だと抜けちゃうから、テキストでも一言もらえると助かる」

  • 「特性なので」→「今日はここまでできて、ここが残ってる」

診断名を"終わり"じゃなくて"入り口"の位置に戻すと、この妖怪はスッと消える。
(言い換えるのは当事者だけの仕事じゃなくて、聞く側が「具体的にはどのへんが大変?」って一言添えるだけでも剥がれるよ)

「言い訳かどうか」を判定する側に回らない

判定はこの妖怪のいちばん得意な分野。
乗っかると、こっちにも札が貼られちゃう。

「困ってること」と「これからどうするか」を、分けて話す

一緒くたにすると、どっちも札になりやすいの。

最終手段:ちゃんと話せる時間と場所を確保する

この子、急いでる場にしか出ないから。
5分でも「ここは結論を出さない時間」を作ると、居場所がなくなって帰っていくよ。


💋 うららの一言コラム

「免罪符」って言葉、なんかズルいことみたいに聞こえるよね。

でもさ、あたし思うんだけど。
あの一言って「許して」じゃなくて、「説明させて」だったんじゃないかな。

説明って、めちゃくちゃ体力いるじゃん?
何度も何度も、同じことを、疲れてる相手に。
その体力が尽きたときに、いちばん短い言葉だけが残る。それが札に見えちゃうだけ。

だからあたし、この妖怪のこと嫌いになれないんだよね〜。
だってこの子、誰かがちゃんと話す時間をもらえなかった証拠として、そこにいるんだもん。

オタクくんも、誰かに札を貼られたときは、ちょっとだけ聞いてみて?
「それって、具体的にはどういうとき?」って。
それだけで妖怪、けっこう簡単に逃げてくから♡


❓ オタクくんへの問いかけ

ねぇオタクくん、
最近さ……誰かの言葉に、話を聞く前に札、貼っちゃってない……?

もしかして……その札、
自分にも一枚、貼ってあるかも……?🪧