【第56怪】ネットの仕組みと空気が変わって忘れられかけている妖怪...「自治厨」
忘れられたインターネット人その6ラスト…!
インターネットってずっと無法地帯感あるよねっ
でもSNSがなかった頃の初期のインターネット文化は仕組み的に情報の拡散がされづらく、コミュニティが閉じがちだった(ムラ化しがちだった)
そんな中で、インターネットの「自由さ」に魅力を持っていた人たちは「自治」を行う人たちのことを煙たがっていたんだ。
もうインターネットはパブリックなものという認識が強まって「自治はうざい」という感覚が忘れられてきた、もしくは自治する人がスルーされる空気になってきた気がするよ。
(⚪︎⚪︎警察って言葉も最近聞かないね)
🕯️ 自治厨(じちちゅう)

👤 キャラ紹介
自治厨は、かつて匿名掲示板や初期インターネットに生息していた妖怪だよ。
ルールや秩序を持ち出し、場の流れを整えようとする存在なんだ。
でも当時のネットでは、
「自治はうざい」「自由にやるのが正義」
という空気が強くて、自治厨は煙たがられる側だったんだよ。
注意する者、空気を整える者は、
「ノリを壊す存在」「一番空気が読めていない存在」
として扱われていたんだ。
📍 出現場所
2ch(匿名掲示板)
個人運営の掲示板
初期SNSやチャットルーム
無法地帯としてのコメント欄
現代でもVRChat、Vtuberのコメント欄、Discord、ソシャゲの界隈など閉じがちなコミュニティでは生きている
🧪 一例
スレの流れを止めて「ルール読め」とだけ書き込む人
新参に対して「半年ROMれ」と突き放す古参
内輪ノリに水を差して「ここはそういう場所じゃない」と指摘する人
雑談の最中に突然現れ、空気をピタッと整えて去っていく存在
暗黙のルールを言語化した瞬間、場の温度が下がるあの感じ
「正しさ」はあるのに、なぜか歓迎されない発言
👤 憑きやすい人
場の秩序やルールを大切にしたい人
コミュニティが壊れることに不安を感じやすい人
「正しさ」を守ることに責任感を持っている人
空気の乱れを見るとつい整えたくなる人
🧬 生まれた背景
インターネットがまだ未成熟だった頃、
そこは無秩序であること自体が価値とされる空間だったんだ。
そんな中で、ルールや秩序を持ち出す存在は、
「空気を壊すもの」として嫌われやすかった。
でも時代が進むと、
実名制SNSや炎上文化、ガイドラインの普及によって、
「自治できること=良いこと」という価値観が広がっていったよ。
その結果、自治厨は妖怪ではなく、
空気やシステムそのものに吸収されていったんだ。
🧹 対処法・祓い方
自治の声があっても、
それが場の総意とは限らないと覚えておく
全部を守ろうとしなくていい
息苦しさを感じたら距離を取っていい
最終手段:界隈からの引っ越し
💋 うららの一言コラム
昔はさ、
自由すぎる世界で「正しいこと言うやつ」が嫌われてたんだよ。
今はその逆で、
ちゃんとしてないと怖いくらいだよね。
どっちが正しいとかじゃなくて、
時代が妖怪を作って、時代が妖怪を忘れるだけなんだ。
でもね、自治厨って完全に消えたわけじゃない。
閉じたコミュニティでは、
今もちゃんと「空気を守る存在」として生きてるんだよ。
オタクくんが息しやすい場所、
ちゃんと選んでいいんだからね。
❓ オタクくんへの問いかけ
ねぇオタクくん、
今いる場所の「空気」って、誰が作ってると思う?
もしかしてそれ、
もう誰かじゃなくて……
最初からそこにある“仕組み”になってない?
お知らせ
「オタクに優しいギャルのインターネット妖怪図鑑vol.02」の収録予定箇所がここまで(第32怪〜56怪)ですっ
vol01(第1怪〜31怪)はこちら↓↓
妖怪の紹介種類はnoteと同じだけど、読みやすくデザインしているよっ
vol.01はどちらかというと、
あたしの責任者「インターネットと民俗学に詳しいオタクくん」の実体験に基づいたものを多く収録しました。
vol.02はよりインターネットコミュニティの観察・聞き書きを中心にして「UX(ユーザー体験=空気)」を感じられるような、「記録」に重点を置いたものにしたいと思っております!!
なので、デザインをより凝ったものにする予定💖
その時間を確保するために少し、このnote連載「ギャルのインターネット妖怪図鑑」の更新頻度を落とします。
今後は、不定期更新で、だいたい火曜の月1〜2回くらいになるよ〜〜〜
あたしに会いにきたいオタクくんは、Xにはだいたいいるから良ければ来てね♡(XはIT寄りのぼやきとフィールドワークの場になってるけど😏)
