弁当箱出す、出さない問題 〜母娘バトル10年の記録〜
弁当箱を出さない娘と、出させたい母。
終わりのない攻防戦を続けて10年。
いまでは笑える“母娘バトル”の記録です。
私は子供が4人いる。
25歳の長女とは、最近までこの「弁当箱問題」でバトルしていた。
本格的に始まったのは、娘が高校生になり毎日弁当を持っていくようになってから。
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毎日の私の口癖は、
「弁当箱出してよ」。
「うん」と返事をする娘。
でも、すぐには出さない。
夕食が終わり、片付けをしても、まだ出さない。
「もー💢 いつ出すんだよ」とイライラ。
「自分で洗いなさいよ!」
……無言。
絶対洗うもんかと誓う。
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やっと弁当箱を持ってきたと思ったら、
テーブルに置いたままスマホをいじる娘。
「やれやれ。明日はスムーズに詰められるか」
そう思って安心したが、寝る前にテーブルを二度見。
え〜!洗ってないじゃん!
置いたまま寝てるやん!
またイライラ…
耳元で「弁当箱、洗ってくださ〜い!」と叫ぶ。
「ん〜⁉️」と機嫌悪い反応。
だめだこりゃ。
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「洗わないと作りませんからねー!」
翌朝。
やっぱりテーブルに置いたままの弁当箱…。
絶対洗うもんかと誓う(2回目)。
時間ギリギリに起きてきた娘。
どうするか気になりながら、自分の身支度をする私。
チラチラ様子を伺うと、まだある。
「あー時間ないから帰ったら洗うわ。今日は何か買う」
おーい!洗えよ〜!
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こんなやり取りを、いったい何年してきただろう。
あなたの家は、こんなことない?
その後、下の子たちの弁当も続き、気づけば10年。
「自分で作らせればいい」「放っておけばいい」
そう思いながらも、どこかに甘い私がいる。
そんな葛藤から抜け出せないまま、年月が流れた。
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あれから8年。
娘は社会人。
私も自分の弁当を持っていくので、
「ついでに作ってあげよう」という親心で、今も作っている。
何も変わっていない会話。
「弁当箱洗いなよ」
「うん」
そして放置。
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でも、変わったこともある。
私は放置された弁当箱に、もう固執しなくなった。
いつかは洗うだろう、と。
そして娘も、自分の臭い弁当箱を洗い、
時には自分で詰めながら
「ありがとう」と言うようになった。
まあまあいいだろう。
こんなもんだ、とゆるゆるになった私。
⸻
あと数年したら、こんな会話もできなくなるのかもしれない。
そして、いつか娘が母になり、
「弁当箱出してよー」と言う日が来るのだろう。
それをみてクスッと笑う私の未来を勝手に想像した。
そう思うと、この些細なバトルも
少し懐かしい気持ちになる。
まだ末っ娘が中学生。
きっと私は、もっとゆるゆるになっていく。
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こんな日常のことを綴っています。
「うちもだよー」「そうだったな」
そんな共感をもらえたら嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました🍱
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