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自己肯定感上がったら過去の自分は否定されちゃうよね

7/2(木)
睡眠薬単体、抗不安薬単体では寝れないが、どんな種類でも合わせると結構寝れる体質なので、昨日はよく寝すぎなくらい寝た。
隣の子も夜中寝れてたみたいで、その影響も大きいかも。

早速授業がありますとか言ってOTさぼった。課題が詰まってきているのでそっちを優先させるべきでしょう。オンデマンドの授業を受けて課題提出までばっちり。
午後しっかり勉強したくて、珍しく午前中に買い物へ。

節約したいけど紅茶は飲みたくて、しかも甘さがあるやつを飲みたくて。
無糖アールグレイ550mlで68円
ピーチティー440mlで98円
どっちも買って、ピーチ:アールグレイ=1:3くらいで混ぜれば甘さ控えめでお得なピーチティー生まれるやんとか思ってそれぞれ買った。

茎わかめも補充したいけど結構いいお値段するから泣く泣く我慢……
こうやってどんどん節約病になっていけばいいのです。

午後はみんな各々用事があるようで驚くほど静か。
長時間外出、散歩、面談、部屋で寝込んでいる等でリビングに音がない。毎日これくらい静かだといいんだけど。

朝のうちに横道誠さんの『ままならない部屋に、住んでいる』を読了。

発達障害や精神疾患を抱える人たちが、生い立ちやこだわりについて語り、最後に部屋の写真が載せられているという形式の本。
どこかに下着とかやばい物写ってるんじゃないかと思うほど、ありのままの写真ばかりでおもしろかった。
横道さんの本はこれで2冊目だが、最初に読んだ『みんな水の中』はASDについて知りたい人にはぜひおすすめしたい。

あと石田月美さんも取材されてたのにはびっくりした。
2025年に読んだ中でよかった本が、この『まだ、うまく眠れない』。

装丁がbeco+81さんなのもとても嬉しいポイント。可愛い装丁とは裏腹に中身はどろどろで衝撃だったけど。


夕方から夜にかけてレポートを一つ書き上げ、また資格勉強をする。入院というより勉強合宿?
バイトに行かなくていいし、3食決まった時間に提供されて、飲み会に誘われることもなく、外出には制限があり、誘惑は本とインターネットのみ。これほど勉強に適した環境があるだろうか。
受験生並みに勉強している。資格勉強に関してはもはや現実逃避的にやっている。

この資格はもう一つの世界みたいでハマる。この世界だけのルールがきっちり決められていて、この世界でしか使わないような単語ばかりで、触れたことのない人から見れば何が何やらって感じの世界。
それでいうとプログラミングも、大学の授業を1コマだけとって途中から置いていかれたが、ゆっくりやればハマるタイプだと思う。


最近病棟を徘徊している患者がいる。いつ廊下に出てもなんかすれ違う。何度もすれ違う。
前入院してた病棟にもいたけど何が原因で朝から夜まで徘徊するんだろう。

前の病棟は電子機器持ち込み禁止だったから暇つぶしに歩くのはまだわかる。閉鎖で外にも出られないし。
外出可能で、スマホも自由に使えて、1日中着替えもせず病棟内だけを徘徊するって本当にどういうことなんだろう。
OTではじっと座って作業している。話しかけられれば普通に返答する。ただ朝から晩まで病棟を歩いているだけ。退院までに謎が解けたらいいな。


7/3(金)
寝るのが怖くて眠剤に抗っていたら浅い夢見を繰り返して3時間経った。
眠剤服用後2時間くらいで見回りの看護師さんに「追加眠剤飲む?」と聞かれ、自分の中で2時間は不眠の域ではないので断ったが、周りの寝つきがいい人を思い浮かべると十分不眠か、と納得。
ぬいぐるみのうさぎを撫でていたところに見回り来られて恥ずかしい。

結局0時過ぎに追加眠剤をもらった。
平べったい眠剤、なんだろうと気になって逆に目が冴える。
調べたらレンドルミンかハルシオン……?どちらにしろベンゾジアゼピン系やないかい。

今日の日勤の看護師さんは大当たり。
「はい着替える着替える!起きて切り替えないと!あ、あたしも休みの日は一日パジャマだけど」とか言ってて愉快だった。

午前中に主治医が来た。4日ぶり?の再会ですね。未だに立ち話しかしたことないな。
今やってるのは何の授業か、演習ってどういう風にやるのか、やたら大学のこときかれると思ったら、やはり同じ大学出身だったらしい。搬送先の精神科の先生と違って、この主治医は私を一刻も早く大学に復帰させたそう。

困ってることないですかと聞かれ、今は大して困ってなくても退院したら困ることは山ほど……と思ったが何も言わなかった。


今日は外出もせずOTにも行かず、一日中ベッドの上だった。不健康極まりない。
今日も今日とて勉強。明日も明後日も勉強ばかりするんだろう。

最低限生活に必要な行動以外の時間を全部勉強(と日記)に捧げた結果、夜には病んできた。当たり前すぎるけど疲れたナ。で多分脳の病気なのでこの勉強疲れが生きるの疲れたに変換されている。

疲れに効くのはねこぢるとプロレスのデスマッチ。
↓これはねこぢる



小学生のころ、同級生からデスマッチを教えてもらい、そこからちょくちょく見るようになった。あの子はなぜ小学生でデスマッチを知っていてなぜ私に教えたのか。別にプロレス好きってわけでもなかったのに。
まだあの子もデスマッチを追っているんだろうか。

ストリップとデスマッチってどこか似てるような(唐突)。
社会に受け入れられない部分に対して拍手や歓声を送る感じとか、ステージ上の人たちがとても誇りや信念をもっているところとか。

とても前向きな考えで、退院したらデスマッチ観戦しに行ってみようかと思う。


7/4(土)
眠剤もらってから3時間後、全く眠れずにいると、夜中急に非常ベルが鳴り響いた。よくある「チリリリリリリリリリ」みたいなの。
恐ろしいことに誰の声も聞こえてこないし、誰も廊下に出てこない。睡眠障害の人たくさんいるでしょ!?みんな寝てるの!?逆に今は動かない方がいいやつ!?
と部屋から様子を窺う。上体を起こすと地震が来ているように感じたが、ただの目眩だったらしい。誤作動なんかーい。
隣の子も全然目を覚まさずに寝ていて本当にびびった。

非常ベルが止まった後も看護師さんたちはバタバタしていて追加眠剤もらうタイミングを失い、さらに1時間ごろごろした。どうも、こちら2日連続4~5時間睡眠の入院患者です。

朝隣の子に非常ベルのことをきくと、やっぱり起きなかったらしい。命が危ないわよあなた。


食べ物に全然触れていなかったが、入院食で明らかに食べれる量が増え、おいしい・おいしそうを素直に感じられるようになってきた気がする。茎わかめしか食べてなかった頃に比べるととても健康的。

午前に外出。といっても近くを散策して飲食料を補充するしかないが。
いつも買ってる2Lで60円の水がなんと午前のうちから売り切れていた。108円の方を買うか迷ったが、今日はまだ持ちそうだったので明日リベンジすることに。

というか私は本当は水道水でいいのです。せっかくこの土地に越してすぐ訓練してお腹を強くしたんだから。
でも2Lのペットボトルに水道水を詰める人って、周りから見たらバケモンだったりするのかなとか思って買うようにしている。


外出が終わったら洗濯を挟みつつ勉強。
夕方お風呂から上がって、とあることに気づいた。

なんか毎日お風呂から上がった瞬間イライラしはじめる。

思い返せば入院前もずっとそうだった。手に力が入って腕をつねったり髪をぶちぶち抜いたりしなければいけなくなるし、大体のことには集中できず、その後の予定は狂いがち。
頓服をもらおうと思うのも入浴後~夕食くらいが多い。

「風呂上がり イライラする」みたいなワードで検索をかけると同じ感覚の人が結構いる。が、これが原因です!みたいなのは出てこなかった。(自律神経失調症で、入浴による自律神経の切り替え時に上手くいかず不調になるという情報は見つけた。)

ちゃっぴーちゃっぴー、これ何が原因だと思いますか?
AIが考えるには、ASDの感覚過敏が、風呂上がりの刺激の多さに悲鳴をあげている、だそう。結構あり得るが、入浴のたびにメルトダウンなんてダサすぎて嫌だ。あとは元から低血圧なことも関係しているのかもしれないとのこと。
月曜主治医にタイミングあれば訊いてみよう。


今日は同居人とLINEしながら、自己否定感について考えていた。
同居人からは繰り返し私の自己肯定感を高めてほしいと言われているというか願われているというか。

もしうつ病じゃなくなれば私の中から自己否定感が消えるのだろうか。消えてしまうのだろうか。
それは強く美的感覚を左右しているように思われて、自分には陰鬱さが必要であると確信めいたものを持っている。一点の曇りも見せない晴れやかな人は素敵だが、自分のなりたいものではない。

過去に告白してきた人から「影のあるところが好き」と言われたことがあるし、自己否定的だからこそルサンチマンみたいな変なパワーが出て成功することもあるし、
何よりスカッと晴れ渡ってしまったら、今までさんざん救われてきた大森靖子や神聖かまってちゃん、amazarashi、ハンバートハンバート、Cocco、ブリグリ、全部の良さがわからなくなってしまいそうで。

大好きな歌人、桝野浩一を思い浮かべても、このいつもちょっと諦めている感じがたまらなく好きで、こういう表現ができる人は多少の自己否定を日頃からしているのだと思う。

こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう

真夜中の電話に出ると「もうぼくをさがさないで」とウォーリーの声

殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である

神様はいると思うよ 冗談が好きなモテないやつだろうけど

好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君

わけもなく家出したくてたまらない 一人暮らしの部屋にいるのに

君はそのとても苦しい言いわけで自分自身をだませるのかい?

ツイッター「フォローさせる」は選べない 愛を強要できないなんて

終わったとみんな言うけどおしまいがあるってことは素敵なことだ

私には才能がある気がします それは勇気のようなものです

ニュースにはならない日にも虹は出て消えて私がおぼえています

桝野浩一さんの短歌

つまり病気でなくなることはもちろん嬉しいが、この十数年連れ添ってもはや私の人格と溶け合っている自己否定の症状(?)が消えてしまうのは怖いということ。


7/5(日)
2時くらいに起きてそこから眠れなかった。追加眠剤もらいに行くのも怠くて起きたままうだうだしていた。こうしてまた睡眠時間が4時間くらいになるのでした。

リビングでよくはしゃいでいた人たちが続々と退院していき、最近リビングがとても静か。
残った人たちも2週間後にはほとんどいなくなるみたい。同室の高校生も。早ければ私もその辺かなあ。

今はまだ退院したくない思いが強い。入院前の限界さが、時差で今やっと手元に届いたような実感をもっている。
学校からそのまま行ったバイト帰り、終電の車内で安いワインを瓶で直飲みしてた頃から精神は悲鳴をあげていたのだと思う。
その遠くない過去に本当に戻りたくない。社会から隔絶されていたい。


午前中は本読んで勉強、午後に一度散歩&外出わず。外出前に病院から一番近いスーパーのアプリ入れた。こういうのは早くやる方がいいんだって。
今日は安い水がたくさん置いてあった。こういうのはやはり満を持した方がいい。
水って重いからやっぱり水道水生活したいんだけどな。水道水をペットボトルに補充する人が現れたら絶対私もそれに続くんだ。

帰ってお風呂に入る。今日は昨日の教訓から、お風呂上がり休む・水分をとる・体を少し冷やす、を実践した。ら、調子が良かった。こんな単純でいいのか。


昨日の自己肯定感論も考え直して、コンフォートゾーンから出てみないことには何も語ってはいけないような気もしてきて、YouTubeで「自己肯定感 高める」と検索して出てきたものを食事中やドライヤー中に流してみた。うざい。
そういう系の本も一度片っ端から読み漁ってみようと思う。うざいけど。


本日の昼食。色合いがハロウィンだった









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