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言語の進化、入眠の空想

小さい頃、「病院に行く」→「救急車に乗る」→「病院に行く」→「お腹を切る」を考えるうちに眠ってました。

ある日まで、ただの映像でした。『ことばにできる』と思ってから、実況するようになりました。
「いま、病院にいきました」
「いま、ピーポーにのりました」
「いま、病院にいきました」
「いま、お腹を切りました」

ある日から、『えほんにできる』と思って、変えました。
「たったいま、病院についたところです」
「そして、救急車がきました」
「やっと、病院に着きました」
「ついに、お腹を切ります」

ある日から、他のことも考えようと思って、変えました。
「私はお姫様です」
「もうすぐ王子様が迎えにきます」
「ほら、王子様が来ました」
「私を世界一大事にしてくれます」
「テーブルにはたくさんのお菓子が山盛りなんです」

ある日から、もっともっと他のことも考えようと思いました。二次創作の始まりです。王子様が、好きな漫画のキャラクターだったり、私が、好きな小説のヒロインになったり。


実況から「えほんにできるかな?」と思った感覚はおぼえています。『嬉しい、暗くても絵本が読めるんだ』って思いました。完成させるために「ピーポーって本当はなんていうの」を親にきいたり、ね。

あとで知りましたが、「地元の産婦人科→難産で救急車→県立病院で手術」は、私が生まれた流れです。お腹の中から母の目を通して見ていたのか、生まれてから周囲に話す親の言葉を再生したのか、まったく別の妄想なのか、証明できませんけど。

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