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緊張や不安で実力が出せない人へ

私は思春期に入ったころ、実力を発揮しなければいけないような場で極度に緊張するようになってしまいました。

テストや発表など、がんばりの成果を出すことが求められる場で緊張するのは誰にでもあることですが、その不安が極度になると日常生活にも支障が出るようになったりと、とても苦しいものです。

当時私は強い不安からくる身体症状が日常的に出始めていました。

そんなとき私がとった(というかとらざるを得なくなった)方法があります。

たとえば難しい計算問題でも、落ち着いてリラックスしていれば解けるのですが、あがってしまうとパニックになって何もできなくなります。

でもパニックのときでも、寝ぼけまなこでも、40度の熱があっても、1+1なら間違う不安もなくできるはずと考えました。

なので不安を克服するには、それくらいまでにできるように準備や練習をすればいい、というかそれしかないと思ったのです。

実際はそこまではなかなかできません。それでも少しでも近づくように徹底して準備をすることで、不安を和らげるようにしていました。

大人になって、あるテレビ番組を見ました。
「神の指」を持つといわれる、脳外科医の話でした。

その医者は手術が怖くて怖くて、そのため誰よりも念入りに準備してシミュレーションを繰り返して手術に臨んでいたとのことでした。

その行動を積み重ねた結果、世界トップレベルの技術を身につけることとなったというのです。

不安は悪いことではない、どのように向き合うかで自分を高みへと成長させられる、ということなのでした。

私自身はこの外科医のようにまで極めてはできていません。

ですが、自分が不安と闘う日々を経験して得たことがあったとすれば、それは強い不安で苦しむ人の気持ちがとても分かるということです。

そしてそういう人の学習に伴走できるかもしれないとことです。

苦しんでいる時間と苦しみと戦うために費やしてしまっているエネルギーを、前に進む力に変換したい。

そのためのお手伝いをするのが、もしかしたら自分の役目なのかもしれないと思っています。

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