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【ほったらかし投資】個人投資家に「オルカン+現金」が最適な理由

最近のAIブームを受けて、米NVIDIAや日本のキオクシアなど、半導体企業の成長は素晴らしいですね。
現在のような特定のセクターが優位になると、必ずと言っていいほどSNSなどで、このような声が目立ち始めます。

「○○に集中投資が正解!」
「オルカンは足を引っ張る国や低成長企業にも投資している。米国ハイテク銘柄だけでいい」

確かに、世の中には、驚くほど素晴らしい投資対象がたくさんあります。
そして実際、世界経済の利益の大半は、こうした上位1%未満の優良企業が叩き出しているのです。

しかし、私たち専門知識を持たない個人投資家にとって、本当に価値があるのは「一番儲かりそうなもの」ではなく「一番手間がかからないもの」です。

結論から申し上げましょう。
最初の設定だけであとは完全に放置でき、世界経済の成長の恩恵を享受できる「オルカン(全世界株式)」こそが、現代を生きるビジネスパーソンにとって極上の選択肢になります。

今回は、難しい専門用語を一切使わずに、なぜ私たちが他のどれでもなく「オルカン」を主軸に選ぶべきなのか、その本質的な理由を分かりやすく紐解いていきます。

「オルカンがいいと言われても、なぜいいのかわからない」という方は、ぜひ最後まで読んでいただき、十分に納得した上で投資してください。


1. 難しい専門知識を学ぶより、「自分の時間」に全振りしよう

そもそも「オルカン」とはなんでしょうか?
オルカンとは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の略で、三菱UFJアセットマネジメントが運営する投資信託です。

個人投資家に絶大な人気を誇り、非常に低コストで世界中の優良企業に投資できる、まさに「全世界を丸ごと買う」優良な投資信託です。

企業分析は難しいからしなくていい

投資を始めようと決めたとき、多くの人がまず思い浮かべるのは「企業分析」ではないでしょうか。

気になる企業の決算書を読み込み、これからの業界トレンドを予測し、ライバル企業との優位性を比較する……。
SNSを見渡せば、「この銘柄の成長性が素晴らしい」「次の決算で爆上げ間違いなし」といった熱い議論が日々交わされています。

でも、少し冷静になって考えてみてください。
こうした緻密な企業分析を私たちが継続していくのは、実質的に「もう一つの新しい仕事を増やすこと」と同じです。

投資のために自分の貴重な時間やエネルギーを費やすのは、個人投資家には非常にハードルの高い作業ではないでしょうか。

投資はオルカンに任せ、自分の時間に集中しよう

そこで登場するのが、私たちの強い味方である「オルカン(全世界株式)」です。

あなたが「これからどこの国の、どの企業が伸びるだろう?」と頭を悩ませる必要は一切ありません。
世界経済の成長に合わせて、その時々で勢いのある企業をシステムが投資対象へ組み込み、投資比率も自動で調整してくれます。

投資はこの自動システムに任せ、浮いた時間を自分のビジネス、あるいは趣味やクリエイティブな活動に全振りしましょう。

これこそが、個人投資家が資産形成というゲームを一番身軽に、そして確実に攻略するための最適解だと私は確信しています。

2. 「優良企業への少額投資」という甘い罠

前章では、企業分析に貴重な時間を割くのはもったいないというお話をしました。

しかし、そうした面倒な手間を省こうと考えたときに、多くの人が次に陥りがちなのが「特定のテーマ型投資信託や、自分がよく知っている数社だけの個別株に絞って、少額だけ投資してみる」というスタイルです。

「よく分からないものに大金を投じるのは怖いから、まずは流行りのAI関連ファンドや特定の企業の株を、お小遣い程度の手が出せる金額だけ買ってみよう」

一見すると、非常に慎重で賢いアプローチのように思えますよね。でも、実はここには個人投資家を惑わせる「二つの大きな罠」が隠されているのです。

「選ばなかった企業」が急成長しても耐えられるか?

よく「個別株は値動きが激しい」と言われますが、私は「オルカンだってそこそこ値動き激しいよ?😅」と返すことにしています。
株式は何を買ってもリスクが高い(値動きが激しい)金融商品なのです。
それよりも気にしているのが、以下の点です。

個別企業の株式やテーマ型投資信託など、特定の分野を選んだということは、その他の企業を選ばなかったことになります。
では、その選ばなかった企業が急成長したら、どうなるでしょうか。

そう、あなたは本来得られたはずの利益を、丸ごと取りこぼしてしまいます。

値動きの激しさや倒産リスクに耐えて投資していたのに、投資しなかった企業がスルスル伸びてしまったのです。
これは想像を絶する悔しさでしょう。

分散したらしたで、オルカン以下のリターンになってしまう

成長を取りこぼす以外にも、投資した企業の株価が暴落したり、長く低迷期に入ったりすることもあります。
これらの事態を回避するには、複数の銘柄への分散投資が基本です。

理論上、分散すればするほど、全体としてのリスクは下がります。
すると1銘柄あたりの投資額は少なくなるため、リターンも当然のごとく減ります。
結果的に値動きも値幅も、長期間で見るとオルカンとほぼ変わらなくなることに気づくでしょう。

手間と時間、値動きに耐えるストレス、そして各種手数料を考えたら、むしろマイナスになる可能性の方が高いのです。
とても合理的とは言えません。

3. オルカンひとつで分散効果を得られる

オルカンが持つ最大の効果。
それは、「自動的に世界中の数千社へと自動で分散投資してくれる」という点にあります。

半導体やハイテク銘柄など、特定のセクターが伸びればその利益を得られ、注目していなかった銘柄が急成長しても取りこぼすことがありません。
もちろん集中投資に比べてリターンは控えめになりますが、その分のリスクは確実に下がります。

効率的に「資金を集中」しながら、分散投資を実現できる

そしてもっとも重要なのが、「他の銘柄に投資する分の金額を、全額オルカンに集中することができる」という点です。
これにより自分の資金を1円の無駄もなく成長企業に回すことができ、効率的な資産形成が可能になるのです。

私たちが考えるべきは、「オルカン(リスク資産)と現金(無リスク資産)の比率を決める」という一点のみ。

長期で見れば、株価の上下を気にする必要すらありません。
「いつ買えばいいのか」というタイミングも気にする必要はないのです。
そしてお金が必要になったら、「必要な分だけ売却」して現金を確保すれば、それだけであなたの資産形成は完成となります。

まとめ:「オルカン+現金」だけで十分な資産形成ができる

ここまで、専門知識のない個人投資家が、なぜ他の選択肢を削ぎ落として「オルカン(全世界株式)」を選ぶべきなのか、その本質的な魅力についてお話ししてきました。

SNSの爆益報告を目にすると、どうしても「自分も1日でも早く、億り人になりたい!」と思ってしまうことでしょう。
そして短期で爆益を出すには、個別株やテーマ型投資信託、あるいは暗号資産などの高リスク商品へ集中投資するしかありません。

しかし毎日チャートに張り付き、流行りの銘柄の浮き沈みにハラハラしながら過ごすスタイルは、形を変えた新たな「労働」であり、心身を縛る「檻」でしかありません。

せっかくお金の不安をなくして自由な生活のために投資を始めたのに、その投資のせいで日々の心の平穏や、自分の人生に注ぐべき時間が削られてしまうのでは、あまりに寂しいじゃありませんか。

積極的に資産を育てるのはオルカンに任せ、暴落時や非常時の備えは現金で固めることで、すでに資産形成は完成しています。

オルカンの優位性に納得できて、これから投資を始められるのでしたら、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

あなたが人生の目的を見失うことなく、自由な日々を迎えられることを、心から応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🐾

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