【★5】TRN「Conch」レビュー|3000円代最優?のイヤホン
ここだけ読めばいい。いや、ここだけしか読まなくていい
< 推しレベル >
★★★★★(5/5)・・・迷わず推せる。好みに合えば珠玉の一品
※音質の絶対評価ではなく、価格・付属品を踏まえた総合評価です。
TRN「Conch」はウタカタユメが有線イヤホンに興味を持った人へ一番におすすめしているイヤホンです。「Conch」が廃番になるまで5,000円以下の有線イヤホンはこいつと比べられる宿命です。
✅ 推しポイント
・楽曲を選ばないオールラウンダー
・付属のフィルターを交換することで音色を変更できる
・豪華すぎる付属品(ハードケースや豊富なイヤーピース)
⚠️ 惜しポイント
・イヤモニ(耳掛け)タイプの装着が人を選ぶ
・力強い低音や重低音はでない
🎯 推せる人
・初めての有線イヤホンで何を買えばいいかわからない
・色んなジャンルの音楽を聴く、ゲームにも使いたい
・音の好みがわからない
結論はもう終わった。ここからは結論じゃない話
なぜ最初のレビューに「Conch」を選んだのか
本レビューをシリーズの最初に据えた理由は明快です。2025年9月時点で、TRN「Conch」が「個人の嗜好を排した場合、5000円以下で最良のイヤホン」だと確信しているからです。エントリー価格帯でここまで完成度が高く、かつ万人にすすめやすいイヤホンは、現行ラインナップの中でも希少。だからこそ、“これを基準にして他のレビューを読んでもらいたい”という想いで最初に取り上げました。
ここからは専門用語が混ざるので上記記事も参考に
仕様|ただの仕様。されど仕様
メーカー :TRN
モ デ ル 名 :Conch
接 続 方 法 :有線
価 格 :3,264円(Amazonー2025/09/27)
ドライバー:10mmダイナミックドライバー
(DLC複合振動板二重磁気回路)
感 度 :114 dB
インピーダ ンス :30Ω
コ ネ ク タ :2Pin(QDC)
プ ラ グ :3.5mm / 4.4mm / 2.5mm (交換式)
開封|豊富な付属品が目を引く



付属品|ケースからフィルターまで全部入り
「これで3000円台!?」と思うほど付属品が充実しています。あったら嬉しいハードケースや沼にハマると欲しくなるバランスケーブル(プラグ交換式)やイヤーピースで追加出費が発生しづらいのは魅力
ケース(金属製のハードケース)
イヤーピース3種(通常/高音寄り/フォームタイプ)
プラグ交換式ケーブル(3.5mm / 4.4mm / 2.5mm)
音質調節フィルター3種
説明書/保証書

音質について|クリアで弱ドンシャリ傾向
とてもボーカルが明瞭なクリアサウンド。低音と高音に軽くピークがある“弱ドンシャリ”傾向で楽曲を選ばないオールラウンドなイヤホン。現代のポップスやスタジオ録音との相性が特に良い印象。厳しめに言うとクラシックを聴くには解像感が今一つ、EDMには低音のキレやアタック感が足りずやや不向きと言えなくもない
音域ごとのレビュー
低音
必要十分な量感、厚みは感じるものの同価格帯で比較しても質感の良さが感じられる少し穏やかな印象。こもりを感じさせない反面男性の声や、迫力に物足りなさを感じる場面も中音
分離感が良く、クリアながら無機質になりすぎない絶妙なバランスで特にボーカルの表現に優れています。価格を考えると文句のないとても優秀な印象を受けました。高音
TRNらしい硬めでスッキリとしたサウンドで適度な伸び感と見晴らしの良さが特徴です。高音域の主張の多い楽曲では少し派手な所は気になりますが、後述のフィルターで調整も可能なため致命的な欠点とは言い難いです。
音質調節フィルターでの変化
付属品として3種類のフィルターが同梱されており、ネジ式で簡単に交換できる上、しっかり音質変化が感じられるオマケとはいわせない素敵仕様。
Reference(黒)
デフォルトのノズルです。Transparent(青)
基本的な傾向はReferenceと同様ですが、全体的に高域よりにシフトし、スッキリとした印象に変化し女性ボーカルとの相性が◎。やや音場は狭く勢いが増し高域が刺激的なので楽曲は選ぶと思われます。Atmosphere(赤)
上記2つのフィルターとは明らかにキャラクターが変わります。全体的に柔らかい音になり、男性ボーカルが映えます。空間も広くなり、低音の迫力も増すため、FPSとの相性も良さそうです。
しっかりと音が変わるため、初心者はConchを買うだけで好みの音質を探ることができるのも入門向けとしておススメしている理由です。

付属イヤーピースでの変化
シリコン(黒)
一般的なシリコン製のイヤーピース。基本的には後述のT-EAR TIPSがおすすめだが、微妙に低域を盛りたい時にはこちらを試すのもいいかもしれない。T-EAR TIPS(クリア)
単品で買うと1,000円程するイヤーピースだが、何故かついている。高域の表現力が上がり、ボーカルやメロディラインが明瞭に変化する。基本的にはReferenceノズルとT-EAR TIPSの組み合わせから聞き始めることをオススメする。フォームタイプ(グレー)
耳当たりが柔らかく、密閉性が向上することから低音が強調される。多少こもる傾向はあるものの、本機のクリアな音色のおかげで致命的ではなし。ただしフォームの宿命として、劣化による買い替えが必要。
注意点|欠点という欠点が見当たらない
あえて言うなら“耳かけタイプ”であること。これが気にならなければ欠点らしい欠点はほぼありません。低音が強くない点は音質傾向なので好みの範疇ですので…
まとめ|5000円以下で迷ったらこの1本
「今お気に入りのイヤホンがない」「とりあえず失敗しない1本が欲しい」そんな方にはまず試していただきたい、5,000円以下の大本命。もちろん音の好みは人それぞれで「最強の1本」は存在しませんが、5,000円クラス最優の候補と断言できる出来です。
TRN「Conch」名前負けしていない“貝の中の真珠”のようなイヤホンでした。
さぁ今日もイイ音で推せ!

