『5回点滅』三部作あとがき
『5回点滅』あとがきという名の蛇足
『5回点滅』は熟成下書きだった。といっても1カ月ほどだが。私を知る人が読んだら、そういえばそういう話題あったわね。って思い当たるかも知れない。
トーヤくんがウロウロしているので、ちょっと息抜きに・・・と思ったら止まっていたこの話がすんなりとオチがついてめでたく <了> となる。
私側としては気持ちよく納まったのだが、相手側からはどんな物語になるんだろうと想像してみる。かの有名な冷たいと熱いの間!みたいなイメージね。
ついでに書いてしまおうかとしたが、私に相手側の思考を想像して書けるだろうかと疑問に思った。きっと私が書くと私が思う「こんな人だったらいいな」の人物像になるだろう。
彼女がそういう人を好きになってしまうのは、当然私が投影されている。つまり相手側の心情を書くという趣向なのに、彼女の物語と寸分変わらないものになると想像がつくのだ。
・・・中略・・・
大体からしてこんなにスッキリ納まってるのに相手側からの物語を書こうとしている事自体が蛇足じゃなかろうか。
『One more time』やはり蛇足
書き出したもののどうもユニークに変換できそうもない。思い切って彼に重いものを背負わせてみた。
真っ先に有りがちな すでに未希ちゃんと理恵さんが亡くなっている 設定が出てきたが、物語の中で「死」を悲劇の代名詞として都合よく使うのは如何なものか主義だ。
彼が何をしでかしたのかは詳しく描かなかった。そこを彫り込むと長くなりすぎるので都合よくふかふかもといスカスカになっている。いや、余白だよこれは余白(全然違う)
彼の状況は全く設定していなかったので、彼女のための文章に合わせていくしかない。一番困ったのが「ハズイ」で説明にかなり無理がある。あ~~~よいよいよい。
途中、「嘘くさい」の「嘘」の部分が独り歩きしてしまい、ポイントがズレた。いや、そういう事じゃないんだけど・・・と思いながらも物語はそっちに行って制御不能。私の力不足である。
彼も彼女には全くその気がない設定だったのに、最後には何だかアヤシイ感じになってしまった。
全く、力及ばずただの蛇足話になってしまった。
『予感的中』で湿気とり
彼女のさわやか~な感じに彼の湿度が加わりすぎたので、押し入れに湿気取りを入れておく。
もっと面白い言葉とテンポと人物像にするつもりが、どうも私の中にそのセンスが欠けているようでこれが精一杯だった。彼の物語を書いている段階でこの店主を書こうと決めていて、どう書くかだけだったんだがな。
さて、この店主の気持ちを汲み取って彼女は幸せになるんだろうか。彼女の好みは”パートナーを大事に出来る”人なのでいけそうな気もするが、振られそうな気もする。それでも店主さんには「何度でも」挑戦していただきたい。
成就の鍵はこの店主さんがいかに彼女の事が好きなのかにではなく”パートナーを大事に出来る”という人間性を証明できるかにかかっていると思う。私にとっては「どれだけ好きか」と「どれだけ大切にできるか」は似て非なるものなので、ここはポイントである。
でもま、少なくともその言葉を大声で言えるという点では、彼女との相性はいいんじゃなかろうか。彼女にも是非それを引き出すだけの魅力を発揮していただきたい。
おっと!
愛という案件に玉砕している私が言えることではないな(;^_^A
これにて
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ペンギンのえさ