花守
「花守」
花守や 箒かきつつ 花を見ず
「花守(はなもり)」とは、聞き慣れない季語ですね。
その名の通り、花の盛りに枝を折られたり、持ち去られたりなど、荒らされないよう見守る人を指します。
俳諧では花といえば桜。この週末、花見に出かけた方も多いことでしょう。
明るく賑やかな春の到来を告げる満開の桜。その情趣も束の間、まもなく散り際を迎えるのも必定。
花の最後を見守ったことはありますか。
咲き誇る喜びの向こうには、散る儚さが控えています。
花守の人も、言葉もなくそっと去っていくことでしょう。
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