「バカである」真夜中に思ったことを吐露したら久々に記事が書けた
このところ記事を書く手が止まっている。
原因の一つは頭の中がゴチャゴチャして書くことが整理できないから。
『創作大賞2024』に出品する小説の続編が二つあって、その内容に行き詰まっているのが大きい。
どう書けばビュー数やスキが増えたり、コメントがもらえるかと考えてしまうと混乱してしまう。
もう一つの理由は身体のふしぶしが痛くて集中できないこともある。
通院治療中なので投薬の副作用に加えて、眼精疲労なのかPCのディスプレイを見るとブルーライトで目の奥から辛くなってくる。肩が凝りキーボードを叩くのが嫌になるのだ。
この状態では納得できる文章が書けそうにない。
そう考えた私は、無理せず早めに就寝することにした。すると翌朝は少しだけスッキリした気分になる。
しかしそれでも記事を書く手が進まない。昨晩はどうにもきつくて夜9時に床についた。
私はだいたい早くて11時、遅ければ13時過ぎまでパソコンに向かうのがパターンだ。9時に布団に入ったからといって眠れるものではない。
以前ならば眠れずに焦っただろう。しかし眠れなくとも横になって目をつぶっているだけで脳の休息にはなると聞いてから気楽になった。
布団の中で目をとじていると記事のことばかり考えてしまう。こんなネタはどうだろう。いやそれではおもしろくない。なんてことが駆け巡る。
ふと思いついた。いろいろ考えすぎるから行き詰まってしまうのだ。この夜のことをありのままに書けばいい。
私は早速その発想をメモすることにした。何のために早く寝たのかわからない。もはやバカである。
宇佐見りんさんが『推し、燃ゆ』(2020年発売)で芥川龍之介賞を受賞した際、贈呈式のドレス姿が美しくてファンになった。
彼女がインタビュー記事で、寝ている時に夢で見たり、思いついたことを書き留めるようにしていると話していた。枕もとにノートとペンを常備しているという。
そこで私も、彼女にならって寝室にメモ用紙とペンを置くようにした。なかなか出番はなかったが、今回は忘れぬようにメモをとった。
肩凝りで痛む肩をかばいながら寝床から起き上がると、蛍光灯をつけてボールペンを走らせた。
「バカである」と書いた。
目覚まし時計を見たらまだ夜1時半ではないか。そのままトイレに行って用を足してから、再び布団に倒れ込んだ。
どしゃぶりの雨の音を聞きながら、いろいろと思いにふけった。
私は日記をつける習慣がなく、自分の正直な気持ちを明かしたことはほとんどない。
心当たりと言えば、予備校に通ったときぐらいか。もう数十年前の話だ。
受験を目前に控えた頃か、本番が終わってからだったと思う。チューターの坂田先生から予備校で過したことについて感想文を書くよう作文用紙を渡された。
現国の勉強で純文学をはじめさまざまな小説や論文を読んでいたから感化されていたのだろう。真剣に書いた。
予備校でよく目にする女子に一目惚れした。でも受験生だから恋よりも勉強に集中することを決意した。具体的には忘れてしまったがそんな内容だったと思う。
先生がその感想文を母親に見せたことは想定外だった。しかし私は初めて自分の気持ちを正直に書いたことへの充実感が勝り、恥ずかしさはなかったように記憶する。
今回は、夜中に寝床でうつらうつらしながら考えたことを赤裸々に書こうと思い立った。
朝目覚めたら、ほとんど忘れてしまったのはいつものことだが、「バカである」のメモからこれだけ書けたのでよしとしよう。
そもそも記事を書く手は止まっていたものの、書くのを止めようとは思っていない。
少なくともこれまで生み出してきたキャラクターたちを放っておくわけにはいかないからだ。
久々に記事を書けたことでまた意欲が戻ってきたような気がする。キャラクターたちよ待ってておくれ。
