小説『ドリップアウト』|第六話:車窓からの展望
割引あり
粉々に砕かれた人生でも、その一滴は踊る。
完璧主義、イジメ、偽り。そして、二度のうつ病。
僕の人生は音を立てて粉々に砕け散った。
呼吸の仕方も忘れるほど、分厚く、
乾いた壁に閉じ込められた日々。
その暗闇の先で見つけた「踊る一滴」とは。
まるで、珈琲ができるまでのような人生の物語。
主人公:一ノ瀬純 / 友人:広瀬徹 /
カフェのマスター:堀隆文
『ドリップアウト ―実体験に基づく物語―』
※この作品は、筆者の実体験をベースにした、
セミフィクションの私小説です。
一部、プライバシーや物語の構成上、
名称の変更や脚色を加えていますが、
綴られている感情の多くは
僕の身に起きた真実に基づいています。
第四章:ストリッピング
-21歳-
この年の出来事を、僕は一生忘れないだろう。
その日も僕は、
徹と二人でCDショップを巡っていた。
ここから先は
3,465字
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。いただいた応援は、今後のPodcast配信や、うつ病で得た経験を社会貢献できる活動へと繋げる大切な糧とさせていただきます。一歩ずつ進んでいきます。 温かいご支援に心から感謝します。
